JPH0788945A - パリソンの肉厚制御方法 - Google Patents
パリソンの肉厚制御方法Info
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/30—Extrusion nozzles or dies
- B29C48/32—Extrusion nozzles or dies with annular openings, e.g. for forming tubular articles
- B29C48/325—Extrusion nozzles or dies with annular openings, e.g. for forming tubular articles being adjustable, i.e. having adjustable exit sections
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- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
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- B29C48/13—Articles with a cross-section varying in the longitudinal direction, e.g. corrugated pipes
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
- B29C49/0411—Means for defining the wall or layer thickness
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
- B29C49/04116—Extrusion blow-moulding characterised by the die
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既存のパリソンパターンを利用して,射出ス
トロークのある指定した区間のみ既存のパリソンパター
ンのダイギャップ量を修正した修正パリソンパターンを
短時間で簡便に作成し,これに基づいて直ちに実操業を
再開できるパリソン肉厚制御方法を提案するものであ
る。 【構成】 ブロー成形機1のノズルスリット7から溶融
樹脂を押し出して成形されるパリソンPの肉厚制御方法
であって,成形中の射出ストロークとノズルスリット7
のダイギャップ量とを直交2軸上に予め設定したパリソ
ンパターンに基づいてダイギャップ量を制御するととも
に,既存のパリソンパターンの射出ストロークの指定区
間の肉厚変更を指定するゲイン函数を定義して既存のパ
リソンパターンの函数に乗算して得られた修正パリソン
パターンに基づいてダイギャップ量を制御するものであ
る。
トロークのある指定した区間のみ既存のパリソンパター
ンのダイギャップ量を修正した修正パリソンパターンを
短時間で簡便に作成し,これに基づいて直ちに実操業を
再開できるパリソン肉厚制御方法を提案するものであ
る。 【構成】 ブロー成形機1のノズルスリット7から溶融
樹脂を押し出して成形されるパリソンPの肉厚制御方法
であって,成形中の射出ストロークとノズルスリット7
のダイギャップ量とを直交2軸上に予め設定したパリソ
ンパターンに基づいてダイギャップ量を制御するととも
に,既存のパリソンパターンの射出ストロークの指定区
間の肉厚変更を指定するゲイン函数を定義して既存のパ
リソンパターンの函数に乗算して得られた修正パリソン
パターンに基づいてダイギャップ量を制御するものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ブロー成形機における
パリソンの肉厚制御方法に係り,特に設定されたパリソ
ン肉厚特性曲線(以下パリソンパターンと呼ぶ)以外
に,既存のパリソンパターンの指定された射出ストロー
クの区間のみ肉厚修正した類似のパリソンパターンを簡
便に作成して,直ちに実操業するパリソンの肉厚制御方
法に関するものである。
パリソンの肉厚制御方法に係り,特に設定されたパリソ
ン肉厚特性曲線(以下パリソンパターンと呼ぶ)以外
に,既存のパリソンパターンの指定された射出ストロー
クの区間のみ肉厚修正した類似のパリソンパターンを簡
便に作成して,直ちに実操業するパリソンの肉厚制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブロー成形機から押し出されて垂下され
る溶融樹脂からなるパリソンは,目的の製品形状により
パリソンの長手方向に均一でなく,必要に応じて肉厚に
変化をつけて成形される。この場合のパリソンの肉厚制
御方法として従来採用されていた方法のひとつに,射出
ストローク量(あるいは成形時間)とダイギャップ調整
量を直交2軸上の画面に予め設定したパリソン肉厚特性
曲線を設定し,この成形時間を複数等分した設定ポイン
ト毎のダイギャップ(換言すると所要肉厚)設定値を取
り出して経時的に押出プランジャの下降動作を制御す
る,いわゆる,パリソンパターンによる制御方法が採用
されていた。
る溶融樹脂からなるパリソンは,目的の製品形状により
パリソンの長手方向に均一でなく,必要に応じて肉厚に
変化をつけて成形される。この場合のパリソンの肉厚制
御方法として従来採用されていた方法のひとつに,射出
ストローク量(あるいは成形時間)とダイギャップ調整
量を直交2軸上の画面に予め設定したパリソン肉厚特性
曲線を設定し,この成形時間を複数等分した設定ポイン
ト毎のダイギャップ(換言すると所要肉厚)設定値を取
り出して経時的に押出プランジャの下降動作を制御す
る,いわゆる,パリソンパターンによる制御方法が採用
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように,上述した
パリソンパターンによる制御方法では,一旦製品の形状
が決まり,その製品の強度に見合って必要に応じて肉厚
を厚くしたり,あるいは薄くしたりしたパリソンパター
ンを形成し,以下これに做って同一形状,同一肉厚変化
を有する同一の製品を繰り返し成形する1種大量生産を
する場合には,非常に簡便で効率的である。しかしなが
ら,現場製品の状況を見て少し修正を加えたり,生産の
都合により既存のパリソンパターンを少し変更して新た
なパリソンパターンによる製品をつくる場合には,あら
ためて前記した直交2軸上の画面に新しいパターンを始
めからつくり直して新規のパリソンパターンによる生産
を始めなければならず,設定をすべて変更することを余
儀なくされていた。特に、射出ストロークのある区間の
み肉厚を増加したり、逆に減少したりする必要に迫られ
ることが多く,その度毎に新規のパリソンパターンを始
めから作り直すことは,多大の労力と時間を要し生産性
を阻害していた。
パリソンパターンによる制御方法では,一旦製品の形状
が決まり,その製品の強度に見合って必要に応じて肉厚
を厚くしたり,あるいは薄くしたりしたパリソンパター
ンを形成し,以下これに做って同一形状,同一肉厚変化
を有する同一の製品を繰り返し成形する1種大量生産を
する場合には,非常に簡便で効率的である。しかしなが
ら,現場製品の状況を見て少し修正を加えたり,生産の
都合により既存のパリソンパターンを少し変更して新た
なパリソンパターンによる製品をつくる場合には,あら
ためて前記した直交2軸上の画面に新しいパターンを始
めからつくり直して新規のパリソンパターンによる生産
を始めなければならず,設定をすべて変更することを余
儀なくされていた。特に、射出ストロークのある区間の
み肉厚を増加したり、逆に減少したりする必要に迫られ
ることが多く,その度毎に新規のパリソンパターンを始
めから作り直すことは,多大の労力と時間を要し生産性
を阻害していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】以下のような課題を解決
するために,本発明においては,マンドレルとブローヘ
ッドとの間に形成される間隙に供給した溶融樹脂を射出
シリンダの操作により間隙下端のノズルスリットから押
し出して成形されるパリソンの肉厚制御方法であって,
かつ,成形中の射出ストロークを横軸とし前記ノズルス
リットのダイギャップ量を縦軸とする直交2軸上の画面
に予め設定されたパリソン肉厚特性曲線に基づいてダイ
ギャップ量を制御するとともに,既に設定された既存の
パリソン肉厚特性曲線に対して横軸の射出ストロークの
指定した区間におけるダイギャップ量の設定値に予め指
定した射出ストロークの函数に基づいて演算した修正値
を乗算して得られる修正設定値から形成される修正され
たパリソン肉厚特性曲線に基づいて該ダイギャップ量を
制御するようにした。
するために,本発明においては,マンドレルとブローヘ
ッドとの間に形成される間隙に供給した溶融樹脂を射出
シリンダの操作により間隙下端のノズルスリットから押
し出して成形されるパリソンの肉厚制御方法であって,
かつ,成形中の射出ストロークを横軸とし前記ノズルス
リットのダイギャップ量を縦軸とする直交2軸上の画面
に予め設定されたパリソン肉厚特性曲線に基づいてダイ
ギャップ量を制御するとともに,既に設定された既存の
パリソン肉厚特性曲線に対して横軸の射出ストロークの
指定した区間におけるダイギャップ量の設定値に予め指
定した射出ストロークの函数に基づいて演算した修正値
を乗算して得られる修正設定値から形成される修正され
たパリソン肉厚特性曲線に基づいて該ダイギャップ量を
制御するようにした。
【0005】
【作用】本発明では,既存のパリソンパターンの1部の
区間のみダイギャップ量を予め指定した函数に基づいて
演算される修正値を既存のダイギャップ量の設定値に乗
算して修正し,得られた局部修正されたパリソンパター
ンを使って新たな成形を短時間に再開できるので成形時
間のロスタイムが少なく生産性が向上する。
区間のみダイギャップ量を予め指定した函数に基づいて
演算される修正値を既存のダイギャップ量の設定値に乗
算して修正し,得られた局部修正されたパリソンパター
ンを使って新たな成形を短時間に再開できるので成形時
間のロスタイムが少なく生産性が向上する。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
詳細に説明する。図1〜図4は本発明の実施例に係り,
図1はパリソン肉厚制御装置の構成図,図2は修正され
たパリソン特性曲線(パリソンパターン)図,図3は局
部修正函数の実施例を示す説明図,図4は局部修正函数
の他の実施例を示す説明図である。図1に示すように,
ブロー成形機1は,断面矩形状のブローヘッド2aとそ
れに接続されるノズル2bとからなるダイス2の内部中
央に設けたマンドレル3Aに嵌装され下方に向かって拡
径するコア3を固設したロッド3aをパリコンシリンダ
8に連結して上下方向往復動自在に配設するとともに,
押出機6によりダイス2内の樹脂通路2cへ供給された
溶融樹脂をコア3とノズル2bとの間隙で形成したノズ
ルスリット7より射出装置4の射出シリンダ5の作動に
より下方へ押出してパリソンPを形成するように構成さ
れる。ノズルスリット7の最下端の間隙を特にダイギャ
ップ(またはダイギャップ量)と呼び,押し出し成形さ
れるパリソンPの肉厚を規制する。パリコンシリンダ8
へ作動油を供給するサーボバルブ10とパリコンシリン
ダ8のロッド3aの動作量を検出するダイギャップ検出
器9と射出シリンダ5のピストンロッド5aの動作量を
検出する位置検出器5bはいずれもパリソン肉厚制御装
置16へ接続される。パリソン肉厚制御装置16はパリ
ソンカーブを設定する指令信号設定部11と偏差演算部
12とPID制御演算設定部13を内蔵し,ディスプレ
イ装置14と入力装置15と接続され,吐出中のパリソ
ンPの肉厚を任意にコントロールできるように構成され
る。
詳細に説明する。図1〜図4は本発明の実施例に係り,
図1はパリソン肉厚制御装置の構成図,図2は修正され
たパリソン特性曲線(パリソンパターン)図,図3は局
部修正函数の実施例を示す説明図,図4は局部修正函数
の他の実施例を示す説明図である。図1に示すように,
ブロー成形機1は,断面矩形状のブローヘッド2aとそ
れに接続されるノズル2bとからなるダイス2の内部中
央に設けたマンドレル3Aに嵌装され下方に向かって拡
径するコア3を固設したロッド3aをパリコンシリンダ
8に連結して上下方向往復動自在に配設するとともに,
押出機6によりダイス2内の樹脂通路2cへ供給された
溶融樹脂をコア3とノズル2bとの間隙で形成したノズ
ルスリット7より射出装置4の射出シリンダ5の作動に
より下方へ押出してパリソンPを形成するように構成さ
れる。ノズルスリット7の最下端の間隙を特にダイギャ
ップ(またはダイギャップ量)と呼び,押し出し成形さ
れるパリソンPの肉厚を規制する。パリコンシリンダ8
へ作動油を供給するサーボバルブ10とパリコンシリン
ダ8のロッド3aの動作量を検出するダイギャップ検出
器9と射出シリンダ5のピストンロッド5aの動作量を
検出する位置検出器5bはいずれもパリソン肉厚制御装
置16へ接続される。パリソン肉厚制御装置16はパリ
ソンカーブを設定する指令信号設定部11と偏差演算部
12とPID制御演算設定部13を内蔵し,ディスプレ
イ装置14と入力装置15と接続され,吐出中のパリソ
ンPの肉厚を任意にコントロールできるように構成され
る。
【0007】次に,本発明の実施例に係るパリソン肉厚
制御方法の操作手順について説明する。ディスプレイ装
置14と入力装置15を使用して,縦軸をダイギャップ
量G,横軸を射出ストロークSとする直交2軸上の画面
に,図2に示すようにパリソン肉厚特性曲線(パリソン
カーブまたはパリソンカーブと呼ぶもので図のA曲線を
示し,函数G=f(s)の波形を示す)を作成する。パ
リソンパターンの作成手順は,横軸の射出ストロークS
を複数等分の制御領域に区分し,各々の制御領域の始点
または中央点における設定値(ダイギャップ量G)を設
定したあと,これらを結んだ直線を滑らかな曲線に補間
し修正したカーブを作成する。これが設定されたパリソ
ンパターンであり,パリソン肉厚制御装置16内の指令
信号設定部11に記憶格納され,実操業に際しては,位
置検出器5から入力される射出シリンダ5の射出ストロ
ークS位置におけるダイギャップ量の設定値G1 とダイ
ギャップ検出器9で検出されたダイギャップ量計測値G
2 との偏差eを偏差演算部12で求める。求めた偏差e
を使ってPID制御演算設定部13でPID演算を行
い,その結果をサーボバルブ10に出力しパリコンシリ
ンダ8を作動する。これらの動作を刻々繰り返すことに
より予め設定されたパリソンパターンに従って射出シリ
ンダ5およびパリコンシリンダ8を操作し,ダイギャッ
プ量Gを規定の波形に做って増減するようになってい
る。このようにして成形されたパリソンPは長手方向に
対して設定されたパリソンパターンと同一の肉厚変化を
保有するパリソンとなる。一方,これらの設定されたパ
リソンパターンにしたがって成形品を成形する生産現場
において,出来上がった製品の状況から,パリソンの長
手方向のある区間について肉厚を厚くしたりあるいは薄
くしたりする局部修正を施す必要に迫られることがあ
る。こうした場合に,パリソンパターンを始めからすべ
てつくり直すことは煩雑であり,時間と労力を多く費や
すことになり生産性を阻害する要因となっていた。そこ
で,本発明ではこのような煩雑さを軽減するために,既
存のパリソンパターンを局部修正した新たなパリソンパ
ターンを簡便につくり,これを利用して直ちに生産を再
開し生産性の向上の資するようにした。以下この修正手
順について具体的に説明する。
制御方法の操作手順について説明する。ディスプレイ装
置14と入力装置15を使用して,縦軸をダイギャップ
量G,横軸を射出ストロークSとする直交2軸上の画面
に,図2に示すようにパリソン肉厚特性曲線(パリソン
カーブまたはパリソンカーブと呼ぶもので図のA曲線を
示し,函数G=f(s)の波形を示す)を作成する。パ
リソンパターンの作成手順は,横軸の射出ストロークS
を複数等分の制御領域に区分し,各々の制御領域の始点
または中央点における設定値(ダイギャップ量G)を設
定したあと,これらを結んだ直線を滑らかな曲線に補間
し修正したカーブを作成する。これが設定されたパリソ
ンパターンであり,パリソン肉厚制御装置16内の指令
信号設定部11に記憶格納され,実操業に際しては,位
置検出器5から入力される射出シリンダ5の射出ストロ
ークS位置におけるダイギャップ量の設定値G1 とダイ
ギャップ検出器9で検出されたダイギャップ量計測値G
2 との偏差eを偏差演算部12で求める。求めた偏差e
を使ってPID制御演算設定部13でPID演算を行
い,その結果をサーボバルブ10に出力しパリコンシリ
ンダ8を作動する。これらの動作を刻々繰り返すことに
より予め設定されたパリソンパターンに従って射出シリ
ンダ5およびパリコンシリンダ8を操作し,ダイギャッ
プ量Gを規定の波形に做って増減するようになってい
る。このようにして成形されたパリソンPは長手方向に
対して設定されたパリソンパターンと同一の肉厚変化を
保有するパリソンとなる。一方,これらの設定されたパ
リソンパターンにしたがって成形品を成形する生産現場
において,出来上がった製品の状況から,パリソンの長
手方向のある区間について肉厚を厚くしたりあるいは薄
くしたりする局部修正を施す必要に迫られることがあ
る。こうした場合に,パリソンパターンを始めからすべ
てつくり直すことは煩雑であり,時間と労力を多く費や
すことになり生産性を阻害する要因となっていた。そこ
で,本発明ではこのような煩雑さを軽減するために,既
存のパリソンパターンを局部修正した新たなパリソンパ
ターンを簡便につくり,これを利用して直ちに生産を再
開し生産性の向上の資するようにした。以下この修正手
順について具体的に説明する。
【0008】図2において,既存の設定されたパリソン
パターン(実線で表示されたA曲線で,函数G=f
(s)のもの)に対して,横軸射出ストロークSの指定
区間(S=a〜c間)のみ図2の点線で示したB曲線の
ように肉厚を修正してやや厚くしたパリソンパターンを
作成したい場合には,指定区間a〜c間以外では(すな
わち射出ストロークSがa以下,またはc以上のとき)
1であり,指定区間a〜c間では,射出ストロークxの
函数であるゲイン函数y=α(x)を定義する。そし
て,この指定区間a〜c間の両端,すなわちS=aなら
びにS=cではy=1であり,指定区間a〜c間の中央
(これをb点とする)ではy=k(ただしkは1よりも
わずかに大きい定数で通常k=1.1〜1.5程度)と
なる函数を採用する。もっとも単純な函数として,図3
に示すようにゲイン函数y=α(x)として1次直線を
採用することができる。この場合には,点(a,1)と
点(b,k)を結ぶ直線および点(b,k)と点(c,
1)とを結ぶ直線となる。このように定義されたゲイン
函数y=α(x)を用いて指定区間a〜c間を修正した
ダイギャップ量Gを有するB曲線の函数G=g(s)
は,g(s)=α(x)×f(s)となる。以上のよう
にゲイン函数α(x)に1次函数を使用した場合には,
修正パリソンパターンの指定区間の始点S=aおよび終
点S=cにおける左右の微係数が一般に一致せず,始点
では右側微係数が左側微係数よりも大きく,逆に終点で
は左側微係数が右側微係数が小さくなる。しかし,前述
したように肉厚の増加量は原波形に対して微小であり,
k=1.1〜1.5程度の値を選択するかぎりではその
微係数の差異は微小であり実用上は支障はない。さら
に,高精度の製品が要求され指定区間の始点ならびに終
点における左右の微係数を一致させた滑らかな肉厚変化
を有する成形品を得る必要がある場合には,上述の1次
函数の代わりに2次以上の函数を有するゲイン函数を使
用する。この場合のゲイン函数は,たとえば図4に示す
ように3点(a.1),(b,k),(c,1)を通
り,かつ,指定区間の始点ならびに終点の左右微係数が
一致する2次以上の函数を採用する。以上は指定区間に
おいて肉厚を若干増加させる場合の修正パリソンパター
ンについて述べたが,肉厚を減少させる場合には,たと
えばk=0.80〜0.99の範囲で設定定数kを選択
する。
パターン(実線で表示されたA曲線で,函数G=f
(s)のもの)に対して,横軸射出ストロークSの指定
区間(S=a〜c間)のみ図2の点線で示したB曲線の
ように肉厚を修正してやや厚くしたパリソンパターンを
作成したい場合には,指定区間a〜c間以外では(すな
わち射出ストロークSがa以下,またはc以上のとき)
1であり,指定区間a〜c間では,射出ストロークxの
函数であるゲイン函数y=α(x)を定義する。そし
て,この指定区間a〜c間の両端,すなわちS=aなら
びにS=cではy=1であり,指定区間a〜c間の中央
(これをb点とする)ではy=k(ただしkは1よりも
わずかに大きい定数で通常k=1.1〜1.5程度)と
なる函数を採用する。もっとも単純な函数として,図3
に示すようにゲイン函数y=α(x)として1次直線を
採用することができる。この場合には,点(a,1)と
点(b,k)を結ぶ直線および点(b,k)と点(c,
1)とを結ぶ直線となる。このように定義されたゲイン
函数y=α(x)を用いて指定区間a〜c間を修正した
ダイギャップ量Gを有するB曲線の函数G=g(s)
は,g(s)=α(x)×f(s)となる。以上のよう
にゲイン函数α(x)に1次函数を使用した場合には,
修正パリソンパターンの指定区間の始点S=aおよび終
点S=cにおける左右の微係数が一般に一致せず,始点
では右側微係数が左側微係数よりも大きく,逆に終点で
は左側微係数が右側微係数が小さくなる。しかし,前述
したように肉厚の増加量は原波形に対して微小であり,
k=1.1〜1.5程度の値を選択するかぎりではその
微係数の差異は微小であり実用上は支障はない。さら
に,高精度の製品が要求され指定区間の始点ならびに終
点における左右の微係数を一致させた滑らかな肉厚変化
を有する成形品を得る必要がある場合には,上述の1次
函数の代わりに2次以上の函数を有するゲイン函数を使
用する。この場合のゲイン函数は,たとえば図4に示す
ように3点(a.1),(b,k),(c,1)を通
り,かつ,指定区間の始点ならびに終点の左右微係数が
一致する2次以上の函数を採用する。以上は指定区間に
おいて肉厚を若干増加させる場合の修正パリソンパター
ンについて述べたが,肉厚を減少させる場合には,たと
えばk=0.80〜0.99の範囲で設定定数kを選択
する。
【0009】以上のようにして射出ストロークの指定区
間のみ局部修正された修正パリソンパターンを新たにデ
ィスプレイ装置14および入力装置15を介して作成
し,パリソン制御装置16の指令信号設定部11へ再登
録したうえ,前記したような操作手順によりダイギャッ
プ量Gを調整しつつ所望の成形品を得ることができる。
このように,本発明では原波形に対して所望の指定区間
のみ肉厚修正した修正パリソンパターンを1次函数また
は2次以上の函数で定義したゲイン函数を媒介して簡便
に作成することができるので,成形条件(パリソン肉厚
の局部変更)の変更に伴う作業時間が大幅に軽減され
る。
間のみ局部修正された修正パリソンパターンを新たにデ
ィスプレイ装置14および入力装置15を介して作成
し,パリソン制御装置16の指令信号設定部11へ再登
録したうえ,前記したような操作手順によりダイギャッ
プ量Gを調整しつつ所望の成形品を得ることができる。
このように,本発明では原波形に対して所望の指定区間
のみ肉厚修正した修正パリソンパターンを1次函数また
は2次以上の函数で定義したゲイン函数を媒介して簡便
に作成することができるので,成形条件(パリソン肉厚
の局部変更)の変更に伴う作業時間が大幅に軽減され
る。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように,本発明のパリソンの
肉厚制御方法によれば,成形条件変更に伴う時間が大幅
に短縮され,実稼働率が上昇するので生産性が向上する
とともに,運転操作性が改善される。
肉厚制御方法によれば,成形条件変更に伴う時間が大幅
に短縮され,実稼働率が上昇するので生産性が向上する
とともに,運転操作性が改善される。
【図1】本発明の実施例に係るパリソン肉厚制御装置の
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の実施例に係る修正されたパリソン特性
曲線図である。
曲線図である。
【図3】本発明に係る局部修正函数(ゲイン函数)の1
実施例を示す説明図である。
実施例を示す説明図である。
【図4】本発明に係る局部修正函数(ゲイン函数)の他
の実施例を示す説明図である。
の実施例を示す説明図である。
1 ブロー成形機 2 ダイス 2a ブローヘッド 2b ノズル 2c 樹脂通路 3 コア 3A マンドレル 3a ロッド 4 射出装置 5 射出シリンダ 5a ピストンロッド 5b 位置検出器 6 押出機 7 ノズルスリット 8 パリコンシリンダ 9 ダイギャップ検出器 10 サーボバルブ 11 指令信号設定部 12 偏差演算部 13 PID制御演算設定部 14 ディスプレイ装置 15 入力装置 16 パリソン肉厚制御装置 A パリソンパターン(原波形) B パリソンパターン(修正波形) G ダイギャップ量 S 射出ストローク α(x) ゲイン函数 e 偏差 G1 ダイギャップ量設定値 G2 ダイギャップ量計測値
Claims (1)
- 【請求項1】 マンドレルとブローヘッドとの間に形成
される間隙に供給した溶融樹脂を射出シリンダの操作に
より間隙下端のノズルスリットから押し出して成形され
るパリソンの肉厚制御方法であって,かつ,成形中の射
出ストロークを横軸とし前記ノズルスリットのダイギャ
ップ量を縦軸とする直交2軸上の画面に予め設定された
パリソン肉厚特性曲線に基づいてダイギャップ量を制御
するとともに,既に設定された既存のパリソン肉厚特性
曲線に対して横軸の射出ストロークの指定した区間にお
けるダイギャップ量の設定値に予め指定した射出ストロ
ークの函数に基づいて演算した修正値を乗算して得られ
る修正設定値から形成される修正されたパリソン肉厚特
性曲線に基づいて該ダイギャップ量を制御するパリソン
の肉厚制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234750A JPH0788945A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | パリソンの肉厚制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234750A JPH0788945A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | パリソンの肉厚制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0788945A true JPH0788945A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=16975772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5234750A Pending JPH0788945A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | パリソンの肉厚制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0788945A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0776752A1 (de) * | 1995-11-30 | 1997-06-04 | Feuerherm, Harald | Verfahren zum Blasformen von Hohlkörpern aus thermoplastischem Kunststoff |
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| JP2008254267A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Japan Steel Works Ltd:The | パリソン肉厚調整方法及び装置 |
| CN102941664A (zh) * | 2012-11-21 | 2013-02-27 | 张家港玖威机械有限公司 | 塑料中空容器挤吹机模头 |
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-
1993
- 1993-09-21 JP JP5234750A patent/JPH0788945A/ja active Pending
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| JP2016120677A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | キョーラク株式会社 | ブロー成形方法 |
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