JPH0789237A - 感熱記録用シート - Google Patents

感熱記録用シート

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JPH0789237A
JPH0789237A JP5236768A JP23676893A JPH0789237A JP H0789237 A JPH0789237 A JP H0789237A JP 5236768 A JP5236768 A JP 5236768A JP 23676893 A JP23676893 A JP 23676893A JP H0789237 A JPH0789237 A JP H0789237A
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JP
Japan
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heat
recording sheet
polymer emulsion
hydrophobic polymer
acid
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JP5236768A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Onishi
俊和 大西
Tadashi Tanimoto
忠 谷本
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】透明化部と不透明部とのコントラストが明瞭
で、しかも記録部の透明化部が有色のネガタイプ用OH
Pフィルムとして利用できる感熱記録シートを提供する
ことにある。 【構成】透明な支持体上に、ロイコ染料と呈色剤からな
る発色成分および疎水性高分子エマルジョンを含有する
記録層、および保護層を順次設けた感熱記録用シートに
おいて、該発色成分を疎水性高分子エマルジョンに対し
て3〜50重量%の範囲で使用し、且つ疎水性高分子エ
マルジョンの最低造膜温度が50〜150℃である感熱
記録用シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッド記録に
適した感熱記録用シートに関し、特に透明化部と不透明
部とのコントラストが明瞭で、しかも記録部の透明化部
が有色のネガタイプ用オーバーヘッドプロジェクトフィ
ルムとして利用できる感熱記録シートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、オーバーヘッドプロジェクト(O
HP)用シートとしてはゼログラフィーによりフィルム
上に着色粉末を固着させたもの、フィルムの収縮によっ
て加熱部分の表面に凹凸を生じさせたもの、加熱によっ
てフィルム内部に気泡を生じさせたもの、あるいは感熱
転写方式によるもの等がある。また、無色または淡色の
塩基性染料と顕色剤を透明な支持体上に設けたものもあ
る。しかし、いずれの方式にも、長所,短所があり、さ
らに簡便な方法で、且つ鮮明な画像形成用のフィルムの
開発が進められている。一方、従来タイプのものは殆ど
がポジタイプのものであるが、最近、目の疲労をできる
だけ軽減する観点から有色のネガタイプの画像形成用フ
ィルムが望まれている。
【0003】ネガタイプの画像形成方法としては、例え
ば疎水性高分子エマルジョンの高分子粒子の加熱融合を
利用した感熱記録媒体(特開昭60−44388号)が
提案されている。しかし、記録部が有色で、しかも透過
性に優れた記録体は未だ得られていないのが現状であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き実状から、
本発明の目的は透明化部と不透明部とのコントラストが
明瞭で、しかも記録部の透明化部が有色のネガタイプ用
OHPフィルムとして利用できる感熱記録シートを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、透明な支
持体上に、ロイコ染料と呈色剤からなる発色成分および
疎水性高分子エマルジョンを含有する記録層、および保
護層を順次設けた感熱記録用シートにおいて、該発色成
分を疎水性高分子エマルジョンに対して3〜50重量%
用い、更に最低造膜温度が50〜150℃の範囲の疎水
性高分子エマルジョンを使用することにより、上記目的
が達成されることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0006】
【作用】本発明は、透明な支持体上に、ロイコ染料と呈
色剤からなる発色成分および疎水性高分子エマルジョン
を含有する記録層、および保護層を順次設けた感熱記録
用シートにおいて、該発色成分を疎水性高分子エマルジ
ョンに対して3〜50重量%の範囲で使用し、更に最低
造膜温度(MTF)が50〜150℃の疎水性高分子エ
マルジョンを使用するものであるが、発色成分を疎水性
高分子エマルジョンに対して3重量%未満になると、O
HPで投影した場合、鮮明な有色の投影像が得られず、
50重量%を越えると記録像の透明度が低下し、その結
果OHPによる投影像が非常にぼやけるため、好ましく
は5〜35重量%の範囲で調節するのが望ましい。
【0007】本発明の記録層は、白濁した状態(不透
明)で形成され、疎水性高分子のMFT以上の温度を印
加してやると、加熱された部分の粒子が熱により溶融、
融着して透明化する本発明の感熱記録用シートはこの透
明化部分を印字や画像として利用するものである。その
ため疎水性高分子エマルジョンのMTFが50℃未満に
なると、記録層を形成するする際、エマルジョン粒子が
融着して未記録部の不透明性が低下して、OHPでのと
投影像が不鮮明になり、150℃を越えると記録感度か
低下する。
【0008】MTFが50〜150℃の疎水性高分子エ
マルジョンの具体例としては、例えば酢酸ビニル−エチ
レン−塩化ビニル系,エチレン−塩化ビニル系,塩化ビ
ニル系等の塩化ビニル基を有する疎水性高分子エマルジ
ョンが好ましい。しかしこの場合、感熱層の不透明性を
付与する材料が疎水性高分子エマルジョンだけでは、加
熱融合が不均一になり易く、結果として、透明化が不十
分でOHPで投影するとコントラストの悪い記録画像と
なりやすいため、感熱層中に熱可融性物質を含有せしめ
ることにより、加熱溶融が均一とし、不透明部と透明化
部のコントラストがきわめて良好な感熱記録用シートが
えられることが知られている。
【0009】熱可融性物質の具体例としては、例えばパ
ラフィンワックス、カプロン酸アミド、カプリン酸アミ
ド、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、オレイ
ン酸アミド、エルシン酸アミド、リノール酸アミド、リ
ノレン酸アミド、N−メチルステアリン酸アミド、ステ
アリン酸アニリド、N−メチルオレイン酸アミド、ベン
ズアニリド、リノール酸アニリド、N−エチルカプリン
酸アミド、N−ブチルラウリン酸アミド、N−オクタデ
シルアセトアミド、N−オレインアセトアミド、N−オ
レイルベンズアミド、N−ステアリルシクロヘキシルア
ミド、ポリエチレングリコール、1−ベンジルオキシナ
フタレン、2−ベンジルオキシナフタレン、1−ヒドロ
キシナフトエ酸フェニルエステル、1,2−ジフェノキ
シエタン、1,4−ジフェノキシブタン、1,2−ビス
(3−メチルフェノキシ)エタン、1,2−ビス(4−
メトキシフェノキシ)エタン、1−フェノキシ−2−
(4−クロロフェノキシ)エタン、1−フェノキシ−2
−(4−メトキシフェノキシ)エタン、テレフタル酸ジ
ベンジルエステル、シュウ酸ジベンジルエステル、シュ
ウ酸ジ(4−メチルベンジル)エステル、p−ベンジル
オキシ安息香酸ベンジルエステル、p−ベンジルビフェ
ニル、1,5−ビス(p−メトキシフェノキシ)−3−
オキサーペンタン、1,4−ビス(2−ビニルオキシエ
トキシ)ベンゼン、p−ビフェニル−p−トリルエーテ
ル、ベンジル−p−メチルチオフェニルエーテル、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、2−ヒドロキシ−4−ベンジルオキシベン
ゾフェノン等の化合物等が挙げられる。
【0010】本発明の感熱記録用シートにおいて、記録
層に用いるロイコ染料としては、各種公知の無色ないし
は淡色のロイコ染料が使用でき、具体的には、例えば
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2
−メチルフェニル)−3−(4−ジメチルアミノフェニ
ル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−ジエチルアミ
ノ−7−ジベンジルアミノ−ベンゾ〔a〕フルオラン、
3−(N−エチル−N−p−トリル)アミノ−7−N−
メチルアニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベン
ジルアミノフルオラン、3,6−ビス(ジエチルアミ
ノ)フルオラン−γ−アニリノラクタム、3−シクロヘ
キシルアミノ−6−クロロフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−クロロフルオラン、3−(N−エチル−
N−イソアミル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3−(N−メチル−N−シクロヘキシル)ア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ジ(n−ペンチル)アミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−(o−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3−ジ
(n−ブチル)アミノ−7−(o−クロロフェニルアミ
ノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−フル
オロフェニルアミノ)フルオラン、3−ジ(n−ブチ
ル)アミノ−7−(o−フルオロフェニルアミノ)フル
オラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−p
−トルイジノ)−6−メチル−7−(p−トルイジノ)
フルオラン、3−(N−エチル−N−フルフリルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3
−(N−メチル−N−n−プロピルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3,3−ビス〔1−(4
−メトキシフェニル)−1−(4−ジメチルアミノフェ
ニル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラ
クロロフタリド、3,3−ビス〔1−(4−メトキシフ
ェニル)−1−(4−ピロリジノフェニル)エチレン−
2−イル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、
3,3−ビス〔1,1−ビス(4−ピロリジノフェニ
ル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラブ
ロモフタリド、3−p−(p−アニリノアニリノ)アニ
リノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、2,2−ビ
ス{4−〔6′−(N−シクロヘキシル−N−メチルア
ミノ)−3′−メチルスピロ〔フタリド−3,9′−キ
サンテン−2′−イルアミノ〕フェニル}プロパン、
3,6,−ビス(ジメチルアミノ)フルオレン−9−ス
ピロ−3′−(6′−ジメチルアミノ)フタリド等が挙
げられる。勿論、これらに限定されるものではなく、ま
た必要に応じて2種以上を併用することもできる。
【0011】上記の如きロイコ染料と組み合わせて使用
される呈色剤についても各種の材料が公知であり、例え
ば下記が例示される。活性白土、アタパルジャイト、コ
ロイダルシリカ、珪酸アルミニウム等の無機酸性物質、
4−tert−ブチルフェノール、4−ヒドロキシジフェノ
キシド、α−ナフトール、β−ナフトール、4−ヒドロ
キシアセトフェノール、4−tert−オクチルカテコー
ル、2,2′−ジヒドロキシジフェノール、4,4′−
イソプロピリデンビス(2−tert−ブチルフェノー
ル)、4,4′−sec −ブチリデンジフェノール、4−
フェニルフェノール、4,4′−イソプロピリデンジフ
ェノール(ビスフェノールA)、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、2,2′−
メチレンビス(4−クロルフェノール)、ハイドロキノ
ン、4,4′−シクロヘキシリデンジフェノール、4,
4′−ジヒドロキシジフェニルサルファイド、ヒドロキ
ノンモノベンジルエーテル、4−ヒドロキシベンゾフェ
ノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,4,
4′−トリヒドロキシベンゾフェノン、2,2′,4,
4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン、4−ヒドロキ
シフタル酸ジメチル、4−ヒドロキシ安息香酸メチル、
4−ヒドロキシ安息香酸プロピル、4−ヒドロキシ安息
香酸−sec −ブチル、4−ヒドロキシ安息香酸ペンチ
ル、4−ヒドロキシ安息香酸フェニル、4−ヒドロキシ
安息香酸ベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸トリル、4
−ヒドロキシ安息香酸クロロフェニル、4−ヒドロキシ
安息香酸フェニルプロピル、4−ヒドロキシ安息香酸フ
ェネチル、4−ヒドロキシ安息香酸−p−クロロベンジ
ル、4−ヒドロキシ安息香酸−p−メトキシベンジル、
ノボラック型フェノール樹脂、フェノール重合体等のフ
ェノール性化合物、安息香酸、p−tert−ブチル安息香
酸、トリクロル安息香酸、テレフタル酸、3−sec −ブ
チル−4−ヒドロキシ安息香酸、3−シクロヘキシル−
4−ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジメチル−4−ヒド
ロキシ安息香酸等の芳香族カルボン酸、4,4′−ジヒ
ドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−
イソプロポキシジフェニルスルホン、ビス(3−アリル
−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、4−ヒドロキシ
−4′−メチルジフェニルスルホン、2,4′−ジヒド
ロキシジフェニルスルホン、3,4−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホン、3,4−ジヒドロキシ−4′−メチル
ジフェニルスルホン等の4−ヒドロキシジフェニルスル
ホン誘導体、ビス(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ
−6−メチルフェニル)スルフィド、ビス(2−メチル
−4−ヒドロキシ−6−tert−ブチルフェニル)スルフ
ィド等のスルフィド誘導体、さらにはこれらフェノ−ル
性化合物、4−〔2−(p−メトキシフェノキシ)エチ
ルオキシ〕サリチル酸、4−〔3−(p−トリルスルホ
ニル)プロピルオキシ〕サリチル酸、5−〔p−(2−
p−メトキシフェノキシエトキシ)クミル〕サリチル酸
等の芳香族カルボン酸、及びこれら芳香族カルボン酸等
と例えば亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、カルシウ
ム等の多価金属との塩、さらには4,4′−ビス(p−
トリルスルホ尿素)ジフェニルメタン等の有機酸性化合
物が例示される。
【0012】ロイコ染料と呈色剤との使用比率は、用い
るロイコ染料や呈色剤の種類に応じて適宜選択されるも
のであり、特に限定するものではないが、一般にロイコ
染料1重量部に対して1〜50重量部、好ましくは2〜
10重量部程度の呈色剤が使用される。ロイコ染料と呈
色剤を含む記録層用塗料は、一般に水を分散媒体とし、
ボールミル、アトライター、サンドミルなどの攪拌・粉
砕機により一緒に又は別々に分散するなどして調製され
る。
【0013】また、塗液中には必要に応じて各種の助剤
を添加することができ、例えばジオクチルスルホコハク
酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウム、脂肪
酸金属塩等の分散剤、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸
カルシウム、ポリエチレンワックス、カルナバロウ、パ
ラフィンワックス、エステルワックス等のワックス類、
消泡剤、蛍光染料、着色染料等が適宜添加される。。
【0014】さらに、本発明の効果を阻害しない範囲に
おいて、記録層用水性塗被液(以下、単に塗被液と呼称
する)中には各種の助剤、例えばジオクチルスルフォコ
ハク酸ナトリウム,ドデシルベンゼンスルフォン酸ナト
リウム,ラウリルアルコール硫酸エステル・ナトリウム
塩,脂肪酸金属塩等の分散剤、トリアゾール系等の紫外
線吸収剤、その他消泡剤、蛍光染料、着色染料、酸化防
止剤等が適宜添加される。また、必要に応じて穀物澱
粉、α化澱粉、酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化
澱粉等の澱粉類、ゼラチン、アルブミン、カゼイン等の
プロティン類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース等のセルロース類、寒天、アルギン
酸ソーダ、アラビアゴム等の多糖類の如き水溶性天然高
分子化合物、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、マレイン
酸共重合体等の如き水溶性合成高分子化合物を添加する
こともできる。上記材料の塗被液への添加は本発明の所
望の効果を損なわない範囲で適宜調整される。一般的に
記録層の全固形分に対し、20重量%以下で調節するの
が好ましい。
【0015】なお、本発明において使用される透明な支
持体の具体例としては、例えばポリエチレン,ポリエス
テル,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニル,ポリスチレ
ン,ナイロン等のフィルムが例示される。塗被液を支持
体に塗被するための塗被装置については特に限定される
ものではないが、例えばバーコーター,エアーナイフコ
ーター,ロッドブレードコーター,ピュアブレードコー
ター,ショートドゥエルコーター等の一般に公知、公用
の装置が適宜使用される。勿論、乾燥に当たっては既述
した如く、乾燥の際の記録層の表面温度が、記録層用塗
被液に配合された疎水性高分子のMFTまたはパラフィ
ンワックスの融解温度のいずれかを越えない温度条件で
乾燥することが重要である。因みに、前記条件を越える
温度で乾燥すると、塗膜が透明化し、所望の効果を得る
ことができない。なお、支持体にプラスチックフィルム
を使用する場合には、その表面にコロナ放電,電子線照
射等の前処理を適宜施すことによって、塗被効率を高め
ることもできる。
【0016】また、上記塗被液の塗被量は特に限定され
るものではないが、一般に乾燥後の重量で1〜30g/
2 、より好ましくは1〜20g/m2 程度の範囲で調
節される。また感熱記録層上には保護層を設けることに
より、ステッキングやカス付着が起こりづらい感熱記録
用シ−トを得ることができる。本発明の保護層形成のた
めに使用される接着剤成分はポリビニルアルコ−ル、カ
ルボキシル基変性ポリビニルアルコ−ル、アセトアセチ
ル基変性ポリビニルアルコ−ル、珪素変性ポリビニルア
ルコ−ル等の変性ポリビニルアルコ−ルであるが、その
他併用可能な水溶性又は水分散性の高分子接着剤成分と
しては、例えばヒドロキシエチルセルロース、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、澱粉及びその
誘導体、カゼイン、アルギン酸ソーダ、ポリビニルピロ
リドン、ポリアクリルアミド、スチレン・マレイン酸共
重合体塩、ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂、ポリアミド樹脂、エピクロルヒドリドン化ポリアミ
ド樹脂、スチレン・ブタジエン系エマルジョン、スチレ
ン・アクリル酸エステル系エマルジョン、アクリル酸エ
ステル系エマルジョン等の合成高分子エマルジョン等が
挙げられ、これらを同じに2種類以上併用してもよい。
【0017】保護層中には、記録後の透明性を阻害しな
い範囲において顔料を添加することができ、その具体例
としては、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウ
ム、二酸化珪素、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、
硫酸亜鉛、タルク、カオリン、クレー、焼成カオリン、
焼成クレー、コロイダルシリカ等の無機顔料やスチレン
マイクロボール、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウ
ダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー、生澱粉粒子等の
有機顔料等が挙げられる。その使用量は一般に接着剤成
分100重量部に対して10〜200重量部程度の範囲
で調節するのが望ましい。さらに、保護層を形成する塗
液中には必要に応じてステアリン酸亜鉛、ステアリン酸
カルシウム、ポリエチレンワックス、カルナバロウ、パ
ラフィンワックス、エステルワックス等の滑剤、ジオク
チルスルホコハク酸ナトリウム等の界面活性剤、消泡剤
等の各種助剤を適宜添加することもできる。
【0018】また、耐水性を一層向上させるためにグリ
オキザール、ホウ酸、ジアルデヒドデンプン、エポキシ
系化合物等の硬化剤を添加することもできる。なお、保
護層の塗被量は乾燥重量で0.5〜12g/m2 、好ま
しくは1〜10g/m2 程度の範囲で調節される。ま
た、塗被方式は前記感熱塗被液の塗被方式と同様の方法
が適宜使用される。勿論、保護層用塗被液の乾燥に際し
ても、保護層の表面温度が記録層中に含まれる疎水性高
分子のMFTまたは、パラフィンワックスの融解開始温
度のいずれかを越えない温度で乾燥することが重要であ
る。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をより具体的
に説明するが、勿論これらに限定されるものではない。
なお、特に断らない限り、例中の部および%はそれぞれ
重量部および重量%を示す。
【0020】実施例1 〔A液調製〕3−ジメチルアミノ−7−クロロフルオラ
ン10部、1,2−ジ(m−トリルオキシ)エタン25
部、メチルセルロースの5%水溶液5部、および水40
部からなる組成物をサンドグラインダーで平均粒子径が
1μmとなるまで粉砕し、A液を得た。
【0021】〔B液調製〕4−ヒドロキシ−4′−イソ
ソプロポキシジフェニルスルホン20部、メチルセルロ
ースの5%水溶液5部、および水55部からなる組成物
をサンドグラインダーで平均粒子径が1μmとなるまで
粉砕し、B液を得た。
【0022】〔記録層の形成〕溶融開始温度64℃以下
の成分を除いたエマルジョンタイプパラフィンワックス
(商品名:KW−622/互応化学工業製/固形分30
%)10部、塩化ビニル系エマルジョン(商品名:ビニ
ブラン602/日信化学工業製/固形分を45%にした
もの/樹脂のMFT=130℃)35部、A液5部、お
よびB液5部からなる記録層用塗液を厚さ75μmの透
明ポリエチレンテレフタレートフィルム上に乾燥重量で
12g/m2 となるようにワイヤーバーで塗布し、60
℃のドライヤーで90秒間乾燥して白色不透明な記録層
を形成した。
【0023】〔保護層の形成〕シリコン変性ポリビニル
アルコール10%水溶液80部、カオリン5部、ステア
リン酸亜鉛の30%水分散液5部、および水10部から
なる組成物を混合、攪拌して得られた塗被液を、上記の
感熱記録層上に乾燥後の重量で4g/m2 となるように
ワイヤーバーで塗被し、60℃のドライヤーで120秒
間乾燥し、白色不透明な感熱記録用シートを得た。
【0024】実施例2 A液調製において、3−ジメチルアミノ−7−クロロフ
ルオランの代わりに3,3−ビス(p−ジメチルアミノ
フェニル)−6−ジメチルフタリドを用いた以外は、実
施例1と同様にして感熱記録用シートを得た。
【0025】比較例1 実施例1の記録層の形成において、塩化ビニル系エマル
ジョン35部の代わりにMTFが10℃のSBR系ラテ
ックス(固形濃度45%)35を用いた以外は、実施例
1と同様にして感熱記録用シ−トを得た。
【0026】比較例2 実施例の記録層の形成において、A液5部とB液5部の
代わりにA液25部とB液25部を用いた以外は、実施
例1と同様にして感熱記録用シ−トを得た。
【0027】かくして得られた4種類の感熱記録用シー
トについて、感熱記録評価機(商品名TH−PMD:大
倉電気社製)により、印加エネルギー2〜5mj/do
tで記録し評価した。得られた透明記録像の曇価を曇価
測定機(商品名TC−H3:東京電気社製)で測定し
た。また、記録後の感熱記録シートをOHP機で投影し
て得られた投影像の鮮明さを目視により判定し、それぞ
れの結果を表1に記載した。 投影像の鮮明さの評価基準 ○・・・鮮明度が優れている。 ×・・・鮮明度が劣る。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】表1の結果より明らかなように、本発明
の感熱記録用シートは、不透明部と透明化部のコントラ
ストに優れ、しかも記録像が有色のネガタイプのOHP
用として使用可能な感熱記録用シートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明な支持体上に、ロイコ染料と呈色剤か
    らなる発色成分および疎水性高分子エマルジョンを含有
    する記録層、および保護層を順次設けた感熱記録用シー
    トにおいて、該発色成分を疎水性高分子エマルジョンに
    対して3〜50重量%の範囲で使用し、更に疎水性高分
    子エマルジョンの最低造膜温度が50〜150℃である
    ことを特徴とする感熱記録用シート。
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