JPH0790243B2 - 塗装鮮映性に優れる冷延鋼板の製造方法 - Google Patents
塗装鮮映性に優れる冷延鋼板の製造方法Info
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- JPH0790243B2 JPH0790243B2 JP62145383A JP14538387A JPH0790243B2 JP H0790243 B2 JPH0790243 B2 JP H0790243B2 JP 62145383 A JP62145383 A JP 62145383A JP 14538387 A JP14538387 A JP 14538387A JP H0790243 B2 JPH0790243 B2 JP H0790243B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 自動車ボディ外板や家庭電気製品の外装板の如く、プレ
ス加工等の成形加工および塗装を施して使用される冷延
薄鋼板の製法に関し、その製品鋼板の塗装鮮映性を有利
に改善することがのぞまれる。
ス加工等の成形加工および塗装を施して使用される冷延
薄鋼板の製法に関し、その製品鋼板の塗装鮮映性を有利
に改善することがのぞまれる。
近年来、乗用車はもちろん、軽自動車、ワゴン車、さら
にはトラックに至るまで、塗装後のボデーの塗装仕上り
品質の良さは、自動車の総合的な品質の高さを顧客に対
し直接的に視覚によって訴えることとなるため、極めて
重要な品質管理項目となっている。
にはトラックに至るまで、塗装後のボデーの塗装仕上り
品質の良さは、自動車の総合的な品質の高さを顧客に対
し直接的に視覚によって訴えることとなるため、極めて
重要な品質管理項目となっている。
ところで塗膜面の評価法には種々のものがあり、そのう
ちでも特に塗膜面の乱反射が少なく光沢性に優れている
こと、および写像の歪みが少ない写像性に優れているこ
とが重要であり、これらの光沢性と写像性をあせて一般
に鮮映性と称している。
ちでも特に塗膜面の乱反射が少なく光沢性に優れている
こと、および写像の歪みが少ない写像性に優れているこ
とが重要であり、これらの光沢性と写像性をあせて一般
に鮮映性と称している。
鮮映性の評価にも種々の方式が開発されているが、最も
一般的には、米国のハンター・アソシエイツ・ラボラト
リー(Hunter Associates Laboratory)社製のドリゴン
(DORIGON)メータによる測定値すなちDOI(Distinctne
ss of Image)値が使用され、このDOI値は、試料に対し
入射角30°で光を入射し、その正反射光強度Rsと正反射
角に対し±0.3°での散乱光強度R0.3の値を用いて、次
式で表される。
一般的には、米国のハンター・アソシエイツ・ラボラト
リー(Hunter Associates Laboratory)社製のドリゴン
(DORIGON)メータによる測定値すなちDOI(Distinctne
ss of Image)値が使用され、このDOI値は、試料に対し
入射角30°で光を入射し、その正反射光強度Rsと正反射
角に対し±0.3°での散乱光強度R0.3の値を用いて、次
式で表される。
DOI値=100×(Rs−R0.3)/Rs このようなDOI値が高いほど塗膜面の鮮映性が優れてい
ると言うことができ、一般に自動車車体の外板の塗装に
ついては、十分な高級感を呈するためには塗膜面のDOI
値が94%以上であることが望まれる。
ると言うことができ、一般に自動車車体の外板の塗装に
ついては、十分な高級感を呈するためには塗膜面のDOI
値が94%以上であることが望まれる。
(従来の技術) ところで一般に自動車ボディ外板や家庭電気製品外装板
などの成形加工の用途に供される冷延薄鋼板は、熱延鋼
板をタンデム冷間圧延機により所要の板厚まで冷間圧延
した後、脱脂洗浄を行い、さらに焼鈍した後、調質圧延
を施して製造するのが通常である。
などの成形加工の用途に供される冷延薄鋼板は、熱延鋼
板をタンデム冷間圧延機により所要の板厚まで冷間圧延
した後、脱脂洗浄を行い、さらに焼鈍した後、調質圧延
を施して製造するのが通常である。
このような工程における調質圧延の目的の一つとして
は、表面をダル仕上げしたワークロールを用いて軽度の
圧延を行うことにより鋼板表面に適度の表面粗さを与
え、これによってプレス成形加工時における耐焼付性を
向上させることである。
は、表面をダル仕上げしたワークロールを用いて軽度の
圧延を行うことにより鋼板表面に適度の表面粗さを与
え、これによってプレス成形加工時における耐焼付性を
向上させることである。
調質圧延に使用されるワークロールの表面をダル仕上げ
するための方法として従来は、ショットブラストによる
方法(以下SD法と略す)と、放電加工による方法(以下
ED法と略す)と、が実用化されている。
するための方法として従来は、ショットブラストによる
方法(以下SD法と略す)と、放電加工による方法(以下
ED法と略す)と、が実用化されている。
しかしこれらSD法又はED法によりダル仕上したワークロ
ールは、その表面にかなり不規則な粗さプロフィルが形
成され、したがってそのワークロールを用いて鋼板に調
質圧延を施した場合、鋼板表面も不規則な山と谷で構成
された粗面を呈し、水平な面は非常に少なくなる。この
ように不規則な山と谷を有する鋼板に塗装を行えば、山
と谷との間の斜面に沿って塗膜が形成されるため、水平
な塗膜面の占める割合が極めて少なくなり、塗膜面の鮮
映性を悪化させる。
ールは、その表面にかなり不規則な粗さプロフィルが形
成され、したがってそのワークロールを用いて鋼板に調
質圧延を施した場合、鋼板表面も不規則な山と谷で構成
された粗面を呈し、水平な面は非常に少なくなる。この
ように不規則な山と谷を有する鋼板に塗装を行えば、山
と谷との間の斜面に沿って塗膜が形成されるため、水平
な塗膜面の占める割合が極めて少なくなり、塗膜面の鮮
映性を悪化させる。
従来のSD法やED法でダル仕上されたワークロールを用い
る調質圧延では、上記問題を避け得ず、したがって十分
に優れた塗膜面の鮮映性を得ることが困難であった。
る調質圧延では、上記問題を避け得ず、したがって十分
に優れた塗膜面の鮮映性を得ることが困難であった。
(発明が解決しようとする問題点) 前述の事情から、発明者等はさきに特願昭61-7769号明
細書(特開昭62-168602号公報所載)において、鋼板の
微視的な表面粗度のプロフィルを改良して塗装後におけ
る塗膜表面の凹凸を少なくし、上記水平な面部分の占め
る割合を多くすることによって光の正反射率の向上と写
像の歪みを少なくし、これにより塗装後の塗膜面の鮮映
性を著しく改善し得るようにした鋼板と、そのような優
れた表面祖度プロフィルを有する鋼板を調質圧延の工程
で効率良く製造する方法を提案している。
細書(特開昭62-168602号公報所載)において、鋼板の
微視的な表面粗度のプロフィルを改良して塗装後におけ
る塗膜表面の凹凸を少なくし、上記水平な面部分の占め
る割合を多くすることによって光の正反射率の向上と写
像の歪みを少なくし、これにより塗装後の塗膜面の鮮映
性を著しく改善し得るようにした鋼板と、そのような優
れた表面祖度プロフィルを有する鋼板を調質圧延の工程
で効率良く製造する方法を提案している。
また、さらに特願昭61-67433号明細書(特開昭62-22440
5号公報所載)において塗膜面にゆず肌と称される欠陥
を生ずる原因となる、波長が300〜1000μm程度のうね
りを鋼板表面に有しないようにし、これによって塗装後
の塗膜面の鮮映性を一層改善し得る様にした鋼板と、そ
の効率的製造方法を提案している。
5号公報所載)において塗膜面にゆず肌と称される欠陥
を生ずる原因となる、波長が300〜1000μm程度のうね
りを鋼板表面に有しないようにし、これによって塗装後
の塗膜面の鮮映性を一層改善し得る様にした鋼板と、そ
の効率的製造方法を提案している。
即ち特願昭61-67433号の発明は、冷延鋼板製造方法にお
いては、先ずタンデム冷間圧延機の最終スタンドのワー
クロールとして、ブライトロール並びに、レーザ加工に
よりダル目付けされた(以下LD法という。)ロール(レ
ーザダルロール)、並びにED法によりダル目付けされた
ロール(放電ダルロール)、および中心線平均粗さRaが
1.0μm以下でのSD法によりダル目付けされたロール
(ショットブラストダルロール)のうちのいずれかを用
いることとして、とくに冷間圧延後の鋼板表面にうねり
が発生することを防止し、その後の調質圧延としては既
に述べた特願昭61-7769号明細書にて提案されている方
法と同じ方法を適用するものである。
いては、先ずタンデム冷間圧延機の最終スタンドのワー
クロールとして、ブライトロール並びに、レーザ加工に
よりダル目付けされた(以下LD法という。)ロール(レ
ーザダルロール)、並びにED法によりダル目付けされた
ロール(放電ダルロール)、および中心線平均粗さRaが
1.0μm以下でのSD法によりダル目付けされたロール
(ショットブラストダルロール)のうちのいずれかを用
いることとして、とくに冷間圧延後の鋼板表面にうねり
が発生することを防止し、その後の調質圧延としては既
に述べた特願昭61-7769号明細書にて提案されている方
法と同じ方法を適用するものである。
即ち、特願昭61-67433号に係る発明は調質圧延工程にて
とくにレーザーを含む高密度エネルギー源によって、粗
面化加工を施された表面を有するロールを用いて鋼板を
調質圧延することが必須条件となっている。
とくにレーザーを含む高密度エネルギー源によって、粗
面化加工を施された表面を有するロールを用いて鋼板を
調質圧延することが必須条件となっている。
しかしながら、このような高密度エネルギーを用いるロ
ール表面の粗面化加工機は非常に高価であるために、未
だ一般に普及してなくまた高度の技術的熟練を要する故
に保守作業も難しいことから常に安定した、表面粗さプ
ロフィルを、工業的規模で実現することが困難である。
ール表面の粗面化加工機は非常に高価であるために、未
だ一般に普及してなくまた高度の技術的熟練を要する故
に保守作業も難しいことから常に安定した、表面粗さプ
ロフィルを、工業的規模で実現することが困難である。
このような問題を克服すること、すなわち一般的に普及
したロール粗面化法であるSD法やED法によってダル目付
けされたロールを用いる調質圧延によって、鮮映性に優
れる冷延鋼板を得ることがこの発明の目的である。
したロール粗面化法であるSD法やED法によってダル目付
けされたロールを用いる調質圧延によって、鮮映性に優
れる冷延鋼板を得ることがこの発明の目的である。
(問題点を解決するための手段) この発明に伴う冷延鋼板の製法においては、先ずタンデ
ム冷間圧延機の最終スタンドのワークロールとして中心
線平均粗さRaが1.0μm以下の、 ブライトロール、 レーザダルロール 放電ダルロール、および ショットブラストダルロール のうちから選んだロールを用いることとして、冷間圧延
後の鋼板表面にうねりが発生することを防止する。
ム冷間圧延機の最終スタンドのワークロールとして中心
線平均粗さRaが1.0μm以下の、 ブライトロール、 レーザダルロール 放電ダルロール、および ショットブラストダルロール のうちから選んだロールを用いることとして、冷間圧延
後の鋼板表面にうねりが発生することを防止する。
次に調質圧延用のワークロールとしてはSD法またはED法
によって、中心線平均粗さRaを1.0μm以下にて粗面化
したロールを用いることにより、このワークロール表面
のダル目模様を鋼板表面に転写する。
によって、中心線平均粗さRaを1.0μm以下にて粗面化
したロールを用いることにより、このワークロール表面
のダル目模様を鋼板表面に転写する。
ここで上記またはのロールをタンデム冷間圧延
機の最終スタンドのワークロールとして使用することに
よって冷間圧延後の鋼板表面のうねりを抑制することが
できることは、特願昭61-67433号明細書でさきに述べた
ところと同様である。
機の最終スタンドのワークロールとして使用することに
よって冷間圧延後の鋼板表面のうねりを抑制することが
できることは、特願昭61-67433号明細書でさきに述べた
ところと同様である。
また上記の調質圧延は、再度にわたらせるか又は一般的
な調質圧延を行った鋼板に対して二次的加工として施す
こと、さらには調質圧延圧下率を0.3〜5.0%に設定する
ことも好適である。
な調質圧延を行った鋼板に対して二次的加工として施す
こと、さらには調質圧延圧下率を0.3〜5.0%に設定する
ことも好適である。
上記の手段を適用することによりこの発明は特願昭61-6
7433号に係る発明と同等の効果を得ることが可能である
ことが判明している。
7433号に係る発明と同等の効果を得ることが可能である
ことが判明している。
さて調質圧延後の鋼板表面における粗さ曲線の各部分の
傾斜角θを第1図に示すように測定し、tan θ=αの分
布を第2図のように求めることができる。
傾斜角θを第1図に示すように測定し、tan θ=αの分
布を第2図のように求めることができる。
αをある値に固定したときに±2α内に入る確率は、面
積W2 αで与えられ、W2 αの大きいほど平坦に近い面積占
有率(平坦面積率)が高いことを示す。
積W2 αで与えられ、W2 αの大きいほど平坦に近い面積占
有率(平坦面積率)が高いことを示す。
今α=0.03として、W2 αを各種鋼板について実測した結
果を第3図に示すように、いずれも鋼板の中心線平均粗
さRa(μm)であらわされる表面粗度が小さくなるほど
平坦面積率が増大している。
果を第3図に示すように、いずれも鋼板の中心線平均粗
さRa(μm)であらわされる表面粗度が小さくなるほど
平坦面積率が増大している。
ここにショットブラストダルロールによる鋼板(以下SD
材と記す。)、放電ダルロールによる鋼板(ED材と記
す。)にあっては、Raが1.0μm以下のとき、レーザダ
ルロールによる鋼板(以下LD材と記す)でRa1.4μmを
下まわったのと同じ程度の平坦面積率になると考えられ
る。
材と記す。)、放電ダルロールによる鋼板(ED材と記
す。)にあっては、Raが1.0μm以下のとき、レーザダ
ルロールによる鋼板(以下LD材と記す)でRa1.4μmを
下まわったのと同じ程度の平坦面積率になると考えられ
る。
次に冷間圧延のタンデムミル最終スタンドのワークロー
ル(以下WRと略す)と調質圧延のワークロール(以下SR
と略す)とについての各ロール条件を、表1にて○記号
を付して示した組合せで適用して得られた冷延鋼板に、
3コートの厚さ85μmの塗装を施した製品の塗膜面にお
ける鮮映性(DOI値)の実測結果を表1に掲げた識別マ
ークに従い、中心線平均粗さRa(μm)であらわした鋼
板表面粗度を横軸にとって第4図に示す。
ル(以下WRと略す)と調質圧延のワークロール(以下SR
と略す)とについての各ロール条件を、表1にて○記号
を付して示した組合せで適用して得られた冷延鋼板に、
3コートの厚さ85μmの塗装を施した製品の塗膜面にお
ける鮮映性(DOI値)の実測結果を表1に掲げた識別マ
ークに従い、中心線平均粗さRa(μm)であらわした鋼
板表面粗度を横軸にとって第4図に示す。
DOI値の測定は第5図のように試料Sに入射角30°で光
を入射しその正反射強度Rsと正反射角に対し±0.3°で
の散乱光強度R0.3の値を実測することによって算出され
得るのははじめに述べた。
を入射しその正反射強度Rsと正反射角に対し±0.3°で
の散乱光強度R0.3の値を実測することによって算出され
得るのははじめに述べた。
第4図によれば、調質圧延後の鋼板表面粗度Raの値が大
きい程鮮映性は悪化し、WRとしてRa>1.0μmのショッ
トブラストロールを用いるロール条件(ケースNo.3,7及
び9;マーク○,□及び△)のときは、鋼板表面粗度が同
等であればSD材マーク○、ED材マーク□はLD材マーク△
に比して鮮映性に劣る一般傾向のもとに、上記のロール
条件であってもSRにブライトロールを用いて鋼板表面粗
度がRa≒0.1のとき(ケースNo.10)には、またSRにレー
ザダルロールを用い(ケースNo.9)るならば鋼板表面粗
度Raがほぼ1.6を境にしてこれより低いときにも、とも
にDOI値95%以上が得られるのであるが、ここでSRとし
て放電ダルロール、ショットブラストダルロールを用い
て上記ブライトロールによるのと同等のDOI値を得るた
めには、矢印1のように冷間圧延最終スタンドのワーク
ロールWRとしてのRa>1.0μmのショットブラストダル
ロールから、ブライトロールに、また矢印2のようにRa
≦1.0μmの放電ダルロールに変えるか、或いは矢印3
のようにやはりブライトロールにまた同じく矢印4のよ
うにRa≦1.0μmのショットブラストダルロールに変え
ることの必要性が明らかである。要するに、冷間圧延最
終スタンドのワークロールWRとして中心線平均粗さRaが
1.0μm以下の、ブライトロール、レーザダルロール、
放電ダルロール又はショットブラストダルロールを用い
て冷間圧延を行ったあとでとくに調質圧延工程で中心線
平均粗さRaが1.0μm以下の放電ダルロール又はショッ
トブラストダルロールをワークロールSRに用いて、ダル
仕上げに費用がかさみ粗さの制御が必要なレーザダルロ
ールを調質圧延に用いるのと同等で、さらにはブライト
ロールを調質圧延に用いて鋼板表面の粗さピークを圧壊
し平坦面を増すことによる鮮映性の向上にも匹敵する改
善を遂げることができる。
きい程鮮映性は悪化し、WRとしてRa>1.0μmのショッ
トブラストロールを用いるロール条件(ケースNo.3,7及
び9;マーク○,□及び△)のときは、鋼板表面粗度が同
等であればSD材マーク○、ED材マーク□はLD材マーク△
に比して鮮映性に劣る一般傾向のもとに、上記のロール
条件であってもSRにブライトロールを用いて鋼板表面粗
度がRa≒0.1のとき(ケースNo.10)には、またSRにレー
ザダルロールを用い(ケースNo.9)るならば鋼板表面粗
度Raがほぼ1.6を境にしてこれより低いときにも、とも
にDOI値95%以上が得られるのであるが、ここでSRとし
て放電ダルロール、ショットブラストダルロールを用い
て上記ブライトロールによるのと同等のDOI値を得るた
めには、矢印1のように冷間圧延最終スタンドのワーク
ロールWRとしてのRa>1.0μmのショットブラストダル
ロールから、ブライトロールに、また矢印2のようにRa
≦1.0μmの放電ダルロールに変えるか、或いは矢印3
のようにやはりブライトロールにまた同じく矢印4のよ
うにRa≦1.0μmのショットブラストダルロールに変え
ることの必要性が明らかである。要するに、冷間圧延最
終スタンドのワークロールWRとして中心線平均粗さRaが
1.0μm以下の、ブライトロール、レーザダルロール、
放電ダルロール又はショットブラストダルロールを用い
て冷間圧延を行ったあとでとくに調質圧延工程で中心線
平均粗さRaが1.0μm以下の放電ダルロール又はショッ
トブラストダルロールをワークロールSRに用いて、ダル
仕上げに費用がかさみ粗さの制御が必要なレーザダルロ
ールを調質圧延に用いるのと同等で、さらにはブライト
ロールを調質圧延に用いて鋼板表面の粗さピークを圧壊
し平坦面を増すことによる鮮映性の向上にも匹敵する改
善を遂げることができる。
(作用) タンデム冷間圧延機の最終スタンド・ワークロールWRと
して中心線平均粗さ(Ra)が1.0μm以下のブライトロ
ール、レーザダルロール、放電ダルロール及びショット
ブラストダルロールのうちから選んだロールを用いるの
は、Ra>1.0μmのワークロールを用いて冷間圧延を施
した場合、鋼板表面のうねりが大きくなって、塗装後の
鮮映性をそこない、発明の目的に適合しないからであ
る。ここでRaは通常0.3μm程度までで適合する。
して中心線平均粗さ(Ra)が1.0μm以下のブライトロ
ール、レーザダルロール、放電ダルロール及びショット
ブラストダルロールのうちから選んだロールを用いるの
は、Ra>1.0μmのワークロールを用いて冷間圧延を施
した場合、鋼板表面のうねりが大きくなって、塗装後の
鮮映性をそこない、発明の目的に適合しないからであ
る。ここでRaは通常0.3μm程度までで適合する。
調質圧延機のワークロールSRについても、放電ダルロー
ル又はショットブラストダルロールとも中心線平均粗さ
Raを1.0μm以下としたのは、Ra>1.0μmでは鋼板表面
の凹凸が大きくなりすぎて鮮映性が劣化することからで
ある。ここでRaは通常0.5μm程度までにて適合する。
ル又はショットブラストダルロールとも中心線平均粗さ
Raを1.0μm以下としたのは、Ra>1.0μmでは鋼板表面
の凹凸が大きくなりすぎて鮮映性が劣化することからで
ある。ここでRaは通常0.5μm程度までにて適合する。
なお、再度にわたる調質圧延を施すのに際してその圧下
率は0.3〜5.0%で適合し、0.3%未満の圧下率では、あ
まりに軽圧下であって、鋼板表面の平坦面積率を多く
し、鮮映性を向上させることが困難であり、また圧下率
5.0%を越える圧延は、圧延荷重が高くなり、圧延機の
消費電力が高くなる他、鋼板の材質が劣化し加工性を低
下させてしまう。
率は0.3〜5.0%で適合し、0.3%未満の圧下率では、あ
まりに軽圧下であって、鋼板表面の平坦面積率を多く
し、鮮映性を向上させることが困難であり、また圧下率
5.0%を越える圧延は、圧延荷重が高くなり、圧延機の
消費電力が高くなる他、鋼板の材質が劣化し加工性を低
下させてしまう。
冷間タンデム圧延機の最終スタンドのワークロールWRと
して表2に示したようにロール表面の中心線平均祖さRa
が異なるブライトロール、ショットブラストダルロー
ル、放電ダルロール、レーザダルロールを用い冷間圧延
を施した。
して表2に示したようにロール表面の中心線平均祖さRa
が異なるブライトロール、ショットブラストダルロー
ル、放電ダルロール、レーザダルロールを用い冷間圧延
を施した。
次いで同じく表2に示した条件で、調質圧延を施した後
鋼板表面の中心線平均祖さRaと平坦面積率を測定した。
鋼板表面の中心線平均祖さRaと平坦面積率を測定した。
さらに、3コートの厚さ80μmの塗装を施して塗膜の鮮
映性(DOI値)を測定した結果を鋼板の中心線平均粗さR
a(μm)であらわした表面粗度と平坦面積率(%)に
併せ、表2に示した。
映性(DOI値)を測定した結果を鋼板の中心線平均粗さR
a(μm)であらわした表面粗度と平坦面積率(%)に
併せ、表2に示した。
表2から明らかな通り、冷間圧延機最終スタンドのワー
クロールWRの中心線平均粗さRaが1.0μm超過に当たる
記号C,M、並びに調質圧延ワークロールSRの中心線平均
粗さRaが1.0μm超過に当たる記号F,G,I,J及びその双方
のワークロールWR,SRの中心線平均粗さRaがともに1.0μ
m超過となってい鮮映性(DOI値)はいずれも85%未満
であり、本発明の適用例に比べ平坦面積率とともに低い
値であった。
クロールWRの中心線平均粗さRaが1.0μm超過に当たる
記号C,M、並びに調質圧延ワークロールSRの中心線平均
粗さRaが1.0μm超過に当たる記号F,G,I,J及びその双方
のワークロールWR,SRの中心線平均粗さRaがともに1.0μ
m超過となってい鮮映性(DOI値)はいずれも85%未満
であり、本発明の適用例に比べ平坦面積率とともに低い
値であった。
(発明の効果) 以上の実施例からも明らかなように、この発明の方法に
よれば、冷間圧延後の鋼板の表面うねりを少なくして、
最終的に調質圧延後の鋼板表面のうねりを小さくするこ
とができ、そのため調質圧延において所定の粗さプロフ
ィルのワークロールを使用することと相俟って、鮮映性
の著しく優れた塗膜を形成することが可能となる。
よれば、冷間圧延後の鋼板の表面うねりを少なくして、
最終的に調質圧延後の鋼板表面のうねりを小さくするこ
とができ、そのため調質圧延において所定の粗さプロフ
ィルのワークロールを使用することと相俟って、鮮映性
の著しく優れた塗膜を形成することが可能となる。
第1図は鋼板表面の粗さ曲線の傾斜角を示す図面、 第2図は鋼板表面の粗さ曲線の傾斜角(θ)の分布を示
す図面、 第3図は中心線平均粗さ(Ra)で示した調質圧延鋼板の
表面粗度と傾斜角分布(W2)の関係を示す図面、 第4図は鮮映性(DOI値)におよぼす調質圧延後の鋼板
表面粗度の影響を示す図面、 第5図は鮮映性を表わすDOI値の測定方法を示す図面で
ある。
す図面、 第3図は中心線平均粗さ(Ra)で示した調質圧延鋼板の
表面粗度と傾斜角分布(W2)の関係を示す図面、 第4図は鮮映性(DOI値)におよぼす調質圧延後の鋼板
表面粗度の影響を示す図面、 第5図は鮮映性を表わすDOI値の測定方法を示す図面で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−133905(JP,A) 特公 昭45−12209(JP,B1)
Claims (3)
- 【請求項1】熱延鋼板をタンデム冷間圧延機により所要
の板厚まで冷間圧延した後、焼鈍を施してから調質圧延
を施す冷延鋼板の製造に当たって、 前記タンデム冷間圧延機の最終スタンドのワークロール
として中心線平均粗さRaが1.0μm以下の、 ブライトロール、 レーザダルロール、 放電ダルロール、 及びショットブラストダルロール のうちから選んだロールを用いる冷間圧延を行ったうえ
で、 調質圧延用のワークロールとしては、 放電加工又はショットブラスト法により粗面化した中心
線平均粗さが1.0μm以下のロールを用いて調質圧延を
することにより、ワークロール表面のダル目模様を鋼板
表面に転写すること、 を特徴とする、塗装鮮映性に優れる冷延鋼板の製造方
法。 - 【請求項2】調質圧延が、再度にわたるものである、特
許請求の範囲第1項に記載の塗装鮮映性に優れる冷延鋼
板の製造方法。 - 【請求項3】調質圧延が圧下率0.3〜5.0%である特許請
求の範囲第1項又は第2項に記載の塗装鮮映性に優れる
冷延鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62145383A JPH0790243B2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 塗装鮮映性に優れる冷延鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62145383A JPH0790243B2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 塗装鮮映性に優れる冷延鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63309303A JPS63309303A (ja) | 1988-12-16 |
| JPH0790243B2 true JPH0790243B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=15383974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62145383A Expired - Fee Related JPH0790243B2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 塗装鮮映性に優れる冷延鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790243B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995001462A1 (en) * | 1993-06-30 | 1995-01-12 | Nkk Corporation | Alloyed hot dip iron-zinc-alloy plated steel plate having excellent press moldability and method of manufacturing the same |
| US5552235A (en) * | 1995-03-23 | 1996-09-03 | Bethlehem Steel Corporation | Embossed cold rolled steel with improved corrosion resistance, paintability, and appearance |
| KR102240205B1 (ko) * | 2014-01-30 | 2021-04-14 | 아르셀러미탈 | 전기아연도금된 시트로부터 낮은 파형을 가지는 부품들을 제조하는 방법, 대응 부품 및 차량 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60133905A (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-17 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 塗装外観性の優れた冷延鋼板及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP62145383A patent/JPH0790243B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63309303A (ja) | 1988-12-16 |
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