JPH079053U - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JPH079053U
JPH079053U JP3400793U JP3400793U JPH079053U JP H079053 U JPH079053 U JP H079053U JP 3400793 U JP3400793 U JP 3400793U JP 3400793 U JP3400793 U JP 3400793U JP H079053 U JPH079053 U JP H079053U
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wire harness
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lead
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高広 長田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転子と固定子台板との間の隙間を小さくし
て、回転電機の軸線方向寸法を縮小する。 【構成】固定子台板2の外周部に、切欠き部14aを有
するワイヤハーネス導出用突起部14を設け、固定子の
巻線から導出されたワイヤハーネス4を切欠き部14a
内に挿入した状態で外部に導出する。ワイヤハーネス4
の導出部を結束バンド15により突起部14に結束し
て、固定子台板2に対して固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、固定子台板に取付けられた固定子の巻線に接続されて固定子台板の 外周部から外部に導出されるワイヤハーネスを備えた回転電機に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
例えば内燃機関に取付けられて、機関の点火電源や点灯,充電用の電源として 用いられるフライホイール磁石発電機等の回転電機においては、機関に取付けら れる固定子台板に固定された固定子と、機関の回転軸に取付けられて固定子の外 側を回転する磁石回転子とにより構成されている。
【0003】 この種の回転電機では、一般に多極の固定子鉄心を用いて、該固定子鉄心の突 極部に巻回した複数の電機子コイルを所定個数の負荷に割り当て、各負荷用の電 機子コイルから個別にリード線を引き出しているため、外部に引き出されるリー ド線の数が多くなることが多い。
【0004】 このように回転電機から多くのリード線を引出す場合には、多数のリード線を 束ねて一括して絶縁チューブに挿入することによりワイヤハーネスを構成し、該 ワイヤハーネスを固定子台板の外周部から外部に導出するようにしている。この 場合、ワイヤハーネスの固定子台板からの導出部は、固定子台板の板面にほぼ沿 う方向に向けられた状態で固定子台板に対して固定される。
【0005】 図7及び図8は従来のこの種の回転電機の例を示したもので、これらの図にお いて3は内燃機関のクランクケースに取付けられる固定子台板2に固定された固 定子、5は機関の回転軸6に取付けられて固定子3の外側を回転するフライホイ ール形の磁石回転子、4は固定子3に設けられた電機子コイルの巻線に接続され て固定子台板2の外周部から外部に導出されるワイヤハーネスである。ワイヤハ ーネス4は、図8に示すように複数のリード線4aを一括して絶縁チューブ4b に挿入したもので、従来の回転電機においては、このワイヤハーネス4が固定子 台板2の上面側(固定子が取り付けられる側)の板面に沿わせた状態で配置され て固定子台板2の外周部寄りに位置でクランプ部材16により抱きかかえられ、 該クランプ部材16がねじ17により固定子台板2にねじ止めされていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の回転電機では以下に示すような問題があった。
【0007】 (a)ワイヤハーネス4が固定子台板2の板面に沿わせた状態でクランプ部材1 6により固定されて外部に導出されていたため、固定子台板2の上面と回転子5 の軸線方向の開口側端面との間の隙間gをワイヤハーネス4の外径及びクランプ 部材16の高さより大きく設定する必要があった。そのため、回転電機の軸線方 向の全長が大きくなって回転電機が大形化し、該回転電機の装着に要するスペー スが大きくなるのを避けられなかった。
【0008】 (b)ワイヤハーネス4を固定するクランプ部材16をねじ17により固定子台 板2に固定していたため、固定子台板2にねじ17をねじ込むためのねじ孔を設 ける必要があり、固定子台板の加工工数が増加して製造コストが高くなる。
【0009】 本考案の目的は、固定子台板と回転子の軸線方向端面との間の隙間を小さくし て回転電機の軸線方向の長さを小さくするとともに、ねじを用いることなくワイ ヤハーネスを固定子台板に対して固定することができるようにして、回転電機の 装着に要するスペースの縮小と加工工数の低減とを図った回転電機を提供するこ とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、固定子台板と、該固定子台板に取付けられた固定子と、固定子の巻 線に接続されて固定子台板の外周部から外部に導出されるワイヤハーネスとを備 えて、ワイヤハーネスの固定子台板からの導出部が、固定子台板の板面にほぼ沿 う方向に向けられた状態で固定子台板に対して固定される回転電機に係わるもの である。
【0011】 本考案においては、固定子台板の外周部にワイヤハーネスを挿入し得る溝また は切欠き部を備えたワイヤハーネス導出用突起部を形成して、該突起部の溝また は切欠き部内にワイヤハーネスの導出部を挿入し、溝または切欠き部内に挿入し たワイヤハーネスの導出部を結束手段により該突起部に結束する。
【0012】 結束手段としては、一般の電気配線をまとめるために用いられている結束バン ドを用いてもよく、配線結束用の糸等を用いてもよい。
【0013】
【作用】
上記のように、ワイヤハーネスの導出部をワイヤハーネス導出用突起部に形成 された溝または切欠き部内に挿入した状態で外部に導出すると、ワイヤハーネス の導出部の固定子台板からの突出長は、ワイヤハーネスの外径と結束手段の厚さ との和から、ワイヤハーネス導出用突起部の溝または切欠き部の深さを差引いた 値にほぼ等しくなる。従って、ワイヤハーネスの導出部を固定子台板の板面に沿 わせていた従来の回転電機に比べて、固定子台板と回転子の軸線方向端面との間 の隙間を小さくすることができ、回転電機の軸線方向の全長を短くして、回転電 機の小形化を図ることができる。
【0014】 また上記のように構成すると、ワイヤハーネスはその導出部をワイヤハーネス 導出用突起部に結束するだけで固定子台板に対して固定できるので、固定子台板 にワイヤハーネス固定用のねじ孔を設ける必要がない。従って、固定子台板の加 工工数の削減を図ることができ、製造コストの低減を図ることができる。
【0015】
【実施例】
図1ないし図4は、内燃機関に装着されて機関の点火電源や点灯,充電用電源 として用いられるフライホイール磁石発電機に本考案を適用した実施例を示した ものである。
【0016】 図1において、1は図示しない内燃機関のクランクケースに取付けられる固定 子組立体で、この固定子組立体1は固定子台板2に取付けられた固定子3と、該 固定子の電機子コイルの巻線に接続されて外部へ導出されるワイヤハーネス4と を備えている。5は機関の回転軸6に取付けられて固定子3の外側を回転するフ ライホイール形の磁石回転子で、この磁石回転子5は、ほぼカップ状のフライホ イール7と、該フライホイール7の周壁部内周に配置されて固定子3の磁極部に 対向する磁極を有する永久磁石8と、フライホイール7の底壁部の中央に設けら れて機関の回転軸6に嵌着されるボス部9とからなっている。固定子組立体1と 磁石回転子5とによりフライホイール磁石発電機が構成されている。
【0017】 図2に示したように、固定子3は、継鉄部11aと該継鉄部から放射状に突出 した4個の突極11b,11b,…とを有する固定子鉄心(積層鉄心)11と、 固定子鉄心の突極部11b,11b,…にボビン12を介して巻回された電機子 コイル13a〜13dとからなっている。この固定子は、その継鉄部11aが、 ほぼ円板状に形成された固定子台板2の中央部に突設された固定子取付部2aに ネジ10,10により固定されている。電機子コイル13a〜13dの内、例え ば電機子コイル13aは一端が接地された点火電源用としてのエキサイタコイル として用いられ、電機子コイル13b〜13dは直列に接続されてバッテリ充電 用の充電コイルとして用いられる。
【0018】 この例では、エキサイタコイルを構成する電機子コイル13aの一端が鉄心に 接地され、該電機子コイル13aの他端に1つのリード線4aの一端が接続され ている。また電機子コイル13b〜13dの直列回路の両端にそれぞれリード線 4a,4aの一端が接続され、合計3本のリード線4aが一括して絶縁チューブ 4b内に挿入されてワイヤハーネス4が構成されている。このワイヤハーネス4 は固定子台板の外周部から外部に導出される。
【0019】 固定子台板2の外周部のワイヤハーネスが導出される位置には、図3に示すよ うに、一定の幅Wをもって固定子台板2の外周に開口するワイヤハーネス導出用 切欠き部14aと、該切欠き部14aの両側にそれぞれ形成された切欠き部14 b,14bとが形成され、切欠き部14aとその両側の切欠き部14b,14b との間にそれぞれ突起14c,14cが形成されている。ワイヤハーネス導出用 切欠き部14aの幅Wはワイヤハーネス4の外径とほぼ等しい値に選定され、ま た突起14c,14cのそれぞれの外側面には結束バンド挿入用の凹部14d, 14dが形成されている。この例では、ワイヤハーネス導出用切欠き部14aと 突起14c,14cとにより、ワイヤハーネス導出用突起14が構成されている 。
【0020】 ワイヤハーネス4の固定子台板2からの導出部は、図4に示すようにワイヤハ ーネス導出用突起14の切欠き部14a内に挿入され、該切欠き部14a内に挿 入されたワイヤハーネスの導出部が、結束バント挿入用凹部14d,14dに挿 入された樹脂製の結束バンド15により、ワイヤハーネス導出用突起14に結束 されている。結束バンド15としては、長さ方向に沿って無数の歯部が形成され たバンド15aの一端に該バンドを挿入して係止するための孔を有する係止部1 5bを一体に設けた周知のものを用いることができる。この種の結束バンドは、 電気配線をまとめるために一般的に用いられているもので、ループ状に変形させ たバンド15aを係止部15bの孔内に挿入すると、バンド15aに設けられた 歯部が係止部15bの孔の内面に形成された歯部に噛み合ってバンド15aが係 止部15bに係止されるものである。
【0021】 上記のように、結束バンド15を用いてワイヤハーネスの導出部を突起部14 に結束するようにすると、ネジを用いることなくワイヤハーネスの導出部を固定 子台板2に対して固定することができるため、固定子台板にワイヤハーネス固定 用のネジ孔を設ける必要がない。
【0022】 また上記のように、ワイヤハーネスの導出部を切欠き部14a内に挿入するよ うにすると、フライホイール7の開口部側の軸線方向端面7a(図1参照)と固 定子台板2との間の隙間gを、ワイヤハーネス4の外径に結束バンド15の厚さ を加えた値より小さく設定することができるため、回転電機の軸線方向寸法を縮 小することができる。
【0023】 上記の実施例では、図2ないし図4に示したように、ワイヤハーネス導出用突 起部14の先端面を、固定子台板2の外周面とほぼ同一の面上に位置させるよう に、突起部14を設けているが、ワイヤハーネス導出用突起部14は、図5に示 したように、その先端が固定子台板2の外周面より更に外側に突出するように形 成してもよい。
【0024】 上記の実施例においては、ワイヤハーネス導出用突起部14を1対の突起14 c,14cとその間に形成された切欠き部14aとにより構成して、切欠き部1 4a内にワイヤハーネスの導出部を挿入するようにしたが、図6に示したように 、切欠き部14b,14bの間に形成した突起14cと、該突起14cに設けた 有底の溝部14eとにより、ワイヤハーネス導出用突起部14を構成するように してもよい。この場合にも、溝部14eに挿入したワイヤハーネスの導出部を結 束バンド15によりワイヤハーネス導出用突起部14に結束することにより、ワ イヤハーネスの導出部を固定子台板2に対して固定することができる。
【0025】 上記の実施例では、回転電機としてフライホイール磁石発電機を例にとったが 、固定子台板に取り付けられた固定子の外側を回転子が回転するように構成され たアウタロータ形の回転電機の電機子コイルからワイヤハーネスを引き出す場合 に広く本考案を適用することができる。
【0026】 上記の実施例では、結束手段として結束バンドを用いたが、配線を結束するた めに用いられている木綿糸または樹脂製の糸等を結束手段として用いることもで きる。
【0027】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、固定子台板の外周部に形成されたワイヤハー ネス導出用突起部にワイヤハーネスを挿入し得る溝または切欠き部を設けて、該 溝または切欠き部内に挿入されたワイヤハーネスの導出部を、ワイヤハーネス導 出用突起部に結束することにより固定するようにしたので、固定子台板と回転子 の軸線方向の端面との間の隙間を従来より小さく設定して、回転電機の軸線方向 寸法の縮小を図ることができる。また本考案では、ワイヤハーネスの導出部を結 束手段を用いて固定子台板に固定することにより、固定子台板にワイヤハーネス 固定用のネジ孔を設ける必要がないようにしたので、固定子台板の加工工数を削 減して、製造コストの低減を図ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転電機の実施例の概略構造を示した
縦断面図である。
【図2】本考案の実施例で用いる固定子組立体の正面図
である。
【図3】本考案の実施例で用いる固定子台板のワイヤハ
ーネス導出用突起部を示す正面図である。
【図4】本考案の実施例におけるワイヤハーネスの導出
部を示す斜視図である。
【図5】本考案におけるワイヤハーネス導出用突起部の
他の実施例を示す斜視図である。
【図6】本考案におけるワイヤハーネス導出用突起部の
更に異なる実施例を示す斜視図である。
【図7】従来例の回転電機の概略構造を示した縦断面図
である。
【図8】従来例におけるワイヤハーネスの導出部を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 固定子組立体 2 固定子台板 3 固定子 4 ワイヤハーネス 5 磁石回転子 14 ワイヤハーネス導出用突起部 14a 切欠き部 14e 溝 15 結束バンド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子台板と、前記固定子台板に取付け
    られた固定子と、前記固定子の巻線に接続されて前記固
    定子台板の外周部から外部に導出されたワイヤハーネス
    とを備え、前記ワイヤハーネスの前記固定子台板からの
    導出部は、前記固定子台板の板面にほぼ沿う方向に向け
    られた状態で前記固定子台板に対して固定されている回
    転電機において、 前記固定子台板の外周部に前記ワイヤハーネスを挿入し
    得る溝または切欠き部を備えたワイヤハーネス導出用突
    起部が形成されていて、該突起部の溝または切欠き部内
    に前記ワイヤハーネスの導出部が挿入され、 前記溝または切欠き部内に挿入されたワイヤハーネスの
    導出部が結束手段により前記突起部に結束されているこ
    とを特徴とする回転電機。
JP1993034007U 1993-06-23 1993-06-23 回転電機 Expired - Lifetime JP2591840Y2 (ja)

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JPH079053U true JPH079053U (ja) 1995-02-07
JP2591840Y2 JP2591840Y2 (ja) 1999-03-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126189U (ja) * 1984-07-20 1986-02-17 ジエコ−株式会社 時計
JP2010183735A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Tamagawa Seiki Co Ltd レゾルバステータ構造
JP2013523062A (ja) * 2010-03-11 2013-06-13 ジェイエムダブリュ カンパニー、リミテッド ヘアドライヤー用bldcモータ

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JP2013523062A (ja) * 2010-03-11 2013-06-13 ジェイエムダブリュ カンパニー、リミテッド ヘアドライヤー用bldcモータ

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