JPH0792240A - Icの不良部分特定方法 - Google Patents
Icの不良部分特定方法Info
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- JPH0792240A JPH0792240A JP5257625A JP25762593A JPH0792240A JP H0792240 A JPH0792240 A JP H0792240A JP 5257625 A JP5257625 A JP 5257625A JP 25762593 A JP25762593 A JP 25762593A JP H0792240 A JPH0792240 A JP H0792240A
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- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被試験素子に電子ビームを照射し、被試験素
子内の配線導体の電位コントラスト像を表示して、被試
験素子に与える動作条件を変えることによる故障箇所発
見方法の発明と、そのための電位コントラスト像の画質
の向上を目的とする。 【構成】 鮮明な電位コントラストを得るために、電子
ビーム照射に対し画像データの取得を1回おきに実行す
る方法、2つの画像データのうち一方を反転して加算す
る方法、数フレームの間電子ビームを照射する方法を発
明している。そして、同一の試験パターン例えばnを繰
り返し印加し、その印加毎に被試験素子に与える例えば
電源電圧を変化させることにより、異常動作を電位コン
トラストとして発生させ、マージン不良などの故障解析
を可能にしている。
子内の配線導体の電位コントラスト像を表示して、被試
験素子に与える動作条件を変えることによる故障箇所発
見方法の発明と、そのための電位コントラスト像の画質
の向上を目的とする。 【構成】 鮮明な電位コントラストを得るために、電子
ビーム照射に対し画像データの取得を1回おきに実行す
る方法、2つの画像データのうち一方を反転して加算す
る方法、数フレームの間電子ビームを照射する方法を発
明している。そして、同一の試験パターン例えばnを繰
り返し印加し、その印加毎に被試験素子に与える例えば
電源電圧を変化させることにより、異常動作を電位コン
トラストとして発生させ、マージン不良などの故障解析
を可能にしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は被試験ICに電子ビー
ムを照射し、その照射点から発生する2次電子の量を計
測してIC内の電位分布を電位コントラスト像として表
示することを応用したICの不良部分特定方法に関す
る。
ムを照射し、その照射点から発生する2次電子の量を計
測してIC内の電位分布を電位コントラスト像として表
示することを応用したICの不良部分特定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より被試験ICのチップに電子ビー
ムを掃引照射(走査しながら照射すること)し、各照射
点から発生する2次電子の量を各照射点ごとに計測し、
この計測量を電気信号として取り込むことによりIC内
の電位分布を電位コントラスト像として表示し、不良箇
所の解析等に利用するIC試験装置が実用されている。
ムを掃引照射(走査しながら照射すること)し、各照射
点から発生する2次電子の量を各照射点ごとに計測し、
この計測量を電気信号として取り込むことによりIC内
の電位分布を電位コントラスト像として表示し、不良箇
所の解析等に利用するIC試験装置が実用されている。
【0003】図22に従来のこの種のIC試験装置の概
略の構成を示す。図中100はIC試験装置の全体を指
す。IC試験装置100は大きく分けて試験パターン発
生器200と、電子ビームテスタ300とによって構成
される。試験パターン発生器200は電子ビームテスタ
300に装着した被試験素子DUTに試験パターン信号
を与える。従来の試験パターン発生器200は試験パタ
ーンの発生を開始させるスタートスイッチ201と、任
意の時点で試験パターンの発生を停止させることに用い
るストップスイッチ202と、特定した試験パターンが
発生したとき、試験パターンの更新を停止させるための
停止パターン設定手段203と、停止パターン設定手段
203に設定した試験パターンが発生したことを検出し
て試験パターンの更新を停止させるパターン保持手段2
04と、試験パターンの更新が停止したことを表す信号
を発信する停止信号発生手段205とを具備し、試験パ
ターン信号の発生開始制御と、停止制御及び特定の試験
パターンにおいて試験パターンの更新動作を停止させる
制御とを行うことができるように構成されている。
略の構成を示す。図中100はIC試験装置の全体を指
す。IC試験装置100は大きく分けて試験パターン発
生器200と、電子ビームテスタ300とによって構成
される。試験パターン発生器200は電子ビームテスタ
300に装着した被試験素子DUTに試験パターン信号
を与える。従来の試験パターン発生器200は試験パタ
ーンの発生を開始させるスタートスイッチ201と、任
意の時点で試験パターンの発生を停止させることに用い
るストップスイッチ202と、特定した試験パターンが
発生したとき、試験パターンの更新を停止させるための
停止パターン設定手段203と、停止パターン設定手段
203に設定した試験パターンが発生したことを検出し
て試験パターンの更新を停止させるパターン保持手段2
04と、試験パターンの更新が停止したことを表す信号
を発信する停止信号発生手段205とを具備し、試験パ
ターン信号の発生開始制御と、停止制御及び特定の試験
パターンにおいて試験パターンの更新動作を停止させる
制御とを行うことができるように構成されている。
【0004】一方、電子ビームテスタ300は被試験素
子DUTに電子ビームEBを照射する鏡筒部301と、
この鏡筒部301の下部に設けられ、被試験素子DUT
を真空中に配置するチャンバ302と、このチャンバ3
02の内部に設けられ、被試験素子DUTの位置をX−
Y方向に移動させるステージ303と、被試験素子DU
Tから発生する2次電子の量を計測するためのセンサ3
04と、センサ304によって検出した電気信号を画像
データとして取り込む画像データ取得装置305と、画
像データ取得装置305で処理した画像データを電位コ
ントラスト像として表示するモニタ306と、電子ビー
ムEBの出射及びその出射量(電流値)、加速電圧、走
査速度、走査面積等を制御する鏡筒制御器307とによ
って構成される。
子DUTに電子ビームEBを照射する鏡筒部301と、
この鏡筒部301の下部に設けられ、被試験素子DUT
を真空中に配置するチャンバ302と、このチャンバ3
02の内部に設けられ、被試験素子DUTの位置をX−
Y方向に移動させるステージ303と、被試験素子DU
Tから発生する2次電子の量を計測するためのセンサ3
04と、センサ304によって検出した電気信号を画像
データとして取り込む画像データ取得装置305と、画
像データ取得装置305で処理した画像データを電位コ
ントラスト像として表示するモニタ306と、電子ビー
ムEBの出射及びその出射量(電流値)、加速電圧、走
査速度、走査面積等を制御する鏡筒制御器307とによ
って構成される。
【0005】パターン保持手段204は試験パターン発
生器200が停止パターン設定手段203に設定された
試験パターンを発生したことを検出すると、試験パター
ンの更新動作を一時停止し、停止パターン設定手段20
3に設定した試験パターンを出し続ける。これと共に画
像データ取得装置305及び鏡筒制御器307に停止信
号発生手段205から試験パターンの更新動作が停止し
たことを表す停止信号が与えられる。鏡筒制御器307
は停止信号の供給を受けて電子ビームEBを発射させる
制御を行う。これと共に画像データ取得装置305は画
像データの取込みを開始する。
生器200が停止パターン設定手段203に設定された
試験パターンを発生したことを検出すると、試験パター
ンの更新動作を一時停止し、停止パターン設定手段20
3に設定した試験パターンを出し続ける。これと共に画
像データ取得装置305及び鏡筒制御器307に停止信
号発生手段205から試験パターンの更新動作が停止し
たことを表す停止信号が与えられる。鏡筒制御器307
は停止信号の供給を受けて電子ビームEBを発射させる
制御を行う。これと共に画像データ取得装置305は画
像データの取込みを開始する。
【0006】ICの不良部分を特定する方法は、不良を
発生する試験パターンを停止パターン設定手段203に
設定することで行う。試験パターン発生器200が停止
パターン設定手段203に設定された、不良を発生する
試験パターンを発生したことを検出すると、試験パター
ンの更新動作を一時停止し、停止パターン設定手段20
3に設定した試験パターンを出し続ける。鏡筒制御器3
07は停止信号の供給を受けて電子ビームEBを発射さ
せる制御を行う。これと共に画像データ取得装置305
は画像データの取込みを開始する。以上の画像データの
取込みを良品状態と不良品状態について行い、画像デー
タ取得装置305で比較演算し、両者の相違部分を不良
部分と特定する。
発生する試験パターンを停止パターン設定手段203に
設定することで行う。試験パターン発生器200が停止
パターン設定手段203に設定された、不良を発生する
試験パターンを発生したことを検出すると、試験パター
ンの更新動作を一時停止し、停止パターン設定手段20
3に設定した試験パターンを出し続ける。鏡筒制御器3
07は停止信号の供給を受けて電子ビームEBを発射さ
せる制御を行う。これと共に画像データ取得装置305
は画像データの取込みを開始する。以上の画像データの
取込みを良品状態と不良品状態について行い、画像デー
タ取得装置305で比較演算し、両者の相違部分を不良
部分と特定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来は試験パターンの
停止時間を画像データの取込みに要する時間より余裕を
持たせて多少長い時間に設定する。このために画像デー
タの取込条件を変更しようとすると、試験パターンの停
止時間も変更しなければならなくなり、操作性が悪い欠
点がある。
停止時間を画像データの取込みに要する時間より余裕を
持たせて多少長い時間に設定する。このために画像デー
タの取込条件を変更しようとすると、試験パターンの停
止時間も変更しなければならなくなり、操作性が悪い欠
点がある。
【0008】つまり、画像データの取込みには電子ビー
ムの加速電圧走査速度、走査面積、走査回数等を設定し
なければならないが、これらの設定を変更すると画像デ
ータの取込みに要する時間が変化することになる。この
ような理由から画像データの取込条件を変更すると、こ
れに見合うように試験パターンの停止時間も変更しなけ
ればならない。この結果、試験パターン発生器200と
電子ビームテスタ300の双方を操作しなければならな
いから操作が面倒である。
ムの加速電圧走査速度、走査面積、走査回数等を設定し
なければならないが、これらの設定を変更すると画像デ
ータの取込みに要する時間が変化することになる。この
ような理由から画像データの取込条件を変更すると、こ
れに見合うように試験パターンの停止時間も変更しなけ
ればならない。この結果、試験パターン発生器200と
電子ビームテスタ300の双方を操作しなければならな
いから操作が面倒である。
【0009】一方、画像データの取込条件は試験の目的
に応じて各種変更する必要がある。特に被試験素子DU
Tが表面に既に保護層として絶縁膜が被せられているI
Cチップでは、この絶縁膜の下に埋もれている配線導体
の電位を観測することになる。しかしながら、表面に絶
縁膜が被着されたICチップの配線導体の電位分布を電
位コントラスト像として取り出すことはむずかしい点が
ある。つまり、絶縁膜の表面に電子ビームを照射する
と、照射時間に比例して絶縁膜上の電荷の分布による電
位勾配が次第に消滅し、本来求める電位コントラスト像
を得ることができなくなる不都合がある。図23にその
様子を示す。図23Aは絶縁膜の下に存在する導体L
1 、L2 、L3 、L4 にそれぞれL論理、H論理、L論
理、H論理の電位を与えた場合の電位コントラスト像を
示す。図示するようにL論理の電位(0Vに近い電圧又
は負電位)を与えることにより電位コントラスト像は白
色(2次電子の放出量大)として表示される。H論理の
電位(0Vより正側の電圧)を与えた場合は黒色(2次
電子の放出量が少ない)に表示される。ここで絶縁基板
PBはL論理とH論理の中間の電位となり、灰色で表示
される。
に応じて各種変更する必要がある。特に被試験素子DU
Tが表面に既に保護層として絶縁膜が被せられているI
Cチップでは、この絶縁膜の下に埋もれている配線導体
の電位を観測することになる。しかしながら、表面に絶
縁膜が被着されたICチップの配線導体の電位分布を電
位コントラスト像として取り出すことはむずかしい点が
ある。つまり、絶縁膜の表面に電子ビームを照射する
と、照射時間に比例して絶縁膜上の電荷の分布による電
位勾配が次第に消滅し、本来求める電位コントラスト像
を得ることができなくなる不都合がある。図23にその
様子を示す。図23Aは絶縁膜の下に存在する導体L
1 、L2 、L3 、L4 にそれぞれL論理、H論理、L論
理、H論理の電位を与えた場合の電位コントラスト像を
示す。図示するようにL論理の電位(0Vに近い電圧又
は負電位)を与えることにより電位コントラスト像は白
色(2次電子の放出量大)として表示される。H論理の
電位(0Vより正側の電圧)を与えた場合は黒色(2次
電子の放出量が少ない)に表示される。ここで絶縁基板
PBはL論理とH論理の中間の電位となり、灰色で表示
される。
【0010】図23Bは電子ビームEBを照射及び走査
させた直後(0.1〜0.3秒経過時点)の状態を示す。こ
の図から解るように、電子ビームEBを照射し始める
と、数秒後には図23Cに示すように電位コントラスト
は急速に低減し、電位コントラストは消滅する。従って
画像データの取込みは図23Aに示す状態でのみ有効で
あり、電位コントラストが存在する時間が短いため画像
データを画像メモリに取り込むにしても、ただ1回の画
像データの取込みだけでは鮮明な画像を得ることはむず
かしい。
させた直後(0.1〜0.3秒経過時点)の状態を示す。こ
の図から解るように、電子ビームEBを照射し始める
と、数秒後には図23Cに示すように電位コントラスト
は急速に低減し、電位コントラストは消滅する。従って
画像データの取込みは図23Aに示す状態でのみ有効で
あり、電位コントラストが存在する時間が短いため画像
データを画像メモリに取り込むにしても、ただ1回の画
像データの取込みだけでは鮮明な画像を得ることはむず
かしい。
【0011】この電位コントラストの低下現象が存在す
るため、画像データの取込条件(電子ビームの走査面
積、電子ビームの電流値等)を変更する頻度は高い。従
って画像データの取込条件を変更する都度、試験パター
ンを停止させる時間の設定も変更しなければならないか
ら、この点で操作性が悪い不都合がある。この発明の課
題は、この種のIC試験装置の操作性を向上し、電位コ
ントラストの低下現象が存在してもICの不良部分を特
定する方法を発明することと、そのための鮮明な電位コ
ントラスト像を得ることである。
るため、画像データの取込条件(電子ビームの走査面
積、電子ビームの電流値等)を変更する頻度は高い。従
って画像データの取込条件を変更する都度、試験パター
ンを停止させる時間の設定も変更しなければならないか
ら、この点で操作性が悪い不都合がある。この発明の課
題は、この種のIC試験装置の操作性を向上し、電位コ
ントラストの低下現象が存在してもICの不良部分を特
定する方法を発明することと、そのための鮮明な電位コ
ントラスト像を得ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の課題の一つで
ある、ICの不良部分を特定できる鮮明な電位コントラ
スト像を得るためには、操作性を向上したIC試験装置
を提案する必要がある。つまり被試験素子に電子ビーム
を掃引照射し、各照射点から発生する2次電子の量を計
測して被試験素子内の電位分布を画像として再現する電
子ビームテスタと、被試験素子に試験パターンを与える
試験パターン発生器とを具備して構成されたIC試験装
置において、試験パターン発生器に停止すべき試験パタ
ーンを設定する停止パターン設定手段と、この停止パタ
ーン設定手段で設定した試験パターンを発生した状態で
試験パターンの更新動作を停止させるパターン保持手段
と、試験パターンの更新動作が停止したことを表すパタ
ーン停止信号を出力する停止信号発生手段と、電子ビー
ムテスタから画像データの取得完了を表す取得完了信号
の供給を受けてパターン保持手段の保持状態を解除する
解除手段とを設けると共に、電子ビームテスタには停止
信号発生手段が発生するパターン停止信号を受けて画像
データの取込みを開始する画像データ取得手段と、この
画像データ取得手段が所要の画像データを取得したこと
を表す取得完了信号を発生する取得完了信号発生手段と
を設けた構造としたものである。
ある、ICの不良部分を特定できる鮮明な電位コントラ
スト像を得るためには、操作性を向上したIC試験装置
を提案する必要がある。つまり被試験素子に電子ビーム
を掃引照射し、各照射点から発生する2次電子の量を計
測して被試験素子内の電位分布を画像として再現する電
子ビームテスタと、被試験素子に試験パターンを与える
試験パターン発生器とを具備して構成されたIC試験装
置において、試験パターン発生器に停止すべき試験パタ
ーンを設定する停止パターン設定手段と、この停止パタ
ーン設定手段で設定した試験パターンを発生した状態で
試験パターンの更新動作を停止させるパターン保持手段
と、試験パターンの更新動作が停止したことを表すパタ
ーン停止信号を出力する停止信号発生手段と、電子ビー
ムテスタから画像データの取得完了を表す取得完了信号
の供給を受けてパターン保持手段の保持状態を解除する
解除手段とを設けると共に、電子ビームテスタには停止
信号発生手段が発生するパターン停止信号を受けて画像
データの取込みを開始する画像データ取得手段と、この
画像データ取得手段が所要の画像データを取得したこと
を表す取得完了信号を発生する取得完了信号発生手段と
を設けた構造としたものである。
【0013】この構成によれば、画像データ取込手段が
所要の画像データを取得すると、取得完了信号発生手段
が画像データの取得完了を表す取得完了信号を発生す
る。この取得完了信号によりパターン発生器は試験パタ
ーンの更新動作を開始する。従って、この構成によれば
試験パターン発生器に試験パターン停止時間を設定する
必要がなく、画像データの取得と、試験パターンの自動
スタート、ストップとが繰り返され、人手を全く必要と
することがない。
所要の画像データを取得すると、取得完了信号発生手段
が画像データの取得完了を表す取得完了信号を発生す
る。この取得完了信号によりパターン発生器は試験パタ
ーンの更新動作を開始する。従って、この構成によれば
試験パターン発生器に試験パターン停止時間を設定する
必要がなく、画像データの取得と、試験パターンの自動
スタート、ストップとが繰り返され、人手を全く必要と
することがない。
【0014】また試験パターンの発生を繰り返し発生モ
ードに設定することにより同一の試験パターンを印加し
た状態の画像データを繰り返し取得することができる。
ICの不良部分を特定するためには、電位コントラスト
の低下現象を補って画質の向上した鮮明な電位コントラ
スト像を得る必要がある。このため実施例1では、試験
パターン発生器に設けた停止パターン設定手段に少なく
とも2つの試験パターンを設定できるように構成し、第
1試験パターンと第2試験パターンが発生する毎に試験
パターンの更新動作を停止させる。これと共に第1試験
パターン発生時は画像データを取得することなく、電子
ビームの掃引照射のみを実行し、第2試験パターン発生
時において電子ビームの照射と画像データの取得を実行
する。
ードに設定することにより同一の試験パターンを印加し
た状態の画像データを繰り返し取得することができる。
ICの不良部分を特定するためには、電位コントラスト
の低下現象を補って画質の向上した鮮明な電位コントラ
スト像を得る必要がある。このため実施例1では、試験
パターン発生器に設けた停止パターン設定手段に少なく
とも2つの試験パターンを設定できるように構成し、第
1試験パターンと第2試験パターンが発生する毎に試験
パターンの更新動作を停止させる。これと共に第1試験
パターン発生時は画像データを取得することなく、電子
ビームの掃引照射のみを実行し、第2試験パターン発生
時において電子ビームの照射と画像データの取得を実行
する。
【0015】このように、第1試験パターン発生時に電
子ビームの照射のみを実行することにより、被試験素子
の表面の電位コントラストを実際に画像を取得したい第
2試験パターン印加時に電位分布として表示することが
できる。この結果、第1試験パターンの印加時の電位と
第2試験パターン印加時の電位が互いに逆極性になる部
分では、電位コントラスト像を毎回得ることができる。
この結果として画質の向上が達せられる効果が得られ
る。
子ビームの照射のみを実行することにより、被試験素子
の表面の電位コントラストを実際に画像を取得したい第
2試験パターン印加時に電位分布として表示することが
できる。この結果、第1試験パターンの印加時の電位と
第2試験パターン印加時の電位が互いに逆極性になる部
分では、電位コントラスト像を毎回得ることができる。
この結果として画質の向上が達せられる効果が得られ
る。
【0016】実施例2では、第1試験パターン発生時及
び第2試験パターン発生時共に電子ビームの照射と画像
データの取得を実行し、更に第1試験パターン印加時に
得られた画像データを反転し、第2試験パターン印加時
に得られた画像データとの和を求める。これにより、電
位が変化した部分だけを電位コントラスト像として表示
することができる。この場合、2つの画像データの和を
求めるから、第1試験パターンと第2試験パターンの印
加時に電位が逆転した部分の電位コントラストが強調さ
れて得られ、像の画質が向上し、鮮明な画像を得ること
ができる。
び第2試験パターン発生時共に電子ビームの照射と画像
データの取得を実行し、更に第1試験パターン印加時に
得られた画像データを反転し、第2試験パターン印加時
に得られた画像データとの和を求める。これにより、電
位が変化した部分だけを電位コントラスト像として表示
することができる。この場合、2つの画像データの和を
求めるから、第1試験パターンと第2試験パターンの印
加時に電位が逆転した部分の電位コントラストが強調さ
れて得られ、像の画質が向上し、鮮明な画像を得ること
ができる。
【0017】実施例3では、第1試験パターン発生時及
び第2試験パターン発生時共に電子ビームの照射を数フ
レーム行うため、試験パターンを終了した時点での電位
がそれぞれ平衡電位に到達する。これにより、第1試験
パターン発生時と第2試験パターン発生時に電位変化が
発生する場合には、平衡電位に対し、より大きな変位量
が得られ、電位コントラストが強調された、解像度のよ
い電位コントラスト像を得ることができる。
び第2試験パターン発生時共に電子ビームの照射を数フ
レーム行うため、試験パターンを終了した時点での電位
がそれぞれ平衡電位に到達する。これにより、第1試験
パターン発生時と第2試験パターン発生時に電位変化が
発生する場合には、平衡電位に対し、より大きな変位量
が得られ、電位コントラストが強調された、解像度のよ
い電位コントラスト像を得ることができる。
【0018】ICの不良部分の特定方法として、第1試
験パターンと第2試験パターンとを同一パターンにし、
各試験パターンの印加時に被試験素子DUTに与える動
作条件を変える。これにより故障箇所には電位コントラ
スト像を得ることができる。
験パターンと第2試験パターンとを同一パターンにし、
各試験パターンの印加時に被試験素子DUTに与える動
作条件を変える。これにより故障箇所には電位コントラ
スト像を得ることができる。
【0019】
(実施例1)図2に操作性を向上したIC試験装置の実
施例を示す。図22と対応する部分には同一符号を付し
て示す。このIC試験装置の特徴とする構造は電子ビー
ムテスタ300に取得完了信号発生手段308を設けた
点である。この取得完了信号発生手段308は画像デー
タ取得装置305において画像データの取得が完了した
ことを検出し、この検出時点で取得完了信号を発信す
る。この取得完了信号は試験パターン発生器200側に
設けたパターン保持手段204に入力する。
施例を示す。図22と対応する部分には同一符号を付し
て示す。このIC試験装置の特徴とする構造は電子ビー
ムテスタ300に取得完了信号発生手段308を設けた
点である。この取得完了信号発生手段308は画像デー
タ取得装置305において画像データの取得が完了した
ことを検出し、この検出時点で取得完了信号を発信す
る。この取得完了信号は試験パターン発生器200側に
設けたパターン保持手段204に入力する。
【0020】パターン保持手段204は取得完了信号が
入力されることにより、試験パターン発生器200に試
験パターンの停止を解除するコマンドを与える。試験パ
ターン発生器200は停止状態から解放され試験パター
ンの更新動作を開始する。このように試験パターンを停
止パターン設定手段203に設定すれば、試験パターン
発生器200の起動と停止動作が電子ビームテスタ30
0側の画像データの取得動作と連動するから、画像デー
タの取得条件を変更しても試験パターン発生器200側
の設定を変更する必要がない。よって操作が簡素化され
操作性を向上することができる。
入力されることにより、試験パターン発生器200に試
験パターンの停止を解除するコマンドを与える。試験パ
ターン発生器200は停止状態から解放され試験パター
ンの更新動作を開始する。このように試験パターンを停
止パターン設定手段203に設定すれば、試験パターン
発生器200の起動と停止動作が電子ビームテスタ30
0側の画像データの取得動作と連動するから、画像デー
タの取得条件を変更しても試験パターン発生器200側
の設定を変更する必要がない。よって操作が簡素化され
操作性を向上することができる。
【0021】この出願の発明は、操作性を向上したこの
IC試験装置を利用して画像の取得性能を向上させ、I
Cの不良部分を特定できる鮮明な電位コントラスト像を
得ることである。図3にこの出願の一実施例を示す。こ
の実施例では停止パターン設定手段203に第1試験パ
ターンrと第2試験パターンnとを設定できるように構
成すると共に、電子ビームテスタ300にモード切換手
段309を設ける。モード切換手段309は第1試験パ
ターンrが発生して試験パターン発生器200が試験パ
ターンの更新動作を停止すると、鏡筒制御器307に電
子ビームEBの掃引照射を行わせ、画像データ取得装置
305は画像の取込みを実行しない第1動作モードと、
第2試験パターンnが発生して試験パターン発生器20
0が試験パターンの更新動作を停止すると、鏡筒制御器
307と画像データ取得装置305の双方を動作させる
第2動作モードに切り替える制御を行う。
IC試験装置を利用して画像の取得性能を向上させ、I
Cの不良部分を特定できる鮮明な電位コントラスト像を
得ることである。図3にこの出願の一実施例を示す。こ
の実施例では停止パターン設定手段203に第1試験パ
ターンrと第2試験パターンnとを設定できるように構
成すると共に、電子ビームテスタ300にモード切換手
段309を設ける。モード切換手段309は第1試験パ
ターンrが発生して試験パターン発生器200が試験パ
ターンの更新動作を停止すると、鏡筒制御器307に電
子ビームEBの掃引照射を行わせ、画像データ取得装置
305は画像の取込みを実行しない第1動作モードと、
第2試験パターンnが発生して試験パターン発生器20
0が試験パターンの更新動作を停止すると、鏡筒制御器
307と画像データ取得装置305の双方を動作させる
第2動作モードに切り替える制御を行う。
【0022】図4及び図5に第1動作モードと、第2動
作モードの様子を示す。図4は試験パターンを先頭番地
から最終番地Lastまで連続して発生した場合を示
す。また図5は第1動作モードと、第2動作モードを実
行するごとに先頭番地に戻るようにした場合を示す。こ
のように第1動作モードの後に第2動作モードで画像デ
ータの取得を行わせることにより、被試験素子DUTの
表面(絶縁膜)の電位コントラストの低減による影響を
除去することができる。
作モードの様子を示す。図4は試験パターンを先頭番地
から最終番地Lastまで連続して発生した場合を示
す。また図5は第1動作モードと、第2動作モードを実
行するごとに先頭番地に戻るようにした場合を示す。こ
のように第1動作モードの後に第2動作モードで画像デ
ータの取得を行わせることにより、被試験素子DUTの
表面(絶縁膜)の電位コントラストの低減による影響を
除去することができる。
【0023】つまり、第1動作モードで被試験素子DU
Tに電子ビームEBを照射することにより、被試験素子
DUTの表面の電位を試験パターンに基づく電位コント
ラストに設定される。この電位コントラストが与えられ
ている状態で試験パターンnが発生することにより、試
験パターンrを印加した状態と試験パターンnを印加し
た状態で逆極性の電位が与えられた配線導体が存在する
部分のみ、電位コントラスト像が繰り返し得られる。よ
って電位コントラスト像の蓄積により鮮明な電位コント
ラスト像を得ることができる。
Tに電子ビームEBを照射することにより、被試験素子
DUTの表面の電位を試験パターンに基づく電位コント
ラストに設定される。この電位コントラストが与えられ
ている状態で試験パターンnが発生することにより、試
験パターンrを印加した状態と試験パターンnを印加し
た状態で逆極性の電位が与えられた配線導体が存在する
部分のみ、電位コントラスト像が繰り返し得られる。よ
って電位コントラスト像の蓄積により鮮明な電位コント
ラスト像を得ることができる。
【0024】図6より図8にその様子を示す。図6は第
1試験パターンrを印加した場合の導体L1 、L2 、L
3 、L4 に与えられる電位を示す。図6の例ではL1 に
L論理、L2 にH論理、L3 にL論理、L4 にH論理を
与えている状態を示す。図7は第2試験パターンnを印
加した場合の導体L1 〜L4 に与えられる電位を示す。
図7の例では導体L1 とL2 にL論理、L3 とL4 にH
論理を与えている状態を示す。
1試験パターンrを印加した場合の導体L1 、L2 、L
3 、L4 に与えられる電位を示す。図6の例ではL1 に
L論理、L2 にH論理、L3 にL論理、L4 にH論理を
与えている状態を示す。図7は第2試験パターンnを印
加した場合の導体L1 〜L4 に与えられる電位を示す。
図7の例では導体L1 とL2 にL論理、L3 とL4 にH
論理を与えている状態を示す。
【0025】図6に示した状態で導体L1 〜L4 を含む
領域を電子ビームEBで掃引照射し、図7に示す第2試
験パターンnを与えた状態で電子ビームEBを掃引照射
し、そのとき画像データを取り込むことにより、図8に
示す電位コントラスト像を得ることができる。図8に示
した電位コントラスト像から明らかなように、第1試験
パターンrを印加した状態と、第2試験パターンnを印
加した状態で与えられる電位が逆極性となる導体だけが
電位コントラスト像として表れる。つまり、この例では
導体L2 とL3 がそれに該当し、導体L1 とL4 は同一
電位が与えられたことにより電位コントラスト像として
表示されない。
領域を電子ビームEBで掃引照射し、図7に示す第2試
験パターンnを与えた状態で電子ビームEBを掃引照射
し、そのとき画像データを取り込むことにより、図8に
示す電位コントラスト像を得ることができる。図8に示
した電位コントラスト像から明らかなように、第1試験
パターンrを印加した状態と、第2試験パターンnを印
加した状態で与えられる電位が逆極性となる導体だけが
電位コントラスト像として表れる。つまり、この例では
導体L2 とL3 がそれに該当し、導体L1 とL4 は同一
電位が与えられたことにより電位コントラスト像として
表示されない。
【0026】その理由を図1を用いて説明する。第1試
験パターンrを印加した状態では導体L1 とL3 にはL
論理が与えられるから、これら導体L1 とL3 の表面の
絶縁膜の電位も図中点線で示す平衡電位VS (絶縁体の
電位と等価)より低い電位に偏倚される。また導体L2
とL4 にはH論理が与えられるから、これらのL2 とL
4 の上面を覆う絶縁膜の電位は平衡電位VS より正方向
に偏倚される。
験パターンrを印加した状態では導体L1 とL3 にはL
論理が与えられるから、これら導体L1 とL3 の表面の
絶縁膜の電位も図中点線で示す平衡電位VS (絶縁体の
電位と等価)より低い電位に偏倚される。また導体L2
とL4 にはH論理が与えられるから、これらのL2 とL
4 の上面を覆う絶縁膜の電位は平衡電位VS より正方向
に偏倚される。
【0027】この状態で電子ビームEBを掃引照射する
と、絶縁膜の電位は暫時、平衡電位VS に向かって変化
する。電子ビームEBを掃引照射している期間中は絶縁
膜上の電位は変化するが、電子ビームEBの照射が止ま
ると、電位変化は停止する。第1試験パターンrから第
2試験パターンnに経る間に幾つかの試験パターンが印
加されるが、電子ビームEBを掃引照射した結果、変化
した電位Va 、Vb 、Vc 、Vd は電子ビームEBの照
射停止時点の値に維持される。
と、絶縁膜の電位は暫時、平衡電位VS に向かって変化
する。電子ビームEBを掃引照射している期間中は絶縁
膜上の電位は変化するが、電子ビームEBの照射が止ま
ると、電位変化は停止する。第1試験パターンrから第
2試験パターンnに経る間に幾つかの試験パターンが印
加されるが、電子ビームEBを掃引照射した結果、変化
した電位Va 、Vb 、Vc 、Vd は電子ビームEBの照
射停止時点の値に維持される。
【0028】第2試験パターンnが発生し、この第2試
験パターンnが印加され、電子ビームEBの照射が再開
されると、各導体L1 〜L4 に与えられる電位が反対極
性の場合にだけ平衡電位VS から大きく離れた電位から
電位変化が開始され、前回と同一極性の電位が与えられ
た部分では平衡電位VS に近づいた電位Va 、Vd から
電位変化が始まる。従って、第2試験パターンnが印加
され、前回と同一極性の電圧が与えられた、この例では
導体L1 とL4 の部分の絶縁膜の電位は、既に平衡電位
VS に近づいた電位から電位変化が始まることと、更に
既に平衡電位VS に近づいていることから、短い時間で
平衡電位VS に達してしまうことから電位コントラスト
像はほとんど得られない。
験パターンnが印加され、電子ビームEBの照射が再開
されると、各導体L1 〜L4 に与えられる電位が反対極
性の場合にだけ平衡電位VS から大きく離れた電位から
電位変化が開始され、前回と同一極性の電位が与えられ
た部分では平衡電位VS に近づいた電位Va 、Vd から
電位変化が始まる。従って、第2試験パターンnが印加
され、前回と同一極性の電圧が与えられた、この例では
導体L1 とL4 の部分の絶縁膜の電位は、既に平衡電位
VS に近づいた電位から電位変化が始まることと、更に
既に平衡電位VS に近づいていることから、短い時間で
平衡電位VS に達してしまうことから電位コントラスト
像はほとんど得られない。
【0029】これに対し逆極性の電圧が与えられた導体
L2 とL3 の部分では平衡電位VSから大きく離れた電
位Ve 、Vf から電位変化が始まる。この結果、初期状
態と同様に電位コントラスト像を得ることができる。従
って、この実施例によれば第1試験パターンrを印加後
に、第2試験パターンnを印加することにより、第2試
験パターンnを印加時に第1試験パターンrを印加した
電圧と逆極性の電圧が与えられた導体上では必ず電位コ
ントラスト像を得ることができる。
L2 とL3 の部分では平衡電位VSから大きく離れた電
位Ve 、Vf から電位変化が始まる。この結果、初期状
態と同様に電位コントラスト像を得ることができる。従
って、この実施例によれば第1試験パターンrを印加後
に、第2試験パターンnを印加することにより、第2試
験パターンnを印加時に第1試験パターンrを印加した
電圧と逆極性の電圧が与えられた導体上では必ず電位コ
ントラスト像を得ることができる。
【0030】従って、この電位コントラスト像を毎回画
像データとして取り込むことにより画像データを蓄積す
ることができ、画像データの平均化処理等を施すことに
より鮮明な電位コントラスト像を得ることができる。第
1試験パターンrを順次変更することにより、観察すべ
き試験パターンnを印加したとき、逆極性となる導体を
順次変えることができる。これにより存在する導体のほ
ぼ全ての状態を観察することができる。
像データとして取り込むことにより画像データを蓄積す
ることができ、画像データの平均化処理等を施すことに
より鮮明な電位コントラスト像を得ることができる。第
1試験パターンrを順次変更することにより、観察すべ
き試験パターンnを印加したとき、逆極性となる導体を
順次変えることができる。これにより存在する導体のほ
ぼ全ての状態を観察することができる。
【0031】以上説明した第2試験パターンnを印加時
に第1試験パターンrを印加した電圧と逆極性の電圧が
与えられた導体上では必ず電位コントラスト像を得るこ
とができるという特徴から、本発明であるICの不良部
分の特定方法が可能となる。つまり、第1試験パターン
と第2試験パターンとを同一にし、各試験パターンの印
加時に被試験素子DUTに与える動作条件を変えること
により故障箇所を発見できる。第1試験パターンをn、
第2試験パターンもnとし、第1試験パターンnを印加
するときは動作電圧を規定の電圧範囲4.5〜5.5Vより
外れた電圧、例えば3Vを与え、第2試験パターン印加
時は規定の電圧5Vを与える。第1試験パターン印加時
及び第2試験パターン印加時に動作が正常であれば第2
試験パターン印加時に電位コントラスト像は全く得られ
ない。
に第1試験パターンrを印加した電圧と逆極性の電圧が
与えられた導体上では必ず電位コントラスト像を得るこ
とができるという特徴から、本発明であるICの不良部
分の特定方法が可能となる。つまり、第1試験パターン
と第2試験パターンとを同一にし、各試験パターンの印
加時に被試験素子DUTに与える動作条件を変えること
により故障箇所を発見できる。第1試験パターンをn、
第2試験パターンもnとし、第1試験パターンnを印加
するときは動作電圧を規定の電圧範囲4.5〜5.5Vより
外れた電圧、例えば3Vを与え、第2試験パターン印加
時は規定の電圧5Vを与える。第1試験パターン印加時
及び第2試験パターン印加時に動作が正常であれば第2
試験パターン印加時に電位コントラスト像は全く得られ
ない。
【0032】これに対し、第1試験パターン印加時また
は第2試験パターン印加時の何れか一方で動作に異常が
発生すると、印加される電圧が逆極性となる導体が発生
し、電位コントラスト像を得ることができる。よってこ
の電位コントラスト像の中に動作が異常となる部分を含
むことになり、マージン不良などの故障の解析を速やか
に行うことができる。
は第2試験パターン印加時の何れか一方で動作に異常が
発生すると、印加される電圧が逆極性となる導体が発生
し、電位コントラスト像を得ることができる。よってこ
の電位コントラスト像の中に動作が異常となる部分を含
むことになり、マージン不良などの故障の解析を速やか
に行うことができる。
【0033】(実施例2)図9に電位コントラストを強
調するIC試験装置の実施例を示す。この実施例の特徴
とする構造は電子ビームテスタ300に画像データ取得
手段を305Aと305Bの複数設けた点と、これら画
像データ取得手段305Aと305Bに取得した画像デ
ータの和を求める演算手段310を設けた点である。
調するIC試験装置の実施例を示す。この実施例の特徴
とする構造は電子ビームテスタ300に画像データ取得
手段を305Aと305Bの複数設けた点と、これら画
像データ取得手段305Aと305Bに取得した画像デ
ータの和を求める演算手段310を設けた点である。
【0034】取得完了信号発生手段308は画像データ
取得手段305A及び305Bにおいて画像データの取
得が完了したことを検出し、この検出時点で取得完了信
号を発信する。この取得完了信号は試験パターン発生器
200側に設けたパターン保持手段204に入力する。
パターン保持手段204は取得完了信号が入力されるこ
とにより試験パターン発生器200に試験パターンの停
止を解除するコマンドを与える。試験パターン発生器2
00は停止状態から解放された試験パターンの更新動作
を開始する。
取得手段305A及び305Bにおいて画像データの取
得が完了したことを検出し、この検出時点で取得完了信
号を発信する。この取得完了信号は試験パターン発生器
200側に設けたパターン保持手段204に入力する。
パターン保持手段204は取得完了信号が入力されるこ
とにより試験パターン発生器200に試験パターンの停
止を解除するコマンドを与える。試験パターン発生器2
00は停止状態から解放された試験パターンの更新動作
を開始する。
【0035】つまり、この実施例によれば停止パターン
設定手段203に例えば停止パターンrとnを設定した
とすると、この停止パターンrとnが発生する毎にパタ
ーン保持手段204が働いて試験パターン発生器200
の試験パターンの更新動作を停止させ、試験パターンr
又はnを出力した状態を維持する。図10にその様子を
示す。図10Aはスタート信号、図10Bは試験パター
ン信号を示す。試験パターン信号のパターンがr又はn
(一般にパターン発生順序を表すアドレスを指す)に達
すると、パターン保持手段204が試験パターン発生器
200のパターンの更新動作を停止させ、パターンr又
はnを出力した状態を維持する。これと共に停止信号発
生手段205から停止信号が出力され、この停止信号が
画像データ取込装置305に入力され画像データの取込
を開始させる。図10Fは画像データの取得動作期間を
示す。
設定手段203に例えば停止パターンrとnを設定した
とすると、この停止パターンrとnが発生する毎にパタ
ーン保持手段204が働いて試験パターン発生器200
の試験パターンの更新動作を停止させ、試験パターンr
又はnを出力した状態を維持する。図10にその様子を
示す。図10Aはスタート信号、図10Bは試験パター
ン信号を示す。試験パターン信号のパターンがr又はn
(一般にパターン発生順序を表すアドレスを指す)に達
すると、パターン保持手段204が試験パターン発生器
200のパターンの更新動作を停止させ、パターンr又
はnを出力した状態を維持する。これと共に停止信号発
生手段205から停止信号が出力され、この停止信号が
画像データ取込装置305に入力され画像データの取込
を開始させる。図10Fは画像データの取得動作期間を
示す。
【0036】試験パターンの発生を連続して、また画像
データ取得後の再スタートを先頭のパターンに戻すよう
に設定した場合は、図11に示すように試験パターンr
を発生すると自動的に停止し、画像データの取得が完了
すると先頭のパターンに戻って再スタートし、次回は試
験パターンnで停止し、画像データの取得後は再び先頭
の試験パターンに戻り、パターンの発生を繰返す。この
ように設定することにより特定した試験パターンrとn
を印加した状態の画像データを自動的に複数回取得する
ことができる。終了はストップスイッチ202を操作す
ることにより試験パターンの発生を停止させることがで
きる。
データ取得後の再スタートを先頭のパターンに戻すよう
に設定した場合は、図11に示すように試験パターンr
を発生すると自動的に停止し、画像データの取得が完了
すると先頭のパターンに戻って再スタートし、次回は試
験パターンnで停止し、画像データの取得後は再び先頭
の試験パターンに戻り、パターンの発生を繰返す。この
ように設定することにより特定した試験パターンrとn
を印加した状態の画像データを自動的に複数回取得する
ことができる。終了はストップスイッチ202を操作す
ることにより試験パターンの発生を停止させることがで
きる。
【0037】このように、この実施例によれば電位コン
トラスト像を観測したり試験パターンnと基準となるパ
ターンrとを停止パターン設定手段203に設定すれ
ば、試験パターン発生器200の起動と停止動作が電子
ビームテスタ300側の画像データの取得動作に連動す
るから、画像データの取得条件を変更しても試験パター
ン発生器200側の設定を変更する必要がない。よって
操作が簡素化され操作性を向上することができる。
トラスト像を観測したり試験パターンnと基準となるパ
ターンrとを停止パターン設定手段203に設定すれ
ば、試験パターン発生器200の起動と停止動作が電子
ビームテスタ300側の画像データの取得動作に連動す
るから、画像データの取得条件を変更しても試験パター
ン発生器200側の設定を変更する必要がない。よって
操作が簡素化され操作性を向上することができる。
【0038】この出願の発明は、操作性を向上したこの
IC試験装置を利用して画像の取得性能を向上させ、I
Cの不良部分を特定できる、より鮮明な電位コントラス
ト像を得ることである。図9に示すように複数の画像デ
ータ取得手段305Aと305Bに異なる試験パターン
を印加した状態の画像データを取込む。つまり画像デー
タ取得手段305Aに試験パターンrを被試験素子DU
Tに与えた状態の画像データを取込む。また画像データ
取得手段305Bに試験パターンnを被試験素子DUT
に与えた状態の画像データを取込む。
IC試験装置を利用して画像の取得性能を向上させ、I
Cの不良部分を特定できる、より鮮明な電位コントラス
ト像を得ることである。図9に示すように複数の画像デ
ータ取得手段305Aと305Bに異なる試験パターン
を印加した状態の画像データを取込む。つまり画像デー
タ取得手段305Aに試験パターンrを被試験素子DU
Tに与えた状態の画像データを取込む。また画像データ
取得手段305Bに試験パターンnを被試験素子DUT
に与えた状態の画像データを取込む。
【0039】画像データ取得手段305Aに取込んだ画
像データは極性反転して演算手段310に与えると共
に、画像データ取得手段305Bに取込んだ画像データ
をそのまま演算手段310に与える。演算手段310で
は画像データ取得手段305Aと305Bから与えられ
た画像データを加算し、その加算結果をモニタ300に
表示する。演算手段310の演算結果をモニタ306に
表示することにより電位コントラスト像は鮮明な画像と
なる。
像データは極性反転して演算手段310に与えると共
に、画像データ取得手段305Bに取込んだ画像データ
をそのまま演算手段310に与える。演算手段310で
は画像データ取得手段305Aと305Bから与えられ
た画像データを加算し、その加算結果をモニタ300に
表示する。演算手段310の演算結果をモニタ306に
表示することにより電位コントラスト像は鮮明な画像と
なる。
【0040】その理由を以下に説明する。図12に試験
パターンrを印加した場合に被試験素子DUT内の配線
導体L1,L2,L3,L4 に与えられる電位を示す。つまり
図の例では導体L1 にL論理、導体L2 にH論理、導体
L3 にL論理、導体L4 にH論理を与えた場合を示す。
一方図13は試験パターンnを印加した場合に被試験素
子DUT内の配線導体L1 〜L4 に与えられる電位を示
す。図の例では導体L1 にL論理、導体L2 にL論理、
導体L3 にH論理、導体L4 にH論理を与えた場合を示
す。
パターンrを印加した場合に被試験素子DUT内の配線
導体L1,L2,L3,L4 に与えられる電位を示す。つまり
図の例では導体L1 にL論理、導体L2 にH論理、導体
L3 にL論理、導体L4 にH論理を与えた場合を示す。
一方図13は試験パターンnを印加した場合に被試験素
子DUT内の配線導体L1 〜L4 に与えられる電位を示
す。図の例では導体L1 にL論理、導体L2 にL論理、
導体L3 にH論理、導体L4 にH論理を与えた場合を示
す。
【0041】図14と図15にこれらの電位コントラス
ト像を示す。図14は試験パターンrを印加したときの
電位コントラスト像、図15は試験パターンnを印加し
たときの電位コントラスト像を示す。図14に示す電位
コントラスト像において、導体L1 とL4 の電位コント
ラストは消失され、導体L2 とL3 の電位コントラスト
だけが残される。また図15に示す電位コントラスト像
において、導体L1 とL4 の電位コントラストは消失
し、導体L2 とL3 の電位コントラストだけが残され
る。その理由は導体L1 とL4 に与えられる電位は試験
パターンrの印加時も、試験パターンnの印加時も同一
の電位であるからである。
ト像を示す。図14は試験パターンrを印加したときの
電位コントラスト像、図15は試験パターンnを印加し
たときの電位コントラスト像を示す。図14に示す電位
コントラスト像において、導体L1 とL4 の電位コント
ラストは消失され、導体L2 とL3 の電位コントラスト
だけが残される。また図15に示す電位コントラスト像
において、導体L1 とL4 の電位コントラストは消失
し、導体L2 とL3 の電位コントラストだけが残され
る。その理由は導体L1 とL4 に与えられる電位は試験
パターンrの印加時も、試験パターンnの印加時も同一
の電位であるからである。
【0042】図18に電位コントラストが消失する様子
を示す。図18Aは試験パターンrとnを印加している
期間と、電子ビームの照射期間を示す。図18Bは導体
L1の表面に存在する絶縁膜に発生する電位コントラス
ト、図18Cは導体L2 の表面に存在する絶縁膜に発生
する電位コントラスト、図18Dは導体L3 の表面に存
在する絶縁膜に発生する電位コントラスト、図18Eは
導体L4 の表面に発生する電位コントラストを示す。
を示す。図18Aは試験パターンrとnを印加している
期間と、電子ビームの照射期間を示す。図18Bは導体
L1の表面に存在する絶縁膜に発生する電位コントラス
ト、図18Cは導体L2 の表面に存在する絶縁膜に発生
する電位コントラスト、図18Dは導体L3 の表面に存
在する絶縁膜に発生する電位コントラスト、図18Eは
導体L4 の表面に発生する電位コントラストを示す。
【0043】図18Bと図18Eに示すように、試験パ
ターンrを印加した1回目には電位コントラストは発生
するが、その後試験パターンnを印加した時点では同一
方向の電位が与えられるため、電位コントラストの発生
はなく、電子ビームEBの照射により電位コントラスト
は消失する方向に変化し、平衡電位VS に収束する。そ
の後試験パターンrとnが交互に印加されても導体L1
とL4 の表面に存在する絶縁膜には電位コントラストは
発生しない。
ターンrを印加した1回目には電位コントラストは発生
するが、その後試験パターンnを印加した時点では同一
方向の電位が与えられるため、電位コントラストの発生
はなく、電子ビームEBの照射により電位コントラスト
は消失する方向に変化し、平衡電位VS に収束する。そ
の後試験パターンrとnが交互に印加されても導体L1
とL4 の表面に存在する絶縁膜には電位コントラストは
発生しない。
【0044】これに対し、導体L2 とL3 の表面に存在
する絶縁膜には試験パターンrとnが印加される毎に逆
極性の電位が与えられるから、試験パターンrとnが印
加される毎に逆向の電位コントラストが発生する。以上
の説明により導体L1 とL4 の電位コントラストが消失
する理由が理解できる。この実施例ではこのようにして
残された電位コントラストの何れか一方、この例では画
像データ取得手段305Aに取得した画像データ(電位
コントラストと同じ意)を極性反転して演算手段310
に与え、演算手段310で画像データ取得手段305B
に取得した画像データと加算する。
する絶縁膜には試験パターンrとnが印加される毎に逆
極性の電位が与えられるから、試験パターンrとnが印
加される毎に逆向の電位コントラストが発生する。以上
の説明により導体L1 とL4 の電位コントラストが消失
する理由が理解できる。この実施例ではこのようにして
残された電位コントラストの何れか一方、この例では画
像データ取得手段305Aに取得した画像データ(電位
コントラストと同じ意)を極性反転して演算手段310
に与え、演算手段310で画像データ取得手段305B
に取得した画像データと加算する。
【0045】図16は画像データ取得手段305Aに取
得した画像データ(電位コントラスト)を極性反転した
画像データを示す。この図16に示した画像データと図
15に示した画像データとを加算することにより、図1
7に示す画像データが得られる。図17に示した画像デ
ータは導体L2 とL3 の電位コントラストに関して加え
合わされて強調されている。この結果画像の質が向上
し、解像度のよい電位コントラスト像を得ることができ
る。
得した画像データ(電位コントラスト)を極性反転した
画像データを示す。この図16に示した画像データと図
15に示した画像データとを加算することにより、図1
7に示す画像データが得られる。図17に示した画像デ
ータは導体L2 とL3 の電位コントラストに関して加え
合わされて強調されている。この結果画像の質が向上
し、解像度のよい電位コントラスト像を得ることができ
る。
【0046】以上説明したように導体に試験パターンr
とnが印加される毎に逆極性の電位が与えられると、そ
の表面に存在する絶縁膜には試験パターンrとnが印加
される毎に逆向の電位コントラストが発生する。更に、
この実施例では極性反転した画像データを加算すること
により電位コントラストが強調され、画像の質が向上
し、解像度のよい電位コントラスト像を得ることができ
る。この特徴から、本発明であるICの不良部分の特定
方法が可能となる。つまり試験パターンrとnを同一に
し、各試験パターンの印加時に被試験素子DUTに与え
る動作条件を変えることにより、実施例1以上の電位コ
ントラスト像でマージン不良などの故障の解析を速やか
に行うことができる。
とnが印加される毎に逆極性の電位が与えられると、そ
の表面に存在する絶縁膜には試験パターンrとnが印加
される毎に逆向の電位コントラストが発生する。更に、
この実施例では極性反転した画像データを加算すること
により電位コントラストが強調され、画像の質が向上
し、解像度のよい電位コントラスト像を得ることができ
る。この特徴から、本発明であるICの不良部分の特定
方法が可能となる。つまり試験パターンrとnを同一に
し、各試験パターンの印加時に被試験素子DUTに与え
る動作条件を変えることにより、実施例1以上の電位コ
ントラスト像でマージン不良などの故障の解析を速やか
に行うことができる。
【0047】(実施例3)本実施例は、電位コントラス
トを強調する方法の一つの手法であり、IC試験装置と
して実施例2と同じものを使用する。実施例2との違い
は、試験パターンr及びnにおいて画像データ取得後、
ビーム照射走査のみを数フレーム(1フレーム以上)実
行することである。図19及び図20にその様子を示
す。
トを強調する方法の一つの手法であり、IC試験装置と
して実施例2と同じものを使用する。実施例2との違い
は、試験パターンr及びnにおいて画像データ取得後、
ビーム照射走査のみを数フレーム(1フレーム以上)実
行することである。図19及び図20にその様子を示
す。
【0048】本実施例における電位コントラストが消失
する様子を図21に示す。図21Bと図21Eに示すよ
うに、試験パターンrを印加した最初に電位コントラス
トは発生するが、rを数フレーム照射走査するうちに平
衡電位VS に集束する。その後試験パターンrとnが交
互に印加されても、同一方向の電位が与えられるため導
体L1 とL4 の表面に存在する絶縁膜には電位コントラ
ストは発生しない。
する様子を図21に示す。図21Bと図21Eに示すよ
うに、試験パターンrを印加した最初に電位コントラス
トは発生するが、rを数フレーム照射走査するうちに平
衡電位VS に集束する。その後試験パターンrとnが交
互に印加されても、同一方向の電位が与えられるため導
体L1 とL4 の表面に存在する絶縁膜には電位コントラ
ストは発生しない。
【0049】これに対し、導体L2 とL3 の表面に存在
する絶縁膜には試験パターンrとnが印加される毎に逆
極性の電位が与えられるから、試験パターンrとnが印
加される毎に逆向の電位コントラストが発生する。本方
式では数フレームの間電子ビームの照射走査を行うため
に、試験パターンを終了した時点での電位はそれぞれ平
衡電位に到達してしまう。これにより、L2 とL3 のよ
うに電位変化が発生する場合には、平衡電位に対し、よ
り大きな変位量が得られ、電位コントラストが強調され
た、解像度のよい電位コントラスト像を得ることができ
る。
する絶縁膜には試験パターンrとnが印加される毎に逆
極性の電位が与えられるから、試験パターンrとnが印
加される毎に逆向の電位コントラストが発生する。本方
式では数フレームの間電子ビームの照射走査を行うため
に、試験パターンを終了した時点での電位はそれぞれ平
衡電位に到達してしまう。これにより、L2 とL3 のよ
うに電位変化が発生する場合には、平衡電位に対し、よ
り大きな変位量が得られ、電位コントラストが強調され
た、解像度のよい電位コントラスト像を得ることができ
る。
【0050】以上説明したように導体に試験パターンr
とnが印加される毎に逆極性の電位が与えられると、そ
の表面に存在する絶縁膜には試験パターンrとnが印加
される毎に逆向の、平衡電位に対し、より大きな変位量
が得られ、電位コントラストが強調された、解像度のよ
い電位コントラスト像を得ることができる。この特徴か
ら、本発明であるICの不良部分の特定方法が可能とな
る。つまり試験パターンrとnを同一にし、各試験パタ
ーンの印加時に被試験素子DUTに与える動作条件を変
えることにより、実施例1以上の電位コントラスト像で
マージン不良などの故障の解析を速やかに行うことがで
きる。
とnが印加される毎に逆極性の電位が与えられると、そ
の表面に存在する絶縁膜には試験パターンrとnが印加
される毎に逆向の、平衡電位に対し、より大きな変位量
が得られ、電位コントラストが強調された、解像度のよ
い電位コントラスト像を得ることができる。この特徴か
ら、本発明であるICの不良部分の特定方法が可能とな
る。つまり試験パターンrとnを同一にし、各試験パタ
ーンの印加時に被試験素子DUTに与える動作条件を変
えることにより、実施例1以上の電位コントラスト像で
マージン不良などの故障の解析を速やかに行うことがで
きる。
【0051】
【発明の効果】同一の試験パターン例えばnを繰り返し
印加し、その印加毎に被試験素子DUTに与える例えば
電源電圧を変化させることにより、異常動作を電位コン
トラストとして発生させることができる。従って、不良
箇所を速やかに直接特定できる利点があり、マージン不
良などの故障の解析に大きな効果を発揮できる。
印加し、その印加毎に被試験素子DUTに与える例えば
電源電圧を変化させることにより、異常動作を電位コン
トラストとして発生させることができる。従って、不良
箇所を速やかに直接特定できる利点があり、マージン不
良などの故障の解析に大きな効果を発揮できる。
【図1】本発明(実施例1)の動作を説明するための波
形図。
形図。
【図2】操作性を向上したIC試験装置の実施例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図3】実施例1を示すブロック図。
【図4】実施例1の動作を説明するための波形図。
【図5】実施例1の動作を説明するための波形図。
【図6】実施例1の動作を説明するための平面図。
【図7】実施例1の動作を説明するための平面図。
【図8】実施例1による表示結果を表す正面図。
【図9】実施例2を示すブロック図。
【図10】実施例2の動作を説明するための波形図。
【図11】実施例2の動作を説明するための波形図。
【図12】実施例2の試験パターンrを印加した場合の
被試験素子内の配線に与えられる電位を説明するための
平面図。
被試験素子内の配線に与えられる電位を説明するための
平面図。
【図13】実施例2の試験パターンnを印加した場合の
被試験素子内の配線に与えられる電位を説明するための
平面図。
被試験素子内の配線に与えられる電位を説明するための
平面図。
【図14】実施例2の試験パターンrとnを交互に印加
した後に試験パターンrを印加した状態で得られる電位
コントラスト像を示す正面図。
した後に試験パターンrを印加した状態で得られる電位
コントラスト像を示す正面図。
【図15】実施例2の試験パターンrとnを交互に与え
た後に試験パターンnを印加した状態で得られる電位コ
ントラスト像を示す正面図。
た後に試験パターンnを印加した状態で得られる電位コ
ントラスト像を示す正面図。
【図16】実施例2の図14に示した電位コントラスト
の極性を反転した電位コントラストを示す正面図。
の極性を反転した電位コントラストを示す正面図。
【図17】実施例2の演算手段により演算した結果を電
位コントラストとして表示した正面図。
位コントラストとして表示した正面図。
【図18】実施例2の試験パターンrとnを交互に印加
した場合に、同一極性の電位が与えられる部分の電位コ
ントラストが消失する理由を説明する波形図。
した場合に、同一極性の電位が与えられる部分の電位コ
ントラストが消失する理由を説明する波形図。
【図19】実施例3の動作を説明するための波形図。
【図20】実施例3の動作を説明するための波形図。
【図21】実施例3の試験パターンrとnを交互に印加
した場合に、同一極性の電位が与えられる部分の電位コ
ントラストが消失する理由を説明する波形図。
した場合に、同一極性の電位が与えられる部分の電位コ
ントラストが消失する理由を説明する波形図。
【図22】従来の技術を説明するためのブロック図。
【図23】従来の技術の欠点を説明するための電位コン
トラスト像の一例を示す正面図。
トラスト像の一例を示す正面図。
100 IC試験装置 200 試験パターン発生器 201 スタートスイッチ 202 ストップスイッチ 203 停止パターン設定手段 204 パターン保持手段 205 停止信号発生手段 300 電子ビームテスタ 301 鏡筒部 302 チャンバ 303 ステージ 304 センサ 305、305A、305B 画像データ取得装置 306 モニタ 307 鏡筒制御部 308 取得完了信号発生手段 309 モード切替手段 310 演算手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また試験パターンの発生を繰り返し発生モ
ードに設定することにより同一の試験パターンを印加し
た状態の画像データを繰り返し取得することができる。
ICの不良部分を特定するためには、電位コントラスト
の低下現象を補って画質の向上した鮮明な電位コントラ
スト像を得る必要がある。このため実施例1では、試験
パターン発生器に設けた停止パターン設定手段に少なく
とも2つの試験パターンを設定できるように構成し、第
1試験パターンと第2試験パターンが発生する毎に試験
パターンの更新動作を停止させる。これと共に第1試験
パターン発生時は画像データを取得することなく、電子
ビームの掃引照射のみを実行し、第2試験パターン発生
時において電子ビームの照射と画像データの取得を実行
する。この第2試験パターン発生時以外では、電子ビー
ムの照射をしないことにより、第2試験パターン時での
照射による画像データは、第1試験パターン時と第2試
験パターン時で内部電位が変化した部分のみが鮮明な電
位コントラストの画像データとして検出される。
ードに設定することにより同一の試験パターンを印加し
た状態の画像データを繰り返し取得することができる。
ICの不良部分を特定するためには、電位コントラスト
の低下現象を補って画質の向上した鮮明な電位コントラ
スト像を得る必要がある。このため実施例1では、試験
パターン発生器に設けた停止パターン設定手段に少なく
とも2つの試験パターンを設定できるように構成し、第
1試験パターンと第2試験パターンが発生する毎に試験
パターンの更新動作を停止させる。これと共に第1試験
パターン発生時は画像データを取得することなく、電子
ビームの掃引照射のみを実行し、第2試験パターン発生
時において電子ビームの照射と画像データの取得を実行
する。この第2試験パターン発生時以外では、電子ビー
ムの照射をしないことにより、第2試験パターン時での
照射による画像データは、第1試験パターン時と第2試
験パターン時で内部電位が変化した部分のみが鮮明な電
位コントラストの画像データとして検出される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】実施例2では、第1試験パターン発生時及
び第2試験パターン発生時共に電子ビームの照射と画像
データの取得を実行し、更に第1試験パターン印加時に
得られた画像データを反転し、第2試験パターン印加時
に得られた画像データとの和を求める。これにより、電
位が変化した部分だけを電位コントラスト像として表示
することができる。この場合、2つの画像データの差を
求めることであるから、第1試験パターンと第2試験パ
ターンの印加時に電位が逆転した部分の電位コントラス
トが強調されて得られ、像の画質が向上し、鮮明な画像
を得ることができる。
び第2試験パターン発生時共に電子ビームの照射と画像
データの取得を実行し、更に第1試験パターン印加時に
得られた画像データを反転し、第2試験パターン印加時
に得られた画像データとの和を求める。これにより、電
位が変化した部分だけを電位コントラスト像として表示
することができる。この場合、2つの画像データの差を
求めることであるから、第1試験パターンと第2試験パ
ターンの印加時に電位が逆転した部分の電位コントラス
トが強調されて得られ、像の画質が向上し、鮮明な画像
を得ることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】実施例3では、第1試験パターン発生時及
び第2試験パターン発生時共に電子ビームの照射を数フ
レーム(同一画面に複数回)行うため、試験パターンを
終了した時点での電位がそれぞれ平衡電位に到達する。
これにより、第1試験パターン発生時と第2パターン発
生時に電位変化が発生する場合には、平衡電位に対し、
より大きな変位量が得られ、電位コントラストが強調さ
れた、解像度のよい電位コントラスト像を得ることがで
きる。
び第2試験パターン発生時共に電子ビームの照射を数フ
レーム(同一画面に複数回)行うため、試験パターンを
終了した時点での電位がそれぞれ平衡電位に到達する。
これにより、第1試験パターン発生時と第2パターン発
生時に電位変化が発生する場合には、平衡電位に対し、
より大きな変位量が得られ、電位コントラストが強調さ
れた、解像度のよい電位コントラスト像を得ることがで
きる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】(実施例3)本実施例は、電位コントラス
トを強調する方法の一つの手法であり、IC試験装置と
して実施例2と同じものを使用する。実施例2との違い
は、試験パターンr及びnにおいて画像データ取得後、
ビーム照射走査のみを数フレーム(同一画面に複数回)
実行することである。図19及び図20にその様子を示
す。
トを強調する方法の一つの手法であり、IC試験装置と
して実施例2と同じものを使用する。実施例2との違い
は、試験パターンr及びnにおいて画像データ取得後、
ビーム照射走査のみを数フレーム(同一画面に複数回)
実行することである。図19及び図20にその様子を示
す。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
Claims (3)
- 【請求項1】 被試験素子に電子ビームを掃引照射し、
各照射点から発生する2次電子の量を計測して被試験素
子内の電位分布を画像として再現する電子ビームテスタ
と、上記被試験素子に試験パターン信号を与える試験パ
ターン発生器とを具備して構成されるIC試験装置にお
いて、 試験パターン発生器に設けた停止パターン設定手段に2
つの試験パターンを設定できるように構成し、第1試験
パターン発生時は画像データを取得することなく、電子
ビームの掃引照射のみを実行し、第2試験パターン発生
時において電子ビームの照射と画像データの取得を実行
し、被試験素子の表面の電位コントラストを実際に画像
を取得したい第2試験パターン印加時に電位分布として
表示し、 第1試験パターンと第2試験パターンとを同一パターン
にし、各試験パターンの印加時に被試験素子DUTに与
える動作条件を変え、これにより故障箇所に電位コント
ラスト像を得ることによって行うICの不良部分特定方
法。 - 【請求項2】 第1試験パターン発生時及び第2試験パ
ターン発生時共に電子ビームの照射と画像データの取得
を実行し、更に第1試験パターン印加時に得られた画像
データを反転し、第2試験パターン印加時に得られた画
像データとの和を求め、電位が変化した部分だけを電位
コントラスト像として表示し、電位コントラストが強調
されて得られ、像の画質が向上し、鮮明な画像を得るこ
とによって行う請求項1記載のICの不良部分特定方
法。 - 【請求項3】 第1試験パターン発生時及び第2試験パ
ターン発生時共に電子ビームの照射を数フレーム行い、
試験パターンを終了した時点での電位をそれぞれ平衡電
位に到達させ、第1試験パターン発生時と第2試験パタ
ーン発生時に電位変化が発生する場合には、平衡電位に
対し、より大きな変位量が得られ、電位コントラストが
強調された、解像度の良い電位コントラスト像を得るこ
とによって行う請求項1記載のICの不良部分特定方
法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5257625A JPH0792240A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | Icの不良部分特定方法 |
| DE4433733A DE4433733A1 (de) | 1993-09-21 | 1994-09-21 | IC-Analysesystem mit einer Ladungsteilchenstrahlvorrichtung |
| SG1996001533A SG48773A1 (en) | 1993-09-21 | 1994-09-21 | Ic analysis system having charged particle beam apparatus |
| US08/309,750 US5640539A (en) | 1993-09-21 | 1994-09-21 | IC analysis system having charged particle beam apparatus for improved contrast image |
| GB9419026A GB2282895B (en) | 1993-09-21 | 1994-09-21 | IC analysis system having charged particle beam apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5257625A JPH0792240A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | Icの不良部分特定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0792240A true JPH0792240A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17308856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5257625A Pending JPH0792240A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | Icの不良部分特定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0792240A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6195773B1 (en) | 1997-07-14 | 2001-02-27 | Nec Corporation | LSI defective automatic analysis system and analyzing method therefor |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP5257625A patent/JPH0792240A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6195773B1 (en) | 1997-07-14 | 2001-02-27 | Nec Corporation | LSI defective automatic analysis system and analyzing method therefor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021105 |