JPH0794026B2 - 回転バレル装置 - Google Patents

回転バレル装置

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JPH0794026B2
JPH0794026B2 JP29408790A JP29408790A JPH0794026B2 JP H0794026 B2 JPH0794026 B2 JP H0794026B2 JP 29408790 A JP29408790 A JP 29408790A JP 29408790 A JP29408790 A JP 29408790A JP H0794026 B2 JPH0794026 B2 JP H0794026B2
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barrel
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drive shaft
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幸男 犬飼
哲也 渡辺
圭輔 伊藤
達也 近藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、容器状のバレルの内部に被処理品を収容し
てバレルを回転させつつ、ディップ,液切乾燥等所定の
処理を施すための回転バレル装置に関する。
(従来の技術) この種回転バレル装置は、従来より、被処理品(以下ワ
ークとする)のディップ処理、例えばワーク表面に接着
剤をディップ塗布したり、塗料を塗布したり、ワークを
脱脂液に浸漬して脱脂洗浄したりする際に、或いはディ
ップ処理したワークを液切りして乾燥する際等に広く使
用されている。
ところで従来の回転バレル装置、特にバレルの蓋体を開
閉装置によって自動的に開閉するようにしたバレル装置
にあっては、ワークに対して例えばディップ処理,液切
乾燥処理等複数の処理を行う場合、一つのバレル装置に
よってそれら複数の処理を行うことが困難で、各処理ス
テーション毎にバレル装置を設置するか、或いは他の処
理は別の装置で行い一つの処理ステーションでの処理だ
けをバレル装置にて行うようにしていた。
しかしながらこの場合、各ステーション毎にバレル等へ
のワークの投入と排出とを行わなければならず、作業数
が多くなって面倒であるばかりでなく、装置の数も多く
必要となって設備費が高くなる不具合があった。
(課題を解決する手段) 本発明の装置はこのような課題を解決するために案出さ
れたものであって、その要旨は、(A)ほぼ水平な回転
軸体の周りに回転させられるバレルと、(B)該回転軸
体を回転可能に支持する支持本体と、(C)該支持本体
を水平方向の移動路に沿ってスライド移動させるスライ
ド移動手段と、(D)前記回転軸体を通じてバレルを回
転駆動する回転駆動手段とを有し、該回転駆動手段は、
(イ)前記水平な移動路に沿って配設され、自身の軸心
と平行方向に伸びる係合凸条又は凹条を表面に有する駆
動軸と、(ロ)内周面に形成された係合溝又は係合突起
と前記係合凸条又は凹条との係合に基づいて前記駆動軸
と一体回転する状態で且つ該駆動軸に沿って相対移動可
能な状態で該駆動軸に外嵌された第一ギヤと、(ハ)前
記バレルの回転軸体と一体回転する状態で該回転軸体と
同心状に設けられ且つ前記第一ギヤに噛み合わされた第
二ギヤと、(ニ)前記支持本体に設けられ、それら第一
ギヤ及び第二ギヤを噛合状態に保持しつつ支持本体の移
動につれてそれらギヤをともに移動させる保持手段とを
備えていることにある。
(作用及び発明の効果) 本発明の装置においては、モータ等駆動源からの回転駆
動力が、先ず表面に係合凸条(又は凹条)を有する駆動
軸に伝達される。するとこの駆動軸に外嵌された第一ギ
ヤが一体に回転させられ、続いてこの第一ギヤに噛み合
わされた第二ギヤへと伝達される。この第二ギヤはバレ
ルの回転軸体と同心状且つ一体回転する状態で設けられ
ており、従って第二ギヤが回転させられることによって
バレルがともに回転させられ、内部に収容されているワ
ークに対してディップ等所定の処理が施される。
この処理が終了すると、次にスライド移動手段によって
支持本体が水平方向にスライド移動させられこれととも
に支持本体により支持されたバレルが予め設定してある
移動路に沿って次の処理ステーションまで水平移動させ
られる。このとき、駆動軸からバレルに対して回転駆動
力を伝達するための第一,第二ギヤも、保持手段によっ
て噛み合い状態に保持されつつともに移動させられる。
その際、駆動軸に外嵌された状態にある第一ギヤは、内
周面の係合溝又は突起を駆動軸表面の係合凸条又は凹条
に対して係合状態に保ちつつ、駆動軸に沿ってその延設
方向に相対移動させられる。而してバレルが次のステー
ションに至ると、そこで再び駆動軸から噛合状態にある
第一ギヤ,第二ギヤを介してバレルに回転力が伝達さ
れ、バレルが回転させられる。これによりバレル内のワ
ークに対して液切乾燥等新たな処理が施される。
以上のように本発明の装置においては、バレルが複数の
ステーションにまたがって移動可能とされており、この
ため各ステーションでの処理毎にワークをバレル等の内
部に投入し、或いは取り出すといったことを必要としな
い。これにより作業工数が減って作業能率が向上すると
ともに、複数の処理を施す場合にもバレル装置が1つあ
れば足り、装置の設備費も安価となる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第1図において10はバレルであって、第2図に示してい
るように6角筒状を成しており、その軸心と直角方向の
2つの面の中心部から回転軸体12が延び出している。こ
のバレル10は網状体から成るものであって、外周部の6
面のうちの一面が開放形状部14とされ、そしてこの開放
形状部14及び隣接する一面の交線(稜線)部分より、仕
切り板16がバレル10全長に亘ってその中心部まで延び出
している。尚この仕切り板16もまた網状体で形成されて
いる。
第1図において18はバレル10を支持するための支持本体
であって、固定部材20により片持ち状に支持されてい
る。この支持本体18は一端側に嵌合部22を有していて、
この嵌合部22が固定部材20の側に設けられたガイドレー
ル24に摺動可能に嵌合され、かかるガイドレール24に沿
って水平方向に移動案内されるようになっている。
この支持本体18は、ブラケット26を介してチェーン28に
連結され、更にそのチェーン28は、第6図に示している
ようにスプロケット30,ギヤ32,34を介してモータ36に連
結され、モータ36の駆動力がこれらを通じて支持本体18
に伝達されるようになっている。
支持本体18には、一対の支持ブラケット38,40が設けら
れている。一方の支持ブラケット38には、その下端部に
一対の支持ローラ42が取り付けられ、第5図(B)にも
示しているようにバレル10の回転軸体12の一端部がこれ
らローラ42によって、下側から回転可能に支持されるよ
うになっている。
他方の支持ブラケット40には、第3図に示しているよう
に駆動源からの回転駆動力をバレル10の回転軸体12に伝
達するための伝達軸44が軸受46を介して回転可能に設け
られるとともに、アーム48の先端において一対の支持ロ
ーラ42が取付けられ、これら支持ローラ42によって回転
軸体12の他端部が回転可能に支持されるようになってい
る。
伝達軸44は係合頭部50を有しており、この係合頭部50が
回転軸体12に係合させらるようになっている。具体的に
は、係合頭部50には第5図(A)に示しているように断
面U字形状の係合溝52が形成される一方、回転軸体12の
側には、これに対応した平板形状の係合突部54が形成さ
れ、かかる係合突部54がU字状の係合溝52の開口55を通
じて軸直角方向から挿入・係合され、或いはこれから離
脱させられるようになっている。
第3図に示しているように伝達軸44の端部には、ギヤ
(第2ベベルギヤ)56が伝達軸44と同心状に且つ一体回
転する状態で設けられ、この第二ベベルギヤ56に対し、
これと直角な向きに配設されたベベルギヤ(第一ベベル
ギヤ)58が噛み合わされている。第一ベベルギヤ58は、
第4図に示しているように伝達軸44を回転可能に支持す
る前記支持ブラケット40によって、第二ベベルギヤ56と
噛合状態を保つように保持されており、支持本体18が移
動させられる時、第二ベベルギヤ56との噛合状態を保ち
つつこれとともに移動させられるようになっている。
この第一ベベルギヤ58には、第3図に示しているように
内周面に複数の係合溝60が形成されており、この係合溝
60を、駆動軸としてのスプライン軸62の外周面に沿って
形成された係合突条64に係合させる状態で、第一ベベル
ギヤ58がスプライン軸62に外嵌されている。即ち第一ベ
ベルギヤ58は、スプライン軸62に対して軸方向に相対移
動可能且つ一体回転する状態でかかるスプライン軸62に
嵌め合わされている。
スプライン軸62は、上記ガイドレール24と平行な水平方
向に延びており、第7図に示しているようにその両端部
が支持部材により回転可能に支持されている。更にこの
スプライン軸62は、同図に示すようにワークの投入位置
を割り出すためのインデックス66及び駆動チェーン68,
スプロケット70等を介して駆動モータ72に連結され、か
かるモータ72によって回転させられるようになってい
る。
次に本装置の作用を説明する。
本装置にあっては、第9図の(イ)の位置(ワーク投入
ステーション)において、バレル10が第8図(A)に示
すように仕切り板16がほぼ垂直の向き、開放形状部14が
上向きとなる角度に保持され、この状態において所定の
ワークWが開放形状部14よりバレル10内部に投入され
る。ワークWがバレル10内に投入されると、バレル10は
第9図(イ)の位置から(ロ)の位置(ディップステー
ション)へと水平移動させられる。この時の動作は次の
ようになる。即ち第6図に示すモータ36が作動してチェ
ーン28を回転移動させ、ブラケット26を介してこのチェ
ーン28に繋がった支持本体18を、ガイドレール24と嵌合
部22の案内の下に水平方向にスライド移動させる。この
時バレル10は、支持本体18とともに水平方向に移動させ
られるが、その際モータ72からの回転駆動力を伝達する
ための前記一対のベベルギヤ56、58は、互いの噛合状態
を保ちつつ支持本体18及びバレル10とともに水平移動さ
せられる。何故なら第一ベベルギヤ58は、ガイドレール
24と平行方向に延びるスプライン軸62に沿ってスライド
可能に嵌合されており、且つ第一ベベルギヤ58及び第二
ベベルギヤ56は、支持ブラケット40によって相対位置関
係を保つ状態で一体に支持されているからである。
さて支持本体18とともに移動するバレル10が第9図
(ロ)のディップステーションに至ると、次にディップ
槽82が図示を省略する持上装置によって上昇させられ、
バレル10の下部がディップ液中に浸漬される。これと同
時にバレル10が第8図(B)に示すように時計方向(正
方向)に回転させられ、バレル内部のワークWに対する
ディップ処理が施される。具体的には、モータ72からの
駆動力がスプライン軸62、第一及び第二ベベルギヤ58,5
6,伝達軸44を介してバレル10の回転軸体12へと伝達さ
れ、これによってバレル10が時計方向(以下正方向とす
る)に回転させられる。すると(C)に示しているよう
にバレル10内部の下部に堆積しているワークWに対して
ある位置で仕切り板16が当たり、これを堰止めた状態と
なる。その後バレル10が更に回転させられると、ワーク
Wが仕切り板16とともに回転軸体12の周りに回転(公
転)させられ、そして仕切り板16がほぼ水平となる位置
を超えて回転した時、かかる仕切り板16の上に載った状
態にあるワークWがバレル10の更なる回転にともなっ
て、仕切り板16から滑り落ち((D)参照)、このとき
下側に位置しているバレル外周部の内面上に受け止めら
れる。この状態からバレル10が更に正方向に回転させら
れると、ワークWは再び回転して来た仕切り板16により
堰止められて共に回転(公転)し始め、その後上記と同
様の動作を繰り返す。
このようにワークWは、バレル10の回転に伴って回転軸
体12周りの公転運動及び自転的な運動を繰り返しつつ攪
拌作用を受け、その外表面にディップ液が塗布される。
或いはまたこのディップ液が洗浄液である場合には、か
かる洗浄液によって表面洗浄される。
このようにしてステーション(ロ)においてワークWの
ディップ処理が終了すると、ディップ槽82が下降させら
れた後バレル10が再び(ロ)の位置から(ハ)の液切乾
燥ステーションへと水平移動させられる。その際の動作
は前述したのと同様である。
バレル10がステーション(ハ)に至ると、ここで熱風が
下方から吹き付けられ、回転するバレル10内のワークW
が乾燥される。このステーション(ハ)でのワークWの
乾燥が終了すると、バレル10は次に(ニ)の取出ステー
ションへと水平移動させられ、ここでバレル10が前回と
は逆の方向、即ち第8図中(F)で示すように反時計方
向に回転させられる。この回転によってバレル10の開放
形状部14が下向き状態になると、バレル10内のワークW
はこの開放形状部14より外部に落下・排出される。
以上のように本例の装置においては、バレル10へのワー
クWの投入及びバレル10からの取出しに際して蓋体の開
閉を行う必要がない。それ故蓋体の開閉のための作業者
を必要とせず、且つ自動的にワークの投入・排出を行う
ことができ、加えて蓋体を自動的に開閉するようにした
バレル装置と異なって設備費を安価に抑えることができ
る。
また蓋体の開閉を行わないので、蓋体閉鎖時のワークの
噛み込みの問題も生じない。加えて本例のバレル装置の
場合、ワークがバレル内を自転的な運動をさせられなが
ら大きく公転運動させられるため、ワークに対する攪拌
効果も高い利点を有する。
本例の装置は、バレル10が係合手段を介してその駆動部
材(伝達軸44)に脱着可能に接続されるようになってい
るため、バレル10が汚れた場合等においてこれを容易に
新しいものと取り替えることができる。従ってバレル10
の清掃が容易となると共に、清掃期間中装置の稼働を停
止させる必要もない。
更に本例の装置は、バレル10の構造を単純化し得たのに
伴って、スライド移動手段によってバレル10を単独で水
平方向にスライド移動可能と成し得たため、一つの装置
でディップ処理,液切乾燥処理等複数の処理を施すこと
が可能となり、これにより作業効率が向上すると共に、
設備コストも安価となる利点が得られる。
以上本発明の実施例を詳述したが、これはあくまで一例
示であって、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲におい
て、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態で構
成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である回転バレル装置の正面
図であり、第2図はその回転バレル装置におけるバレル
の構成説明図、第3図は同じ回転バレル装置の要部拡大
正面図(一部断面図)である。第4図は同じ回転バレル
装置の回転駆動機構の要部平面図であり、第5図
(A),(B)はそれぞれバレルの回転軸体と伝達軸と
の係合関係を示す断面図及び回転軸体の支持構造の断面
図である。第6図は同じ回転バレル装置におけるバレル
のスライド移動機構の駆動部の要部平面図であり、第7
図は同じ回転バレル装置におけるバレルの回転駆動機構
の要部平面図、第8図は第2図のバレルの作用説明図、
第9図は同じ回転バレル装置における各処理工程を示す
説明図である。 10:バレル、12:回転軸体 18:支持本体、22:嵌合部 24:ガイドレール、28:チェーン 40:支持ブラケット、44:伝達軸 56:第2ベベルギヤ、58:第1ベベルギヤ 60:係合溝、62:スプライン軸 64:係合凸条

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ほぼ水平な回転軸体の周りに回転さ
    せられるバレルと、 (B)該回転軸体を回転可能に支持する支持本体と、 (C)該支持本体を水平方向の移動路に沿ってスライド
    移動させるスライド移動手段と、 (D)前記回転軸体を通じてバレルを回転駆動する回転
    駆動手段とを有し、該回転駆動手段は、 (イ)前記水平な移動路に沿って配設され、自身の軸心
    と平行方向に伸びる係合凸条又は凹条を表面に有する駆
    動軸と、(ロ)内周面に形成された係合溝又は係合突起
    と前記係合凸条又は凹条との係合に基づいて前記駆動軸
    と一体回転する状態で且つ該駆動軸に沿って相対移動可
    能な状態で該駆動軸に外嵌された第一ギヤと、(ハ)前
    記バレルの回転軸体と一体回転する状態で該回転軸体と
    同心状に設けられ且つ前記第一ギヤに噛み合わされた第
    二ギヤと、(ニ)前記支持本体に設けられ、それら第一
    ギヤ及び第二ギヤを噛合状態に保持しつつ支持本体の移
    動につれてそれらギヤをともに移動させる保持手段と、 を備えていることを特徴とする回転バレル装置。
JP29408790A 1990-10-30 1990-10-30 回転バレル装置 Expired - Fee Related JPH0794026B2 (ja)

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JPH04166255A JPH04166255A (ja) 1992-06-12
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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06226216A (ja) * 1993-01-29 1994-08-16 Seikosha Co Ltd 自動洗浄・乾燥装置
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