JPH0794325B2 - 針状α−オキシ水酸化鉄の製造方法 - Google Patents
針状α−オキシ水酸化鉄の製造方法Info
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- JPH0794325B2 JPH0794325B2 JP3278915A JP27891591A JPH0794325B2 JP H0794325 B2 JPH0794325 B2 JP H0794325B2 JP 3278915 A JP3278915 A JP 3278915A JP 27891591 A JP27891591 A JP 27891591A JP H0794325 B2 JPH0794325 B2 JP H0794325B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体に用いら
れ、磁気特性や分散性に優れた針状磁性金属粉末を製造
する際に有用な針状α−オキシ水酸化鉄の製造方法に関
する。
れ、磁気特性や分散性に優れた針状磁性金属粉末を製造
する際に有用な針状α−オキシ水酸化鉄の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近の磁気記録用媒体として磁気記録密
度の向上や再生出力の向上を目的として鉄または鉄を主
体とする磁性金属粉末を用いた塗布型磁気記録媒体が実
用化されている。このような磁性金属粉末は、例えば針
状や紡錘型のα−オキシ水酸化鉄を焼成した後、還元
し、さらに表面に酸化皮膜を形成することによって得ら
れる。
度の向上や再生出力の向上を目的として鉄または鉄を主
体とする磁性金属粉末を用いた塗布型磁気記録媒体が実
用化されている。このような磁性金属粉末は、例えば針
状や紡錘型のα−オキシ水酸化鉄を焼成した後、還元
し、さらに表面に酸化皮膜を形成することによって得ら
れる。
【0003】しかしながら、これら磁性金属粉末は高い
記録密度を有する等の利点は有するものの、酸化鉄磁性
粉末と比較して経時劣化が大きく、また凝集し易く塗料
化に際し塗料分散性が悪いという欠点を有している。
記録密度を有する等の利点は有するものの、酸化鉄磁性
粉末と比較して経時劣化が大きく、また凝集し易く塗料
化に際し塗料分散性が悪いという欠点を有している。
【0004】さらに、最近の高記録密度化の流れの中で
磁性金属粉末の微細化が進んでおり、針状磁性鉄粉の長
軸径が0.15μm以下、好ましくは0.10μm以下
で、経時変化が少なく、かつ分散性の良いものが求めら
れている。経時変化および分散性対応の手段の一つは短
軸径を大きくすることであり、つまり軸比(長軸/短軸
比)を小さくすればよい。
磁性金属粉末の微細化が進んでおり、針状磁性鉄粉の長
軸径が0.15μm以下、好ましくは0.10μm以下
で、経時変化が少なく、かつ分散性の良いものが求めら
れている。経時変化および分散性対応の手段の一つは短
軸径を大きくすることであり、つまり軸比(長軸/短軸
比)を小さくすればよい。
【0005】また、近年、高密度記録化を目的として、
磁気ヘッドのギャップ巾は、益々狭くなる方向にある
が、磁気ヘッドのギャップ巾を狭くした場合、ギャップ
付近の磁界は、長手成分と共に強い垂直成分が含まれる
ようになる。このため、ヘッドと接触している磁気記録
媒体の表面層では、媒体に対して垂直な方向の磁界分布
が著しく増加する。
磁気ヘッドのギャップ巾は、益々狭くなる方向にある
が、磁気ヘッドのギャップ巾を狭くした場合、ギャップ
付近の磁界は、長手成分と共に強い垂直成分が含まれる
ようになる。このため、ヘッドと接触している磁気記録
媒体の表面層では、媒体に対して垂直な方向の磁界分布
が著しく増加する。
【0006】従って、高密度記録化のために磁気記録媒
体中で媒体に垂直な方向に磁化容易方向を持たせること
が好ましい。この垂直成分を増加させるためにも軸比を
できるだけ小さくすることが有効である。
体中で媒体に垂直な方向に磁化容易方向を持たせること
が好ましい。この垂直成分を増加させるためにも軸比を
できるだけ小さくすることが有効である。
【0007】優れた針状特性を有する磁性金属粉末に対
応できる針状α−オキシ水酸化鉄の製造方法の一例が特
開昭64−33019号公報に開示されている。しかし
ながら、この方法により得られた針状α−オキシ水酸化
鉄を用いた磁性金属粉末は、平均長軸径が0.20μm
を超え、また軸比も10を超えるものであり、高密度化
や良好な分散性に対応できるものではない。
応できる針状α−オキシ水酸化鉄の製造方法の一例が特
開昭64−33019号公報に開示されている。しかし
ながら、この方法により得られた針状α−オキシ水酸化
鉄を用いた磁性金属粉末は、平均長軸径が0.20μm
を超え、また軸比も10を超えるものであり、高密度化
や良好な分散性に対応できるものではない。
【0008】また、特開昭60−36603号公報には
高密度磁気記録用として紡錘型α−オキシ水酸化鉄の製
造方法が開示されている。この紡錘型のα−オキシ水酸
化鉄を用いて得られた磁性金属粉末は、長軸径や軸比も
上記の好ましい範囲にあるものの、依然として分散性に
劣るという課題を有する。
高密度磁気記録用として紡錘型α−オキシ水酸化鉄の製
造方法が開示されている。この紡錘型のα−オキシ水酸
化鉄を用いて得られた磁性金属粉末は、長軸径や軸比も
上記の好ましい範囲にあるものの、依然として分散性に
劣るという課題を有する。
【0009】 このように、磁気記録媒体の高密度化に
対応でき、しかも分散性に優れ、また磁気特性、特に保
磁力を高い水準で維持し得る磁性金属粉末は未だ得られ
ていない。
対応でき、しかも分散性に優れ、また磁気特性、特に保
磁力を高い水準で維持し得る磁性金属粉末は未だ得られ
ていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の課題を解決するもので、その目的は、磁気特性を
低下させることなく、磁気記録媒体の高密度化に対応で
き、しかも分散性に優れた磁性金属粉末を製造するのに
有効な針状α−オキシ水酸化鉄の製造方法を提供するこ
とにある。
技術の課題を解決するもので、その目的は、磁気特性を
低下させることなく、磁気記録媒体の高密度化に対応で
き、しかも分散性に優れた磁性金属粉末を製造するのに
有効な針状α−オキシ水酸化鉄の製造方法を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、針
状α−オキシ水酸化鉄の製造工程において、酸化を一度
中断し、過剰のアルミン酸塩水溶液を添加分散させ、成
長途中の針状α−オキシ水酸化鉄の長軸方向への成長を
抑制した後、再び酸化を行ない、針状α−オキシ水酸化
鉄の短軸方向へのみ成長させることにより達成される。
状α−オキシ水酸化鉄の製造工程において、酸化を一度
中断し、過剰のアルミン酸塩水溶液を添加分散させ、成
長途中の針状α−オキシ水酸化鉄の長軸方向への成長を
抑制した後、再び酸化を行ない、針状α−オキシ水酸化
鉄の短軸方向へのみ成長させることにより達成される。
【0012】 すなわち、本発明の針状α−オキシ水酸
化鉄は、過剰アルカリ濃度が1.0モル/l以上の水酸
化第一鉄スラリーを酸素ガスで酸化させ、Fe/Fe
(原子%)が10〜50%で酸化を中断し、次いで過剰
のアルミン酸水溶液を添加し、混合、撹拌した後、再
度、酸素含有ガスで酸化させ、遊離アルミン酸イオンお
よびα−オキシ水酸化鉄を含むスラリーを得、これを混
合、撹拌した後、中和熟成、洗浄、乾燥することを特徴
とする。
化鉄は、過剰アルカリ濃度が1.0モル/l以上の水酸
化第一鉄スラリーを酸素ガスで酸化させ、Fe/Fe
(原子%)が10〜50%で酸化を中断し、次いで過剰
のアルミン酸水溶液を添加し、混合、撹拌した後、再
度、酸素含有ガスで酸化させ、遊離アルミン酸イオンお
よびα−オキシ水酸化鉄を含むスラリーを得、これを混
合、撹拌した後、中和熟成、洗浄、乾燥することを特徴
とする。
【0013】以下、本発明の製造方法をさらに詳細に説
明する。本発明では、過剰アルカリ濃度が1.0モル/
l以上の水酸化第一鉄スラリーを酸素含有ガスで酸化さ
せ針状α−オキシ水酸化鉄(α−FeOOH)のスラリ
ーを得る。
明する。本発明では、過剰アルカリ濃度が1.0モル/
l以上の水酸化第一鉄スラリーを酸素含有ガスで酸化さ
せ針状α−オキシ水酸化鉄(α−FeOOH)のスラリ
ーを得る。
【0014】過剰アルカリ濃度が1.0モル/l以上の
水酸化第一鉄スラリーは、第一鉄塩水溶液と過剰のアル
カリ水溶液を充分に混合、撹拌することにより得られ
る。また、必要に応じてこのスラリーにニッケル塩およ
び/またはマンガン塩を加えもよい。
水酸化第一鉄スラリーは、第一鉄塩水溶液と過剰のアル
カリ水溶液を充分に混合、撹拌することにより得られ
る。また、必要に応じてこのスラリーにニッケル塩およ
び/またはマンガン塩を加えもよい。
【0015】ここに用いられる第一鉄の塩とは、硫酸
塩、塩化物、硝酸塩、酢酸塩、炭酸塩等が例示される
が、経済性や反応の安定性を考慮すると硫酸塩が好まし
く用いられる。また、アルカリとしては特に制限はな
く、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等が例示される
が、水酸化ナトリウムを用いるのが一般的である。ニッ
ケル塩、マンガン塩も上記第一鉄塩と同様のものが用い
られ、同一の理由により硫酸塩が好ましく用いられる。
また、第一鉄塩に加えて、ニッケル塩やマンガン塩を加
えるときは、これら各塩の水溶液は混合水溶液として
も、また各々の単独水溶液として添加してもいずれでも
よい。
塩、塩化物、硝酸塩、酢酸塩、炭酸塩等が例示される
が、経済性や反応の安定性を考慮すると硫酸塩が好まし
く用いられる。また、アルカリとしては特に制限はな
く、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等が例示される
が、水酸化ナトリウムを用いるのが一般的である。ニッ
ケル塩、マンガン塩も上記第一鉄塩と同様のものが用い
られ、同一の理由により硫酸塩が好ましく用いられる。
また、第一鉄塩に加えて、ニッケル塩やマンガン塩を加
えるときは、これら各塩の水溶液は混合水溶液として
も、また各々の単独水溶液として添加してもいずれでも
よい。
【0016】本発明においては、アルカリは第一鉄、ニ
ッケルおよびマンガンの塩の総量に対して、過剰の量で
あることが必要であり、得られるスラリー中には未反応
のアルカリが残存する。具体的な過剰アルカリ濃度は、
1.0モル/l以上であり、これ未満では得られる針状
α−オキシ水酸化鉄の枝別れが多くなる。
ッケルおよびマンガンの塩の総量に対して、過剰の量で
あることが必要であり、得られるスラリー中には未反応
のアルカリが残存する。具体的な過剰アルカリ濃度は、
1.0モル/l以上であり、これ未満では得られる針状
α−オキシ水酸化鉄の枝別れが多くなる。
【0017】具体的な各成分の添加量は、例えば4〜1
8モル/lのNaOH1リットルに対して、FeSO4
0.1〜1.0モル/l、NiSO40〜0.1モル/
lおよびMnSO40〜0.1モル/lからなる混合水
溶液0.5〜3.0リットルである。
8モル/lのNaOH1リットルに対して、FeSO4
0.1〜1.0モル/l、NiSO40〜0.1モル/
lおよびMnSO40〜0.1モル/lからなる混合水
溶液0.5〜3.0リットルである。
【0018】これら各成分を十分に混合撹拌した後に酸
化を行なう。ここで酸化は、空気、酸素といった酸素含
有ガスを吹込んで20〜40℃で行なうことが望まし
い。この酸化温度が40℃を超えた場合には、得られる
針状α−オキシ水酸化鉄粒子の枝別れが多くなり、また
微細にならない傾向にある。また、酸化温度が20℃未
満の場合には、得られるα−オキシ水酸化鉄粒子に不定
形の異物が発生し易くなる。この酸化によってFe(O
H)2は徐々にFeOOHに変化する(Fe2+→F
e3+)。
化を行なう。ここで酸化は、空気、酸素といった酸素含
有ガスを吹込んで20〜40℃で行なうことが望まし
い。この酸化温度が40℃を超えた場合には、得られる
針状α−オキシ水酸化鉄粒子の枝別れが多くなり、また
微細にならない傾向にある。また、酸化温度が20℃未
満の場合には、得られるα−オキシ水酸化鉄粒子に不定
形の異物が発生し易くなる。この酸化によってFe(O
H)2は徐々にFeOOHに変化する(Fe2+→F
e3+)。
【0019】本発明では、この酸化を一度中断し、過剰
のアルミン酸塩水溶液を添加する。この過剰のアルミン
酸水溶液の添加時期は任意であるが、好ましくはFe3+
/Fe(原子%)が10〜50%となる時期である。添
加時期のFe3+/Fe(原子%)が10%未満では磁性
金属粉末の磁気特性が低下する傾向にあり、50%超で
は得られるα−オキシ水酸化鉄の平均長軸径が長くなる
恐れがある。
のアルミン酸塩水溶液を添加する。この過剰のアルミン
酸水溶液の添加時期は任意であるが、好ましくはFe3+
/Fe(原子%)が10〜50%となる時期である。添
加時期のFe3+/Fe(原子%)が10%未満では磁性
金属粉末の磁気特性が低下する傾向にあり、50%超で
は得られるα−オキシ水酸化鉄の平均長軸径が長くなる
恐れがある。
【0020】ここで用いられるアルミン酸塩としてはア
ルミン酸ナトリウム、アルミン酸カリウム等がそれぞれ
例示される。ここにおいて、アルミン酸塩は過剰の量を
加え、得られる酸化終了後のスラリー中には遊離したア
ルミン酸イオンが残存することが必要である。なお、硫
酸アルミニウム等のアルミニウム塩を用いると、マグネ
タイトが生成し易くなり好ましくはない。
ルミン酸ナトリウム、アルミン酸カリウム等がそれぞれ
例示される。ここにおいて、アルミン酸塩は過剰の量を
加え、得られる酸化終了後のスラリー中には遊離したア
ルミン酸イオンが残存することが必要である。なお、硫
酸アルミニウム等のアルミニウム塩を用いると、マグネ
タイトが生成し易くなり好ましくはない。
【0021】アルミン酸塩の具体的な添加量は、例えば
NaAlO20.2〜1.5モル/lの0.05〜0.
1リットルであることが好ましく、添加量が鉄を100
とした時の原子比でアルミニウムが6原子%未満の場合
には、得られるα−オキシ水酸化鉄の平均長軸径が長く
なる恐れがある。
NaAlO20.2〜1.5モル/lの0.05〜0.
1リットルであることが好ましく、添加量が鉄を100
とした時の原子比でアルミニウムが6原子%未満の場合
には、得られるα−オキシ水酸化鉄の平均長軸径が長く
なる恐れがある。
【0022】本発明では、このように酸化中断時に、過
剰のアルミン酸塩水溶液を全量添加することにより、以
降のα−オキシ水酸化鉄の長軸方向への成長は殆ど抑制
され、太さ方向のみに成長していく。
剰のアルミン酸塩水溶液を全量添加することにより、以
降のα−オキシ水酸化鉄の長軸方向への成長は殆ど抑制
され、太さ方向のみに成長していく。
【0023】過剰のアルミン酸塩水溶液を添加し、充分
に混合、撹拌した後、再度、酸素含有ガスで酸化する。
この酸化は、過剰のアルミン酸塩水溶液添加前の酸化と
同様の条件が採用される。
に混合、撹拌した後、再度、酸素含有ガスで酸化する。
この酸化は、過剰のアルミン酸塩水溶液添加前の酸化と
同様の条件が採用される。
【0024】このようにして遊離アルミン酸イオンおよ
びα−オキシ水酸化鉄を含むスラリーが得られる。この
α−オキシ水酸化鉄は、平均長軸径が比較的短く、しか
も軸比が小さいものである。また、このα−オキシ水酸
化鉄の外周層は、一定量のアルミニウムを含有してい
る。
びα−オキシ水酸化鉄を含むスラリーが得られる。この
α−オキシ水酸化鉄は、平均長軸径が比較的短く、しか
も軸比が小さいものである。また、このα−オキシ水酸
化鉄の外周層は、一定量のアルミニウムを含有してい
る。
【0025】このα−オキシ水酸化鉄中のニッケル、マ
ンガン、アルミニウムの含有割合は、鉄を100とした
時の原子比で、それぞれニッケル0〜10原子%、マン
ガン0〜10原子%、アルミニウム4〜10原子%であ
ることが好ましい。
ンガン、アルミニウムの含有割合は、鉄を100とした
時の原子比で、それぞれニッケル0〜10原子%、マン
ガン0〜10原子%、アルミニウム4〜10原子%であ
ることが好ましい。
【0026】次に、遊離アルミン酸イオンおよびα−オ
キシ水酸化鉄を含むスラリーを充分に混合、撹拌した
後、硫酸塩等を用いて中和熟成し、α−オキシ水酸化鉄
の外表面に、アルミニウムを被着させたスラリーを得
る。この混合時に、リン酸またはその塩の水溶液および
/またはケイ酸またはその塩の水溶液を添加し、α−オ
キシ水酸化鉄の外表面に、アルミニウムに加えてリンお
よび/またはケイ素を被着してもよい。ここに用いられ
るリン酸およびケイ酸の塩とは、ナトリウム塩、カリウ
ム塩等がそれぞれ例示される。
キシ水酸化鉄を含むスラリーを充分に混合、撹拌した
後、硫酸塩等を用いて中和熟成し、α−オキシ水酸化鉄
の外表面に、アルミニウムを被着させたスラリーを得
る。この混合時に、リン酸またはその塩の水溶液および
/またはケイ酸またはその塩の水溶液を添加し、α−オ
キシ水酸化鉄の外表面に、アルミニウムに加えてリンお
よび/またはケイ素を被着してもよい。ここに用いられ
るリン酸およびケイ酸の塩とは、ナトリウム塩、カリウ
ム塩等がそれぞれ例示される。
【0027】ここにおけるリン酸またはその塩の水溶液
および/またはケイ酸またはその塩の水溶液の添加量
は、α−オキシ水酸化鉄スラリー1リットルに対し、N
aH2PO41.0モル/l以下の0.01リットル以下
とNa2SiO31.0モル/l以下の0.01リットル
以下であることが好ましい。
および/またはケイ酸またはその塩の水溶液の添加量
は、α−オキシ水酸化鉄スラリー1リットルに対し、N
aH2PO41.0モル/l以下の0.01リットル以下
とNa2SiO31.0モル/l以下の0.01リットル
以下であることが好ましい。
【0028】ここでアルミニウムおよびこれに加えてリ
ンおよび/またはケイ素の含有量は、最終的に得られる
磁性金属粉末のFeを100としたときの原子比で、ア
ルミニウム6.0〜15原子%、リンおよび/またはケ
イ素0〜1.5原子%である。
ンおよび/またはケイ素の含有量は、最終的に得られる
磁性金属粉末のFeを100としたときの原子比で、ア
ルミニウム6.0〜15原子%、リンおよび/またはケ
イ素0〜1.5原子%である。
【0029】中和熟成されたα−オキシ水酸化鉄のスラ
リーは、洗浄後、乾燥され、針状α−オキシ水酸化鉄が
得られる。この乾燥は100〜200℃で12時間程度
行なわれる。
リーは、洗浄後、乾燥され、針状α−オキシ水酸化鉄が
得られる。この乾燥は100〜200℃で12時間程度
行なわれる。
【0030】この本発明により得られた針状α−オキシ
水酸化鉄から磁性金属粉末を得るには、針状α−オキシ
水酸化鉄を焼成し、次いで還元ガス中で還元し、さらに
表面に酸化被膜を形成させる。焼成は大気中または窒素
雰囲気中で300〜800℃、好ましくは400〜60
0℃で行なわれる。また還元は、水素ガスまたは一酸化
炭素ガス等の還元ガス中で450〜600℃で行なわ
れ、また表面に酸化被膜を形成するには、不活性ガスと
酸素ガスの混合ガス中で徐々に酸素濃度を増加させ、最
終的に大気の濃度として得られる磁性金属粉末を取り出
す方法がよい。
水酸化鉄から磁性金属粉末を得るには、針状α−オキシ
水酸化鉄を焼成し、次いで還元ガス中で還元し、さらに
表面に酸化被膜を形成させる。焼成は大気中または窒素
雰囲気中で300〜800℃、好ましくは400〜60
0℃で行なわれる。また還元は、水素ガスまたは一酸化
炭素ガス等の還元ガス中で450〜600℃で行なわ
れ、また表面に酸化被膜を形成するには、不活性ガスと
酸素ガスの混合ガス中で徐々に酸素濃度を増加させ、最
終的に大気の濃度として得られる磁性金属粉末を取り出
す方法がよい。
【0031】このようにして得られた磁性金属粉末の形
状は針状であり、その好ましい組成は、鉄を100とし
たときの原子比で、ニッケル0〜5.0原子%、マンガ
ン0〜5.0原子%、アルミニウム6.0〜15原子
%、リンおよび/またはケイ素0〜1.5原子%を含有
するものである。
状は針状であり、その好ましい組成は、鉄を100とし
たときの原子比で、ニッケル0〜5.0原子%、マンガ
ン0〜5.0原子%、アルミニウム6.0〜15原子
%、リンおよび/またはケイ素0〜1.5原子%を含有
するものである。
【0032】また、経時劣化をさらに大幅に改善すると
いう見地からは、さらに好ましい磁性金属粉末の組成
は、鉄を100としたときの原子比でニッケル1.0〜
5.0原子%、マンガン0.1〜5.0原子%、アルミ
ニウム6.0〜15原子%、リンおよび/またはケイ素
0.6〜1.5原子%を含有するものである。
いう見地からは、さらに好ましい磁性金属粉末の組成
は、鉄を100としたときの原子比でニッケル1.0〜
5.0原子%、マンガン0.1〜5.0原子%、アルミ
ニウム6.0〜15原子%、リンおよび/またはケイ素
0.6〜1.5原子%を含有するものである。
【0033】本発明で得られる磁性金属粉末は、平均長
軸径0.05〜0.15μm、平均短軸径0.018〜
0.025μm、長軸/短軸比3〜8、比表面積40〜
55m2/gのものが好適に用いられる。
軸径0.05〜0.15μm、平均短軸径0.018〜
0.025μm、長軸/短軸比3〜8、比表面積40〜
55m2/gのものが好適に用いられる。
【0034】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を具体的に説明
する。
する。
【0035】実施例1 7.8モル/lのNaOH水溶液1.8リットルに、F
eSO40.47モル/l、NiSO40.014モル/
lおよびMnSO40.004モル/lからなる混合水
溶液3.8リットルを添加し、充分に混合、拡散し、各
成分を分散させた後、液温25℃で空気を吹き込んで酸
化を開始した。
eSO40.47モル/l、NiSO40.014モル/
lおよびMnSO40.004モル/lからなる混合水
溶液3.8リットルを添加し、充分に混合、拡散し、各
成分を分散させた後、液温25℃で空気を吹き込んで酸
化を開始した。
【0036】Fe3+/Fe(原子%)が30%になった
時点で、空気を止めて、窒素を吹き込み酸化を一旦中断
した。
時点で、空気を止めて、窒素を吹き込み酸化を一旦中断
した。
【0037】スラリーの一部を抜き取り希塩酸で洗浄し
た後、透過型電子顕微鏡(TEM)で観察したところ平
均長軸径0.14μmの微細なα−オキシ水酸化鉄であ
った。
た後、透過型電子顕微鏡(TEM)で観察したところ平
均長軸径0.14μmの微細なα−オキシ水酸化鉄であ
った。
【0038】このスラリーに0.5モル/lのアルミン
酸ナトリウム水溶液0.36リットルを添加した。この
アルミニウムの添加量は、鉄を100としたときの原子
比で、アルミニウム10原子%であった。この混合溶液
を充分に混合、拡散し、各成分を分散させた後、空気を
吹き込んで酸化を続行し、Ni−Mn−Al含有α−オ
キシ水酸化鉄を得た。このスラリーの一部を取り、瀘過
後の瀘液の分析を行った結果、添加したアルミン酸イオ
ンの約30%が遊離したままの状態で残っており、Na
OH濃度は1.7モル/lであった。
酸ナトリウム水溶液0.36リットルを添加した。この
アルミニウムの添加量は、鉄を100としたときの原子
比で、アルミニウム10原子%であった。この混合溶液
を充分に混合、拡散し、各成分を分散させた後、空気を
吹き込んで酸化を続行し、Ni−Mn−Al含有α−オ
キシ水酸化鉄を得た。このスラリーの一部を取り、瀘過
後の瀘液の分析を行った結果、添加したアルミン酸イオ
ンの約30%が遊離したままの状態で残っており、Na
OH濃度は1.7モル/lであった。
【0039】このスラリーに、0.5モル/lのリン酸
水溶液0.03リットルを添加し、充分に混合、撹拌し
た後、中和熟成し、外周層を形成するアルミニウムを含
有するα−オキシ水酸化鉄の外表面に、アルミニウムと
リンを被着させた。このスラリーの一部を取り、瀘過後
の瀘液および固形分の分析を行なった結果、遊離してい
たアルミン酸イオンは全てα−オキシ水酸化鉄表面に被
着されたことが確認された。
水溶液0.03リットルを添加し、充分に混合、撹拌し
た後、中和熟成し、外周層を形成するアルミニウムを含
有するα−オキシ水酸化鉄の外表面に、アルミニウムと
リンを被着させた。このスラリーの一部を取り、瀘過後
の瀘液および固形分の分析を行なった結果、遊離してい
たアルミン酸イオンは全てα−オキシ水酸化鉄表面に被
着されたことが確認された。
【0040】ここでアルミニウムとリンの含有量は、最
終的に得られる磁性金属粉末の総量の鉄を100とした
ときの原子比で、アルミニウム10.0原子%、リン
0.8原子%であった。
終的に得られる磁性金属粉末の総量の鉄を100とした
ときの原子比で、アルミニウム10.0原子%、リン
0.8原子%であった。
【0041】この中和後のスラリーを充分洗浄した後、
100〜120℃で一晩乾燥させ、針状α−オキシ水酸
化鉄を得た。この針状α−オキシ水酸化鉄の平均長軸径
は0.16μm、軸比は7であった。
100〜120℃で一晩乾燥させ、針状α−オキシ水酸
化鉄を得た。この針状α−オキシ水酸化鉄の平均長軸径
は0.16μm、軸比は7であった。
【0042】その後、針状α−オキシ水酸化鉄を空気中
で600℃で焼成後、水素ガス中で550℃で還元し針
状磁性金属粉末を得た。最後に還元された針状磁性金属
粉末表面に安定な酸化被膜を形成させた後、大気中に取
り出し、磁気記録用磁性金属粉末を得た。
で600℃で焼成後、水素ガス中で550℃で還元し針
状磁性金属粉末を得た。最後に還元された針状磁性金属
粉末表面に安定な酸化被膜を形成させた後、大気中に取
り出し、磁気記録用磁性金属粉末を得た。
【0043】この磁性金属粉末の組成は、Feを100
としたときの原子比で、ニッケル3.0原子%、マンガ
ン0.9原子%、アルミニウム10.0原子%、リン
0.8原子%であった。
としたときの原子比で、ニッケル3.0原子%、マンガ
ン0.9原子%、アルミニウム10.0原子%、リン
0.8原子%であった。
【0044】この磁性金属粉末の性状は、平均長軸径
0.10μm、軸比5であった。また、保磁力は167
0Oeであり、分散性も良好であった。
0.10μm、軸比5であった。また、保磁力は167
0Oeであり、分散性も良好であった。
【0045】この平均長軸径および軸比はTEM写真上
で単一粒子と認められるもの100個の長軸径および短
軸径を図り、その平均値から求めた。
で単一粒子と認められるもの100個の長軸径および短
軸径を図り、その平均値から求めた。
【0046】保磁力は東英工業(株)製VSMを用い、
外部磁場10KOe、詰め率0.85で測定した。
外部磁場10KOe、詰め率0.85で測定した。
【0047】分散性は下記に示す方法によってシートを
調製し、シート光沢度によって評価した。これらの結果
を表1に示す。
調製し、シート光沢度によって評価した。これらの結果
を表1に示す。
【0048】 <シートの調製> a)塗料組成物(重量部) 顔 料 100重量部 スルフォン酸ナトリウム基を有するポリウレタン樹脂 10重量部 塩化ビニル樹脂 10重量部 ト ル エ ン 150重量部 M E K 150重量部 シクロヘキサノン 40重量部 滑 剤 1重量部
【0049】b)塗料作成条件 前記組成物をサンドグラインダーにて1500rpm、
3時間分散を行ない塗料を作成した。
3時間分散を行ない塗料を作成した。
【0050】c)シート作成条件 前記塗料をベースフィルム上に塗布し、配向後、100
℃にて乾燥した。
℃にて乾燥した。
【0051】<測定条件> a)光沢度 日本電色工業(株)製グロスメータを用い、JIS Z
8741に準拠して45°にて測定した。
8741に準拠して45°にて測定した。
【0052】実施例2〜9 過剰アルカリの量、ニッケル、マンガン、リン、ケイ素
の含有量、並びにアルミン酸ナトリウムの添加時期およ
びその量をそれぞれ表1に示す通りとした以外は、実施
例1と同様の方法、条件によって針状α−オキシ水酸化
鉄を得た。
の含有量、並びにアルミン酸ナトリウムの添加時期およ
びその量をそれぞれ表1に示す通りとした以外は、実施
例1と同様の方法、条件によって針状α−オキシ水酸化
鉄を得た。
【0053】この針状α−オキシ水酸化鉄を実施例1と
同様に焼成し、次いで還元ガス中で還元し、さらに表面
に酸化被膜を形成させ磁気記録用磁性金属粉末を得た。
これらの結果を表1に示す。
同様に焼成し、次いで還元ガス中で還元し、さらに表面
に酸化被膜を形成させ磁気記録用磁性金属粉末を得た。
これらの結果を表1に示す。
【0054】比較例1 実施例1で酸化を一旦中断せず、アルミン酸ナトリウム
を酸化開始から終了迄の間中、連続的に添加した以外は
全て実施例1と同様の方法、条件で針状α−オキシ水酸
化鉄を得た。この針状α−オキシ水酸化鉄の平均長軸径
は0.40μm、軸比は20であった。
を酸化開始から終了迄の間中、連続的に添加した以外は
全て実施例1と同様の方法、条件で針状α−オキシ水酸
化鉄を得た。この針状α−オキシ水酸化鉄の平均長軸径
は0.40μm、軸比は20であった。
【0055】この針状α−オキシ水酸化鉄を実施例1と
同様に焼成し、次いで還元ガス中で還元し、さらに表面
に酸化被膜を形成させ磁気記録用磁性金属粉末を得た。
同様に焼成し、次いで還元ガス中で還元し、さらに表面
に酸化被膜を形成させ磁気記録用磁性金属粉末を得た。
【0056】この磁性金属粉末の組成は、実施例1と同
様であり、その性状は、平均長軸径0.29μm、軸比
14であった。また、保磁力は1500Oeであり、分
散性に劣るものであった。これらの結果を表1に示す。
様であり、その性状は、平均長軸径0.29μm、軸比
14であった。また、保磁力は1500Oeであり、分
散性に劣るものであった。これらの結果を表1に示す。
【0057】比較例2 実施例1でNaOH濃度が0.5モル/lになるようN
aOH添加量を変量した以外は全て実施例1と同様の方
法、条件で針状α−オキシ水酸化鉄を得た。この針状α
−オキシ水酸化鉄の平均長軸径は0.18μm、軸比は
6であったが、枝別れが多かった。
aOH添加量を変量した以外は全て実施例1と同様の方
法、条件で針状α−オキシ水酸化鉄を得た。この針状α
−オキシ水酸化鉄の平均長軸径は0.18μm、軸比は
6であったが、枝別れが多かった。
【0058】この針状α−オキシ水酸化鉄を実施例1と
同様に焼成し、次いで還元ガス中で還元し、さらに表面
に酸化被膜を形成させ磁気記録用磁性金属粉末を得た。
同様に焼成し、次いで還元ガス中で還元し、さらに表面
に酸化被膜を形成させ磁気記録用磁性金属粉末を得た。
【0059】この磁性金属粉末の組成は、実施例1と同
様であり、その性状は、平均長軸径0.13μm、軸比
5であった。また、保磁力は1370Oeであり、分散
性に劣るものであった。これらの結果を表1に示す。
様であり、その性状は、平均長軸径0.13μm、軸比
5であった。また、保磁力は1370Oeであり、分散
性に劣るものであった。これらの結果を表1に示す。
【0060】比較例3 アルミン酸ナトリウムの添加量をFeを100としした
時の原子比で、アルミニウムが3原子%となるように変
量した以外は、実施例1と同様の方法、条件で針状α−
オキシ水酸化鉄を得た。この針状α−オキシ水酸化鉄の
平均長軸径は0.32μm、軸比は16であった。
時の原子比で、アルミニウムが3原子%となるように変
量した以外は、実施例1と同様の方法、条件で針状α−
オキシ水酸化鉄を得た。この針状α−オキシ水酸化鉄の
平均長軸径は0.32μm、軸比は16であった。
【0061】この針状α−オキシ水酸化鉄を実施例1と
同様に焼成し、次いで還元ガス中で還元し、さらに表面
に酸化被膜を形成させ磁気記録用磁性金属粉末を得た。
同様に焼成し、次いで還元ガス中で還元し、さらに表面
に酸化被膜を形成させ磁気記録用磁性金属粉末を得た。
【0062】この磁性金属粉末の組成は、アルミニウム
が少ない以外は実施例1と同様であり、その性状は、平
均長軸径0.22μm、軸比11であった。また、保磁
力は1230Oeであり、分散性に劣るものであった。
これらの結果を表1に示す。
が少ない以外は実施例1と同様であり、その性状は、平
均長軸径0.22μm、軸比11であった。また、保磁
力は1230Oeであり、分散性に劣るものであった。
これらの結果を表1に示す。
【0063】
【表2】
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、針状α−オキシ水
酸化鉄の製造工程において、酸化を一度中断し、過剰の
アルミン酸塩水溶液を添加分散させる本発明の製造方法
によって、磁気特性を低下させることなく、磁気記録媒
体の高密度化に対応でき、しかも分散性に優れた磁性金
属粉末を製造するのに好適な針状α−オキシ水酸化鉄が
得られる。
酸化鉄の製造工程において、酸化を一度中断し、過剰の
アルミン酸塩水溶液を添加分散させる本発明の製造方法
によって、磁気特性を低下させることなく、磁気記録媒
体の高密度化に対応でき、しかも分散性に優れた磁性金
属粉末を製造するのに好適な針状α−オキシ水酸化鉄が
得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 寿繁 岡山県児島郡灘崎町植松53−8 (56)参考文献 特開 昭64−33019(JP,A) 特開 平3−174704(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 過剰アルカリ濃度が1.0モル/l以上
の水酸化第一鉄スラリーを酸素ガスで酸化させ、Fe
3+ /Fe(原子%)が10〜50%で酸化を中断し、
次いで過剰のアルミン酸水溶液を添加し、混合、撹拌し
た後、再度、酸素含有ガスで酸化させ、遊離アルミン酸
イオンおよびα−オキシ水酸化鉄を含むスラリーを得、
これを混合、撹拌した後、中和熟成、洗浄、乾燥するこ
とを特徴とする針状α−オキシ水酸化鉄の製造方法。 - 【請求項2】 前記過剰アルカリを含む水酸化第一鉄ス
ラリーに、ニッケル塩および/またはマンガン塩が添加
されている請求項1に記載の針状αオキシ水酸化鉄の製
造方法。 - 【請求項3】 前記遊離アルミン酸イオンおよび/また
はα−オキシ水酸化鉄を含むスラリーに、リン酸または
その塩の水溶液および/またはケイ酸またはその塩の水
溶液を添加する請求項1または2に記載の針状α−オキ
シ水酸化鉄の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3278915A JPH0794325B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 針状α−オキシ水酸化鉄の製造方法 |
| EP19920308230 EP0535813A3 (en) | 1991-10-01 | 1992-09-10 | Process for the preparation of acicular alpha-iron oxide hydrate |
| US07/944,957 US5508017A (en) | 1991-10-01 | 1992-09-15 | Process for the preparation of acicular α-iron oxide hydrate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3278915A JPH0794325B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 針状α−オキシ水酸化鉄の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597442A JPH0597442A (ja) | 1993-04-20 |
| JPH0794325B2 true JPH0794325B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=17603865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3278915A Expired - Lifetime JPH0794325B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 針状α−オキシ水酸化鉄の製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5508017A (ja) |
| EP (1) | EP0535813A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0794325B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MY171431A (en) * | 2011-06-30 | 2019-10-14 | Nano Green Biorefineries Inc | Catalytic biomass conversion |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52134858A (en) * | 1976-05-07 | 1977-11-11 | Kanto Denka Kogyo Kk | Method of making magnetic recording magnetic powder containing iron as main constituent |
| JPS55149138A (en) * | 1979-05-11 | 1980-11-20 | Tdk Corp | Iron oxide hydrate containing silicon and phosphorus, and its manufacture |
| JPS6433019A (en) * | 1987-07-27 | 1989-02-02 | Tosoh Corp | Production of acicular alpha-iron oxyhydroxide |
| JPH03174704A (ja) * | 1989-08-09 | 1991-07-29 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 強磁性金属粒子およびその製法 |
| JP2918619B2 (ja) * | 1990-04-06 | 1999-07-12 | 花王株式会社 | 金属磁性粉末の製造方法及び磁気記録媒体用塗膜 |
| JPH07116496B2 (ja) * | 1990-10-09 | 1995-12-13 | 三井金属鉱業株式会社 | 磁気記録用磁性金属粉末の製造方法 |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP3278915A patent/JPH0794325B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-09-10 EP EP19920308230 patent/EP0535813A3/en not_active Withdrawn
- 1992-09-15 US US07/944,957 patent/US5508017A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5508017A (en) | 1996-04-16 |
| EP0535813A2 (en) | 1993-04-07 |
| EP0535813A3 (en) | 1993-12-29 |
| JPH0597442A (ja) | 1993-04-20 |
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