JPH079545Y2 - 絶縁電線チャック - Google Patents

絶縁電線チャック

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JPH079545Y2
JPH079545Y2 JP1988123678U JP12367888U JPH079545Y2 JP H079545 Y2 JPH079545 Y2 JP H079545Y2 JP 1988123678 U JP1988123678 U JP 1988123678U JP 12367888 U JP12367888 U JP 12367888U JP H079545 Y2 JPH079545 Y2 JP H079545Y2
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insulator
groove
conductor
electric wire
wire
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JP1988123678U
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功 西本
實義 雨ノ宮
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、絶縁電線の架設作業時などにおける電線の
引っ張りや仮止めのために電線をチャックしたり、また
絶縁電線の絶縁体の引っ張り試験用に使用される管状の
試験片の作成作業において、絶縁体と導体とを引き離す
作業に際し、絶縁体を外周から包着するために使用され
る絶縁電線チャックに関する。
[従来の技術] 絶縁電線を挟持するチャックとして、従来は一般に、適
宜装置により、相互に或は一方が他方に接近離反するよ
うに支持され、接近して電線の絶縁体を外周から挟持す
る2つの分割体からなり、この2つの分割体の対向面の
対向位置に溝が形成され、この溝により絶縁体の外周を
挟持するようになっている。
かかる電線の挟持にあたり、電線が溝から抜けてしまう
のを防止するために、前記分割体の溝の内面に、電線の
滑りを押えるために溝内面に凹凸状部を形成し、挟持し
た電線の表面に溝内面の凹状部を喰い込ませることによ
り、分割体により挟持された電線が溝から抜け出すこと
の防止を図っている。
また、電線のチャックは次のような場合にも使用され
る。引っ張って配線され、また架設された電線には大き
い引張力が加わるため、導体を被覆している絶縁体の引
張強度が弱い場合、上記引張力により絶縁体に亀裂が生
じ漏電やその他の事故を引き起こす原因となるため、絶
縁電線の絶縁体には設定された引張強度が要求されてい
る。そこで、電線の絶縁体が設定された引張強度を有し
ているか確認するため、電線から所定長さの絶縁体を抜
き取り管状の試験片を作成して引っ張り試験を行ってい
る。かかる絶縁体の試験片の作成にあっては、一般に電
線を約200mm長に切断して試験片用の材料とし、この試
料電線の一端側から約30mm長の絶縁体を切り取り導体を
露出させ、そして絶縁体と露出している導体とを別個に
挟持して絶縁体と導体とを引き離し管状の絶縁体試験片
を作成している。この絶縁体を挟持するチャックとし
て、従来は一般に、前記チャックと同様に、相互に或は
一方が他方に接近離反するように支持され、接近して電
線の絶縁体を外周から挟持する2つの分割体からなって
おり、この2つの分割体の対向面の対向位置に溝が形成
されており、この溝により絶縁体の外周を挟持するよう
になっている。
かかる絶縁体の挟持にあたり、挟持する力が強いと絶縁
体内の導体までもが強く締付けられてしまうため、絶縁
体から導体が引き抜き難くなり、また挟持する力が弱い
と導体を引張すると前記分割体の溝により挟持されてい
る絶縁体が溝から滑って抜けてしまい、絶縁体と導体と
を引き離せない。
そこで、前記分割体の溝の内面に、絶縁体の滑りを押え
るために溝内面に凹凸状部を形成し、挟持した絶縁体の
表面に溝内面の凹状部を喰い込ませることにより、分割
体により挟持された絶縁体が溝から抜け出すことの防止
を図り、分割体による絶縁体を挟持する力をさほど強く
しなくともすむようにしている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の絶縁電線チャックによれば、分割体の対向面
に形成した溝の内面に凹凸状部が形成されているため、
分割体の溝により絶縁体を挟持したとき、前記溝内面に
形成されている凸状部が絶縁体の表面に喰い込み、分割
体により挟持された絶縁体が溝から抜け出すことが防止
される反面、絶縁体の表面への凸状部の喰い込みによ
り、絶縁体の表面に傷が付いてしまい、絶縁電線の架設
作業時などにおける電線の引っ張りや仮止めのために電
線のチャックとして好ましくなく、そしてまた電線から
所定長さの絶縁体を抜き取り管状の試験片を作成する場
合の電線のチャックとして好ましくなく、引っ張り試験
用の試験片として使用できなくなってしまう場合もあっ
た。そこで、絶縁体の表面への傷付を極力防止しようと
して、2つの分割体のうち1つの分割体の溝の内面に凹
凸状部を形成しない平滑な面としたチャックもあるが、
溝による絶縁体の密着強度にバラツキガ生じ、絶縁体の
表面への傷付を防止できるものとはなっていない。
このように従来の絶縁電線チャックによれば、絶縁体の
外周に傷を付け易く、このため電線のチャックや絶縁体
と導体との引き離し作業に慎重を要し、作業性が悪いも
のとなっている。
この考案は上記点に鑑み、電線のチャックや絶縁体の試
験片の作成にあたり、絶縁電線を、絶縁体の外周に傷を
付けないように、そしてまた導体の引き抜きを容易に行
えるようにチャックすることを解決課題としている。
[課題を解決するための手段] この考案は上記課題を解決するため、相互に或いは一方
が他方に接近離反するように支持され、接近して電線の
外周から包着する複数の包着分割体からなり、この複数
の包着分割体のそれぞれの対向面には断面形状が前記電
線の外径に応じた径からなる円弧状の包着溝を対向させ
て直線状に形成し、且つこの包着溝の内周面には軟質ゴ
ム層を設けるとともに、前記包着溝の一側端には電線の
外周を包着したとき絶縁体の端面に当接するも導体には
及ばない鍔部を溝内方に向って突出させて設けた。
そして、前記包着溝の溝内方に突出する鍔部の突出長さ
を調節可能としている。
[作用] この考案は相互に或いは一方が他方に接近離反するよう
に支持され、接近して電線を外周から包着する複数の包
着分割体からなり、この複数の包着分割体のそれぞれの
対向面には断面形状が前記電線の外径に応じた径からな
る円弧状の包着溝を対向させて直線状に形成し、且つこ
の包着溝の内周面には軟質ゴム層を設けるとともに、前
記包着溝の一側端には電線の外周を包着したとき絶縁体
の端面に当接するも導体には及ばない鍔部を溝内方に向
って突出させて設けたので、絶縁体の試験片の作成に使
用する場合、200mm長に電線を切断してその一端側から
約30mm長の絶縁体を切り取り導体を露出させた試料を形
成し、その絶縁体の外周を接近する複数の包着分割体の
包着溝で包着し、そしてこの包着にあっては露出してい
る導体を鍔部側から包着溝外へ突出させ、そして導体側
の絶縁体の端面を前記鍔部に当接させるように包着する
ことにより、絶縁体の外周と面接触する前記包着溝の内
周面の軟質ゴム層との摩擦力が大きいので包着溝内での
絶縁体の移動が効果的に押えられ、そして同時に絶縁体
の端面が鍔部に当接しているのでこの鍔部により絶縁体
の鍔部方向への移動が阻止される。
従って、絶縁体から露出している導体の引き抜き時に絶
縁体に加わる力が絶縁体の外周と端面に分散されるの
で、包着分割体による絶縁体の包着圧が小さくても十分
な保持力を有し、包着分割体により包着された絶縁体か
ら導体が受ける圧力が小さいので、絶縁体からの導体の
引き抜きが容易に行え、更には絶縁体と前記包着分割体
の包着溝との接触が軟質ゴム層との面接触であることか
ら、絶縁体の外周への傷付が防止される。
[実施例] 以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は、この考案に係る絶縁電線チャックの一例を示
すものであり、このチャックは、適宜装置により相互に
或は一方が他方に接近離反するように支持され、接近し
て電線Aの絶縁体Bを外周から包着する2つの包着分割
体1,2から構成されている。この2つの包着分割体1,2の
それぞれの対向面には、断面形状が前記電線Aの絶縁体
Bの外径に応じた径からなる略半円形状の包着溝3,4が
対向して直線状に形成されている。しかして、包着分割
体1,2を接近させると、それぞれの対向面に形成した包
着溝3,4により断面略円形の溝が形成される。
第4図は、この考案に係る絶縁電線チャックの他の一例
を示すものであり、絶縁電線の絶縁体の引っ張り試験用
に使用される管状の試験片の作成作業において、絶縁体
と導体とを引き離す作業に際し、絶縁体を外周から包着
するために使用される絶縁電線チャックを示すものであ
って、このチャックは、適宜装置により相互に或は一方
が他方に接近離反するように支持され、接近して電線A
の絶縁体Bを外周から包着する2つの包着分割体1,2か
ら構成されている。この2つの包着分割体1,2のそれぞ
れの対向面には、断面形状が前記電線Aの絶縁体Bの外
径に応じた径からなる略半円形状の包着溝3,4が対向し
て直線状に形成されている。しかして、包着分割体1,2
を接近させると、それぞれの対向面に形成した包着溝3,
4により断面略円形の溝が形成される。上記包着溝3,4の
内周面にはそれぞれ軟質ゴム層5,6が設けてある。ま
た、包着溝3,4の一端側には、電線Aの絶縁体Bの外周
を包着溝3,4で包着したとき絶縁体Bの端面Cに当接す
るも導体Dには及ばない即ち絶縁体Bの肉厚の範囲で鍔
部7,8が溝内方に向けて突出して設けてある。この鍔部
7,8は包着分割体1,2とは別体に形成され、包着溝3,4の
一側端即ち包着分割体1,2の端面にボルト9,10で固定さ
れている。そして、鍔部7,8を形成する板体11,12には前
記ボルト9,10を挿入する長穴13,14が形成されており、
この長穴13,14に沿って板体11,12を移動させることによ
り、前記包着溝3,4の溝内に突出する鍔部7,8の突出長さ
が調節可能となっている。
次に第4図の実施例に示す絶縁電線チャックの使用例を
説明する。
先ず、電線Aを200mm長に切断してその一端側から絶縁
体Bを30mm長切り取り導体Dを露出させた試料を、その
試料となる電線Aの絶縁体Bを、適宜装置により相互に
接近離反するように支持された2つの包着分割体1,2の
包着溝3,4間に位置させ、導体Dを包着溝3,4の一側端に
設けた鍔部7,8から包着溝3,4外へ突出させた状態にて、
上記包着分割体1,2を接近させ、包着溝3,4により絶縁体
Bの外周を包着し、そして、この包着は絶縁体Bの導体
Dを露出させた側の端面Cが包着溝3,4の一側端に設け
た鍔部7,8に当接するように包着する(第7図)。
しかして、絶縁体Bの外周と面接触する前記包着溝3,4
の内周面の軟質ゴム層5,6との摩擦力が大きいので、包
着溝3,4内での絶縁体Bの移動が効果的に押えられ、そ
して同時に絶縁体Bの端面Cが鍔部7,8に当接している
ので、この鍔部7,8により絶縁体Bの鍔部7,8方向への移
動が阻止される。
従って、絶縁体Bから露出している導体Dの引き抜き時
に絶縁体Bに加わる力が絶縁体Bの外周と端面Cに分散
されるので、包着分割体1,2による絶縁体の包着圧が小
さくても十分な保持力を有し、包着分割体1,2により包
着された絶縁体Bから導体Dが受ける圧力が小さいの
で、絶縁体Bからの導体Dの引き抜きが容易に行え、更
には絶縁体Bと前記包着分割体1,2の包着溝3,4との接触
が軟質ゴム層5,6との面接触であることから、絶縁体B
の外周への傷付が防止される。第8図は、第4図の実施
例に示す絶縁電線チャックを構成する包着分割体1,2を
相互に接近離反するように支持する支持装置の一例を示
すものであり、この支持装置は、略長方形状を呈する支
持板15の長手方向両端に、それぞれエアシリンダ16,17
をそれぞれのロッド18,19が対向するように設けてあ
り、このエアシリンダ16,17のロッド18,19の先端にそれ
ぞれホルダー20,21を介して包着分割体1,2が取り付けら
れるようになっている。そして、前記エアシリンダ16,1
7を作動させてロッド18,19を前進させることにより、包
着分割体1,2が相互に接近し、支持板15の中央位置で、
包着分割体1,2の包着溝3,4により電線Aの絶縁体Bを外
周から包着するようになっている。前記ホルダー20,21
は、このホルダー20,21の移動方向を保持するガイドレ
ール22,23及びガイド溝24,25に摺動自在に係合してい
る。26はエアシリンダ16,17に接続されるエアパイプで
ある。
[考案の効果] 以上のようにこの考案に係る絶縁電線チャックによれば
この考案は、相互に或いは一方が接近離反するように支
持され、接近して電線を外周から包着する複数の包着分
割体からなり、この複数の包着分割体のそれぞれの対向
面には断面形状が前記電線の外径に応じた径からなる円
弧状の包着溝を対向させて直線状に形成し、且つこの包
着溝の内周面には軟質ゴム層を設けるとともに、前記包
着溝の一側端には電線の外周を包着したとき絶縁体の端
面に当接するも導体には及ばない鍔部を溝内方に向って
突出させて設けたので、絶縁体の試験片の作成に使用す
る場合、200mm長に電線を切断してその一端側から30mm
長の絶縁体を切り取り導体を露出させた試料を形成し、
その絶縁体の外周を接近する複数の包着分割体の包着溝
で包着し、そしてこの包着にあっては導体を鍔部側から
包着溝外へ突出させ、そして絶縁体の端面を前記鍔部に
当接させるように包着することにより、絶縁体の外周と
面接触する前記包着溝の内周面の軟質ゴム層との摩擦力
が大きいので包着溝内での絶縁体の移動を効果的に押え
ることができ、そして同時に絶縁体の端面が鍔部に当接
しているので、この鍔部により絶縁体の鍔部方向への移
動を阻止することができる。従って、絶縁体から露出し
ている導体の引き抜き時に絶縁体に加わる力が絶縁体の
外周と端面に分散されるので、包着分割体による絶縁体
の包着圧が小さくても十分な保持力を有し、包着分割体
により包着された絶縁体から導体が受ける圧力が小さい
ので、絶縁体からの導体の引き抜きを容易に行うことが
でき、更には絶縁体と前記分割体の包着溝との接触が軟
質ゴム層との面接触であることから、絶縁体の外周への
傷付を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第2図は同
上の右側面図、第3図は電線をチャックした状態を示す
説明図、第4図はこの考案の他の実施例を示す正面図、
第5図は同上の右側面図、第6図は第4図のVI−VI線断
面図、第7図は電線の絶縁体をチャックした状態を示す
説明図、第8図は第4図に示すチャックを取り付けた支
持装置の説明図である。 1,2……包着分割体 3,4……包着溝 5,6……軟質ゴム層 7,8……鍔部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に或いは一方が他方に接近離反するよ
    うに支持され、接近して電線の導体を外周から包着する
    複数の包着分割体からなり、この複数の包着分割体のそ
    れぞれの対向面には断面形状が前記電線の外径に応じた
    径からなる円弧状の包着溝を対向させて直線状に形成
    し、且つこの包着溝の内周面には軟質ゴム層を設けると
    ともに、前記包着溝の一側端には電線の外周を包着した
    とき絶縁体の端面に当接するも導体には及ばない鍔部を
    溝内方に向って突出させて設けてなる絶縁電線チャッ
    ク。
  2. 【請求項2】上記包着溝の溝内方に突出する鍔部の突出
    長さを調節可能としてなる請求項1記載の絶縁電線チャ
    ック。
JP1988123678U 1988-09-21 1988-09-21 絶縁電線チャック Expired - Lifetime JPH079545Y2 (ja)

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JPH0244820U JPH0244820U (ja) 1990-03-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0667078B2 (ja) * 1986-02-28 1994-08-24 三和テッキ株式会社 複数径間延線用捻転防止装置

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JPH0244820U (ja) 1990-03-28

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