JPH0795666B2 - ローパスフィルター - Google Patents
ローパスフィルターInfo
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- JPH0795666B2 JPH0795666B2 JP5082781A JP8278193A JPH0795666B2 JP H0795666 B2 JPH0795666 B2 JP H0795666B2 JP 5082781 A JP5082781 A JP 5082781A JP 8278193 A JP8278193 A JP 8278193A JP H0795666 B2 JPH0795666 B2 JP H0795666B2
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- Japan
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- filter
- gain
- feedback
- operational amplifier
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はローパスフィルターに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】コンパ
クトディスクプレーヤー(以下、CDプレーヤーとも略
称する。)では、コンパクトディスクから読み取られた
デジタル信号は、信号処理回路により、パルス整形、E
FM復調、エラー処理等の処理を施した後、D/Aコン
バーターを介してアナログ信号に変換される。この場
合、D/Aコンバーターの前にデジタルフィルターを介
さずに、アナログ信号に変換すると、ローパスフィルタ
ーとして、ロールオフ特性が急峻なものを使用する必要
があり、音質の低下を招来する。
クトディスクプレーヤー(以下、CDプレーヤーとも略
称する。)では、コンパクトディスクから読み取られた
デジタル信号は、信号処理回路により、パルス整形、E
FM復調、エラー処理等の処理を施した後、D/Aコン
バーターを介してアナログ信号に変換される。この場
合、D/Aコンバーターの前にデジタルフィルターを介
さずに、アナログ信号に変換すると、ローパスフィルタ
ーとして、ロールオフ特性が急峻なものを使用する必要
があり、音質の低下を招来する。
【0003】そこで、図5に示すように、信号処理回路
1からのデジタル信号を、デジタルフィルター2により
処理して、再生域外の折り返し雑音を抑圧し(例えば、
デジタルフィルター2が、8倍オーバーサンプリングタ
イプの場合には、24.1kHzから332.8kHz
の周波数で生じる折り返し雑音を抑圧できる)、D/A
コンバーター3により、D/A変換した後、ローパスフ
ィルター4により、アナログ信号に変換して、ローパス
フィルター4として、ロールオフ特性が緩慢なものを使
用できるようにしている。
1からのデジタル信号を、デジタルフィルター2により
処理して、再生域外の折り返し雑音を抑圧し(例えば、
デジタルフィルター2が、8倍オーバーサンプリングタ
イプの場合には、24.1kHzから332.8kHz
の周波数で生じる折り返し雑音を抑圧できる)、D/A
コンバーター3により、D/A変換した後、ローパスフ
ィルター4により、アナログ信号に変換して、ローパス
フィルター4として、ロールオフ特性が緩慢なものを使
用できるようにしている。
【0004】ところで、ローパスフィルター4として、
ロールオフ特性がなるべく緩慢なものを使用できるよう
に、上記デジタルフィルター2としては、ロールオフ特
性が急峻なシャープロールオフ型が従来使用されてき
た。このフィルターの利得特性は、図6のイで示すよう
に、20kHzまでは平坦で、それ以上の周波数では急
峻に減衰する。
ロールオフ特性がなるべく緩慢なものを使用できるよう
に、上記デジタルフィルター2としては、ロールオフ特
性が急峻なシャープロールオフ型が従来使用されてき
た。このフィルターの利得特性は、図6のイで示すよう
に、20kHzまでは平坦で、それ以上の周波数では急
峻に減衰する。
【0005】又、上記ローパスフィルター4としては、
具体的には、図7に示すようなものが使用されており、
ローパスフィルター4は、縦続接続されたプリフィルタ
ー6とポストフィルター7とから成る。プリフィルター
6としては、ロールオフ特性を緩慢にして、音質の低下
を防止するために、比較的低次、例えば、1〜2次でカ
ットオフ周波数が100kHz以上のフィルターが使用
されている。又、ポストフィルター7としては、ローパ
スフィルター4全体のロールオフ特性を考慮して、比較
的高次、例えば、2〜3次でカットオフ周波数が30〜
50kHz以上のフィルターが使用されている。
具体的には、図7に示すようなものが使用されており、
ローパスフィルター4は、縦続接続されたプリフィルタ
ー6とポストフィルター7とから成る。プリフィルター
6としては、ロールオフ特性を緩慢にして、音質の低下
を防止するために、比較的低次、例えば、1〜2次でカ
ットオフ周波数が100kHz以上のフィルターが使用
されている。又、ポストフィルター7としては、ローパ
スフィルター4全体のロールオフ特性を考慮して、比較
的高次、例えば、2〜3次でカットオフ周波数が30〜
50kHz以上のフィルターが使用されている。
【0006】図例では、プリフィルター6は、一次のア
クティブ・CRフィルターとされて、電圧電流変換を兼
ねたオペアンプOP1を有する。オペアンプOP1の反
転入力端子には、D/Aコンバーター3の出力端子から
の電流信号が入力されると共に、オペアンプOP1の出
力端子が、抵抗R1とコンデンサC1を並列接続した帰
還回路9を介して、反転入力端子に接続されている。
又、オペアンプOP1の非反転入力端子は接地されてい
る。
クティブ・CRフィルターとされて、電圧電流変換を兼
ねたオペアンプOP1を有する。オペアンプOP1の反
転入力端子には、D/Aコンバーター3の出力端子から
の電流信号が入力されると共に、オペアンプOP1の出
力端子が、抵抗R1とコンデンサC1を並列接続した帰
還回路9を介して、反転入力端子に接続されている。
又、オペアンプOP1の非反転入力端子は接地されてい
る。
【0007】又、ポストフィルター7は、3次のアクテ
ィブ・CRフィルターとされて、オペアンプOP2を有
する。オペアンプOP2の非反転入力端子には、直列接
続された抵抗R2,R3,R4を介して、プリフィルタ
ー6が接続されている。両抵抗R2,R3の接続点は、
コンデンサC2を介して、接地され、両抵抗R3,R4
の接続点は、コンデンサC3を介して、オペアンプOP
2の反転入力端子に接続されている。抵抗R4とオペア
ンプOP2の非反転入力端子間は、コンデンサC4を介
して、接地されている。オペアンプOP2の出力端子は
反転入力端子と接続されている。尚、抵抗R2,R3,
R4の抵抗値は同一とされている。
ィブ・CRフィルターとされて、オペアンプOP2を有
する。オペアンプOP2の非反転入力端子には、直列接
続された抵抗R2,R3,R4を介して、プリフィルタ
ー6が接続されている。両抵抗R2,R3の接続点は、
コンデンサC2を介して、接地され、両抵抗R3,R4
の接続点は、コンデンサC3を介して、オペアンプOP
2の反転入力端子に接続されている。抵抗R4とオペア
ンプOP2の非反転入力端子間は、コンデンサC4を介
して、接地されている。オペアンプOP2の出力端子は
反転入力端子と接続されている。尚、抵抗R2,R3,
R4の抵抗値は同一とされている。
【0008】上記ローパスフィルター4では、プリフィ
ルターのカットオフ周波数を100kHz付近に設定し
ているが、一次という低次のフィルターであるので、図
8に示すように、プリフィルター6の出力点であるA点
の利得が、通過域(0〜20kHz)における高域周波
数領域(10kHz〜20kHz)では、0dBよりも
少し減衰する。そこで、ポストフィルター7の利得を、
通過域におけるカットオフ周波数側領域では、僅かに0
dBよりも大として、これにより、ポストフィルター7
の出力点、即ち、ローパスフィルター4全体の出力点で
あるB点の利得特性が、通過域全体でほぼ平坦になるよ
うにしている。
ルターのカットオフ周波数を100kHz付近に設定し
ているが、一次という低次のフィルターであるので、図
8に示すように、プリフィルター6の出力点であるA点
の利得が、通過域(0〜20kHz)における高域周波
数領域(10kHz〜20kHz)では、0dBよりも
少し減衰する。そこで、ポストフィルター7の利得を、
通過域におけるカットオフ周波数側領域では、僅かに0
dBよりも大として、これにより、ポストフィルター7
の出力点、即ち、ローパスフィルター4全体の出力点で
あるB点の利得特性が、通過域全体でほぼ平坦になるよ
うにしている。
【0009】具体的には、図7に示すポストフィルター
7では、R2=R3=R4=3.6kΩ、C2=150
0pF、C3=3900pF、C4=220pFに設定
すると、ポストフィルター7自体としては、カットオフ
周波数が40kHzのバターワース(最大利得平坦)特
性が得られる。そして、ポストフィルター7により、プ
リフィルター6の利得の減衰分を補正するため、図8に
示す場合には、C3=4500pFとして、C3の容量
値を上記3900pFよりも大としている。ところで、
シャープロールオフ型のデジタルフィルター2では、急
峻なロールオフ特性を得られるので、上記のように、ロ
ーパスフィルター4として、緩慢なロールオフ特性を有
するものを使用できるという利点はある。
7では、R2=R3=R4=3.6kΩ、C2=150
0pF、C3=3900pF、C4=220pFに設定
すると、ポストフィルター7自体としては、カットオフ
周波数が40kHzのバターワース(最大利得平坦)特
性が得られる。そして、ポストフィルター7により、プ
リフィルター6の利得の減衰分を補正するため、図8に
示す場合には、C3=4500pFとして、C3の容量
値を上記3900pFよりも大としている。ところで、
シャープロールオフ型のデジタルフィルター2では、急
峻なロールオフ特性を得られるので、上記のように、ロ
ーパスフィルター4として、緩慢なロールオフ特性を有
するものを使用できるという利点はある。
【0010】然しながら、シャープロールオフ型のデジ
タルフィルター2では、図9及び図10に示すように、
出力波形に、リンギング現象9が著しく表れ、これが音
質の低下を招来するという問題がある。そこで、最近に
おいては、音質の改善を目的として、スローロールオフ
型のデジタルフィルター2が使用されている。このデジ
タルフィルター2では、図11及び図12に示すよう
に、リンギング現象9が少なく、音質を改善できる利点
がある。
タルフィルター2では、図9及び図10に示すように、
出力波形に、リンギング現象9が著しく表れ、これが音
質の低下を招来するという問題がある。そこで、最近に
おいては、音質の改善を目的として、スローロールオフ
型のデジタルフィルター2が使用されている。このデジ
タルフィルター2では、図11及び図12に示すよう
に、リンギング現象9が少なく、音質を改善できる利点
がある。
【0011】然しながら、このデジタルフィルター2で
は、図6のロで示すように、ロールオフ特性が緩慢で、
20kHzよりもかなり低い15kHzの周波数付近か
ら減衰するため、図13に示すプリフィルター6の出力
点であるA点の利得が、シャープロールオフ型の場合よ
りも、かなり減衰する。このため、図7に示すポストフ
ィルター7のC2の容量値を大としても、ポストフィル
ター7により、通過域における高域周波数領域を十分に
補正できない。即ち、ポストフィルター7により、上記
補正を行うとすれば、ポストフィルター7では、例え
ば、C3の容量値を5400pFという大きな容量値に
設定して、ポストフィルター7の利得を、通過域におけ
る高域周波数領域では、0dBよりも大とする必要があ
る。
は、図6のロで示すように、ロールオフ特性が緩慢で、
20kHzよりもかなり低い15kHzの周波数付近か
ら減衰するため、図13に示すプリフィルター6の出力
点であるA点の利得が、シャープロールオフ型の場合よ
りも、かなり減衰する。このため、図7に示すポストフ
ィルター7のC2の容量値を大としても、ポストフィル
ター7により、通過域における高域周波数領域を十分に
補正できない。即ち、ポストフィルター7により、上記
補正を行うとすれば、ポストフィルター7では、例え
ば、C3の容量値を5400pFという大きな容量値に
設定して、ポストフィルター7の利得を、通過域におけ
る高域周波数領域では、0dBよりも大とする必要があ
る。
【0012】ところが、ポストフィルター7の利得を、
通過域における高域周波数領域で、0dBよりも大とし
た場合には、ポストフィルター7の利得が、通過域にお
いて、高域周波数領域だけではなく、より低い周波数領
域でも、0dBよりも大となる。その結果、補正の必要
のない周波数領域をも補正するため、図13に示すよう
に、ポストフィルター7の出力点であるB点の利得特性
が、通過域で、平坦とならないという問題が生じてい
た。これは、デジタルフィルターの減衰特性を補正する
ための逆特性をポストフィルターだけで実現するのが非
常に困難であることを示している。本発明は、上記問題
を解決できるローパスフィルターを提供することを目的
とする。
通過域における高域周波数領域で、0dBよりも大とし
た場合には、ポストフィルター7の利得が、通過域にお
いて、高域周波数領域だけではなく、より低い周波数領
域でも、0dBよりも大となる。その結果、補正の必要
のない周波数領域をも補正するため、図13に示すよう
に、ポストフィルター7の出力点であるB点の利得特性
が、通過域で、平坦とならないという問題が生じてい
た。これは、デジタルフィルターの減衰特性を補正する
ための逆特性をポストフィルターだけで実現するのが非
常に困難であることを示している。本発明は、上記問題
を解決できるローパスフィルターを提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の特徴とするところは、プリフィルターと、
ポストフィルターと、これらプリフィルター及びポスト
フィルター間に介装される利得補正回路とにより構成さ
れ、上記利得補正回路が、非反転入力端子にのみ入力信
号が入力されるオペアンプと、該オペアンプの出力端子
と反転入力端子間にのみ介装される帰還回路とからのみ
構成され、上記帰還回路が、帰還フィルターと第1帰還
抵抗を有する直列回路と、該直列回路に並列に接続され
た第2帰還抵抗とを有する点にある。
に、本発明の特徴とするところは、プリフィルターと、
ポストフィルターと、これらプリフィルター及びポスト
フィルター間に介装される利得補正回路とにより構成さ
れ、上記利得補正回路が、非反転入力端子にのみ入力信
号が入力されるオペアンプと、該オペアンプの出力端子
と反転入力端子間にのみ介装される帰還回路とからのみ
構成され、上記帰還回路が、帰還フィルターと第1帰還
抵抗を有する直列回路と、該直列回路に並列に接続され
た第2帰還抵抗とを有する点にある。
【0014】
【作用】カットオフ周波数付近では、帰還フィルターの
利得は0dB以下となり、利得補正回路の利得は0dB
より大きくなる。即ち、利得補正回路の利得は、帰還フ
ィルターの利得に対して逆特性となる。従って、利得補
正回路の利得を、通過域において、カットオフ周波数付
近で、0dBより大きくできる。又、帰還フィルターの
次数を大きくすれば、利得補正回路の利得をより狭い周
波数範囲で急峻に大きくすることができる。
利得は0dB以下となり、利得補正回路の利得は0dB
より大きくなる。即ち、利得補正回路の利得は、帰還フ
ィルターの利得に対して逆特性となる。従って、利得補
正回路の利得を、通過域において、カットオフ周波数付
近で、0dBより大きくできる。又、帰還フィルターの
次数を大きくすれば、利得補正回路の利得をより狭い周
波数範囲で急峻に大きくすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明をコンパクトディスクプレーヤ
ーにおけるローパスフィルターに適用した第1実施例を
図1乃至図3の図面に基づき説明する。図1において、
図7と同一符号は、同一回路、同一部品、同一点を示
す。10は利得補正回路で、プリフィルター6とポスト
フィルター7間に介装されて、ローパスフィルター4の
一部を構成すると共に、利得補正回路10は、オペアン
プOP3と、帰還回路11とからのみ構成される。プリ
フィルター6からの出力信号は、オペアンプOP3の非
反転入力端子にのみ入力されると共に、帰還回路11
は、オペアンプOP3の出力端子と反転入力端子間にの
み介装されている。
ーにおけるローパスフィルターに適用した第1実施例を
図1乃至図3の図面に基づき説明する。図1において、
図7と同一符号は、同一回路、同一部品、同一点を示
す。10は利得補正回路で、プリフィルター6とポスト
フィルター7間に介装されて、ローパスフィルター4の
一部を構成すると共に、利得補正回路10は、オペアン
プOP3と、帰還回路11とからのみ構成される。プリ
フィルター6からの出力信号は、オペアンプOP3の非
反転入力端子にのみ入力されると共に、帰還回路11
は、オペアンプOP3の出力端子と反転入力端子間にの
み介装されている。
【0016】帰還回路11は、帰還ローパスフィルター
13と第1帰還抵抗R5を有する直列回路15と、該直
列回路15に並列に接続された第2帰還抵抗R6とから
成る。帰還ローパスフィルター13は、3次のアクティ
ブ・CRフィルター型とされて、オペアンプOP4を有
する。オペアンプOP4の非反転入力端子には、オペア
ンプOP3の出力端子が、直列に接続された抵抗R7,
R8,R9を介して、接続されている。抵抗R7,R8
の接続点は、コンデンサC5を介して、接地され、抵抗
R8,R9の接続点は、コンデンサC6を介して、オペ
アンプOP4の反転入力端子に接続されている。オペア
ンプOP4の非反転入力端子は、コンデンサC7を介し
て、接地され、オペアンプOP4の出力端子は反転入力
端子と接続されている。尚、抵抗R7,R8,R9の抵
抗値は同一とされている。
13と第1帰還抵抗R5を有する直列回路15と、該直
列回路15に並列に接続された第2帰還抵抗R6とから
成る。帰還ローパスフィルター13は、3次のアクティ
ブ・CRフィルター型とされて、オペアンプOP4を有
する。オペアンプOP4の非反転入力端子には、オペア
ンプOP3の出力端子が、直列に接続された抵抗R7,
R8,R9を介して、接続されている。抵抗R7,R8
の接続点は、コンデンサC5を介して、接地され、抵抗
R8,R9の接続点は、コンデンサC6を介して、オペ
アンプOP4の反転入力端子に接続されている。オペア
ンプOP4の非反転入力端子は、コンデンサC7を介し
て、接地され、オペアンプOP4の出力端子は反転入力
端子と接続されている。尚、抵抗R7,R8,R9の抵
抗値は同一とされている。
【0017】上記のように構成した実施例によれば、利
得補正回路10自体の利得特性、即ち、プリフィルター
6の出力点であるA点と利得補正回路10の出力点であ
るA′点間の利得特性を考慮すると、入力信号が、帰還
ローパスフィルター13のカットオフ周波数よりも十分
に低い周波数である場合には、帰還ローパスフィルター
13の利得は、同相且つ0dBであるので、第2帰還抵
抗R6の抵抗値に関係なく、利得補正回路10の利得は
0dBである。これに対し、入力信号が、帰還ローパス
フィルター13のカットオフ周波数よりも十分に高い周
波数である場合には、帰還ローパスフィルター13の利
得は、ほぼ0と考えられるので、利得補正回路10の利
得は、(R5+R6)/R5となる。
得補正回路10自体の利得特性、即ち、プリフィルター
6の出力点であるA点と利得補正回路10の出力点であ
るA′点間の利得特性を考慮すると、入力信号が、帰還
ローパスフィルター13のカットオフ周波数よりも十分
に低い周波数である場合には、帰還ローパスフィルター
13の利得は、同相且つ0dBであるので、第2帰還抵
抗R6の抵抗値に関係なく、利得補正回路10の利得は
0dBである。これに対し、入力信号が、帰還ローパス
フィルター13のカットオフ周波数よりも十分に高い周
波数である場合には、帰還ローパスフィルター13の利
得は、ほぼ0と考えられるので、利得補正回路10の利
得は、(R5+R6)/R5となる。
【0018】そして、入力信号が、帰還ローパスフィル
ター13のカットオフ周波数付近である場合には、帰還
ローパスフィルター13の利得が0dB以下となり、利
得補正回路10の利得が0dBより大きくなる。入力信
号の周波数が高くなるにつれて、利得補正回路10の利
得は大きくなっていくが、この利得は、抵抗R5及びR
6によって制限され、カットオフ周波数より十分に高い
周波数では、上記利得は、前述の(R5+R6)/R5
となる。従って、デジタルフィルター2として、ロール
オフ特性が緩慢なスローロールオフ型を使用した場合に
も、利得補正回路10とポストフィルター7との協働作
用により、デジタルフィルター2及びプリフィルター6
の減衰分を良好に補正でき、ポストフィルター7の出力
点であるB点の利得特性を、通過域内で、ほぼ平坦にで
きる。
ター13のカットオフ周波数付近である場合には、帰還
ローパスフィルター13の利得が0dB以下となり、利
得補正回路10の利得が0dBより大きくなる。入力信
号の周波数が高くなるにつれて、利得補正回路10の利
得は大きくなっていくが、この利得は、抵抗R5及びR
6によって制限され、カットオフ周波数より十分に高い
周波数では、上記利得は、前述の(R5+R6)/R5
となる。従って、デジタルフィルター2として、ロール
オフ特性が緩慢なスローロールオフ型を使用した場合に
も、利得補正回路10とポストフィルター7との協働作
用により、デジタルフィルター2及びプリフィルター6
の減衰分を良好に補正でき、ポストフィルター7の出力
点であるB点の利得特性を、通過域内で、ほぼ平坦にで
きる。
【0019】例えば、上記利得補正回路10において、
R5=4.7kΩ、R6=1.2kΩ、R7=R8=R
9=3.9kΩ、C5=1500pF、C6=8800
pF、C7=220pFに設定すると、利得特性を、図
2のようにでき、利得補正回路10の利得を、通過域に
おいては、カットオフ周波数付近だけ、0dBよりも大
きくできる。従って、図13に示す場合の条件下で、利
得補正回路10の抵抗値及び容量値を上記のように設定
すれば、利得特性は、図3に示すようになり、ポストフ
ィルター7の出力点であるB点の利得特性を、通過域内
でほぼ平坦にできる。
R5=4.7kΩ、R6=1.2kΩ、R7=R8=R
9=3.9kΩ、C5=1500pF、C6=8800
pF、C7=220pFに設定すると、利得特性を、図
2のようにでき、利得補正回路10の利得を、通過域に
おいては、カットオフ周波数付近だけ、0dBよりも大
きくできる。従って、図13に示す場合の条件下で、利
得補正回路10の抵抗値及び容量値を上記のように設定
すれば、利得特性は、図3に示すようになり、ポストフ
ィルター7の出力点であるB点の利得特性を、通過域内
でほぼ平坦にできる。
【0020】図4は、本発明の第2実施例を示すもの
で、ポストフィルター7及び帰還ローパスフィルター1
3がLCフィルタータイプとされている。ポストフィル
ター7では、オペアンプOP2の非反転入力端子に、直
列接続されたコイルL1,L2を介して、オペアンプO
P3の出力端子が接続されている。コイルL1,L2の
接続点は、コンデンサC8を介して、接地され、オペア
ンプOP2の非反転入力端子は、抵抗R10を介して、
接地されている。
で、ポストフィルター7及び帰還ローパスフィルター1
3がLCフィルタータイプとされている。ポストフィル
ター7では、オペアンプOP2の非反転入力端子に、直
列接続されたコイルL1,L2を介して、オペアンプO
P3の出力端子が接続されている。コイルL1,L2の
接続点は、コンデンサC8を介して、接地され、オペア
ンプOP2の非反転入力端子は、抵抗R10を介して、
接地されている。
【0021】又、帰還ローパスフィルター13では、オ
ペアンプOP4の非反転入力端子に、直列接続されたコ
イルL3,L4を介して、オペアンプOP3の出力端子
が接続されている。コイルL3,L4の接続点は、コン
デンサC9を介して、接地されている。又、オペアンプ
OP4の非反転入力端子は、抵抗R11を介して、接地
されている。尚、実施例では、帰還ローパスフィルター
を3次のフィルターとしたが、補正すべき特性によって
は、帰還ローパスフィルターを、2次あるいは4次以上
のフィルターとすることもある。
ペアンプOP4の非反転入力端子に、直列接続されたコ
イルL3,L4を介して、オペアンプOP3の出力端子
が接続されている。コイルL3,L4の接続点は、コン
デンサC9を介して、接地されている。又、オペアンプ
OP4の非反転入力端子は、抵抗R11を介して、接地
されている。尚、実施例では、帰還ローパスフィルター
を3次のフィルターとしたが、補正すべき特性によって
は、帰還ローパスフィルターを、2次あるいは4次以上
のフィルターとすることもある。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
利得特性を良好に補正できて、利得特性を通過域全体で
ほぼ平坦にできる。
利得特性を良好に補正できて、利得特性を通過域全体で
ほぼ平坦にできる。
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第1実施例の利得特性を示すグラフで
ある。
ある。
【図3】本発明の第1実施例の利得特性を示すグラフで
ある。
ある。
【図4】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図5】CDプレーヤーの信号処理系統を示すブロック
図である。
図である。
【図6】デジタルフィルターの利得特性を示すグラフで
ある。
ある。
【図7】従来例を示す回路図である。
【図8】従来例の利得特性を示すグラフである。
【図9】シャープロールオフ型のデジタルフィルターの
出力波形図である。
出力波形図である。
【図10】図9の一部拡大図である。
【図11】スローロールオフ型のデジタルフィルターの
出力波形図である。
出力波形図である。
【図12】図11の一部拡大図である。
【図13】従来例の利得特性を示すグラフである。
1…信号処理回路、2…デジタルフィルター、3…D/
Aコンバーター、4…ローパスフィルター、6…プリフ
ィルター、7…ポストフィルター、10…利得補正回
路、11…帰還回路、13…帰還ローパスフィルター、
15…直列回路、R5,R6…第1・第2帰還抵抗、O
P3,OP4…オペアンプ。
Aコンバーター、4…ローパスフィルター、6…プリフ
ィルター、7…ポストフィルター、10…利得補正回
路、11…帰還回路、13…帰還ローパスフィルター、
15…直列回路、R5,R6…第1・第2帰還抵抗、O
P3,OP4…オペアンプ。
Claims (1)
- 【請求項1】 プリフィルターと、ポストフィルター
と、これらプリフィルター及びポストフィルター間に介
装される利得補正回路とにより構成され、 上記利得補正回路が、 非反転入力端子にのみ入力信号が入力されるオペアンプ
と、 該オペアンプの出力端子と反転入力端子間にのみ介装さ
れる帰還回路とからのみ構成され、 上記帰還回路が、 帰還フィルターと第1帰還抵抗を有する直列回路と、 該直列回路に並列に接続された第2帰還抵抗とを有する
ことを特徴とするローパスフィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5082781A JPH0795666B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | ローパスフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5082781A JPH0795666B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | ローパスフィルター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06268460A JPH06268460A (ja) | 1994-09-22 |
| JPH0795666B2 true JPH0795666B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=13783965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5082781A Expired - Lifetime JPH0795666B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | ローパスフィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0795666B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100510481B1 (ko) * | 1999-03-12 | 2005-08-26 | 삼성전자주식회사 | 고배속 광디스크 재생 시스템에서 주신호 처리 장치 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4894341A (ja) * | 1972-03-11 | 1973-12-05 | ||
| JPS6056012A (ja) * | 1983-09-03 | 1985-04-01 | Kawasaki Steel Corp | 真空脱ガス槽加熱装置の操業方法 |
| JPS6225503A (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 信号エンフアシス装置 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5082781A patent/JPH0795666B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06268460A (ja) | 1994-09-22 |
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