JPH079683Y2 - 車両におけるヒーター性能向上装置 - Google Patents
車両におけるヒーター性能向上装置Info
- Publication number
- JPH079683Y2 JPH079683Y2 JP16641387U JP16641387U JPH079683Y2 JP H079683 Y2 JPH079683 Y2 JP H079683Y2 JP 16641387 U JP16641387 U JP 16641387U JP 16641387 U JP16641387 U JP 16641387U JP H079683 Y2 JPH079683 Y2 JP H079683Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust brake
- engine
- heater performance
- brake valve
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
本考案は、大型車両等において、アイドリング時に排気
ブレーキを併用してヒーター性能を向上させたヒーター
性能向上装置に関するものである。
ブレーキを併用してヒーター性能を向上させたヒーター
性能向上装置に関するものである。
長距離輸送に使用される大型トラック等においては、ド
ライバーが車中で仮眠することが多い。従って、夜とか
冬等の寒い時期に車内を暖房するヒーター性能も、重要
なセールスポイントになる。 車両におけるヒーター性能の向上は、従来、エンジンの
冷却水温を利用して行っている。しかし、エンジンの高
性能化が進み、燃焼が良く,フリクションが少なくなっ
てくると、アイドリング時に水温が上がらなくなる。そ
のため、冬の寒い時期等にはヒーター性能が不十分とな
る。 一方、アイドリング時に排気ブレーキ弁を閉じるとヒー
ター性能が向上することが知られている。それは、排圧
上昇によりフリクションが高まって燃料噴射量が増加
し、エンジンの冷却水温が上昇するからである。 しかしながら、仮眠等で長時間(例えば、6時間)排気
ブレーキ弁を閉じていると、以下に述べるような理由に
よりエンジンの振動が激しくなり、快適性を大きく損な
うという欠点があった。第3図に、排気ブレーキ弁部分
の拡大図を示す。閉じた時、排気ブレーキ弁2と排気ダ
クト1の内壁が接触すると、排気ブレーキ弁2を開くと
き戻りが悪くなったり、排気ブレーキ弁2を固定してい
るボルトが緩むことがあるので、閉じた時隙間dが出来
るようにしてある。 しかし、排気ブレーキ弁2を閉じたままアイドリングを
続けていると、排気ガスの温度により排気ブレーキ弁2
が熱膨張し、この隙間が小さくなる。すると、排気抵抗
が増し、エンジン回転数が低下すると共に、排気ガスの
温度が上昇する。排気ガスの温度が上昇すると、さらに
隙間が小さくなる。この繰り返しによってエンジンの回
転数は徐々に低下し、やがて安定した回転は困難とな
り、エンジンの振動が激しくなる。更に回転数が低下す
ると、停止してしまう。 第5図に、従来の車両において排気ブレーキ弁を長時間
閉じた場合の作動特性図を示す。第5図(イ)はエンジ
ン回転数の変化,第5図(ロ)はエンジン冷却水温の変
化,第5図(ハ)は排圧の変化を示す。第5図(イ)の
ギザギザの部分は、エンジンの安定した回転が困難とな
った状態を示している。この時、エンジンの振動が激し
くなる。エンジンが停止すると、エンジン冷却水温も、
排圧も徐々に低下して行く。 なお、関連する文献としては、エンジン冷却水温に応じ
て排気ブレーキを制御し、暖機促進を行う実開昭57-168
742号公報がある。
ライバーが車中で仮眠することが多い。従って、夜とか
冬等の寒い時期に車内を暖房するヒーター性能も、重要
なセールスポイントになる。 車両におけるヒーター性能の向上は、従来、エンジンの
冷却水温を利用して行っている。しかし、エンジンの高
性能化が進み、燃焼が良く,フリクションが少なくなっ
てくると、アイドリング時に水温が上がらなくなる。そ
のため、冬の寒い時期等にはヒーター性能が不十分とな
る。 一方、アイドリング時に排気ブレーキ弁を閉じるとヒー
ター性能が向上することが知られている。それは、排圧
上昇によりフリクションが高まって燃料噴射量が増加
し、エンジンの冷却水温が上昇するからである。 しかしながら、仮眠等で長時間(例えば、6時間)排気
ブレーキ弁を閉じていると、以下に述べるような理由に
よりエンジンの振動が激しくなり、快適性を大きく損な
うという欠点があった。第3図に、排気ブレーキ弁部分
の拡大図を示す。閉じた時、排気ブレーキ弁2と排気ダ
クト1の内壁が接触すると、排気ブレーキ弁2を開くと
き戻りが悪くなったり、排気ブレーキ弁2を固定してい
るボルトが緩むことがあるので、閉じた時隙間dが出来
るようにしてある。 しかし、排気ブレーキ弁2を閉じたままアイドリングを
続けていると、排気ガスの温度により排気ブレーキ弁2
が熱膨張し、この隙間が小さくなる。すると、排気抵抗
が増し、エンジン回転数が低下すると共に、排気ガスの
温度が上昇する。排気ガスの温度が上昇すると、さらに
隙間が小さくなる。この繰り返しによってエンジンの回
転数は徐々に低下し、やがて安定した回転は困難とな
り、エンジンの振動が激しくなる。更に回転数が低下す
ると、停止してしまう。 第5図に、従来の車両において排気ブレーキ弁を長時間
閉じた場合の作動特性図を示す。第5図(イ)はエンジ
ン回転数の変化,第5図(ロ)はエンジン冷却水温の変
化,第5図(ハ)は排圧の変化を示す。第5図(イ)の
ギザギザの部分は、エンジンの安定した回転が困難とな
った状態を示している。この時、エンジンの振動が激し
くなる。エンジンが停止すると、エンジン冷却水温も、
排圧も徐々に低下して行く。 なお、関連する文献としては、エンジン冷却水温に応じ
て排気ブレーキを制御し、暖機促進を行う実開昭57-168
742号公報がある。
車両内で仮眠する場合等にアイドリング状態で暖房をす
るが、従来、長時間にわたって快適なヒーター性能を得
ることが出来なかったという問題点があった。 本考案は、このような問題点を解決することを目的とす
るものである。
るが、従来、長時間にわたって快適なヒーター性能を得
ることが出来なかったという問題点があった。 本考案は、このような問題点を解決することを目的とす
るものである。
前記問題点を解決するため、本考案では、排気ブレーキ
弁の閉止による温度上昇を利用すると共に、長時間の閉
止に伴うエンジンの不安定な回転を避けるべく、次のよ
うな手段を講じた。 即ち、本考案の車両におけるヒーター性能向上装置で
は、間歇的にオフするタイマースイッチを排気ブレーキ
スイッチに直列に接続することとした。
弁の閉止による温度上昇を利用すると共に、長時間の閉
止に伴うエンジンの不安定な回転を避けるべく、次のよ
うな手段を講じた。 即ち、本考案の車両におけるヒーター性能向上装置で
は、間歇的にオフするタイマースイッチを排気ブレーキ
スイッチに直列に接続することとした。
アイドリング状態で排気ブレーキ弁を閉じると、前述し
たように時間の経過と共にエンジンの温度は上昇する。
しかし、エンジンの回転が不安定になる前に、タイマー
スイッチがオフとなるようにタイマー時間を設定してお
く。 タイマースイッチがオフとなると、排気ブレーキ弁は開
かれる。すると、低下していたエンジンの回転は上昇し
安定する。その後タイマースイッチがオンとなると、再
び温度が上昇する。タイマースイッチは、この2つの状
態を繰り返すことにより、車室内を長時間にわたって快
適な温度状態に保つことを可能にする。
たように時間の経過と共にエンジンの温度は上昇する。
しかし、エンジンの回転が不安定になる前に、タイマー
スイッチがオフとなるようにタイマー時間を設定してお
く。 タイマースイッチがオフとなると、排気ブレーキ弁は開
かれる。すると、低下していたエンジンの回転は上昇し
安定する。その後タイマースイッチがオンとなると、再
び温度が上昇する。タイマースイッチは、この2つの状
態を繰り返すことにより、車室内を長時間にわたって快
適な温度状態に保つことを可能にする。
【実施例】 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。 第1図に、本考案の実施例にかかわる車両におけるヒー
ター性能向上装置を示す。第1図において、1は排気ダ
クト、2は排気ブレーキ弁、3はリンク機構、4はエア
シリンダ、5はエアパイプ、6は電磁弁、7はエアタン
ク、8はアクセルスイッチ、9は排気ブレーキスイッ
チ、10はバッテリ、11はタイマースイッチである。 排気ブレーキスイッチ9と直列にタイマースイッチ11を
接続した点が、本考案の特徴である。 第2図は、本考案で使用するタイマースイッチの作動特
性を示す図である。タイマースイッチ11の時間設定は、
時間T0(例えば、3時間)オンした後、時間T1(例え
ば、30秒)だけオフするというサイクルを繰り返すよう
にしておく。 ドライバーが車両を停止させて仮眠する場合、エンジン
をアイドリング状態にするから、アクセルスイッチ8は
オンとなる。そして、排気ブレーキスイッチ9をオンと
すると、電磁弁6が開きエアタンク7よりエアがエアシ
リンダ4に供給される。エアシリンダ4が作動すると、
リンク機構3を経て排気ブレーキ弁2が閉じられる。 第4図は、本考案にかかわるヒーター性能向上装置を作
動させた時の特性図である。排気ブレーキ弁2が閉じら
れると、前述したようにエンジン冷却水温および排圧は
上昇する。一方、エンジン回転数は低下してゆく。この
状態は、タイマースイッチ11がオンしている時間T0だけ
続く。時間T0の長さは、エンジン回転数が低下し過ぎ
て、回転が不安定になり振動が激しくなったり止まった
りしてしまわないような長さに設定する。 タイマースイッチ11がオフになると、排気ブレーキ弁2
が開かれるから、エンジン回転数は上昇し、エンジン冷
却水温および排圧は低下する。そして、再び排気ブレー
キ弁2が閉じられると、また、先の状態に戻る。 タイマースイッチ11のオン,オフにより上記の状態が繰
り返されるから、エンジンの回転を不安定にすることな
く、長時間にわたる快適な暖房が可能となる。
する。 第1図に、本考案の実施例にかかわる車両におけるヒー
ター性能向上装置を示す。第1図において、1は排気ダ
クト、2は排気ブレーキ弁、3はリンク機構、4はエア
シリンダ、5はエアパイプ、6は電磁弁、7はエアタン
ク、8はアクセルスイッチ、9は排気ブレーキスイッ
チ、10はバッテリ、11はタイマースイッチである。 排気ブレーキスイッチ9と直列にタイマースイッチ11を
接続した点が、本考案の特徴である。 第2図は、本考案で使用するタイマースイッチの作動特
性を示す図である。タイマースイッチ11の時間設定は、
時間T0(例えば、3時間)オンした後、時間T1(例え
ば、30秒)だけオフするというサイクルを繰り返すよう
にしておく。 ドライバーが車両を停止させて仮眠する場合、エンジン
をアイドリング状態にするから、アクセルスイッチ8は
オンとなる。そして、排気ブレーキスイッチ9をオンと
すると、電磁弁6が開きエアタンク7よりエアがエアシ
リンダ4に供給される。エアシリンダ4が作動すると、
リンク機構3を経て排気ブレーキ弁2が閉じられる。 第4図は、本考案にかかわるヒーター性能向上装置を作
動させた時の特性図である。排気ブレーキ弁2が閉じら
れると、前述したようにエンジン冷却水温および排圧は
上昇する。一方、エンジン回転数は低下してゆく。この
状態は、タイマースイッチ11がオンしている時間T0だけ
続く。時間T0の長さは、エンジン回転数が低下し過ぎ
て、回転が不安定になり振動が激しくなったり止まった
りしてしまわないような長さに設定する。 タイマースイッチ11がオフになると、排気ブレーキ弁2
が開かれるから、エンジン回転数は上昇し、エンジン冷
却水温および排圧は低下する。そして、再び排気ブレー
キ弁2が閉じられると、また、先の状態に戻る。 タイマースイッチ11のオン,オフにより上記の状態が繰
り返されるから、エンジンの回転を不安定にすることな
く、長時間にわたる快適な暖房が可能となる。
以上述べた如く、本考案によれば、アイドリング状態で
排気ブレーキを閉じて温度を高めるにもかかわらず、エ
ンジンの回転を不安定にすることなく、長時間にわたっ
て車室内を快適な温度状態に保つことが出来る。
排気ブレーキを閉じて温度を高めるにもかかわらず、エ
ンジンの回転を不安定にすることなく、長時間にわたっ
て車室内を快適な温度状態に保つことが出来る。
第1図…本考案の実施例にかかわる車両におけるヒータ
ー性能向上装置 第2図…本考案で使用するタイマースイッチの作動特性
を示す図 第3図…排気ブレーキ弁部分の拡大図 第4図…本考案の作動特性図 第5図…従来の車両において排気ブレーキ弁を長時間閉
じた場合の作動特性図 図において、1は排気ダクト、2は排気ブレーキ弁、3
はリンク機構、4はエアシリンダ、5はエアパイプ、6
は電磁弁、7はエアタンク、8はアクセルスイッチ、9
は排気ブレーキスイッチ、10はバッテリ、11はタイマー
スイッチである。
ー性能向上装置 第2図…本考案で使用するタイマースイッチの作動特性
を示す図 第3図…排気ブレーキ弁部分の拡大図 第4図…本考案の作動特性図 第5図…従来の車両において排気ブレーキ弁を長時間閉
じた場合の作動特性図 図において、1は排気ダクト、2は排気ブレーキ弁、3
はリンク機構、4はエアシリンダ、5はエアパイプ、6
は電磁弁、7はエアタンク、8はアクセルスイッチ、9
は排気ブレーキスイッチ、10はバッテリ、11はタイマー
スイッチである。
Claims (1)
- 【請求項1】間歇的にオフするタイマースイッチを排気
ブレーキスイッチに直列に接続したことを特徴とする車
両におけるヒーター性能向上装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16641387U JPH079683Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 車両におけるヒーター性能向上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16641387U JPH079683Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 車両におけるヒーター性能向上装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0170612U JPH0170612U (ja) | 1989-05-11 |
| JPH079683Y2 true JPH079683Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31453770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16641387U Expired - Lifetime JPH079683Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 車両におけるヒーター性能向上装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079683Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP16641387U patent/JPH079683Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0170612U (ja) | 1989-05-11 |
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