JPH0798438B2 - 転写印刷装飾硝子板の製造方法及びその装置 - Google Patents
転写印刷装飾硝子板の製造方法及びその装置Info
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- JPH0798438B2 JPH0798438B2 JP11388088A JP11388088A JPH0798438B2 JP H0798438 B2 JPH0798438 B2 JP H0798438B2 JP 11388088 A JP11388088 A JP 11388088A JP 11388088 A JP11388088 A JP 11388088A JP H0798438 B2 JPH0798438 B2 JP H0798438B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は転写印刷装飾硝子板の製造方法及びその装置に
関する。さらに詳しくは加熱槽内で負圧状態で転写紙を
用いて昇華転写する転写印刷装飾硝子板の製造方法及び
その装置に関する。
関する。さらに詳しくは加熱槽内で負圧状態で転写紙を
用いて昇華転写する転写印刷装飾硝子板の製造方法及び
その装置に関する。
(従来の技術) 従来、ガラス板等の無機質素材や、金属板等に図柄を施
す方法としては、直接これらの素材に印刷する方法のほ
か、ガラス板、金属板等の図柄を形成する表面に昇華性
染料によって染色し易い合成樹脂で樹脂被膜を形成し、
昇華性染料を含有させた転写紙を用いて加熱、加圧し昇
華性染料を昇華させて図柄を形成する転写印刷方法が公
知である。これらの転写印刷方法では被転写体に転写紙
を当接し、加熱、加圧して昇華性染料を昇華させて図柄
を形成するが、この場合被転写体に転写紙を圧着するに
際して被転写体の表面が平滑でない凹凸のある場合や、
製品の形状や大きさにバラツキがある場合には表面押し
で強圧せねばならないため加圧により壊れ易いもの等で
は製品ロスが発生する。このため例えば被転写体の収納
槽を負圧或いは陽圧状態として転写紙と被転写体の表面
を密着せしめる方法等が提案されている。
す方法としては、直接これらの素材に印刷する方法のほ
か、ガラス板、金属板等の図柄を形成する表面に昇華性
染料によって染色し易い合成樹脂で樹脂被膜を形成し、
昇華性染料を含有させた転写紙を用いて加熱、加圧し昇
華性染料を昇華させて図柄を形成する転写印刷方法が公
知である。これらの転写印刷方法では被転写体に転写紙
を当接し、加熱、加圧して昇華性染料を昇華させて図柄
を形成するが、この場合被転写体に転写紙を圧着するに
際して被転写体の表面が平滑でない凹凸のある場合や、
製品の形状や大きさにバラツキがある場合には表面押し
で強圧せねばならないため加圧により壊れ易いもの等で
は製品ロスが発生する。このため例えば被転写体の収納
槽を負圧或いは陽圧状態として転写紙と被転写体の表面
を密着せしめる方法等が提案されている。
たとえば、特開昭61−284498号では硝子または陶器等の
転写印刷方法、又、特開昭61−284499号では転写印刷方
法が公知であり、被転写体と耐熱弾性体との間に転写紙
を介挿した後、収納部を負圧状態あるいは陽圧状態と
し、転写中均等に加圧し被転写体と転写紙と挟持し密着
度を保持せしめる転写方法が提案されている。
転写印刷方法、又、特開昭61−284499号では転写印刷方
法が公知であり、被転写体と耐熱弾性体との間に転写紙
を介挿した後、収納部を負圧状態あるいは陽圧状態と
し、転写中均等に加圧し被転写体と転写紙と挟持し密着
度を保持せしめる転写方法が提案されている。
また、本発明者はさきに転写印刷装飾硝子板及びその製
造法に関して特願昭314773号を提案している。
造法に関して特願昭314773号を提案している。
(発明の解決しようとする課題) これらの上記方法を実施するための装置では、転写紙に
含有する昇華性染料の熱移行のために少なくとも200℃
前後の高温度で転写作業が行なわれるので、特に転写紙
を圧着するために従来使用されているたとえばシリコー
ンラバー又は弗素ラバー等の耐熱弾性体が反復使用によ
って劣化現象を伴ない、その表面に波形状の脹らみが発
生したり、また、収縮によって寸法不足を生じ使用でき
なくなったり、破れる状態などが発生する難点があり、
これらに起因して転写製品の仕上がりにも致命的な悪影
響をもたらす。さらにこれらの素材は比較的高価である
ためコストアップとなり、かつ比重が高いので重く、取
扱上も面倒である。しかも従来これら耐熱性シートの転
写圧接に際し転写紙を介挿させて使用する場合には、該
シートが膨脹と収縮を繰り返すため、その端部を固定す
るとその周縁が破れる現象もみられるので、通常固定せ
ず載置したままのフリーの状態でセットし圧着作業を行
なっている。このため転写作業の度毎に比較的重い該シ
ートの人手を使って転写紙の上に載せる作業を余儀なく
されている。
含有する昇華性染料の熱移行のために少なくとも200℃
前後の高温度で転写作業が行なわれるので、特に転写紙
を圧着するために従来使用されているたとえばシリコー
ンラバー又は弗素ラバー等の耐熱弾性体が反復使用によ
って劣化現象を伴ない、その表面に波形状の脹らみが発
生したり、また、収縮によって寸法不足を生じ使用でき
なくなったり、破れる状態などが発生する難点があり、
これらに起因して転写製品の仕上がりにも致命的な悪影
響をもたらす。さらにこれらの素材は比較的高価である
ためコストアップとなり、かつ比重が高いので重く、取
扱上も面倒である。しかも従来これら耐熱性シートの転
写圧接に際し転写紙を介挿させて使用する場合には、該
シートが膨脹と収縮を繰り返すため、その端部を固定す
るとその周縁が破れる現象もみられるので、通常固定せ
ず載置したままのフリーの状態でセットし圧着作業を行
なっている。このため転写作業の度毎に比較的重い該シ
ートの人手を使って転写紙の上に載せる作業を余儀なく
されている。
本発明は上記問題点を解消するため鋭意検討の結果到達
したものであり、硝子等の被転写体を加熱槽内で負圧状
態として耐熱加圧シートで転写紙を圧接して昇華転写す
る転写印刷装飾硝子板の製造方法において、前記耐熱加
圧シートを固定する装着手段と耐熱性シール部材からな
るパッキング手段を備え、加熱槽内で負圧状態として被
転写体と転写紙との密着度を保持せしめることを特徴と
する転写印刷装飾硝子板の製造方法ならびにその装置を
提供するものである。
したものであり、硝子等の被転写体を加熱槽内で負圧状
態として耐熱加圧シートで転写紙を圧接して昇華転写す
る転写印刷装飾硝子板の製造方法において、前記耐熱加
圧シートを固定する装着手段と耐熱性シール部材からな
るパッキング手段を備え、加熱槽内で負圧状態として被
転写体と転写紙との密着度を保持せしめることを特徴と
する転写印刷装飾硝子板の製造方法ならびにその装置を
提供するものである。
(課題を解決するための手段) 以下、本発明の一実施例を示す図面により詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明にかかる転写印刷装飾硝子板の製造装置
の概要を示す断面説明図、第2図は第1図の該装置の片
側端縁部の拡大断面図、第3図は従来の昇華転写装置の
概要を示す断面説明図である。
の概要を示す断面説明図、第2図は第1図の該装置の片
側端縁部の拡大断面図、第3図は従来の昇華転写装置の
概要を示す断面説明図である。
まず、第3図の従来の装置では、収納槽11内にはヒータ
ー14を設置しており、架台2の上に被転写体1が載置さ
れ、耐熱弾性体12との間に転写紙3を介挿して配置し、
吸引バルブ13より吸引を行ない、収納槽16内を負圧状態
として被転写体1に転写紙3を加熱圧接して昇華転写が
施され、転写終了後は負圧状態を開放することにより被
転写体1と耐熱弾性体12との密着を解除することができ
る。この場合、耐熱弾性体12についてみると、架台2の
上に被転写体1が載置されその上面に転写紙3が当接し
て配置されるが、該転写紙3を圧着する耐熱弾性体12の
端部はこれを固定する場合、200℃以上の加熱状態で膨
脹、収縮を繰り返すため固定部分が裂け易い難点がある
ので、耐熱弾性体12の両端部ではこれをフリーの状態で
固定具15,15′で押さえるだけの構成となっている。
ー14を設置しており、架台2の上に被転写体1が載置さ
れ、耐熱弾性体12との間に転写紙3を介挿して配置し、
吸引バルブ13より吸引を行ない、収納槽16内を負圧状態
として被転写体1に転写紙3を加熱圧接して昇華転写が
施され、転写終了後は負圧状態を開放することにより被
転写体1と耐熱弾性体12との密着を解除することができ
る。この場合、耐熱弾性体12についてみると、架台2の
上に被転写体1が載置されその上面に転写紙3が当接し
て配置されるが、該転写紙3を圧着する耐熱弾性体12の
端部はこれを固定する場合、200℃以上の加熱状態で膨
脹、収縮を繰り返すため固定部分が裂け易い難点がある
ので、耐熱弾性体12の両端部ではこれをフリーの状態で
固定具15,15′で押さえるだけの構成となっている。
第1図の本発明にかかる転写印刷装飾硝子板の製造装置
の概要を示す断面説明図ならびに第2図の該装置の片側
端縁部の拡大断面図に示すように、被転写体1は架台2
の上にフェルト材シート18を介して載置され、被転写体
1の上面に転写紙3が当接して配置され、その上には耐
熱性フェルト材シート17が介挿されており、転写時には
加熱槽6の中で耐熱加圧シート4で圧接し被転写体1に
昇華転写を行う構成となっている。
の概要を示す断面説明図ならびに第2図の該装置の片側
端縁部の拡大断面図に示すように、被転写体1は架台2
の上にフェルト材シート18を介して載置され、被転写体
1の上面に転写紙3が当接して配置され、その上には耐
熱性フェルト材シート17が介挿されており、転写時には
加熱槽6の中で耐熱加圧シート4で圧接し被転写体1に
昇華転写を行う構成となっている。
前記転写紙3の上側から圧接する耐熱加圧シート4は、
その端縁部では上下両側にシリコーン素材からなるパッ
キング材5,5′で挟み込み固定されるシート装着部7を
形成しており、さらにこっては上記パッキング材は上側
を省略し下側だけれと相対峙して外枠8の上部には弗素
系樹脂からなるソフトシール9.9′を設け、転写時には
これら両者はクランプ冶具10で締着される構成となって
いる。
その端縁部では上下両側にシリコーン素材からなるパッ
キング材5,5′で挟み込み固定されるシート装着部7を
形成しており、さらにこっては上記パッキング材は上側
を省略し下側だけれと相対峙して外枠8の上部には弗素
系樹脂からなるソフトシール9.9′を設け、転写時には
これら両者はクランプ冶具10で締着される構成となって
いる。
上記構成により転写時には加熱槽6の中で真空ポンプ
(図示しない)でA方向に吸引を行なって大気圧より負
圧状態とし、耐熱加圧シート4で被転写体1の表面に転
写紙3を圧接して昇華転写を行なう際の密着性を維持で
きる。19は外枠8の外壁と間隔をもって配置した充填具
であり、又、被転写体1の上面に介挿した耐熱性フェル
ト材シート17は急冷による歪割れを防止し、熱分布を均
一にする適宜厚さのナイロン素材等の耐熱性フェルト材
シートである。また、被転写体の下面に介挿するフェル
トシート18は保温ならびに被転写体の破壊、傷付き防止
であり、必要により高価であるが上面に介挿したのと同
じ耐熱性フェルト材シートを用いてもよい。
(図示しない)でA方向に吸引を行なって大気圧より負
圧状態とし、耐熱加圧シート4で被転写体1の表面に転
写紙3を圧接して昇華転写を行なう際の密着性を維持で
きる。19は外枠8の外壁と間隔をもって配置した充填具
であり、又、被転写体1の上面に介挿した耐熱性フェル
ト材シート17は急冷による歪割れを防止し、熱分布を均
一にする適宜厚さのナイロン素材等の耐熱性フェルト材
シートである。また、被転写体の下面に介挿するフェル
トシート18は保温ならびに被転写体の破壊、傷付き防止
であり、必要により高価であるが上面に介挿したのと同
じ耐熱性フェルト材シートを用いてもよい。
このように、本発明にかかる転写印刷硝子板の製造方法
では、転写開始に当たりシート装着部7とソフトシール
9,9′をクランプ冶具10で両者を締着して加熱糟6の200
℃〜220℃の温度で真空ポンプで吸引を行ない、大気圧
よりも負圧状態において、転写中は被転写体1と耐熱加
圧シート4を圧接しせめ、被転写体1の上に当接した転
写紙3を均等に圧接する状態を保持することができ、転
写終了後は負圧状態を開放することにより被転写体1と
耐熱加圧シート4との圧接を解除することができる。
では、転写開始に当たりシート装着部7とソフトシール
9,9′をクランプ冶具10で両者を締着して加熱糟6の200
℃〜220℃の温度で真空ポンプで吸引を行ない、大気圧
よりも負圧状態において、転写中は被転写体1と耐熱加
圧シート4を圧接しせめ、被転写体1の上に当接した転
写紙3を均等に圧接する状態を保持することができ、転
写終了後は負圧状態を開放することにより被転写体1と
耐熱加圧シート4との圧接を解除することができる。
上記のように本発明の耐熱加圧シート4は、シート装着
部7でパッキング材5により上下をサンドウイッチ状態
に挟持し、場合によっては上側のパッキング材を省略し
下側だけにしてもよく、該装着部7と相対峙して設けら
れたソフトシール9,9′と共に、クランプ冶具10により
締着されている。転写時には加熱槽6内で負圧状態で転
写紙3を押圧作用で圧接し密着性が得られるが、該シー
ト4は転写時には少なくとも200℃、好ましくは260℃ま
での加熱温度に耐える耐熱性を備えることが適当であ
り、かつ200〜600mmHg、好ましくは250〜450mmHgの負圧
条件下での圧接を行ない収縮と膨脹を繰り返すため、こ
のような温度範囲での反復使用に適する熱安定性ならび
に寸法安定性定性を有することを必須要件とする。さら
に望ましくは垂れ下がり状態がない重量の軽い例えば60
0g/m2以下で、破断強力20〜70kgf/cmのものが適当であ
る。
部7でパッキング材5により上下をサンドウイッチ状態
に挟持し、場合によっては上側のパッキング材を省略し
下側だけにしてもよく、該装着部7と相対峙して設けら
れたソフトシール9,9′と共に、クランプ冶具10により
締着されている。転写時には加熱槽6内で負圧状態で転
写紙3を押圧作用で圧接し密着性が得られるが、該シー
ト4は転写時には少なくとも200℃、好ましくは260℃ま
での加熱温度に耐える耐熱性を備えることが適当であ
り、かつ200〜600mmHg、好ましくは250〜450mmHgの負圧
条件下での圧接を行ない収縮と膨脹を繰り返すため、こ
のような温度範囲での反復使用に適する熱安定性ならび
に寸法安定性定性を有することを必須要件とする。さら
に望ましくは垂れ下がり状態がない重量の軽い例えば60
0g/m2以下で、破断強力20〜70kgf/cmのものが適当であ
る。
こえらの点からみても、従来耐熱性ラバーとして用いら
れている弗素ラバー等は使用頻度が多くなると膨脹、収
縮の繰り返しと老化により亀裂や永久収縮で寸法不足を
生じ、作業不能になる難点があった。さらにコストも高
く、また、比重が大きいので重く取扱上も不便な点、さ
らに転写時に毎回重ねる手間を省くため端縁部を装着固
定したような場合には加熱膨脹の反復、老化により固定
部分が破れる欠点があった。
れている弗素ラバー等は使用頻度が多くなると膨脹、収
縮の繰り返しと老化により亀裂や永久収縮で寸法不足を
生じ、作業不能になる難点があった。さらにコストも高
く、また、比重が大きいので重く取扱上も不便な点、さ
らに転写時に毎回重ねる手間を省くため端縁部を装着固
定したような場合には加熱膨脹の反復、老化により固定
部分が破れる欠点があった。
このため本発明では熱安定性ならびに寸法安定性を兼ね
備え、併せて耐屈曲性および摩耗性を備えた弗素系樹脂
含浸硝子繊維素材の如きベルト部材としても使用される
複合部材からなるシート、日本タイガーフロー(株)
製,タイガーフローAシリーズを用いており、その耐熱
温度は260℃、厚さ0.05〜2mm、好ましくは0.1〜1.0mm、
破断強力20〜70kgf/cm、重さ600g/m2以下のものが適当
である。
備え、併せて耐屈曲性および摩耗性を備えた弗素系樹脂
含浸硝子繊維素材の如きベルト部材としても使用される
複合部材からなるシート、日本タイガーフロー(株)
製,タイガーフローAシリーズを用いており、その耐熱
温度は260℃、厚さ0.05〜2mm、好ましくは0.1〜1.0mm、
破断強力20〜70kgf/cm、重さ600g/m2以下のものが適当
である。
また、本発明の方法において耐熱加圧シート4はその周
囲端縁部をパッキング材5で上下或いは下側を挟持さ
れ、さらにクランプ冶具10でソフトシール9,9′と共に
締着され固定状態とされるが、耐熱加圧シート4の張設
条件については、第2図に示すように該シート4の装着
部の内側の締着端部と被転写体の端縁部との間隔θに相
当する距離以上の長さの調節弛み部11を備えた構成とな
っている。これによって、耐熱加圧シート4が負圧状態
やその開放状態において引っ張られ或いは弛緩する場合
であっても、調節弛み部11のはみ出し長さが緊張及び弛
緩のいずれの場合にも調節作用を行うことができるの
で、耐熱加圧シート4及びその締着した固定部分に過度
の加重がかかることもなく、特に被転写体1のエッジ部
分で昇華転写が不鮮明になったりする難点を解消し、絵
柄等を精度よく転写することができる。
囲端縁部をパッキング材5で上下或いは下側を挟持さ
れ、さらにクランプ冶具10でソフトシール9,9′と共に
締着され固定状態とされるが、耐熱加圧シート4の張設
条件については、第2図に示すように該シート4の装着
部の内側の締着端部と被転写体の端縁部との間隔θに相
当する距離以上の長さの調節弛み部11を備えた構成とな
っている。これによって、耐熱加圧シート4が負圧状態
やその開放状態において引っ張られ或いは弛緩する場合
であっても、調節弛み部11のはみ出し長さが緊張及び弛
緩のいずれの場合にも調節作用を行うことができるの
で、耐熱加圧シート4及びその締着した固定部分に過度
の加重がかかることもなく、特に被転写体1のエッジ部
分で昇華転写が不鮮明になったりする難点を解消し、絵
柄等を精度よく転写することができる。
また、本発明にかかる装置の端縁部のシール9,9′も同
じく熱安定性ならびに寸法安定性を備えるものが適当で
あり、たとえば弗素系樹脂素材からなるガスケットを用
い、これによって転写時にシート装着部7との間のシー
ル性を維持することができる。
じく熱安定性ならびに寸法安定性を備えるものが適当で
あり、たとえば弗素系樹脂素材からなるガスケットを用
い、これによって転写時にシート装着部7との間のシー
ル性を維持することができる。
さらに本発明の被転写体1は装飾硝子板に限らず、硬質
表面を有するたとえばアルミニウム平面板或いは陶器、
タイル等であってもよい。
表面を有するたとえばアルミニウム平面板或いは陶器、
タイル等であってもよい。
(作用) 従来昇華性染料を含有した転写紙を用いて硝子、陶器等
の硬質表面に転写を行なう方法が提案されているが、な
お被転写体への圧着には弾力性と密着性を有する耐熱ラ
バーの如き耐熱弾性体による押圧が一般的である。この
ため重量が重く、かつ高価であるに拘わらず耐熱ラバー
等が用いられてきている。
の硬質表面に転写を行なう方法が提案されているが、な
お被転写体への圧着には弾力性と密着性を有する耐熱ラ
バーの如き耐熱弾性体による押圧が一般的である。この
ため重量が重く、かつ高価であるに拘わらず耐熱ラバー
等が用いられてきている。
しかし本発明者は種々検討の結果、加熱槽内で負圧状態
でたとえば長尺物の硝子板等の転写であっても、均等な
圧接さえ行なえれば的確に精度のよい昇華転写が得られ
るとの知見を得るに至った。すなわち、本発明での耐熱
加圧シート4は200℃の加熱状態で熱安定性および寸法
安定性を必須構成要件とし、ゴム弾性の如き密着性では
なくして転写紙3の上に該シート4を均等に当接せしめ
る構成とし、絵柄を正確に精度よく転写することが可能
であるとの結論に達した。また、被転写体のエッジ部分
の転写不鮮明な点等も耐熱加圧シートに調節弛み部の如
き緩衝機能を付与せしめることによりこれらは解消する
に至った。
でたとえば長尺物の硝子板等の転写であっても、均等な
圧接さえ行なえれば的確に精度のよい昇華転写が得られ
るとの知見を得るに至った。すなわち、本発明での耐熱
加圧シート4は200℃の加熱状態で熱安定性および寸法
安定性を必須構成要件とし、ゴム弾性の如き密着性では
なくして転写紙3の上に該シート4を均等に当接せしめ
る構成とし、絵柄を正確に精度よく転写することが可能
であるとの結論に達した。また、被転写体のエッジ部分
の転写不鮮明な点等も耐熱加圧シートに調節弛み部の如
き緩衝機能を付与せしめることによりこれらは解消する
に至った。
したがって、本発明では従来の耐熱ラバー等とは相異な
った収縮性及びゴム弾性がないか、若し有ってもそれは
乏しいもので、熱及び寸法安定性を必須要件とし、併せ
て耐屈曲性および低摩耗性や破断強力、重量の軽い例え
ば弗素系樹脂含浸硝子繊維の如き耐熱性複合素材を適用
している。
った収縮性及びゴム弾性がないか、若し有ってもそれは
乏しいもので、熱及び寸法安定性を必須要件とし、併せ
て耐屈曲性および低摩耗性や破断強力、重量の軽い例え
ば弗素系樹脂含浸硝子繊維の如き耐熱性複合素材を適用
している。
しかも従来の耐熱ラバーでは200℃以上の加熱状態で反
復膨脹、収縮を繰り返すため端部を固定すればその個所
周縁が破れ易いこと、また、転写時毎に重量のある耐熱
ラバーを被転写体1に当接した転写紙3の上に重ね合わ
せる作業が必要であったが、本発明では膨脹、収縮の機
能を有する耐熱ラバー等とは異なり熱ならびに寸法安定
性を有する複合素材からなる耐熱加圧シートを適用し、
その端縁部の装着固定部付近には調節弛み部を設けると
共に、パッキング材5で挟持したシート装着部7を恰も
蓋を覆い被せるように転写紙3の上から圧接して加熱槽
6内で昇華転写を行なうものであるから、耐熱弾性体の
交換コストのみならず作業能率の向上ならびに精度のよ
い昇華転写を行なうことができる等の作用を有する。
復膨脹、収縮を繰り返すため端部を固定すればその個所
周縁が破れ易いこと、また、転写時毎に重量のある耐熱
ラバーを被転写体1に当接した転写紙3の上に重ね合わ
せる作業が必要であったが、本発明では膨脹、収縮の機
能を有する耐熱ラバー等とは異なり熱ならびに寸法安定
性を有する複合素材からなる耐熱加圧シートを適用し、
その端縁部の装着固定部付近には調節弛み部を設けると
共に、パッキング材5で挟持したシート装着部7を恰も
蓋を覆い被せるように転写紙3の上から圧接して加熱槽
6内で昇華転写を行なうものであるから、耐熱弾性体の
交換コストのみならず作業能率の向上ならびに精度のよ
い昇華転写を行なうことができる等の作用を有する。
(発明の効果) 本発明によれば、熱安定性ならびに寸法安定性を有する
複合部材からなる耐熱加圧シートをその端縁部で調節弛
み部を設け、耐熱性シール部材と共に締着固定し、加熱
槽内で負圧状態において圧接して昇華転写を行なうもの
であるから、従来の耐熱ラバー等で被転写体に転写紙を
圧着せしめて転写図柄を得る場合、耐熱ラバーが反復使
用により永久的収縮や老化のため寿命が短く、製品コス
トが嵩む難点があったのを解消することができる。
複合部材からなる耐熱加圧シートをその端縁部で調節弛
み部を設け、耐熱性シール部材と共に締着固定し、加熱
槽内で負圧状態において圧接して昇華転写を行なうもの
であるから、従来の耐熱ラバー等で被転写体に転写紙を
圧着せしめて転写図柄を得る場合、耐熱ラバーが反復使
用により永久的収縮や老化のため寿命が短く、製品コス
トが嵩む難点があったのを解消することができる。
さらに、耐熱加圧シートの端縁部を装着固定した構成と
し、該シートを蓋の開閉状態の如き覆い被せる方式で転
写紙の上面に当接し、転写時に負圧条件で均等に圧接す
る方法であるため、従来転写毎に重量のある耐熱ラバー
を転写紙の上に重ねる煩雑な作業を省略でき、しかも価
格も耐熱ラバーよりはるかに低廉であり、かつ重さも軽
量であるため取扱が簡便であって、特に長尺物の硝子製
品の昇華転写における作業能率の向上、コスト低減を図
ることができる等の効果は顕著である。
し、該シートを蓋の開閉状態の如き覆い被せる方式で転
写紙の上面に当接し、転写時に負圧条件で均等に圧接す
る方法であるため、従来転写毎に重量のある耐熱ラバー
を転写紙の上に重ねる煩雑な作業を省略でき、しかも価
格も耐熱ラバーよりはるかに低廉であり、かつ重さも軽
量であるため取扱が簡便であって、特に長尺物の硝子製
品の昇華転写における作業能率の向上、コスト低減を図
ることができる等の効果は顕著である。
第1図は本発明にかかる転写印刷装飾硝子板の製造装置
の概要を示す断面説明図ならびに第2図は該装置の片側
端縁部の拡大断面図、第3図は従来の転写装置の概要を
示す断面図である。 1……被転写体、2……架台、3……転写紙、4……耐
熱加圧シート、5……パッキング材、6……加熱槽、7
……シート装着部、8……外枠、9,9′……ソフトシー
ル、10……クランプ冶具、11……調節弛み部、12……耐
熱弾性体、13……吸引バルブ、14……ヒーター、15,1
5′……固定具、16……収納槽、17……耐熱性フェルト
材シート、18……フェルトシート、19……充填具
の概要を示す断面説明図ならびに第2図は該装置の片側
端縁部の拡大断面図、第3図は従来の転写装置の概要を
示す断面図である。 1……被転写体、2……架台、3……転写紙、4……耐
熱加圧シート、5……パッキング材、6……加熱槽、7
……シート装着部、8……外枠、9,9′……ソフトシー
ル、10……クランプ冶具、11……調節弛み部、12……耐
熱弾性体、13……吸引バルブ、14……ヒーター、15,1
5′……固定具、16……収納槽、17……耐熱性フェルト
材シート、18……フェルトシート、19……充填具
Claims (5)
- 【請求項1】硝子等の被転写体を加熱槽内で負圧状態と
して耐熱加圧シートで転写紙を均等に圧接して昇華転写
する転写印刷装飾硝子板の製造方法において、前記耐熱
加圧シートを固定する装着手段と耐熱性シール部材から
なるパッキング手段を備え、これら両者を締着し加熱槽
内で負圧状態として被転写体と転写紙との密着度を保持
せしめて圧接転写を行なうことを特徴とする転写印刷装
飾硝子板の製造方法。 - 【請求項2】前記装着手段により固定された耐熱加圧シ
ートを転写紙の表面に覆蓋状態として圧接して転写する
請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】耐熱加圧シートをその装着部の内側の締着
端部と被転写体の端縁部との間隔θに相当する距離以上
の長さの調節弛み部を備えて張設した請求項1又は2記
載の製造方法。 - 【請求項4】硝子等の被転写体を加熱槽内で負圧状態と
して耐熱加圧シートで転写紙を均等に圧接して昇華転写
する転写印刷装飾硝子板の製造装置において、前記耐熱
加圧シートを固定するシート装着部と耐熱性シール部材
からなるパッキング部を備え、これら両者を締着固定し
て加熱槽内で負圧状態として被転写体と転写紙との密着
度を保持せしめることを特徴とする請求項1,2又は3記
載の転写印刷装飾硝子板の製造装置。 - 【請求項5】耐熱加圧シートが耐熱温度260℃、厚さ0.0
5〜2mm、破断強力20〜70kef/cmの弗素系樹脂含浸硝子繊
維素材よりなる請求項4記載の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11388088A JPH0798438B2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 転写印刷装飾硝子板の製造方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11388088A JPH0798438B2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 転写印刷装飾硝子板の製造方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01283199A JPH01283199A (ja) | 1989-11-14 |
| JPH0798438B2 true JPH0798438B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=14623435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11388088A Expired - Fee Related JPH0798438B2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 転写印刷装飾硝子板の製造方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0798438B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3276997B2 (ja) * | 1992-09-09 | 2002-04-22 | 大日本印刷株式会社 | 化粧材の製造方法 |
| JP5799934B2 (ja) | 2012-11-09 | 2015-10-28 | 豊田合成株式会社 | 意匠部材の製造方法および三次元転写用治具 |
-
1988
- 1988-05-10 JP JP11388088A patent/JPH0798438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01283199A (ja) | 1989-11-14 |
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