JPH0799255A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH0799255A
JPH0799255A JP5232155A JP23215593A JPH0799255A JP H0799255 A JPH0799255 A JP H0799255A JP 5232155 A JP5232155 A JP 5232155A JP 23215593 A JP23215593 A JP 23215593A JP H0799255 A JPH0799255 A JP H0799255A
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pair
misfet
voltage line
load
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和重 佐藤
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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 SRAMのメモリセルの高集積化と動作信頼
性の確保とを両立させる技術を提供する。 【構成】 SRAMのメモリセルの導電層を構成するゲ
ート電極7,8,9、電源電圧線10、基準電圧線1
3、局所配線L1,L2 および相補性データ線(第1デー
タ線D1 および第2データ線D2)のそれぞれを異なる導
電層に形成する。また、局所配線L1,L2 とその下層の
基準電圧線13とを互いに交差するように配置し、この
交差領域に容量(Cs)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置に
関し、特に、SRAM(Static Random Access Memory)
を有する半導体集積回路装置に適用して有効な技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置としてのSRAMは、相
補性データ線とワード線との交差部にフリップフロップ
回路と2個の転送用MISFET(Metal Insulator Sem
iconductor Field Effect Transistor) とで構成された
メモリセルを備えている。
【0003】上記メモリセルのフリップフロップ回路
は、情報蓄積部として構成され、1ビットの情報を記憶
する。このフリップフロップ回路は、一例として一対の
CMOSインバータで構成される。CMOSインバータ
のそれぞれは、nチャネル型の駆動用MISFETとp
チャネル型の負荷用MISFETとで構成される。ま
た、転送用MISFETはnチャネル型で構成される。
【0004】上記のような6個のMISFETで構成さ
れたSRAMのメモリセルの等価回路図を図36に示
す。
【0005】図示のように、一方のCMOSインバータ
(INV1)は、駆動用MISFETQd1 と負荷用MI
SFETQp1 とで構成され、他方のCMOSインバー
タ(INV2)は、駆動用MISFETQd2 と負荷用M
ISFETQp2 とで構成される。この一対のCMOS
インバータ(INV1,INV2)の相互の入出力端子間
は、一対の配線(以下、局所配線という)L1,L2 を介
して交差結合し、フリップフロップ回路を構成する。フ
リップフロップ回路の一端は電源電圧(VCC) に接続さ
れ、他端は基準電圧(VSS) に接続される。
【0006】上記回路の動作を説明すると、一方のCM
OSインバータ(INV1)の出力ノード(A)が高電位
(“H”)であるときは、駆動用MISFETQd2
ONになるので、他方のCMOSインバータ(INV2)
の出力ノード(B)が低電位(“L”)になる。従っ
て、駆動用MISFETQd1 がOFFになり、出力ノ
ード(A)の高電位(“H”)が保持される。すなわ
ち、一対のCMOSインバータ(INV1,INV2)を交
差接合させたラッチ回路によって相互のノードの状態が
保持され、電源電圧が印加されている間、情報が保存さ
れる。
【0007】転送用MISFETQt1 のソース領域、
ドレイン領域の一方は上記フリップフロップ回路の一方
(CMOSインバータ(INV1)) の入出力端子に接続
され、他方は相補性データ線の一方(第1データ線D1)
に接続される。転送用MISFETQt2 のソース領
域、ドレイン領域の一方はフリップフロップ回路の他方
(CMOSインバータ(INV2)) の入出力端子に接続
され、他方は相補性データ線の他方(第2データ線D2)
に接続される。
【0008】上記2個の転送用MISFETQt1,Qt
2 のそれぞれのゲート電極にはワード線WLが接続さ
れ、このワード線WLによって転送用MISFETQt
1,Qt2 の導通、非導通が制御される。すなわち、ワー
ド線WLが高電位(“H”)であるときは、転送用MI
SFETQt1,Qt2 がONになり、ラッチ回路と相補
性データ線とが電気的に接続されるので、ノード(A)
とノード(B)の電位状態(“H”または“L”)が相
補性データ線に現れ、メモリセルの情報として読み出さ
れる。また、これとは逆に相補性データ線の電位を強制
的にノード(A)とノード(B)に与えることもでき
る。
【0009】図37は、上記等価回路図で示されるSR
AMのメモリセルの平面構造(パターンレイアウト)の
1例である。
【0010】メモリセルを構成する6個のMISFE
T、すなわち転送用MISFETQt1,Qt2 、駆動用
MISFETQd1,Qd2 および負荷用MISFETQ
1,Qp2 のうち、転送用MISFETQt1,Qt
2 は、ワード線WLと一体に構成された共通のゲート電
極50を有している。このゲート電極50(ワード線W
L)は、通常、多結晶シリコン膜(または多結晶シリコ
ン膜と高融点金属シリサイド膜との積層膜であるポリサ
イド膜)で構成される。
【0011】フリップフロップ回路の一方のCMOSイ
ンバータ(INV1)を構成する駆動用MISFETQd
1 および負荷用MISFETQp1 は、共通のゲート電
極51を有している。また、他方のCMOSインバータ
(INV2)を構成する駆動用MISFETQd2 および
負荷用MISFETQp2 は、共通のゲート電極52を
有している。これらのゲート電極51,52と、前記転
送用MISFETQt1,Qt2 のゲート電極50(ワー
ド線WL)とは、同一の工程で形成した同一の多結晶シ
リコン膜(またはポリサイド膜)で構成される。
【0012】上記ゲート電極50,51,52の上層に
は、電源電圧線53、基準電圧線54および一対のCM
OSインバータ(INV1,INV2)の相互の入出力端子
間を接続する一対の局所配線L1,L2 が配置される。電
源電圧線53、基準電圧線54および一対の局所配線L
1,L2 は、同一の工程で形成した同一の金属膜(アルミ
ニウム合金、タングステンなど)で構成される。
【0013】上記電源電圧線53は、接続孔55,55
を通じて負荷用MISFETQp1,Qp2 のそれぞれの
ソース領域に接続され、基準電圧線54は、接続孔5
6,56を通じて駆動用MISFETQd1,Qd2 のそ
れぞれのソース領域に接続される。一方の局所配線L2
の一端は、接続孔57を通じて負荷用MISFETQp
2 のドレイン領域に接続され、他端は接続孔58を通じ
て駆動用MISFETQd2 のドレイン領域 (転送用M
ISFETQt2 のソース領域、ドレイン領域の一方)
と駆動用MISFETQd1(負荷用MISFETQp1)
のゲート電極51とにそれぞれ接続される。また、他方
の局所配線L1 の一端は、接続孔59を通じて負荷用M
ISFETQp1 のドレイン領域と駆動用MISFET
Qd2(負荷用MISFETQp2)のゲート電極52とに
それぞれ接続され、他端は接続孔60を通じて駆動用M
ISFETQd1 のドレイン領域 (転送用MISFET
Qt1 のソース領域、ドレイン領域の一方)に接続され
る。
【0014】上記電源電圧線53、基準電圧線54およ
び局所配線L1,L2 の上層には、第2層目の金属膜(ア
ルミニウム合金、タングステンなど)で構成された一対
の相補性データ線(第1データ線D1 および第2データ
線D2)が配置される。第1データ線D1 は、接続孔61
およびパッド層62のそれぞれを介して転送用MISF
ETQt1 のソース領域、ドレイン領域の他方に接続さ
れ、第2データ線D2は、接続孔63およびパッド層6
2のそれぞれを介して転送用MISFETQt2 のソー
ス領域、ドレイン領域の他方に接続される。なお、パッ
ド層62は、前記電源電圧線53、基準電圧線54およ
び局所配線L1,L2 と同じ第1層目の金属膜で構成され
る。
【0015】このように、上記SRAMは、メモリセル
を構成する6個のMISFETのそれぞれのゲート電極
を半導体基板上に形成した第1層目の多結晶シリコン膜
(またはポリサイド膜)で構成し、電源電圧線、基準電
圧線および一対の局所配線をこの多結晶シリコン膜(ま
たはポリサイド膜)上に形成した第1層目の金属膜で構
成し、一対の相補性データ線をこの金属膜上に形成した
第2層目の金属膜で構成している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の検討によれ
ば、前述したSRAMは、メモリセルの高集積化を促進
する上で限界がある。
【0017】すなわち、前記SRAMのメモリセルは、
電源電圧線、基準電圧線および局所配線のそれぞれを同
一の導電層(第1層目の金属膜)で構成している。その
ため、メモリセルの高集積化を図ろうとすると、その時
点での微細加工技術の限界までしかこれらのレイアウト
間隔(図37に示すt1,t2,t3)を縮小することができ
ないので、この間隔(t1,t2,t3)によってメモリセル
の微細化が規定されてしまうという問題がある。
【0018】また、前記のSRAMは、メモリセルの高
集積化と動作信頼性の確保とを両立させることが困難で
ある。
【0019】一般に、SRAMのメモリセルは、その情
報を一対のCMOSインバータのそれぞれの出力ノード
に蓄積するので、情報を安定に保持し、動作信頼性を確
保する観点からは、出力ノードに付加される容量(C
s)を大きくして蓄積電荷量の増大を図ることが不可欠
であり、特に、前述したSRAMの場合は、出力ノード
に接続される局所配線とその上下の導電層との間に形成
される容量が問題となる。
【0020】ところが、前記SRAMの場合、局所配線
との間で容量を形成し得る他の導電層は駆動用MISF
ET(負荷用MISFET)のゲート電極のみであるた
め、容量の増大を図るためには、局所配線と交差する領
域(図38の網掛けパターンで示す領域)のゲート電極
(51,52)の面積を大きくしなければならない。し
かし、ゲート電極の面積増大は、すなわちメモリセルの
面積増大を意味するため、前記SRAMは、メモリセル
の微細化と容量の増大とを両立させることができない。
【0021】本発明の目的は、SRAMのメモリセルの
高集積化を実現することのできる技術を提供することに
ある。
【0022】本発明の他の目的は、SRAMのメモリセ
ルの高集積化と動作信頼性の確保とを両立させることの
できる技術を提供することにある。
【0023】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0024】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、下記の
通りである。
【0025】請求項1記載のSRAMは、半導体基板の
主面上に形成した第1導電膜で駆動用MISFET、負
荷用MISFETおよび転送用MISFETのそれぞれ
のゲート電極を構成し、前記第1導電膜の上層に形成し
た第2導電膜で前記負荷用MISFETのソース領域に
接続される電源電圧線を構成し、前記第2導電膜の上層
に形成した第3導電膜で前記駆動用MISFETのソー
ス領域に接続される基準電圧線を構成し、前記第3導電
膜の上層に形成した第4導電膜で一対のCMOSインバ
ータの相互の入出力端子間を接続する一対の局所配線を
構成し、前記基準電圧線と前記一対の局所配線とを互い
に交差するように配置する。
【0026】請求項5記載のSRAMは、半導体基板の
主面上に形成した第1導電膜で駆動用MISFET、負
荷用MISFETおよび転送用MISFETのそれぞれ
のゲート電極を構成し、前記第1導電膜の上層に形成し
た第2導電膜で前記駆動用MISFETのソース領域に
接続される基準電圧線を構成し、前記第2導電膜の上層
に形成した第3導電膜で前記負荷用MISFETのソー
ス領域に接続される電源電圧線を構成し、前記第3導電
膜の上層に形成した第4導電膜で一対のCMOSインバ
ータの相互の入出力端子間を接続する一対の局所配線を
構成し、前記電源電圧線と前記一対の局所配線とを互い
に交差するように配置する。
【0027】請求項7記載のSRAMは、半導体基板の
主面上に形成した第1導電膜で駆動用MISFET、負
荷用MISFETおよび転送用MISFETのそれぞれ
のゲート電極を構成し、前記第1導電膜の上層に形成し
た第2導電膜で前記駆動用MISFETのソース領域に
接続される基準電圧線を構成し、前記第2導電膜の上層
に形成した第3導電膜で一対のCMOSインバータの相
互の入出力端子間を接続する一対の局所配線を構成し、
前記第3導電膜の上層に形成した第4導電膜で前記負荷
用MISFETのソース領域に接続される電源電圧線を
構成し、前記基準電圧線と前記一対の局所配線および前
記電源電圧線と前記一対の局所配線のそれぞれを互いに
交差するように配置する。
【0028】請求項8記載のSRAMは、半導体基板の
主面上に形成した第1導電膜で駆動用MISFET、負
荷用MISFETおよび転送用MISFETのそれぞれ
のゲート電極を構成し、前記第1導電膜の上層に形成し
た第2導電膜で前記負荷用MISFETのソース領域に
接続される電源電圧線を構成し、前記第2導電膜の上層
に形成した第3導電膜で一対のCMOSインバータの相
互の入出力端子間を接続する一対の局所配線を構成し、
前記第3導電膜の上層に形成した第4導電膜で前記駆動
用MISFETのソース領域に接続される基準電圧線を
構成し、前記電源電圧線と前記一対の局所配線および前
記基準電圧線と前記一対の局所配線のそれぞれを互いに
交差するように配置する。
【0029】請求項11記載のSRAMは、前記各請求
項記載のSRAMにおいて、前記駆動用MISFETと
前記負荷用MISFETの分離領域の対角線上のフィー
ルド絶縁膜を後退させ、前記第1導電膜で構成されたゲ
ート電極と前記半導体基板との間にゲート容量を形成す
る。
【0030】
【作用】上記した手段によれば、電源電圧線、基準電圧
線、局所配線のそれぞれを異なる導電層に形成すること
により、メモリセルの寸法は、主としてゲート電極、素
子形成領域および素子形成領域間の分離幅のみによって
制約され、電源電圧線、基準電圧線、局所配線のそれぞ
れの寸法には制約されなくなる。従って、メモリセルの
面積を大幅に縮小することができる。
【0031】また、局所配線を電源電圧線または基準電
圧線もしくはそれらの双方と交差して配置することによ
り、これらの交差領域に容量が形成される。本発明で
は、前記のように電源電圧線、基準電圧線、局所配線の
それぞれの寸法がメモリセルの面積を制約する主な要因
ではないので、メモリセルの面積を縮小してもこの交差
領域の面積を大きくすることができる。すなわち、上記
の容量を大きくして蓄積電荷量の増大を図ることができ
るので、メモリセルを微細化した場合でも、情報を安定
に保持し、動作信頼性を確保することができる。
【0032】また、上記した手段によれば、駆動用MI
SFETと負荷用MISFETの分離領域の対角線上の
フィールド絶縁膜を後退させることにより、メモリセル
の面積を大きくすることなくゲート容量を形成すること
ができる。これにより、メモリセルを微細化した場合で
も、ラッチアップ耐性を劣化させることなく蓄積電荷量
を増大することができるので、情報を安定に保持し、動
作信頼性を確保することができる。
【0033】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を詳述する。な
お、実施例を説明するための全図において同一の機能を
有するものは同一の符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
【0034】(実施例1)図16は、本発明の一実施例
であるSRAMの全体の概略構成(チップレイアウト)
図である。
【0035】長方形の半導体チップ(基板)1の主面に
は、例えば4メガビット〔Mbit〕以上の記憶容量を有す
るSRAMが形成されている。このSRAMのメモリセ
ル領域は、4個のメモリセルアレイで構成されている。
これらのメモリセルアレイのそれぞれには、後述する6
個のMISFETで構成されたメモリセルがマトリクス
状に多数配置されている。メモリセルアレイへのアドレ
ス入力は、入力バッファ、X系デコーダ、ワードドライ
バなどの周辺回路を通じて行われる。また、メモリセル
アレイからのデータ出力は、Yデコーダ、センスアン
プ、出力バッファなどの周辺回路を通じて行われる。こ
れらの周辺回路は、CMOS回路あるいはMISFET
とバイポーラトランジスタとを組み合わせた回路(バイ
ポーラ−CMOS回路)で構成され、メモリセルアレイ
の周囲に配置される。
【0036】次に、本実施例のSRAMのメモリセルの
構造を具体的に説明する。図1はメモリセルMCを構成
する導電層のレイアウトを示す平面図、図2は図1のII
−II線における半導体チップ(基板)1の断面図、図3
はメモリセルMCの等価回路図、図4〜図8は、図1に
示す導電層のレイアウトを階層毎に分けて示す平面図で
ある。
【0037】図1および図3に示すように、SRAMの
メモリセルMCは、6個のMISFET、すなわち転送
用MISFETQt1,Qt2 、駆動用MISFETQd
1,Qd2 および負荷用MISFETQp1,Qp2 で構成
される。駆動用MISFETQd1 および負荷用MIS
FETQp1 はCMOSインバータ(INV1)を構成
し、駆動用MISFETQd2 および負荷用MISFE
TQp2 はCMOSインバータ(INV2)を構成する。
そして、この一対のCMOSインバータ(INV1,IN
2)でフリップフロップ回路が構成される。このフリッ
プフロップ回路の一端は電源電圧(VCC) に接続され、
他端は基準電圧(VSS) に接続される。電源電圧
(VCC) は、例えば5Vであり、基準電圧(VSS) は、
例えば0V(GND電位)である。
【0038】図1、図2および図4に示すように、上記
6個のMISFETは、p- 型シリコン単結晶からなる
半導体基板1のフィールド絶縁膜2で囲まれた活性領域
(図4の網掛けパターンで示す領域)に形成される。駆
動用MISFETQd1,Qd2 および転送用MISFE
TQt1,Qt2 はnチャネル型で構成され、p型ウエル
3の活性領域に形成される。負荷用MISFETQp1,
Qp2 はpチャネル型で構成され、n型ウエル4の活性
領域に形成される。
【0039】図1、図2および図5に示すように、転送
用MISFETQt1,Qt2 は、ワード線WLと一体に
構成された共通のゲート電極7を有している。このゲー
ト電極7(ワード線WL)は、第1層目の多結晶シリコ
ン膜(またはポリサイド膜)で構成される。前記フリッ
プフロップ回路の一方のCMOSインバータ(INV1)
を構成する駆動用MISFETQd1 および負荷用MI
SFETQp1 は、共通のゲート電極8を有し、他方の
CMOSインバータ(INV2)を構成する駆動用MIS
FETQd2 および負荷用MISFETQp2 は、共通
のゲート電極9を有している。これらのゲート電極8,
9は、前記転送用MISFETQt1,Qt2 のゲート電
極7(ワード線WL)と同じ第1層目の多結晶シリコン
膜(またはポリサイド膜)で構成される。ゲート電極
7,8,9を構成するこの多結晶シリコン膜には、n型
の不純物(例えばP)が導入される。
【0040】図1、図2および図6に示すように、メモ
リセルMCを構成する6個のMISFETのゲート電極
7,8,9の上層には、酸化シリコンの絶縁膜26,4
1を介して電源電圧線10が形成される。この電源電圧
線10は、接続孔11,11を通じて負荷用MISFE
TQp1,Qp2 のそれぞれのソース領域(p型半導体領
域12)に接続される。電源電圧線10は、第2層目の
多結晶シリコン膜(またはポリサイド膜)で構成され
る。電源電圧線10は、負荷用MISFETQp1,Qp
2 のp型半導体領域12,12に接続されるので、この
多結晶シリコン膜には、p型の不純物(例えばホウ素
(B))が導入される。
【0041】図1、図2および図7に示すように、上記
電源電圧線10の上層には、酸化シリコンの絶縁膜42
を介して基準電圧線13が形成される。この基準電圧線
13は、接続孔14,14を通じて駆動用MISFET
Qd1,Qd2 のそれぞれのソース領域(n型半導体領域
15)に接続される。基準電圧線13は、第3層目のポ
リサイド膜(または多結晶シリコン膜と高融点金属膜と
の積層膜)で構成される。基準電圧線13は、駆動用M
ISFETQd1,Qd2 のn型半導体領域15,15に
接続されるので、この多結晶シリコン膜には、n型の不
純物(例えばP)が導入される。
【0042】図1、図2および図8に示すように、上記
基準電圧線13の上層には、酸化シリコンの絶縁膜43
を介して局所配線L1,L2 が形成される。これらの局所
配線L1,L2 とその下層の基準電圧線13とは、メモリ
セルMCの上で互いに交差するように配置される。
【0043】上記局所配線L1 の一端は、接続孔16を
通じて負荷用MISFETQp1 のドレイン領域(p型
半導体領域12)および駆動用MISFETQd2(負荷
用MISFETQp2)のゲート電極9にそれぞれ接続さ
れ、他端は接続孔17を通じて駆動用MISFETQd
1 のドレイン領域 (n型半導体領域15)に接続され
る。また、局所配線L2 の一端は、接続孔18を通じて
負荷用MISFETQp2 のドレイン領域(p型半導体
領域12)に接続され、他端は接続孔19を通じて駆動
用MISFETQd2 のドレイン領域 (n型半導体領域
15)および駆動用MISFETQd1(負荷用MISF
ETQp1)のゲート電極8にそれぞれ接続される。局所
配線L1,L2 は第1層目の金属膜(アルミニウム合金あ
るいはタングステンなどの高融点金属)で構成される。
【0044】図1および図2に示すように、上記局所配
線L1,L2 の上層には、スピンオングラス膜と酸化シリ
コン膜との積層膜で構成された層間絶縁膜44を介して
一対の相補性データ線(第1データ線D1 および第2デ
ータ線D2)が形成される。第1データ線D1 は、接続孔
20を通じて転送用MISFETQt1 のソース領域、
ドレイン領域の一方(n型半導体領域15)の上に形成
されたパッド層23に接続され、第2データ線D2 は、
接続孔21を通じて転送用MISFETQt2のソース
領域、ドレイン領域の一方(n型半導体領域15)の上
に形成されたパッド層23に接続される。パッド層2
3,23は、前記基準電圧線13と同じ第3層目のポリ
サイド膜(または多結晶シリコン膜と高融点金属膜との
積層膜)で構成される。また、相補性データ線(第1デ
ータ線D1 および第2データ線D2)は、第2層目の金属
膜(アルミニウム合金あるいはタングステンなど)で構
成される。
【0045】本実施例のメモリセルMCの導電層を構成
する前記ゲート電極7,8,9、電源電圧線10、基準
電圧線13、局所配線L1,L2 および相補性データ線
(第1データ線D1 および第2データ線D2)の階層構造
を図9に示す。また、このメモリセルMC4個分の導電
層のレイアウトを図10に示す。
【0046】このように、本実施例のSRAMのメモリ
セルMCは、従来技術が同一の導電層に形成していた電
源電圧線10、基準電圧線13、局所配線L1,L2 のそ
れぞれを異なる導電層に形成する。これにより、これら
のレイアウト間隔によってメモリセルMCの微細化が制
約されなくなるので、メモリセルMCの面積を大幅に縮
小することができる。すなわち、本実施例によれば、図
7、図8に示したように、従来技術で必要とされていた
間隔(前記図30に示すt1,t2)による制約が無くなる
ので、それに相当する分、メモリセルMCの面積を縮小
することができる。また、図6、図10に示したよう
に、従来技術で必要とされていた間隔(前記図30に示
すt3)による制約が無くなるので、それに相当する分、
メモリセルMCの面積を縮小することができる。具体的
には、図10に示すように、隣接するメモリセルMCの
間隔(t4)を従来技術に比べて縮小することができる。
【0047】また、本実施例のメモリセルMCは、情報
が蓄積されるCMOSインバータ(INV1,INV2)の
出力ノードに接続される局所配線L1,L2 とその下層の
基準電圧線13とを互いに交差するように配置する。こ
れにより、この局所配線L1,L2 とその下層の導電層
(本実施例では基準電圧線13)とが重なる領域(図1
1の網掛けパターンで示す領域)に形成される容量(C
s)を大きくして蓄積電荷量の増大を図ることができる
ので、メモリセルMCを微細化した場合でも、情報を安
定に保持し、動作信頼性を確保することができる。
【0048】なお、本実施例のメモリセルMCは、上記
の構成に限定されない。例えば周辺回路の一部をバイポ
ーラ−CMOS回路で構成する場合には、図12に示す
ように、半導体基板1のp型ウエル3の下部にp+ 型埋
込み層5を形成し、n型ウエル4の下部にn+ 型埋込み
層6を形成してもよい。この場合、周辺回路には一例と
して図13に示すnpn型バイポーラトランジスタQb
が形成される。
【0049】同図において、30はコレクタ取出し領域
を構成するn+ 型半導体領域、31はベース領域を構成
するp+ 型半導体領域、32はエミッタ領域を構成する
+型半導体領域である。このn+ 型半導体領域32に
は接続孔33を通じてエミッタ引出し電極34が接続さ
れる。このエミッタ引出し電極34は、前記メモリセル
MCの基準電圧線13と同じ第3層目のポリサイド膜
(または多結晶シリコン膜と高融点金属膜との積層膜)
で構成される。また、コレクタ取出し領域30、ベース
領域31、エミッタ引出し電極34のそれぞれには、接
続孔35,36,37を通じて配線38,39,40が
接続される。これらの配線38,39,40は、前記メ
モリセルMCの相補性データ線(第1データ線D1 およ
び第2データ線D2)と同じ第2層目の金属膜で構成され
る。
【0050】また、周辺回路の一部をバイポーラ−CM
OS回路で構成する場合には、図14に示すように、p
型ウエル3とn型ウエル4との境界部のフィールド絶縁
膜2に半導体基板1に達する素子分離用のU溝24を形
成してもよい。このU溝24の内部には酸化シリコンな
どの絶縁膜が埋め込まれる。この場合は、U溝24によ
ってウエルおよび埋込み層の分離が確実に行われるの
で、p型ウエル3の下部にp+ 型埋込み層5を形成する
必要はない。すなわち、p型ウエル3の下部にはn型ウ
エル4の下部と同じn+ 型埋込み層6を形成すればよい
ので、p+ 型埋込み層5を形成する工程が不要となり、
SRAMの製造工程を短縮することができる。
【0051】また、図15に示すように、n+ 型埋込み
層6と半導体基板1との間に酸化シリコンなどの絶縁層
25を設けた、いわゆるSOI(Silicon On Insulator)
基板上に本実施例のSRAMを形成してもよい。この場
合は、基板容量を低減することができるので、SRAM
の動作速度を向上させることができる。また、CMOS
回路のラッチアップ耐性を向上させ、メモリセルMCの
α線ソフトエラー耐性を向上させることができる。
【0052】(実施例2)図17は本実施例のメモリセ
ルMCを構成する導電層のレイアウトを示す平面図、図
18は図17のXVIII −XVIII 線における半導体チ
ップ(基板)1の断面図、図19は導電層の階層構造を
示す図である。
【0053】前記実施例1のメモリセルMCは、電源電
圧線10の上層に基準電圧線13を形成し、さらにその
上層に局所配線L1,L2 を形成したが、本実施例のメモ
リセルMCは、基準電圧線13の上層に電源電圧線10
を形成し、さらにその上層に局所配線L1,L2 を形成す
る。
【0054】すなわち、本実施例のメモリセルMCは、
図17〜19に示すように、メモリセルMCを構成する
6個のMISFETのゲート電極7,8,9の上層に第
2層目の多結晶シリコン膜(またはポリサイド膜)で基
準電圧線13を形成し、この基準電圧線13の上層に第
3層目のポリサイド膜(または多結晶シリコン膜と高融
点金属膜との積層膜)で電源電圧線10を形成し、この
電源電圧線10の上層に第1層目の金属膜で局所配線L
1,L2 を形成する。そして、この一対の局所配線L1,L
2 とその下層の電源電圧線10とをメモリセルMCの上
で互いに交差するように配置する。
【0055】上記のように構成された本実施例によれ
ば、基準電圧線13、電源電圧線10、局所配線L1,L
2 のそれぞれを異なる導電層に形成するので、これらの
レイアウト間隔によってメモリセルMCの微細化が制約
されなくなり、メモリセルMCの面積を大幅に縮小する
ことができる。
【0056】また、本実施例によれば、局所配線L1,L
2 とその下層の電源電圧線10とを互いに交差するよう
に配置するので、両者が重なる領域(図20の網掛けパ
ターンで示す領域)に形成される容量(Cs)を大きく
して蓄積電荷量の増大を図ることができ、メモリセルM
Cを微細化した場合でも、情報を安定に保持し、動作信
頼性を確保することができる。
【0057】(実施例3)図21は本実施例のメモリセ
ルMCを構成する導電層のレイアウトを示す平面図、図
22は図21のXXII−XXII線における半導体チップ
(基板)1の断面図、図23は導電層の階層構造を示す
図である。
【0058】図21〜図23に示すように、本実施例の
メモリセルMCは、メモリセルMCを構成する6個のM
ISFETのゲート電極7,8,9の上層に第2層目の
多結晶シリコン膜(またはポリサイド膜)で電源電圧線
10を形成し、この電源電圧線10の上層に第3層目の
ポリサイド膜(または多結晶シリコン膜と高融点金属膜
との積層膜)で局所配線L1,L2 を形成し、この局所配
線L1,L2 の上層に第1層目の金属膜で基準電圧線13
を形成する。また、このとき電源電圧線10と局所配線
1,L2 および基準電圧線13と局所配線L1,L2 のそ
れぞれをメモリセルMCの上で互いに交差するように配
置する。
【0059】上記のように構成された本実施例によれ
ば、電源電圧線10、局所配線L1,L2 、基準電圧線1
3のそれぞれを異なる導電層に形成するので、これらの
レイアウト間隔によってメモリセルMCの微細化が制約
されなくなり、メモリセルMCの面積を大幅に縮小する
ことができる。
【0060】また、本実施例によれば、局所配線L1,L
2 とその下層の電源電圧線10との間に容量(Cs)を
形成すると共に、局所配線L1,L2 とその上層の基準電
圧線13との間にも容量(Cs)を形成するので、メモ
リセルMCの蓄積電荷量を大幅に増大させることがで
き、メモリセルMCを微細化した場合でも、情報を安定
に保持し、動作信頼性を確保することができる。
【0061】なお、電源電圧線10と基準電圧線13と
を上記とは逆の配置にした場合でも本実施例と同様の効
果を得ることができる。すなわち、ゲート電極7,8,
9の上層に第2層目の多結晶シリコン膜(またはポリサ
イド膜)で基準電圧線13を形成し、この基準電圧線1
3の上層に第3層目のポリサイド膜(または多結晶シリ
コン膜と高融点金属膜との積層膜)で局所配線L1,L2
を形成し、この局所配線L1,L2 の上層に第1層目の金
属膜で電源電圧線10を形成し、電源電圧線10と局所
配線L1,L2 および基準電圧線13と局所配線L1,L2
のそれぞれをメモリセルMCの上で互いに交差するよう
に配置してもよい。
【0062】(実施例4)図24は本実施例のメモリセ
ルMCを構成する導電層のレイアウトを示す平面図、図
25は図24のXXV−XXV線における半導体チップ
(基板)1の断面図である。
【0063】本実施例のメモリセルMCは、前記実施例
1と同様、ゲート電極7,8,9の上層に電源電圧線1
0を形成し、電源電圧線10の上層に基準電圧線13を
形成し、さらに基準電圧線13の上層にこの基準電圧線
13と交差して局所配線L1,L2 を形成する。このと
き、本実施例では、基準電圧線13上の酸化シリコンで
構成された絶縁膜43に接続孔46を形成し、この絶縁
膜43の上に窒化シリコン膜(または窒化シリコン膜と
酸化シリコン膜との積層膜)45を薄く堆積する。この
ようにすると、接続孔46の内部では基準電圧線13の
上に窒化シリコン膜45を介して局所配線L1,L2 が形
成されることになる。
【0064】上記のように構成された本実施例によれ
ば、基準電圧線13と局所配線L1,L2 との間の絶縁膜
を酸化シリコン膜よりも誘電率の高い材料である窒化シ
リコン膜45で構成することにより、基準電圧線13と
局所配線L1,L2 との間に形成される容量(Cs)を前
記実施例1のメモリセルMCに比べて大きくすることが
できる。従って、メモリセルMCの蓄積電荷量を大幅に
増大させることができ、メモリセルMCを微細化した場
合でも、情報を安定に保持し、動作信頼性を確保するこ
とができる。
【0065】なお、前記実施例2のように、局所配線L
1,L2 と電源電圧線10との間に容量(Cs)を形成す
る場合には、電源電圧線10上の酸化シリコンで構成さ
れた絶縁膜43に接続孔46を形成し、この絶縁膜43
の上に窒化シリコン膜45を薄く堆積することにより、
本実施例と同様の効果を得ることができる。
【0066】(実施例5)図26は本実施例のメモリセ
ルMCを構成する導電層のレイアウトを示す平面図、図
27は図26のXXVII−XXVII線における半導体チ
ップ(基板)1の断面図、図28、図29は、図26に
示す導電層のレイアウトを階層毎に分けて示す平面図で
ある。なお、第1導電膜よりも上層の構成は、前記実施
例1〜実施例4で説明した構成と同一であるため、その
図示は省略する。
【0067】図26〜図29に示すように、本実施例の
メモリセルMCは、駆動用MISFETQd1,Qd2
負荷用MISFETQp1,Qp2 の分離領域の対角線上
のフィールド絶縁膜2を後退させ、ゲート電極8とp型
ウエル3との間にゲート容量Cg1 を形成し、ゲート電
極9とn型ウエル4との間にゲート容量Cg2 を形成す
る。
【0068】前記実施例1〜実施例4のメモリセルMC
は、nチャネル型の駆動用MISFETQd1,Qd2
p型ウエル3の主面に形成し、pチャネル型の負荷用M
ISFETQp1,Qp2 をn型ウエル4の主面に形成す
る。このとき、駆動用MISFETQd1,Qd2 のn型
半導体領域15と負荷用MISFETQp1,Qp2 のp
型半導体領域12とは、ラッチアップを防止するため
に、図30に示すようにフィールド絶縁膜2からなる分
離領域によって所定の距離(L')だけ電気的に遮断され
る。
【0069】しかしながら、前記のように構成された本
実施例の場合は、対角線上のフィールド絶縁膜2を後退
させても、図31に示すように、ゲート電極9によって
p型半導体領域12の位置を規制できるので、n型半導
体領域15とp型半導体領域12との距離(L)を実施
例1〜実施例4の場合と同じ(L=L')にすることがで
きる。すなわち、本実施例によれば、メモリセルMCの
面積を大きくすることなくゲート容量Cg2 を形成する
ことができる。これは、ゲート電極8とp型ウエル3と
の間に形成されるゲート容量Cg1 の場合も同様であ
る。
【0070】このように、本実施例によれば、メモリセ
ルMCを微細化した場合でも、ラッチアップ耐性を劣化
させることなく蓄積電荷量を増大することができるの
で、情報を安定に保持し、動作信頼性を確保することが
できる。
【0071】また、図32に示すように、駆動用MIS
FETQd1,Qd2 と負荷用MISFETQp1,Qp2
の分離領域のフィールド絶縁膜2にU溝24を設けるこ
とにより、ラッチアップの発生をほぼ完全に防止するこ
とができるので、メモリセルMCの微細化を一層促進す
ることができる。
【0072】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0073】例えば前記実施例1のように、基準電圧線
13と局所配線L1,L2 との間で容量(Cs)を形成す
る場合には、図33に示すように、電源電圧線10の面
積を縮小してメモリセルMCの端部に配置してもよい。
【0074】また、図34に示すように、第2層目の多
結晶シリコン膜(またはポリサイド膜)で基準電圧線1
3を形成し、第3層目のポリサイド膜(または多結晶シ
リコン膜と高融点金属膜との積層膜)で局所配線L1,L
2 を形成し、この局所配線L1,L2 の上層の第1層目の
金属膜で電源電圧線10を形成し、基準電圧線13と局
所配線L1,L2 との間で容量(Cs)を形成する場合に
も、電源電圧線10の面積を縮小してメモリセルMCの
端部に配置してもよい。なお、図34において、47は
電源電圧線10と同じ第1層目の金属膜で形成された中
間導電層である。この中間導電層47は、接続孔48を
通じて相補性データ線(第1データ線D1 および第2デ
ータ線D2)と接続される。
【0075】また、図35に示すように、接続孔16〜
21の形成領域を除くメモリセルMCのほぼ全面を基準
電圧線13で覆うようにしてもよい。このようにする
と、基準電圧線13の抵抗値を低減することができるの
で、SRAMの高速化を図ることができる。
【0076】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0077】(1).本発明によれば、電源電圧線、基準電
圧線、局所配線のそれぞれを異なる導電層に形成するこ
とにより、メモリセルの寸法が電源電圧線、基準電圧
線、局所配線のそれぞれの寸法によって制約されなくな
るので、SRAMのメモリセルの面積を大幅に縮小する
ことができる。
【0078】(2).本発明によれば、メモリセルの面積を
縮小しても、局所配線と電源電圧線(または局所配線と
基準電圧線)との交差領域の面積を大きくすることがで
きるので、これらの交差領域に形成される容量を大きく
して蓄積電荷量の増大を図ることができ、メモリセルを
微細化した場合でも、情報を安定に保持し、動作信頼性
を確保することができる。
【0079】(3).本発明によれば、メモリセルの面積を
大きくすることなくゲート容量を形成することができる
ので、メモリセルを微細化した場合でも、ラッチアップ
耐性を劣化させることなく蓄積電荷量を増大することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるSRAMのメモリセル
を構成する導電層のレイアウトを示す平面図である。
【図2】図1のII−II線における半導体チップ(基板)
の断面図である。
【図3】本発明の一実施例であるSRAMのメモリセル
の等価回路図である。
【図4】図1に示す導電層のレイアウトを階層毎に分け
て示す平面図である。
【図5】図1に示す導電層のレイアウトを階層毎に分け
て示す平面図である。
【図6】図1に示す導電層のレイアウトを階層毎に分け
て示す平面図である。
【図7】図1に示す導電層のレイアウトを階層毎に分け
て示す平面図である。
【図8】図1に示す導電層のレイアウトを階層毎に分け
て示す平面図である。
【図9】本発明の一実施例であるSRAMのメモリセル
を構成する導電層の階層構造を示す図である。
【図10】本発明の一実施例であるSRAMのメモリセ
ル4個分の導電層のレイアウトを示す平面図である。
【図11】本発明の一実施例であるSRAMのメモリセ
ルを構成する導電層のレイアウトを示す平面図である。
【図12】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを示す半導体チップ(基板)の断面図である。
【図13】本発明の他の実施例であるSRAMの周辺回
路の一部を示す半導体チップ(基板)の断面図である。
【図14】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを示す半導体チップ(基板)の断面図である。
【図15】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを示す半導体チップ(基板)の断面図である。
【図16】本発明の一実施例であるSRAMの全体の概
略構成(チップレイアウト)図である。
【図17】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを構成する導電層のレイアウトを示す平面図であ
る。
【図18】図17のXVIII −XVIII 線における半導
体チップ(基板)の断面図である。
【図19】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを構成する導電層の階層構造を示す図である。
【図20】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを構成する導電層のレイアウトを示す平面図であ
る。
【図21】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを構成する導電層のレイアウトを示す平面図であ
る。
【図22】図21のXXII−XXII線における半導体チ
ップ(基板)の断面図である。
【図23】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを構成する導電層の階層構造を示す図である。
【図24】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを構成する導電層のレイアウトを示す平面図であ
る。
【図25】図24のXXV−XXV線における半導体チ
ップ(基板)の断面図である。
【図26】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを構成する導電層のレイアウトを示す平面図であ
る。
【図27】図26のXXVII−XXVII線における半導
体チップ(基板)の断面図である。
【図28】図26に示す導電層のレイアウトを階層毎に
分けて示す平面図である。
【図29】図26に示す導電層のレイアウトを階層毎に
分けて示す平面図である。
【図30】駆動用MISFETと負荷用MISFETの
分離領域を示す半導体チップ(基板)の断面図である。
【図31】駆動用MISFETと負荷用MISFETの
分離領域を示す半導体チップ(基板)の断面図である。
【図32】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを示す半導体チップ(基板)の平面図である。
【図33】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを構成する導電層のレイアウトを示す平面図であ
る。
【図34】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを構成する導電層のレイアウトを示す平面図であ
る。
【図35】本発明の他の実施例であるSRAMのメモリ
セルを構成する導電層のレイアウトを示す平面図であ
る。
【図36】従来のSRAMのメモリセルの等価回路図で
ある。
【図37】従来のSRAMのメモリセルを構成する導電
層のレイアウトを示す平面図である。
【図38】従来のSRAMのメモリセルを構成する導電
層のレイアウトを示す平面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板(チップ) 2 フィールド絶縁膜 3 p型ウエル 4 n型ウエル 5 p+ 型埋込み層 6 n+ 型埋込み層 7 ゲート電極 8 ゲート電極 9 ゲート電極 10 電源電圧線 11 接続孔 12 p型半導体領域 13 基準電圧線 14 接続孔 15 n型半導体領域 16 接続孔 17 接続孔 18 接続孔 19 接続孔 20 接続孔 21 接続孔 23 パッド層 24 U溝 25 絶縁層 26 絶縁膜 30 n+ 型半導体領域(コレクタ領域) 31 p+ 型半導体領域(ベース領域) 32 n+ 型半導体領域(エミッタ領域) 33 接続孔 34 エミッタ引出し電極 35 接続孔 36 接続孔 37 接続孔 38 配線 39 配線 40 配線 41 絶縁膜 42 絶縁膜 43 絶縁膜 44 層間絶縁膜 45 窒化シリコン膜 46 接続孔 47 中間導電層 48 接続孔 50 ゲート電極 51 ゲート電極 52 ゲート電極 53 電源電圧線 54 基準電圧線 55 接続孔 56 接続孔 57 接続孔 58 接続孔 59 接続孔 60 接続孔 61 接続孔 62 パッド層 63 接続孔 D1 第1データ線 D2 第2データ線 L1 局所配線 L2 局所配線 MC メモリセル Qd1 駆動用MISFET Qd2 駆動用MISFET Qp1 負荷用MISFET Qp2 負荷用MISFET Qt1 転送用MISFET Qt2 転送用MISFET Qb npn型バイポーラトランジスタ WL ワード線

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用MISFETおよび負荷用MIS
    FETからなる一対のCMOSインバータで構成された
    フリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路の
    一対の入出力端子に接続される一対の転送用MISFE
    Tとでメモリセルを構成したSRAMを有する半導体集
    積回路装置であって、半導体基板の主面上に形成した第
    1導電膜で駆動用MISFET、負荷用MISFETお
    よび転送用MISFETのそれぞれのゲート電極を構成
    し、前記第1導電膜の上層に形成した第2導電膜で前記
    負荷用MISFETのソース領域に接続される電源電圧
    線を構成し、前記第2導電膜の上層に形成した第3導電
    膜で前記駆動用MISFETのソース領域に接続される
    基準電圧線を構成し、前記第3導電膜の上層に形成した
    第4導電膜で前記一対のCMOSインバータの相互の入
    出力端子間を接続する一対の局所配線を構成し、前記基
    準電圧線と前記一対の局所配線とを互いに交差するよう
    に配置したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記基準電圧線と前記一対の局所配線と
    の間の絶縁膜を窒化シリコン膜で構成したことを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記基準電圧線を、メモリセルのほぼ全
    域を覆うように配置したことを特徴とする請求項1記載
    の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 SOI基板上にSRAMを形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 駆動用MISFETおよび負荷用MIS
    FETからなる一対のCMOSインバータで構成された
    フリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路の
    一対の入出力端子に接続される一対の転送用MISFE
    Tとでメモリセルを構成したSRAMを有する半導体集
    積回路装置であって、半導体基板の主面上に形成した第
    1導電膜で駆動用MISFET、負荷用MISFETお
    よび転送用MISFETのそれぞれのゲート電極を構成
    し、前記第1導電膜の上層に形成した第2導電膜で前記
    駆動用MISFETのソース領域に接続される基準電圧
    線を構成し、前記第2導電膜の上層に形成した第3導電
    膜で前記負荷用MISFETのソース領域に接続される
    電源電圧線を構成し、前記第3導電膜の上層に形成した
    第4導電膜で前記一対のCMOSインバータの相互の入
    出力端子間を接続する一対の局所配線を構成し、前記電
    源電圧線と前記一対の局所配線とを互いに交差するよう
    に配置したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記電源電圧線と前記一対の局所配線と
    の間の絶縁膜を窒化シリコン膜で構成したことを特徴と
    する請求項5記載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 駆動用MISFETおよび負荷用MIS
    FETからなる一対のCMOSインバータで構成された
    フリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路の
    一対の入出力端子に接続される一対の転送用MISFE
    Tとでメモリセルを構成したSRAMを有する半導体集
    積回路装置であって、半導体基板の主面上に形成した第
    1導電膜で駆動用MISFET、負荷用MISFETお
    よび転送用MISFETのそれぞれのゲート電極を構成
    し、前記第1導電膜の上層に形成した第2導電膜で前記
    駆動用MISFETのソース領域に接続される基準電圧
    線を構成し、前記第2導電膜の上層に形成した第3導電
    膜で前記一対のCMOSインバータの相互の入出力端子
    間を接続する一対の局所配線を構成し、前記第3導電膜
    の上層に形成した第4導電膜で前記負荷用MISFET
    のソース領域に接続される電源電圧線を構成し、前記基
    準電圧線と前記一対の局所配線および前記電源電圧線と
    前記一対の局所配線のそれぞれを互いに交差するように
    配置したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 駆動用MISFETおよび負荷用MIS
    FETからなる一対のCMOSインバータで構成された
    フリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路の
    一対の入出力端子に接続される一対の転送用MISFE
    Tとでメモリセルを構成したSRAMを有する半導体集
    積回路装置であって、半導体基板の主面上に形成した第
    1導電膜で駆動用MISFET、負荷用MISFETお
    よび転送用MISFETのそれぞれのゲート電極を構成
    し、前記第1導電膜の上層に形成した第2導電膜で前記
    負荷用MISFETのソース領域に接続される電源電圧
    線を構成し、前記第2導電膜の上層に形成した第3導電
    膜で前記一対のCMOSインバータの相互の入出力端子
    間を接続する一対の局所配線を構成し、前記第3導電膜
    の上層に形成した第4導電膜で前記駆動用MISFET
    のソース領域に接続される基準電圧線を構成し、前記電
    源電圧線と前記一対の局所配線および前記基準電圧線と
    前記一対の局所配線のそれぞれを互いに交差するように
    配置したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 駆動用MISFETおよび負荷用MIS
    FETからなる一対のCMOSインバータで構成された
    フリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路の
    一対の入出力端子に接続される一対の転送用MISFE
    Tとでメモリセルを構成したSRAMを有する半導体集
    積回路装置であって、半導体基板の主面上に形成した第
    1導電膜で駆動用MISFET、負荷用MISFETお
    よび転送用MISFETのそれぞれのゲート電極を構成
    し、前記第1導電膜の上層に形成した第2導電膜で前記
    駆動用MISFETのソース領域に接続される基準電圧
    線を構成し、前記第2導電膜の上層に形成した第3導電
    膜で前記一対のCMOSインバータの相互の入出力端子
    間を接続する一対の局所配線を構成し、前記第3導電膜
    の上層に形成した第4導電膜で前記負荷用MISFET
    のソース領域に接続される電源電圧線を構成し、前記基
    準電圧線と前記一対の局所配線とを互いに交差するよう
    に配置したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 駆動用MISFETおよび負荷用MI
    SFETからなる一対のCMOSインバータで構成され
    たフリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路
    の一対の入出力端子に接続される一対の転送用MISF
    ETとでメモリセルを構成したSRAMを有する半導体
    集積回路装置であって、半導体基板の主面上に形成した
    第1導電膜で駆動用MISFETおよび負荷用MISF
    ETのそれぞれのゲート電極を構成し、前記駆動用MI
    SFETおよび負荷用MISFETのそれぞれのソース
    領域、ドレイン領域を前記半導体基板の主面に形成し、
    前記第1導電膜より上の層に形成した第2導電膜で前記
    駆動用MISFETのソース領域に接続される基準電圧
    線を構成し、前記第1導電膜より上の層に形成した第3
    導電膜で前記駆動用MISFETのドレイン領域と前記
    負荷用MISFETのドレイン領域とを接続する一対の
    局所配線を構成し、前記第1導電膜より上の層に形成し
    た第4導電膜で前記負荷用MISFETのソース領域に
    接続される電源電圧線を構成し、前記第1、第2および
    第3導電膜を層間絶縁膜を介して互いに別層に形成し、
    前記基準電圧線と前記一対の局所配線および前記電源電
    圧線と前記一対の局所配線のそれぞれを互いに交差する
    ように配置したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10のいずれか1項
    に記載の半導体集積回路装置であって、前記駆動用MI
    SFETと前記負荷用MISFETの分離領域の対角線
    上のフィールド絶縁膜を後退させ、前記第1導電膜で構
    成されたゲート電極と前記半導体基板との間にゲート容
    量を形成したことを特徴とする半導体集積回路装置。
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