JPH07995Y2 - 引出しの化粧板調整部材 - Google Patents
引出しの化粧板調整部材Info
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- JPH07995Y2 JPH07995Y2 JP5203291U JP5203291U JPH07995Y2 JP H07995 Y2 JPH07995 Y2 JP H07995Y2 JP 5203291 U JP5203291 U JP 5203291U JP 5203291 U JP5203291 U JP 5203291U JP H07995 Y2 JPH07995 Y2 JP H07995Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、収納家具や厨房等の
本体部材に取り付けられる引出しの化粧板を調整する調
整部材に関するものである。
本体部材に取り付けられる引出しの化粧板を調整する調
整部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】引出しでは、従来、底板の左右に側枠が
取り付けられており、前後にはそれぞれ化粧板と後枠と
が取り付けられた構造となっている。化粧板は底板等と
同様に単板構造となっており、底板や側枠とともに一体
に組付けられている。
取り付けられており、前後にはそれぞれ化粧板と後枠と
が取り付けられた構造となっている。化粧板は底板等と
同様に単板構造となっており、底板や側枠とともに一体
に組付けられている。
【0003】これらは収納家具等の本体部材の引出し用
間口の寸法に合わせて製作されるものの、本体部材に対
する実際の取付けでは、図17に示すように、組付け誤
差等によって、例えば本体部材としての整理タンス10
0の引出しの化粧板102が左右方向に寸法d1 分ずれ
たり、あるいは、他方の引出しの化粧板104が上下方
向に寸法d2 分傾いたりすることがある。このような場
合、外観が著しく損なわれるため、底板等に対する化粧
板の組付け寸法の修正を余儀無くされるが、甚だ困難な
作業となる。
間口の寸法に合わせて製作されるものの、本体部材に対
する実際の取付けでは、図17に示すように、組付け誤
差等によって、例えば本体部材としての整理タンス10
0の引出しの化粧板102が左右方向に寸法d1 分ずれ
たり、あるいは、他方の引出しの化粧板104が上下方
向に寸法d2 分傾いたりすることがある。このような場
合、外観が著しく損なわれるため、底板等に対する化粧
板の組付け寸法の修正を余儀無くされるが、甚だ困難な
作業となる。
【0004】このため、例えば特公平2ー54727号
公報所載のもののように、側枠と化粧板との間に、化粧
板の固定を行うとともに側枠に対する化粧板の位置調整
を行える金属製の化粧板調整部材を設ける構造のものが
提案されている。これによれば、本体部材への引出しの
取付け時、化粧板の位置ずれが生じても迅速に修正がで
き、取付作業が容易となる。
公報所載のもののように、側枠と化粧板との間に、化粧
板の固定を行うとともに側枠に対する化粧板の位置調整
を行える金属製の化粧板調整部材を設ける構造のものが
提案されている。これによれば、本体部材への引出しの
取付け時、化粧板の位置ずれが生じても迅速に修正がで
き、取付作業が容易となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述の側枠
と化粧板との間に化粧板調整部材を設ける構造のもので
は、引出しを引き出した状態で側枠がわの化粧板調整部
材要素が目に触れるため、特に本体部材並びに引出しが
木質系で形成される場合には素材の異質感も加わって外
観の見劣りを否めなかった。
と化粧板との間に化粧板調整部材を設ける構造のもので
は、引出しを引き出した状態で側枠がわの化粧板調整部
材要素が目に触れるため、特に本体部材並びに引出しが
木質系で形成される場合には素材の異質感も加わって外
観の見劣りを否めなかった。
【0006】そこで、この考案は、本体部材に対する化
粧板の位置調整ができるとともに、化粧板調整部材の存
在による外観上の見劣りを回避できる引き出しの化粧板
調整部材の提供をその目的とする。
粧板の位置調整ができるとともに、化粧板調整部材の存
在による外観上の見劣りを回避できる引き出しの化粧板
調整部材の提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成すべく創案されたもので、その特徴は、引出しの前
枠の表面側に重ね合わせて設けられる化粧板の調整部材
であって、上記前枠に埋込固定される後方ベース部材
と、この後方ベース部材に対向する位置をもって上記化
粧板に埋込固定される前方ベース部材と、上記後方ベー
ス部材と前方ベース部材とのいずれか一方に上下方向に
スライド自在に設けられるスライダと、このスライダに
左右方向に形成される係合長穴と、上記スライダを他方
のベース部材側に固定する固定軸と、上記係合長穴に係
合される偏心凸部を有し上記一方のベース部材に回転可
能に設けられる調整軸とが備えられている構成にある。
達成すべく創案されたもので、その特徴は、引出しの前
枠の表面側に重ね合わせて設けられる化粧板の調整部材
であって、上記前枠に埋込固定される後方ベース部材
と、この後方ベース部材に対向する位置をもって上記化
粧板に埋込固定される前方ベース部材と、上記後方ベー
ス部材と前方ベース部材とのいずれか一方に上下方向に
スライド自在に設けられるスライダと、このスライダに
左右方向に形成される係合長穴と、上記スライダを他方
のベース部材側に固定する固定軸と、上記係合長穴に係
合される偏心凸部を有し上記一方のベース部材に回転可
能に設けられる調整軸とが備えられている構成にある。
【0008】また、この考案によれば、スライダが上下
方向に代えて左右方向にスライド自在に設けられている
とともに、係合長穴が左右方向に代えて上下方向に形成
されている構成とすることができる。
方向に代えて左右方向にスライド自在に設けられている
とともに、係合長穴が左右方向に代えて上下方向に形成
されている構成とすることができる。
【0009】また、この考案によれば、係合長穴がスラ
イダに代えて一方のベース部材に形成されているととも
に、調整軸が一方のベース部材に代えてスライダに設け
られている構成とすることができる。
イダに代えて一方のベース部材に形成されているととも
に、調整軸が一方のベース部材に代えてスライダに設け
られている構成とすることができる。
【0010】
【作用】この考案によれば、スライダが後方ベース部材
に設けられている場合において、本体部材に対して化粧
板が上下方向の位置ずれを生じた場合、調整軸が回転操
作される。調整軸の回転によって偏心凸部が上下方向に
変位し、化粧板が前方ベース部材及びスライダとともに
後方ベース部材に対してずれ寸法分上下方向に調整され
る。また、スライダが前方ベース部材に設けられている
場合には、調整軸の回転によって偏心凸部が上下方向に
変位し、化粧板が前方ベース部材とともにスライダ並び
に後方ベース部材に対してずれ寸法分上下方向に調整さ
れる。
に設けられている場合において、本体部材に対して化粧
板が上下方向の位置ずれを生じた場合、調整軸が回転操
作される。調整軸の回転によって偏心凸部が上下方向に
変位し、化粧板が前方ベース部材及びスライダとともに
後方ベース部材に対してずれ寸法分上下方向に調整され
る。また、スライダが前方ベース部材に設けられている
場合には、調整軸の回転によって偏心凸部が上下方向に
変位し、化粧板が前方ベース部材とともにスライダ並び
に後方ベース部材に対してずれ寸法分上下方向に調整さ
れる。
【0011】また、この考案によれば、スライダが後方
ベース部材に設けられている場合において、本体部材に
対して化粧板が左右方向の位置ずれを生じた場合、調整
軸が回転操作される。調整軸の回転によって偏心凸部が
左右方向に変位し、化粧板がスライダ及び前方ベース部
材とともに後方ベース部材に対してずれ寸法分左右方向
に調整される。また、スライダが前方ベース部材に設け
られている場合には、調整軸の回転によって偏心凸部が
左右方向に変位し、化粧板が前方ベース部材とともにス
ライダ並びに後方ベース部材に対してずれ寸法分左右方
向に調整される。
ベース部材に設けられている場合において、本体部材に
対して化粧板が左右方向の位置ずれを生じた場合、調整
軸が回転操作される。調整軸の回転によって偏心凸部が
左右方向に変位し、化粧板がスライダ及び前方ベース部
材とともに後方ベース部材に対してずれ寸法分左右方向
に調整される。また、スライダが前方ベース部材に設け
られている場合には、調整軸の回転によって偏心凸部が
左右方向に変位し、化粧板が前方ベース部材とともにス
ライダ並びに後方ベース部材に対してずれ寸法分左右方
向に調整される。
【0012】
【実施例】図1乃至図12はこの考案の一実施例を示す
もので、上下調整機能と左右調整機能を併有する例であ
る。収納タンス等の本体部材2には、複数の引出し4が
取り付けられている。引出し4は、底板6と、この底板
6の左右に立設された側枠8,8と、後枠10と、前面
を形成する前枠14と、この前枠14の表面側に重ね合
わせ状態に設けられる化粧板16とから構成されてお
り、化粧板16は前枠14との間に左右に設けられる化
粧板調整部材65,65によって前枠14に取り付けら
れている。
もので、上下調整機能と左右調整機能を併有する例であ
る。収納タンス等の本体部材2には、複数の引出し4が
取り付けられている。引出し4は、底板6と、この底板
6の左右に立設された側枠8,8と、後枠10と、前面
を形成する前枠14と、この前枠14の表面側に重ね合
わせ状態に設けられる化粧板16とから構成されてお
り、化粧板16は前枠14との間に左右に設けられる化
粧板調整部材65,65によって前枠14に取り付けら
れている。
【0013】化粧板調整部材65,65には、前枠14
の堀込穴14aに表面側から埋込固定される後方ベース
部材66と、化粧板16の堀込穴16aに裏面側から埋
込固定される前方ベース部材67が備えられており、後
方ベース部材66には上下位置を調整するためのスライ
ダ68が、また、前方ベース部材67には左右位置を調
整するためのスライダ69が保持されている。前枠14
の裏面には堀込穴14aに連通して操作用穴14bが形
成されており、操作用穴14bはキャップ部材34で封
口されるようになっている。
の堀込穴14aに表面側から埋込固定される後方ベース
部材66と、化粧板16の堀込穴16aに裏面側から埋
込固定される前方ベース部材67が備えられており、後
方ベース部材66には上下位置を調整するためのスライ
ダ68が、また、前方ベース部材67には左右位置を調
整するためのスライダ69が保持されている。前枠14
の裏面には堀込穴14aに連通して操作用穴14bが形
成されており、操作用穴14bはキャップ部材34で封
口されるようになっている。
【0014】後方ベース部材66は、スライダ68が上
下方向にスライド自在に設けられるベース本体70と、
このベース本体70に止めねじ71で固定される裏蓋7
2とから構成されており、一方、前方ベース部材67
は、スライダ69が左右方向にスライド自在に設けられ
るベース本体73と、このベース本体73に止めねじ7
4で固定される裏蓋75とから構成されている。
下方向にスライド自在に設けられるベース本体70と、
このベース本体70に止めねじ71で固定される裏蓋7
2とから構成されており、一方、前方ベース部材67
は、スライダ69が左右方向にスライド自在に設けられ
るベース本体73と、このベース本体73に止めねじ7
4で固定される裏蓋75とから構成されている。
【0015】また、後方ベース部材66の裏蓋72には
収容孔72aが形成されており、収容孔72aにはスラ
イダ68を上下方向に移動させる調整軸76が収容され
ている。一方、前方ベース部材67のスライダ69には
収容孔69aが形成されており、収容孔69aにはスラ
イダ69と前方ベース部材67との左右位置をずらすた
めの調整軸77が収容されている。調整軸76は、図4
に示すように、操作頭部76aと、軸本体76bと、軸
本体76bの中心からずれた位置に設けられる偏心凸部
76cとから構成されている。
収容孔72aが形成されており、収容孔72aにはスラ
イダ68を上下方向に移動させる調整軸76が収容され
ている。一方、前方ベース部材67のスライダ69には
収容孔69aが形成されており、収容孔69aにはスラ
イダ69と前方ベース部材67との左右位置をずらすた
めの調整軸77が収容されている。調整軸76は、図4
に示すように、操作頭部76aと、軸本体76bと、軸
本体76bの中心からずれた位置に設けられる偏心凸部
76cとから構成されている。
【0016】軸本体76bの外周面には、少なくとも2
箇所の位置、望ましくは径方向に対向する位置をもって
噛合部76dが形成されており、噛合部76dの下方に
は噛合部76dの撓みを許容するくり抜き部76eが形
成されている。これに対応して収容孔72aの内面に
は、図5に示すように、噛合部76dが係合する係合凹
部72eが周方向に亘って形成されている。従って、調
整軸76は噛合部76dの撓みによって強制回転が可能
であるとともに操作後は自由回転を阻止される。調整軸
77と収容孔69aとにおいても同様の構造である。
箇所の位置、望ましくは径方向に対向する位置をもって
噛合部76dが形成されており、噛合部76dの下方に
は噛合部76dの撓みを許容するくり抜き部76eが形
成されている。これに対応して収容孔72aの内面に
は、図5に示すように、噛合部76dが係合する係合凹
部72eが周方向に亘って形成されている。従って、調
整軸76は噛合部76dの撓みによって強制回転が可能
であるとともに操作後は自由回転を阻止される。調整軸
77と収容孔69aとにおいても同様の構造である。
【0017】スライダ68には、調整軸76の偏心凸部
76cが密接に係合し得る縦幅を有する係合長穴68a
が左右方向に形成されており、裏蓋75には、調整軸7
7の偏心凸部77cが密接に係合し得る横幅を有する係
合長穴75aが上下方向に形成されている。また、スラ
イダ68には、スライダ69との係合を得るための係合
片68bが突設されており、これに対応してスライダ6
9には係合片68bを挿通して係止可能な長穴69bが
形成されている。
76cが密接に係合し得る縦幅を有する係合長穴68a
が左右方向に形成されており、裏蓋75には、調整軸7
7の偏心凸部77cが密接に係合し得る横幅を有する係
合長穴75aが上下方向に形成されている。また、スラ
イダ68には、スライダ69との係合を得るための係合
片68bが突設されており、これに対応してスライダ6
9には係合片68bを挿通して係止可能な長穴69bが
形成されている。
【0018】また、スライダ68には、スライダ69と
の固定を図るための固定軸78が係合される長穴68c
が形成されているとともに、調整軸77を操作するため
の操作用孔68dが長穴68cに連設されている。スラ
イダ69には固定軸78が螺合されるねじ孔69cが形
成されており、固定軸78をスライダ69に螺合してそ
の頭部をスライダ68の長穴68cに係合した状態で締
め付けると、スライダ69は後方ベース部材66側に固
定されることになる。
の固定を図るための固定軸78が係合される長穴68c
が形成されているとともに、調整軸77を操作するため
の操作用孔68dが長穴68cに連設されている。スラ
イダ69には固定軸78が螺合されるねじ孔69cが形
成されており、固定軸78をスライダ69に螺合してそ
の頭部をスライダ68の長穴68cに係合した状態で締
め付けると、スライダ69は後方ベース部材66側に固
定されることになる。
【0019】後方ベース部材66のベース本体70のス
ライダ収容部には左右にスライダ68の離脱を阻止する
突縁70a,70aが形成されており、一方、前方ベー
ス部材67のベース本体73のスライダ収容部には上下
にスライダ69の離脱を阻止する突縁73a,73aが
形成されている。なお、ベース本体70において符号7
0bは止めねじ71のねじ孔を示し、符号70cは前枠
14にねじ込まれる止めねじ79の挿通孔を示す。ま
た、裏蓋72において、符号72bは止めねじ71の挿
通孔を示し、符号72c,72dはそれぞれ、固定軸7
8の移動用孔と調整軸77の操作用孔を示す。また、ベ
ース本体73において、符号73bは止めねじ74のね
じ孔を示し、符号73cは化粧板16にねじ込まれる止
めねじ79の挿通孔を示す。また、裏蓋75において、
符号75bは止めねじ74の挿通孔を示す。
ライダ収容部には左右にスライダ68の離脱を阻止する
突縁70a,70aが形成されており、一方、前方ベー
ス部材67のベース本体73のスライダ収容部には上下
にスライダ69の離脱を阻止する突縁73a,73aが
形成されている。なお、ベース本体70において符号7
0bは止めねじ71のねじ孔を示し、符号70cは前枠
14にねじ込まれる止めねじ79の挿通孔を示す。ま
た、裏蓋72において、符号72bは止めねじ71の挿
通孔を示し、符号72c,72dはそれぞれ、固定軸7
8の移動用孔と調整軸77の操作用孔を示す。また、ベ
ース本体73において、符号73bは止めねじ74のね
じ孔を示し、符号73cは化粧板16にねじ込まれる止
めねじ79の挿通孔を示す。また、裏蓋75において、
符号75bは止めねじ74の挿通孔を示す。
【0020】次に化粧板調整部材65による化粧板16
の調整動作を示す。例えば化粧板16が本体部材2に対
して上方向に寸法d3 の調整を必要とする場合、図7に
示すように、調整軸76がドライバ等の操作具で矢印R
方向に回転操作される。偏心凸部76cの上下方向の変
位によってスライダ68が後方ベース部材66に対して
上下方向にずれ、図8及び図9に示すように、上下方向
の調整がなされる。
の調整動作を示す。例えば化粧板16が本体部材2に対
して上方向に寸法d3 の調整を必要とする場合、図7に
示すように、調整軸76がドライバ等の操作具で矢印R
方向に回転操作される。偏心凸部76cの上下方向の変
位によってスライダ68が後方ベース部材66に対して
上下方向にずれ、図8及び図9に示すように、上下方向
の調整がなされる。
【0021】また、左右方向に寸法d4 分調整する場合
には、図10に示すように、調整軸77が矢印R方向に
回転操作される。偏心凸部77cの左右方向の変位によ
って前方ベース部材67がスライダ69に対して左右方
向にずれ、図11及び図12に示すように、左右方向の
調整がなされる。
には、図10に示すように、調整軸77が矢印R方向に
回転操作される。偏心凸部77cの左右方向の変位によ
って前方ベース部材67がスライダ69に対して左右方
向にずれ、図11及び図12に示すように、左右方向の
調整がなされる。
【0022】以上の通り、化粧板調整部材65を化粧板
16と前枠14との間に設ける構成とすれば、本体部材
2に対する化粧板16の位置調整を容易に行えるととも
に、化粧板調整部材65の存在による外観の見劣りを回
避することができる。この例では後方ベース部材66と
前方ベース部材67とがそれぞれ前枠14と化粧板16
とに埋込固定されるので、化粧板調整部材65を設けた
ことによる外観上の見劣りは、唯一 、外部からは見え
にくい前枠14の裏面に位置する操作用穴14bである
が、この操作用穴14bはキャップ部材34で封口され
るので、外観上の見劣りは殆ど無い状態となる。
16と前枠14との間に設ける構成とすれば、本体部材
2に対する化粧板16の位置調整を容易に行えるととも
に、化粧板調整部材65の存在による外観の見劣りを回
避することができる。この例では後方ベース部材66と
前方ベース部材67とがそれぞれ前枠14と化粧板16
とに埋込固定されるので、化粧板調整部材65を設けた
ことによる外観上の見劣りは、唯一 、外部からは見え
にくい前枠14の裏面に位置する操作用穴14bである
が、この操作用穴14bはキャップ部材34で封口され
るので、外観上の見劣りは殆ど無い状態となる。
【0023】次に図13乃至図16はこの考案の第2の
実施例を示す。上記例の変形例で、且つ、前後調整機能
を有する例である。位置調整部材80,80には、前枠
14に固定される後方ベース部材81と、化粧板16に
固定される前方ベース部材82が備えられており、後方
ベース部材81には左右位置を調整するためのスライダ
83が、また、前方ベース部材82には上下位置を調整
するためのスライダ84が保持されている。
実施例を示す。上記例の変形例で、且つ、前後調整機能
を有する例である。位置調整部材80,80には、前枠
14に固定される後方ベース部材81と、化粧板16に
固定される前方ベース部材82が備えられており、後方
ベース部材81には左右位置を調整するためのスライダ
83が、また、前方ベース部材82には上下位置を調整
するためのスライダ84が保持されている。
【0024】後方ベース部材81は、スライダ83が左
右方向にスライド自在に設けられるベース本体85と、
このベース本体85に止めねじ86で固定される裏蓋8
7とから構成されており、一方、前方ベース部材82
は、スライダ84が上下方向にスライド自在に設けられ
るベース本体88と、このベース本体88に止めねじ8
9で固定される裏蓋90とから構成されている。
右方向にスライド自在に設けられるベース本体85と、
このベース本体85に止めねじ86で固定される裏蓋8
7とから構成されており、一方、前方ベース部材82
は、スライダ84が上下方向にスライド自在に設けられ
るベース本体88と、このベース本体88に止めねじ8
9で固定される裏蓋90とから構成されている。
【0025】また、後方ベース部材81の裏蓋87には
収容孔87aが形成されており、収容孔87aにはスラ
イダ83を左右方向に移動させる調整軸91が収容され
ている。一方、前方ベース部材82のスライダ84には
収容孔84aが形成されており、収容孔84aにはスラ
イダ84と前方ベース部材82との上下位置をずらすた
めの調整軸92が収容されている。調整軸91,92は
それぞれ、操作頭部91a,92aと、軸本体91b,
92bと、偏心凸部91c,92cとから構成されてお
り、軸本体91b,92bの外周面には収容孔87a,
84aに対する滑り止め加工が施されている。
収容孔87aが形成されており、収容孔87aにはスラ
イダ83を左右方向に移動させる調整軸91が収容され
ている。一方、前方ベース部材82のスライダ84には
収容孔84aが形成されており、収容孔84aにはスラ
イダ84と前方ベース部材82との上下位置をずらすた
めの調整軸92が収容されている。調整軸91,92は
それぞれ、操作頭部91a,92aと、軸本体91b,
92bと、偏心凸部91c,92cとから構成されてお
り、軸本体91b,92bの外周面には収容孔87a,
84aに対する滑り止め加工が施されている。
【0026】スライダ83には、調整軸91の偏心凸部
91cが密接に係合し得る横幅を有する係合長穴83a
が上下方向に形成されており、裏蓋90には、調整軸9
2の偏心凸部92cが密接に係合し得る縦幅を有する係
合長穴90aが左右方向に形成されている。また、スラ
イダ83には、スライダ84との係合を得るための係合
凹部83bが形成されており、これに対応してスライダ
84には係合凸部84bが形成されている。
91cが密接に係合し得る横幅を有する係合長穴83a
が上下方向に形成されており、裏蓋90には、調整軸9
2の偏心凸部92cが密接に係合し得る縦幅を有する係
合長穴90aが左右方向に形成されている。また、スラ
イダ83には、スライダ84との係合を得るための係合
凹部83bが形成されており、これに対応してスライダ
84には係合凸部84bが形成されている。
【0027】また、スライダ83には、スライダ84と
の固定を図るための固定軸93が合される長穴83cが
形成されているとともに、調整軸92を操作するための
操作用孔83dが長穴83cに連設されている。一方、
スライダ84には固定軸93が螺合されるねじ孔84c
が形成されており、固定軸93をスライダ84に螺合し
てその頭部をスライダ83の長穴83cに係合した状態
で締め付けると、スライダ84は後方ベース部材81側
に固定されることになる。
の固定を図るための固定軸93が合される長穴83cが
形成されているとともに、調整軸92を操作するための
操作用孔83dが長穴83cに連設されている。一方、
スライダ84には固定軸93が螺合されるねじ孔84c
が形成されており、固定軸93をスライダ84に螺合し
てその頭部をスライダ83の長穴83cに係合した状態
で締め付けると、スライダ84は後方ベース部材81側
に固定されることになる。
【0028】また、スライダ83には、上下方向に間隔
をおいてねじ孔83e,83eが形成されており、ねじ
孔83e,83eには、前後調整並びに上下方向の傾き
調整をするための調整ねじ94,94が螺合されてい
る。そして、調整ねじ94の先端はスライダ84の裏面
を押圧するようになっている。調整ねじ94に対応する
位置をもって裏蓋87には調整ねじ94の頭部を収容す
る収容孔87bが形成されている。
をおいてねじ孔83e,83eが形成されており、ねじ
孔83e,83eには、前後調整並びに上下方向の傾き
調整をするための調整ねじ94,94が螺合されてい
る。そして、調整ねじ94の先端はスライダ84の裏面
を押圧するようになっている。調整ねじ94に対応する
位置をもって裏蓋87には調整ねじ94の頭部を収容す
る収容孔87bが形成されている。
【0029】後方ベース部材81のベース本体85のス
ライダ収容部には上下にスライダ83の離脱を阻止する
突縁85a,85aが形成されており、一方、前方ベー
ス部材82のベース本体88のスライダ収容部には左右
にスライダ84の離脱を阻止する突縁88a,88aが
形成されている。なお、ベース本体85において符号8
5bは止めねじ86のねじ孔を示し、符号85cは前枠
14にねじ込まれる止めねじ95の挿通孔を示す。ま
た、裏蓋87において、符号87cは止めねじ86の挿
通孔を示し、符号87dは調整軸92の操作用孔を示
す。また、ベース本体88において、符号88bは止め
ねじ89のねじ孔を示し、符号88cは化粧板16にね
じ込まれる止めねじ95の挿通孔を示す。また、裏蓋9
0において、符号90bは止めねじ89の挿通孔を示
す。
ライダ収容部には上下にスライダ83の離脱を阻止する
突縁85a,85aが形成されており、一方、前方ベー
ス部材82のベース本体88のスライダ収容部には左右
にスライダ84の離脱を阻止する突縁88a,88aが
形成されている。なお、ベース本体85において符号8
5bは止めねじ86のねじ孔を示し、符号85cは前枠
14にねじ込まれる止めねじ95の挿通孔を示す。ま
た、裏蓋87において、符号87cは止めねじ86の挿
通孔を示し、符号87dは調整軸92の操作用孔を示
す。また、ベース本体88において、符号88bは止め
ねじ89のねじ孔を示し、符号88cは化粧板16にね
じ込まれる止めねじ95の挿通孔を示す。また、裏蓋9
0において、符号90bは止めねじ89の挿通孔を示
す。
【0030】化粧板16の上下位置を調整する場合に
は、調整軸92がドライバ等の操作具で回転操作され
る。偏心凸部92cの上下方向の変位によって前方ベー
ス部材2がスライダ84に対して上下方向にずれ、これ
によって上下調整がなされる。また、左右位置を調整す
る場合には、調整軸91回転操作される。偏心凸部91
cの左右方向の変位によって、スライダ84が後方ベー
ス部材81に対して左右方向にずれ、これによって左右
調整がなされる。
は、調整軸92がドライバ等の操作具で回転操作され
る。偏心凸部92cの上下方向の変位によって前方ベー
ス部材2がスライダ84に対して上下方向にずれ、これ
によって上下調整がなされる。また、左右位置を調整す
る場合には、調整軸91回転操作される。偏心凸部91
cの左右方向の変位によって、スライダ84が後方ベー
ス部材81に対して左右方向にずれ、これによって左右
調整がなされる。
【0031】また、前後調整をする場合には、図16に
示すように、固定軸93を緩めて上下の各調整ねじ94
を同じ螺合量で調整し、調整後固定軸93を締め付け
る。また、上下方向の傾きを調整する場合には、上下の
各調整ねじ94の螺合量を個々に操作して傾斜ずれを修
正する。
示すように、固定軸93を緩めて上下の各調整ねじ94
を同じ螺合量で調整し、調整後固定軸93を締め付け
る。また、上下方向の傾きを調整する場合には、上下の
各調整ねじ94の螺合量を個々に操作して傾斜ずれを修
正する。
【0032】なお、上記各例では、各構成要素を特定の
形状で示したが、これに限られるものではなく、上記調
整機能を達成し得る範囲で種々設計変更できるものであ
る。
形状で示したが、これに限られるものではなく、上記調
整機能を達成し得る範囲で種々設計変更できるものであ
る。
【0033】
【考案の効果】この考案によれば、本体部材に対する化
粧板の上下方向あるいは左右方向の位置ずれを容易に修
正することができる。また、位置調整部材が化粧板と前
枠との間に設けられるので、引き出した時に容易に目に
触れることがなく、よって、位置調整部材の存在による
外観の見劣りを回避することができる。
粧板の上下方向あるいは左右方向の位置ずれを容易に修
正することができる。また、位置調整部材が化粧板と前
枠との間に設けられるので、引き出した時に容易に目に
触れることがなく、よって、位置調整部材の存在による
外観の見劣りを回避することができる。
【0034】また、この考案によれば、調整軸の回転操
作のみで化粧板の調整を行えるので操作性の向上を図る
ことができる。
作のみで化粧板の調整を行えるので操作性の向上を図る
ことができる。
【図1】この考案に係る引出しの化粧板調整部材の一実
施例を示す概要斜視図である。
施例を示す概要斜視図である。
【図2】概要縦断面図である。
【図3】化粧板調整部材の分解斜視図である。
【図4】調整軸の斜視図である。
【図5】調整軸の回り止め構造を示す概要断面図であ
る。
る。
【図6】概要水平断面図である。
【図7】前枠の裏面側から見た上下調整動作を示す概要
図である。
図である。
【図8】前枠の裏面側から見た上下調整動作を示す概要
図である。
図である。
【図9】図2の状態から化粧板を上方向に位置調整した
概要縦断面図である。
概要縦断面図である。
【図10】化粧板の裏面側から見た左右調整動作を示す
概要図である。
概要図である。
【図11】化粧板の裏面側から見た左右調整動作を示す
概要図である。
概要図である。
【図12】図6の状態から化粧板を左方向に位置調整し
た概要水平断面図である。
た概要水平断面図である。
【図13】この考案の第2の実施例を示す概要縦断面図
である。
である。
【図14】第2の実施例における化粧板調整部材の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図15】第2の実施例の概要水平断面図である。
【図16】第2の実施例の前後方向の位置調整を示す概
要縦断面図である。
要縦断面図である。
【図17】収納家具の化粧板の位置ずれを示す概要正面
図である。
図である。
4 引出し 14 前枠 16 化粧板 66,81 後方ベース部材 67,82 前方ベース部材 68,69,83,84 スライダ 68a,75a,83a,90a 係合長穴 76,77,91,92 調整軸 76c,77c,91c,92c 偏心凸部 78,93 固定軸
Claims (3)
- 【請求項1】 引出しの前枠の表面側に重ね合わせて設
けられる化粧板の調整部材であって、上記前枠に埋込固
定される後方ベース部材と、この後方ベース部材に対向
する位置をもって上記化粧板に埋込固定される前方ベー
ス部材と、上記後方ベース部材と前方ベース部材とのい
ずれか一方に上下方向にスライド自在に設けられるスラ
イダと、このスライダに左右方向に形成される係合長穴
と、上記スライダを他方のベース部材側に固定する固定
軸と、上記係合長穴に係合される偏心凸部を有し上記一
方のベース部材に回転可能に設けられる調整軸とが備え
られている引出しの化粧板調整部材。 - 【請求項2】 スライダが上下方向に代えて左右方向に
スライド自在に設けられているとともに、係合長穴が左
右方向に代えて上下方向に形成されている請求項1記載
の引出しの化粧板調整部材。 - 【請求項3】 係合長穴がスライダに代えて一方のベー
ス部材に形成されているとともに、調整軸が一方のベー
ス部材に代えてスライダに設けられている請求項1又2
記載の引出しの化粧板調整部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5203291U JPH07995Y2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 引出しの化粧板調整部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5203291U JPH07995Y2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 引出しの化粧板調整部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054938U JPH054938U (ja) | 1993-01-26 |
| JPH07995Y2 true JPH07995Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=12903474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5203291U Expired - Fee Related JPH07995Y2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 引出しの化粧板調整部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07995Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP5203291U patent/JPH07995Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH054938U (ja) | 1993-01-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |