JPH09507742A - Neurosporacrassaから得られるグルコアミラーゼプロモーターおよび異種ポリペプチドの生産におけるその使用 - Google Patents
Neurosporacrassaから得られるグルコアミラーゼプロモーターおよび異種ポリペプチドの生産におけるその使用Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、糸状菌類における異種ペプチドの生産を加工するための方法および組換え手段に関する。本発明は、グルコアミラーゼ遺伝子中に制限部位を提供するためのグルコアミラーゼ遺伝子の遺伝的操作を含み、その結果上記遺伝子のプロモーター配列を異種ペプチドに結合し得、それによって上記ペプチドの生産が、グルコアミラーゼ遺伝子のプロモーター配列の制御下にある。
Description
【発明の詳細な説明】
Neurospora crassaから得られるグルコアミラーゼプロモーター
および異種ポリペプチドの生産におけるその使用
本発明は、より特定すれば、しかし限定されないが、異種ペプチド生産のため
の発現カセットおよび発現/分泌カセットの方法および組換え手段に関する。本
発明の方法および手段は、糸状菌類そしてより特定すればアカパンカビ(Neurosp
ora crassa)のバイオテクノロジー的利用由来のペプチドなどの生産において特
定の用途を有する。
糸状菌類は、十分量のタンパク質、特に加水分解酵素を分泌する。これら酵素
の多くは、抗生物質および有機酸の生産、デンプンの糖化、グルコース異性体化
、ワインおよびフルーツジュースの処理、およびセルロースおよびリグニンの分
解のような工業的プロセスにおいて用いられている(Bennett 1985;Bu'Lockおよ
びKristiansen 1987)。そのような酵素の遺伝子のプロモーターおよびシグナル
配列は、異種遺伝子発現のための宿主として糸状菌類を開発するための操作の標
的を代表する。この技術の可能性は、Aspergillus属を特に参照してレビューさ
れている(Van den Hondelら 1991)。
本明細書で用いられる用語「異種遺伝子発現」は、特定の宿主で存在しないま
たは一般的でない遺伝子の発現を意味する。
Neurospora属は、異種遺伝子発現のための宿主としてその可能な開発を目的と
する研究についていくつかの利点を有している。
より特定すれば、Neurospora crassa種は、すべての糸状菌類の中で最も完全
に研究され、および特徴付けられ(Perkins DD[1992]genetics 130:687-700でレ
ビューされている)、他の任意の種に比べ、より多くの遺伝子が特徴付けられそ
してより多くの遺伝子がクローン化されている。それは、増殖要求性が単純で非
常に増殖が速い。それは広範な炭素源および窒素源上で増殖し、そして単一の、
ビオチンについての複合体増殖要求性を有する。それは液体培地中または固体培
地上で増殖する。それは、毒性の二次代謝物を生産せず、そして事実、伝統的な
東洋のヒト食品微生物である。
Neurosporaは、実際、固体培地中で増殖し、そしてポリサッカライド炭素源を
利用するために効率的な分泌酵素系を有する。これらは、デンプンで誘導される
場合分泌される主要なタンパク質であるグルコアミラーゼを含む。野生型Neuros
poraで分泌されるタンパク質は、培養後の培地で約1g/lのレベルに達し、グル
コアミラーゼは、デンプンで誘導されたとき、分泌タンパク質全体の約20%を占
める。グルコアミラーゼについては、炭素カタボライトリプレッション、および
基質またはそのような基質の特定の部分加水分解生成物による誘導の2種の制御
成分についての証拠がある。
グルコアミラーゼは、以下のいくつかの菌類からクローン化され、および特徴
付けられている:Aspergillus awamori(Nunbergら、1984)、A.awamori var.kawa
chi(Hayashidaら、1989)、A.niger(Boelら、1984)、A.oryzae(Hataら、1991)、A
.shirousami(Shibuyaら、1990)、Humicola grisea var.thermoidea(Berkaら、
私信)、Rhizopus oryzae(Ashikariら、1986)、Saccharomyces cerevisiae(Pardo
ら、1988)、S.diastaticus(Yamashitaら、1985)、S.fibuligera(Itohら、1987)
、およびS.occidentalis(Dohmenら 1990)。
グルコアミラーゼ(エクソ-1,4-x-D-グルカングルコヒドロラーゼ、EC 3.2.1.3
)は、種々の糸状菌類により大量に分泌される。それらはデンプンならびにその
他のポリおよびオリゴサッカライドの非還元末端から単一のグルコース単位の除
去を触媒する。工業的プロセスにおけるそれらの使用は、デンプンからのグルコ
ースシロップの生産(Kennedyら 1988)、および日本における酒(コメのワイン)
の発酵を含む。上記の糸状菌類Aspergillus種における異種発現系は、通常、発
現を駆動するためにそれらのグルコアミラーゼプロモーター、外来ペプチドを分
泌するためにそれらのシグナル配列、および終結のためにそれらの3'フランキン
グ領域を使用する(Archerら 1990;Wardら 1990、1992)。
Koh-Luarら(1989)は、種々の炭素源上で増殖するNeurospora crassaの培養上
清を分析し、そして最も多量に存在するタンパク質は、約69kDaのグルコアミラ
ーゼであったことを示した。このタンパク質は精製され、そしてこのグルコアミ
ラーゼのN-末端配列が決定された。
グルコアミラーゼ遺伝子の高発現および分泌特性は、それを異種遺伝子発現に
おける使用のための魅力的な候補にする。グルコアミラーゼプロモーターは、グ
ルコアミラーゼのオープンリーディングフレームとは別に使用され得、従って、
プロモーターの高い転写レベルおよび細胞外炭素に応答する制御を利用し得る。
高度に分泌されるグルコアミラーゼ遺伝子のオープンリーディングフレームは、
Neurospora crassaの分泌経路中へ外来タンパク質を向けるためにグルコアミラ
ーゼプロモーターと組み合わせて使用され得る。この場合、グルコアミラーゼ遺
伝子のオープンリーディングフレーム全体または一部分が、外来遺伝子にフレー
ムを合わせて結合され得る。
本明細書で、本発明者らは、Neurospora crassaのグルコアミラーゼ遺伝子gla
-1のDNA配列をフランキング配列とともに報告し、そしてそのアミノ酸配列をそ
の他のグルコアミラーゼと比較する。
上記遺伝子のDNA配列構造を得、本発明者らは、予期せぬ非常に高いレベルの
、制御されたプロモーターを特徴付け、そして炭素カタボライトリプレッション
およびデンプンまたはその代謝物のようなポリサッカライド基質によるその誘導
の鍵となる特徴を決定した。この情報により、本発明者らは、この高レベル制御
プロモーターを、任意の他の予め選択されたペプチドとともに含む発現カセット
および発現/分泌カセットを遺伝的に改変する立場にある。このペプチドの生産
の制御は、このプロモーターの抑制および誘導特徴に従う。従って、本発明者ら
は、炭素異化代謝物(catabolite)の存在または非存在に従いこのペプチドの生産
を選択的にコントロールし得る。
この技術が遺伝子工学工業において非常に重要であることは明白である。何故
なら、それが二次代謝物を産生することなく、非常に効率的および安価な方法で
予め決定されたペプチドの選択的な生産を可能にするからである。さらに、Neur
osporaは、酵母のようでなく、他の糸状子嚢菌類のように、哺乳動物のグリコシ
ル化と類似の方法でタンパク質をグリコシル化する傾向にあり、生物学的活性に
グリコシル化を必要とする任意の異種産生される哺乳動物ペプチドが実際に生物
学的に活性であるという合理的な予測が存在する。
さらに、Neurosporaは、一般にゲノム中の非相同(heterologous)の位置に、少
なくとも栄養増殖的に安定に組み込まれる形質転換配列をもって高効率で形質転
換され得る。
さらに、本発明者らはまた、異種遺伝子発現のためのベクターとして遺伝子の
有用性を改善するグルコアミラーゼコード領域の改変を本明細書で報告する。
本発明の第1の局面によれば、それ故、図1に示されるDNA配列構造、または
機能的に等価なヌクレオチド配列であるその部分を有する制御プロモーターが提
供される。
本発明の第2の局面によれば、図1に示されるDNA配列構造、またはその部分
を有する、そして特に、図1に示されるDNA配列構造の最初の1000ヌクレオチド
の配列構造、またはその部分を有する制御プロモーターおよび上流アクティベー
ターが提供される。
好ましくは、図1に示されるDNA配列構造は、図1に示されるアミノ酸配列の
タンパク質、または図1に示されるアミノ酸配列を実質的に有する等価な生物学
的活性のタンパク質をコードする。
図1に示されるDNA配列構造は、タンパク質グルコアミラーゼをコードするの
で、本発明の制御プロモーターは、グルコアミラーゼ遺伝子の発現をコントロー
ルするプロモーターであるという結論になる。
本発明の第3の局面によれば、先に記載のような制御プロモーターがさらにリ
ンカーを有し、それによってこのプロモーターと所望のタンパク質をコードする
予め選択された遺伝子との連結が促進される制御プロモーターが提供される。
さらになお、本発明の局面によれば、先に記載のDNA配列構造を取り込むベク
ターまたはプラスミド(pPS8)が提供される。
好ましくは、上記ベクターまたはプラスミドは、ヌクレオチド98のBamHI部位
とヌクレオチド1002のHindIII部位との間に位置する上記DNA配列構造の904ヌク
レオチドのフラグメントを取り込んでいる。
さらになお、本発明の局面によれば、少なくとも先に記載の制御プロモーター
DNA配列および異種ペプチドをコードする予め選択された遺伝子を含む発現カセ
ットが提供される。
好ましくは、発現カセットはまた上流アクティベーター配列を含む。
好ましくは、さらになお上記発現カセットは、理想的には、ヒグロマイシン耐
性をコードする遺伝子である、Neurosporaにおいて選択可能なマーカーを含む。
好ましくは、さらになお上記の発現カセットは、理想的には、E.coli由来の複
製起点、およびまた好ましくはE.coliで選択可能なマーカー、例えば、アンピシ
リン耐性をコードする遺伝子を含む。
好ましくは、さらになお上記の発現カセットは、マルチクローニング部位を取
り込み、それによって任意の予め選択された遺伝子配列の挿入が転写融合により
取り込まれ得る。
さらになお、本発明の局面によれば、任意の、1つまたは先に述べた発現特徴
の組み合わせを取り込み、そして分泌シグナルをコードするDNA配列構造をさら
に取り込む発現/分泌カセットが提供される。
好ましくは、上記発現/分泌カセットは、異種ペプチドのコード配列に翻訳レ
ベルで融合される先に記載のDNA配列を含む。
好ましくは、3種の異なる発現/分泌カセットが提供される。多重クローニン
グ部位オリゴヌクレオチドは、それぞれリーディングフレームが異なり、異種ペ
プチドのコード配列に、フレームが合った翻訳融合を許容する。これは、合成の
多重クローニング部位オリゴヌクレオチドの末端を適切に設計することより達成
される。
発現/分泌カセットの提供が、異種ペプチドが発現されそして次いで培養培地
中に分泌されることの両方を可能にすることは、当業者に明らかである。しかし
、このことは、製造され得るペプチドの範囲を制限するが、利点は、この方法を
用いて製造され得るこれらペプチドの精製を容易にすることである。
本発明の好ましい実施態様において、選択される異種ペプチドは、インスリン
、ヒト成長ホルモン、インターロイキン、または実際任意の他の適切なペプチド
のような医学的または薬学的ペプチドである。
さらになお、本発明の局面によれば、発現カセットおよび/または発現/分泌カ
セット(本発明の実施を可能にするために以下に記載のような構築物またはプラ
スミドとも称される)が提供される。
本発明の好ましい実施態様では、図3に示されるようなプラスミドpGla-XhoI
が提供される。
さらになお本発明の実施態様では、図5に示されるようなプラスミドpGla-Mro
Iが提供される。
さらになお本発明の実施態様では、図6に示されるようなプラスミドpGEが提
供される。
さらになお本発明の実施態様では、図8に示されるようなプラスミドpGSが提
供される。
本発明のさらに好ましい構築物またはプラスミドは、中間体と呼ばれ、そして
上記のプラスミドを提供するために単離または組み合わせのいずれかで用いられ
るプラスミドを含み、例えば、中間体構築物は、構築物pGEを製造するために用
いられるプラスミドpGla XL-、pGla XLX、およびpGla MXLXを含み、そして他の
中間体構築物は、構築物pGSを製造するために用いられるpGla-XhoIを含む。
さらになお本発明の別の局面によれば、本明細書で記載される構築物またはプ
ラスミドを製造するためのプライマーが提供され、そのプライマーは図4に示さ
れる。
より短いプライマー配列が本発明を実施するために使用され得ること、または
図4に記載されるプライマー内の1つまたはそれ以上の塩基の置換が使用され得
、ハイブリダイゼーションが達成され得ることは当業者に明らかである。従って
、より短いプライマー配列または少数の内部塩基置換を有する配列が、本発明を
実施するために使用され得、そして本明細書で記載される方法を用いるこの目的
に容易に試験され得ると結論付けられる。
さらになお本発明の別の局面によれば、糸状菌類を形質転換する方法が提供さ
れ、この方法は、組換え技術を用いて、少なくとも1つの、先に記載の発現カセ
ットおよび/または分泌/発現カセットを菌類に挿入することを包含する。
本発明の好ましい実施態様では、上記糸状菌類はNeurospora crassaである。
さらになお本発明の別の局面によれば、本発明に従う、少なくとも1つの発現
カセットおよび/または発現/分泌カセットを含む糸状菌類が提供される。
好ましくは、上記糸状菌類はNeurospora crassaである。
さらになお本発明の別の局面によれば、少なくとも1つの糸状菌類から、予め
選択された異種ペプチド生産方法が提供され、この方法は以下の工程を包含する
:
a)先に記載の発現カセットまたは発現/分泌カセットのいずれかを提供する工程
。
b)予め選択された糸状菌類種を、少なくとも1つの上記カセットで形質転換する
工程。
c)上記形質転換された菌類を培養する工程;および
d)上記異種ペプチドを回収する工程。
本発明を、今や、本明細書の以下の図面を参照して、実施例のみにより記載す
る。
図1は、グルコアミラーゼ遺伝子のDNA配列構造、およびタンパク質グルコア
ミラーゼの対応するアミノ酸配列構造を示す。グルコアミラーゼのリーディング
フレームを大文字で、その翻訳を下にともに示す。非翻訳領域は小文字で示す。
ヌクレオチドの番号付けは、ATGのAが+1であることを基礎にする。アミノ酸の
番号付けは括弧内にある。推定のプロモーター要素は太線で下線を引いた。イン
トロンの機能的ドメインは太文字である。タンパク質のリーダー配列は太文字で
あり、シグナル切断部位は矢印で示す。Lys-Arg(Kex2)プロペプチドプロセッシ
ング部位には下線を引いた。推定のポリアデニル化シグナルにも太線で下線をひ
いた。
図2は、プラスミドpPS8を示す図である。
図3は、プラスミドpGla-XhoIのDNA配列構造を示す。
図4は、グルコアミラーゼ遺伝子の最後のコドンでMroI部位の作製に用いられ
たプライマーを示す。
図5は、プラスミドpGla-MroIのDNA配列構造を示す。
図6は、プラスミドpGEのDNA配列構造を示す。
図7は、グルコアミラーゼ遺伝子における第2番目のKex-2部位に対するSalI
部位の相対的位置を示す。
図8は、プラスミドpGSのDNA配列構造を示し;そして
図9は、試験されたすべての発現ベクターからのDSPAの最も高い収量を示す。グルコアミラーゼ遺伝子のクローニング
Neurosporaグルコアミラーゼ遺伝子gla-1のクローン化および配列決定を、他
の種由来の遺伝子の配列アラインメント、ネステッド(nested)PCRプライマーの
設計、およびベクターλJ1中のNeurosporaゲノムライブラリーからのゲノムクロ
ーンを同定するために用いられたPCRによるフラグメントの生産のような、従来
法により実施した。クローンをpBluescript中にサブクローン化し、そしてサン
ガーのジデオキシ法により配列決定した。
この遺伝子は、グリコシル化されていない、分子量66,575Daの626個のアミノ
酸の推定されるタンパク質をコードする。これは、既知の分泌タンパク質のN末
端と比較したとき、35個のアミノ酸のリーダーペプチドを含む。
本発明者らは、翻訳開始コドンの938塩基対上流を配列決定した。ATGコドンに
関して-101の位置にTATAボックスが存在した。実際の配列はTATATAAであり、そ
して真核生物のコンセンサスはTATA(A/T)TAである。いくつかの可能な、完全で
はないけれども、CAATボックスが、TATAボックスの上流に存在し、最も機能しそ
うなCAATボックスは、ATG開始コドンに対して-133にある(CATCAATAT)。真核生物
コンセンサス配列はGG(C/T)CAATCTである。
翻訳の開始点は、開始AUGに関して、位置-3のプリンに非常に強い要求性を有
することが示されている。必須プロモーター領域の単離
プロモーター、制御領域、およびおそらくまた任意のUAS(上流アクティベータ
ー配列)が、決定された配列の最初の938ヌクレオチドに含まれている。これは、
クローンの残りとともに、本発明者らのプラスミドpPS8に含まれている。ヌクレ
オチド98のBamHI部位と、ヌクレオチド1002のHindIII部位との間の904のヌクレ
オチドフラグメントは、プロモーターの主要な部分および遺伝子産物のシグナル
ペプチドのN末端主要部分を含み、容易にサブクローン化され得、そして適切な
レポーター遺伝子でプロモーターおよびデンプン制御活性について試験され得る
。
ヌクレオチド1002で適切な制限部位が、この遺伝子のオープンリーディングフ
レームのN末端部分内で同定され、そして適切な構築物が、レポーター遺伝子を
用いて、以下に記載されるようにプロモーター活性および制御機能を研究するた
めに作製された。プラスミドpPS8
図2はpPS8プラスミドの図である。2重線で示される、左上部の2つのClaI部
位の間の約2kb部分はベクターpBluescriptである。pBluescriptをその多重クロ
ーニング部位中の単一のClaI部位で切断すること、およびグルコアミラーゼ遺伝
子を含むNeurospora ClaIフラグメントを挿入することで構築物が得られる。円
弧でラベルした外側のgla遺伝子は、N-末端からC-末端に伸びる遺伝子のコード
領域のおおよその位置を示す。プロモーター領域は、12時の位置にあるClaI部位
とコード領域のN-末端との間の約1kbの上流領域にある。数字は、制限フラグメ
ントのおおよそのサイズを、ヌクレオチド対で示す。BamHI、HindIIIおよびEcoR
Iに対する制限部位を、参考としてNeurospora挿入物中に示す。レポーター遺伝子の選択
2種の自明なレポーター遺伝子の選択が存在する。これらの第1番目は、良く
特徴付けられた、プラスミドpNom123中で利用可能なGUS(β-グルクロニダーゼ)
レポーター遺伝子である。これは、そのNeurosporaで選択可能なマーカーとして
hphヒグロマイシン耐性遺伝子を有する。それに代わるレポーター遺伝子は、Neu
rospora tyrチロシナーゼ構築物pTry103である。プロモーターの必須配列の単離
特定のプロモーターの特徴は既に配列相同性により同定されている。これらは
、これらプロモーターの特徴についてのコンセンサス配列に対するそれらの類似
性の故、ヌクレオチド804-812の推定のCAATボックス(実際の配列はCATCAATAT)お
よびヌクレオチド838-844のTATAボックス(実際の配列はTATATAA)を含む。Asperg
illus α-アミラーゼのプロモーター配列との相同性により同定される他の特徴
は、約75%の配列相同性を有する、Neurospora gla-1配列のヌクレオチド301-34
0領域である。これは、UAS、または他の必須の特徴であり得る。2つの転写起点
が
また、ヌクレオチド885およびヌクレオチド892で、プライマー伸長により同定さ
れている。
必須プロモーターの限定の実験調査は、サブクローン化したブロモーター-レ
ポーター遺伝子構築物の切断、およびサブクローンの5'-末端からにおける欠失
により行われた。これは、利用可能な制限部位に条件付けられる特定の制限フラ
グメントの欠失、またはエクソヌクレアーゼ分解のいずれか含む。いずれの場合
においても、短縮化された「プロモーター」を、レポーター構築物に再連結し、
そして残存プロモーター活性および制御について試験した。
必須プロモーターの限定の実験調査は、サブクローン化プロモーター-レポー
ター遺伝子構築物の切断、およびサブクローンの5'-末端からにおける欠失によ
り行われた。これは、マングビーン(mung bean)エクソヌクレアーゼ消化を用い
て行った。あるいは、それは、一組(nested)の欠失のセットを提供するように、
適切な任意の制限部位を用いて実施され得る。これらの欠失、または短縮化され
たプロモーター配列は、レポーター構築物に再連結され、そして残存プロモータ
ー活性および制御について試験した。発現カセットの構築
プラスミドpGla-XhoI、pGla-MroI、pGEの寄託がなされ、そして寄託の詳細
は、本明細書に滞りなく添付される。
すべてのDNA改変酵素は、New England BiolabまたはBoehringer Mannheimから
購入した。プラスミドは、DH-5a E.coli細胞に形質転換した。
小胞体中に外来タンパク質を標的することにおいて使用するグルコアミラーゼ
遺伝子の改変は、グルコアミラーゼ遺伝子のオープンリーディングフレーム中の
都合の良い制限部位の挿入を必要とし、そしてより好ましくは、この制限部位は
、グルコアミラーゼ遺伝子のオープンリーディングフレームの最後のコドンに位
置した。制限部位tggccaは、Boehringer Mannheimにより販売される制限酵素Mro
IおよびNew England Biolabsにより販売されるBspEIにより認識され、最初の例
においてグルコアミラーゼ遺伝子の最後のコドンに配置された。制限部位tggcca
は、以後本明細書ではMroIと称される。MroI部位を加工するために、PCRプライ
マー
を作製した。5'プライマーは、グルコアミラーゼオープンリーディングフレー
ムの位置2163の単一のPpumI部位を包含する(図3参照)。MroI部位を含む3'プ
ライマーは、gla遺伝子の3'末端でハイブリダイズする(図4参照)。
MroI部位を有するグルコアミラーゼを2工程の手順で作製した。
1.5'上流PCRフラグメントを増幅し、そしてpNEB 193ベクター中のSmaI部位中
にクローン化した。PCRフラグメントの方向を正しくし、そこで5'PpuI部位がpN
EB193のポリリンカー上のEcoRI部位の近位にあった。適切なクローンをpMroと名
付けた。
pMroI:Eco Sac,PpumI PCR MroI AscI、XbaI、HindIII
2.次いで、gla遺伝子の残りを、グルコアミラーゼクローンpGIa-XhoIの消化に
より挿入した。このプラスミドpGIa-XhoIは、完全gla遺伝子を含むが、下流の配
列決定はされておらず、そして転写されない領域が欠失していた。pGIa-XhoIを
、制限酵素SacIおよびPpumIで消化した。このフラグメントを、pMroIのSac/Ppum
I部位中に連結した。pGla-XhoIのSacI部位は、リンカー由来であり、そしてグル
コアミラーゼのコード領域由来ではなく、その結果グルコアミラーゼ配列は欠失
していなかった(図5参照)。
pGla-Mro:Sac,GlaI PpumI Mro,AscI ect.
グルコアミラーゼ遺伝子は、ポリアデニル化部位を含めないで、1943塩基のメ
ッセージを転写する。発現構築物は、発現されるべきcDNAに融合されるとき、よ
り長いメッセージの転写を必要とする。より長いオープンリーディングフレーム
は、元の、より短い構築物より効率悪く転写され得る。転写効率を増加する試み
において、本発明者らは、グルコアミラーゼオープンリーディングフレームから
1575bpを欠失させ、プラスミドpGE:(プラスミドグルコアミラーゼ、EcoRI、図6
参照)を作製した。
1.構築物pGla -XhoIを、ClaIおよびXbaIで消化し、そしてE.coliポリメラーゼ
I(クレノウフラグメント)を用いて粘着末端を平滑にし、5'ポリリンカーを除
去した。次いで、DNAを再環状化し、そしてコンピテントなE.coli細胞DH5a中に
形質転換した。本発明者らは、この構築物をpGla XL-と名付けた。
2.本発明者らは、次いで、グルコアミラーゼ遺伝子中のBsaAI部位にXbaIリン
カーを添加した。構築物pGla XL-中の位置3542のBsaAI部位は、グルコアミラー
ゼの終止コドンから13塩基対離れている。BsaAIを用いた完全消化は、3つのフ
ラグメントを生じ得、結果としてBsaAIを用いたpGla XL-の部分消化を実施した
。pGla XL-のサイズに相当する直鎖化バンドをゲル精製した。ゲル精製したフラ
グメントに、200ngの8bp XbaIリンカーおよび400単位のT4リガーゼを添加した
。クローンを、位置3542のBsaAI部位中へのXbaIリンカーの挿入についてスクリ
ーニングした。適切に同定されたクローンを、pGla XLXと再命名した。
3.クローンpMro(上記)を、PpumIおよびXbaIを用いて消化した。放出されたフ
ラグメントを、PpumI/XbaI部位でpGla XLX中に連結した。正確なクローンを制限
消化で同定し、そしてpGLA MXLXと再命名した。
4.クローンpGla MXLXを、次いで、EcoRIとMroIで消化し、1575bpのグルコアミ
ラーゼオープンリーディングフレームを放出した。粘着末端をE.coliポリメラー
ゼI(クレノウフラグメント)を用いて充填することにより平滑にした。新しい発
現構築物をpGE(プラスミドグルコアミラーゼ、EcoRI、図6参照)と再命名した。
この構築物は、グルコアミラーゼ開始コドンから359bpの、グルコアミラーゼ遺
伝子内のEcoRI部位で、グルコアミラーゼ標的のための融合部位を含む。
本発明者らは、第2のグルコアミラーゼ短縮型融合発現カセットを作製した。
この構築物は、pGla-XhoI中の位置1133として(図1参照)、グルコアミラーゼオ
ープンリーディングフレーム中の最初のSalI部位で融合結合部を含む。SalI部位
を、これが、Lys34-Arg35で第2のkex-2部位のすぐ後にあるので選択した(図5
参照)。kex-2部位は、多くの菌類システムで、プロペプチドの除去のためのタン
パク質分解性切断の部位として見い出されている(Stoneら、1993でレビューされ
ている)。
1.クローンpGla MXLXを、制限酵素SalIおよびMroIを用いて消化した。粘着末
端を、E.coli DNAポリメラーゼI(クレノウフラグメント)を用いて平滑にした。
消化されたDNAを、400単位のT4 DNAリガーゼとともに連結した。適切なクローン
を制限分析により同定した。クローンはpGSと命名した(プラスミドグルコアミラ
ーゼ、SalI)、図8参照。Neurosporaへの形質転換
標準形質転換を方法論的に用いて、細胞壁分解酵素Novozym234(Radfordら[198
1]Molec Gene Genet 184,567-569)を用いて、NeurosporaスフェロプラストにDN
A構築物の形質転換を成し遂げた。DSPA生産
グルコアミラーゼ発現ベクターを用いて、吸血コウモリ(Desmonas salivaris)
の唾液腺から分泌される哺乳動物血栓溶解タンパク質を発現した。タンパク質DS
PA(Desmonas salivarisプラスミノーゲン活性化因子)は、フィブリンに結合して
内因性プラスミノーゲンを活性化し、フィブリン分解を導く抗凝固因子(anti-co
agulant)である。DSPAのcDNAは、Berlix Biosciences Brisbane,CA.により研究
の目的のために、本発明者に与えられた。
本発明者らは、種々のベクターにDSPAクローンを加工した。グルコアミラーゼ
ベクターを用いるにあたり、本発明者らは、5'側のDSPAシグナル配列をMroI部
位で置き換え、発現pGla -MroIおよびpGEへのクローニングを容易にした。MroI
部位の後に、本発明者らは、kex-2タンパク質分解部位を置き、DSPAからグルコ
アミラーゼタンパク質を除去した。発現ベクターを選択マーカーとともにNeuros
pora crassaスフェロプラストに同時形質転換した。
図9では、本発明者らは、いくつかの発現ベクターにより生産されたDSPAのレ
ベルが分かる。四角で囲まれた試料は、グルコアミラーゼベクターにより生産さ
れたDSPAのレベルを示す。pGATE-TFは、発現ベクターpGla-MroIに総合的な融合
タンパク質としてDSPA遺伝子を含む。pGATEcoは、短縮型グルコアミラーゼベク
ターpGEに融合したDSPA遺伝子を有する。形質転換体の選択
形質転換体は、ヒグロマイシン耐性の1次選択により、pNom123(GUSレポータ
ー遺伝子)について選択された。GUS活性の発現を、X-gluc基質における青色の発
色により次の工程で検出した。
pTyr103を用いる場合、推定のプロモーター挿入物を有する派生したプラスミ
ドは、独立した選択マーカーを持たない。これらは、選択マーカーを有する第二
のプラスミドとともに同時形質転換された。このプロセスは、約50%の非選択プ
ラスミドの同時組み込みを生じた。多数の同時選択プラスミドが、適切であるが
、実施例は、Nourosporaのクローン化されたpyri-4遺伝子を含み、ピリジミン要
求性受容株の相補性により形質転換体を選択するpFB6(BuxtonおよびRadford[198
4]Molec Gene Genet 190,403-405)である。こうして選択した形質転換体は、栄
養増殖培養におけるチロシナーゼ活性の発現によりgla-1プロモーター領域由来
のプロモーター活性を示した。チロシナーゼは、生活環の有性期(sexual phase)
で唯一正常に活性である。チロシナーゼ活性を再度、供給したL-チロシンを黒色
メラニン色素に、またはL-DOPAを可溶性赤色色素に転化することにより、比色的
に検出される。
L-DOPAからの赤色およびX-glucからの青色は、両方とも定量的にアッセイし得
る。生産物のタイプ
このプロセスは、広域なペプチド生産物のNourosporaにおける発現および発酵
槽規模の生産に適しており、特に、生物活性のためにグリコシル化を必要とする
哺乳動物のペプチドに適切である。高価な医学的および薬学的ペプチド(例えば
、インスリン、ヒト成長ホルモン、インターロイキンなど)の生産に特に適して
いる。生産方法
Neurosporaは、通気液体発酵槽または固体状態の発酵のいずれかで、大規模な
発酵条件でよく増殖する。それは、大きな範囲の安価な炭素および窒素源で増殖
し、そして微量のビオチンのみについての複合体要求性を有する。生産の制御
グルコアミラーゼ遺伝子およびそのプロモーターは、デンプンまたはマルトー
スにより誘導され得、そしてグルコースにより抑制され得る。グルコアミラーゼ
は、適切に誘導される場合、Neurosporaにおいて主要な分泌タンパク質でありえ
る(Koh-Laurら[1989]Enz Microb Technol 11)。派生した発現および発現/分泌
カセットは、このような制御を有するかまたは有さない様にするために設計され
得る。特定の組換え生産物のために、構成的な生産は、所望され得、そして制御
配列を有さないカセットが用いられ得る。他の組換え生産のために、誘導された
短い発現期は、有用または所望され得る。このような場合において、生産は、バ
イオマスの対数増殖期の間(菌糸体)、炭素源としてのグルコースでの増殖により
最初に抑制され得、その後、グルコースの枯渇または除去および誘導炭素源(デ
ンプンまたはマルトース)の添加により、誘導された発現期に導かれ得る。要旨
本発明者らは、Nourospora crassaのグルコアミラーゼ遺伝子を、異種遺伝子
発現のためのベクターとしてその有用性を改良するために改変した。本発明者ら
は、グルコアミラーゼ遺伝子のオープンリーディングフレームの最後のコドンに
有用な制限酵素部位を添加し、総合的な融合発現構築物pGla -MroIを作製した(
図3参照)。さらに、本発明者らは、グルコアミラーゼ遺伝子オープンリーディ
ングフレームの1575塩基対を欠失することにより、グルコアミラーゼ発現のため
の転写物のサイズを減少した。このようにして、プラスミドpGEを作製した(図6
参照)。さらに、本発明者らは、グルコースアミラーゼの終止コドンから13塩基
対の制限部位を加工し、グルコアミラーゼ遺伝子のポリアデニル化部位に近接す
る目的のcDNAを置いた。最後に、本発明者らは、グルコアミラーゼシグナル、プ
ロペプチド、およびポリアデニル化部位を含む発現カセットを作製した。この発
現カセットは、プラスミドpGSである(図8参照)。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年6月20日
【補正内容】発現カセットの構築
プラスミドpGla-XhoI、pGla-MroI、pGEの寄託がなされ、そして寄託の詳細は
、以下の通りである:
pGla-XhoI − ATCC寄託番号75858、pGla-MroI − ATCC寄託番号75859;および
pGE - ATCC寄託番号75860。
すべてのDNA改変酵素は、New England BiolabまたはBoehringer Mannheimから
購入した。プラスミドは、DH-5a E.coli細胞に形質転換した。
小胞体中に外来タンパク質を標的することにおいて使用するグルコアミラーゼ
遺伝子の改変は、グルコアミラーゼ遺伝子のオープンリーディングフレーム中の
都合の良い制限部位の挿入を必要とし、そしてより好ましくは、この制限部位は
、グルコアミラーゼ遺伝子のオープンリーディングフレームの最後のコドンに位
置した。制限部位tggccaは、Boehringer Mannheimにより販売される制限酵素Mro
IおよびNew England Biolabsにより販売されるBspEIにより認識され、最初の例
においてグルコアミラーゼ遺伝子の最後のコドンに配置された。制限部位tggcca
は、以後本明細書ではMroIと称される。MroI部位を加工するために、PCRプライ
マーを作製した。5'プライマーは、グルコアミラーゼオープンリーディングフ
レームの位置2163の単一のPpumI部位を包含する(図3参照)。MroI部位を含む3'
プライマーは、gla遺伝子の3'末端でハイブリダイズする(図4参照)。
MroI部位を有するグルコアミラーゼを2工程の手順で作製した。
1.5'上流PCRフラグメントを増幅し、そしてpNEB 193ベクター中のSmaI部位中
にクローン化した。PCRフラグメントの方向を正しくし、そこで5'PpumI部位がp
NEB193のポリリンカー上のEcoRI部位の近位にあった。適切なクローンをpMroと
名付けた。
pMroI:Eco Sac,PpumI PCR MroI AscI、XbaI、HindIII
2.次いで、gla遺伝子の残りを、グルコアミラーゼクローンpGIa-XhoIの消化に
より挿入した。このプラスミドpGIa-XhoIは、完全gla遺伝子を含むが、下流の配
列決定はされておらず、そして転写されない領域が欠失していた。pGIa-XhoIを
、制限酵素SacIおよびPpumIで消化した。このフラグメントを、pMroIのSac/Ppum
I部位中に連結した。pGla-XhoIのSacI部位は、リンカー由来であり、そしてグル
コアミラーゼのコード領域由来ではなく、その結果グルコアミラーゼ配列は欠失
していなかった(図5参照)。
─────────────────────────────────────────────────────
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(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
(C12N 1/15
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C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AT,
AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C
Z,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU,JP
,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT,LU,
LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,P
L,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK,TJ
,TT,UA,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.アカパンカビ(Neurospora crassa)のタンパク質グルコアミラーゼをコード する遺伝子の制御プロモーター配列を少なくとも含み、そして図1に示されるDN A配列構造またはその部分を有し、そして少なくとも1つの制限部位をさらに含 み、それによって異種ペプチドのコード配列が該遺伝子中に導入され得、異種ペ プチドが該プロモーター配列の制御下で製造され得る、構築物。 2.前記プロモーター配列が、図1に示される開始コドンATGに対して位置-101 にあるTATAボックスを含む上流アクティベーターを含む、請求項1に記載の構築 物。 3.前記プロモーター配列が、図1に示される開始コドンATGに対して位置-133 にあるCAATボックスを含む上流アクティベーターを含む、請求項1に記載の構築 物。 4.前記プロモーター配列が、図1に示されるDNA配列構造の最初の938ヌクレオ チドを含む、請求項3に記載の構築物。 5.プラスミドpPS8を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の構築物。 6.プラスミドpGla-Xhol(ATCC寄託番号75858)を含む、請求項1〜4のいずれか に記載の構築物。 7.プラスミドpGla-Mrol(ATCC寄託番号75859)を含む、請求項1〜4のいずれか に記載の構築物。 8.プラスミドpGE(ATCC寄託番号75860)を含む、請求項1〜4のいずれかに記載 の構築物。 9.プラスミドpGla XL-を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の構築物。 10.プラスミドpGla XLXを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の構築物。 11.プラスミドpGla MXLXを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の構築物。 12.プラスミドpGSを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の構築物。 13.前記構築物がNeurosporaで選択可能なマーカーをさらに含む、請求項1〜12 のいずれかに記載の構築物。 14.前記マーカーがヒグロマイシン耐性を提供する、請求項13に記載の構築物。 15.前記構築物が、E.coliで選択可能なマーカーをさらに含む、請求項5〜14の いずれかに記載の構築物。 16.前記マーカーがアンピシリン耐性をコードする遺伝子である、請求項15に記 載の構築物。 17.前記構築物が、分泌シグナルをコードするDNA配列構造をさらに含む、請求 項1〜16のいずれかに記載の構築物。 18.前記DNA配列構造が、異種ペプチドのコード配列に翻訳的に融合している、 請求項18に記載の構築物。 19.請求項1〜18に記載の構築物の少なくとも1つを、組換え技術を用いて糸状 菌類中に挿入する工程を包含する、糸状菌類を形質転換する方法。 20.前記糸状菌類がNeurospora crassaである、請求項19に記載の方法。 21.請求項1〜18のいずれかに記載の構築物が挿入された糸状菌類。 22.前記菌類がNeurospora crassaである、請求項21に記載の方法。 23.少なくとも1つの糸状菌類から予め選択された異種ペプチドを生産する方法 であって、以下の工程を包含する方法: a)請求項19に記載の方法に従って、1つまたはそれ以上の構築物を提供する工 程、 b)該構築物の少なくとも1つで糸状菌類の予め選択された種を形質転換する工 程、 c)該形質転換された菌類を培養する工程;および d)該構築物で提供される異種ペプチドを回収する工程。 24.前記糸状菌類がNeurospora crassaである、請求項23に記載の方法。 25.図4に示される配列構造またはその部分の少なくとも1つを含む、本発明を 実施するためのプライマー。
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