JPH0810021B2 - 無段可変伝動装置 - Google Patents
無段可変伝動装置Info
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- JPH0810021B2 JPH0810021B2 JP60093850A JP9385085A JPH0810021B2 JP H0810021 B2 JPH0810021 B2 JP H0810021B2 JP 60093850 A JP60093850 A JP 60093850A JP 9385085 A JP9385085 A JP 9385085A JP H0810021 B2 JPH0810021 B2 JP H0810021B2
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W30/00—Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units
- B60W30/18—Propelling the vehicle
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W10/00—Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
- B60W10/02—Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of driveline clutches
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W10/00—Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
- B60W10/10—Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of change-speed gearings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
- F16H61/66254—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
- F16H61/66263—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using only hydraulical and mechanical sensing or control means
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- Combustion & Propulsion (AREA)
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- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、駆動軸上に設けられた駆動軸プーリと従
動軸上に設けられた従動軸プーリとに無端ベルトが巻き
掛けられ、各プーリの可動プーリに圧力流体を作用させ
ることにより、各プーリの溝巾を変えて変速比を変える
形式の無段可変伝動装置に関する。
動軸上に設けられた従動軸プーリとに無端ベルトが巻き
掛けられ、各プーリの可動プーリに圧力流体を作用させ
ることにより、各プーリの溝巾を変えて変速比を変える
形式の無段可変伝動装置に関する。
(技術の背景) 上記無段可変伝動装置においては、その駆動軸と従動
軸との間に内燃機関等の駆動源の運転状態に応じた速度
比が得られるように駆動軸プーリと従動軸プーリの溝巾
が圧力供給源(油圧ポンプ)から供給される圧力流体
(圧力油)によって制御されるが、この場合、溝巾の設
定と同時に変速時にあっても動力伝達効率を損わない側
圧が可動プーリに付与されなければならない。
軸との間に内燃機関等の駆動源の運転状態に応じた速度
比が得られるように駆動軸プーリと従動軸プーリの溝巾
が圧力供給源(油圧ポンプ)から供給される圧力流体
(圧力油)によって制御されるが、この場合、溝巾の設
定と同時に変速時にあっても動力伝達効率を損わない側
圧が可動プーリに付与されなければならない。
(従来技術と問題点) このため、従来では、従動軸プーリの可動プーリに必
要側圧を与え、かつ、駆動軸プーリの可動プーリには変
速時従動軸プーリの可動プーリの側圧よりも一定差圧を
もった大きな又は小さな側圧を与えるように圧力流体を
制御する方式(例えば特開昭52−98861号公報等参照)
を採用したり或は一定の高圧の圧力流体と、変速比等に
対応する低圧の圧力流体を設定し、その低圧の圧力流体
によって駆動軸プーリの可動プーリ又は従動軸プーリの
可動プーリの何れかの側圧が調整され、かつ変速時に無
端ベルトの押し側となる可動プーリに高圧の圧力流体が
流れ、戻し側となる可動プーリに低圧の圧力流体が流れ
るように制御する方式(米国特許第3600961号等参照)
を採用している。第6図は前方式の側圧特性を示し、第
7図は後方式の側圧特性を示している。
要側圧を与え、かつ、駆動軸プーリの可動プーリには変
速時従動軸プーリの可動プーリの側圧よりも一定差圧を
もった大きな又は小さな側圧を与えるように圧力流体を
制御する方式(例えば特開昭52−98861号公報等参照)
を採用したり或は一定の高圧の圧力流体と、変速比等に
対応する低圧の圧力流体を設定し、その低圧の圧力流体
によって駆動軸プーリの可動プーリ又は従動軸プーリの
可動プーリの何れかの側圧が調整され、かつ変速時に無
端ベルトの押し側となる可動プーリに高圧の圧力流体が
流れ、戻し側となる可動プーリに低圧の圧力流体が流れ
るように制御する方式(米国特許第3600961号等参照)
を採用している。第6図は前方式の側圧特性を示し、第
7図は後方式の側圧特性を示している。
しかし乍ら、上記両方式の何れにおいても、その側圧
特性図が示すように、常に必要側圧よりも高い側圧を一
方の可動プーリに作用させているので、圧力損失が大き
くて動力伝達効率が悪いと共に、内燃機関の動力を使っ
て油圧ポンプを高回転で駆動させる必要があり、内燃機
関に対する負荷が大きくなって動力損失が大きいという
問題点があった。
特性図が示すように、常に必要側圧よりも高い側圧を一
方の可動プーリに作用させているので、圧力損失が大き
くて動力伝達効率が悪いと共に、内燃機関の動力を使っ
て油圧ポンプを高回転で駆動させる必要があり、内燃機
関に対する負荷が大きくなって動力損失が大きいという
問題点があった。
また、上記前者の方式では、駆動軸プーリ側、従動軸
プーリ側共に同一油圧で制御するため、変速荷重分のピ
ストン面積差が必要となり、一方の可動プーリが大型化
してしまい、上記後者の方式では、高圧の圧力流体を使
用するため高圧ポンプを必要とするという問題点があっ
た。
プーリ側共に同一油圧で制御するため、変速荷重分のピ
ストン面積差が必要となり、一方の可動プーリが大型化
してしまい、上記後者の方式では、高圧の圧力流体を使
用するため高圧ポンプを必要とするという問題点があっ
た。
(発明の目的) 本発明は、このような従来の問題点に着目して為され
たもので、圧力損失の低減、動力伝達効率の向上及び動
力損失の低減を図ると共に、両プーリの可動プーリに供
給させる圧力流体の圧力を、変速比に応じて変化する圧
力流体により確実に変化させることができる無段可変伝
動装置を提供することを目的とする。
たもので、圧力損失の低減、動力伝達効率の向上及び動
力損失の低減を図ると共に、両プーリの可動プーリに供
給させる圧力流体の圧力を、変速比に応じて変化する圧
力流体により確実に変化させることができる無段可変伝
動装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するために、本発明は、駆動軸上に設
けられた駆動軸プーリと従動軸上に設けられた従動軸上
プーリとに無端ベルトが巻き掛けられ、前記各プーリの
可動プーリに圧力流体を作用させることにより、各プー
リの溝巾を変えて変速比を変えるように構成された無段
可変伝動装置において、圧力供給源と、この圧力供給源
からの圧力流体を高圧の圧力流体と低圧の圧力流体とに
それぞれ変換する低高圧設定部と、運転状態に応じて、
前記両可動プーリの一方に前記高圧の圧力流体を、その
他方に前記低圧の圧力流体を切り換えて供給する切換弁
機構と、変速比に応じた圧力流体を発生する変速連動部
とを備え、この変速連動部で発生する圧力流体が前記低
高圧設定部に作用してこの圧力流体に応じて前記高圧及
び低圧の圧力流体の各圧力が変化するように構成された
ものである。
けられた駆動軸プーリと従動軸上に設けられた従動軸上
プーリとに無端ベルトが巻き掛けられ、前記各プーリの
可動プーリに圧力流体を作用させることにより、各プー
リの溝巾を変えて変速比を変えるように構成された無段
可変伝動装置において、圧力供給源と、この圧力供給源
からの圧力流体を高圧の圧力流体と低圧の圧力流体とに
それぞれ変換する低高圧設定部と、運転状態に応じて、
前記両可動プーリの一方に前記高圧の圧力流体を、その
他方に前記低圧の圧力流体を切り換えて供給する切換弁
機構と、変速比に応じた圧力流体を発生する変速連動部
とを備え、この変速連動部で発生する圧力流体が前記低
高圧設定部に作用してこの圧力流体に応じて前記高圧及
び低圧の圧力流体の各圧力が変化するように構成された
ものである。
(実施例) 以下、この発明の各実施例を第1図及び第2図に基づ
き具体的に説明する。なお、第1図は本発明の第1実施
例に係る無段可変伝動装置が適用された車両用の自動無
段変速機の構成を示し、第2図は油圧制御機構の構成を
示している。
き具体的に説明する。なお、第1図は本発明の第1実施
例に係る無段可変伝動装置が適用された車両用の自動無
段変速機の構成を示し、第2図は油圧制御機構の構成を
示している。
図において、1はケーシング、2は駆動軸、3は従動
軸、4は前記駆動軸2上に装置されて内燃機関5の出力
軸6の回転動力を駆動軸2に伝達する液圧式の発進クラ
ッチ、7は同じく駆動軸2上に設置された駆動軸プー
リ、8は前記従動軸3上に設置された従動軸プーリ、9
は前記駆動軸プーリ7と従動軸プーリ8に巻き掛けられ
て駆動軸2の回転動力を従動軸3に伝達する無端ベルト
(スチールベルト)である。
軸、4は前記駆動軸2上に装置されて内燃機関5の出力
軸6の回転動力を駆動軸2に伝達する液圧式の発進クラ
ッチ、7は同じく駆動軸2上に設置された駆動軸プー
リ、8は前記従動軸3上に設置された従動軸プーリ、9
は前記駆動軸プーリ7と従動軸プーリ8に巻き掛けられ
て駆動軸2の回転動力を従動軸3に伝達する無端ベルト
(スチールベルト)である。
前記発進クラッチ4は、前記出力軸6と連動する入力
側回転体10と、前記駆動軸2と連動する出力側回転体11
と、入力側回転体10に装着されているクラッチダンパ機
構12と、同じく入力側回転体10に装着されている調圧弁
制御機構(遠心ガバナ機構)13と、出力側回転体11に装
着されているクラッチシリンダ14と、同じく出力側回転
体11に装着されているクラッチアウタ15と、前記クラッ
チシリンダ14内に嵌装されているクラッチピストン16
と、前記クラッチアウタ15内に装着されている摩擦板17
とによって構成されている。前記入力側回転体10は駆動
軸2にベアリング18により回転自在に支持され、かつ、
そのアウタギヤ10aを出力軸6側のギヤ6aと噛合させて
いる。また、出力側回転体11は駆動軸2に対して嵌着さ
れている。
側回転体10と、前記駆動軸2と連動する出力側回転体11
と、入力側回転体10に装着されているクラッチダンパ機
構12と、同じく入力側回転体10に装着されている調圧弁
制御機構(遠心ガバナ機構)13と、出力側回転体11に装
着されているクラッチシリンダ14と、同じく出力側回転
体11に装着されているクラッチアウタ15と、前記クラッ
チシリンダ14内に嵌装されているクラッチピストン16
と、前記クラッチアウタ15内に装着されている摩擦板17
とによって構成されている。前記入力側回転体10は駆動
軸2にベアリング18により回転自在に支持され、かつ、
そのアウタギヤ10aを出力軸6側のギヤ6aと噛合させて
いる。また、出力側回転体11は駆動軸2に対して嵌着さ
れている。
このような発進クラッチ4は駆動軸2の軸心に設けら
れている圧力流体導通路19を流れる圧力流体によって作
動されるようになっており、前記出力軸6の回転数が所
定設定値以上になると入力側回転体10が出力側回転体11
側に偏位し、それにより出力軸6の回転動力を駆動軸2
に伝達するようになっている。
れている圧力流体導通路19を流れる圧力流体によって作
動されるようになっており、前記出力軸6の回転数が所
定設定値以上になると入力側回転体10が出力側回転体11
側に偏位し、それにより出力軸6の回転動力を駆動軸2
に伝達するようになっている。
前記駆動軸プーリ7は、前記駆動軸2の発進クラッチ
4側外周に一体形成されたディスク上固定プーリ20と、
該固定プーリ20と対向して駆動軸2の外周にその軸線方
向に沿って摺動可能に、かつ回転不可能に複数のボール
21を介して支持された可動プーリ22とからなる。該可動
プーリ22は円筒状ボス部22aの一端側外周にディスク状
プーリ本体22bを一体に突設し、該本体22bの外周面にそ
の軸方向に沿って固定プーリ20と反対の方向に突出する
円筒状周壁22cを一体に突設すると共に、該円筒状周壁2
2cの突出端側内周面に環状閉塞板22dを嵌着してなるド
ラム状をなしている。
4側外周に一体形成されたディスク上固定プーリ20と、
該固定プーリ20と対向して駆動軸2の外周にその軸線方
向に沿って摺動可能に、かつ回転不可能に複数のボール
21を介して支持された可動プーリ22とからなる。該可動
プーリ22は円筒状ボス部22aの一端側外周にディスク状
プーリ本体22bを一体に突設し、該本体22bの外周面にそ
の軸方向に沿って固定プーリ20と反対の方向に突出する
円筒状周壁22cを一体に突設すると共に、該円筒状周壁2
2cの突出端側内周面に環状閉塞板22dを嵌着してなるド
ラム状をなしている。
前記可動プーリ22内には固定ピストン部材23が嵌合さ
れている。該固定ピストン部材23は一端面壁中央に嵌合
孔を有し他端面が開放する円筒体23aの他端外周に径方
向に向けて環状フランジ23bを一体に突設してなる。そ
して該固定ピストン部材23はその一端面壁中央の嵌合孔
が前記駆動軸2の外周面に回転不可能及び軸方向移動不
可能に嵌合されていると共に、円筒体23aの内周面が前
記可動プーリ22のボス部22aの外周面に遊嵌され、更に
フランジ23bの外周面が前記可動プーリ22の円筒状周壁2
2cの内周面に液密且つ摺動自在に嵌合されている。
れている。該固定ピストン部材23は一端面壁中央に嵌合
孔を有し他端面が開放する円筒体23aの他端外周に径方
向に向けて環状フランジ23bを一体に突設してなる。そ
して該固定ピストン部材23はその一端面壁中央の嵌合孔
が前記駆動軸2の外周面に回転不可能及び軸方向移動不
可能に嵌合されていると共に、円筒体23aの内周面が前
記可動プーリ22のボス部22aの外周面に遊嵌され、更に
フランジ23bの外周面が前記可動プーリ22の円筒状周壁2
2cの内周面に液密且つ摺動自在に嵌合されている。
前記可動プーリ2のプーリ本体22bと固定ピストン部
材23のフランジ23bとの間には第1の圧力室24が形成さ
れ、また前記可動プーリ22の閉塞板22dと固定ピストン
部材23のフランジ23bとの間には第2の圧力室25が形成
されている。これらの第1及び第2の圧力室24及び25は
駆動軸2の軸心内部に沿って形成されている圧力流体導
通路26、及び駆動軸2の周壁に径方向に沿って穿設され
ているポート27を介して後述するポンプ28に接続されて
いる。なお、前記フランジ23bには第1の圧力室24と第
2の圧力室25とを連通するオリフィス29が形成されてお
り、該オリフィス29を介して第1の圧力室24内の圧力流
体が第2の圧力室25内に流入する。
材23のフランジ23bとの間には第1の圧力室24が形成さ
れ、また前記可動プーリ22の閉塞板22dと固定ピストン
部材23のフランジ23bとの間には第2の圧力室25が形成
されている。これらの第1及び第2の圧力室24及び25は
駆動軸2の軸心内部に沿って形成されている圧力流体導
通路26、及び駆動軸2の周壁に径方向に沿って穿設され
ているポート27を介して後述するポンプ28に接続されて
いる。なお、前記フランジ23bには第1の圧力室24と第
2の圧力室25とを連通するオリフィス29が形成されてお
り、該オリフィス29を介して第1の圧力室24内の圧力流
体が第2の圧力室25内に流入する。
このような駆動軸プーリ7は、図示の状態にあるとき
溝巾が最大にあり、前記ポート27から第1の圧力室24内
に圧力流体が流入すると可動プーリ22が固定プーリ20側
に移動して溝巾を縮める。
溝巾が最大にあり、前記ポート27から第1の圧力室24内
に圧力流体が流入すると可動プーリ22が固定プーリ20側
に移動して溝巾を縮める。
前記従動軸プーリ8は、前記従動軸3の外周に一体形
成された固定プーリ30と、該固定プーリ30と対向して前
記従動軸3の外周にその軸線方向に沿って摺動可能に且
つ回転不可能に複数のボール31により支持された可動プ
ーリ32とからなる。
成された固定プーリ30と、該固定プーリ30と対向して前
記従動軸3の外周にその軸線方向に沿って摺動可能に且
つ回転不可能に複数のボール31により支持された可動プ
ーリ32とからなる。
該可動プーリ32は円筒状ボス部32aの一端側外周にデ
ィスク状のプーリ本体32bを一体に突設し、該本体32bの
反固定プーリ30側の面の径方向略中間部にその軸方向に
沿って円筒状周壁32cを一体に突設すると共に、該円筒
状周壁32cの突出端側内周面に環状閉塞板32dを嵌着して
なるドラム状をなしている。なお、前記円筒状周壁32c
の内径は前記駆動軸プーリ7の可動プーリ22の円筒状周
壁22cの内径と略同一に設定されている。
ィスク状のプーリ本体32bを一体に突設し、該本体32bの
反固定プーリ30側の面の径方向略中間部にその軸方向に
沿って円筒状周壁32cを一体に突設すると共に、該円筒
状周壁32cの突出端側内周面に環状閉塞板32dを嵌着して
なるドラム状をなしている。なお、前記円筒状周壁32c
の内径は前記駆動軸プーリ7の可動プーリ22の円筒状周
壁22cの内径と略同一に設定されている。
前記可動プーリ32内には固定ピストン部材33が嵌合さ
れている。該固定ピストン部材33は一端面壁中央に嵌合
孔を有し他端面が開放する円筒体33aの他端外周に径方
向に向けて環状フランジ33bを一体に突設してなる。そ
して該固定ピストン部材33はその一端面壁中央の嵌合孔
が前記従動軸3の外周面に回転不可能及び軸方向移動不
可能に嵌合されていると共に、円筒体33aの内周面が前
記可動プーリ32のボス部32aの外周面に遊嵌され、更に
フランジ33bの外周面が前記可動プーリ32の円筒状周壁3
2cの内周面に液密、かつ、摺動自在に嵌合されている。
れている。該固定ピストン部材33は一端面壁中央に嵌合
孔を有し他端面が開放する円筒体33aの他端外周に径方
向に向けて環状フランジ33bを一体に突設してなる。そ
して該固定ピストン部材33はその一端面壁中央の嵌合孔
が前記従動軸3の外周面に回転不可能及び軸方向移動不
可能に嵌合されていると共に、円筒体33aの内周面が前
記可動プーリ32のボス部32aの外周面に遊嵌され、更に
フランジ33bの外周面が前記可動プーリ32の円筒状周壁3
2cの内周面に液密、かつ、摺動自在に嵌合されている。
前記可動プーリ32のプーリ本体32bと固定ピストン部
材33のフランジ33bの対向面間にはコイル状のばね34が
介装されており、該ばね34により可動プーリ32は固定プ
ーリ30側(溝巾が小さくなる側)に付勢されている。こ
のばね34は内燃機関5の停止時において無端ベルト9に
適度なテンションを与えると共に可動プーリ32を初期位
置である低速側へセットしておくためのものである。
材33のフランジ33bの対向面間にはコイル状のばね34が
介装されており、該ばね34により可動プーリ32は固定プ
ーリ30側(溝巾が小さくなる側)に付勢されている。こ
のばね34は内燃機関5の停止時において無端ベルト9に
適度なテンションを与えると共に可動プーリ32を初期位
置である低速側へセットしておくためのものである。
前記可動プーリ32のプーリ本体32bと固定ピストン部
材33のフランジ33bとの対向面間は第1の圧力室35とな
っており、また前記可動プーリ32の閉塞板32dと前記固
定ピストン部材33のフランジ33bとの対向面間は第2の
圧力室36となっている。前記第1及び第2の圧力室35及
び36相互間は、前記固定ピストン部材33のフランジ33b
に軸線方向に沿って穿設されたオリフィス37を介して互
いに連通している。
材33のフランジ33bとの対向面間は第1の圧力室35とな
っており、また前記可動プーリ32の閉塞板32dと前記固
定ピストン部材33のフランジ33bとの対向面間は第2の
圧力室36となっている。前記第1及び第2の圧力室35及
び36相互間は、前記固定ピストン部材33のフランジ33b
に軸線方向に沿って穿設されたオリフィス37を介して互
いに連通している。
前記第1の圧力室35は従動軸3の軸心内部に沿って設
けた圧力流体導通路38、及び従動軸3の周壁に径方向に
沿って穿設したポート39を介して後述するポンプ28と接
続されている。
けた圧力流体導通路38、及び従動軸3の周壁に径方向に
沿って穿設したポート39を介して後述するポンプ28と接
続されている。
前記従動軸3の固定プーリ30内端付近には前記圧力流
体導通路38の内部と外部とを連通し得るように周壁に径
方向に沿った透孔40が穿設されている。該透孔40は、前
記可動プーリ32が従動軸3上に摺動するのに伴ない該可
動プーリ32のボス部32aによって開閉されるようになっ
ている。そして開放時、圧力流体導通路41を流れる圧力
流体は該透孔40から従動軸3の外部に導出されベルト9
の給油を行なう。
体導通路38の内部と外部とを連通し得るように周壁に径
方向に沿った透孔40が穿設されている。該透孔40は、前
記可動プーリ32が従動軸3上に摺動するのに伴ない該可
動プーリ32のボス部32aによって開閉されるようになっ
ている。そして開放時、圧力流体導通路41を流れる圧力
流体は該透孔40から従動軸3の外部に導出されベルト9
の給油を行なう。
このような従動軸プーリ8は、図示の状態にあるとき
溝巾が最小にあり、前記第1の圧力室35内には圧力流体
が最大に導入されている。そして、ポート39から第1の
圧力室35内の圧力流体が導出されると、ばね34に抗して
反固定プーリ30側が(溝巾が大きくなる側)への移動が
可能となる。
溝巾が最小にあり、前記第1の圧力室35内には圧力流体
が最大に導入されている。そして、ポート39から第1の
圧力室35内の圧力流体が導出されると、ばね34に抗して
反固定プーリ30側が(溝巾が大きくなる側)への移動が
可能となる。
なお、ポンプ28から送られる圧力流体は、前記圧力流
体導通路19にはポート42を介して、前記圧力流体導通路
26にはポート43を介して、前記圧力流体導通路38にはポ
ート44を介して、また、前記圧力流体導通路41にはポー
ト45を介してそれぞれ流入する。
体導通路19にはポート42を介して、前記圧力流体導通路
26にはポート43を介して、前記圧力流体導通路38にはポ
ート44を介して、また、前記圧力流体導通路41にはポー
ト45を介してそれぞれ流入する。
上記のように構成される車両用自動無段変速機は、駆
動軸プーリ7、無端ベルト9及び従動軸プーリ8を介し
て駆動軸2の回転動力が従動軸3に伝達される。そし
て、駆動軸プーリ7と従動軸プーリ8の溝巾を、その可
動プーリ22,32を圧力流体によって移動させて変化させ
ることによって、速度比を無段階に変化させることがで
きる。
動軸プーリ7、無端ベルト9及び従動軸プーリ8を介し
て駆動軸2の回転動力が従動軸3に伝達される。そし
て、駆動軸プーリ7と従動軸プーリ8の溝巾を、その可
動プーリ22,32を圧力流体によって移動させて変化させ
ることによって、速度比を無段階に変化させることがで
きる。
次に、このような自動無段変速機の駆動軸プーリ7と
従動軸プーリ8の溝巾を制御する油圧制御機構46につい
て説明する。
従動軸プーリ8の溝巾を制御する油圧制御機構46につい
て説明する。
油圧制御機構46は、圧力供給源であるポンプ28と前記
ポート43,44とを結ぶ圧力流体流路系に設けられる。そ
して、油圧制御機構46は、ポンプ28から送られた圧力流
体を一定の差圧をもった高圧及び低圧にする低高圧設定
部47と、運転状態に応じて、両可動プーリ22、32の一方
に低高圧設定部47からの高圧の圧力流体を、その他方に
低高圧設定部47からの低圧の圧力流体を切換えて供給す
る切換弁機構49、変速比に応じた圧力流体を発生する変
速連動部48とを備え、この変速連動部48で発生する圧力
流体が低高圧設定部47に作用してこの圧力流体に応じて
前記高圧及び低圧の圧力流体の各圧力が変化するように
構成されている。なお、この第1実施例では、前記高圧
及び低圧の圧力流体間には一定の差圧があるが、この差
圧は必ずしも一定でなくてもよい。
ポート43,44とを結ぶ圧力流体流路系に設けられる。そ
して、油圧制御機構46は、ポンプ28から送られた圧力流
体を一定の差圧をもった高圧及び低圧にする低高圧設定
部47と、運転状態に応じて、両可動プーリ22、32の一方
に低高圧設定部47からの高圧の圧力流体を、その他方に
低高圧設定部47からの低圧の圧力流体を切換えて供給す
る切換弁機構49、変速比に応じた圧力流体を発生する変
速連動部48とを備え、この変速連動部48で発生する圧力
流体が低高圧設定部47に作用してこの圧力流体に応じて
前記高圧及び低圧の圧力流体の各圧力が変化するように
構成されている。なお、この第1実施例では、前記高圧
及び低圧の圧力流体間には一定の差圧があるが、この差
圧は必ずしも一定でなくてもよい。
低高圧設定部47は、ポンプ28から送られた圧力流体を
ポート50を介して一旦収容するシリンダ51と、該シリン
ダ51内に嵌挿されて圧力流体の圧力によって差圧調整ば
ね52に抗して摺動する差圧調整ピストン53によつて構成
されている。前記差圧調整ピストン53は一端が閉塞され
た筒状体を成しており、前記シリンダ51内の略中央部
に、シリンダ51内の両側にチャンバ54,55が形成される
ように配置されている。このような差圧調整ピストン53
は、前記ポート50を介してチャンバ54内に流入する圧力
流体の圧力が差圧調整ばね52で設定された圧力(PA)に
なるとチャンバ55側に押圧されて摺動し、ポート56を開
口する。ポート56が開口するとチャンバ54内の圧力流体
の一部は該ポート56、チャンバ57、ポート58を介して前
記チャンバ55内に流入する。従って、チャンバ55内に流
入した圧力流体とチャンバ54内の圧力流体の圧力差はPA
となる。図示の場合、差圧調整ピストン53は差圧調整ば
ね52が圧縮されていない差圧非設定状態にあり、このと
き、差圧調整ピストン53はポート56を全閉している。ま
た、差圧調整ピストン53は前記差圧非設定状態からポー
ト56を全開するストロークの摺動が可能とされている。
ポート50を介して一旦収容するシリンダ51と、該シリン
ダ51内に嵌挿されて圧力流体の圧力によって差圧調整ば
ね52に抗して摺動する差圧調整ピストン53によつて構成
されている。前記差圧調整ピストン53は一端が閉塞され
た筒状体を成しており、前記シリンダ51内の略中央部
に、シリンダ51内の両側にチャンバ54,55が形成される
ように配置されている。このような差圧調整ピストン53
は、前記ポート50を介してチャンバ54内に流入する圧力
流体の圧力が差圧調整ばね52で設定された圧力(PA)に
なるとチャンバ55側に押圧されて摺動し、ポート56を開
口する。ポート56が開口するとチャンバ54内の圧力流体
の一部は該ポート56、チャンバ57、ポート58を介して前
記チャンバ55内に流入する。従って、チャンバ55内に流
入した圧力流体とチャンバ54内の圧力流体の圧力差はPA
となる。図示の場合、差圧調整ピストン53は差圧調整ば
ね52が圧縮されていない差圧非設定状態にあり、このと
き、差圧調整ピストン53はポート56を全閉している。ま
た、差圧調整ピストン53は前記差圧非設定状態からポー
ト56を全開するストロークの摺動が可能とされている。
前記変速連動部48は、前記低高圧設定部47のシリンダ
51の外周面に軸線方向に摺動自在に嵌挿されるスリーブ
59と、該スリーブ59が前記可動プーリ22の移動と連動す
るように可動プーリ22の外周面に形成された溝22eに嵌
め込まれ、スリーブ59と可動プーリ22を連結するレバー
60とを有するレシオ連動部材61と、前記スリーブ59内に
嵌挿されて前記チャンバ55内の低圧の圧力流体の圧力に
よって押圧され、調整ばね62,63に抗してスリーブ59内
を軸線方向に摺動する調整ピストン64によって構成され
ている。該調整ピストン64はチャンバ55内の圧力流体の
圧力が調整ばね62,63で設定された圧力(PB)になると
反チャンバ55側に押圧されて摺動し、前記スリーブ59の
周壁に設けられたポート65を開口する。ポート65を開口
するとチャンバ55内の圧力流体の一部は該ポート65、チ
ャンバ66、圧力流体の戻し路67を介して内燃機関のオイ
ルタンク68内に回収される。この場合、ポート65を有す
るスリーブ59は可動プーリ22の変位に連動するので、ポ
ート65の開き量は変速比に応じて変化する。従って、前
記高圧の圧力流体及び低圧の圧力流体の各圧力が第4図
に示すように変速比に応じて変化することになる。
51の外周面に軸線方向に摺動自在に嵌挿されるスリーブ
59と、該スリーブ59が前記可動プーリ22の移動と連動す
るように可動プーリ22の外周面に形成された溝22eに嵌
め込まれ、スリーブ59と可動プーリ22を連結するレバー
60とを有するレシオ連動部材61と、前記スリーブ59内に
嵌挿されて前記チャンバ55内の低圧の圧力流体の圧力に
よって押圧され、調整ばね62,63に抗してスリーブ59内
を軸線方向に摺動する調整ピストン64によって構成され
ている。該調整ピストン64はチャンバ55内の圧力流体の
圧力が調整ばね62,63で設定された圧力(PB)になると
反チャンバ55側に押圧されて摺動し、前記スリーブ59の
周壁に設けられたポート65を開口する。ポート65を開口
するとチャンバ55内の圧力流体の一部は該ポート65、チ
ャンバ66、圧力流体の戻し路67を介して内燃機関のオイ
ルタンク68内に回収される。この場合、ポート65を有す
るスリーブ59は可動プーリ22の変位に連動するので、ポ
ート65の開き量は変速比に応じて変化する。従って、前
記高圧の圧力流体及び低圧の圧力流体の各圧力が第4図
に示すように変速比に応じて変化することになる。
前記切換弁機構49は、前記低高圧設定部47のチャンバ
54に一旦収容された後ポート69を介して高圧流路70を流
れる圧力流体と、差圧設定された後チャンバ57を介して
低圧流路71を流れる低圧の圧力流体を選択的に前記ポー
ト43,44に供給するレシオ切換スプール弁(四方弁)72
と、該レシオ切換スプール弁72の一側に接続されて内燃
機関5のスロットル開度に応じてレシオ切換スプール弁
72を操作する操作機構73と、レシオ切換スプール弁72の
他側に接続されて内燃機関5の回転速度に応じてレシオ
切換スプール弁72を操作する操作機構74とによって構成
されている。
54に一旦収容された後ポート69を介して高圧流路70を流
れる圧力流体と、差圧設定された後チャンバ57を介して
低圧流路71を流れる低圧の圧力流体を選択的に前記ポー
ト43,44に供給するレシオ切換スプール弁(四方弁)72
と、該レシオ切換スプール弁72の一側に接続されて内燃
機関5のスロットル開度に応じてレシオ切換スプール弁
72を操作する操作機構73と、レシオ切換スプール弁72の
他側に接続されて内燃機関5の回転速度に応じてレシオ
切換スプール弁72を操作する操作機構74とによって構成
されている。
前記レシオ切換スプール弁72の一方の導入ポート75に
は前記高圧流路70が接続され、他方の導入ポート76には
低圧流路71が接続され、また、一方の導出ポート77には
前記ポート43と接続する供給路78が接続され、他方の導
出ポート79には前記ポート44と接続する供給路80が接続
されている。
は前記高圧流路70が接続され、他方の導入ポート76には
低圧流路71が接続され、また、一方の導出ポート77には
前記ポート43と接続する供給路78が接続され、他方の導
出ポート79には前記ポート44と接続する供給路80が接続
されている。
前記操作機構73はシリンダ81内に摺動自在に環装され
たサーボピストン82と、該サーボピストン82とレシオ切
換スプール弁72との間に設けられたコイル状の制御ばね
83,84と、サーボピストン82を操作するロッド85と、該
ロッド85の外端に回動自在に結合され、内燃機関5の図
示しないスロットル弁の開度に連動してその動きをロッ
ド85に伝達する連動レバー86と、シリンダ81内に圧力流
体を供給する部材87とによって構成されている。
たサーボピストン82と、該サーボピストン82とレシオ切
換スプール弁72との間に設けられたコイル状の制御ばね
83,84と、サーボピストン82を操作するロッド85と、該
ロッド85の外端に回動自在に結合され、内燃機関5の図
示しないスロットル弁の開度に連動してその動きをロッ
ド85に伝達する連動レバー86と、シリンダ81内に圧力流
体を供給する部材87とによって構成されている。
前記ロッド85はサーボピストン82と部材87の軸心に貫
通形成された孔88,89に摺動自在に嵌挿されている。そ
して、サーボピストン82の前後端部に装着されたスナッ
プリング90,91によってロッド85に対するサーボピスト
ン82の動きを規制している。
通形成された孔88,89に摺動自在に嵌挿されている。そ
して、サーボピストン82の前後端部に装着されたスナッ
プリング90,91によってロッド85に対するサーボピスト
ン82の動きを規制している。
前記部材87の孔89の中央部にはチャンバ92が形成され
ており、該チャンバ92には前記高圧流路70の分岐路93が
接続されて常に高圧の圧力流体が供給されている。
ており、該チャンバ92には前記高圧流路70の分岐路93が
接続されて常に高圧の圧力流体が供給されている。
前記ロッド85の軸心には前記チャンバ92内の圧力流体
の流れる流路94が形成されている。該流路94は一端に設
けたポート95を介してチャンバ92と連通し、他端には閉
塞するボール96が設けられている。また、途中にはサー
ボピストン82に設けられているポート97と接続するポー
ト98が設けられ、流路94を流れる圧力流体はポート97と
ポート98が接続したときシリンダ85内に流入し、その圧
力が前記制御ばね83,84で設定された圧力になると制御
ばね83,84に抗してサーボピストン82を反部材87側に押
圧する。従って、この場合、レシオ切換スプール弁72に
は矢印(イ)方向への操作力が作用する。
の流れる流路94が形成されている。該流路94は一端に設
けたポート95を介してチャンバ92と連通し、他端には閉
塞するボール96が設けられている。また、途中にはサー
ボピストン82に設けられているポート97と接続するポー
ト98が設けられ、流路94を流れる圧力流体はポート97と
ポート98が接続したときシリンダ85内に流入し、その圧
力が前記制御ばね83,84で設定された圧力になると制御
ばね83,84に抗してサーボピストン82を反部材87側に押
圧する。従って、この場合、レシオ切換スプール弁72に
は矢印(イ)方向への操作力が作用する。
図示の場合、前記ロッド85のポジションは前記スロッ
トル弁がアイドル開度にある状態にあり、このとき、前
記流路94のポート98はサーボピストン82のポート97と接
続せず、従って、サーボピストン82はシリンダ85内を移
動しない。この状態から、スロットル弁の開度が大きく
なり、それによって連動レバー86が軸99を中心に矢印
(ハ)方向に回動するロッド85は矢印(イ)方向に移動
し、スナップリング91がサーボピストン82の端面に当接
するとポート98はポート97と接続する。このようになる
と上述のようにサーボピストン82は圧力流体によって反
部材87側に押圧される。ロッド85に設けたストッパ100
が部材87の端面に当接する若干前方までロッド85が移動
したときスロットル弁の開度は最大となる。
トル弁がアイドル開度にある状態にあり、このとき、前
記流路94のポート98はサーボピストン82のポート97と接
続せず、従って、サーボピストン82はシリンダ85内を移
動しない。この状態から、スロットル弁の開度が大きく
なり、それによって連動レバー86が軸99を中心に矢印
(ハ)方向に回動するロッド85は矢印(イ)方向に移動
し、スナップリング91がサーボピストン82の端面に当接
するとポート98はポート97と接続する。このようになる
と上述のようにサーボピストン82は圧力流体によって反
部材87側に押圧される。ロッド85に設けたストッパ100
が部材87の端面に当接する若干前方までロッド85が移動
したときスロットル弁の開度は最大となる。
前記操作機構74には、減圧式の遠心ガバナが用いられ
ている。該遠心ガバナは、前記レシオ切換スプール弁72
のオリフィス101から排出する高圧の圧力流体によって
制御される構造となっている。
ている。該遠心ガバナは、前記レシオ切換スプール弁72
のオリフィス101から排出する高圧の圧力流体によって
制御される構造となっている。
すなわち、遠心ガバナは、前記ケーシングにベアリン
グ102,103を介して回動自在に設置されるガバナ軸104
と、該ガバナ軸104に一体形成されたギヤ105と、ガバナ
軸104に直交する方向に一体形成されたガバナハウス106
と、該ガバナハウス106内の一側に設けられたシリンダ1
07に摺動自在に嵌挿されたガバナウェイト108と、ガバ
ナハウス106内の他端に設けられたシリンダ109に摺動自
在に嵌挿されたピストン110とによって構成されてい
る。
グ102,103を介して回動自在に設置されるガバナ軸104
と、該ガバナ軸104に一体形成されたギヤ105と、ガバナ
軸104に直交する方向に一体形成されたガバナハウス106
と、該ガバナハウス106内の一側に設けられたシリンダ1
07に摺動自在に嵌挿されたガバナウェイト108と、ガバ
ナハウス106内の他端に設けられたシリンダ109に摺動自
在に嵌挿されたピストン110とによって構成されてい
る。
前記ギヤ105は前記駆動軸2に設置されたギヤ111と噛
合され、これによってガバナ軸104は内燃機関5の出力
軸6と連動するようになっている。
合され、これによってガバナ軸104は内燃機関5の出力
軸6と連動するようになっている。
前記ガバナウェイト108はピストン110のロッド112の
端部に嵌着され、ピストン110と連動するようになって
いる。ガバナウェイト108はコイル状のばね113の介在に
よってシリンダ107の外方に位置している。そして、ス
ナップリング114によってロッド112からの抜け止めが為
され、また、スナップリング115によってシリンダ107か
らの抜け止めが為されている。従って、ガバナウェイト
108はばね113の作用で図示のようにスナップリング115
に当接する位置にある。このとき、ピストン110はシリ
ンダ109の中央部に位置し、シリンダ109の上部にポート
116、流体導管117を介して圧力流体が流入する。ピスト
ン110の軸心には端部に開口している圧力流体の流路118
が形成され、そのポート119はピストン110がシリンダ10
9の中央部に位置するとき閉塞されている。
端部に嵌着され、ピストン110と連動するようになって
いる。ガバナウェイト108はコイル状のばね113の介在に
よってシリンダ107の外方に位置している。そして、ス
ナップリング114によってロッド112からの抜け止めが為
され、また、スナップリング115によってシリンダ107か
らの抜け止めが為されている。従って、ガバナウェイト
108はばね113の作用で図示のようにスナップリング115
に当接する位置にある。このとき、ピストン110はシリ
ンダ109の中央部に位置し、シリンダ109の上部にポート
116、流体導管117を介して圧力流体が流入する。ピスト
ン110の軸心には端部に開口している圧力流体の流路118
が形成され、そのポート119はピストン110がシリンダ10
9の中央部に位置するとき閉塞されている。
前記ポート116は供給路20を介して前記レシオ切換ス
プール弁72のシリンダ121と接続されている。従って、
レシオ切換スプール弁72内の高圧の圧力流体が前記オリ
フィス101から供給路120、ポート116を介して遠心ガバ
ナに供給される。
プール弁72のシリンダ121と接続されている。従って、
レシオ切換スプール弁72内の高圧の圧力流体が前記オリ
フィス101から供給路120、ポート116を介して遠心ガバ
ナに供給される。
このような遠心ガバナでは、ガバナ軸104が内燃機関
5の出力軸6の回転に連動して回転するとその回転状態
に応じた荷重Figがガバナウェイト108等によって発生す
るが、このとき、シリンダ109の上部に流入してピスト
ン110に作用する高圧の圧力流体の圧力が前記荷重Figと
ばね113のセット荷重Fispとの総荷重になるとピストン1
10は押圧されてシリンダ109を摺動する。そして、この
ピストン110の移動に伴って前記ポート119がシリンダ10
9と連動し、シリンダ109内の圧力流体は流路118を介し
てケーシング1内に排出される。従って、ピストン110
がポート119とシリンダ109を連通させない状態にあると
き、遠心ガバナに供給される高圧の圧力流体は前記レシ
オ切換スプール弁72を矢印(ロ)方向に押圧するように
作用し、ポート119がシリンダ109と連通すると、その開
口状態に応じてレシオ切換スプール弁72への押圧力を弱
めるようになる。
5の出力軸6の回転に連動して回転するとその回転状態
に応じた荷重Figがガバナウェイト108等によって発生す
るが、このとき、シリンダ109の上部に流入してピスト
ン110に作用する高圧の圧力流体の圧力が前記荷重Figと
ばね113のセット荷重Fispとの総荷重になるとピストン1
10は押圧されてシリンダ109を摺動する。そして、この
ピストン110の移動に伴って前記ポート119がシリンダ10
9と連動し、シリンダ109内の圧力流体は流路118を介し
てケーシング1内に排出される。従って、ピストン110
がポート119とシリンダ109を連通させない状態にあると
き、遠心ガバナに供給される高圧の圧力流体は前記レシ
オ切換スプール弁72を矢印(ロ)方向に押圧するように
作用し、ポート119がシリンダ109と連通すると、その開
口状態に応じてレシオ切換スプール弁72への押圧力を弱
めるようになる。
レシオ切換スプール弁72の切換操作は上記操作機構7
3,74による左右両側からの操作力によって行われ、スロ
ットル弁の弁開度と連動する操作機構73の操作力によっ
てレシオ切換スプール弁72は矢印(イ)方向に押圧さ
れ、内燃機関5の出力軸6の回転と連動する操作機構74
の操作力によって逆にレシオ切換スプール弁72は矢印
(ロ)方向に押圧される。従って、操作機構73,74の操
作力がバランスする位置が切換位置であって、高圧流路
70と低圧流路71とを接続する供給路78,80が設定され
る。操作機構73の操作力が操作機構74の操作力に打ち勝
った場合、高圧流路70は従動軸プーリ8の可動プーリ32
に圧力流体を供給する供給路80と接続し、一方、低圧流
路71は駆動軸プーリ7の可動プーリ22に圧力流体を供給
する供給路78と接続する。これにより、従動軸プーリ8
の溝巾は縮められ、駆動軸プーリ7の溝巾は広げられる
(図示の状態)。また、操作機構74の操作力が操作機構
73の操作力に打ち勝つ場合、高圧流路70は駆動軸プーリ
7の可動プーリ22に圧力流体を供給する供給路78と接続
し、一方、低圧流路71は従動軸プーリ8の可動プーリ32
に圧力流体を供給する供給路80と接続する。これによ
り、駆動軸プーリ7の溝巾は縮められ、従動軸プーリ8
の溝巾は広げられる。
3,74による左右両側からの操作力によって行われ、スロ
ットル弁の弁開度と連動する操作機構73の操作力によっ
てレシオ切換スプール弁72は矢印(イ)方向に押圧さ
れ、内燃機関5の出力軸6の回転と連動する操作機構74
の操作力によって逆にレシオ切換スプール弁72は矢印
(ロ)方向に押圧される。従って、操作機構73,74の操
作力がバランスする位置が切換位置であって、高圧流路
70と低圧流路71とを接続する供給路78,80が設定され
る。操作機構73の操作力が操作機構74の操作力に打ち勝
った場合、高圧流路70は従動軸プーリ8の可動プーリ32
に圧力流体を供給する供給路80と接続し、一方、低圧流
路71は駆動軸プーリ7の可動プーリ22に圧力流体を供給
する供給路78と接続する。これにより、従動軸プーリ8
の溝巾は縮められ、駆動軸プーリ7の溝巾は広げられる
(図示の状態)。また、操作機構74の操作力が操作機構
73の操作力に打ち勝つ場合、高圧流路70は駆動軸プーリ
7の可動プーリ22に圧力流体を供給する供給路78と接続
し、一方、低圧流路71は従動軸プーリ8の可動プーリ32
に圧力流体を供給する供給路80と接続する。これによ
り、駆動軸プーリ7の溝巾は縮められ、従動軸プーリ8
の溝巾は広げられる。
前記レシオ切換スプール弁72は図示の場合ストローク
中央にある。この位置では第5図に示すように供給路7
8,80に高圧流路70がオーバラップして接続する。つま
り、駆動軸プーリ7の可動プーリ22と従動軸プーリ8の
可動プーリ32の夫々に高圧の圧力流体が供給される。
中央にある。この位置では第5図に示すように供給路7
8,80に高圧流路70がオーバラップして接続する。つま
り、駆動軸プーリ7の可動プーリ22と従動軸プーリ8の
可動プーリ32の夫々に高圧の圧力流体が供給される。
前記低圧流路71にはオリフィス122が設けられ、ポン
プ28とポート50を結ぶ流路123から分岐する分岐路124が
図示しないレギュレータ弁を介してポート42と接続さ
れ、オイルタンク68とチャンバ66を結ぶ戻し路67から分
岐する分岐路125が接続されている。図中、126はフィル
タである。
プ28とポート50を結ぶ流路123から分岐する分岐路124が
図示しないレギュレータ弁を介してポート42と接続さ
れ、オイルタンク68とチャンバ66を結ぶ戻し路67から分
岐する分岐路125が接続されている。図中、126はフィル
タである。
例示の場合、レシオ切換スプール弁72は内燃機関5の
スロットル弁の弁開度と連動する操作機構73と、出力軸
6の回転と連動する操作機構(液圧式の遠心ガバナ)74
によって操作されるので、操作機構73の制御ばね83,84
と操作機構74のばね113の双方のセット荷重を変更する
ことにより自由に切換ポイントの変更が可能である。
スロットル弁の弁開度と連動する操作機構73と、出力軸
6の回転と連動する操作機構(液圧式の遠心ガバナ)74
によって操作されるので、操作機構73の制御ばね83,84
と操作機構74のばね113の双方のセット荷重を変更する
ことにより自由に切換ポイントの変更が可能である。
上記構成を有する第1実施例では、スプール弁72が第
2図の矢印(イ)方向に変位したとき、低高圧設定部47
からの高圧の圧力流体が従動軸プーリ8の可動プーリ32
に供給されると共に、低高圧設定部47からの低圧の圧力
流体が駆動軸プーリ7の可動プーリ22に供給される。一
方、スプール弁72が第2図の(ロ)方向に変位したと
き、前記高圧の圧力流体が駆動軸プーリ7の可動プーリ
22に供給されると共に、前記低圧の圧力流体が従動軸プ
ーリ8の可動プーリ32に供給される。
2図の矢印(イ)方向に変位したとき、低高圧設定部47
からの高圧の圧力流体が従動軸プーリ8の可動プーリ32
に供給されると共に、低高圧設定部47からの低圧の圧力
流体が駆動軸プーリ7の可動プーリ22に供給される。一
方、スプール弁72が第2図の(ロ)方向に変位したと
き、前記高圧の圧力流体が駆動軸プーリ7の可動プーリ
22に供給されると共に、前記低圧の圧力流体が従動軸プ
ーリ8の可動プーリ32に供給される。
このように、両可動プーリ22、32の一方に高圧の圧力
流体が、その他方に低圧の圧力流体が選択的に供給され
ることにより、変速比が無段階に変化する。
流体が、その他方に低圧の圧力流体が選択的に供給され
ることにより、変速比が無段階に変化する。
そして、上記高圧及び低圧の圧力流体は、第4図に示
すように、変速比に応じて変化する、すなわち変速比が
小さくなるにつれて圧力が低下するので、圧力損失が低
減されて動力伝達効率が向上すると共に、内燃機関に対
するポンプ28の負荷が小さくなって動力損失が低減され
る。
すように、変速比に応じて変化する、すなわち変速比が
小さくなるにつれて圧力が低下するので、圧力損失が低
減されて動力伝達効率が向上すると共に、内燃機関に対
するポンプ28の負荷が小さくなって動力損失が低減され
る。
さらに、上記第1実施例によれば、油圧制御機構46
は、変速比に応じた圧力流体を発生する変速連動部48を
備え、この変速連動部48で発生する圧力流体が低高圧設
定部47に作用してこの圧力流体に応じて前記高圧及び低
圧の圧力流体の各圧力が変化するように構成されている
ので、低高圧設定部47から両プーリ7、8の可動プーリ
22、32に供給される高圧及び低圧の圧力流体の圧力を、
特別な圧力調整機構を設けることなく、変速連動部48で
発生し且つ変速比に応じて変化する圧力流体により確実
に変化させることができる。
は、変速比に応じた圧力流体を発生する変速連動部48を
備え、この変速連動部48で発生する圧力流体が低高圧設
定部47に作用してこの圧力流体に応じて前記高圧及び低
圧の圧力流体の各圧力が変化するように構成されている
ので、低高圧設定部47から両プーリ7、8の可動プーリ
22、32に供給される高圧及び低圧の圧力流体の圧力を、
特別な圧力調整機構を設けることなく、変速連動部48で
発生し且つ変速比に応じて変化する圧力流体により確実
に変化させることができる。
また、操作機構73の制御ばね83,84はサーボピストン8
2で操作されるので操作荷重が軽く、操作方式の自由度
が高められる。
2で操作されるので操作荷重が軽く、操作方式の自由度
が高められる。
また、操作機構74を構成する遠心ガバナはレシオ切換
スペール弁72のオリフィス101から排出される高圧の圧
力流体によって制御する方式を採用しているので公知の
液圧式遠心ガバナに比べて構造が簡単かつ小型軽量とさ
れる。
スペール弁72のオリフィス101から排出される高圧の圧
力流体によって制御する方式を採用しているので公知の
液圧式遠心ガバナに比べて構造が簡単かつ小型軽量とさ
れる。
また、低高圧設定部47のチャンバ57とレシオ切換スプ
ール弁72の導入ポート76を結ぶ低圧流路71にオリフィス
122を設けているので、シフトアップ時もシフトダウン
時もレシオ切換スプール弁72によって高圧から低圧に変
えられた側の供給路78,80から低高圧設定部47に戻る圧
力流体の液量を絞ってレシオ変換速度を効果的に制御す
ることができる。このような、オリフィスは一般に高圧
流路70と低圧流路71の両方に設けるように設計されるが
高圧流路70を流れる圧力流体の液量も絞ることになるの
で、ベルト張力の低下を招く虞がある。しかし、例示の
ように低圧流路71にオリフィス122を設けた場合であっ
ても駆動軸プーリ7から戻る圧力流体も従動軸プーリ8
から戻る圧力流体もオリフィス122を通過することにな
るので、シフトアップ時もシフトダウン時も高圧流路70
と低圧流路71の夫々にオリフィスを設ける場合と同様に
レシオ変換速度を制御することができる。
ール弁72の導入ポート76を結ぶ低圧流路71にオリフィス
122を設けているので、シフトアップ時もシフトダウン
時もレシオ切換スプール弁72によって高圧から低圧に変
えられた側の供給路78,80から低高圧設定部47に戻る圧
力流体の液量を絞ってレシオ変換速度を効果的に制御す
ることができる。このような、オリフィスは一般に高圧
流路70と低圧流路71の両方に設けるように設計されるが
高圧流路70を流れる圧力流体の液量も絞ることになるの
で、ベルト張力の低下を招く虞がある。しかし、例示の
ように低圧流路71にオリフィス122を設けた場合であっ
ても駆動軸プーリ7から戻る圧力流体も従動軸プーリ8
から戻る圧力流体もオリフィス122を通過することにな
るので、シフトアップ時もシフトダウン時も高圧流路70
と低圧流路71の夫々にオリフィスを設ける場合と同様に
レシオ変換速度を制御することができる。
次に、第3図に基づいて本発明の第2実施例を説明す
る。
る。
上記第1実施例では、前記スリーブ59が摺動する際、
スリーブ59には圧力流体の圧力や調整ばね62,63の反力
が直接作用せず、シール材127の摺動抵抗のみ作用する
だけであるから操作荷重が小さくて済み、かつ、レバー
60と可動プーリ22との係合部の摩耗が少なく、可動プー
リ22にブレーキ力が働くことがないが、調整ばね62、63
のばね力を強くすると、操作荷重が大きくなり、かつ、
前記係合部に摩耗が生じたりブレーキ力が働くと云った
不都合が生じる。
スリーブ59には圧力流体の圧力や調整ばね62,63の反力
が直接作用せず、シール材127の摺動抵抗のみ作用する
だけであるから操作荷重が小さくて済み、かつ、レバー
60と可動プーリ22との係合部の摩耗が少なく、可動プー
リ22にブレーキ力が働くことがないが、調整ばね62、63
のばね力を強くすると、操作荷重が大きくなり、かつ、
前記係合部に摩耗が生じたりブレーキ力が働くと云った
不都合が生じる。
ところで、上記第1実施例における変速連動部48の場
合、調整ピストン64の外周と内周に配設される調整ばね
62,63の2つでチャンバ55内の圧力流体の圧力を設定す
るようにしているが、この構成によるとスリーブ59が摺
動している状態にあるとき、すなわち、調整ピストン64
に圧力流体の圧力が作用しているときには問題はない
が、調整ピストン64に圧力流体の圧力が作用していない
ときには調整ばね62を装着するために調整ピストン64の
外周に設けられるフランジ128が、調整ばね62,63の復帰
力によって前記スリーブ59の端面129に圧接するように
なる。従って、このような場合には調整ばね62,63の反
力をスリーブ59が受けてしまい可動プーリ22にブレーキ
力が作用することがある。また、圧力流体の量を十分に
確保するには調整ピストン64の径を大きくすればよい
が、このようにすると調整ばね62,63の受ける反力が大
きくなり、設定できる油圧が制限されてしまうという不
都合が生ずる。しかし、これらの問題は第3図に示す本
発明の第2実施例の構造によって解決することができ
る。すなわち、調整ピストン64′の軸心に該軸線方向に
そって貫通する圧力流体路130を形成しているピストン
ロッド131を装着し、そのピストン部132をシリンダ133
に摺動自在に嵌挿させ、チャンバ55′内の圧力流体の一
部を前記圧力流体路130を介してシリンダ133内に導入さ
せるようにしている。この構造ではシリンダ133内に流
入する圧力流体の圧力がピストン部132に作用するの
で、それが前記調整ばね62に代えられ、従って、調整ピ
ストン64′の内周に配設される調整ばね63′のみで足り
ることになり、調整ピストン64′の外周には突出する部
分がなくなって調整ピスント64′に圧力流体の圧力が作
用しないときでも調整ばね63′の反力がスリーブ59′に
作用することはない。従って、スリーブ59′の操作荷重
が小さくて済み、レバー60と可動プーリ22との係合部の
摩耗が少なく、可動プーリ22にブレーキ力が働くことが
ないという利点がある。
合、調整ピストン64の外周と内周に配設される調整ばね
62,63の2つでチャンバ55内の圧力流体の圧力を設定す
るようにしているが、この構成によるとスリーブ59が摺
動している状態にあるとき、すなわち、調整ピストン64
に圧力流体の圧力が作用しているときには問題はない
が、調整ピストン64に圧力流体の圧力が作用していない
ときには調整ばね62を装着するために調整ピストン64の
外周に設けられるフランジ128が、調整ばね62,63の復帰
力によって前記スリーブ59の端面129に圧接するように
なる。従って、このような場合には調整ばね62,63の反
力をスリーブ59が受けてしまい可動プーリ22にブレーキ
力が作用することがある。また、圧力流体の量を十分に
確保するには調整ピストン64の径を大きくすればよい
が、このようにすると調整ばね62,63の受ける反力が大
きくなり、設定できる油圧が制限されてしまうという不
都合が生ずる。しかし、これらの問題は第3図に示す本
発明の第2実施例の構造によって解決することができ
る。すなわち、調整ピストン64′の軸心に該軸線方向に
そって貫通する圧力流体路130を形成しているピストン
ロッド131を装着し、そのピストン部132をシリンダ133
に摺動自在に嵌挿させ、チャンバ55′内の圧力流体の一
部を前記圧力流体路130を介してシリンダ133内に導入さ
せるようにしている。この構造ではシリンダ133内に流
入する圧力流体の圧力がピストン部132に作用するの
で、それが前記調整ばね62に代えられ、従って、調整ピ
ストン64′の内周に配設される調整ばね63′のみで足り
ることになり、調整ピストン64′の外周には突出する部
分がなくなって調整ピスント64′に圧力流体の圧力が作
用しないときでも調整ばね63′の反力がスリーブ59′に
作用することはない。従って、スリーブ59′の操作荷重
が小さくて済み、レバー60と可動プーリ22との係合部の
摩耗が少なく、可動プーリ22にブレーキ力が働くことが
ないという利点がある。
また、チャンバ55′と圧力流体路130を介して連通す
るシリンダ133を設けたことにより調整ピストン64′の
径を大きくしなくてもチャンバ55′内の圧力流体の量を
十分に確保することができる。
るシリンダ133を設けたことにより調整ピストン64′の
径を大きくしなくてもチャンバ55′内の圧力流体の量を
十分に確保することができる。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明に係る無段可変伝動装置
は、駆動軸上に設けられた駆動軸プーリと従動軸上に設
けられた従動軸上プーリとに無端ベルトが巻き掛けら
れ、前記各プーリの可動プーリに圧力流体を作用させる
ことにより、各プーリの溝巾を変えて変速比を変えるよ
うに構成された無段可変伝動装置において、圧力供給源
と、この圧力供給源からの圧力流体を高圧の圧力流体と
低圧の圧力流体とにそれぞれ変換する低高圧設定部と、
運転状態に応じて、前記両可動プーリの一方に前記高圧
の圧力流体を、その他方に前記低圧の圧力流体を切り換
えて供給する切換弁機構と、変速比に応じた圧力流体を
発生する変速連動部とを備え、この変速連動部で発生す
る圧力流体が前記低高圧設定部に作用してこの圧力流体
に応じて前記高圧及び低圧の圧力流体の各圧力が変化す
るように構成されているため、両可動プーリの一方に変
速比に応じた高圧の圧力を、その他方に低圧の圧力流体
を切り換えて供給することにより、変速比が無段階に変
化するので、圧力損失が低減されて動力伝達が向上する
と共に、内燃機関に対する圧力供給源の負荷が小さくな
って動力損失が低減され、且つ圧力供給源として高圧の
ポンプを必要とせず、両可動プーリの一方が大型化する
こともない。また、変速比に応じた圧力流体を発生する
変速連動部を備え、この変速連動部で発生する圧力流体
が前記低高圧設定部に作用してこの圧力流体に応じて前
記高圧及び低圧の圧力流体の各圧力が変化するように構
成されているので、低高圧設定部から両プーリの可動プ
ーリに供給される高圧および低圧の圧力流体の圧力を、
特別な圧力調整機構を設けることなく、変速連動部で発
生し且つ変速比に応じて変化する圧力流体により確実に
変化させることができる。
は、駆動軸上に設けられた駆動軸プーリと従動軸上に設
けられた従動軸上プーリとに無端ベルトが巻き掛けら
れ、前記各プーリの可動プーリに圧力流体を作用させる
ことにより、各プーリの溝巾を変えて変速比を変えるよ
うに構成された無段可変伝動装置において、圧力供給源
と、この圧力供給源からの圧力流体を高圧の圧力流体と
低圧の圧力流体とにそれぞれ変換する低高圧設定部と、
運転状態に応じて、前記両可動プーリの一方に前記高圧
の圧力流体を、その他方に前記低圧の圧力流体を切り換
えて供給する切換弁機構と、変速比に応じた圧力流体を
発生する変速連動部とを備え、この変速連動部で発生す
る圧力流体が前記低高圧設定部に作用してこの圧力流体
に応じて前記高圧及び低圧の圧力流体の各圧力が変化す
るように構成されているため、両可動プーリの一方に変
速比に応じた高圧の圧力を、その他方に低圧の圧力流体
を切り換えて供給することにより、変速比が無段階に変
化するので、圧力損失が低減されて動力伝達が向上する
と共に、内燃機関に対する圧力供給源の負荷が小さくな
って動力損失が低減され、且つ圧力供給源として高圧の
ポンプを必要とせず、両可動プーリの一方が大型化する
こともない。また、変速比に応じた圧力流体を発生する
変速連動部を備え、この変速連動部で発生する圧力流体
が前記低高圧設定部に作用してこの圧力流体に応じて前
記高圧及び低圧の圧力流体の各圧力が変化するように構
成されているので、低高圧設定部から両プーリの可動プ
ーリに供給される高圧および低圧の圧力流体の圧力を、
特別な圧力調整機構を設けることなく、変速連動部で発
生し且つ変速比に応じて変化する圧力流体により確実に
変化させることができる。
第1図はこの発明の第1実施例に係る無段可変伝動装置
を適用した車両用自動無段変速機の構成を示す断面図、
第2図は第1図に示す変速機の油圧制御機構を示す断面
図、第3図は本発明の第2実施例に係る無段可変伝動装
置の油圧制御機構を示す断面図、第4図は第1実施例に
よって得られる高圧の圧力流体と低圧の圧力流体の関係
を示す線図、第5図は第2図に示す油圧制御機構のレシ
オ切換スプール弁によって切換えられる高圧の圧力流体
の低圧の圧力流体の関係を示す線図、第6図は及び第7
図は夫々従来の無段可変伝動装置の側圧特性線図であ
る。 2……駆動軸、3……従動軸、5……内燃機関、7……
駆動軸プーリ、8……従動軸プーリ、9……無端ベル
ト、22……可動プーリ、28……ポンプ(圧力流体供給
源)、32……可動プーリ、46……制御装置、47……低高
圧設定部、48……変速連動部、49……切換弁機構、59,5
9′……スリーブ、62,63,63′……調整ばね、64,64′…
…調整ピストン、65……ポート、70……高圧流路、71…
…低圧流路。
を適用した車両用自動無段変速機の構成を示す断面図、
第2図は第1図に示す変速機の油圧制御機構を示す断面
図、第3図は本発明の第2実施例に係る無段可変伝動装
置の油圧制御機構を示す断面図、第4図は第1実施例に
よって得られる高圧の圧力流体と低圧の圧力流体の関係
を示す線図、第5図は第2図に示す油圧制御機構のレシ
オ切換スプール弁によって切換えられる高圧の圧力流体
の低圧の圧力流体の関係を示す線図、第6図は及び第7
図は夫々従来の無段可変伝動装置の側圧特性線図であ
る。 2……駆動軸、3……従動軸、5……内燃機関、7……
駆動軸プーリ、8……従動軸プーリ、9……無端ベル
ト、22……可動プーリ、28……ポンプ(圧力流体供給
源)、32……可動プーリ、46……制御装置、47……低高
圧設定部、48……変速連動部、49……切換弁機構、59,5
9′……スリーブ、62,63,63′……調整ばね、64,64′…
…調整ピストン、65……ポート、70……高圧流路、71…
…低圧流路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−98861(JP,A) 特開 昭56−134658(JP,A) 特公 昭58−29424(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】駆動軸上に設けられた駆動軸プーリと従動
軸上に設けられた従動軸上プーリとに無端ベルトが巻き
掛けられ、前記各プーリの可動プーリに圧力流体を作用
させることにより、各プーリの溝巾を変えて変速比を変
えるように構成された無段可変伝動装置において、圧力
供給源と、この圧力供給源からの圧力流体を高圧の圧力
流体と低圧の圧力流体とにそれぞれ変換する低高圧設定
部と、運転状態に応じて、前記両可動プーリの一方に前
記高圧の圧力流体を、その他方に前記低圧の圧力流体を
切り換えて供給する切換弁機構と、変速比に応じた圧力
流体を発生する変速連動部とを備え、この変速連動部で
発生する圧力流体が前記低高圧設定部に作用してこの圧
力流体に応じて前記高圧及び低圧の圧力流体の各圧力が
変化するように構成されていることを特徴とする無段可
変伝動装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60093850A JPH0810021B2 (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 無段可変伝動装置 |
| EP86301646A EP0194821B1 (en) | 1985-03-12 | 1986-03-07 | Infinitely variable transmission |
| DE8686301646T DE3664195D1 (en) | 1985-03-12 | 1986-03-07 | Infinitely variable transmission |
| US06/838,366 US4716791A (en) | 1985-03-12 | 1986-03-11 | Infinitely variable transmission utilizing hydraulic fluid pressure to vary velocity ratio between driving and driven pulleys |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60093850A JPH0810021B2 (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 無段可変伝動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61252954A JPS61252954A (ja) | 1986-11-10 |
| JPH0810021B2 true JPH0810021B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=14093883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60093850A Expired - Fee Related JPH0810021B2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-05-02 | 無段可変伝動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810021B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL165821C (nl) * | 1976-02-09 | 1981-05-15 | Doornes Transmissie Bv | Traploos variabele overbrenging. |
| JPS56134658A (en) * | 1980-03-24 | 1981-10-21 | Aisin Warner Ltd | Controller for torque ratio of v-bent type stepless transmission for vehicle |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP60093850A patent/JPH0810021B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61252954A (ja) | 1986-11-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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