JPH0810038Y2 - ベルトアンカーの支持構造 - Google Patents
ベルトアンカーの支持構造Info
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- JPH0810038Y2 JPH0810038Y2 JP1989071886U JP7188689U JPH0810038Y2 JP H0810038 Y2 JPH0810038 Y2 JP H0810038Y2 JP 1989071886 U JP1989071886 U JP 1989071886U JP 7188689 U JP7188689 U JP 7188689U JP H0810038 Y2 JPH0810038 Y2 JP H0810038Y2
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、シートベルト先端のロックプレートを車両
フロア側でロックするベルトアンカーの支持構造に関す
る。
フロア側でロックするベルトアンカーの支持構造に関す
る。
「従来技術およびその問題点」 ベルトアンカーは従来、車両のシートのインナー側フ
ロアに固定されていて、これに車両のセンターピラーガ
ーニッシュ側に巻き取り収容されるシートベルト先端の
ロックプレートをロックするようになっているが、この
構造では、シートの前後位置調整によって、搭乗者に対
するシートベルトの締め付け過ぎや緩みが生じる。そこ
で最近では、ベルトアンカーをシートトラック装置に支
持する構造のものが提案されている。
ロアに固定されていて、これに車両のセンターピラーガ
ーニッシュ側に巻き取り収容されるシートベルト先端の
ロックプレートをロックするようになっているが、この
構造では、シートの前後位置調整によって、搭乗者に対
するシートベルトの締め付け過ぎや緩みが生じる。そこ
で最近では、ベルトアンカーをシートトラック装置に支
持する構造のものが提案されている。
この従来の構造の一例を第4図および第5図に示す。
シートトラック装置は、ロアレール11とアッパレール12
を備えている。ロアレール11は、車体のフロア13側に固
定されるもので、フロア13と対向する底壁部11a、底壁
部11aの両側から反フロア方向に伸びる側壁部11bおよび
この側壁部11bから外側に折り曲げられた外方フランジ
部11cよりなる。またアッパレール12は、ロアレール11
上に位置するもので、ロアレール11の底壁部11aと対向
する上壁部12a、この上壁部12aの両側からフロア13方向
に側壁部11cを囲んで伸びる側壁部12bおよびこの側壁部
12bから内側に折り曲げられ、外方フランジ部11cと対向
する内方フランジ部12cよりなる。そしてアッパレール1
2は、外方フランジ部11cと内方フランジ部12cとの間に
介在させたスチールボール14と、上壁部12aと底壁部11a
の間に介在させたローラ15により、ロアレール11に対し
て摺動自在に嵌合されている。
シートトラック装置は、ロアレール11とアッパレール12
を備えている。ロアレール11は、車体のフロア13側に固
定されるもので、フロア13と対向する底壁部11a、底壁
部11aの両側から反フロア方向に伸びる側壁部11bおよび
この側壁部11bから外側に折り曲げられた外方フランジ
部11cよりなる。またアッパレール12は、ロアレール11
上に位置するもので、ロアレール11の底壁部11aと対向
する上壁部12a、この上壁部12aの両側からフロア13方向
に側壁部11cを囲んで伸びる側壁部12bおよびこの側壁部
12bから内側に折り曲げられ、外方フランジ部11cと対向
する内方フランジ部12cよりなる。そしてアッパレール1
2は、外方フランジ部11cと内方フランジ部12cとの間に
介在させたスチールボール14と、上壁部12aと底壁部11a
の間に介在させたローラ15により、ロアレール11に対し
て摺動自在に嵌合されている。
上記シートトラック装置にベルトアンカー20を支持す
る従来の支持構造は、次のとおりである。アッパレール
12の上壁部12a上には、反フロア方向に伸びるアンカー
固定部16aを備えたアッパブラケット16が固着されてお
り、このアンカー固定部16aに、ベルトアンカー20が固
定されている。また、ロアレール11の底壁部11a下面に
はロックプレート17が固着されていて、その一側部から
はフロア13に向けて折曲形成したロック歯17aが折曲形
成されている。このロック歯17aは、シートトラックの
ロック装置のロックピッチと同ピッチで、ロアレール11
の長手方向に沿って複数設けられている。一方ベルトア
ンカー20は、下部にアンカープレート18を一体に備えて
いて、このアンカープレート18の下端には、上記ロック
歯17aと係合可能なロック孔18aを備えている。
る従来の支持構造は、次のとおりである。アッパレール
12の上壁部12a上には、反フロア方向に伸びるアンカー
固定部16aを備えたアッパブラケット16が固着されてお
り、このアンカー固定部16aに、ベルトアンカー20が固
定されている。また、ロアレール11の底壁部11a下面に
はロックプレート17が固着されていて、その一側部から
はフロア13に向けて折曲形成したロック歯17aが折曲形
成されている。このロック歯17aは、シートトラックの
ロック装置のロックピッチと同ピッチで、ロアレール11
の長手方向に沿って複数設けられている。一方ベルトア
ンカー20は、下部にアンカープレート18を一体に備えて
いて、このアンカープレート18の下端には、上記ロック
歯17aと係合可能なロック孔18aを備えている。
上記のベルトアンカー支持構造は、車両の衝突事故な
どの強いショックにより、ベルトアンカー20に上方向の
剥離荷重が作用すると、これを固着しているアッパブラ
ケット16が上方に引っ張られて変形する。すると、アン
カープレート18が上方に働いてロック孔18aがロック歯1
7aに係合し、上記剥離荷重が、ロックプレート17を介し
てロアレール11に伝達される。すなわち、ロアレール11
に対するアッパレール12の剥離が防止される。
どの強いショックにより、ベルトアンカー20に上方向の
剥離荷重が作用すると、これを固着しているアッパブラ
ケット16が上方に引っ張られて変形する。すると、アン
カープレート18が上方に働いてロック孔18aがロック歯1
7aに係合し、上記剥離荷重が、ロックプレート17を介し
てロアレール11に伝達される。すなわち、ロアレール11
に対するアッパレール12の剥離が防止される。
ところが上記支持構造は、ベルトアンカー20に加わる
剥離荷重を主にアッパブラケット16で受ける構造である
ため、剥離荷重はアッパレール12に集中してしまう。ま
た、剥離荷重は、アンカープレート18を介してロアプレ
ート17でも受けるが、そのロック孔18aがロック歯17aに
係合した後に初めてロアプレート17に伝わるので、荷重
伝達に時間的なずれがある。したがって、アッパレール
12がロアレール11から剥離し易くなる。また、ベルトア
ンカー20を支持するアッパブラケット16は、上壁部12a
上の一部分に固設されているので、アッパブラケット16
に荷重が集中すると、アッパレール12は部分的に引っ張
られてたわみ、ロアレール11に対する円滑な摺動をも阻
害される。特に、上記弊害は、シートの最前位置(フロ
ントモスト位置)で起き易い。
剥離荷重を主にアッパブラケット16で受ける構造である
ため、剥離荷重はアッパレール12に集中してしまう。ま
た、剥離荷重は、アンカープレート18を介してロアプレ
ート17でも受けるが、そのロック孔18aがロック歯17aに
係合した後に初めてロアプレート17に伝わるので、荷重
伝達に時間的なずれがある。したがって、アッパレール
12がロアレール11から剥離し易くなる。また、ベルトア
ンカー20を支持するアッパブラケット16は、上壁部12a
上の一部分に固設されているので、アッパブラケット16
に荷重が集中すると、アッパレール12は部分的に引っ張
られてたわみ、ロアレール11に対する円滑な摺動をも阻
害される。特に、上記弊害は、シートの最前位置(フロ
ントモスト位置)で起き易い。
「考案の目的」 本考案はしたがって、剥離荷重をシートトラック装置
のアッパレールとロアレールに同時、かつ均一に分散さ
せ、さらに、シートの最前位置におけるシートトラック
装置の剥離強度の強いベルトアンカー支持構造を得るこ
とを目的とする。
のアッパレールとロアレールに同時、かつ均一に分散さ
せ、さらに、シートの最前位置におけるシートトラック
装置の剥離強度の強いベルトアンカー支持構造を得るこ
とを目的とする。
また本考案は、重量および材料費を節減できるベルト
アンカーの支持構造を得ることを目的とする。
アンカーの支持構造を得ることを目的とする。
「考案の概要」 本考案は、シートトラック装置にシートベルトをロッ
クするベルトアンカーを支持したベルトアンカーの支持
構造において、ベルトアンカーにその上部が固定され、
下部がアッパレールの上面に固着されたアッパブラケッ
トと;ベルトアンカーにその上部が固定され、下部はベ
ルトアンカーより前方に延びてアッパブラケットの上部
とアッパレールの側面に跨がって固定されたベルトアン
カープレートと;ベルトアンカー下に位置し、アッパレ
ールまたはアッパブラケットの少なくとも一方に固定さ
れた補助アンカープレートと;ロアレールに沿う係合レ
ールを有し、該ロアレール固定された係合プレートと;
この係合プレートの係合レールにその下部から係合また
は対向する、上記ベルトアンカープレートと補助アンカ
ープレートのそれぞれに形成した係合片とを有し、かつ
このアンカープレートの係合片は、アッパレールの全摺
動範囲で係合レールとの係合可能位置にあり、補助アン
カープレートの係合片は、少なくともアッパレールが最
も後方にスライドした状態では、係合レールとの非係合
位置に位置することを特徴とする。
クするベルトアンカーを支持したベルトアンカーの支持
構造において、ベルトアンカーにその上部が固定され、
下部がアッパレールの上面に固着されたアッパブラケッ
トと;ベルトアンカーにその上部が固定され、下部はベ
ルトアンカーより前方に延びてアッパブラケットの上部
とアッパレールの側面に跨がって固定されたベルトアン
カープレートと;ベルトアンカー下に位置し、アッパレ
ールまたはアッパブラケットの少なくとも一方に固定さ
れた補助アンカープレートと;ロアレールに沿う係合レ
ールを有し、該ロアレール固定された係合プレートと;
この係合プレートの係合レールにその下部から係合また
は対向する、上記ベルトアンカープレートと補助アンカ
ープレートのそれぞれに形成した係合片とを有し、かつ
このアンカープレートの係合片は、アッパレールの全摺
動範囲で係合レールとの係合可能位置にあり、補助アン
カープレートの係合片は、少なくともアッパレールが最
も後方にスライドした状態では、係合レールとの非係合
位置に位置することを特徴とする。
「考案の実施例」 以下、図示実施例につき本考案を説明する。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示すもの
で、シートトラック装置自体の構成は、従来例に準じる
ので、同一符合を付して説明を省略する。
で、シートトラック装置自体の構成は、従来例に準じる
ので、同一符合を付して説明を省略する。
アッパレール12の上壁部12a上には、シートを固定す
るアッパブラケット30がアッパレール12の全長に渡って
ビス31により固定されている。このアッパブラケット30
は、その一側に反フロア側に伸びるアンカー固着壁30a
を有していて、このアンカー固着壁30aの後部寄りの上
部には、アンカー固定ボルト32が固着されている。
るアッパブラケット30がアッパレール12の全長に渡って
ビス31により固定されている。このアッパブラケット30
は、その一側に反フロア側に伸びるアンカー固着壁30a
を有していて、このアンカー固着壁30aの後部寄りの上
部には、アンカー固定ボルト32が固着されている。
また、ロアレール11の底壁部11a下面には、ロアレー
ル11の全長に渡って係合プレート33が固着されている。
係合プレート33は、アンカー固着壁30aと対応する一側
にロアレール11に沿う係合レール33aを有している。係
合レール33aは、係合凹部をフロア13側に向け、係合プ
レート33の全長に渡って形成されるものである。
ル11の全長に渡って係合プレート33が固着されている。
係合プレート33は、アンカー固着壁30aと対応する一側
にロアレール11に沿う係合レール33aを有している。係
合レール33aは、係合凹部をフロア13側に向け、係合プ
レート33の全長に渡って形成されるものである。
アンカー固着壁30aの外面には、ベルトアンカープレ
ート34がベルトアンカー20とともにアンカー固定ボルト
32に嵌められて、ナット35によって固定されている。こ
のベルトアンカープレート34は、ベルトアンカー20に加
わる剥離荷重をアッパレール12とロアレール11に分散さ
せる働きをする。すなわち、ベルトアンカープレート34
は、その下端部がアッパレール12の側壁部12bに溶着な
どで固着されてアッパレール12と一体にされている。し
たがって、ベルトアンカープレート34が受ける剥離荷重
は、アッパレール12に同時に伝わる。またベルトアンカ
ープレート34は、第1図に示すようにアンカー固定ボル
ト32から前方に延びていて、下端部先端を反フロア方向
に折り曲げた、係合プレート33の係合レール33aと摺接
または一定の間隔を保って対向する係合片34aを備えて
いる。したがって、ベルトアンカープレート34は、その
係合片34aの係合レール33aに対する係合により、係合プ
レート33を介してロアレール11とも連繋しており、この
ロアレール11にもその受ける剥離荷重を伝えることがで
きる。
ート34がベルトアンカー20とともにアンカー固定ボルト
32に嵌められて、ナット35によって固定されている。こ
のベルトアンカープレート34は、ベルトアンカー20に加
わる剥離荷重をアッパレール12とロアレール11に分散さ
せる働きをする。すなわち、ベルトアンカープレート34
は、その下端部がアッパレール12の側壁部12bに溶着な
どで固着されてアッパレール12と一体にされている。し
たがって、ベルトアンカープレート34が受ける剥離荷重
は、アッパレール12に同時に伝わる。またベルトアンカ
ープレート34は、第1図に示すようにアンカー固定ボル
ト32から前方に延びていて、下端部先端を反フロア方向
に折り曲げた、係合プレート33の係合レール33aと摺接
または一定の間隔を保って対向する係合片34aを備えて
いる。したがって、ベルトアンカープレート34は、その
係合片34aの係合レール33aに対する係合により、係合プ
レート33を介してロアレール11とも連繋しており、この
ロアレール11にもその受ける剥離荷重を伝えることがで
きる。
上記ベルトアンカー20下にはさらに、補助アンカープ
レート40が設けられている。この補助プレート40は、主
にシートが最前位置にあるときにベルトアンカー20直下
にかかる剥離荷重を受け、これを係合プレート33に伝え
る働きをするもので、ベルトアンカープレート34ではカ
バーしきれない剥離荷重をカバーするものである。すな
わち、シートが最前位置にあると、ベルトアンカーブラ
ケット34の係合片34aはロアレール11の前端位置で係合
レール33aに係合してロアレール11に剥離荷重を伝える
が、剥離荷重を最も受け易いベルトアンカー20の直下位
置では、アッパレール12とロアレール11が噛み合っただ
けの状態となっていて、耐剥離強度が充分でない。つま
り、剥離荷重は一般に追突等によりシートの後方を持ち
上げる力として作用するのに、フロントモストでは係合
片34aが係合プレート33の前端部と係合するので、この
力に抗することができない。そこで、補助プレート40に
より、ベルトアンカー20の直下位置での耐剥離強度を確
保している。この補助プレート40は、第3図の例では、
アッパブラケット30とアッパレール12の側壁部12bに固
着されていて、その下部先端が、ベルトアンカプレート
34と同様、反フロア方向に折り曲げた、係合プレート33
の係合レール33aと摺接または一定の間隔を保って対向
する係合片40aを備えている。この係合片40aも、係合プ
レート33を介してロアレール11と連繋していて、このロ
アレール11にその受ける剥離荷重を伝える。
レート40が設けられている。この補助プレート40は、主
にシートが最前位置にあるときにベルトアンカー20直下
にかかる剥離荷重を受け、これを係合プレート33に伝え
る働きをするもので、ベルトアンカープレート34ではカ
バーしきれない剥離荷重をカバーするものである。すな
わち、シートが最前位置にあると、ベルトアンカーブラ
ケット34の係合片34aはロアレール11の前端位置で係合
レール33aに係合してロアレール11に剥離荷重を伝える
が、剥離荷重を最も受け易いベルトアンカー20の直下位
置では、アッパレール12とロアレール11が噛み合っただ
けの状態となっていて、耐剥離強度が充分でない。つま
り、剥離荷重は一般に追突等によりシートの後方を持ち
上げる力として作用するのに、フロントモストでは係合
片34aが係合プレート33の前端部と係合するので、この
力に抗することができない。そこで、補助プレート40に
より、ベルトアンカー20の直下位置での耐剥離強度を確
保している。この補助プレート40は、第3図の例では、
アッパブラケット30とアッパレール12の側壁部12bに固
着されていて、その下部先端が、ベルトアンカプレート
34と同様、反フロア方向に折り曲げた、係合プレート33
の係合レール33aと摺接または一定の間隔を保って対向
する係合片40aを備えている。この係合片40aも、係合プ
レート33を介してロアレール11と連繋していて、このロ
アレール11にその受ける剥離荷重を伝える。
そしてこの補助プレート40は、ベルトアンカープレー
ト34とは別部材からなっていて、少なくとも第1B図に示
すシートのリヤモスト位置では、係合プレート33との非
係合位置に突出する。これに対し、ベルトアンカープレ
ート34は、シートの全摺動範囲において、係合プレート
33との係合可能位置にある。すなわち第1A図に示すフロ
ントモスト位置では、このベルトアンカープレート34の
係合片34aが係合レール33の前端部に位置し、リヤモス
ト位置では、同係合片34aが係合レール33の後端部に位
置する。
ト34とは別部材からなっていて、少なくとも第1B図に示
すシートのリヤモスト位置では、係合プレート33との非
係合位置に突出する。これに対し、ベルトアンカープレ
ート34は、シートの全摺動範囲において、係合プレート
33との係合可能位置にある。すなわち第1A図に示すフロ
ントモスト位置では、このベルトアンカープレート34の
係合片34aが係合レール33の前端部に位置し、リヤモス
ト位置では、同係合片34aが係合レール33の後端部に位
置する。
上記構成のベルトアンカー支持構造は、ベルトアンカ
ープレート34の係合片34aと補助プレート40の係合片40a
の両者が係合プレート33と係合出来る状態において、ベ
ルトアンカー20に剥離荷重が加わると、この剥離荷重
は、まずアッパブラケット30とベルトアンカープレート
34を介してアッパレール12全体に均一に分散して伝わ
る。また、ベルトアンカープレート34に伝わった剥離荷
重はさらに、相互に係合する係合片34aと係合レール33a
から係合プレート33を経て、ロアレール11にも同時に伝
わる。したがって、ベルトアンカー20で受ける剥離荷重
は、シートトラック全体で受け持つこととなり、シート
トラックの耐剥離強度が増強される。
ープレート34の係合片34aと補助プレート40の係合片40a
の両者が係合プレート33と係合出来る状態において、ベ
ルトアンカー20に剥離荷重が加わると、この剥離荷重
は、まずアッパブラケット30とベルトアンカープレート
34を介してアッパレール12全体に均一に分散して伝わ
る。また、ベルトアンカープレート34に伝わった剥離荷
重はさらに、相互に係合する係合片34aと係合レール33a
から係合プレート33を経て、ロアレール11にも同時に伝
わる。したがって、ベルトアンカー20で受ける剥離荷重
は、シートトラック全体で受け持つこととなり、シート
トラックの耐剥離強度が増強される。
特にシートがフロントモスト位置にあるときには、ベ
ルトアンカープレート34の係合片34aは、第1A図に示す
ロアレール11の最前端に位置する。この状態でベルトア
ンカー20に剥離荷重が加わると、これが係合レール33a
を介してロアレール11の主に前端部に伝わるとともに、
ベルトアンカー20下の補助アンカープレート40から同じ
くロアレール11に伝わる。従って、シートのフロントモ
スト位置においても、剥離荷重は、シートトラック装置
に荷重むらなく均等に作用し、耐剥離強度が確保され
る。
ルトアンカープレート34の係合片34aは、第1A図に示す
ロアレール11の最前端に位置する。この状態でベルトア
ンカー20に剥離荷重が加わると、これが係合レール33a
を介してロアレール11の主に前端部に伝わるとともに、
ベルトアンカー20下の補助アンカープレート40から同じ
くロアレール11に伝わる。従って、シートのフロントモ
スト位置においても、剥離荷重は、シートトラック装置
に荷重むらなく均等に作用し、耐剥離強度が確保され
る。
これに対し、シートがリヤモスト位置にある第1B図の
状態では、補助プレート40は係合レール33との非係合位
置に突出する。従ってこの補助プレート40は剥離防止に
は作用せず、ベルトアンカープレート34のみが剥離防止
に作用する。しかしリヤモストでは、この補助プレート
40があると否とを問わず、剥離防止は、ベルトアンカー
プレート34によって図られるから、このように、ベルト
アンカープレート34と補助アンカープレート40とを別部
材として設けることにより、材料費および重量の軽減が
図れる。このことは、ベルトアンカープレート34と補助
アンカープレート40とを一体に設ける場合と比較すれば
容易に理解される。
状態では、補助プレート40は係合レール33との非係合位
置に突出する。従ってこの補助プレート40は剥離防止に
は作用せず、ベルトアンカープレート34のみが剥離防止
に作用する。しかしリヤモストでは、この補助プレート
40があると否とを問わず、剥離防止は、ベルトアンカー
プレート34によって図られるから、このように、ベルト
アンカープレート34と補助アンカープレート40とを別部
材として設けることにより、材料費および重量の軽減が
図れる。このことは、ベルトアンカープレート34と補助
アンカープレート40とを一体に設ける場合と比較すれば
容易に理解される。
なお、補助アンカープレート40は、アッパブラケット
30またはアッパレール12のいずれか一方または双方に固
定することができる。
30またはアッパレール12のいずれか一方または双方に固
定することができる。
「考案の効果」 以上説明したように本考案は、ベルトアンカーにその
上部が固定されたベルトアンカープレートを、アッパレ
ールの上面に固設されたアッパブラケットとアッパレー
ルの側面とに跨って固定し、さらに、このベルトアンカ
ープレートとは別の補助アンカープレートをベルトアン
カー下に位置させて少なくともアッパレールまたはアッ
パブラケットに固定し、ベルトアンカーブラケットと補
助アンカーブラケットのそれぞれの係合片を、ロアレー
ル側の係合プレートの係合レールにその下部から係合ま
たは対向させたので、ベルトアンカーに剥離荷重が加わ
った時に、この剥離荷重が、ベルトアンカープレートお
よび補助アンカープレートを介してアッパレールとロア
レールの全体に、同時かつ均一に伝わる。また、シート
の最前位置において、ベルトアンカーに剥離荷重が加わ
っても、ベルトアンカー下の補助アンカープレートが剥
離荷重をロアレールに伝えるので、シートの位置にかか
わらず、シートトラック装置全体の耐剥離強度を大幅に
アップさせることができる。
上部が固定されたベルトアンカープレートを、アッパレ
ールの上面に固設されたアッパブラケットとアッパレー
ルの側面とに跨って固定し、さらに、このベルトアンカ
ープレートとは別の補助アンカープレートをベルトアン
カー下に位置させて少なくともアッパレールまたはアッ
パブラケットに固定し、ベルトアンカーブラケットと補
助アンカーブラケットのそれぞれの係合片を、ロアレー
ル側の係合プレートの係合レールにその下部から係合ま
たは対向させたので、ベルトアンカーに剥離荷重が加わ
った時に、この剥離荷重が、ベルトアンカープレートお
よび補助アンカープレートを介してアッパレールとロア
レールの全体に、同時かつ均一に伝わる。また、シート
の最前位置において、ベルトアンカーに剥離荷重が加わ
っても、ベルトアンカー下の補助アンカープレートが剥
離荷重をロアレールに伝えるので、シートの位置にかか
わらず、シートトラック装置全体の耐剥離強度を大幅に
アップさせることができる。
さらにベルトアンカープレートと補助アンカープレー
トとは別部材からなっていて、アンカープレートの係合
片は、アッパレールの全摺動範囲で係合レールとの係合
可能位置にあり、補助アンカープレートの係合片は、少
なくともアッパレールが最も後方にスライドした状態で
は、係合レールとの非係合位置に位置するので、これら
を一部材で形成する場合に比較して、重量および材料費
の節減を図ることができる。
トとは別部材からなっていて、アンカープレートの係合
片は、アッパレールの全摺動範囲で係合レールとの係合
可能位置にあり、補助アンカープレートの係合片は、少
なくともアッパレールが最も後方にスライドした状態で
は、係合レールとの非係合位置に位置するので、これら
を一部材で形成する場合に比較して、重量および材料費
の節減を図ることができる。
第1A図、第1B図はそれぞれ本考案によるベルトアンカー
の支持構造の一実施例を示す、フロントモスト、リヤモ
ストの状態における側面図、第2図およびは第3図は第
1A図のそれぞれII−II線およびIII−III線に沿う断面
図、第4図は従来のベルトアンカーの支持構造の第5図
におけるIV−IV線に沿う断面図、第5図は第4図の側面
図である。 11……ロアレール、12……アッパレール、13……フロ
ア、20……ベルトアンカー、30……アッパブラケット、
32……アンカー固定ボルト、33……係合プレート、33a
……係合レール、34……ベルトアンカープレート、34a
……係合片、40……補助アンカープレート、40a……係
合片。
の支持構造の一実施例を示す、フロントモスト、リヤモ
ストの状態における側面図、第2図およびは第3図は第
1A図のそれぞれII−II線およびIII−III線に沿う断面
図、第4図は従来のベルトアンカーの支持構造の第5図
におけるIV−IV線に沿う断面図、第5図は第4図の側面
図である。 11……ロアレール、12……アッパレール、13……フロ
ア、20……ベルトアンカー、30……アッパブラケット、
32……アンカー固定ボルト、33……係合プレート、33a
……係合レール、34……ベルトアンカープレート、34a
……係合片、40……補助アンカープレート、40a……係
合片。
Claims (1)
- 【請求項1】ベルトアンカーにその上部が固定され、下
部がアッパレールの上面に固着されたアッパブラケット
と;ベルトアンカーにその上部が固定され、下部はベル
トアンカーより前方に延びて上記アッパブラケットの上
部とアッパレールの側面に跨がって固定されたベルトア
ンカープレートと;ベルトアンカー下に位置し、アッパ
レールまたはアッパブラケットの少なくとも一方に固定
された補助アンカープレートと;ロアレールに沿う係合
レールを有し、該ロアレールに固定された係合プレート
と;この係合プレートの係合レールにその下部から係合
または対向する、上記ベルトアンカープレートおよび補
助アンカープレートにそれぞれ形成した係合片とを有し
ており、かつこのベルトアンカープレートの係合片は、
アッパレールの全摺動範囲で係合レールとの係合可能位
置にあり、補助アンカープレートの係合片は、少なくと
もアッパレールが最も後方にスライドした状態では、係
合レールとの非係合位置に位置することを特徴とするベ
ルトアンカーの支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989071886U JPH0810038Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | ベルトアンカーの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989071886U JPH0810038Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | ベルトアンカーの支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0310956U JPH0310956U (ja) | 1991-02-01 |
| JPH0810038Y2 true JPH0810038Y2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=31609322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989071886U Expired - Lifetime JPH0810038Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | ベルトアンカーの支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810038Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5766510B2 (ja) * | 2011-05-25 | 2015-08-19 | 日本発條株式会社 | 車両用シート装置 |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP1989071886U patent/JPH0810038Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0310956U (ja) | 1991-02-01 |
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