JPH0810094A - シート用ばね構造体 - Google Patents
シート用ばね構造体Info
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- JPH0810094A JPH0810094A JP15081594A JP15081594A JPH0810094A JP H0810094 A JPH0810094 A JP H0810094A JP 15081594 A JP15081594 A JP 15081594A JP 15081594 A JP15081594 A JP 15081594A JP H0810094 A JPH0810094 A JP H0810094A
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Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】パッド上における所望の体圧分布に応じて、容
易に乗り心地上必要な部位に最適なクッション性を持た
せることが可能であり、着座感をより一層向上させるこ
とでき、また、シートクッションの薄型化を図ることが
可能であり、省スペース化の要請に応じることができる
シート用ばね構造体を提供すること。 【構成】パッド50を載置する受面部20aを備えたプ
レート部材20と、細巾状平板を蛇行状に屈曲して形成
した複数のばね部材とを具備して成り、前記パッド50
上における所望の体圧分布に応じて前記プレート部材2
0の下面側の所定の複数箇所に取付け部28を形成し、
各取付け部28に前記各ばね部材30の上端部31を止
着し、各ばね部材30の下端部34を前記フレーム40
側に固定して構成した。
易に乗り心地上必要な部位に最適なクッション性を持た
せることが可能であり、着座感をより一層向上させるこ
とでき、また、シートクッションの薄型化を図ることが
可能であり、省スペース化の要請に応じることができる
シート用ばね構造体を提供すること。 【構成】パッド50を載置する受面部20aを備えたプ
レート部材20と、細巾状平板を蛇行状に屈曲して形成
した複数のばね部材とを具備して成り、前記パッド50
上における所望の体圧分布に応じて前記プレート部材2
0の下面側の所定の複数箇所に取付け部28を形成し、
各取付け部28に前記各ばね部材30の上端部31を止
着し、各ばね部材30の下端部34を前記フレーム40
側に固定して構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートクッションの最
下部をなすフレームとその上方に配するパッドとの間に
介装され、前記パッドに所望のクッション性に持たせる
シート用ばね構造体に関し、主として車両用シートに用
いられるものである。
下部をなすフレームとその上方に配するパッドとの間に
介装され、前記パッドに所望のクッション性に持たせる
シート用ばね構造体に関し、主として車両用シートに用
いられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシート用ばね構造体やそ
の関連技術としては、例えば、図11や図12に示すよ
うな車両用シートのシートクッションがある。図11に
示すものは、鋼鉄線等を加工した座席用ばねを何ら使用
しないフルフォームタイプのシートクッション1であ
る。すなわち、わん状のフレーム2上に直接所定形状の
パッド3を一体的に成形したものであり、この種のタイ
プのシートクッション1ではパッド3自体にばね作用も
要求される。従って、パッド3は高弾性のフォーム材料
にてより成形されている。
の関連技術としては、例えば、図11や図12に示すよ
うな車両用シートのシートクッションがある。図11に
示すものは、鋼鉄線等を加工した座席用ばねを何ら使用
しないフルフォームタイプのシートクッション1であ
る。すなわち、わん状のフレーム2上に直接所定形状の
パッド3を一体的に成形したものであり、この種のタイ
プのシートクッション1ではパッド3自体にばね作用も
要求される。従って、パッド3は高弾性のフォーム材料
にてより成形されている。
【0003】また、図12に示すものは、シートクッシ
ョン4の最下部をなすフレーム5とその上方のパッド7
との間に、複数の専用型のフォームドワイヤ6,6…を
配設したものである。すなわち、複数のフォームドワイ
ヤ6,6…によって、パッド7をフレーム5に対してク
ッション性を持たせて支持している。
ョン4の最下部をなすフレーム5とその上方のパッド7
との間に、複数の専用型のフォームドワイヤ6,6…を
配設したものである。すなわち、複数のフォームドワイ
ヤ6,6…によって、パッド7をフレーム5に対してク
ッション性を持たせて支持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示した従来技術では、シートクッション1の表面側も
高弾性のフォーム材から成り、表面全体がほぼ均一にあ
る程度硬い感触となる。従って、着座者の臀部に対して
軟らかな感触を与えることができず、また、着座感の良
い体圧分布に適宜調整することは困難であり、クッショ
ン性に欠け着座感が損なわれるおそれがあり、更なる乗
り心地性能の向上が切望されていた。
に示した従来技術では、シートクッション1の表面側も
高弾性のフォーム材から成り、表面全体がほぼ均一にあ
る程度硬い感触となる。従って、着座者の臀部に対して
軟らかな感触を与えることができず、また、着座感の良
い体圧分布に適宜調整することは困難であり、クッショ
ン性に欠け着座感が損なわれるおそれがあり、更なる乗
り心地性能の向上が切望されていた。
【0005】また、シートの動的性能のうち重要なもの
一つに車両振動の緩衝作用があり、車両の共振点などに
合致しないようにシートの振動特性を適正に設定するこ
とが必要である。ところが、フルフォームタイプでは、
シートクッション1の共振周波数を下げることが困難で
あるため、乗り心地性能の向上はより一層困難であっ
た。
一つに車両振動の緩衝作用があり、車両の共振点などに
合致しないようにシートの振動特性を適正に設定するこ
とが必要である。ところが、フルフォームタイプでは、
シートクッション1の共振周波数を下げることが困難で
あるため、乗り心地性能の向上はより一層困難であっ
た。
【0006】また、図12に示した従来技術では、フォ
ームドワイヤ6,6…のピッチを自由に設定して、乗り
心地上必要な部位に最適なクッション性を持たせること
ができるが、所定の強度や弾性を維持しつつフォームド
ワイヤ6,6…の高さ(上下方向の長さ)を低く抑える
ことはその構造上一般には難しい。従って、シートクッ
ション4の薄型化が困難であり、シートを配するための
大きな設置スペースが必要になるという問題点があっ
た。
ームドワイヤ6,6…のピッチを自由に設定して、乗り
心地上必要な部位に最適なクッション性を持たせること
ができるが、所定の強度や弾性を維持しつつフォームド
ワイヤ6,6…の高さ(上下方向の長さ)を低く抑える
ことはその構造上一般には難しい。従って、シートクッ
ション4の薄型化が困難であり、シートを配するための
大きな設置スペースが必要になるという問題点があっ
た。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
着目してなされたもので、パッド上における所望の体圧
分布に応じて、容易に乗り心地上必要な部位に最適なク
ッション性を持たせることが可能であり、着座感をより
一層向上させることでき、また、シートクッションの薄
型化を図ることが可能であり、省スペース化の要請に応
じることができるシート用ばね構造体を提供することを
目的としている。
着目してなされたもので、パッド上における所望の体圧
分布に応じて、容易に乗り心地上必要な部位に最適なク
ッション性を持たせることが可能であり、着座感をより
一層向上させることでき、また、シートクッションの薄
型化を図ることが可能であり、省スペース化の要請に応
じることができるシート用ばね構造体を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、シートクッション
(10)の最下部をなすフレーム(40)とその上方に
配するパッド(50)との間に介装され、前記パッド
(50)に所望のクッション性に持たせるシート用ばね
構造体(11)において、前記パッド(50)を載置す
る受面部(20a)を備えたプレート部材(20)と、
細巾状平板を蛇行状に屈曲して形成した複数のばね部材
とを具備して成り、前記パッド(50)上における所望
の体圧分布に応じて前記プレート部材(20)の下面側
の所定の複数箇所に取付け部(28)を形成し、各取付
け部(28)に前記各ばね部材(30)の上端部(3
1)を止着し、各ばね部材(30)の下端部(34)を
前記フレーム(40)側に固定して構成したことを特徴
とするシート用ばね構造体(11)に存する。
めの本発明の要旨とするところは、シートクッション
(10)の最下部をなすフレーム(40)とその上方に
配するパッド(50)との間に介装され、前記パッド
(50)に所望のクッション性に持たせるシート用ばね
構造体(11)において、前記パッド(50)を載置す
る受面部(20a)を備えたプレート部材(20)と、
細巾状平板を蛇行状に屈曲して形成した複数のばね部材
とを具備して成り、前記パッド(50)上における所望
の体圧分布に応じて前記プレート部材(20)の下面側
の所定の複数箇所に取付け部(28)を形成し、各取付
け部(28)に前記各ばね部材(30)の上端部(3
1)を止着し、各ばね部材(30)の下端部(34)を
前記フレーム(40)側に固定して構成したことを特徴
とするシート用ばね構造体(11)に存する。
【0009】
【作用】プレート部材(20)はパッド(50)を載置
する受面部(20a)を備え、該受面部(20a)によ
り着座者の臀部真下付近のパッド(50)を面的に支持
するよう受ける。かかるプレート部材(20)は、良好
な体圧分布がとれるように、例えば合成樹脂等により所
定形状に成形すればよい。
する受面部(20a)を備え、該受面部(20a)によ
り着座者の臀部真下付近のパッド(50)を面的に支持
するよう受ける。かかるプレート部材(20)は、良好
な体圧分布がとれるように、例えば合成樹脂等により所
定形状に成形すればよい。
【0010】プレート部材(20)は複数のばね部材
(30)によって、フレーム(40)の上方にクッショ
ン性を持たせて支持される。各ばね部材(30)は細巾
状平板を蛇行状に屈曲して形成され、その屈曲ピッチや
曲げ形状等を自由に設定できるため、任意のばね定数に
適宜設定できる。
(30)によって、フレーム(40)の上方にクッショ
ン性を持たせて支持される。各ばね部材(30)は細巾
状平板を蛇行状に屈曲して形成され、その屈曲ピッチや
曲げ形状等を自由に設定できるため、任意のばね定数に
適宜設定できる。
【0011】前記プレート部材(20)の下面側の所定
の複数箇所には取付け部(28)を形成するが、取付け
部(28)の形成箇所やその数及び向き等は、パッド
(50)上における所望の体圧分布に応じて設定する。
そして、各取付け部(28)に前記各ばね部材(30)
の上端部(31)を止着し、各ばね部材(30)の下端
部(34)を前記フレーム(40)側に固定する。
の複数箇所には取付け部(28)を形成するが、取付け
部(28)の形成箇所やその数及び向き等は、パッド
(50)上における所望の体圧分布に応じて設定する。
そして、各取付け部(28)に前記各ばね部材(30)
の上端部(31)を止着し、各ばね部材(30)の下端
部(34)を前記フレーム(40)側に固定する。
【0012】すなわち、各取付け部(28)を任意に設
定することで、各ばね部材(30)の取付個数や位置等
をコントロールすることになり、それにより、シート用
ばね構造体(11)の体圧分布を予め最適な着座感を得
られるように調整し、乗り心地を一層向上させることが
できる。
定することで、各ばね部材(30)の取付個数や位置等
をコントロールすることになり、それにより、シート用
ばね構造体(11)の体圧分布を予め最適な着座感を得
られるように調整し、乗り心地を一層向上させることが
できる。
【0013】また、前記ばね部材(30)は細巾状平板
を蛇行状に屈曲して形成され、線材を加工したフォーム
ドワイヤ等に比して強度や弾撥力があるため、所定のば
ね感(スプリング強度)を確保しつつ、上下方向に嵩ば
る高さを抑えることが可能となる。従って、シートクッ
ション(10)を薄型化することができる。
を蛇行状に屈曲して形成され、線材を加工したフォーム
ドワイヤ等に比して強度や弾撥力があるため、所定のば
ね感(スプリング強度)を確保しつつ、上下方向に嵩ば
る高さを抑えることが可能となる。従って、シートクッ
ション(10)を薄型化することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜図6は本発明の一実施例を示している。図
1及び図2に示すように、シート用ばね構造体11は車
両用シートのシートクッション10の一部を構成してお
り、該シートクッション10の最下部をなすフレーム4
0とその上方に配するパッド50との間に介装され、パ
ッド50に所望のクッション性に持たせるものである。
更に詳しく言えば、シート用ばね構造体11は、パンフ
レーム40と、該パンフレーム40の後半部上側に離間
して配されたプレート部材20と、パンフレーム40と
プレート部材20との間に取付けられた複数のばね部材
30,30…とを具備して成る。
する。図1〜図6は本発明の一実施例を示している。図
1及び図2に示すように、シート用ばね構造体11は車
両用シートのシートクッション10の一部を構成してお
り、該シートクッション10の最下部をなすフレーム4
0とその上方に配するパッド50との間に介装され、パ
ッド50に所望のクッション性に持たせるものである。
更に詳しく言えば、シート用ばね構造体11は、パンフ
レーム40と、該パンフレーム40の後半部上側に離間
して配されたプレート部材20と、パンフレーム40と
プレート部材20との間に取付けられた複数のばね部材
30,30…とを具備して成る。
【0015】図3に示すように、プレート部材20は、
着座者の臀部真下付近のパッド50を面的に支持するよ
うに受けるものであり、良好な体圧分布がとれるよう図
示した形状に合成樹脂で一体成形されている。プレート
部材20は、薄板状の前端部21、両側端部22,2
2、後端部23、それに両側端部22,22間で両側方
向に延びる一対の架橋部24,25から成る。そして、
前端部21、両側端部22,22、後端部23、一対の
架橋部24,25の各上面側がパッド50を載置する受
面部20aとなっている。また、前端部21と後端部2
3との間には、前後方向に延びる一対の補強リブ26,
26が一体的に架け渡されている。
着座者の臀部真下付近のパッド50を面的に支持するよ
うに受けるものであり、良好な体圧分布がとれるよう図
示した形状に合成樹脂で一体成形されている。プレート
部材20は、薄板状の前端部21、両側端部22,2
2、後端部23、それに両側端部22,22間で両側方
向に延びる一対の架橋部24,25から成る。そして、
前端部21、両側端部22,22、後端部23、一対の
架橋部24,25の各上面側がパッド50を載置する受
面部20aとなっている。また、前端部21と後端部2
3との間には、前後方向に延びる一対の補強リブ26,
26が一体的に架け渡されている。
【0016】プレート部材20は複数のばね部材30に
よって、フレーム40の上方にクッション性を持たせて
支持されている。プレート部材20の下面側には、後述
するばね部材30の上端部31を止着するための取付け
部28,28…が形成されている。かかる取付け部2
8,28…は、パッド50上における所望の体圧分布に
応じて、図2及び図3に示す所定の複数箇所及び向きに
形成されている。すなわち、前端部21の下側面には、
3つの取付け部28が両側方向に当間隔に形成されてお
り、同様に、一対の架橋部24,25の下側面にも、そ
れぞれ3ずつ取付け部28が両側方向に当間隔に形成さ
れてる。
よって、フレーム40の上方にクッション性を持たせて
支持されている。プレート部材20の下面側には、後述
するばね部材30の上端部31を止着するための取付け
部28,28…が形成されている。かかる取付け部2
8,28…は、パッド50上における所望の体圧分布に
応じて、図2及び図3に示す所定の複数箇所及び向きに
形成されている。すなわち、前端部21の下側面には、
3つの取付け部28が両側方向に当間隔に形成されてお
り、同様に、一対の架橋部24,25の下側面にも、そ
れぞれ3ずつ取付け部28が両側方向に当間隔に形成さ
れてる。
【0017】図4に示すように、各取付け部28は、ば
ね部材30の上端部31が嵌合するキャップ状になって
おり、かかるキャップの開口部分は前後方向を向くよう
統一されている。また、各取付け部28の上部には、そ
れぞればね部材30の上端部に突設されている突起3
5,35が嵌合する係止孔29,29が穿設されてい
る。なお、図1に示すように、プレート部材20の複数
の取付け部28,28…に対応するように、パンフレー
ム40の底面部41にも同様の構成の取付け部42,4
2…が形成されている。
ね部材30の上端部31が嵌合するキャップ状になって
おり、かかるキャップの開口部分は前後方向を向くよう
統一されている。また、各取付け部28の上部には、そ
れぞればね部材30の上端部に突設されている突起3
5,35が嵌合する係止孔29,29が穿設されてい
る。なお、図1に示すように、プレート部材20の複数
の取付け部28,28…に対応するように、パンフレー
ム40の底面部41にも同様の構成の取付け部42,4
2…が形成されている。
【0018】図5及び図6に示すように、ばね部材30
は細巾状平板を蛇行状に屈曲して形成されたものであ
り、具体的には図示したようにS字形に屈曲され、上端
部31と中間部33と下端部34、それに上下端部3
1,34と中間部33の両端との間をそれぞれ結ぶルー
プ部32,32とから成る。また、上端部31の上面側
には、前述したプレート部材20の取付け部28に嵌合
した際に、その係止孔29,29に嵌合する突起35,
35が設けられている。下端部34の上面側にも、同様
に突起35,35が突設されている。なお、図7に示し
た変形例に係るばね部材30Aのように、その上下端部
31,34に、突起35ではなく係止孔36を設ける一
方、プレート部材20の取付け部28の側に係止孔28
ではなく突起を設ける態様でもよい。
は細巾状平板を蛇行状に屈曲して形成されたものであ
り、具体的には図示したようにS字形に屈曲され、上端
部31と中間部33と下端部34、それに上下端部3
1,34と中間部33の両端との間をそれぞれ結ぶルー
プ部32,32とから成る。また、上端部31の上面側
には、前述したプレート部材20の取付け部28に嵌合
した際に、その係止孔29,29に嵌合する突起35,
35が設けられている。下端部34の上面側にも、同様
に突起35,35が突設されている。なお、図7に示し
た変形例に係るばね部材30Aのように、その上下端部
31,34に、突起35ではなく係止孔36を設ける一
方、プレート部材20の取付け部28の側に係止孔28
ではなく突起を設ける態様でもよい。
【0019】次に作用を説明する。図1に示すように、
プレート部材20の取付け部28,28…に、それぞれ
各ばね部材30の上端部31を同じ向きで嵌合させて止
着し、また、各ばね部材30の下端部34は、それぞれ
フレーム40の取付け部42,42…に嵌合させて止着
する。このように組み付けられたプレート部材20の上
面側は受面部20aをなしており、かかる受面部20a
上にパッド50を載置するように装着すればよい。
プレート部材20の取付け部28,28…に、それぞれ
各ばね部材30の上端部31を同じ向きで嵌合させて止
着し、また、各ばね部材30の下端部34は、それぞれ
フレーム40の取付け部42,42…に嵌合させて止着
する。このように組み付けられたプレート部材20の上
面側は受面部20aをなしており、かかる受面部20a
上にパッド50を載置するように装着すればよい。
【0020】プレート部材20の受面部20aにより、
着座者の臀部真下付近のパッド50が面的に受けられる
が、かかるプレート部材20は樹脂成形品であり、その
受面部20aはある程度、着座者の臀部に沿って撓むこ
とが可能であるため、その形状を工夫することにより、
プレート部材20自体にもクッション性を持たせること
ができる。プレート部材20は、複数のばね部材30に
よってフレーム40の上方に充分なクッション性を持た
せて支持される。
着座者の臀部真下付近のパッド50が面的に受けられる
が、かかるプレート部材20は樹脂成形品であり、その
受面部20aはある程度、着座者の臀部に沿って撓むこ
とが可能であるため、その形状を工夫することにより、
プレート部材20自体にもクッション性を持たせること
ができる。プレート部材20は、複数のばね部材30に
よってフレーム40の上方に充分なクッション性を持た
せて支持される。
【0021】各ばね部材30は細巾状平板を蛇行状に屈
曲して形成されるが、細巾状平板の厚さや幅を適当に選
択したり、その屈曲ピッチや曲げ形状等を自由に設定で
きるため、任意のばね定数に適宜設定できる。例えば、
図8には変形例に係るばね部材30Bを示す。このよう
なW字形のばね部材30Bのように、前記ばね部材30
よりも細巾状平板の屈曲回数を多くして、中間部33と
ループ部33とを1個ずつ増やせば、弾撥力を更に増す
ことができる。
曲して形成されるが、細巾状平板の厚さや幅を適当に選
択したり、その屈曲ピッチや曲げ形状等を自由に設定で
きるため、任意のばね定数に適宜設定できる。例えば、
図8には変形例に係るばね部材30Bを示す。このよう
なW字形のばね部材30Bのように、前記ばね部材30
よりも細巾状平板の屈曲回数を多くして、中間部33と
ループ部33とを1個ずつ増やせば、弾撥力を更に増す
ことができる。
【0022】また、プレート部材20の下面側には、予
め定めた数箇所に取付け部28を形成するが、かかる取
付け部28の形成箇所やその数及び向きは、パッド50
上における所望の体圧分布に応じて適宜設定すればよ
い。すなわち、各取付け部28を任意の設定すること
で、各ばね部材30の取付個数や位置等を簡単にコント
ロールできる。
め定めた数箇所に取付け部28を形成するが、かかる取
付け部28の形成箇所やその数及び向きは、パッド50
上における所望の体圧分布に応じて適宜設定すればよ
い。すなわち、各取付け部28を任意の設定すること
で、各ばね部材30の取付個数や位置等を簡単にコント
ロールできる。
【0023】それにより、ばね部材30自体のばね定数
を変えなくても、プレート部材20の受面部20a上の
パッド50に対する体圧分布を予め最適な着座感を得ら
れるように調整でき、乗り心地を一層向上させることが
できる。例えば、図9や図10に示すように、プレート
部材20A,20Bの下面側に設ける取付け部28の位
置や数、或は向きを適宜変えるだけでも、前記実施例に
係るシート用ばね構造体11とは全く異なった体圧分布
がとれるようになる。
を変えなくても、プレート部材20の受面部20a上の
パッド50に対する体圧分布を予め最適な着座感を得ら
れるように調整でき、乗り心地を一層向上させることが
できる。例えば、図9や図10に示すように、プレート
部材20A,20Bの下面側に設ける取付け部28の位
置や数、或は向きを適宜変えるだけでも、前記実施例に
係るシート用ばね構造体11とは全く異なった体圧分布
がとれるようになる。
【0024】以上のように、本発明に係るシート用ばね
構造体10によれば、着座感の良い体圧分布に適宜調整
することが容易であり、所望の体圧分布に応じて、乗り
心地上必要な部位に最適なクッション性を持たせりする
等により、着座感を一層向上させることができる。ま
た、シートの動的性能のうち重要なもの一つに車両振動
の緩衝作用があるが、車両の共振点などに合致しないよ
うにシートの振動特性を適正に設定することも、フルフ
ォームタイプに比して極めて容易となる。
構造体10によれば、着座感の良い体圧分布に適宜調整
することが容易であり、所望の体圧分布に応じて、乗り
心地上必要な部位に最適なクッション性を持たせりする
等により、着座感を一層向上させることができる。ま
た、シートの動的性能のうち重要なもの一つに車両振動
の緩衝作用があるが、車両の共振点などに合致しないよ
うにシートの振動特性を適正に設定することも、フルフ
ォームタイプに比して極めて容易となる。
【0025】更に、前記ばね部材30は細巾状平板を蛇
行状に屈曲して形成され、線材を加工したフォームドワ
イヤ材等に比して強度や弾撥力があるため、所定のばね
感(スプリング強度)を確保しつつ上下方向に嵩ばる高
さを抑えることが可能となる。従って、シートクッショ
ン10を、従来の如くフォームドワイヤを内装したもの
に比して薄型化することができ、省スペース化の要請に
十分応じることができる。
行状に屈曲して形成され、線材を加工したフォームドワ
イヤ材等に比して強度や弾撥力があるため、所定のばね
感(スプリング強度)を確保しつつ上下方向に嵩ばる高
さを抑えることが可能となる。従って、シートクッショ
ン10を、従来の如くフォームドワイヤを内装したもの
に比して薄型化することができ、省スペース化の要請に
十分応じることができる。
【0026】なお、本実施例に係るシート用ばね構造体
11は、車両用シートのシートクッション10を構成す
るものであるが、これに限定されるものではなく、その
他、家具用ソファ等の各種座席に用いてもよい。また、
プレート部材20の下面側にはばね部材30の上端部3
1が嵌合するキャップ状の取付け部28を形成したが、
取付け部の形状は図示たしたものに限定されるものでは
なく、ばね部材の上端部を止着できる態様であればよ
い。
11は、車両用シートのシートクッション10を構成す
るものであるが、これに限定されるものではなく、その
他、家具用ソファ等の各種座席に用いてもよい。また、
プレート部材20の下面側にはばね部材30の上端部3
1が嵌合するキャップ状の取付け部28を形成したが、
取付け部の形状は図示たしたものに限定されるものでは
なく、ばね部材の上端部を止着できる態様であればよ
い。
【0027】
【発明の効果】本発明に係るシート用ばね構造体によれ
ば、プレート部材の所定の複数箇所に、ばね部材を止着
する取付け部を形成するが、かかる取付け部の形成箇所
やその数等を所望の体圧分布に応じて任意に設定するこ
とで、ばね部材の取付個数やその位置等を適宜コントロ
ールでき、パッド上における体圧分布を予め最適な着座
感を得られるように調整し、乗り心地を一層向上させる
ことができる。
ば、プレート部材の所定の複数箇所に、ばね部材を止着
する取付け部を形成するが、かかる取付け部の形成箇所
やその数等を所望の体圧分布に応じて任意に設定するこ
とで、ばね部材の取付個数やその位置等を適宜コントロ
ールでき、パッド上における体圧分布を予め最適な着座
感を得られるように調整し、乗り心地を一層向上させる
ことができる。
【0028】また、前記ばね部材は細巾状平板を蛇行状
に屈曲して形成され、線材を加工したフォームドワイヤ
等に比して強度や弾撥力があるから、所定のばね感を確
保しつつ、上下方向に嵩ばる高さを抑えることでシート
クッションを薄型化することができ、省スペース化の要
請に十分応じることができる。
に屈曲して形成され、線材を加工したフォームドワイヤ
等に比して強度や弾撥力があるから、所定のばね感を確
保しつつ、上下方向に嵩ばる高さを抑えることでシート
クッションを薄型化することができ、省スペース化の要
請に十分応じることができる。
【図1】本発明の一実施例に係るシート用ばね構造体を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るシート用ばね構造体を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例に係るシート用ばね構造体を
構成するプレート部材を示す斜視図である。
構成するプレート部材を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例に係るシート用ばね構造体を
構成するプレート部材の取付け部を拡大して示す斜視図
である。
構成するプレート部材の取付け部を拡大して示す斜視図
である。
【図5】本発明の一実施例に係るシート用ばね構造体を
構成するばね部材を示す斜視図である。
構成するばね部材を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例に係るシート用ばね構造体を
構成するばね部材を示す側面図である。
構成するばね部材を示す側面図である。
【図7】ばね部材の変形例を示す側面図である。
【図8】ばね部材の他の変形例を示す側面図である。
【図9】シート用ばね構造体の変形例を示す平面図であ
る。
る。
【図10】シート用ばね構造体の他の変形例を示す平面
図である。
図である。
【図11】従来のシートクッションを示す断面図であ
る。
る。
【図12】従来の他のシートクッションを示す断面図で
ある。
ある。
10…シート用ばね構造体 20,20A,20B…プレート部材 28…取付け部 30,30A,30B…ばね部材 31…上端部 34…下端部 40…パンフレーム 50…パッド
Claims (1)
- 【請求項1】シートクッションの最下部をなすフレーム
とその上方に配するパッドとの間に介装され、前記パッ
ドに所望のクッション性に持たせるシート用ばね構造体
において、 前記パッド部材を載置する受面部を備えたプレート部材
と、細巾状平板を蛇行状に屈曲して形成した複数のばね
部材とを具備して成り、 前記パッド上における所望の体圧分布に応じて前記プレ
ート部材の下面側の所定の複数箇所に取付け部を形成
し、各取付け部に前記各ばね部材の上端部を止着し、各
ばね部材の下端部を前記フレーム側に固定して構成した
ことを特徴とするシート用ばね構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15081594A JPH0810094A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | シート用ばね構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15081594A JPH0810094A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | シート用ばね構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0810094A true JPH0810094A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15505025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15081594A Pending JPH0810094A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | シート用ばね構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810094A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010063873A (ja) * | 2008-05-13 | 2010-03-25 | Chokchai Charoenapornwatana | 弾性スプリング背もたれを有する椅子 |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP15081594A patent/JPH0810094A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010063873A (ja) * | 2008-05-13 | 2010-03-25 | Chokchai Charoenapornwatana | 弾性スプリング背もたれを有する椅子 |
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