JPH08102011A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
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- JPH08102011A JPH08102011A JP23791094A JP23791094A JPH08102011A JP H08102011 A JPH08102011 A JP H08102011A JP 23791094 A JP23791094 A JP 23791094A JP 23791094 A JP23791094 A JP 23791094A JP H08102011 A JPH08102011 A JP H08102011A
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- Japan
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- tape
- chip
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- head chip
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Abstract
(57)【要約】
【目的】最短記録波長が0.5μm程度であってもRF
劣化の少ないビデオヘッドを提供する。 【構成】ヘッドチップ30は、2枚の金属板を貼り合わ
せたコアよりなり、コイルを巻くための巻線穴が設けら
れている。ヘッド表面34は、ギャップ33の幅に相当
するトラック幅Tr だけ残して、各側面方向に角度αで
斜めにカットされテーパー部39が形成されている。ま
た、このテーパー部39は、少なくともテープ50とコ
ンタクトするヘッド表面34の範囲aに設けられる。ギ
ャップ33の両側には、ガラスで溶着されたガラス溶着
部35が設けられている。テープ当り幅Tr と、トラッ
ク幅Tw がほぼ等しいので、テープ50がヘッドチップ
30と接触している部分全体の当たりを強くすることが
できる。
劣化の少ないビデオヘッドを提供する。 【構成】ヘッドチップ30は、2枚の金属板を貼り合わ
せたコアよりなり、コイルを巻くための巻線穴が設けら
れている。ヘッド表面34は、ギャップ33の幅に相当
するトラック幅Tr だけ残して、各側面方向に角度αで
斜めにカットされテーパー部39が形成されている。ま
た、このテーパー部39は、少なくともテープ50とコ
ンタクトするヘッド表面34の範囲aに設けられる。ギ
ャップ33の両側には、ガラスで溶着されたガラス溶着
部35が設けられている。テープ当り幅Tr と、トラッ
ク幅Tw がほぼ等しいので、テープ50がヘッドチップ
30と接触している部分全体の当たりを強くすることが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばVTRの回転
ヘッドに設けられ、映像信号の記録/再生を行うビデオ
ヘッドに用いられて好適な、磁気ヘッドに関する。
ヘッドに設けられ、映像信号の記録/再生を行うビデオ
ヘッドに用いられて好適な、磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】VTRの回転ヘッドに設けられ、映像信
号を記録/再生する一般的なビデオヘッドのヘッドチッ
プを図5に示す。図5は、一般的なヘッドチップの形状
を示す図であって、(A)はそのヘッドチップの形状を
示す斜視図、(B)はヘッドチップを上方から見たギャ
ップ付近の詳細図、(C)はヘッドチップがテープとコ
ンタクトしている状態を側面から見た図である。図5に
示すように、ヘッドチップ90は、2枚の金属板を貼り
合わせたコア91よりなる。コア91にはコイルを巻く
ための巻線穴92が設けられている。また、テープ50
とコンタクトする曲面状のヘッド表面94のギャップ9
3の両側には、丸い切れ込みを入れてガラスで溶着され
たガラス溶着部95が設けられている。
号を記録/再生する一般的なビデオヘッドのヘッドチッ
プを図5に示す。図5は、一般的なヘッドチップの形状
を示す図であって、(A)はそのヘッドチップの形状を
示す斜視図、(B)はヘッドチップを上方から見たギャ
ップ付近の詳細図、(C)はヘッドチップがテープとコ
ンタクトしている状態を側面から見た図である。図5に
示すように、ヘッドチップ90は、2枚の金属板を貼り
合わせたコア91よりなる。コア91にはコイルを巻く
ための巻線穴92が設けられている。また、テープ50
とコンタクトする曲面状のヘッド表面94のギャップ9
3の両側には、丸い切れ込みを入れてガラスで溶着され
たガラス溶着部95が設けられている。
【0003】このようなヘッドチップ90を用いたビデ
オヘッドにおいて、映像信号の記録は、巻線穴92に巻
かれた図示せぬコイルに信号電流を流すことによりコア
91に磁力線を発生させ、ギャップ93に漏れ磁界をつ
くり、これによりテープ50を磁化することにより行わ
れる。また、再生は、テープ50から生じる磁力線をギ
ャップ93の両極でピックアップしてコア91内を通過
させ、前記コイルに起電力を発生させることにより行
う。
オヘッドにおいて、映像信号の記録は、巻線穴92に巻
かれた図示せぬコイルに信号電流を流すことによりコア
91に磁力線を発生させ、ギャップ93に漏れ磁界をつ
くり、これによりテープ50を磁化することにより行わ
れる。また、再生は、テープ50から生じる磁力線をギ
ャップ93の両極でピックアップしてコア91内を通過
させ、前記コイルに起電力を発生させることにより行
う。
【0004】また、このようなヘッドチップ90におい
ては、図5に示すように、ビデオヘッドとテープの当り
幅Tr はヘッドチップ90のチップ厚Dとほぼ等しい形
状であり、また、この当り幅Tr はトラック幅Tw の2
倍以上の幅を有する厚い形状であった。そして、このビ
デオヘッドにおけるテープとビデオヘッドの当たりの状
態は、図5(C)に示すヘッド先端肩部Xにおいては強
く、中央部Zでは弱くなっていた。すなわち、ヘッド先
端肩部Xにおいてテープが押し上げられるような状態に
なり、中央部Z付近のエアフィルムが厚くなっていた。
このエアフィルムが厚くなるとスペーシングロスが生
じ、RF波形が劣化する。そのスペーシングロスの大き
さは式1により表される。
ては、図5に示すように、ビデオヘッドとテープの当り
幅Tr はヘッドチップ90のチップ厚Dとほぼ等しい形
状であり、また、この当り幅Tr はトラック幅Tw の2
倍以上の幅を有する厚い形状であった。そして、このビ
デオヘッドにおけるテープとビデオヘッドの当たりの状
態は、図5(C)に示すヘッド先端肩部Xにおいては強
く、中央部Zでは弱くなっていた。すなわち、ヘッド先
端肩部Xにおいてテープが押し上げられるような状態に
なり、中央部Z付近のエアフィルムが厚くなっていた。
このエアフィルムが厚くなるとスペーシングロスが生
じ、RF波形が劣化する。そのスペーシングロスの大き
さは式1により表される。
【0005】
【数1】
【0006】そして、このエアフィルムによりヘッドと
テープの当たりが弱くなり、スペーシングロスが所定値
以上生じる場合には、テープテンションを上昇させるこ
とによりヘッドとテープの当たりを強くするようにして
いた。たとえば、1/2インチテープの180°巻き付
ドラムにおいては、約40gのテンションを与えること
によりエアフィルムを前記ヘッド中央部で0.02μm
程度に抑えていた。
テープの当たりが弱くなり、スペーシングロスが所定値
以上生じる場合には、テープテンションを上昇させるこ
とによりヘッドとテープの当たりを強くするようにして
いた。たとえば、1/2インチテープの180°巻き付
ドラムにおいては、約40gのテンションを与えること
によりエアフィルムを前記ヘッド中央部で0.02μm
程度に抑えていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最短記
録波長が0.7μm〜1.0μm程度の時には、前述し
たような方法で問題がなかったが、最短記録波長が0.
5μm以下になると、スペーシングロスによる悪影響を
防ぐことができなくなり、RFの劣化が大きくなるとい
う問題があった。
録波長が0.7μm〜1.0μm程度の時には、前述し
たような方法で問題がなかったが、最短記録波長が0.
5μm以下になると、スペーシングロスによる悪影響を
防ぐことができなくなり、RFの劣化が大きくなるとい
う問題があった。
【0008】たとえば、前述したような40gのテープ
テンションを与えヘッド中央部のエアフィルムの厚さが
約0.02μmの場合、最短記録波長が0.5μm程度
になると、式1よりスペーシングロスは0.3db以上
になってくる。その結果、RF再生出力はたとえば図6
に示すように劣化する。図6は、RF再生出力の劣化を
示す図であり横軸はヘッドの回転角度、縦軸はRF再生
出力のレベルを示す。図6(A)は、ヘッドがテープに
突入時に厚いエアフィルムが生じて著しく出力が劣化し
た状態、図6(B)は平均的に出力が劣化した状態を示
す。いずれも、破線部分が本来の出力である。
テンションを与えヘッド中央部のエアフィルムの厚さが
約0.02μmの場合、最短記録波長が0.5μm程度
になると、式1よりスペーシングロスは0.3db以上
になってくる。その結果、RF再生出力はたとえば図6
に示すように劣化する。図6は、RF再生出力の劣化を
示す図であり横軸はヘッドの回転角度、縦軸はRF再生
出力のレベルを示す。図6(A)は、ヘッドがテープに
突入時に厚いエアフィルムが生じて著しく出力が劣化し
た状態、図6(B)は平均的に出力が劣化した状態を示
す。いずれも、破線部分が本来の出力である。
【0009】このスペーシングロスによる影響を防ぐた
めに、一層テープテンションを強くさせることが考えら
れる。しかし、テープテンションを強くすると、ヘッド
摩擦の増大、テープダメージの増大、フォーマット互換
性の劣化、サーボ系の複雑化などの問題が生じるため、
前記問題を解決するためにこれ以上テープテンションを
上昇させることは、実用上不可能である。
めに、一層テープテンションを強くさせることが考えら
れる。しかし、テープテンションを強くすると、ヘッド
摩擦の増大、テープダメージの増大、フォーマット互換
性の劣化、サーボ系の複雑化などの問題が生じるため、
前記問題を解決するためにこれ以上テープテンションを
上昇させることは、実用上不可能である。
【0010】したがって本発明の目的は、最短記録波長
が0.5μm程度であっても、スペーシングロスを小さ
くし、RF劣化を防ぐことのできるビデオヘッドを提供
することにある。
が0.5μm程度であっても、スペーシングロスを小さ
くし、RF劣化を防ぐことのできるビデオヘッドを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記RF劣化の原因であ
るエアフィルムの厚さを薄くできないのは、テープ当り
幅がトラック幅の倍以上もの広い幅であるために、その
端部においてはテープとヘッドの当たりが強くても、中
央部においてはテンションが維持できずテープが一種の
弛み状態となりエアを巻き込むことに起因すると考えら
れる。
るエアフィルムの厚さを薄くできないのは、テープ当り
幅がトラック幅の倍以上もの広い幅であるために、その
端部においてはテープとヘッドの当たりが強くても、中
央部においてはテンションが維持できずテープが一種の
弛み状態となりエアを巻き込むことに起因すると考えら
れる。
【0012】したがって、本発明の磁気ヘッドは、磁気
記録再生装置の回転ヘッドに設けられ、信号の記録/再
生を行う磁気ヘッドであって、ヘッドギャップの近傍の
テープ当り幅がトラック幅とほぼ等しくなるように形成
したヘッドチップを有する磁気ヘッドである。
記録再生装置の回転ヘッドに設けられ、信号の記録/再
生を行う磁気ヘッドであって、ヘッドギャップの近傍の
テープ当り幅がトラック幅とほぼ等しくなるように形成
したヘッドチップを有する磁気ヘッドである。
【0013】好適には、前記ヘッドチップの先端部のヘ
ッド表面付近においてチップ幅を細くし、該ヘッド表面
でのヘッドチップの幅が前記トラック幅とほぼ等しくな
るようにした。
ッド表面付近においてチップ幅を細くし、該ヘッド表面
でのヘッドチップの幅が前記トラック幅とほぼ等しくな
るようにした。
【0014】また好適には、前記ヘッドチップのヘッド
ギャップと垂直的な両側面の先端部を所定角度で傾斜さ
せてヘッドチップを先細り形状にすることにより、該先
細りの先端であるヘッド表面でのヘッドチップの幅が前
記トラック幅とほぼ等しくなるようにした。
ギャップと垂直的な両側面の先端部を所定角度で傾斜さ
せてヘッドチップを先細り形状にすることにより、該先
細りの先端であるヘッド表面でのヘッドチップの幅が前
記トラック幅とほぼ等しくなるようにした。
【0015】特定的には、前記ヘッドチップのヘッドギ
ャップと垂直的な両側面の先端部は、テープ面に対して
20°〜45°の範囲で各々傾斜させ先細り形状にし
た。
ャップと垂直的な両側面の先端部は、テープ面に対して
20°〜45°の範囲で各々傾斜させ先細り形状にし
た。
【0016】
【作用】本発明の磁気ヘッドによれば、テープ当り幅と
トラック幅がほぼ等しいので、テープのテンションによ
り当たりが強い部分が、そのまま信号の記録および再生
を行うギャップ部分を包含する。そのため、テンション
が維持できずテープが一種の弛み状態となりエアを巻き
込み生じる厚いエアフィルムが発生しない。
トラック幅がほぼ等しいので、テープのテンションによ
り当たりが強い部分が、そのまま信号の記録および再生
を行うギャップ部分を包含する。そのため、テンション
が維持できずテープが一種の弛み状態となりエアを巻き
込み生じる厚いエアフィルムが発生しない。
【0017】
【実施例】本発明の磁気ヘッドの一実施例であるビデオ
ヘッドについて図1〜図4を参照して説明する。まず、
本発明のビデオヘッドを用いたVTR用ヘッドドラムに
ついて、図1および図2を参照して説明する。図1は、
VTR用ヘッドドラムにテープが巻き付けられている状
態を示す図である。ヘッドドラム10は、上固定ドラム
11と下固定ドラム12の間に、薄い回転ドラム20が
挟まれている構成である。ビデオヘッド24は、前記上
下の固定ドラムの径より所定量だけ突き出して、回転ド
ラム20に設けられている。また、下固定ドラム11に
は、テープの上下の位置合わせのための段差であるリー
ド15が設けられている。
ヘッドについて図1〜図4を参照して説明する。まず、
本発明のビデオヘッドを用いたVTR用ヘッドドラムに
ついて、図1および図2を参照して説明する。図1は、
VTR用ヘッドドラムにテープが巻き付けられている状
態を示す図である。ヘッドドラム10は、上固定ドラム
11と下固定ドラム12の間に、薄い回転ドラム20が
挟まれている構成である。ビデオヘッド24は、前記上
下の固定ドラムの径より所定量だけ突き出して、回転ド
ラム20に設けられている。また、下固定ドラム11に
は、テープの上下の位置合わせのための段差であるリー
ド15が設けられている。
【0018】記録または再生時には、テープ50がこの
リード15に沿ってヘッドドラム10にほぼ180°巻
き付けられる。そして、回転ドラム20に設けられてい
るビデオヘッド24が、テープ50をこすりながら回転
して、磁気信号の記録および再生が行われる。
リード15に沿ってヘッドドラム10にほぼ180°巻
き付けられる。そして、回転ドラム20に設けられてい
るビデオヘッド24が、テープ50をこすりながら回転
して、磁気信号の記録および再生が行われる。
【0019】その回転ドラム20の構成を図2に示す。
図2は、回転ドラム20の構成を示す図であり、(A)
は回転ドラム20の構成を示す図、(B)はビデオヘッ
ド24の取付け状態を示す図である。ビデオヘッド24
は、ヘッドベース22に接着剤により固定される。ビデ
オヘッド24を固定したヘッドベース22は、回転スキ
ャナ21の所定の4ヵ所の位置に、取付けネジ23によ
り固定される。
図2は、回転ドラム20の構成を示す図であり、(A)
は回転ドラム20の構成を示す図、(B)はビデオヘッ
ド24の取付け状態を示す図である。ビデオヘッド24
は、ヘッドベース22に接着剤により固定される。ビデ
オヘッド24を固定したヘッドベース22は、回転スキ
ャナ21の所定の4ヵ所の位置に、取付けネジ23によ
り固定される。
【0020】次に、ビデオヘッド24のヘッドチップ3
0について図3および図4を参照して説明する。図3
は、ビデオヘッド24のヘッドチップ30の形状を示す
斜視図である。図4は、ヘッドチップ30を説明する詳
細図であって、(A)はヘッド表面の方向からみた上面
図の一部、(B)はヘッドチップ30とテープ50がコ
ンタクトしている状態を示すヘッドチップの厚み方向か
ら見た側面図、(C)はヘッドチップ30とテープ50
がコンタクトしている状態を示すヘッドチップ30の長
手方向から見た側面図である。
0について図3および図4を参照して説明する。図3
は、ビデオヘッド24のヘッドチップ30の形状を示す
斜視図である。図4は、ヘッドチップ30を説明する詳
細図であって、(A)はヘッド表面の方向からみた上面
図の一部、(B)はヘッドチップ30とテープ50がコ
ンタクトしている状態を示すヘッドチップの厚み方向か
ら見た側面図、(C)はヘッドチップ30とテープ50
がコンタクトしている状態を示すヘッドチップ30の長
手方向から見た側面図である。
【0021】ヘッドチップ30は、2枚の金属板を貼り
合わせたコア31よりなる。コア31にはコイルを巻く
ための巻線穴32が設けられている。そして、ヘッド表
面34は、ギャップ33の幅に相当するトラック幅Tr
だけ残して、各側面方向に角度αで斜めにカットされ、
テーパー部39が形成されている。また、このテーパー
部39は、少なくともテープ50とコンタクトするヘッ
ド表面34の範囲aに設けられる。また、ギャップ33
の両側には、ガラスで溶着されたガラス溶着部35が設
けられている。
合わせたコア31よりなる。コア31にはコイルを巻く
ための巻線穴32が設けられている。そして、ヘッド表
面34は、ギャップ33の幅に相当するトラック幅Tr
だけ残して、各側面方向に角度αで斜めにカットされ、
テーパー部39が形成されている。また、このテーパー
部39は、少なくともテープ50とコンタクトするヘッ
ド表面34の範囲aに設けられる。また、ギャップ33
の両側には、ガラスで溶着されたガラス溶着部35が設
けられている。
【0022】なお、このヘッドチップ30による映像信
号の記録/再生の動作は、前述した従来のヘッドチップ
90と同じである。また、本実施例のヘッドチップ30
は、長手方向の長さLは1.9mm、厚みDは100μ
m、トラック幅Tw は30μm、テーパー部39を構成
する側面の傾斜角度αは45°である。
号の記録/再生の動作は、前述した従来のヘッドチップ
90と同じである。また、本実施例のヘッドチップ30
は、長手方向の長さLは1.9mm、厚みDは100μ
m、トラック幅Tw は30μm、テーパー部39を構成
する側面の傾斜角度αは45°である。
【0023】このようなヘッドチップ30においては、
図4に示すように、ビデオヘッドとテープの当り幅Tr
は、トラック幅Tw とほぼ等しい。したがって、ヘッド
先端肩部でのテープの押し上げ現象を最小限に抑えるこ
とができ、テープがヘッドと接触している部分全体の当
たりを強くすることができる。その結果、エアフィルム
の厚さを薄くすることができ、スペーシングロスを改善
することができ、テープテンションを上げることなく、
良好なRF当たり波形を得ることができる。
図4に示すように、ビデオヘッドとテープの当り幅Tr
は、トラック幅Tw とほぼ等しい。したがって、ヘッド
先端肩部でのテープの押し上げ現象を最小限に抑えるこ
とができ、テープがヘッドと接触している部分全体の当
たりを強くすることができる。その結果、エアフィルム
の厚さを薄くすることができ、スペーシングロスを改善
することができ、テープテンションを上げることなく、
良好なRF当たり波形を得ることができる。
【0024】さらに、ヘッドチップ30によれば、テー
プテンションを下げることができるので、テープの寿命
などにも寄与する。また、前記加工は単に斜めに面取り
するのみなので非常に容易であり、ヘッドチップ先端部
分のみのわずかな加工なので、チップ強度も十分確保で
きる。
プテンションを下げることができるので、テープの寿命
などにも寄与する。また、前記加工は単に斜めに面取り
するのみなので非常に容易であり、ヘッドチップ先端部
分のみのわずかな加工なので、チップ強度も十分確保で
きる。
【0025】なお、本発明は本実施例に限られるもので
はなく種々の改変、変形が可能である。たとえば、本発
明のビデオヘッドを適用する回転ヘッドとしては、図1
で示したように、上下の固定ドラムの間から回転ドラム
に固定したビデオヘッドを出す方式の回転ヘッドを用い
るものとした。しかし、ヘッドと上ドラムを一体にして
回転させる方式の回転ヘッドに適用しても何ら差し支え
ない。また、ヘッドチップの材料はフェライト、センダ
スト、アモルファスなどの任意好適の磁性材料でよく、
また、それらを複合的に用いて構成するようなものでも
よい。また、ヘッドチップの巻線部の形状など、本発明
に係わるヘッド表面以外の部位の形状は任意好適な形状
でよい。
はなく種々の改変、変形が可能である。たとえば、本発
明のビデオヘッドを適用する回転ヘッドとしては、図1
で示したように、上下の固定ドラムの間から回転ドラム
に固定したビデオヘッドを出す方式の回転ヘッドを用い
るものとした。しかし、ヘッドと上ドラムを一体にして
回転させる方式の回転ヘッドに適用しても何ら差し支え
ない。また、ヘッドチップの材料はフェライト、センダ
スト、アモルファスなどの任意好適の磁性材料でよく、
また、それらを複合的に用いて構成するようなものでも
よい。また、ヘッドチップの巻線部の形状など、本発明
に係わるヘッド表面以外の部位の形状は任意好適な形状
でよい。
【0026】さらに、テーパー部39を構成する側面の
傾斜角度αは、本実施例では45°であるとしたが、こ
れに限られるものではなく、任意の角度でよい。また、
直線的に傾斜した側面でなくとも、曲線的に傾いた側面
でもよい。ただし、強度などの条件により、好適にはそ
の傾斜は20°から45°の範囲内であることが望まし
い。
傾斜角度αは、本実施例では45°であるとしたが、こ
れに限られるものではなく、任意の角度でよい。また、
直線的に傾斜した側面でなくとも、曲線的に傾いた側面
でもよい。ただし、強度などの条件により、好適にはそ
の傾斜は20°から45°の範囲内であることが望まし
い。
【0027】また、本実施例においてテーパー部39
は、ヘッド表面から両側面を所定角度で面取りして加工
した形状としたが、少なくともヘッド表面付近の、テー
プが接触する可能性のある深さまでをそのように加工
し、残りはヘッドチップの厚さDを維持したままの形状
であってもよい。前記深さをたとえばドラムからのヘッ
ド突き出し量程度にするとすれば、たとえば40μm程
度の深さ、前記加工をすればよい。そのようにすれば、
わずかな加工で本発明が実施でき、また、ヘッドチップ
の強度の劣化はほとんどなくなる。
は、ヘッド表面から両側面を所定角度で面取りして加工
した形状としたが、少なくともヘッド表面付近の、テー
プが接触する可能性のある深さまでをそのように加工
し、残りはヘッドチップの厚さDを維持したままの形状
であってもよい。前記深さをたとえばドラムからのヘッ
ド突き出し量程度にするとすれば、たとえば40μm程
度の深さ、前記加工をすればよい。そのようにすれば、
わずかな加工で本発明が実施でき、また、ヘッドチップ
の強度の劣化はほとんどなくなる。
【0028】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッドによれば、テープ当
り幅とトラック幅がほぼ等しいので、厚いエアフィルム
が発生せず、テープとヘッドの当たりが強い部分で、た
とえば映像信号の記録および再生を行うことができる。
したがって、最短記録波長が0.5μm程度であって
も、スペーシングロスが小さくなり、RF劣化を防ぐこ
とができる磁気ヘッドを提供することができる。
り幅とトラック幅がほぼ等しいので、厚いエアフィルム
が発生せず、テープとヘッドの当たりが強い部分で、た
とえば映像信号の記録および再生を行うことができる。
したがって、最短記録波長が0.5μm程度であって
も、スペーシングロスが小さくなり、RF劣化を防ぐこ
とができる磁気ヘッドを提供することができる。
【図1】VTR用ヘッドドラムにテープが巻き付けられ
ている状態を示す図である。
ている状態を示す図である。
【図2】図1に示した回転ドラムの構成を示す図であ
り、(A)は回転ドラムの構成を示す図、(B)はビデ
オヘッドの取付け状態を示す図である。
り、(A)は回転ドラムの構成を示す図、(B)はビデ
オヘッドの取付け状態を示す図である。
【図3】本発明の磁気ヘッドのヘッドチップの形状を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】図3に示したヘッドチップを説明する詳細図で
あって、(A)はヘッド表面の方からみた上面図の一
部、(B)はヘッドチップとテープがコンタクトしてい
る状態を示すヘッドチップの厚み方向から見た側面図、
(C)はヘッドチップとテープがコンタクトしている状
態を示すヘッドチップの長手方向から見た側面図であ
る。
あって、(A)はヘッド表面の方からみた上面図の一
部、(B)はヘッドチップとテープがコンタクトしてい
る状態を示すヘッドチップの厚み方向から見た側面図、
(C)はヘッドチップとテープがコンタクトしている状
態を示すヘッドチップの長手方向から見た側面図であ
る。
【図5】一般的なヘッドチップの形状を示す図であっ
て、(A)はヘッドチップの形状を示す斜視図、(B)
はヘッドチップを上方から見たギャップ付近の詳細図、
(C)はヘッドチップがテープとコンタクトしている状
態を側面から見た図である。
て、(A)はヘッドチップの形状を示す斜視図、(B)
はヘッドチップを上方から見たギャップ付近の詳細図、
(C)はヘッドチップがテープとコンタクトしている状
態を側面から見た図である。
【図6】RF再生出力の劣化を示す図であり、(A)は
ヘッドがテープ突入時に著しく出力が劣化した状態を示
す図、(B)は平均的に出力が劣化した状態を示す図で
ある。
ヘッドがテープ突入時に著しく出力が劣化した状態を示
す図、(B)は平均的に出力が劣化した状態を示す図で
ある。
10…ヘッドドラム 11…上固定ドラム 12…下固定ドラム 15…リード 20…回転ドラム 24…ビデオヘッド 30…ヘッドチップ 31…コア 32…巻線穴 33…ギャップ 34…ヘッド表面 35…ガラス溶着部 39…テーパー部 50…テープ 90…ヘッドチップ 91…コア 92…巻線穴 93…ギャップ 94…ヘッド表面 95…ガラス溶着部
Claims (4)
- 【請求項1】磁気記録再生装置の回転ヘッドに設けら
れ、信号の記録/再生を行う磁気ヘッドであって、 ヘッドギャップの近傍のテープ当り幅がトラック幅とほ
ぼ等しくなるように形成したヘッドチップを有する磁気
ヘッド。 - 【請求項2】前記ヘッドチップの先端部のヘッド表面付
近においてチップ幅を細くし、該ヘッド表面でのヘッド
チップの幅が前記トラック幅とほぼ等しくなるようにし
た請求項1記載の磁気ヘッド。 - 【請求項3】前記ヘッドチップのヘッドギャップと垂直
的な両側面の先端部を所定角度で傾斜させてヘッドチッ
プを先細り形状にすることにより、該先細りの先端であ
るヘッド表面でのヘッドチップの幅が前記トラック幅と
ほぼ等しくなるようにした請求項1または2記載の磁気
ヘッド。 - 【請求項4】前記ヘッドチップのヘッドギャップと垂直
的な両側面の先端部は、テープ面に対して20°〜45
°の範囲で各々傾斜させ先細り形状にした請求項3記載
の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23791094A JPH08102011A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23791094A JPH08102011A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08102011A true JPH08102011A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17022256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23791094A Pending JPH08102011A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08102011A (ja) |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23791094A patent/JPH08102011A/ja active Pending
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