JPH08102012A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
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- JPH08102012A JPH08102012A JP23791294A JP23791294A JPH08102012A JP H08102012 A JPH08102012 A JP H08102012A JP 23791294 A JP23791294 A JP 23791294A JP 23791294 A JP23791294 A JP 23791294A JP H08102012 A JPH08102012 A JP H08102012A
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- tape
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Abstract
(57)【要約】
【目的】最短記録波長が0.5μmであってもスペーシ
ングロスが少なくヘッド突入時のテープの乱れが少なく
RF劣化の少ないビデオヘッドを提供する。 【構成】ヘッドチップ30は、2枚の金属板を貼り合わ
せたコアよりなり、コイルを巻くための巻線穴が設けら
れている。ギャップ33の両側には、ガラスで溶着され
たガラス溶着部39が設けられている。ヘッドチップ3
0はギャップ33のある中央部ではチップ幅Dを有する
が、その中央部より所定距離離れた地点Yより側面35
および側面36が内側に傾斜し、チップ幅は徐々に狭く
なり、最終的にチップ幅h程度まで絞られる。狭い当た
り幅hでテープに突入するので、突入時のインパクトが
小さくテープの乱れが少ない。また徐々に広がることに
よりエアを逃がすことができ、スペーシングロスを少な
くすることができる。
ングロスが少なくヘッド突入時のテープの乱れが少なく
RF劣化の少ないビデオヘッドを提供する。 【構成】ヘッドチップ30は、2枚の金属板を貼り合わ
せたコアよりなり、コイルを巻くための巻線穴が設けら
れている。ギャップ33の両側には、ガラスで溶着され
たガラス溶着部39が設けられている。ヘッドチップ3
0はギャップ33のある中央部ではチップ幅Dを有する
が、その中央部より所定距離離れた地点Yより側面35
および側面36が内側に傾斜し、チップ幅は徐々に狭く
なり、最終的にチップ幅h程度まで絞られる。狭い当た
り幅hでテープに突入するので、突入時のインパクトが
小さくテープの乱れが少ない。また徐々に広がることに
よりエアを逃がすことができ、スペーシングロスを少な
くすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、VTRの回
転ヘッドに設けられ、映像信号の記録/再生を行うビデ
オヘッドに用いて好適な磁気ヘッドに関する。
転ヘッドに設けられ、映像信号の記録/再生を行うビデ
オヘッドに用いて好適な磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】VTRの回転ヘッドに設けられ、映像信
号を記録/再生する一般的なビデオヘッドのヘッドチッ
プを図5に示す。図5は、一般的なヘッドチップの形状
を示す図であって、(A)はそのヘッドチップの形状を
示す斜視図、(B)はヘッドチップを上方から見たギャ
ップ付近の詳細図、(C)はヘッドチップがテープとコ
ンタクトしている状態を側面から見た図である。図5に
示すように、ヘッドチップ90は、2枚の金属板を貼り
合わせたコア91よりなる。コア91にはコイルを巻く
ための巻線穴92が設けられている。また、テープ50
とコンタクトする曲面状のヘッド表面94のギャップ9
3の両側には、丸い切れ込みを入れてガラスで溶着され
たガラス溶着部95が設けられている。
号を記録/再生する一般的なビデオヘッドのヘッドチッ
プを図5に示す。図5は、一般的なヘッドチップの形状
を示す図であって、(A)はそのヘッドチップの形状を
示す斜視図、(B)はヘッドチップを上方から見たギャ
ップ付近の詳細図、(C)はヘッドチップがテープとコ
ンタクトしている状態を側面から見た図である。図5に
示すように、ヘッドチップ90は、2枚の金属板を貼り
合わせたコア91よりなる。コア91にはコイルを巻く
ための巻線穴92が設けられている。また、テープ50
とコンタクトする曲面状のヘッド表面94のギャップ9
3の両側には、丸い切れ込みを入れてガラスで溶着され
たガラス溶着部95が設けられている。
【0003】このようなヘッドチップ90を用いたビデ
オヘッドにおいて、映像信号の記録は、巻線穴92に巻
かれた図示せぬコイルに信号電流を流すことによりコア
91に磁力線を発生させ、ギャップ93に漏れ磁界をつ
くり、これによりテープ50を磁化することにより行わ
れる。また、再生は、テープ50から生じる磁力線をギ
ャップ93の両極でピックアップしてコア91内を通過
させ、前記コイルに起電力を発生させることにより行
う。
オヘッドにおいて、映像信号の記録は、巻線穴92に巻
かれた図示せぬコイルに信号電流を流すことによりコア
91に磁力線を発生させ、ギャップ93に漏れ磁界をつ
くり、これによりテープ50を磁化することにより行わ
れる。また、再生は、テープ50から生じる磁力線をギ
ャップ93の両極でピックアップしてコア91内を通過
させ、前記コイルに起電力を発生させることにより行
う。
【0004】また、このようなヘッドチップ90におい
ては、図5に示すように、ビデオヘッドとテープの当り
幅Tr はヘッドチップ90のチップ幅Dとほぼ等しい形
状であり、また、この当り幅Tr はトラック幅Tw の2
倍以上の幅を有する厚い形状であった。そして、このビ
デオヘッドにおけるテープとビデオヘッドの当たりの状
態は、図5(C)に示すヘッド先端肩部Xにおいては強
く、中央部Zでは弱くなっていた。すなわち、ヘッド先
端肩部Xにおいてテープが押し上げられるような状態に
なり、中央部Z付近のエアフィルムが厚くなっていた。
このエアフィルムが厚くなるとスペーシングロスが生
じ、RF波形が劣化する。そのスペーシングロスの大き
さは式1により表される。
ては、図5に示すように、ビデオヘッドとテープの当り
幅Tr はヘッドチップ90のチップ幅Dとほぼ等しい形
状であり、また、この当り幅Tr はトラック幅Tw の2
倍以上の幅を有する厚い形状であった。そして、このビ
デオヘッドにおけるテープとビデオヘッドの当たりの状
態は、図5(C)に示すヘッド先端肩部Xにおいては強
く、中央部Zでは弱くなっていた。すなわち、ヘッド先
端肩部Xにおいてテープが押し上げられるような状態に
なり、中央部Z付近のエアフィルムが厚くなっていた。
このエアフィルムが厚くなるとスペーシングロスが生
じ、RF波形が劣化する。そのスペーシングロスの大き
さは式1により表される。
【0005】
【数1】
【0006】そして、このエアフィルムによりヘッドと
テープの当たりが弱くなり、スペーシングロスが所定値
以上生じる場合には、テープテンションを上昇させるこ
とによりヘッドとテープの当たりを強くするようにして
いた。たとえば、1/2インチテープの180°巻き付
ドラムにおいては、約40gのテンションを与えること
によりエアフィルムを前記ヘッド中央部で0.02μm
程度に抑えていた。
テープの当たりが弱くなり、スペーシングロスが所定値
以上生じる場合には、テープテンションを上昇させるこ
とによりヘッドとテープの当たりを強くするようにして
いた。たとえば、1/2インチテープの180°巻き付
ドラムにおいては、約40gのテンションを与えること
によりエアフィルムを前記ヘッド中央部で0.02μm
程度に抑えていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最短記
録波長が0.7μm〜1.0μm程度の時には、前述し
たような方法で問題がなかったが、最短記録波長が0.
5μm以下になると、スペーシングロスによる悪影響を
防ぐことができなくなり、RFの劣化が大きくなるとい
う問題があった。
録波長が0.7μm〜1.0μm程度の時には、前述し
たような方法で問題がなかったが、最短記録波長が0.
5μm以下になると、スペーシングロスによる悪影響を
防ぐことができなくなり、RFの劣化が大きくなるとい
う問題があった。
【0008】たとえば、前述したような40gのテープ
テンションを与えヘッド中央部のエアフィルムの厚さが
約0.02μmの場合、最短記録波長が0.5μm程度
になると、式1よりスペーシングロスは0.3db以上
になってくる。その結果、RF再生出力はたとえば図6
に示すように劣化する。図6は、RF再生出力の劣化を
示す図であり横軸はヘッドの回転角度、縦軸はRF再生
出力のレベルを示す。図6(A)は、ヘッドがテープに
突入時に厚いエアフィルムが生じて著しく出力が劣化し
た状態、図6(B)は平均的に出力が劣化した状態を示
す。いずれも、破線部分が本来の出力である。
テンションを与えヘッド中央部のエアフィルムの厚さが
約0.02μmの場合、最短記録波長が0.5μm程度
になると、式1よりスペーシングロスは0.3db以上
になってくる。その結果、RF再生出力はたとえば図6
に示すように劣化する。図6は、RF再生出力の劣化を
示す図であり横軸はヘッドの回転角度、縦軸はRF再生
出力のレベルを示す。図6(A)は、ヘッドがテープに
突入時に厚いエアフィルムが生じて著しく出力が劣化し
た状態、図6(B)は平均的に出力が劣化した状態を示
す。いずれも、破線部分が本来の出力である。
【0009】このスペーシングロスによる影響を防ぐた
めに、一層テープテンションを強くさせることが考えら
れる。しかし、テープテンションを強くすると、ヘッド
摩擦の増大、テープダメージの増大、フォーマット互換
性の劣化、サーボ系の複雑化などの問題が生じるため、
前記問題を解決するためにこれ以上テープテンションを
上昇させることは、実用上不可能である。
めに、一層テープテンションを強くさせることが考えら
れる。しかし、テープテンションを強くすると、ヘッド
摩擦の増大、テープダメージの増大、フォーマット互換
性の劣化、サーボ系の複雑化などの問題が生じるため、
前記問題を解決するためにこれ以上テープテンションを
上昇させることは、実用上不可能である。
【0010】また、ヘッドがテープに突入したり、テー
プがヘッドとのコンタクトから開放されたりする際に、
テープはヘッドの端部から相当のインパクトを受け、こ
れによりテープの面圧が乱れ、ヘッドの当たりに変動が
生じるという問題もあった。この問題も、特に、最短記
録波長が0.5μm程度になると、RF劣化への影響が
大きい敏感な問題となった。
プがヘッドとのコンタクトから開放されたりする際に、
テープはヘッドの端部から相当のインパクトを受け、こ
れによりテープの面圧が乱れ、ヘッドの当たりに変動が
生じるという問題もあった。この問題も、特に、最短記
録波長が0.5μm程度になると、RF劣化への影響が
大きい敏感な問題となった。
【0011】したがって本発明の目的は、最短記録波長
が0.5μm程度であっても、スペーシングロスを小さ
くし、また、ヘッドが突入した際などのテープの乱れを
少なくし、RF劣化を防ぐことのできる磁気ヘッドを提
供することにある。
が0.5μm程度であっても、スペーシングロスを小さ
くし、また、ヘッドが突入した際などのテープの乱れを
少なくし、RF劣化を防ぐことのできる磁気ヘッドを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】ヘッドがテープに突入す
る際に、エアの層を取り込まないように、すなわち、ヘ
ッド中央部のエアを逃がすようにすれば、エアフィルム
は厚くならない。また、ヘッドがテープに突入する際
に、徐々に突入するようにすれば、インパクトも柔らか
くなり、テープの乱れも最小限に抑えることができる。
すなわち、エアを逃がしながら少しづつテープと接触す
るようなヘッドチップの構造にすれば前記問題は解決さ
れる。
る際に、エアの層を取り込まないように、すなわち、ヘ
ッド中央部のエアを逃がすようにすれば、エアフィルム
は厚くならない。また、ヘッドがテープに突入する際
に、徐々に突入するようにすれば、インパクトも柔らか
くなり、テープの乱れも最小限に抑えることができる。
すなわち、エアを逃がしながら少しづつテープと接触す
るようなヘッドチップの構造にすれば前記問題は解決さ
れる。
【0013】したがって、本発明の磁気ヘッドは、磁気
記録再生装置の回転ヘッドに設けられ、信号の記録/再
生を行う磁気ヘッドであって、ヘッドギャップの近傍の
テープが実質的にヘッド表面に接触する部分を、テープ
の当り幅が該磁気ヘッドがテープに突入する方向に向け
て次第に狭くなるように形成したヘッドチップを有する
磁気ヘッドである。
記録再生装置の回転ヘッドに設けられ、信号の記録/再
生を行う磁気ヘッドであって、ヘッドギャップの近傍の
テープが実質的にヘッド表面に接触する部分を、テープ
の当り幅が該磁気ヘッドがテープに突入する方向に向け
て次第に狭くなるように形成したヘッドチップを有する
磁気ヘッドである。
【0014】好適には、本発明の磁気ヘッドは、前記ヘ
ッドチップの前記部分を、テープの当り幅が該磁気ヘッ
ドがテープに突入する方向の反対方向に向けて次第に狭
くなるようにさらに形成した磁気ヘッドである。
ッドチップの前記部分を、テープの当り幅が該磁気ヘッ
ドがテープに突入する方向の反対方向に向けて次第に狭
くなるようにさらに形成した磁気ヘッドである。
【0015】特定的には、前記ヘッドチップは、ヘッド
ギャップに平行的な方向のヘッドチップ幅が、テープに
突入する方向より次第に広くなり、ヘッドギャップ付近
で最大となり、さらにテープに突入する方向の反対方向
に向けて次第に狭くなるような菱形的な形状である。
ギャップに平行的な方向のヘッドチップ幅が、テープに
突入する方向より次第に広くなり、ヘッドギャップ付近
で最大となり、さらにテープに突入する方向の反対方向
に向けて次第に狭くなるような菱形的な形状である。
【0016】好適には、前記ヘッドチップの先端部のヘ
ッド表面付近のみが、前記形状に形成されている。
ッド表面付近のみが、前記形状に形成されている。
【0017】
【作用】本発明の磁気ヘッドによれば、テープに突入す
る時は狭い当り幅で突入し、徐々に当り幅を広げていく
ので、ヘッドとテープの当たりはゆるやかに徐々に接触
することになり、ヘッドの端部からのインパクトを抑
え、テープの乱れを最小限にすることができる。また、
徐々に当り幅を広げるため、エアが逃げやすくなりエア
の巻き込みを防ぎエアフィルムの厚さが薄くなる。
る時は狭い当り幅で突入し、徐々に当り幅を広げていく
ので、ヘッドとテープの当たりはゆるやかに徐々に接触
することになり、ヘッドの端部からのインパクトを抑
え、テープの乱れを最小限にすることができる。また、
徐々に当り幅を広げるため、エアが逃げやすくなりエア
の巻き込みを防ぎエアフィルムの厚さが薄くなる。
【0018】
【実施例】本発明の磁気ヘッドの一実施例であるビデオ
ヘッドについて図1〜図4を参照して説明する。まず、
本発明のビデオヘッドを用いたVTR用ヘッドドラムに
ついて、図1および図2を参照して説明する。図1は、
VTR用ヘッドドラムにテープが巻き付けられている状
態を示す図である。ヘッドドラム10は、上固定ドラム
11と下固定ドラム12の間に、薄い回転ドラム20が
挟まれている構成である。ビデオヘッド24は、前記上
下の固定ドラムの径より所定量だけ突き出して、回転ド
ラム20に設けられている。また、下固定ドラム11に
は、テープの上下の位置合わせのための段差であるリー
ド15が設けられている。
ヘッドについて図1〜図4を参照して説明する。まず、
本発明のビデオヘッドを用いたVTR用ヘッドドラムに
ついて、図1および図2を参照して説明する。図1は、
VTR用ヘッドドラムにテープが巻き付けられている状
態を示す図である。ヘッドドラム10は、上固定ドラム
11と下固定ドラム12の間に、薄い回転ドラム20が
挟まれている構成である。ビデオヘッド24は、前記上
下の固定ドラムの径より所定量だけ突き出して、回転ド
ラム20に設けられている。また、下固定ドラム11に
は、テープの上下の位置合わせのための段差であるリー
ド15が設けられている。
【0019】記録または再生時には、テープ50がこの
リード15に沿ってヘッドドラム10にほぼ180°巻
き付けられる。そして、回転ドラム20に設けられてい
るビデオヘッド24が、テープ50をこすりながら回転
して、磁気信号の記録および再生が行われる。
リード15に沿ってヘッドドラム10にほぼ180°巻
き付けられる。そして、回転ドラム20に設けられてい
るビデオヘッド24が、テープ50をこすりながら回転
して、磁気信号の記録および再生が行われる。
【0020】その回転ドラム20の構成を図2に示す。
図2は、回転ドラム20の構成を示す図であり、(A)
は回転ドラム20の構成を示す図、(B)はビデオヘッ
ド24の取付け状態を示す図である。ビデオヘッド24
は、ヘッドベース22に接着剤により固定される。ビデ
オヘッド24を固定したヘッドベース22は、回転スキ
ャナ21の所定の4ヵ所の位置に、取付けネジ23によ
り固定される。
図2は、回転ドラム20の構成を示す図であり、(A)
は回転ドラム20の構成を示す図、(B)はビデオヘッ
ド24の取付け状態を示す図である。ビデオヘッド24
は、ヘッドベース22に接着剤により固定される。ビデ
オヘッド24を固定したヘッドベース22は、回転スキ
ャナ21の所定の4ヵ所の位置に、取付けネジ23によ
り固定される。
【0021】次に、ビデオヘッド24のヘッドチップ3
0について図3を参照して説明する。図3は、ヘッドチ
ップ30を説明する詳細図であって、(A)はヘッドチ
ップ30の形状を示す斜視図、(B)はヘッド表面の方
向からみた上面図の一部、(C)はヘッドチップ30と
テープ50がコンタクトしている状態を示す側面図であ
る。
0について図3を参照して説明する。図3は、ヘッドチ
ップ30を説明する詳細図であって、(A)はヘッドチ
ップ30の形状を示す斜視図、(B)はヘッド表面の方
向からみた上面図の一部、(C)はヘッドチップ30と
テープ50がコンタクトしている状態を示す側面図であ
る。
【0022】ヘッドチップ30は、2枚の金属板を貼り
合わせたコア31よりなる。コア31にはコイルを巻く
ための巻線穴32が設けられている。ギャップ33の両
側には、ガラスで溶着されたガラス溶着部39が設けら
れている。そして、ヘッドチップ30は、ギャップ33
のあるヘッドチップ30の中央部ではチップ幅Dを有す
るが、その中央部より所定距離はなれた地点Yより側面
35a,35bおよび側面36a,36bが内側に傾斜
しており、チップ幅は徐々に狭くなり、最終的にチップ
幅h程度まで絞られている。
合わせたコア31よりなる。コア31にはコイルを巻く
ための巻線穴32が設けられている。ギャップ33の両
側には、ガラスで溶着されたガラス溶着部39が設けら
れている。そして、ヘッドチップ30は、ギャップ33
のあるヘッドチップ30の中央部ではチップ幅Dを有す
るが、その中央部より所定距離はなれた地点Yより側面
35a,35bおよび側面36a,36bが内側に傾斜
しており、チップ幅は徐々に狭くなり、最終的にチップ
幅h程度まで絞られている。
【0023】なお、このヘッドチップ30による映像信
号の記録/再生の動作は、前述した従来のヘッドチップ
90と同じである。また、本実施例のヘッドチップ30
は、長手方向の長さLは1.9mm、チップ幅Dは10
0μm、絞られたチップ幅hは50μmである。
号の記録/再生の動作は、前述した従来のヘッドチップ
90と同じである。また、本実施例のヘッドチップ30
は、長手方向の長さLは1.9mm、チップ幅Dは10
0μm、絞られたチップ幅hは50μmである。
【0024】このようなヘッドチップ30においては、
テープに突入する時は、絞られたチップ幅hでテープと
接触を開始するため、ヘッド端部によるインパクトが小
さくなる。また、側面35a,35bに沿ってテープと
ヘッドが徐々にコンタクトするため、前記インパクト時
のテープの乱れをやわらげることができる。さらに、テ
ープとヘッドがコンタクトをしなくなる際において発生
するテープの乱れは、側面36a,36bによりにより
やわらげることができる。
テープに突入する時は、絞られたチップ幅hでテープと
接触を開始するため、ヘッド端部によるインパクトが小
さくなる。また、側面35a,35bに沿ってテープと
ヘッドが徐々にコンタクトするため、前記インパクト時
のテープの乱れをやわらげることができる。さらに、テ
ープとヘッドがコンタクトをしなくなる際において発生
するテープの乱れは、側面36a,36bによりにより
やわらげることができる。
【0025】さらに、テープとヘッドの接触面積が菱形
形状になるので、従来と比較して相対的に面積が小さく
なり、その結果面圧が増大し、当たりが良くなる。ま
た、テンションがギャップ近傍に集中でき、エアが逃げ
やすい形状になっていることから、スペーシングロスを
軽減することができる。
形状になるので、従来と比較して相対的に面積が小さく
なり、その結果面圧が増大し、当たりが良くなる。ま
た、テンションがギャップ近傍に集中でき、エアが逃げ
やすい形状になっていることから、スペーシングロスを
軽減することができる。
【0026】なお、本発明は本実施例に限られるもので
はなく種々の改変、変形が可能である。たとえば、ヘッ
ドチップの形状も図3に示した場合にかぎれるものでは
ない。その変形例を図4に示す。図4は、ヘッドチップ
30の変形例であるヘッドチップ40を説明する詳細図
であって、(A)はヘッドチップ40の形状を示す斜視
図、(B)はヘッド表面の方向からみた上面図の一部、
(C)はヘッドチップ40とテープ50がコンタクトし
ている状態を示す側面図である。ヘッドチップ40も、
ヘッドチップ30と同様の構成であるが、ヘッドチップ
40の先端部のみ、チップ幅すなわち当り幅を絞りこん
でいる点がヘッドチップ30と異なる。このような構成
にすることにより、ヘッドチップ30と同じ効果が得ら
れる上に、さらにヘッドチップの機械強度を確保するこ
とができる。
はなく種々の改変、変形が可能である。たとえば、ヘッ
ドチップの形状も図3に示した場合にかぎれるものでは
ない。その変形例を図4に示す。図4は、ヘッドチップ
30の変形例であるヘッドチップ40を説明する詳細図
であって、(A)はヘッドチップ40の形状を示す斜視
図、(B)はヘッド表面の方向からみた上面図の一部、
(C)はヘッドチップ40とテープ50がコンタクトし
ている状態を示す側面図である。ヘッドチップ40も、
ヘッドチップ30と同様の構成であるが、ヘッドチップ
40の先端部のみ、チップ幅すなわち当り幅を絞りこん
でいる点がヘッドチップ30と異なる。このような構成
にすることにより、ヘッドチップ30と同じ効果が得ら
れる上に、さらにヘッドチップの機械強度を確保するこ
とができる。
【0027】また、各部の細かい形状は、任意の形状に
してよい。たとえば、図3(B)および図4(B)に示
した、当り幅方向のエッジ部Yを、R形状にするなどし
てもよい。この場合には、そうすることにより、テープ
テンションの集中をやわらげることができると同時に、
加工時のバリが発生対策としても有効である。その他、
ヘッドチップの巻線部の形状など、本発明に係わるヘッ
ド表面部分の形状以外の形状は任意好適な形状でよい。
してよい。たとえば、図3(B)および図4(B)に示
した、当り幅方向のエッジ部Yを、R形状にするなどし
てもよい。この場合には、そうすることにより、テープ
テンションの集中をやわらげることができると同時に、
加工時のバリが発生対策としても有効である。その他、
ヘッドチップの巻線部の形状など、本発明に係わるヘッ
ド表面部分の形状以外の形状は任意好適な形状でよい。
【0028】また、本発明のビデオヘッドを適用する回
転ヘッドとしては、図1で示したように、上下の固定ド
ラムの間から回転ドラムに固定したビデオヘッドを出す
方式の回転ヘッドを用いるものとした。しかし、ヘッド
と上ドラムを一体にして回転させる方式の回転ヘッドに
適用しても何ら差し支えない。また、ヘッドチップの材
料はフェライト、センダスト、アモルファスなどの任意
好適の磁性材料でよく、また、それらを複合的に用いて
構成するようなものでもよい。
転ヘッドとしては、図1で示したように、上下の固定ド
ラムの間から回転ドラムに固定したビデオヘッドを出す
方式の回転ヘッドを用いるものとした。しかし、ヘッド
と上ドラムを一体にして回転させる方式の回転ヘッドに
適用しても何ら差し支えない。また、ヘッドチップの材
料はフェライト、センダスト、アモルファスなどの任意
好適の磁性材料でよく、また、それらを複合的に用いて
構成するようなものでもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッドによれば、テープの
当り幅を変化を付け、突入時は狭くし徐々に広げている
ため、ヘッド突入時のインパクトを抑え、テープの乱れ
を最小限にすることができる。また、徐々に当り幅を広
げるため、エアが逃げやすくなりエアの巻き込みを防ぎ
エアフィルムの厚さが薄くなる。その結果、最短記録波
長が0.5μm程度であっても、スペーシングロスを小
さくし、また、ヘッドが突入した際などのテープの乱れ
を少なくし、RF劣化を防ぐことのできる磁気ヘッドを
提供することができる。
当り幅を変化を付け、突入時は狭くし徐々に広げている
ため、ヘッド突入時のインパクトを抑え、テープの乱れ
を最小限にすることができる。また、徐々に当り幅を広
げるため、エアが逃げやすくなりエアの巻き込みを防ぎ
エアフィルムの厚さが薄くなる。その結果、最短記録波
長が0.5μm程度であっても、スペーシングロスを小
さくし、また、ヘッドが突入した際などのテープの乱れ
を少なくし、RF劣化を防ぐことのできる磁気ヘッドを
提供することができる。
【図1】VTR用ヘッドドラムにテープが巻き付けられ
ている状態を示す図である。
ている状態を示す図である。
【図2】図1に示した回転ドラムの構成を示す図であ
り、(A)は回転ドラムの構成を示す図、(B)はビデ
オヘッドの取付け状態を示す図である。
り、(A)は回転ドラムの構成を示す図、(B)はビデ
オヘッドの取付け状態を示す図である。
【図3】本発明の磁気ヘッドのヘッドチップを説明する
図であり、(A)はヘッドチップの形状を示す斜視図、
(B)はヘッド表面の方向からみた上面図の一部、
(C)はヘッドチップとテープがコンタクトしている状
態を示す側面図である。
図であり、(A)はヘッドチップの形状を示す斜視図、
(B)はヘッド表面の方向からみた上面図の一部、
(C)はヘッドチップとテープがコンタクトしている状
態を示す側面図である。
【図4】本発明の磁気ヘッドのヘッドチップの変形例を
説明する図であり、(A)はヘッドチップの形状を示す
斜視図、(B)はヘッド表面の方向からみた上面図の一
部、(C)はヘッドチップとテープがコンタクトしてい
る状態を示す側面図である。
説明する図であり、(A)はヘッドチップの形状を示す
斜視図、(B)はヘッド表面の方向からみた上面図の一
部、(C)はヘッドチップとテープがコンタクトしてい
る状態を示す側面図である。
【図5】一般的なヘッドチップの形状を示す図であっ
て、(A)はヘッドチップの形状を示す斜視図、(B)
はヘッドチップを上方から見たギャップ付近の詳細図、
(C)はヘッドチップがテープとコンタクトしている状
態を示す側面図である。
て、(A)はヘッドチップの形状を示す斜視図、(B)
はヘッドチップを上方から見たギャップ付近の詳細図、
(C)はヘッドチップがテープとコンタクトしている状
態を示す側面図である。
【図6】RF再生出力の劣化を示す図であり、(A)は
ヘッドがテープ突入時に著しく出力が劣化した状態を示
す図、(B)は平均的に出力が劣化した状態を示す図で
ある。
ヘッドがテープ突入時に著しく出力が劣化した状態を示
す図、(B)は平均的に出力が劣化した状態を示す図で
ある。
10…ヘッドドラム 11…上固定ドラム 12…下固定ドラム 15…リード 20…回転ドラム 24…ビデオヘッド 30,40…ヘッドチップ 31,41…コア 32,42…巻線穴 33,43…ギャップ 34,44…ヘッド表面 35,36,45,46…側面 39,49…ガラス溶着部 50…テープ 90…ヘッドチップ 91…コア 92…巻線穴 93…ギャップ 94…ヘッド表面 95…ガラス溶着部
Claims (4)
- 【請求項1】磁気記録再生装置の回転ヘッドに設けら
れ、信号の記録/再生を行う磁気ヘッドであって、 ヘッドギャップの近傍のテープが実質的にヘッド表面に
接触する部分を、テープの当り幅が該磁気ヘッドがテー
プに突入する方向に向けて次第に狭くなるように形成し
たヘッドチップを有する磁気ヘッド。 - 【請求項2】前記ヘッドチップの前記部分を、テープの
当り幅が該磁気ヘッドがテープに突入する方向の反対方
向に向けて次第に狭くなるようにさらに形成した請求項
1記載の磁気ヘッド。 - 【請求項3】前記ヘッドチップは、ヘッドギャップに平
行的な方向のヘッドチップ幅が、テープに突入する方向
より次第に広くなり、ヘッドギャップ付近で最大とな
り、さらにテープに突入する方向の反対方向に向けて次
第に狭くなるような菱形的な形状である請求項2記載の
磁気ヘッド。 - 【請求項4】前記ヘッドチップの先端部のヘッド表面付
近のみが、前記形状に形成されている請求項1〜3いず
れか記載の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23791294A JPH08102012A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23791294A JPH08102012A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08102012A true JPH08102012A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17022290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23791294A Pending JPH08102012A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08102012A (ja) |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23791294A patent/JPH08102012A/ja active Pending
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