JPH08103118A - 歩行型水田作業機 - Google Patents

歩行型水田作業機

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JPH08103118A
JPH08103118A JP19494895A JP19494895A JPH08103118A JP H08103118 A JPH08103118 A JP H08103118A JP 19494895 A JP19494895 A JP 19494895A JP 19494895 A JP19494895 A JP 19494895A JP H08103118 A JPH08103118 A JP H08103118A
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和夫 島隅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業時も非作業時もローリング制御を行わせ
ながら走行することを可能にする。 【解決手段】 機体の左右傾斜を検出するセンサフロー
ト8と重力式傾斜センサー17とを備え、センサーフロ
ート8のローリング作動を検出するリミットスイッチ1
4、および、重力式傾斜センサー17による検出結果を
取り出すリミットスイッチ20をローリング制御弁16
の駆動回路15に連係してある。この駆動回路15はセ
ンサーフロート8による検出結果に基づいてローリング
シリンダ12を自動的に操作したり、重力式傾斜センサ
ー17による検出結果に基づいてローリングシリンダ1
2を自動的に操作したりして、左右車輪の相対高さを変
更して機体のローリング制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、走行機体の下部に
前後軸芯周りにローリング自在に、センサーフロートを
枢支させるとともに、センサーフロートのローリング作
動によって、左右車輪の相対高さを変更して、機体に固
定した作業装置の対地ローリング姿勢を設定姿勢に維持
するローリング制御機構を備えた歩行型水田作業機に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来における上記水田作業機としては、
例えば実開昭59‐39212号公報に開示されている
ように、植付作業時には、機体を前記接地フロートのロ
ーリング作動に基づく泥面水平姿勢に制御する状態と
し、非作業走行時などでは、機体に対して左右車輪夫々
を同一高さに設定するよう構成したものがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが上記引例構造
の田植機では、非作業走行時には、左右車輪は機体に対
して常に同一高さに設定されるので、例えば、車幅より
も幅狭の畦に沿って片側車輪のみに畦上に乗って走行す
る場合、あるい左右に傾斜した路面を走行する場合など
では、機体が傾斜したままの状態で操縦せざるを得ない
ものとなり、機体操縦が行い難い問題があった。本発明
は、非作業走行時における操縦操作性を向上させること
を目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、冒記構
成の歩行型水田作業機において、前記走行機体の左右の
傾きを検知する重力式傾斜センサを設け、前記センサー
フロートとローリング制御機構との連係を断って、前記
傾斜センサによる機体傾き検知に基づいて前記ローリン
グ制御機構を操作させる機体水平維持制御状態と、前記
センサーフロートのローリング作動に伴う作業ローリン
グ制御状態とに切換え操作可能に構成してある点にあ
り、その作用・効果は次の通りである。 【0005】 【作用】つまり、圃場での作業にあたっては、前記作業
ローリング制御状態に切換え設定し、前記作業装置を設
定姿勢に維持させる。そして、非作業走行時において
は、前記傾斜センサが機体自体の傾きを検知し、ローリ
ング制御機構が機体を絶対水平姿勢に維持させるので、
走行路面の状況に無関係に常に水平走行するのである。 【0006】 【発明の効果】従って、幅狭の畦に沿って走行させる場
合や、左右傾斜地を走行させる場合であっても機体は常
に絶対水平姿勢であるので、傾斜方向への重量分力の負
担がなく、極めて軽快に操縦が行えるとともに、操縦姿
勢も安定化し、操作性が向上するものとなった。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の一つであ
る歩行型田植機について図面に基づいて説明する。図3
に示すように、端部に走行用の車輪2を備えた伝動ケー
ス1を横軸心P1周りに揺動自在に左右両側に取付けて
機体を支持すると共に、機体前部にエンジン3を備え、
機体後部に植付爪4及び苗のせ台5等により構成された
作業装置としての植付装置7と操縦ハンドル6を備え、
さらに機体下部に機体の上下動及び左右の傾きを検出す
るセンターフロート8を設けて歩行型田植機を構成して
いる。前記車輪2の上下動構造について詳述すると、図
2及び図3に示すように、機体に固定された単動型の昇
降シリンダ9のピストンロッド9a先端の縦軸芯周りに
天秤アーム10が揺動自在に軸支され、この天秤アーム
10両端と前記伝動ケース1のボス部に立設した操作ア
ーム1aとがロッド11及び複動型のローリングシリン
ダ12を介して連結されている。これにより、昇降シリ
ンダ9の伸縮操作によって左右の車輪2が同時に上下動
操作されるのであり、ローリングシリンダ12の伸縮操
作によって天秤アーム10がピストンロッド9a先端で
揺動操作され、左右の車輪2が背反的に上下動操作され
るのである。前記センターフロート8は、その後部が機
体左右方向の横軸心P2 周りに上下揺動自在、且つ、機
体の前後軸芯P3 周りにローリング自在に機体に対して
取付けられている。図1に示すようにセンターフロート
8前部には検知アーム13が立設され、この検知アーム
13の左右両側部には、センターフロート8のローリン
グ作動を検知するリミットスイッチ14,14を配備し
てある。このリミットスイッチ14,14は駆動回路1
5を介して電磁式の前記ローリングシリンダ12制御用
のローリング制御弁16に電気的に連係されており、セ
ンターフロート8が泥面に対する接地圧変動により例え
ば軸芯P3 の右周りにローリング作動すると、右側のリ
ミットスイッチ14が検知アーム13によって接当作動
し、ローリング制御弁16を、右車輪2を下降させ、か
つ左車輪2を上昇させる状態に設定するのである。この
ようにセンターフロート8のローリング作動により、左
右車輪2,2の相対高さを変更して植付装置7の対地ロ
ーリング姿勢を泥面平行状態に維持するのである。前記
ローリングシリンダ12及びローリング制御弁16を総
称してローリング制御機構Aと称する。又、図1に示す
ように機体Vには、機体自体の左右の傾きを検知する重
力式の傾斜センサ17を設けてある。この傾斜センサ1
7は、重錘18を前後軸芯P4周りに回動可能に機体に
対して垂下させるとともに、重錘18から上部に延出し
たアーム19の左右両側に一対のリミットスイッチ2
0,20を配備して構成され、機体の傾きに伴い前記ア
ーム19が左右いずれかのリミットスイッチ20,20
を接当作動させるのである。そして、前記夫々のリミッ
トスイッチ14,14及び20,20と、駆動回路15
との間には一対の切換えスイッチ21,21が連動操作
可能に設けられており、この切換えスイッチ21,21
によって、センターフロート8のローリング作動に伴う
作業ローリング制御状態と、センターフロート8とロー
リング制御機構Aとの連係を断って、前記傾斜センサ1
7による機体傾き検知に基づいて前記ローリング制御機
構Aを操作させる機体水平維持制御状態とに切換え操作
可能に構成してある。そして植付作業においては、前記
作業ローリング制御状態に設定し、又、路上走行などで
は、前記機体水平維持制御状態に設定するのである。 【0008】〔別実施形態〕前記センターフロート8の
ローリング作動を検知する手段及び機体の傾きを検知す
る手段は、機械的連係構造で構成するものであってもよ
い。 【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】 【図1】ローリング制御機構との連係を示す系統図 【図2】要部の平面図 【図3】全体側面図 【符号の説明】 2,2 車輪 7 作業装置 8 センサーフロート 17 重力式傾斜センサ A ローリング制御機構 P2 支点 P3 軸芯 V 走行機体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成7年8月30日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【書類名】 明細書 【発明の名称】 歩行型水田作業機 【特許請求の範囲】 左右車輪(2)の相対高さを変更して、機体(V)に固
定した作業装置(7)の対地ローリング姿勢を設定姿勢
に維持するローリング制御機構(A)を備えた歩行型水
田作業機において、 機体(V)に設けたセンサーフロート(8)のローリン
グ感知によりローリング制御機構(A)を作動させる第
1ローリング検出手段と、機体(V)の左右の傾きを検
知する重力式傾斜センサー(17)によりローリング制
御機構(A)を作動させる第2ローリング検出手段を備
えてあることを特徴とする歩行型水田作業機。 【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、左右車輪の相対高
さを変更して、機体に固定した作業装置の対地ローリン
グ姿勢を設定姿勢に維持するローリング制御機構を備え
た歩行型水田作業機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来における上記水田作業機としては、
例えば特開昭59‐39212号公報号公報に開示され
ているように、植付作業時には、機体をセンサーフロー
トの対地ローリング検知に基づいてローリング制御し、
路上走行等の非作業走行時などでは、機体に対して左右
車輪夫々を同一高さに設定するよう構成したものがあっ
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来例の
構造の田植機では、センサーフロートが空中に浮上して
しまってローリング制御ができなくなる非作業走行時に
は、左右車輪が機体に対して常に同一高さに設定される
ので、例えば、車幅よりも幅狭の畦に沿って片側車輪の
み畦上に乗って走行する場合、あるいは左右に傾斜した
路面を走行する場合などでは、機体が傾斜したままの状
態で操縦せざるを得ないものとなり、機体操縦が行い難
い問題があった。 本発明は、非作業走行時等においても
ローリング制御を可能にして操縦操作性を向上させる
とを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、前述の
ように、左右車輪の相対高さを変更して、機体に固定し
た作業装置の対地ローリング姿勢を設定姿勢に維持する
ローリング制御機構を備えた歩行型水田作業機におい
て、機体に設けたセンサーフロートのローリング感知に
よりローリング制御機構を作動させる第1ローリング検
出手段と、機体の左右の傾きを検知する重力式傾斜セン
サーによりローリング制御機構を作動させる第2ローリ
ング検出手段を備えてある点にあり、その作用・効果は
次の通りである。 【0005】[作用]上記の特徴構成によると、作業時
には、センサーフロートによる泥面に対する機体のロー
リング量の感知に基づき、第1ローリング検出手段がロ
ーリング制御機構を作動させて左右車輪の相対高さを変
更することによって泥面を基準にした機体のローリング
姿勢を制御する状態で用いることができる。 又、センサ
フロートが泥面から浮上がった状態では、重力式傾斜セ
ンサーによる機体の絶対的なローリング量の検知に基づ
き、第2ローリング検出手段がローリング制御手段を作
動させて左右車輪の相対高さを変更する状態で用いるこ
とができることによって、機体の絶対的なローリング姿
勢を制御することが可能となる。 【0006】 【発明の効果】上記構成を採用したことにより、作業中
は、泥面や耕盤の傾斜に伴う接地式のセンサーフロート
でのローリング感知による、作業条件と密接に関係する
泥面状況に即したローリング制御機構の作動を行えると
共に、車輪を下げて機体を持ち上げた回向時や路上走行
時や畦越え時など、フロートが泥面から浮上して接地式
のローリング感知が出来ないときにも、ローリング制御
が全く不能になるのではなく、重力式傾斜センサーの検
出手段を利用してローリング制御信号を得ることができ
る。したがって、この回向時や路上走行時にも、ローリ
ング制御を可能にして、安定した走行を行うことが出来
る。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一つ
である歩行型田植機について図面に基づいて説明する。
図3に示すように、端部に走行用の車輪2を備えた伝動
ケース1を横軸心P1周りに揺動自在に左右両側に取付
けて機体を支持すると共に、機体前部にエンジン3を備
え、機体後部に植付爪4及び苗のせ台5等により構成さ
れた作業装置としての植付装置7と操縦ハンドル6を備
え、さらに機体下部に機体の上下動及び左右の傾きを検
出するセンターフロート8を設けて歩行型田植機を構成
している。 【0008】前記車輪2の上下動構造について詳述する
と、図2及び図3に示すように、機体に固定された単動
型の昇降シリンダ9のピストンロッド9a先端の縦軸芯
周りに天秤アーム10が揺動自在に軸支され、この天秤
アーム10両端と前記伝動ケース1のボス部に立設した
操作アーム1aとがロッド11及び複動型のローリング
シリンダ12を介して連結されている。これにより、昇
降シリンダ9の伸縮操作によって左右の車輪2が同時に
上下動操作されるのであり、ローリングシリンダ12の
伸縮操作によって天秤アーム10がピストンロッド9a
先端で揺動操作され、左右の車輪2が背反的に上下動操
作されるのである。 【0009】前記センターフロート8は、その後部が機
体左右方向の横軸心P2 周りに上下揺動自在、且つ、
機体の前後軸芯P3 周りにローリング自在に機体に対
して取付けられている。図1に示すようにセンターフロ
ート8前部には検知アーム13が立設され、この検知ア
ーム13の左右両側部には、センターフロート8のロー
リング作動を検知するリミットスイッチ14,14を配
備してある。このリミットスイッチ14,14は駆動回
路15を介して電磁式の前記ローリングシリンダ12制
御用のローリング制御弁16に電気的に連係されてお
り、センターフロート8が泥面に対する接地圧変動によ
り例えば軸芯P3 の右周りにローリング作動すると、
右側のリミットスイッチ14が検知アーム13によって
接当作動し、ローリング制御弁16を、右車輪2を下降
させ、かつ左車輪2を上昇させる状態に設定するのであ
る。このようにセンターフロート8のローリング作動に
より、左右車輪2,2の相対高さを変更して植付装置7
の対地ローリング姿勢を泥面平行状態に維持するのであ
る。前記ローリングシリンダ12及びローリング制御弁
16を総称してローリング制御機構Aと称する。 【0010】又、図1に示すように機体Vには、機体自
体の左右の傾きを検知する重力式の傾斜センサ17を設
けてある。この傾斜センサ17は、重錘18を前後軸芯
P4周りに回動可能に機体に対して垂下させるととも
に、重錘18から上部に延出したアーム19の左右両側
に一対のリミットスイッチ20,20を配備して構成さ
れ、機体の傾きに伴い前記アーム19が左右いずれかの
リミットスイッチ20,20を接当作動させるのであ
る。そして、前記夫々のリミットスイッチ14,14及
び20,20と、駆動回路15との間には一対の切換え
スイッチ21,21が連動操作可能に設けられており、
この切換えスイッチ21,21によって、センターフロ
ート8のローリング作動に伴う作業ローリング制御状態
と、センターフロート8とローリング制御機構Aとの連
係を断って、前記傾斜センサ17による機体傾き検知に
基づいて前記ローリング制御機構Aを操作させる機体水
平維持制御状態とに切換え操作可能に構成してある。そ
して植付作業においては、前記作業ローリング制御状態
に設定し、又、路上走行などでは、前記機体水平維持制
御状態に設定するのである。 【0011】〔別実施形態〕前記センターフロート8の
ローリング作動を検知する手段及び機体の傾きを検知す
る手段は、機械的連係構造で構成するものであってもよ
い。 【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。 【図面の簡単な説明】 【図1】歩行型水田作業機のローリング制御機構との連
係を示す系統図 【図2】歩行型水田作業機の平面図 【図3】歩行型水田作業機の全体側面図 【符号の説明】 2,2 車輪 7 作業装置 8 センサーフロート 17 重力式傾斜センサ A ローリング制御機構 V 走行機体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 左右車輪(2)の相対高さを変更して、機体(V)に固
    定した作業装置(7)の対地ローリング姿勢を設定姿勢
    に維持するローリング制御機構(A)を備えた歩行型水
    田作業機において、 機体(V)に設けたセンサーフロート(8)のローリン
    グ感知によりローリング制御機構(A)を作動させる第
    1ローリング検出手段と、機体(V)の左右の傾きを検
    知する重力式傾斜センサー(17)によりローリング制
    御機構(A)を作動させる第2ローリング検出手段を備
    えてあることを特徴とする歩行型水田作業機。
JP7194948A 1995-07-31 1995-07-31 歩行型水田作業機 Expired - Lifetime JP2575004B2 (ja)

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