JPH08105459A - 液圧式クラッチレリーズシリンダ装置 - Google Patents
液圧式クラッチレリーズシリンダ装置Info
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- JPH08105459A JPH08105459A JP26630294A JP26630294A JPH08105459A JP H08105459 A JPH08105459 A JP H08105459A JP 26630294 A JP26630294 A JP 26630294A JP 26630294 A JP26630294 A JP 26630294A JP H08105459 A JPH08105459 A JP H08105459A
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- JP
- Japan
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- clutch
- cylinder
- release
- piston
- cylinder device
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims abstract description 5
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/08—Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸線方向寸法をより一層短寸化でき、しかも
複数の直線摺動アクチュエータ間の連結剛性を比較的容
易に高めることが可能なように構成された液圧式クラッ
チレリーズシリンダ装置を提供する。 【構成】 摩擦クラッチ板を結合方向へ押圧するクラッ
チスプリングDSに対してレリーズベアリング5を介し
てクラッチ解除方向作用力を与えるべく、入力軸Sと同
心をなす共通の円周上に設けられたピストン2とシリン
ダ3とからなる複数の直線摺動アクチュエータを有する
液圧式クラッチレリーズシリンダ装置に於て、前記ピス
トンがクラッチハウジング側に固定され、前記シリンダ
が前記レリーズベアリングに連結されるものとする。
複数の直線摺動アクチュエータ間の連結剛性を比較的容
易に高めることが可能なように構成された液圧式クラッ
チレリーズシリンダ装置を提供する。 【構成】 摩擦クラッチ板を結合方向へ押圧するクラッ
チスプリングDSに対してレリーズベアリング5を介し
てクラッチ解除方向作用力を与えるべく、入力軸Sと同
心をなす共通の円周上に設けられたピストン2とシリン
ダ3とからなる複数の直線摺動アクチュエータを有する
液圧式クラッチレリーズシリンダ装置に於て、前記ピス
トンがクラッチハウジング側に固定され、前記シリンダ
が前記レリーズベアリングに連結されるものとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧式クラッチレリー
ズシリンダ装置に関し、特に、トランスミッションの入
力軸と同軸的に設けたレリーズベアリングを直線摺動ア
クチュエータのピストンにて直接駆動する形式の液圧式
クラッチレリーズシリンダ装置に関するものである。
ズシリンダ装置に関し、特に、トランスミッションの入
力軸と同軸的に設けたレリーズベアリングを直線摺動ア
クチュエータのピストンにて直接駆動する形式の液圧式
クラッチレリーズシリンダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用クラッチとして、クラッチ
ペダルに直結されたマスターシリンダが発生する油圧に
て直線摺動アクチュエータ(スレーブシリンダ)をスト
ロークさせ、これによってレリーズフォークを介してレ
リーズベアリングをトランスミッションの入力軸の軸線
に沿って移動させ、このレリーズベアリングにてダイヤ
フラムスプリングの中心部を押圧してプレッシャプレー
トを変位させるように構成された液圧式クラッチレリー
ズシリンダ装置が多用されている。
ペダルに直結されたマスターシリンダが発生する油圧に
て直線摺動アクチュエータ(スレーブシリンダ)をスト
ロークさせ、これによってレリーズフォークを介してレ
リーズベアリングをトランスミッションの入力軸の軸線
に沿って移動させ、このレリーズベアリングにてダイヤ
フラムスプリングの中心部を押圧してプレッシャプレー
トを変位させるように構成された液圧式クラッチレリー
ズシリンダ装置が多用されている。
【0003】一方、エンジンの高出力化に伴ってクラッ
チの動力伝達容量も増大させねばならないが、これに伴
ってクラッチのレリーズ操作力も増大傾向にある。その
ため、近年、操作力の軽減がクラッチのレリーズ機構を
設計するうえでの重要課題となっている。
チの動力伝達容量も増大させねばならないが、これに伴
ってクラッチのレリーズ操作力も増大傾向にある。その
ため、近年、操作力の軽減がクラッチのレリーズ機構を
設計するうえでの重要課題となっている。
【0004】このような観点に立脚し、入力軸と同心を
なす共通の円周上にピストンとシリンダとからなる直線
摺動アクチュエータを複数設け、これによりレリーズベ
アリングを直接的に駆動し得るように構成した液圧式ク
ラッチレリーズシリンダ装置が、米国特許第4,32
8,883号に提案されている。これはクラッチハウジ
ングに於ける入力軸を囲繞する円周上に複数のシリンダ
を固定し、これに摺合したピストンのロッド端に動力伝
達部材を介してレリーズベアリングを連結し、マスター
シリンダの油圧を各シリンダの底部に供給して各ピスト
ンに直線運動を与えるものであり、複数の直線摺動アク
チュエータをトランスミッションの入力軸の周囲に設け
るものとすることにより、大きなクラッチ解除作用力を
コンパクトな構成で得ることができる。
なす共通の円周上にピストンとシリンダとからなる直線
摺動アクチュエータを複数設け、これによりレリーズベ
アリングを直接的に駆動し得るように構成した液圧式ク
ラッチレリーズシリンダ装置が、米国特許第4,32
8,883号に提案されている。これはクラッチハウジ
ングに於ける入力軸を囲繞する円周上に複数のシリンダ
を固定し、これに摺合したピストンのロッド端に動力伝
達部材を介してレリーズベアリングを連結し、マスター
シリンダの油圧を各シリンダの底部に供給して各ピスト
ンに直線運動を与えるものであり、複数の直線摺動アク
チュエータをトランスミッションの入力軸の周囲に設け
るものとすることにより、大きなクラッチ解除作用力を
コンパクトな構成で得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記した液圧式
クラッチレリーズシリンダ装置に於ては、シリンダ内に
対する油圧の供給口が、シリンダの周壁に開設されてい
る。そのため、ピストンのシリンダ内端面に油圧を加え
るためには、シリンダ底とピストン端面との間に油が流
れ込む隙間を予め設けておく必要があり、ピストンの作
動ストロークに寄与しない余分な軸線方向寸法を取らざ
るを得ない。また、ピストンロッドの軸線方向寸法はで
きるだけ短寸化したい要望があり、各ピストンロッド間
の連結剛性十分に高めることが困難なため、複数のピス
トンの作動速度が一致しない場合には、レリーズベアリ
ングの作動円滑性が損なわれるといった不都合が生じ
る。
クラッチレリーズシリンダ装置に於ては、シリンダ内に
対する油圧の供給口が、シリンダの周壁に開設されてい
る。そのため、ピストンのシリンダ内端面に油圧を加え
るためには、シリンダ底とピストン端面との間に油が流
れ込む隙間を予め設けておく必要があり、ピストンの作
動ストロークに寄与しない余分な軸線方向寸法を取らざ
るを得ない。また、ピストンロッドの軸線方向寸法はで
きるだけ短寸化したい要望があり、各ピストンロッド間
の連結剛性十分に高めることが困難なため、複数のピス
トンの作動速度が一致しない場合には、レリーズベアリ
ングの作動円滑性が損なわれるといった不都合が生じ
る。
【0006】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
軸線方向寸法をより一層短寸化でき、しかも複数の直線
摺動アクチュエータ間の連結剛性を比較的容易に高める
ことが可能なように構成された液圧式クラッチレリーズ
シリンダ装置を提供することにある。
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
軸線方向寸法をより一層短寸化でき、しかも複数の直線
摺動アクチュエータ間の連結剛性を比較的容易に高める
ことが可能なように構成された液圧式クラッチレリーズ
シリンダ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、摩擦クラッチ板を結合方向へ押圧するクラ
ッチスプリングに対してレリーズベアリングを介してク
ラッチ解除方向作用力を与えるべく、入力軸と同心をな
す共通の円周上に設けられたピストンとシリンダとから
なる複数の直線摺動アクチュエータを有する液圧式クラ
ッチレリーズシリンダ装置に於て、前記ピストンがクラ
ッチハウジング側に固定され、前記シリンダが前記レリ
ーズベアリングに連結されるものとすることによって達
成される。
明によれば、摩擦クラッチ板を結合方向へ押圧するクラ
ッチスプリングに対してレリーズベアリングを介してク
ラッチ解除方向作用力を与えるべく、入力軸と同心をな
す共通の円周上に設けられたピストンとシリンダとから
なる複数の直線摺動アクチュエータを有する液圧式クラ
ッチレリーズシリンダ装置に於て、前記ピストンがクラ
ッチハウジング側に固定され、前記シリンダが前記レリ
ーズベアリングに連結されるものとすることによって達
成される。
【0008】
【作用】このような構成によれば、固定ピストンの中心
部に油圧供給路を設け、ピストンの軸線方向端面から可
動シリンダの底面に油圧を作用させることができるの
で、直線摺動アクチュエータが最も縮んだ状態でピスト
ン端面とシリンダ底面とを密接させることができる。ま
た、シリンダ側が可動部材となるので、その周壁外面の
全てを連結部材との接合面として利用できるので、各シ
リンダ間の連結剛性を容易に確保し得る。
部に油圧供給路を設け、ピストンの軸線方向端面から可
動シリンダの底面に油圧を作用させることができるの
で、直線摺動アクチュエータが最も縮んだ状態でピスト
ン端面とシリンダ底面とを密接させることができる。ま
た、シリンダ側が可動部材となるので、その周壁外面の
全てを連結部材との接合面として利用できるので、各シ
リンダ間の連結剛性を容易に確保し得る。
【0009】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0010】図1及び図2は、本発明に基づき構成され
たクラッチレリーズシリンダ装置を示しており、図2に
於ける中心線から上側がクラッチ接状態を示し、下側が
クラッチ断状態を示している。このクラッチレリーズシ
リンダ装置1は、クラッチハウジングCH側のトランス
ミッションの入力軸Sと同心をなす共通の円周上に等間
隔をおいて固定される複数の(本実施例に於ては正三角
形の各頂点に設けられた3つの)ピストン2と、各ピス
トン2をそれぞれ摺合させる有底筒状のシリンダ3と、
各シリンダ3の周壁間を連結する連結部材4を介してト
ランスミッションの入力軸Sと同軸的に配置されたレリ
ーズベアリング5とからなっている。
たクラッチレリーズシリンダ装置を示しており、図2に
於ける中心線から上側がクラッチ接状態を示し、下側が
クラッチ断状態を示している。このクラッチレリーズシ
リンダ装置1は、クラッチハウジングCH側のトランス
ミッションの入力軸Sと同心をなす共通の円周上に等間
隔をおいて固定される複数の(本実施例に於ては正三角
形の各頂点に設けられた3つの)ピストン2と、各ピス
トン2をそれぞれ摺合させる有底筒状のシリンダ3と、
各シリンダ3の周壁間を連結する連結部材4を介してト
ランスミッションの入力軸Sと同軸的に配置されたレリ
ーズベアリング5とからなっている。
【0011】ピストン2は、クラッチハウジングCHに
固定されるベースプレート6に一体的に立設されてお
り、その遊端には、シリンダ3の内周面との液密を保持
するためのシール部材7が装着され、その中心には、軸
線方向に沿う貫通孔8が穿設されている。
固定されるベースプレート6に一体的に立設されてお
り、その遊端には、シリンダ3の内周面との液密を保持
するためのシール部材7が装着され、その中心には、軸
線方向に沿う貫通孔8が穿設されている。
【0012】ピストン2と一体形成されたベースプレー
ト6のクラッチハウジングCHとの接合面には、各ピス
トン2の貫通孔8同士間を相互に連通するための溝9が
凹設されている。そしてこの溝9の凹設面には、溝9を
閉鎖された通路とするために、シール部材10a・10
bを挟んだ上で、リベット11を介してエンドプレート
12が液密に接合されている。またこの溝9は、ベース
プレート6に於ける2つのピストン2に隣接する位置に
それぞれ設けられた一対のコネクタ部13a・13bに
連通している。
ト6のクラッチハウジングCHとの接合面には、各ピス
トン2の貫通孔8同士間を相互に連通するための溝9が
凹設されている。そしてこの溝9の凹設面には、溝9を
閉鎖された通路とするために、シール部材10a・10
bを挟んだ上で、リベット11を介してエンドプレート
12が液密に接合されている。またこの溝9は、ベース
プレート6に於ける2つのピストン2に隣接する位置に
それぞれ設けられた一対のコネクタ部13a・13bに
連通している。
【0013】両コネクタ部13a・13bの中心には、
パイプジョイント装着孔14が開設されており、この装
着孔14には、その終端部にOリング15を装着した上
でパイプジョイント16が嵌着されている。このパイプ
ジョイント16の内端部には、鍔部17が形成されてお
り、この鍔部17を押さえるようにしてかんざし状のピ
ン18をコネクタ部13a・13bに差し込むことによ
り、パイプジョイント16の抜け止めがなされている。
なお、一方のコネクタ部13aがマスターシリンダ(図
示せず)に接続され、他方のコネクタ部13bにエア抜
きプラグが接続される。
パイプジョイント装着孔14が開設されており、この装
着孔14には、その終端部にOリング15を装着した上
でパイプジョイント16が嵌着されている。このパイプ
ジョイント16の内端部には、鍔部17が形成されてお
り、この鍔部17を押さえるようにしてかんざし状のピ
ン18をコネクタ部13a・13bに差し込むことによ
り、パイプジョイント16の抜け止めがなされている。
なお、一方のコネクタ部13aがマスターシリンダ(図
示せず)に接続され、他方のコネクタ部13bにエア抜
きプラグが接続される。
【0014】シリンダ3は、金属材料を深絞り加工して
なり、開口端に外向きフランジ19が設けられたカップ
状をなしている。これら3つのシリンダ3は、それぞれ
の周壁を緊密に受容する孔20が正三角形の各頂点に設
けられた連結部材21にて一体的に連結されている。
なり、開口端に外向きフランジ19が設けられたカップ
状をなしている。これら3つのシリンダ3は、それぞれ
の周壁を緊密に受容する孔20が正三角形の各頂点に設
けられた連結部材21にて一体的に連結されている。
【0015】3つのシリンダ3を連結した連結部材21
の中心部には、入力軸Sの挿通孔22が開設されてお
り、この挿通孔22の軸線方向中間部に設けられた内向
きフランジ23により、レリーズベアリング5が支持さ
れている。またこの連結部材21は、クラッチフェーシ
ング(図示せず)の摩耗に応じて変位するダイヤフラム
スプリングDSの内端位置に追従してレリーズベアリン
グ5を押し当てるように、内向きフランジ23とベース
プレート6との間に縮設されたプリロードスプリング2
4により、押し出し方向へ低荷重で常時付勢されてい
る。
の中心部には、入力軸Sの挿通孔22が開設されてお
り、この挿通孔22の軸線方向中間部に設けられた内向
きフランジ23により、レリーズベアリング5が支持さ
れている。またこの連結部材21は、クラッチフェーシ
ング(図示せず)の摩耗に応じて変位するダイヤフラム
スプリングDSの内端位置に追従してレリーズベアリン
グ5を押し当てるように、内向きフランジ23とベース
プレート6との間に縮設されたプリロードスプリング2
4により、押し出し方向へ低荷重で常時付勢されてい
る。
【0016】レリーズベアリング5のインナレースに
は、半径方向外向きのコンタクトフランジ25が固着さ
れている。そしてこのレリーズベアリング5は、アウタ
レースに当接したリング部材26から延出された3つの
爪27を連結部材4の対応部に係合させることにより、
抜け止めがなされている。尚、図1に於ける符号BHは
カウンタシャフトの軸受ハウジングを示している。
は、半径方向外向きのコンタクトフランジ25が固着さ
れている。そしてこのレリーズベアリング5は、アウタ
レースに当接したリング部材26から延出された3つの
爪27を連結部材4の対応部に係合させることにより、
抜け止めがなされている。尚、図1に於ける符号BHは
カウンタシャフトの軸受ハウジングを示している。
【0017】次に上記実施例の作動要領について説明す
る。クラッチペダルを踏まない、即ち油圧が作用しない
状態にあっては、レリーズベアリング5とこれを支持し
た連結部材21とは、ダイヤフラムスプリングDSに押
圧されてクラッチハウジングCH側にある。この状態に
於ては、ピストン2はシリンダ3内に没入しており、ダ
イヤフラムスプリングDSの反力により、図示されてい
ないプレッシャプレートがクラッチディスクをフライホ
イール側に押圧し、エンジンの動力をトランスミッショ
ンに伝達する。尚、クラッチディスクが摩耗するに連れ
てダイヤフラムスプリングDSの中心部がクラッチハウ
ジングCH側に変位し、シリンダ3に対するピストン2
の没入量が増大するが、図2の中心線から上側に示した
状態は、クラッチディスクが全摩耗してシリンダ3内に
ピストン2が一杯に没入した状態を示しており、初期状
態に於けるクラッチ接時は、シリンダ3の概ね中間位置
までピストン2が没入するようになっている。
る。クラッチペダルを踏まない、即ち油圧が作用しない
状態にあっては、レリーズベアリング5とこれを支持し
た連結部材21とは、ダイヤフラムスプリングDSに押
圧されてクラッチハウジングCH側にある。この状態に
於ては、ピストン2はシリンダ3内に没入しており、ダ
イヤフラムスプリングDSの反力により、図示されてい
ないプレッシャプレートがクラッチディスクをフライホ
イール側に押圧し、エンジンの動力をトランスミッショ
ンに伝達する。尚、クラッチディスクが摩耗するに連れ
てダイヤフラムスプリングDSの中心部がクラッチハウ
ジングCH側に変位し、シリンダ3に対するピストン2
の没入量が増大するが、図2の中心線から上側に示した
状態は、クラッチディスクが全摩耗してシリンダ3内に
ピストン2が一杯に没入した状態を示しており、初期状
態に於けるクラッチ接時は、シリンダ3の概ね中間位置
までピストン2が没入するようになっている。
【0018】クラッチペダルを踏むと、図示されていな
いマスターシリンダからの油圧が、一方のコネクタ部1
3aからパイプジョイント16及び溝9を介して各ピス
トン2の貫通孔8から各シリンダ3の底壁内面に油圧を
及ぼし、各シリンダ3を押し出す。これにより、シリン
ダ3に一体接続された連結部材4と共にレリーズベアリ
ング5が押し出され、ダイヤフラムスプリングDSの中
心部を押圧してプレッシャプレートの押圧力を解除す
る。これにより、クラッチディスクがフライホイールか
ら離れ、エンジン動力のトランスミッションに対する伝
達が断たれる。
いマスターシリンダからの油圧が、一方のコネクタ部1
3aからパイプジョイント16及び溝9を介して各ピス
トン2の貫通孔8から各シリンダ3の底壁内面に油圧を
及ぼし、各シリンダ3を押し出す。これにより、シリン
ダ3に一体接続された連結部材4と共にレリーズベアリ
ング5が押し出され、ダイヤフラムスプリングDSの中
心部を押圧してプレッシャプレートの押圧力を解除す
る。これにより、クラッチディスクがフライホイールか
ら離れ、エンジン動力のトランスミッションに対する伝
達が断たれる。
【0019】
【発明の効果】このように本発明によれば、固定ピスト
ンの中心部に油圧供給路を設け、ピストンの軸線方向端
面から可動シリンダの底面に油圧を作用させることがで
きるので、直線摺動アクチュエータが最も縮んだ状態で
ピストン端面とシリンダ底面とを密接させることができ
る。また、シリンダ側が可動部材となるので、その周壁
外面の全てを連結部材との接合面として利用できるの
で、各シリンダ間の連結剛性を容易に確保し得る。これ
により、複数の直線摺動アクチュエータ間の連動誤差を
小さくできるため、レリーズベアリングの作動円滑性が
損なわれずに済み、しかもストロークに寄与しない余分
な部分を直線摺動アクチュエータに設ける必要がなくな
るため、クラッチレリーズシリンダ装置の軸線方向寸法
を低減することができる。これに加えて、2つのシリン
ダ間部分の入力軸中心からの半径方向寸法を低減し得る
ので、図1に想像線で示したカウンタシャフトの軸受ハ
ウジングとの干渉を避けることができるので、特に寸法
的制約が大きい前輪駆動車用変速機のコンパクト化に寄
与する効果もある。
ンの中心部に油圧供給路を設け、ピストンの軸線方向端
面から可動シリンダの底面に油圧を作用させることがで
きるので、直線摺動アクチュエータが最も縮んだ状態で
ピストン端面とシリンダ底面とを密接させることができ
る。また、シリンダ側が可動部材となるので、その周壁
外面の全てを連結部材との接合面として利用できるの
で、各シリンダ間の連結剛性を容易に確保し得る。これ
により、複数の直線摺動アクチュエータ間の連動誤差を
小さくできるため、レリーズベアリングの作動円滑性が
損なわれずに済み、しかもストロークに寄与しない余分
な部分を直線摺動アクチュエータに設ける必要がなくな
るため、クラッチレリーズシリンダ装置の軸線方向寸法
を低減することができる。これに加えて、2つのシリン
ダ間部分の入力軸中心からの半径方向寸法を低減し得る
ので、図1に想像線で示したカウンタシャフトの軸受ハ
ウジングとの干渉を避けることができるので、特に寸法
的制約が大きい前輪駆動車用変速機のコンパクト化に寄
与する効果もある。
【図1】本発明に基づくクラッチレリーズシリンダ装置
の部分的に切除して示す正面図。
の部分的に切除して示す正面図。
【図2】図1に於けるII−II線に沿う断面図。
BH カウンタシャフトの軸受ハウジング CH クラッチハウジング DS ダイヤフラムスプリング S 入力軸 1 クラッチレリーズシリンダ装置 2 ピストン 3 シリンダ 4 連結部材 5 レリーズベアリング 6 ベースプレート 7 シール部材 8 貫通孔 9 溝 10a・10b シール部材 11 リベット 12 エンドプレート 13a・13b コネクタ部 14 パイプジョイント装着孔 15 Oリング 16 パイプジョイント 17 鍔部 18 ピン 19 外向きフランジ 20 孔 21 連結部材 22 挿通孔 23 内向きフランジ 24 プリロードスプリング 25 コンタクトフランジ 26 リング部材 27 爪
Claims (1)
- 【請求項1】 摩擦クラッチ板を結合方向へ押圧するク
ラッチスプリングに対してレリーズベアリングを介して
クラッチ解除方向作用力を与えるべく、入力軸と同心を
なす共通の円周上に設けられたピストンとシリンダとか
らなる複数の直線摺動アクチュエータを有する液圧式ク
ラッチレリーズシリンダ装置であって、 前記ピストンがクラッチハウジング側に固定され、 前記シリンダが前記レリーズベアリングに連結されるこ
とを特徴とする液圧式クラッチレリーズシリンダ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26630294A JPH08105459A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 液圧式クラッチレリーズシリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26630294A JPH08105459A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 液圧式クラッチレリーズシリンダ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105459A true JPH08105459A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17429053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26630294A Pending JPH08105459A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 液圧式クラッチレリーズシリンダ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08105459A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011226492A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Exedy Corp | 油圧式クラッチレリーズシリンダ装置及びそれを備えたクラッチレリーズ装置 |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP26630294A patent/JPH08105459A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011226492A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Exedy Corp | 油圧式クラッチレリーズシリンダ装置及びそれを備えたクラッチレリーズ装置 |
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