JPH0810651Y2 - エンジンの圧送式潤滑装置のオイル吸入装置 - Google Patents
エンジンの圧送式潤滑装置のオイル吸入装置Info
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- JPH0810651Y2 JPH0810651Y2 JP1989124707U JP12470789U JPH0810651Y2 JP H0810651 Y2 JPH0810651 Y2 JP H0810651Y2 JP 1989124707 U JP1989124707 U JP 1989124707U JP 12470789 U JP12470789 U JP 12470789U JP H0810651 Y2 JPH0810651 Y2 JP H0810651Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、エンジンの圧送式潤滑装置のオイル吸入装
置に関する。
置に関する。
[基本構造] 本考案の前提となるエンジンの圧送式潤滑装置のオイ
ル吸入装置の基本構造は、次のようになっている。
ル吸入装置の基本構造は、次のようになっている。
例えば第1図、第3図、または第4図に示すように、
エンジン1の圧送式潤滑装置2のオイルパン3内に、防
塵通油具4、浄油室5、吸油口6及び吸油路7を介し
て、潤滑ポンプ8の吸入口9を連通させて構成したもの
である。
エンジン1の圧送式潤滑装置2のオイルパン3内に、防
塵通油具4、浄油室5、吸油口6及び吸油路7を介し
て、潤滑ポンプ8の吸入口9を連通させて構成したもの
である。
[従来の技術] 上記基本構造において、浄油室5の具体的構造とし
て、従来では実開昭55−104708号公報に開示されたもの
がある(以下、従来例1という)。
て、従来では実開昭55−104708号公報に開示されたもの
がある(以下、従来例1という)。
これは、第3図に示すように、オイルパン3内周側面
17に浄油室5を形成してある。
17に浄油室5を形成してある。
[考案が解決しようとする課題] このため、上記従来例1では、次の問題・があ
る。
る。
吸油口6の位置がオイルパン3の縦軸心から大きく離
れているので、エンジン傾斜時の油面傾斜線28の許容傾
斜角度が小さく、吸油口6のオイル吸入に対するエンジ
ンの傾斜性能が低い。
れているので、エンジン傾斜時の油面傾斜線28の許容傾
斜角度が小さく、吸油口6のオイル吸入に対するエンジ
ンの傾斜性能が低い。
吸油口6の位置がオイルパン3の内周側面17に形成さ
れているので、クランクケースの内周側面を伝ってオイ
ルパン3に復帰してくるオイルに含まれている加工時の
切削屑で防塵通油具4が目詰まりし易い。
れているので、クランクケースの内周側面を伝ってオイ
ルパン3に復帰してくるオイルに含まれている加工時の
切削屑で防塵通油具4が目詰まりし易い。
上記問題・を解決するため、オイルパン3内の縦
軸心10に近い位置に浄油室5を形成することが考えられ
る。
軸心10に近い位置に浄油室5を形成することが考えられ
る。
しかし、第4図に示すように、浄油室5として下面に
防塵通油具4を配置した椀状のものを用いると、吸油口
6の位置が高くなるので、エンジン傾斜時の油面傾斜線
28の許容傾斜角度はそれほど大きくはなく、まだエンジ
ンの傾斜性能は低い。
防塵通油具4を配置した椀状のものを用いると、吸油口
6の位置が高くなるので、エンジン傾斜時の油面傾斜線
28の許容傾斜角度はそれほど大きくはなく、まだエンジ
ンの傾斜性能は低い。
そこで、エンジンの傾斜性能を高め、防塵通油具の早
期目詰まりを解消するために、例えば実開昭61−59809
号公報(以下、従来例2という)に開示された構成を採
用することも考えられる。
期目詰まりを解消するために、例えば実開昭61−59809
号公報(以下、従来例2という)に開示された構成を採
用することも考えられる。
即ち、オイルパン内のクランク軸下部軸受ボスに近い
位置に浄油室を形成し、この浄油室に防塵通油具を上下
方向に沿わせて設け、吸油路を介して浄油室と潤滑ポン
プの吸入口とを連通させ、吸油路の一端の吸油口を上記
浄油室の下部に臨ませて構成する。なお、浄油室の防塵
通油具は、オイルパンの周壁に対面する状態で設けられ
ている。
位置に浄油室を形成し、この浄油室に防塵通油具を上下
方向に沿わせて設け、吸油路を介して浄油室と潤滑ポン
プの吸入口とを連通させ、吸油路の一端の吸油口を上記
浄油室の下部に臨ませて構成する。なお、浄油室の防塵
通油具は、オイルパンの周壁に対面する状態で設けられ
ている。
しかし、従来例2によれば、前記問題の他に以下の
問題が生ずる。
問題が生ずる。
即ち、従来例2では、浄油室の防塵通油具は、オイル
パンの周壁に対面する状態で設けられているため、クラ
ンクケースの内周壁を伝ってオイルパン内に復帰してく
る切削塵により防塵通油具の早期目詰まりを生ずるとい
う前記問題は解消しない。
パンの周壁に対面する状態で設けられているため、クラ
ンクケースの内周壁を伝ってオイルパン内に復帰してく
る切削塵により防塵通油具の早期目詰まりを生ずるとい
う前記問題は解消しない。
しかも、単に吸油路の一端の吸油口を浄油室の下部
に臨ませる場合には、浄油室の下部に溜まった沈殿物
(微細な切削塵)を当該吸油口から吸い込み、潤滑ポン
プの寿命を短命にするという不都合が生ずる。そこで、
特に微細な網目の防塵通油具を用いて潤滑油を濾過する
ことが考えられるが、そうすると通油抵抗が増えるため
潤滑ポンプの能力アップを必要とし、ひいては防塵通油
具の早期目詰まりをきたす等の不都合が生ずる。
に臨ませる場合には、浄油室の下部に溜まった沈殿物
(微細な切削塵)を当該吸油口から吸い込み、潤滑ポン
プの寿命を短命にするという不都合が生ずる。そこで、
特に微細な網目の防塵通油具を用いて潤滑油を濾過する
ことが考えられるが、そうすると通油抵抗が増えるため
潤滑ポンプの能力アップを必要とし、ひいては防塵通油
具の早期目詰まりをきたす等の不都合が生ずる。
本考案は、上記問題を解消するためになされたもの
で、 (イ)エンジンの傾斜性能を向上させること、 (ロ)特に微細な網目の防塵通油具を用いることなく、
かつ、潤滑ポンプによる沈殿物(微細な切削塵)の吸い
込みを防止すること、 (ハ)防塵通油具の早期目詰まりを解消すること、 を技術課題とする。
で、 (イ)エンジンの傾斜性能を向上させること、 (ロ)特に微細な網目の防塵通油具を用いることなく、
かつ、潤滑ポンプによる沈殿物(微細な切削塵)の吸い
込みを防止すること、 (ハ)防塵通油具の早期目詰まりを解消すること、 を技術課題とする。
[課題を解決するための手段] (第1考案) 請求項1に記載した第1考案は、上記課題(イ)
(ロ)を解決する為に以下のように構成される。
(ロ)を解決する為に以下のように構成される。
即ち、エンジン1の圧送式潤滑装置2のオイルパン3
内に、防塵通油具4、浄油室5、吸油口6及び吸油路7
を介して、潤滑ポンプ8の吸入口9を連通させて構成し
たエンジンの圧送式潤滑装置のオイル吸入装置におい
て、 例えば第1図(A)〜(B)に示すように、オイルパ
ン3の縦軸心10に近い位置に浄油室5を形成し、上記浄
油室5の一側面に防塵通油具4を起立状態で設け、上記
浄油室5の他側面に中間隔壁11を介して吸油室12を形成
するとともに、上記浄油室5と吸油室12とを中間隔壁11
の下部にあけた吸油口6で連通し、上記吸油室12に吸油
路7の始端部13を開口し、この始端部13は、上記吸油口
6よりも上方に位置させたことを特徴とするものであ
る。
内に、防塵通油具4、浄油室5、吸油口6及び吸油路7
を介して、潤滑ポンプ8の吸入口9を連通させて構成し
たエンジンの圧送式潤滑装置のオイル吸入装置におい
て、 例えば第1図(A)〜(B)に示すように、オイルパ
ン3の縦軸心10に近い位置に浄油室5を形成し、上記浄
油室5の一側面に防塵通油具4を起立状態で設け、上記
浄油室5の他側面に中間隔壁11を介して吸油室12を形成
するとともに、上記浄油室5と吸油室12とを中間隔壁11
の下部にあけた吸油口6で連通し、上記吸油室12に吸油
路7の始端部13を開口し、この始端部13は、上記吸油口
6よりも上方に位置させたことを特徴とするものであ
る。
ここで、「防塵通油具4を起立状態で」とは、防塵通
油具4を上下方向乃至斜め上下方向に沿わせた状態を含
む(以下同様)。
油具4を上下方向乃至斜め上下方向に沿わせた状態を含
む(以下同様)。
(第2考案) 請求項2に記載した第2考案は、上記課題(ハ)を解
決する為に以下のように構成される。
決する為に以下のように構成される。
即ち、縦軸形エンジン1のオイルパン3の底壁14の中
央近傍部からクランク軸下部軸受ボス16を上向きに突出
させ、上記オイルパン3内に、防塵通油具4、浄油室
5、吸油口6及び吸油路7を介して、潤滑ポンプ8の吸
入口9を連通させて構成したエンジンの圧送式潤滑装置
のオイル吸入装置において、 例えば第1図(A)〜(B)に示すように、上記クラ
ンク軸下部軸受ボス16に近い位置に浄油室5を形成し、
上記浄油室5の防塵通油具4を起立状態で、かつ、上記
クランク軸下部軸受ボス16に対面する状態で設け、上記
浄油室5の下部に吸油口6を開口したことを特徴とする
ものである。
央近傍部からクランク軸下部軸受ボス16を上向きに突出
させ、上記オイルパン3内に、防塵通油具4、浄油室
5、吸油口6及び吸油路7を介して、潤滑ポンプ8の吸
入口9を連通させて構成したエンジンの圧送式潤滑装置
のオイル吸入装置において、 例えば第1図(A)〜(B)に示すように、上記クラ
ンク軸下部軸受ボス16に近い位置に浄油室5を形成し、
上記浄油室5の防塵通油具4を起立状態で、かつ、上記
クランク軸下部軸受ボス16に対面する状態で設け、上記
浄油室5の下部に吸油口6を開口したことを特徴とする
ものである。
[効果] (第1考案) 請求項1に記載した第1考案は、次の効果(イ)
(ロ)を奏する。
(ロ)を奏する。
(イ)オイルパンの縦軸心に近い位置に浄油室を形成
し、当該浄油室の下部に位置するように中間隔壁の下部
に吸油口を貫通したことから、吸油口のオイル吸入にお
けるエンジンの傾斜性能が高い。
し、当該浄油室の下部に位置するように中間隔壁の下部
に吸油口を貫通したことから、吸油口のオイル吸入にお
けるエンジンの傾斜性能が高い。
(ロ)浄油室と吸油室とを中間隔壁の下部にあけた吸油
口で連通しているが、吸油室に開口した吸油路の始端部
を、吸油口よりも上方に位置させたことから、特に微細
な網目の防塵通油具を用いなくても、浄油室の下部に溜
まった沈殿物(微細な切削塵)が吸油室に開口した吸油
路の始端部から吸い込まれるおそれはない。これによ
り、潤滑ポンプによる沈殿物の吸い込みを防止し、特に
微細な網目の防塵通油具を用いる場合の潤滑ポンプの能
力アップや、防塵通油具の早期目詰等の不都合を解消で
きる。
口で連通しているが、吸油室に開口した吸油路の始端部
を、吸油口よりも上方に位置させたことから、特に微細
な網目の防塵通油具を用いなくても、浄油室の下部に溜
まった沈殿物(微細な切削塵)が吸油室に開口した吸油
路の始端部から吸い込まれるおそれはない。これによ
り、潤滑ポンプによる沈殿物の吸い込みを防止し、特に
微細な網目の防塵通油具を用いる場合の潤滑ポンプの能
力アップや、防塵通油具の早期目詰等の不都合を解消で
きる。
(第2考案) 請求項2に記載した第2考案は、エンジンの傾斜性能
が高いうえに、次の効果(ハ)を奏する。
が高いうえに、次の効果(ハ)を奏する。
(ハ)縦軸形エンジンのクランク軸下部軸受ボスに近い
位置に浄油室を形成するとともに、浄油室の防塵通油具
を起立状態で、かつ、上記クランク軸下部軸受ボスに対
面する状態で設けることにより、防塵通油具をオイルパ
ンの周壁から遠ざけたので、クランクケースの内周壁を
伝ってオイルパン内に復帰してくる切削塵がクランク軸
下部軸受ボスに妨げられ、防塵通油具に近寄り難いの
で、防塵通油具の早期目詰まりを一層軽減することがで
きる。
位置に浄油室を形成するとともに、浄油室の防塵通油具
を起立状態で、かつ、上記クランク軸下部軸受ボスに対
面する状態で設けることにより、防塵通油具をオイルパ
ンの周壁から遠ざけたので、クランクケースの内周壁を
伝ってオイルパン内に復帰してくる切削塵がクランク軸
下部軸受ボスに妨げられ、防塵通油具に近寄り難いの
で、防塵通油具の早期目詰まりを一層軽減することがで
きる。
[実施例] 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本考案の実施例に係るエンジンの
圧送式潤滑装置の吸入装置を説明する図で、第1図
(A)はオイルパンの横断面平面図、第1図(B)は第
1図(A)のB−B線断面図、第1図(C)は第1図
(A)のC−C線断面図、第2図はエンジンの縦断面正
面図である 第2図に示すように、符号1はエンジンを示してい
る。
圧送式潤滑装置の吸入装置を説明する図で、第1図
(A)はオイルパンの横断面平面図、第1図(B)は第
1図(A)のB−B線断面図、第1図(C)は第1図
(A)のC−C線断面図、第2図はエンジンの縦断面正
面図である 第2図に示すように、符号1はエンジンを示してい
る。
このエンジン1は縦軸形エンジンで、シリンダ24内を
横向きに摺動するピストン25の力を縦向きのクランク軸
15で受けて、動力を取り出すようになっている。
横向きに摺動するピストン25の力を縦向きのクランク軸
15で受けて、動力を取り出すようになっている。
このエンジン1は、圧送式潤滑装置2を備えており、
オイルパン3内のオイル18を潤滑ポンプ8の圧送力によ
り、防塵通油具4、浄油室5、吸油口6、吸油路7、吸
入口9、潤滑ポンプ8、給油路19を順に介して、クラン
ク軸15の上下軸受部20・21及びコンロッド22の大端部23
等に供給できるようになっている。
オイルパン3内のオイル18を潤滑ポンプ8の圧送力によ
り、防塵通油具4、浄油室5、吸油口6、吸油路7、吸
入口9、潤滑ポンプ8、給油路19を順に介して、クラン
ク軸15の上下軸受部20・21及びコンロッド22の大端部23
等に供給できるようになっている。
エンジン1は、第2図に示すように、シリンダ24の左
側にシリンダヘッド26を、シリンダ24の右側にクランク
ケース27をそれぞれ組み付け、クランクケース27の下部
にオイルパン3を構成要素とする圧送式潤滑装置2を配
置して構成してある。
側にシリンダヘッド26を、シリンダ24の右側にクランク
ケース27をそれぞれ組み付け、クランクケース27の下部
にオイルパン3を構成要素とする圧送式潤滑装置2を配
置して構成してある。
第1図(A)に示すように、圧送式潤滑装置2は、オ
イルパン3内に防塵通油具4、浄油室5、吸油口6及び
吸油路7を介して、潤滑ポンプ8の吸入口9を連通させ
て構成してある。
イルパン3内に防塵通油具4、浄油室5、吸油口6及び
吸油路7を介して、潤滑ポンプ8の吸入口9を連通させ
て構成してある。
第1図(B)に示すように、浄油室5は、オイルパン
3の縦軸心10に近い位置に形成し、浄油室5の下部に吸
油口6を開口することにより、吸油口6をオイルパン3
の縦軸心10に近く、しかも低く位置させ、エンジン傾斜
時の油面傾斜線28の許容傾斜角度を大きくし、吸油口6
のオイル吸入に対するエンジン1の傾斜性能が高くなる
ようにし、更に吸油口6の位置をオイルパン3の内周側
面17から遠く離すことで、クランクケース27の内周側面
を伝ってオイルパン3に復帰してくるオイル18に含まれ
る加工時の切削屑で防塵通油具4で目詰まりするのを軽
減できるようにしてある。
3の縦軸心10に近い位置に形成し、浄油室5の下部に吸
油口6を開口することにより、吸油口6をオイルパン3
の縦軸心10に近く、しかも低く位置させ、エンジン傾斜
時の油面傾斜線28の許容傾斜角度を大きくし、吸油口6
のオイル吸入に対するエンジン1の傾斜性能が高くなる
ようにし、更に吸油口6の位置をオイルパン3の内周側
面17から遠く離すことで、クランクケース27の内周側面
を伝ってオイルパン3に復帰してくるオイル18に含まれ
る加工時の切削屑で防塵通油具4で目詰まりするのを軽
減できるようにしてある。
第1図(A)〜(C)に示すように、オイルパン3の
底壁14のうち、前部29と左側部30とを底上げすることに
より、オイルパン3内のオイル18の油面高さをより高く
維持させ、エンジンの傾斜性能をより高められるように
してある。
底壁14のうち、前部29と左側部30とを底上げすることに
より、オイルパン3内のオイル18の油面高さをより高く
維持させ、エンジンの傾斜性能をより高められるように
してある。
第1図(C)に示すように、防塵通油具4は、浄油室
5の一側面の上下方向に起立状態で設けることにより、
防塵通油具4をオイルパン3内の高い位置にまで至ら
せ、防塵通油具4の目詰まりをより軽減できるようにし
てある。
5の一側面の上下方向に起立状態で設けることにより、
防塵通油具4をオイルパン3内の高い位置にまで至ら
せ、防塵通油具4の目詰まりをより軽減できるようにし
てある。
第1図(A)・(C)に示すように、浄油室5の他側
面には中間隔壁11を介して吸油室12を形成し、上記浄油
室5と吸油室12とを中間隔壁11の下部にあけた吸油口6
で連通してある。そして吸油室12に吸油路7の始端部13
を開口するとともに、上記始端部13を、上記吸油口6よ
りも上方に位置させることにより、特に微細な網目の防
塵通油具を用いなくても、浄油室5や吸油室12の下部に
溜まった沈殿物(微細な切削塵)が吸油室12に開口した
吸油路7の始端部13から吸い込まれることないようにし
てある。また、上記吸油口6と吸油路7とを吸油室12を
介して連通させることにより、吸油口6が短くて済むよ
うにするとともに、吸油口6・吸油路7相互の軸心を一
致させる必要をなくして、これらのキリ加工が容易にな
るようにしてある。
面には中間隔壁11を介して吸油室12を形成し、上記浄油
室5と吸油室12とを中間隔壁11の下部にあけた吸油口6
で連通してある。そして吸油室12に吸油路7の始端部13
を開口するとともに、上記始端部13を、上記吸油口6よ
りも上方に位置させることにより、特に微細な網目の防
塵通油具を用いなくても、浄油室5や吸油室12の下部に
溜まった沈殿物(微細な切削塵)が吸油室12に開口した
吸油路7の始端部13から吸い込まれることないようにし
てある。また、上記吸油口6と吸油路7とを吸油室12を
介して連通させることにより、吸油口6が短くて済むよ
うにするとともに、吸油口6・吸油路7相互の軸心を一
致させる必要をなくして、これらのキリ加工が容易にな
るようにしてある。
第1図(A)・(C)に示すように、オイルパン3の
底壁14の中央近傍部からはクランク軸15の下部軸受ボス
16を上向きに突出させ、クランク軸下部軸受ボス16に近
い位置に浄油室5を形成し、浄油室5の防塵通油具4を
起立状態で、かつ、クランク軸下部軸受ボス16に対面す
る状態で設けることにより、防塵通油具4をオイルパン
の周壁から遠ざけ、オイルパン3内のオイル18に含まれ
る加工時の切削屑がクランク軸下部軸受ボス16に妨げら
れて防塵通油具4に近寄り難いようにし、防塵通油具4
の目詰まりの軽減を一層高めることができるようにして
ある。
底壁14の中央近傍部からはクランク軸15の下部軸受ボス
16を上向きに突出させ、クランク軸下部軸受ボス16に近
い位置に浄油室5を形成し、浄油室5の防塵通油具4を
起立状態で、かつ、クランク軸下部軸受ボス16に対面す
る状態で設けることにより、防塵通油具4をオイルパン
の周壁から遠ざけ、オイルパン3内のオイル18に含まれ
る加工時の切削屑がクランク軸下部軸受ボス16に妨げら
れて防塵通油具4に近寄り難いようにし、防塵通油具4
の目詰まりの軽減を一層高めることができるようにして
ある。
第1図及び第2図は本考案の実施例に係るエンジンの圧
送式潤滑装置の吸入装置を説明する図で、第1図(A)
はオイルパンの横断面平面図、第1図(B)は第1図
(A)のB−B線断面図、第1図(C)は第1図(A)
のC−C線断面図、第2図はエンジンの縦断面正面図で
あり、第3図は従来技術のオイルパンの縦断面部分正面
図、第4図は試案例の第1図(B)相当図である。 1……エンジン、2……圧送式潤滑装置、3……オイル
パン、4……防塵通油具、5……浄油室、6……吸油
口、7……吸油路、8……潤滑ポンプ、9……8の吸入
口、10……縦軸心、11……中間隔壁、12……吸油室、13
……7の始端部、14……3の底壁、15……クランク軸、
16……15の下部軸受ボス。
送式潤滑装置の吸入装置を説明する図で、第1図(A)
はオイルパンの横断面平面図、第1図(B)は第1図
(A)のB−B線断面図、第1図(C)は第1図(A)
のC−C線断面図、第2図はエンジンの縦断面正面図で
あり、第3図は従来技術のオイルパンの縦断面部分正面
図、第4図は試案例の第1図(B)相当図である。 1……エンジン、2……圧送式潤滑装置、3……オイル
パン、4……防塵通油具、5……浄油室、6……吸油
口、7……吸油路、8……潤滑ポンプ、9……8の吸入
口、10……縦軸心、11……中間隔壁、12……吸油室、13
……7の始端部、14……3の底壁、15……クランク軸、
16……15の下部軸受ボス。
Claims (2)
- 【請求項1】エンジン1の圧送式潤滑装置2のオイルパ
ン3内に、防塵通油具4、浄油室5、吸油口6及び吸油
路7を介して、潤滑ポンプ8の吸入口9を連通させて構
成したエンジンの圧送式潤滑装置のオイル吸入装置にお
いて、 オイルパン3の縦軸心10に近い位置に浄油室5を形成
し、 上記浄油室5の一側面に防塵通油具4を起立状態で設
け、 上記浄油室5の他側面に中間隔壁11を介して吸油室12を
形成するとともに、上記浄油室5と吸油室12とを中間隔
壁11の下部にあけた吸油口6で連通し、 上記吸油室12に吸油路7の始端部13を開口し、この始端
部13は、上記吸油口6よりも上方位置に位置させた、 ことを特徴とするエンジンの圧送式潤滑装置のオイル吸
入装置。 - 【請求項2】縦軸形エンジン1のオイルパン3の底壁14
の中央近傍部からクランク軸下部軸受ボス16を上向きに
突出させ、上記オイルパン3内に、防塵通油具4、浄油
室5、吸油口6及び吸油路7を介して、潤滑ポンプ8の
吸入口9を連通させて構成したエンジンの圧送式潤滑装
置のオイル吸入装置において、 上記クランク軸下部軸受ボス16に近い位置に浄油室5を
形成し、 上記浄油室5の防塵通油具4を起立状態で、かつ、上記
クランク軸下部軸受ボス16に対面する状態で設け、 上記浄油室5の下部に吸油口6を開口した、 ことを特徴とするエンジンの圧送式潤滑装置のオイル吸
入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989124707U JPH0810651Y2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | エンジンの圧送式潤滑装置のオイル吸入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989124707U JPH0810651Y2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | エンジンの圧送式潤滑装置のオイル吸入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0363709U JPH0363709U (ja) | 1991-06-21 |
| JPH0810651Y2 true JPH0810651Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31672612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989124707U Expired - Fee Related JPH0810651Y2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | エンジンの圧送式潤滑装置のオイル吸入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810651Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6159809U (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-22 |
-
1989
- 1989-10-24 JP JP1989124707U patent/JPH0810651Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0363709U (ja) | 1991-06-21 |
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