JPH08106676A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH08106676A
JPH08106676A JP24131094A JP24131094A JPH08106676A JP H08106676 A JPH08106676 A JP H08106676A JP 24131094 A JP24131094 A JP 24131094A JP 24131094 A JP24131094 A JP 24131094A JP H08106676 A JPH08106676 A JP H08106676A
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JP
Japan
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reel
gear
arm
driven
cam
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Pending
Application number
JP24131094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Matsuo
裕文 松尾
Nobusumi Kurihara
信純 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to DE19538498A priority patent/DE19538498C2/de
Priority to GB9520370A priority patent/GB2293914B/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リール台移動の駆動源に、テープローディン
グ動作を行うローディングモータを兼用した安価な装置
を得る。 【構成】 ローディングモータ50の回転出力を伝達す
るギア列211と、このギア列211によって駆動され
テープローディング機構221の動作を行うカム機構2
12と、このカム機構211の所定区間のみ駆動伝達を
行う間欠伝達機構214と、この間欠伝達機構214の
一方向の回転方向のみ伝達を行う一方向伝達機構215
と、この一方向伝達機構215によって駆動されるリー
ル台移動手段216で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リール間隔の異なるカ
セットを用いて記録再生を行うことのできる磁気記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、例えば特開平5−32534
7号公報に示された従来の磁気記録再生装置である。図
中、1は基板、50は基板1に固定された駆動源として
のローディングモータ、51はローディングモータ50
の出力軸に取り付けられたウォームギア、52は基板1
に植設された軸、53は軸52を回転中心としてウォー
ムギア51に噛み合うギア、54は基板1に植設された
軸、55は軸54を回転中心としてギア53と噛み合う
ギア、56は基板1に植設された軸、57は軸56を回
転中心としてギア55と噛み合うカムギア、58は基板
1に植設されたガイドピン、59はカムギア57のカム
フォロワーとしてのスライドプレートで、軸56、ガイ
ドピン58に長穴60、61がそれぞれ嵌合してガイド
されて摺動する。
【0003】76はスライドプレート59の長穴61近
傍に設けられた第1のラックギア、62は基板1に植設
された軸、63は軸62まわりに回動可能でラックギア
76にかみ合うギア部を有する第1のアームギア、64
は第1のアームギア63の一端に植設されたストッパー
ピン、65は軸62に第1のアームギア63と同軸に回
動可能に軸支された駆動アーム、68は駆動アーム65
の一端に設けられた駆動ピン、66は駆動アーム65に
設けられたフック、67は軸62の同軸上にコイル部を
有し2本の腕部はストッパーピン64とフック66をそ
れぞれ挟持するように構成されたねじりコイルばねであ
る。
【0004】69a、69bは基板1に植設された軸、
70aは軸69aに回動可能に軸支された供給側リール
台アーム、70bは軸69bに回動可能に軸支された巻
取り側リール台アーム、71a、71bはそれぞれ供給
側リール台アーム70a、巻取り側リール台アーム70
bの一端に植設された軸、4は軸71aに枢持された供
給側リール台、5は軸71bに枢持された巻取り側リー
ル台、72a、72bはそれぞれ供給側リール台アーム
70a、巻取り側リール台アーム70bに設けられたフ
ック、73はこれらフック72a,72bに係合する弾
性部材、74は軸69bに回動可能に軸支された従動ア
ームであり、一端には駆動ピン68に嵌合する長穴75
が設けられ、他端には弾性部材73と係合するフック7
6を有している。
【0005】図14はリール間隔の異なるカセットが配
置された状態を示した図であり、図中、2は第1のリー
ル間隔を有する第1のカセット、3は第2のリール間隔
を有する第2のカセットを示す。
【0006】また、図15はカムギア57とスライドプ
レート59の動作説明図であり、図中、75aはカムギ
ア57の一面に設けられた第1の溝カム、75bはカム
ギア57の第1の溝カム75aと同一面に設けられた第
2の溝カムで、一端において第1の溝カム75aと第2
の溝カム75bは共通部分を有する形状で構成される。
77はスライドプレート59の長穴60近傍に設けられ
た第2のラックギア、78はスライドプレート59に植
設され、第1の溝カム75aまたは第2の溝カム75b
に嵌合するフォロワーピン、79はカムギア57に植設
された軸、80は軸79に回動可能に軸支された切換え
レバーで、回動することによって一方の側面で第1の溝
カム75aの壁面を構成するとともに、他方の側面で第
2の溝カム75bの壁面を構成するようにその形状が決
定されている。81は切換えレバー80の一端に植設さ
れたピン、82は基板1に植設された軸、83は軸82
に回動可能に軸支され第2のラックギア77とかみ合う
第2のアームギア、84は第2のアームギア83に構成
されピン81と係合可能な弾性片である。
【0007】次に動作について説明する。図14(a)
に示す第1のカセット2の第1のリール間隔に対応した
供給側リール台4と巻取り側リール台5の位置から、図
14(b)に示す第2のカセット3の第2のリール間隔
に対応した位置への移動は、図13に示すローディング
モータ50が回転し、ウォームギア51、ギア53、5
5を介してカムギア57が図中時計方向に回転してスラ
イドプレート59を図中の上方向に駆動すると、これに
よって第1のアームギア63が第1のラックギア76に
よって反時計方向に回動し、ストッパーピン64および
ねじりコイルばね67を介して駆動アーム65が反時計
方向に回動し、駆動ピン68によって従動アーム74が
時計方向に回動する。
【0008】従動アーム74が時計方向に回動すると、
フック76および弾性部材73を介して供給側リール台
アーム70aが反時計方向に回動し、巻取り側リール台
アーム70bが時計方向に回動する。これによって供給
側リール台4および巻取り側リール台5は、それぞれ軸
69a,69bを中心とした円弧上を移動して図14
(b)に示す第2のカセット3の第2のリール間隔に対
応した位置に到達する。従動アーム74は所定量オーバ
ーストロークして弾性部材73によって位置決め部材
(図示せず)に押圧し、リール台移動動作は終了する。
【0009】上記動作において、カムギア57がスライ
ドプレート59を駆動する部分について図15を用いて
説明する。第1のカセット2の第1のリール間隔に対応
した位置にリール台がある場合は図15(a)の状態に
ある。すなわち、カムギア57の第1の溝カム75aに
スライドプレート59のフォロワーピン78が嵌合して
いる。この状態からカムギア57が時計方向に回転する
と、フォロワーピン78は自由に回動可能な状態にある
切換えレバー80を押し退けて第1の溝カム75aの形
状に沿って移動し、図15(b)に示す第1の溝カム7
5aと第2の溝カム75bの合流位置に到達してローデ
ィングモータ50が停止する。これまでの動作でスライ
ドプレート59は図中の上方向に駆動され、第1のラッ
クギア76によって第1のアームギア63が駆動され、
第2のラックギア77によって第2のアームギア83が
駆動されてそれぞれ反時計方向に回動する。この位置で
はフォロワーピン78は切換えレバー80を通過してお
り、切換えレバー80はピン81が第2のアームギア8
3の弾性片84に当接して時計方向に回動し、第2の溝
カム75bにつながる経路を形成する。
【0010】つぎに、ローディングモータ50が逆転し
てカムギア57は反時計方向に回動する。フォロワーピ
ン78は切換えレバー80によって第2の溝カム75b
に導かれ、図15(c)に示す位置に到達してローディ
ングモータ50が停止する。以上の動作でスライドプレ
ート59はさらに上方に駆動され、第1のアームギア6
3および第2のアームギア83は最も反時計方向に回動
した位置にあり、リール台は図14(b)に示す第2の
カセット2の第2のリール間隔に対応した位置に位置決
めされる。
【0011】カムギア57がさらに反時計方向に回動し
ても、第2の溝カム75bはその回転軸56に対して同
一半径の形状で構成されており、フォロワーピン78は
その場に停留してスライドプレート59はそのままの位
置を保持し、リール台の移動は行われない。
【0012】以上のように、図16(a)に示す軌跡で
フォロワーピン78がカムギア57上を移動し、供給側
リール台4および巻取り側リール台5が第1のカセット
2から第2のカセット3に対応する位置へ移動したが、
第2のカセット3から第1のカセット2に対応する位置
への移動は、図16(b)に示す軌跡でフォロワーピン
78が移動して行われる。
【0013】なお、カムギア57は上記のようなリール
台移動の駆動を行うとともに、第1のカセット2または
第2のカセット3から磁気テープを回転ドラム(いずれ
も図示せず)に巻き付けるテープローディング動作の駆
動を行うように構成されており、上記リール台移動の動
作中はテープローディング動作は非動作の状態を維持す
る。また、テープローディング動作は、上記のようにス
ライドプレート59が停留してリール移動動作が行われ
ないカムギア57の角度範囲内に構成され、カムギア5
7においてリール移動動作とテープローディング動作は
それぞれ異なる動作タイミングとなる。したがって、こ
の従来の装置においては、テープローディング動作とリ
ール移動動作はカムギア57により行われ、駆動源とし
て1つのローディングモータ50を用いて行うことを特
徴としている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の装
置では、リール移動動作はカムギア57の溝カム75a
75bとこれに従動するカムフォロワーとしてのスライ
ドプレート59によって行われるが、リール移動が終了
した後のテープローディング動作を含めた他の動作モー
ドの間は、溝カム75a、75bは同心円状に形成され
特に有効な作用をしないままカムギア57の有効な部分
を占有している。したがって、装置の動作の駆動系は効
率的な構成ができず、安価な装置や装置の小型化を図る
上での阻害要因になっている。
【0015】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、専用モータを用いないでローディ
ングモータを兼用して簡単で効率的な構成でリール台移
動動作を行うことができ、安価な装置や装置の小型化が
図れる磁気記録再生装置を得ることを目的とするもので
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、駆
動源を構成するローディングモータの回転出力を伝達す
るギア列と、このギア列によって駆動される外周部に歯
車を有するカム機構と、基板上に装着されたカセット内
から磁気テープを引出して回転ヘッドドラムに巻き付け
るテープ引出し部材と、このテープ引出し部材を駆動す
るカム機構によって駆動されるテープローディング機構
と、このテープローディング機構が非動作となるカム機
構の所定行程区間のみカム機構の歯車によって回転駆動
される間欠伝達機構と、この間欠伝達機構の一方向の回
転力のみ伝達する一方向伝達機構と、上記装着されたカ
セットのリールに嵌合する一対のリール台と、上記一方
向伝達機構によって駆動され上記カセットのリール間隔
に合わせて第1または第2の距離にリール台を移動する
リール台移動手段を設けたものである。
【0017】請求項2の発明は、リール台移動手段を、
一方向伝達機構を介して一方向に回転駆動される回転盤
と、この回転盤に植設された係合部材と、この係合部材
と係合し上記回転盤の一回転に従動して一行程の往復動
作を行う従動部材と、この従動部材に駆動されて所定角
度回動し上記リール台を移動させる回動アームと、上記
従動部材の往復動の折り返し点近傍にて上記リール台を
所定位置に圧着する圧着機構で構成したものである。
【0018】請求項3の発明は、リール台移動手段を構
成する回転盤の外周面に凹部を設け、この凹部の位置を
検出する検出手段を設けたものである。
【0019】請求項4の発明は、リール台移動手段を構
成する回転盤が、反対方向に回転するのを阻止する回転
ロック手段を設けたものである。
【0020】請求項5の発明は、上記回転ロック手段
を、回転盤の凹部に係合する一端を有するロックアーム
と、このロックアームの一端を回転盤の外周面に押圧す
る付勢手段で構成するとともに、ロックアームの一端の
位置を検出する検出手段を設けたものである。
【0021】請求項6の発明は、従動部材の往復動の折
返し点から所定量手前側の位置において、回転盤の凹部
とロックアームの一端が係合するように構成したもので
ある。
【0022】請求項7の発明は、従動部材の位置を検出
する検出手段を設けたものである。
【0023】
【作用】請求項1の発明は、装着されようとするカセッ
トのリール間隔とリール台の間隔が異なっていれば、カ
ム機構の所定行程区間をカム機構が往復することによっ
て、この区間に回転駆動される間欠伝達機構と一方向伝
達機構が、第1の位置にあるリール台を第2の位置にま
たは、第2の位置にあるリール台を第1の位置に移動す
るようにリール台移動手段の1行程の動作に変換するよ
うに働く。
【0024】また、請求項2の発明は、回転盤の回転に
対して循環的に位置変化する従動部材によって、カム機
構の所定行程区間をカム機構が往復するたびに、リール
台の位置が第1の位置から第2の位置へ、第2の位置か
ら第1の位置へと循環的に変化するように働き、圧着機
構によってリール台は各位置において圧着固定される。
【0025】また、請求項3の発明は、リール台の移動
動作完了を回転盤の凹部を用いて検出する。
【0026】また、請求項4の発明は、回転ロック手段
が一方向伝達機構が非駆動方向に動作する時に回転盤が
回転しないように回転盤を保持する。
【0027】また、請求項5の発明は、回転ロック手段
を構成する回転盤の凹部に係合するロックアームの位置
検出を行うことができる。
【0028】また、請求項6の発明は、従動部材の往復
動の折返し点の手前で回転盤の凹部とロックアームが係
合するように構成したので、ローディングモータなどの
慣性によるオーバーランが生じても従動部材のストロー
クが増大する方向であるので、安定したリール台の移動
動作が行える。
【0029】また、請求項7の発明は、従動部材の位置
検出手段によってリール台が第1の位置にあるか、第2
の位置にあるかを常時検出することができる。
【0030】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1の磁気記録再生装
置のテープローディング機構を示す正面図、図2はリー
ル台移動手段を示す正面図で、図13に示した従来の装
置と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。図
において、1は基板、50は基板1上に配置されたロー
ディングモータ、49はローディングモータ50の出力
軸に圧入されたピニオンギア、52および54は基板1
の裏面に植設された軸で、53は軸52に枢持されピニ
オンギア49と噛み合う第1のギア、55は軸54に枢
持され第1のギア53と噛み合う第2のギアで、ピニオ
ンギア49と第1のギア53および第2のギア55によ
ってギア列211を構成している。
【0031】56および12は基板1の裏面に植設され
た軸、10は軸56に枢持され第2のギア55と噛み合
うカムギア、84はカムギア10の回転角度を検出する
角度検出器、11はカムギア10に構成されている溝カ
ムで、カムギア10と溝カム11によってカム機構21
2を構成する。13は軸12に枢持された駆動レバー
で、駆動レバー13に植設されたフォロワーピン14が
溝カム11に係合して駆動レバー13は溝カム11に沿
って揺動する。15は駆動レバー13の一端に植設され
た係合ピン、16は係合ピン15に係合する長穴を有し
図中X軸方向にスライド可能に支持されたプレートで、
駆動レバー13の揺動によってスライド動作を行うよう
に構成されている。
【0032】17および18はプレート16に植設され
た駆動ピン、19および20は図中Y軸方向にスライド
可能に支持されたプレートカム、21および22はプレ
ートカム19および20に形成された溝カムで、前記プ
レート16の駆動ピン17および18がそれぞれ係合し
てプレート16のスライド動作に連動してプレートカム
19,20がスライド動作を行うように構成されてい
る。23および24は、それぞれプレートカム19およ
び20に植設された駆動ピンである。
【0033】25および26は基板1に植設された軸、
27および28はそれぞれ軸25および26に枢持され
たアーム、29および30はそれぞれアーム27および
28の一端に設けられたテープガイド、31および32
はそれぞれアーム27および28に形成された溝で、プ
レートカム19および20の駆動ピン23,24がそれ
ぞれ係合している。
【0034】33および34はプレート16に形成され
たラックギア、35、41、43、48は基板1に植設
された軸、36は軸35に枢持されラック33と噛み合
うピニオンギア、38は軸35に枢持されピニオンギア
36と一体で回動可能に構成されたトグルリンク、42
は軸41に枢持されラック34と噛み合うピニオンギ
ア、44および80はそれぞれ軸43および48に枢持
されピニオンギア42と噛み合うギア、45および81
はそれぞれ軸43および48に枢持されギア44および
80と一体で回動可能に構成されたトグルリンク、3
9、46および82はそれぞれトグルリンク38,45
および81によって駆動されるスライダ、40、47お
よび83はそれぞれスライダ39,46および82上に
設けられたガイドローラであり、スライダ39,46お
よび82とガイドローラ40,47および83とによっ
てテープ引出し部材213を構成する。
【0035】また、駆動アーム13、プレート16、ラ
ック33、34とこれらと噛み合うピニオンギア36、
42、およびギア44、80とトグルリンク38、4
5、81によって、テープ引出し部材213を駆動する
ためのテープローディング機構221を構成する。
【0036】85は基板1の裏面側に植設された軸、8
6はカムギア10に間欠的に噛み合うように構成された
第3のギアであり、カムギア10と第3のギア86によ
り間欠伝達機構214を構成する。図3に間欠駆動機構
214の詳細図を示す。図中、87はカムギア10の歯
車部に設けられた欠け歯部、88は欠け歯部87の領域
に歯先円と略同一径で構成された外周リブ部、89は第
3のギア86に設けられた欠け歯部で、90は欠け歯部
89に隣接する一歯で歯幅を狭くして構成している。
【0037】また、図3および図4に一方向伝達機構2
15の詳細図を示す。図中、91は一方向伝達機構21
5を支持する支持部材、92は支持部材91に植設され
た軸、93は軸92に枢持され第3のギア86と噛み合
う第4のギア、95a、bは第3のギアの略対向する2
ヶ所に、軸ボス94a,b回りに揺動可能に枢持された
爪である。96a、bは爪95a,bの付勢部材で一対
の爪95a,bを、それぞれ軸92方向に向けて付勢す
るように設けられている。98は軸92に枢持され第4
のギア93に対向する面に、爪95a,bと一方向に噛
み合う凸形状のカム部97を有する回転盤であり、爪9
5a、bと付勢部材96a、bとカム部97によって、
いわゆるラチェット機構を構成して図中反時計方向に第
4のギア93が回転するときに回転盤98を反時計方向
に回転駆動し、第4のギア93が時計方向に回転すると
きには回転盤98を駆動しないような一方向伝達機構2
15を構成する。
【0038】99は回転盤98の外周面に構成された第
1の凹部、100は第1の凹部99に対して略対向する
位置に設けられた第2の凹部、101は回転盤98に植
設された駆動ピン、102は支持部材91に植設された
軸、103は軸102に枢持され、一端が回転盤98の
外周に接するとともに、第1および第2の凹部99、1
00に係合する凸部を有する回転盤98の回転ロック手
段としてのロックアーム、104はロックアーム103
の回動によってON、OFFするように、支持部材91
に固定された検出器としての第1の検出スイッチであ
る。105はロックアーム103を回転盤98の外周面
に付勢するばねである。
【0039】次に、リール台移動手段216の構成につ
いて説明する。図2において、4は供給側リール台、1
07および108は供給側ガイドシャフトであり、それ
ぞれシャフト固定部材109によって両端を基板1上に
固定されている。110は供給側リール台4を搭載し、
供給側ガイドシャフト107および108にガイドされ
てスライド可能に支持された供給側リール台ベース、1
11および112は基板1に設けられた凸部であり、供
給側リール台ベース110と当接するように配置されて
いる。5は巻取側リール台であり、供給側リール台4と
同様に、固定部材115によって両端を基板1上に固定
された巻取側ガイドシャフト113および114によっ
て、基板1に設けられた凸部117および118に当接
する距離をスライド可能に支持された巻取側リール台ベ
ース116上に搭載されている。119および120は
それぞれ供給側リール台4および巻取側リール台5を駆
動するリールモータである。
【0040】また、121は基板1に植設された軸、1
22は従動部材としての駆動アームで、一端には回転盤
98に植設された駆動ピン101と係合する長穴123
が設けられている。124は駆動アーム122に設けら
れた凸部で、この凸部124によってON、OFFする
検出手段としての第2の検出スイッチ125が基板1に
固定されている。126および127は駆動アーム12
2に植設された駆動ピンである。
【0041】128は基板1に植設された軸、129は
軸128に枢持された供給側回動アーム、130は駆動
ピン126と係合するように供給側回動アーム129に
設けられた長溝、131aは軸128に供給側回動アー
ム129と同軸に枢持された供給側トグルリンク機構2
17としての第1アーム、131bは第2アームであ
り、一端は供給側リール台ベース110に係合する。ま
た、図5は供給側回動アーム129の動作を示す図で、
132はねじりばねで、二つの腕は供給側回動アーム1
29の2ヶ所に設けられたフック133と、第1アーム
131aの2ヶ所に設けられたフック134にそれぞれ
同時に掛けられている。ねじりばね132とフック13
3および134で供給側圧着機構219を構成する。
【0042】巻取側においても同様に構成され、135
は基板1に植設された軸、136は軸135に枢持され
た巻取側回動アーム、137は駆動ピン127と係合す
るように巻取側回動アーム136に設けられた長溝、1
38aは軸135に巻取側回動アーム136と同軸に枢
持された、巻取側トグルリンク機構218としての第1
アーム、138bは第2アームであり、一端は巻取側リ
ール台ベース116に係合する。139はねじりばね
で、二つの腕は巻取側回動アーム136の2ヶ所に設け
られたフック140と第1アーム138aの2ヶ所に設
けられたフック141に、それぞれ同時に掛けられてい
る。ねじりばね139とフック140および141で巻
取り側圧着機構220を構成する。
【0043】また、図7は第2のカセット装着時におけ
るテープローディング完了状態を示す図であり、図中、
3は第2のカセット、6は磁気テープ、7は第2のカセ
ット3内にあって磁気テープ6を巻装し、供給側リール
台4と係合する供給側リールハブ、8は第2のカセット
3内にあって磁気テープ6を巻装し、巻取側リール台5
と係合する巻取り側リールハブ、9は基板1に搭載され
ている回転ドラム、150、151、および152はそ
れぞれスライダ39,46および82の案内溝、15
3、154、155、157は固定テープガイド、15
6はキャプスタンシャフト、158および159はそれ
ぞれ固定テープガイド154および157のホルダ、1
60、161および162はそれぞれスライダ39,4
6および82の位置決めを行うストッパである。
【0044】次に動作について説明する。図8は第2の
カセット3が基板1に装着された状態を示す図で、供給
側リール台4および巻取り側リール台5はそれぞれ第2
の位置にあって、第2のカセット3の供給側リールハブ
7および巻取り側リールハブ8にそれぞれ嵌合してい
る。磁気テープ6は第2のカセット3内に収納され、テ
ープガイド29および30、ガイドローラ40、46お
よび83は、もっともアンローディングした位置にあ
る。このときのテープローディング機構の状態を図1に
示している。この状態から磁気テープ6をローディング
する際には、ローディングモータ50が起動し、ピニオ
ンギア49、第1のギア53および第2のギア55によ
るギア列211を介してカムギア10が図中時計方向に
回転する。
【0045】カムギア10が図1の状態から時計方向に
回転する際には、第3のギア86との間で構成された間
欠伝達機構214によって第3のギア86は回転せず、
リール台移動手段216には駆動伝達されず、供給側リ
ール台4と巻取り側リール台5は図2に示す第2の位置
に保持される。
【0046】一方、カムギア10に設けられた溝カム1
1に沿って駆動レバー13が軸12を中心にして時計方
向に回動し、駆動ピン15によってプレート16は図中
のX軸方向に右から左にスライド動作を行い、このプレ
ート16のスライド動作に従動して駆動ピン17および
18によってプレートカム19および20は図中のY軸
方向に上から下へとスライドし、プレートカム19およ
び20に植設された駆動ピン23および24がアーム2
7および28の溝31および32の端部に当接して、ア
ーム27は反時計方向に、アーム28は時計方向に回動
し、テープガイド29および30は、磁気テープ6を第
2のカセット3内から引き出すテープローディング動作
を行う。
【0047】また、プレート16のスライド動作によっ
て、プレート16に形成されたラック33および34は
これらと噛み合うピニオンギア36および42を反時計
方向に回転させ、トグルリンク38を反時計方向に回動
させる。また、ピニオンギア42が反時計方向に回転す
ることにより、ピニオンギア42と噛み合うギア44お
よび80を時計方向に回転させ、トグルリンク45およ
び81を時計方向に回動させる。これらトグルリンク3
8、45および81は、それぞれスライダ39,46お
よび82を図6に示すように案内溝150,151,1
52に沿って移動させ、磁気テープ6を第2のカセット
3から引き出すテープローディング動作を行う。
【0048】カムギア10が所定角度回動した後、スラ
イダ39、46および82はストッパ160,161お
よび162に到達し、図示しない圧着手段によって位置
決めされ、図7に示すようなテープローディング完了状
態になる。このとき、ガイドローラ40と47は、回転
ドラム9に磁気テープ6を所定角度巻き付けるととも
に、固定テープガイド153,154,155および1
57と磁気テープ6を引き出したガイドローラ83およ
びテープガイド29と30によってテープ走行経路が形
成される。
【0049】次に、供給側リール台4および巻取り側リ
ール台5が、図2に示す第2の位置にある状態から第1
の位置へ移動して第1のリール間隔を有する第1のカセ
ット2を基板1に装着するための動作について説明す
る。図2の状態から、カムギア10が反時計方向に回転
するようにローディングモータ50が起動する。駆動レ
バー13のフォロワーピン14が係合する溝カム11
は、同一半径を有する形状であるので、カムギア10が
反時計方向に回転しても駆動レバー13は回動せず、テ
ープ引き出し部材213は、図1に示すアンローディン
グ状態を保持するように構成されている。
【0050】カムギア10の反時計方向の回転は、第3
のギア86とカムギア10によって構成される間欠駆動
機構214によって第3のギア86を介して第4のギア
に伝達され、第4のギア93は反時計方向に回転する。
第4のギア93が反時計方向に回転する際には、一方向
伝達機構215の爪95a,bとカム部97が噛み合
い、回転盤98は第4のギア93によって反時計方向に
回転駆動される。
【0051】回転盤98に植設された駆動ピン101
は、回転盤98とともに反時計方向に回転し、長穴12
3を介して図10に示すように駆動アーム122を軸1
21を中心として図中時計方向に揺動させる。駆動アー
ム122に設けられた駆動ピン126は、図5に示すよ
うに長溝130を介して供給側回動アーム129を時計
方向に回動させ、同様に駆動ピン127は長溝137を
介して巻取側回動アーム136を反時計方向に回動させ
る。
【0052】供給側従動アーム129は、ねじりばね1
32とフック133,134を介して供給側トグルリン
ク機構217の第1アーム131aを時計方向に回動さ
せ、第1アーム131aは、第2アーム131bを介し
て供給側リール台ベース110を供給側ガイドシャフト
107,108に沿って図中斜め右上方向にスライドさ
せる。同様に、巻取側回動アーム136は、ねじりばね
139とフック140,141を介して巻取側トグルリ
ンク機構218の第1アーム138aを反時計方向に回
動させ、第1アーム138aは、第2アーム138bを
介して巻取側リール台ベース116を供給側ガイドシャ
フト113,114に沿って図中斜め左上方向にスライ
ドさせる。
【0053】駆動アーム122は、所定量回動した後供
給側リール台ベース110は基板1に設けられた凸部1
12に当接して停止する。供給側トグルリンク機構21
7は、供給側リール台ベース110の停止とともに、そ
の第1アーム131aの回動は停止するが、駆動アーム
122はさらに回動して供給側回動アーム129を第1
アーム131aの回動角に対してオーバーストロークさ
せる。このとき、ねじりばね132は図5(c)に示す
ように、供給側回動アーム129のフック133と第1
アーム131aのフック134の相対角度変位によって
たわみ、供給側トグルリンク機構217によって供給側
リール台ベース110を凸部112に方向に押圧する。
これと同様に、巻取り側回動アーム136がオーバース
トロークしてねじりばね139がたわみ、巻取り側トグ
ルリンク機構218によって巻取り側リール台ベース1
16も基板1に設けられた凸部117に押圧され、図9
に示すように、供給側リール台4および巻取り側リール
台5は第1の位置に固定される。
【0054】次に、回転盤98の回転を停止するための
角度検出について説明する。図10(a)は供給側リー
ル台4および巻取り側リール台5が第2の位置に位置す
るときの駆動アーム122と回転盤98の状態を示して
おり、ロックアーム103は回転盤98の第1の凹部9
9に係合し、第1の検出スイッチ104の検出端は、ロ
ックアーム103とは接触せず、OFF状態にある。ま
た、第2の検出スイッチ125も駆動アーム122の凸
部124とは接触せず、OFF状態にある。この状態か
ら回転盤98が反時計方向に回転すると、図10(b)
に示す状態になる。すなわち、ロックアーム103は、
第1の凹部99から回転盤98の外周に向けて押し出さ
れ、ロックアーム103は、所定角度回動して第1の検
出スイッチ104の検出端を押し、ON状態になる。さ
らに回転盤98が回転し、ロックアーム103が第2の
凹部100に係合する位置に来ると、ロックアーム10
3は付勢部材105によって第2の凹部100に向けて
回動し、第1の検出スイッチ104の検出端とロックア
ーム103とは接触せず、OFF状態となる。
【0055】このときの第1および第2の検出スイッチ
104、125の出力状態は、図11に示すようにな
り、第1の検出スイッチ104のONからOFFへのエ
ッジを検出して回転盤98を停止させるために、ローデ
ィングモータ50を停止させればよい。また、第2の検
出スイッチ125は、駆動アーム122の揺動によって
回転盤98の回転途中にOFFからONへと切り替わ
り、回転盤98が停止したときにON状態を維持してい
るので、供給側リール台4および巻取り側リール台5が
第1の位置にあることが認識できる。
【0056】ロックアーム103が第1の凹部99に係
合するタイミングは、図12に示すように、駆動アーム
122の揺動角度が最大点になる回転盤98の位置から
所定量(θ1)手前側に設けることで、ねじりバネ13
2,139の負荷によって回転盤98が反時計方向に容
易に回転できないように設定できる。また、ローディン
グモータ50が停止するときにオーバーランが生じて
も、回転盤98の角度θ1内であれば、供給側リール台
ベース110および巻取り側リール台ベース116の圧
着力が緩むことはない。さらに、第1の凹部100の形
状を、ロックアーム103との係合によって回転盤98
が時計方向に回転できないように設定しいるので、供給
側リール台4および巻取り側リール台5が第1の位置に
圧着固定された後、振動等の外的要因によって回転盤9
8が回転して圧着力が緩んだり、位置ずれが生じないよ
うにすることができる。
【0057】つぎに、供給側リール台4および巻取り側
リール台5が第1の位置に圧着固定され、上記のように
回転盤98が停止した後、ローディングモータ50が反
転してギア列211を介してカムギア10および第3の
ギア86は反転し、第4のギア93も反転して図中時計
方向に回転する。このとき、爪95は回転盤98のカム
部97に噛み合うことなくカム部97の斜面に沿って移
動して、第4のギア93は回転盤98を駆動せず、供給
側リール台4および巻取り側リール台5が第1の位置に
保持したまま時計方向に回転を続ける。
【0058】カムギア10が所定角度回転した後、間欠
駆動機構214によってカムギア10から第3のギア8
6への回転伝達が遮断され、第3のギア86および第4
のギア93が停止して、供給側リール台4および巻取り
側リール台5の第2の位置から第1の位置への移動動作
が完了する。また、カムギア10が所定回転角度に達し
たことを角度検出器84によって検出して、ローディン
グモータ50が停止する。
【0059】上記動作完了後に第1のカセット2が基板
1上に装着され、供給側リールハブ7および巻取り側リ
ールハブ8が、それぞれ第1の位置に圧着固定された供
給側リール台4および巻取り側リール台5に嵌合するこ
とができる。この後、カムギア10が時計方向に回転し
てテープローディング機構214を駆動し、上記第2の
カセット3と同様に回転ドラム9に磁気テープ6の巻き
付け動作を行うことができる。
【0060】つぎに、供給側リール台4および巻取り側
リール台5が第1の位置から第2の位置に移動する際に
も、上記と同様な動作を行う。すなわち、テープ引き出
し部材213がアンローディング状態のカムギア10の
位置から反時計方向に回転するようにローディングモー
タ50が起動する。カムギア10が反時計方向に回転し
ても、テープローディング機構221を駆動するための
駆動レバー13は回動せず、位置を保持されたまま第3
のギア86とカムギア10によって構成される間欠駆動
機構214によって第3のギア86を介して第4のギア
93に伝達され、第4のギア93が反時計方向に回転す
る。回転盤98は第4のギア93が反時計方向に回転す
る際には、一方向伝達機構215の爪95a,bとカム
部97が噛み合い、第4のギア93によって反時計方向
に回転駆動される。
【0061】回転盤98に植設された駆動ピン101
は、回転盤98とともに反時計方向に回転し、長穴12
3を介して駆動アーム122を軸121を中心として図
中反時計方向に回動させる。駆動アーム122に設けら
れた駆動ピン126は、長溝130を介して供給側回動
アーム129を反時計方向に回動させ、駆動ピン127
は長溝137を介して巻取側回動アーム136を時計方
向に回動させる。
【0062】供給側回動アーム129は、ねじりバネ1
32とフック133,134を介して供給側トグルリン
ク機構217の第1アーム131aを反時計方向に回動
させ、第1アーム131aは、第2アーム131bを介
して供給側リール台ベース110を供給側ガイドシャフ
ト107,108に沿って図中斜め左下方向にスライド
させる。同様に、巻取側回動アーム136は、ねじりバ
ネ139とフック140,141を介して巻取側トグル
リンク機構218の第1アーム138aを時計方向に回
動させ、第1アーム138aは、第2アーム138bを
介して巻取側リール台ベース116を供給側ガイドシャ
フト113,114に沿って図中斜め右下方向にスライ
ドさせる。
【0063】駆動アーム122は、所定量回動した後供
給側リール台ベース110は基板1に設けられた凸部1
11に当接して停止する。供給側トグルリンク機構21
7は、供給側リール台ベース110の停止とともにその
第1アーム131aの回動は停止するが、駆動アーム1
22は、さらに回動して供給側回動アーム129を第1
アーム131aの回動角に対してオーバーストローク
し、ねじりバネ132によって供給側リール台ベース1
10を凸部111に押圧する。巻取り側リール台ベース
116も、同様に巻取り側回動アーム136がオーバー
ストロークしてねじりバネ139によって基板1に設け
られた凸部118に押圧される。
【0064】また、回転盤98の回転に伴いロックアー
ム103は回転盤98の第1の凹部99に係合し、第1
の検出スイッチ104はONからOFF状態となる。こ
のONからOFFへのエッジを検出して回転盤98を停
止させるためにローディングモータ50を停止させる。
また、第2の検出スイッチ125は、駆動アーム122
の揺動によって回転盤98の回転途中にONからOFF
へと切り替わり、回転盤98が停止したときにOFF状
態を維持し、供給側リール台4および巻取り側リール台
5が第2の位置にあることが認識できる。
【0065】ロックアーム103が第1の凹部99に係
合するタイミングを、上記と同様に、駆動アーム122
の揺動角度が最大点になる回転盤98の位置から所定量
(θ2)手前側に設け、第2の凹部100の形状を第1
の凹部99と同様に、回転盤98がロックアーム103
によって時計方向に回転できないように設定している。
したがって、供給側リール台4および巻取り側リール台
5が第2の位置に圧着固定された後、振動等の外的要因
によって回転盤98が回転して圧着力が緩んだり、位置
ずれが生じないようにすることができる。
【0066】つぎに、供給側リール台4および巻取り側
リール台5が第2の位置に圧着固定され、上記のように
回転盤98が停止した後、ローディングモータ50が反
転して減速ギア列211を介してカムギア10および第
3のギア86が反転し、第4のギア93も反転して図中
時計方向に回転する。このとき第4のギア93は一方向
伝達機構215によって回転盤98を駆動せず、供給側
リール台4および巻取り側リール台5が第2の位置に保
持したまま時計方向に回転を続ける。
【0067】カムギア10が所定角度回転した後、間欠
駆動機構214によってカムギア10から第3のギア8
6への回転伝達が遮断され、第3のギア86および第4
のギア93が停止して供給側リール台4および巻取り側
リール台5の第1の位置から第2の位置への移動動作が
完了する。また、カムギア10が所定回転角度に達した
ことを角度検出器84によって検出して、ローディング
モータ50が停止する。
【0068】上記動作完了後に第2のカセット3が基板
1上に装着され、供給側リールハブ7および巻取り側リ
ールハブ8が、それぞれ第2の位置に圧着固定された供
給側リール台4および巻取り側リール台5に嵌合する。
【0069】以上のように、この実施例によれば、カム
機構212にリール台移動手段216を駆動するための
専用の溝カムを設ける必要がなく、供給側リール台4お
よび巻取り側リール台5の位置を変更する際には、カム
機構212がアンローディング方向に回転することで第
1の位置から第2の位置に、または第2の位置から第1
の位置に順次切り換えることが可能である。また、装着
されるカセットとリール台位置が同一の場合は、そのま
まカセットを装着してテープローディングを行うことが
できる。
【0070】なお、この実施例では、ロックアーム10
3の付勢部材105を用いたが、第1の検出スイッチ1
04の検出端の弾性力を利用して、付勢部材105を省
略することも可能である。
【0071】また、この実施例では、検出手段として検
出器にON、OFFスイッチを用いたが、光学および磁
力を用いたものでもよい。
【0072】また、この実施例では、カム機構が反時計
方向に回転してリール台移動手段を駆動し、移動完了後
反転して角度検出器によってローディングモータが回転
を停止した後カセットを装着する構成としたが、リール
台の移動完了を検出した時点でカセットを装着してもよ
い。
【0073】
【発明の効果】この発明は、テープローディング機構が
非動作となるカム機構の所定行程区間のみ駆動伝達を行
う間欠伝達機構と、カム機構の往復動作を一方向の回転
動作に変換する一方向伝達機構を用いることによって、
カム機構に専用の溝カムを設けることなくリール台移動
手段の駆動をテープローディング機構の駆動源としての
ローディングモータで兼用することができ、安価な装置
を得ることができる。
【0074】また、カム機構の所定行程区間をカム機構
が往復するたびに、リール台の位置が第1の位置から第
2の位置へ、第2の位置から第1の位置へと循環的に変
化するように働くので、複雑な制御装置が不要となり、
また、圧着機構によってリール台を各々の位置において
安定して精度良く固定することができる。
【0075】また、リール台の移動動作の完了検出を、
回転盤の凹部の位置検出を行う簡単な機構で構成できる
ため、安価な装置を得ることができる。
【0076】また、回転盤が一方向伝達機構の非駆動方
向に回転しないように、回転ロック手段が回転盤を保持
するように働くので、安定したリール台移動動作を行う
ことができる。
【0077】また、回転盤の凹部の検出を、回転盤の凹
部に係合するロックアームを用いるため、検出器の取付
位置に自由度が増え、装置の小型化に有利である。
【0078】また、従動部材の往復動の折返し点手前側
に回転盤の凹部とロックアームが係合するように構成し
たので、ローディングモータなどの慣性によるオーバー
ランが生じても従動部材のストロークが増大する方向で
あり、リール台の圧着固定を安定して行うことができ
る。
【0079】また、従動部材の位置検出手段によって、
リール台が第1の位置にあるか第2の位置にあるかを常
時検出することができ、停電からの復帰などのリセット
動作時に不要な動作をする必要がなく、装置の操作性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1におけるアンローディン
グ状態のテープロディング機構を示す正面図である。
【図2】 実施例1における第2の位置にあるリール台
移動手段を示す正面図である。
【図3】 実施例1における間欠伝達機構と一方向伝達
機構を示す要部拡大図である。
【図4】 実施例1における一方向伝達機構の構成を示
す斜視図である。
【図5】 実施例1における圧着機構の動作を説明する
要部拡大図である。
【図6】 実施例1におけるテープローディング状態の
テープローディング機構を示す正面図である。
【図7】 実施例1におけるテープローディング状態を
示す正面図である。
【図8】 実施例1におけるアンローディング状態を示
す正面図である。
【図9】 実施例1における第1の位置にあるリール台
移動手段を示す正面図である。
【図10】 実施例1におけるリール台移動手段の動作
を示す要部拡大図である。
【図11】 実施例1における検出スイッチの動作状態
を示す図である。
【図12】 実施例1における回転盤の回転角度と従動
アームの揺動角度の関係を示した図である。
【図13】 従来の磁気記録再生装置の正面図である。
【図14】 従来の装置の動作説明図である。
【図15】 従来の装置の動作説明図である。
【図16】 従来の装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1 基板、2 第1のカセット、3 第2のカセット、
6 磁気テープ、7供給側リール、8 巻取り側リー
ル、9 回転ドラム、50 ローディングモータ、21
1 ギア列、212 カム機構、213 テープ引出し
部材、214間欠伝達機構、215 一方向伝達機構、
216 リール台移動手段、221テープローディング
機構、98 回転盤、99 第1の凹部、100 第2
の凹部、103 ロックアーム、104 第1の検出ス
イッチ、122 従動アーム、125 第2の検出スイ
ッチ、129 供給側回動アーム、136 巻取り側回
動アーム、219 供給側圧着機構、220 巻取り側
圧着機構。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを巻装した一対のリールを第
    1の間隔で収納している第1のカセットと、第2の間隔
    で収納している第2のカセットとを一つの基板上に装着
    して記録再生を行うことができる磁気記録再生装置にお
    いて、駆動源を構成するローディングモータの回転出力
    を伝達するギア列と、このギア列によって駆動される外
    周部に歯車を有するカム機構と、上記基板上に装着され
    たカセット内から磁気テープを引出して回転ヘッドドラ
    ムに巻き付けるテープ引出し部材と、このテープ引出し
    部材を駆動する上記カム機構によって駆動されるテープ
    ローディング機構と、このテープローディング機構が非
    動作となる上記カム機構の所定行程区間のみ上記カム機
    構の歯車によって回転駆動される間欠伝達機構と、この
    間欠伝達機構の一方向の回転力のみ伝達する一方向伝達
    機構と、上記装着されたカセットのリールに嵌合する一
    対のリール台と、上記一方向伝達機構によって駆動され
    上記カセットのリール間隔に合わせて第1または第2の
    距離に上記リール台を移動させるリール台移動手段を備
    えたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 リール台移動手段を、一方向伝達機構を
    介して一方向に回転駆動される回転盤と、この回転盤に
    植設された係合部材と、この係合部材と係合し上記回転
    盤の一回転に従動して一行程の往復動作を行う従動部材
    と、この従動部材に駆動されて所定角度回動し上記リー
    ル台を移動させる回動アームと、上記従動部材の往復動
    の折り返し点近傍にて上記リール台を所定位置に圧着す
    る圧着機構とで構成してなることを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】 リール台移動手段を構成する回転盤の外
    周面に凹部を設けるとともに、この凹部を検出する検出
    手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の磁気記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】 リール台移動手段を構成する回転盤が、
    反対方向に回転するのを阻止する回転ロック手段を備え
    たことを特徴とする請求項2記載の磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 回転ロック手段が、リール台移動手段を
    構成する回転盤の外周面に一端が接するように配置され
    上記回転盤の外周面に設けられた凹部に係合するロック
    アームと、このロックアームの一端を上記回転盤の外周
    面に押圧する付勢手段と、上記ロックアームの一端が上
    記凹部に係合した位置を検出する検出手段とで構成され
    てなることを特徴とする請求項4記載の磁気記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】 リール台移動手段を構成する従動部材の
    往復動の折返し点から所定量手前側の位置において、上
    記回転盤の外周面に設けられた凹部にロックアームの一
    端が係合するように構成されたことを特徴とする請求項
    5記載の磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】 リール台移動手段を構成する従動部材の
    位置を検出する検出手段を備えたことを特徴とする請求
    項6記載の磁気記録再生装置。
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