JPH081066Y2 - 射出成形機の油圧式安全装置 - Google Patents

射出成形機の油圧式安全装置

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JPH081066Y2
JPH081066Y2 JP1992060438U JP6043892U JPH081066Y2 JP H081066 Y2 JPH081066 Y2 JP H081066Y2 JP 1992060438 U JP1992060438 U JP 1992060438U JP 6043892 U JP6043892 U JP 6043892U JP H081066 Y2 JPH081066 Y2 JP H081066Y2
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JP
Japan
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safety door
mold clamping
dog
pipe
clamping cylinder
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JP1992060438U
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JPH0623733U (ja
Inventor
敏幸 佐藤
Original Assignee
株式会社新潟鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、安全扉が閉じている場
合のみ、型締シリンダによる可動盤の型締移動を可能と
した射出成形機の油圧式安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機の油圧式安全装置として、図
4に示すものが知られている。この油圧式安全装置は、
型締シリンダ1によって動かされる可動盤2の移動空間
の側方に安全扉4が設けられた射出成形機において、上
記型締シリンダ1のヘッド側の配管7に、安全扉4が閉
じられた時に安全扉4のドグ12による押圧を解かれて
配管7を開き、また安全扉4が開かれるとドグ12によ
って押圧されて配管7を閉じるカムバルブ24が設けら
れている。なお、符号25は安全扉4のドグ12の押圧
を受けてカムバルブ24のレバー24aを押すアームで
あり、軸26を中心に上下に回動する。11は配管7,
8に設けられた電磁切換弁である。この油圧式安全装置
においては、安全扉4が閉じられていないと、型締シリ
ンダ1で可動盤2を型締移動させることができず、危険
を避けることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】とことろが、上記従来
の油圧式安全装置においては、アーム25やドグ12の
破損、軸26のゆるみ、安全扉4の横振れ、アーム先端
のローラ25aの摩耗等によってドグ12とアーム25
の関係が崩れると、安全扉4が開かれてもカムバルブ2
4のレバー24aが押されないことが懸念され、作動の
信頼性に劣る不満がある。
【0004】本考案は、アームやドグ等の破損や摩耗等
によってドグとカムバルブの関係が崩れるようなことが
あっても、安全性が損なわれることがない、射出成形機
の油圧式安全装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、型締シリンダによって動かされる可動
盤の移動空間の側方に安全扉が設けられ、また上記型締
シリンダの配管に、安全扉が閉じられた時に該配管を開
いて型締シリンダによる可動盤の型締移動を可能とし、
かつ安全扉が開かれた時に配管を閉じて型締シリンダに
よる可動盤の型締移動を阻止するカムバルブが設けられ
た射出成形機の油圧式安全装置において、上記カムバル
ブを、閉状態の安全扉のドグで押されて配管を開き、ま
た安全扉が開かれてドグによる押圧が解かれると配管を
閉じる構成とした。
【0006】
【作用】安全扉のドグとカムバルブの関係がそれらの摩
耗等によって変化し、安全扉の閉状態においてドグによ
りカムバルブが押されないような事態が生じても、単に
型締シリンダで可動盤を型締移動させることができなく
なるだけで、安全扉の開状態における可動盤の型締移動
を防止する機能は依然として保持されている。したがっ
てドグ等の摩耗や破損等によって安全性が損なわれるこ
とはない。
【0007】
【実施例】図1ないし図3は本考案に係る射出成形機の
油圧式安全装置の一実施例を示す。図において符号1は
型締シリンダである。型締シリンダ1は可動盤2を固定
盤3に対して移動させ、それらの間で金型(図示せず)
を型締めする。可動盤2の移動空間の前面には、可動盤
2の型締移動時の危険を避けるために、安全扉4が左右
に移動自在に設けられている。固定盤3と安全扉4等は
基台5の上に設けられており、また可動盤2は固定盤3
に固定されたタイバー(図示せず)に摺動自在に取り付
けられている。符号6は加熱筒である。なお、上記射出
成形機の基本構造は周知のものである。
【0008】型締シリンダ1は配管7,8によって油圧
ポンプ9と油タンク10に連絡され、配管7,8には電
磁切換弁11が設けられている。
【0009】一方、安全扉4にはドグ12が設けられ、
また基台5のブラケット13にはカムバルブ14とアー
ム15が設けられている。カムバルブ14は型締シリン
ダ1のヘッド側の配管7を開閉するものであり、ブラケ
ット13に固定されている。また、アーム15は先端に
ローラ15aを備え、ブラケット13に軸16で上下に
回動自在に取り付けられている。
【0010】アーム15は、安全扉4が図1で右に動い
て閉じられ終わる際に、図2のようにドグ12でローラ
15aを押されて下に回動し、カムバルブ14のレバー
14aを押し下げる。また、カムバルブ14は、安全扉
4の開放時においてばね14bの力でスプールを押し上
げられて配管7を閉じるとともに、レバー14aでアー
ム15を上に回動させており(図1参照)、ドグ12で
アーム15が押圧されてレバー14aが押し下げられる
と、スプールがさがって配管7を開くようになってい
る。
【0011】次に上記のように構成された本考案に係る
射出成形機の油圧式安全装置の作用を説明する。図1
は、安全扉4が開かれていてドグ12によりアーム15
が押されていない状態を示すもので、この状態では、電
磁切換弁11のソレノイドaを励磁して油圧ポンプ9を
配管7に接続しても、配管7はカムバルブ14により遮
断されているため、型締シリンダ1は伸長せず、可動盤
2が型締移動することはない。したがって、危険が避け
られ安全が保たれる。電磁切換弁11のソレノイドbを
励磁した場合は、型締シリンダ1が縮小して可動盤2を
動かすが、型開きのため危険はない。
【0012】図1の状態から安全扉4を右に動かして図
2のように閉じると、ドグ12がアーム15を介してレ
バー14aを押し下げる。これによってカムバルブ14
が切り換えられ、それまで閉じられていた配管7を開
く。この状態では、電磁切換弁11のソレノイドaを励
磁すると、油圧ポンプ9の作動油が配管7を通って型締
シリンダ1のヘッド側に流れるため、型締シリンダ1が
伸長して可動盤2を型締移動させる。この時は安全扉4
が閉じられているため、危険はない。ソレノイドbを励
磁した場合は、型締シリンダ1が縮小して可動盤2を型
開移動させる。
【0013】上記において、アーム15やドグ12が破
損したり、ローラ15a等が摩耗したりして、ドグ12
とローラ15a、及びアーム15とレバー14aの正常
な関係が崩れると、安全扉4が閉じられてもレバー14
aが押し下げられず、したがってカムバルブ14が切り
換えられないことが起こる。しかし、この場合は、ソレ
ノイドaを励磁しても可動盤2が型締移動しないという
だけであり、安全扉4の開状態で型締めできないことに
は変わりがないので、故障であっても危険は全くなく、
しかも故障を簡単に知ることができる。
【0014】安全扉4は、通常、可動盤2の前側と裏側
に2枚設けられるが、裏側の可動盤にも同様な安全装置
が設けられる。この場合、表裏2枚のカムバルブ14,
14は、配管7に直列に設けられる。図の可動盤2は型
締シリンダ1によって直接動かされる構成とされている
が、トグル機構等を介して動かす構成とすることもでき
る。アーム15を省いてドグ12でレバー14aを直接
押してもよい。アーム15の構造とドグ12の設備位置
は図のものに限らず任意である。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る射出
成形機の油圧式安全装置は、型締シリンダによって動か
される可動盤の移動空間の側方に安全扉が設けられ、ま
た上記型締シリンダの配管に、安全扉が閉じられた時に
該配管を開いて型締シリンダによる可動盤の型締移動を
可能とし、かつ安全扉が開かれた時に配管を閉じて型締
シリンダによる可動盤の型締移動を阻止するカムバルブ
が設けられた射出成形機の油圧式安全装置において、上
記カムバルブは、閉状態の安全扉のドグで押されて配管
を開き、また安全扉が開かれてドグによる押圧が解かれ
ると配管を閉じる構成とされているので、ドグやアーム
等の破損や摩耗等によってドグとカムバルブの正常な関
係が崩れた場合でも、安全扉の開状態において可動盤を
型締移動させることができず、したがって危険はなく安
全である。また、扉の開閉によって作動するリミットス
イッチ等のオン・オフ信号を制御部において監視、判断
して安全を保つ構成とされた周知の電気式の安全装置
(特開平2−63714号公報)は、制御部に異常が発
生した場合は安全を保つことができないが、本考案に係
る射出成形機の油圧式安全装置は、いわば機械的なもの
であり、制御部に異常が発生したとしても、検出装置
(ドグ、アーム、カムバルブ)が正常に作動すれば、制
御部の異常に左右されないため、安全は確保できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る射出成形機の油圧式安全装置の
一実施例を示すもので、安全扉の開状態における油圧回
路図である。
【図2】 安全扉の閉状態における、ドグとアーム及び
カムバルブの関係を示す正面図である。
【図3】 同じく側面図である。
【図4】 従来の油圧式安全装置の油圧回路図である。
【符号の説明】
1 型締シリンダ 2 可動盤 4 安全扉 7,8 配管 12 ドグ 14 カムバルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型締シリンダによって動かされる可動盤
    の移動空間の側方に安全扉が設けられ、また上記型締シ
    リンダの配管に、安全扉が閉じられた時に該配管を開い
    て型締シリンダによる可動盤の型締移動を可能とし、か
    つ安全扉が開かれた時に配管を閉じて型締シリンダによ
    る可動盤の型締移動を阻止するカムバルブが設けられた
    射出成形機の油圧式安全装置において、上記カムバルブ
    は、閉状態の安全扉のドグで押されて配管を開き、また
    安全扉が開かれてドグによる押圧が解かれると配管を閉
    じる構成とされたことを特徴とする射出成形機の油圧式
    安全装置。
JP1992060438U 1992-08-27 1992-08-27 射出成形機の油圧式安全装置 Expired - Lifetime JPH081066Y2 (ja)

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JP1992060438U JPH081066Y2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 射出成形機の油圧式安全装置

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JPH0623733U JPH0623733U (ja) 1994-03-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2649957B2 (ja) * 1988-08-31 1997-09-03 ファナック株式会社 射出成形機の扉装置

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JPH0623733U (ja) 1994-03-29

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Effective date: 19960702