JPH0736736Y2 - 射出成形機の型締安全装置 - Google Patents

射出成形機の型締安全装置

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JPH0736736Y2
JPH0736736Y2 JP1990097274U JP9727490U JPH0736736Y2 JP H0736736 Y2 JPH0736736 Y2 JP H0736736Y2 JP 1990097274 U JP1990097274 U JP 1990097274U JP 9727490 U JP9727490 U JP 9727490U JP H0736736 Y2 JPH0736736 Y2 JP H0736736Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、射出成形機の型締安全装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、加熱シリンダ内で加熱され流動化された成形材料
を高圧により金型内に射出し、その中で冷却固化又は硬
化させ、次いで金型を開いて成形品を取り出すようにし
た射出成形機は、次のような構造になっている。
すなわち、機台上に型締装置と射出装置が設置されてお
り、該型締装置は、固定金型取付体と可動金型取付体を
備えていて、型締用シリンダが可動金型取付体を往復動
させると、固定金型と可動金型が接離する。
一方射出装置は、ホッパから供給された樹脂を加熱溶融
して射出するノズルを往復動自在に備えており、該ノズ
ルから金型凹部すなわちキャビティ内に溶融樹脂が注入
される。
上記型締装置においては、型閉じ、型締め、型開き等の
各動作に対応して、型締シリンダ、リンク機構等のアク
チュエータが作動し、可動プラテンを往復動させて金型
を接離させるようになっているが、これら各要素が作動
する時に操作者の手や衣服が巻き込まれないように型締
装置部分に安全ドアが配設されている。
そして、該安全ドアを開放すると、安全装置が作動し
て、機械、油圧、電気等の方式によるインタロックが行
われるようになっている。
第6図は従来の機械式インタロックの一例を示す図であ
る。
図において、1は固定金型が取り付けられる固定プラテ
ン、2は可動金型が取り付けられていて、タイバー3に
沿って往復動し、上記固定金型に可動金型を接離させる
可動プラテンである。該可動プラテン2は型締シリンダ
によって作動させられる。
6は上記可動プラテン2、図示しない金型の前方に開閉
自在に配設された安全ドアである。該安全ドア6はカム
を介して固定プラテン1に取り付けられたシャッタ8を
揺動するようになっていて、上記安全ドア6が開放され
ると、シャッタ8がロッド9の通路を閉鎖する。該ロッ
ド9は可動プラテン2に取り付けられているため、ロッ
ド9の通路が閉鎖されて動きが規制されるため、可動プ
ラテン2がインタロックされることになる。
また、ベースプレートに長尺カムを配設し、それを利用
して可動プラテンの移動を規制するものが提供されてい
る。
第7図は従来の機械式インタロックの他の例を示す図、
第7図(A)はインタロック正面図、第7図(B)はイ
ンタロック要部側面図である。
図において、11は可動プラテン、12はタイバ、13は可動
プラテン11と共に移動するロッド、15は該ロッド13の移
動を規制するためのシャッタである。該シャッタ15は支
点16を中心に揺動する。
また、18はベースプレートに配設され、支点19を中心に
して揺動するカムであり、カム18が移動することによっ
てシャッタ15が従動するようになっている。
また、上述したような機械式インタロックのほかに、油
圧式インタロックが提供されている。
この場合、安全ドアの下部にロッドを通し、その両端に
配設したカムにより、安全ドアの動きをとらえ、カム操
作切換弁のアームを押すようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の射出成形機の型締安全装置に
おいては、第6図に示すように固定プラテン1にシャッ
タ8を配設するものの場合、可動プラテン2の往復動に
伴いロッド9が金型の前方を移動するため、オペレータ
や取出し機の操作性が低下するとともに、ロッド9と接
触する恐れもあって危険である。
また、第7図のようにカム18をベースプレートに配設す
るものの場合、型厚移動ストロークに相当する長いカム
18が必要となり、インタロックの構造が複雑になってし
まう。
さらに、油圧式インタロックの場合、安全ドアの下まで
油圧配管を引く必要があるだけでなく、油漏れに対する
注意が必要となっている。
また、従来の射出成形機の型締安全装置においては、操
作側だけに機械式型締安全装置が配設されており、操作
側の安全ドアを開いた場合のみ作動するようになってい
る。したがって、反操作側の安全ドアを開いた場合に
も、機械式型締安全装置を作動させたい時は、上述した
ような構造の安全装置を反操作側にも一式追加して配設
するか、リンク機構を利用して操作側の動きを反操作側
に伝達する必要があり、コストが上昇してしまう。
本考案は、上記従来の射出成形機の型締安全装置の問題
点を解決して、オペレータや取出し機の操作性が低下す
ることなく、安全で構造が簡単であり、しかも油漏れ等
の心配がなく、かつ容易に反操作側の安全ドアに対応さ
せることができる射出成形機の型締安全装置を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本考案の射出成形機の型締安全装置におい
ては、安全ドアの下端に配設され、該安全ドアの開放に
伴い作動するカムと、該カムに接続されており、カムの
作動に対応して進退するワイヤケーブルと、該ワイヤケ
ーブルの他端に接続され、ワイヤケーブルの進退に伴っ
て作動するストッパを有している。該ストッパは油圧
式、機械式、電気式のインタロックで構成される。
上記安全ドアは操作側、反操作側のそれぞれに設けら
れ、そのそれぞれに対応して一対のカムが配設される。
そして、該一対のカムを一体的に連結するロッドが設け
られる。
また、上記ワイヤケーブルの戻り力を発生するととも
に、ワイヤケーブルのストロークを調整するためのリタ
ーンスプリングを有している。
(作用) 本考案によれば、上記のように安全ドアの下端に配設さ
れ、該安全ドアの開放に伴い作動するカムと、該カムに
接続されており、カムの作動に対応して進退するワイヤ
ケーブルと、該ワイヤケーブルの他端に接続され、ワイ
ヤケーブルの進退に伴って作動するストッパを有してい
る。
したがって、安全ドアを開放すると、上記カムが作動し
てワイヤケーブルが進退させられる。この進退運動によ
って、ワイヤケーブルの他端に接続されたストッパが作
動し、油圧式インタロック、電気式インタロック又はメ
カニカルインタロックが作動して型締装置等の作動を停
止する。
また、上記安全ドアは操作側、反操作側のそれぞれに設
けられ、そのそれぞれに対応して一対のカムが配設され
る。そして、該一対のカムを一体的に連結するロッドが
設けられる。したがって、操作側、反操作側のいずれの
安全ドアを開放しても共通のロッドを介して型締安全装
置を作動させることができる。
さらに、上記ワイヤケーブルの戻り力を発生するととも
に、ワイヤケーブルのストロークを調整するためのリタ
ーンスプリングを有しているので、安全ドアを閉じるだ
けでリターン動作を行うことが可能となり、型締安全装
置を正確に作動させることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本考案の射出成形機の型締安全装置の正面図、
第2図は本考案の射出成形機の型締安全装置のカム機構
の拡大図、第3図は本考案の射出成形機の型締安全装置
のワイヤケーブル配設図、第4図は本考案の射出成形機
の型締安全装置のメカニカルストッパ部分拡大図であ
る。
第1図において、20はベースプレート21はタイバ22に沿
って往復動する可動プラテン、24は安全ドア、26は安全
ドア24の端面に当接して型締安全装置を作動させるため
のカム機構である。
該カム機構26には、ワイヤケーブル31,32が接続されて
いて、上記安全ドア24が開放されると、カム機構26がワ
イヤケーブル31,32を押し出して型締安全装置を作動さ
せるようになっている。上記ワイヤケーブル31はカム操
作切換弁33に、ワイヤケーブル32はメカニカルストッパ
ーに接続される。
上記ワイヤケーブル31はカム機構26によって押し出され
ると作動して油圧インタロックを作動させる。34は上記
ワイヤケーブル31の押出しを円滑に行うために配設され
たリターンスプリングである。
上記カム機構26は、安全ドア24の端面に当接して従動す
るカム35を有している。該カム35は、第3図に示すよう
に操作側安全ドア24aと反操作側安全ドア24bに対応して
一対設けられ、ロッド37を介して連結されている。した
がって、いずれの安全ドア24を開放しても、ロッド37を
介して揺動部材38を揺動させることができる。
該揺動部材38は支点39によって支持されていて、レバー
43を有している。そして、レバー43はワイヤケーブル3
1,32及びリターンスプリング46に連結される。該リター
ンスプリング46は安全ドア24を閉じた時に型締安全装置
をリターン動作させるために配設されている。
第4図において、51はシャッタ、52は該シャッタ51によ
って動きが規制されるメカニカルストッパ用ロッドであ
る。該メカニカルストッパ用ロッド52には、複数の切欠
が形成されていて、上記シャッタ51がワイヤケーブル32
が押し込まれることによって閉じて動きを規制するよう
になっている。53はリターンスプリングであり、ワイヤ
ケーブル32の押出しを円滑に行うために配設されてい
る。
このように、操作側、反操作側どちらの安全ドア24が開
いても型締安全装置が作動するようになっている。
なお、ワイヤケーブル31,32にPUSH-PULL(押引き用)タ
イプのものを使用すると、リターンスプリング34,53は
不要となる。
第5図は本考案の射出成形機の型締安全装置の第2の実
施例を示す図である。
図において、61は安全ドア24の開閉によって揺動する
「く」字型のカム、62は該カム61の揺動によって作動す
るワイヤケーブル、63は安全ドア24が閉じられた型締安
全装置をリターン動作させるために設けられたリターン
スプリングである。
この場合、安全ドア24によってカム61を直接押すため、
構造が簡素化される。
上記構成の射出成形機の型締安全装置の作動について説
明する。
操作者が安全ドア24を開くとカム35が押され、ロッド37
が回転して揺動部材38が回転する。そして、揺動部材38
に接続されているワイヤケーブル31,32が、リターンス
プリング34,53に引かれ各インタロックが作動する。
操作者が安全ドア24を閉じると、各装置側のリターンス
プリング34,53より強力なリターンスプリング46の力で
ワイヤケーブル31,32が元の状態に戻り、インタロック
が解除される。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本考案の範囲から排除するものではない。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように本考案によれば、安全ドア
の下端に配設され、該安全ドアの開放に伴い作動するカ
ムと、該カムに接続されており、カムの作動に対応して
進退するワイヤケーブルと、該ワイヤケーブルの他端に
接続され、ワイヤケーブルの進退に伴って作動するスト
ッパを有している。
したがって、安全ドアを開放するのに伴いワイヤケーブ
ルの他端に接続されたストッパを作動させ、油圧式イン
タロック、電気式インタロック又はメカニカルインタロ
ックによって型締装置等の作動を停止させることができ
る。
また、上記安全ドアは操作側、反操作側のそれぞれに設
けられ、そのそれぞれに対応して一対のカムが配設され
る。そして、該一対のカムを一体的に連結するロッドが
設けられる。したがって、操作側、反操作側のいずれの
安全ドアを開放しても共通のロッドを介して型締安全装
置を作動させることができる。
さらに、上記ワイヤケーブルの戻り力を発生するととも
に、ワイヤケーブルのストロークを調整するためのリタ
ーンスプリングを有しているので、安全ドアを開放する
だけでリターン動作を行うことが可能となり、型締安全
装置を正確に作動させることができる。
そして、型締安全装置が安全ドアの下方にあるため、操
作者に危険を与えることがなく、成形品の取出しを容易
に行うことができる。しかも、油圧回路のための配管類
を安全ドア近傍に配設する必要がなく、油漏れの心配も
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の射出成形機の型締安全装置の正面図、
第2図は本考案の射出成形機の型締安全装置のカム機構
の拡大図、第3図は本考案の射出成形機の型締安全装置
のワイヤケーブル配設図、第4図は本考案の射出成形機
の型締安全装置のメカニカルストッパ部分拡大図、第5
図は本考案の射出成形機の型締安全装置の第2の実施例
を示す図、第6図は従来の機械式インタロックの一例を
示す図、第7図は従来の機械式インタロックの他の例を
示す図、第7図(A)はインタロック正面図、第7図
(B)はインタロック要部側面図である。 20……ベースプレート、21……可動プラテン、24……安
全ドア、31,32……ワイヤケーブル、33……カム操作切
換弁、34,46,53……リターンスプリング、35……カム、
37……ロッド。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 安全ドアの下端に配設され、該安
    全ドアの開放に伴い作動するカムと、 (b) 該カムに接続されており、カムの作動に対応し
    て進退するワイヤケーブルと、 (c) 該ワイヤケーブルの他端に接続され、ワイヤケ
    ーブルの進退に伴って作動するストッパとからなること
    を特徴とする射出成形機の型締安全装置。
  2. 【請求項2】上記安全ドアを操作側、反操作側のそれぞ
    れに設け、そのそれぞれに対応して一対のカムを配設
    し、該一対のカムを一体的に連結するロッドを設けた請
    求項1記載の射出成形機の型締安全装置。
  3. 【請求項3】上記ワイヤケーブルの戻り力を発生すると
    ともに、ワイヤケーブルのストロークを調整するための
    リターンスプリングを有する請求項1又は2記載の射出
    成形機の型締安全装置。
JP1990097274U 1990-09-18 1990-09-18 射出成形機の型締安全装置 Expired - Fee Related JPH0736736Y2 (ja)

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