JPH0623733U - 射出成形機の油圧式安全装置 - Google Patents

射出成形機の油圧式安全装置

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JPH0623733U
JPH0623733U JP6043892U JP6043892U JPH0623733U JP H0623733 U JPH0623733 U JP H0623733U JP 6043892 U JP6043892 U JP 6043892U JP 6043892 U JP6043892 U JP 6043892U JP H0623733 U JPH0623733 U JP H0623733U
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clamping cylinder
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敏幸 佐藤
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株式会社新潟鉄工所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全性を高める。 【構成】 カムバルブ14は、安全扉4の開状態におい
てはバネ14bでスプールを押し上げられて型締シリン
ダ1の配管7を遮断している。このため、型締シリンダ
1を伸長させて可動盤2を型締移動させることができな
い。安全扉4を閉じると、ドグ12は、アーム15を介
してレバー14aを押し下げ、カムバルブ14を切り換
えて配管7を開く。この状態では可動盤2を型締移動さ
せることができる。ドグ12やアーム15等が破損した
場合、安全扉4の閉状態で可動盤2を型締移動させるこ
とができなくなるが、危険は全くない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、安全扉が閉じている場合のみ、型締シリンダによる可動盤の型締移 動を可能とした射出成形機の油圧式安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
射出成形機の油圧式安全装置として、図4に示すものが知られている。この油 圧式安全装置は、型締シリンダ1によって動かされる可動盤2の移動空間の側方 に安全扉4が設けられた射出成形機において、上記型締シリンダ1のヘッド側の 配管7に、安全扉4が閉じられた時に安全扉4のドグ12による押圧を解かれて 配管7を開き、また安全扉4が開かれるとドグ12によって押圧されて配管7を 閉じるカムバルブ24が設けられている。なお、符号25は安全扉4のドグ12 の押圧を受けてカムバルブ24のレバー24aを押すアームであり、軸26を中 心に上下に回動する。11は配管7,8に設けられた電磁切換弁である。この油 圧式安全装置においては、安全扉4が閉じられていないと、型締シリンダ1で可 動盤2を型締移動させることができず、危険を避けることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
とことろが、上記従来の油圧式安全装置においては、アーム25やドグ12の 破損、軸26のゆるみ、安全扉4の横振れ、アーム先端のローラ25aの摩耗等 によってドグ12とアーム25の関係が崩れると、安全扉4が開かれてもカムバ ルブ24のレバー24aが押されないことが懸念され、作動の信頼性に劣る不満 がある。
【0004】 本考案は、アームやドグ等の破損や摩耗等によってドグとカムバルブの関係が 崩れるようなことがあっても、安全性が損なわれることがない、射出成形機の油 圧式安全装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、型締シリンダによって動かされる可 動盤の移動空間の側方に安全扉が設けられ、また上記型締シリンダの配管に、安 全扉が閉じられた時に該配管を開いて型締シリンダによる可動盤の型締移動を可 能とし、かつ安全扉が開かれた時に配管を閉じて型締シリンダによる可動盤の型 締移動を阻止するカムバルブが設けられた射出成形機の油圧式安全装置において 、上記カムバルブを、閉状態の安全扉のドグで押されて配管を開き、また安全扉 が開かれてドグによる押圧が解かれると配管を閉じる構成とした。
【0006】
【作用】
安全扉のドグとカムバルブの関係がそれらの摩耗等によって変化し、安全扉の 閉状態においてドグによりカムバルブが押されないような事態が生じても、単に 型締シリンダで可動盤を型締移動させることができなくなるだけで、安全扉の開 状態における可動盤の型締移動を防止する機能は依然として保持されている。し たがってドグ等の摩耗や破損等によって安全性が損なわれることはない。
【0007】
【実施例】
図1ないし図3は本考案に係る射出成形機の油圧式安全装置の一実施例を示す 。図において符号1は型締シリンダである。型締シリンダ1は可動盤2を固定盤 3に対して移動させ、それらの間で金型(図示せず)を型締めする。可動盤2の 移動空間の前面には、可動盤2の型締移動時の危険を避けるために、安全扉4が 左右に移動自在に設けられている。固定盤3と安全扉4等は基台5の上に設けら れており、また可動盤2は固定盤3に固定されたタイバー(図示せず)に摺動自 在に取り付けられている。符号6は加熱筒である。なお、上記射出成形機の基本 構造は周知のものである。
【0008】 型締シリンダ1は配管7,8によって油圧ポンプ9と油タンク10に連絡され 、配管7,8には電磁切換弁11が設けられている。
【0009】 一方、安全扉4にはドグ12が設けられ、また基台5のブラケット13にはカ ムバルブ14とアーム15が設けられている。カムバルブ14は型締シリンダ1 のヘッド側の配管7を開閉するものであり、ブラケット13に固定されている。 また、アーム15は先端にローラ15aを備え、ブラケット13に軸16で上下 に回動自在に取り付けられている。
【0010】 アーム15は、安全扉4が図1で右に動いて閉じられ終わる際に、図2のよう にドグ12でローラ15aを押されて下に回動し、カムバルブ14のレバー14 aを押し下げる。また、カムバルブ14は、安全扉4の開放時においてばね14 bの力でスプールを押し上げられて配管7を閉じるとともに、レバー14aでア ーム15を上に回動させており(図1参照)、ドグ12でアーム15が押圧され てレバー14aが押し下げられると、スプールがさがって配管7を開くようにな っている。
【0011】 次に上記のように構成された本考案に係る射出成形機の油圧式安全装置の作用 を説明する。 図1は、安全扉4が開かれていてドグ12によりアーム15が押されていない 状態を示すもので、この状態では、電磁切換弁11のソレノイドaを励磁して油 圧ポンプ9を配管7に接続しても、配管7はカムバルブ14により遮断されてい るため、型締シリンダ1は伸長せず、可動盤2が型締移動することはない。した がって、危険が避けられ安全が保たれる。電磁切換弁11のソレノイドbを励磁 した場合は、型締シリンダ1が縮小して可動盤2を動かすが、型開きのため危険 はない。
【0012】 図1の状態から安全扉4を右に動かして図2のように閉じると、ドグ12がア ーム15を介してレバー14aを押し下げる。これによってカムバルブ14が切 り換えられ、それまで閉じられていた配管7を開く。この状態では、電磁切換弁 11のソレノイドaを励磁すると、油圧ポンプ9の作動油が配管7を通って型締 シリンダ1のヘッド側に流れるため、型締シリンダ1が伸長して可動盤2を型締 移動させる。この時は安全扉4が閉じられているため、危険はない。ソレノイド bを励磁した場合は、型締シリンダ1が縮小して可動盤2を型開移動させる。
【0013】 上記において、アーム15やドグ12が破損したり、ローラ15a等が摩耗し たりして、ドグ12とローラ15a、及びアーム15とレバー14aの正常な関 係が崩れると、安全扉4が閉じられてもレバー14aが押し下げられず、したが ってカムバルブ14が切り換えられないことが起こる。しかし、この場合は、ソ レノイドaを励磁しても可動盤2が型締移動しないというだけであり、安全扉4 の開状態で型締めできないことには変わりがないので、故障であっても危険は全 くなく、しかも故障を簡単に知ることができる。
【0014】 安全扉4は、通常、可動盤2の前側と裏側に2枚設けられるが、裏側の可動盤 にも同様な安全装置が設けられる。この場合、表裏2枚のカムバルブ14,14 は、配管7に直列に設けられる。図の可動盤2は型締シリンダ1によって直接動 かされる構成とされているが、トグル機構等を介して動かす構成とすることもで きる。アーム15を省いてドグ12でレバー14aを直接押してもよい。アーム 15の構造とドグ12の設備位置は図のものに限らず任意である。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る射出成形機の油圧式安全装置は、型締シリ ンダによって動かされる可動盤の移動空間の側方に安全扉が設けられ、また上記 型締シリンダの配管に、安全扉が閉じられた時に該配管を開いて型締シリンダに よる可動盤の型締移動を可能とし、かつ安全扉が開かれた時に配管を閉じて型締 シリンダによる可動盤の型締移動を阻止するカムバルブが設けられた射出成形機 の油圧式安全装置において、上記カムバルブは、閉状態の安全扉のドグで押され て配管を開き、また安全扉が開かれてドグによる押圧が解かれると配管を閉じる 構成とされているので、ドグやアーム等の破損や摩耗等によってドグとカムバル ブの正常な関係が崩れた場合でも、安全扉の開状態において可動盤を型締移動さ せることができず、したがって危険はなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る射出成形機の油圧式安全装置の
一実施例を示すもので、安全扉の開状態における油圧回
路図である。
【図2】 安全扉の閉状態における、ドグとアーム及び
カムバルブの関係を示す正面図である。
【図3】 同じく側面図である。
【図4】 従来の油圧式安全装置の油圧回路図である。
【符号の説明】
1 型締シリンダ 2 可動盤 4 安全扉 7,8 配管 12 ドグ 14 カムバルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型締シリンダによって動かされる可動盤
    の移動空間の側方に安全扉が設けられ、また上記型締シ
    リンダの配管に、安全扉が閉じられた時に該配管を開い
    て型締シリンダによる可動盤の型締移動を可能とし、か
    つ安全扉が開かれた時に配管を閉じて型締シリンダによ
    る可動盤の型締移動を阻止するカムバルブが設けられた
    射出成形機の油圧式安全装置において、上記カムバルブ
    は、閉状態の安全扉のドグで押されて配管を開き、また
    安全扉が開かれてドグによる押圧が解かれると配管を閉
    じる構成とされたことを特徴とする射出成形機の油圧式
    安全装置。
JP1992060438U 1992-08-27 1992-08-27 射出成形機の油圧式安全装置 Expired - Lifetime JPH081066Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPH0623733U true JPH0623733U (ja) 1994-03-29
JPH081066Y2 JPH081066Y2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=13142280

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0263714A (ja) * 1988-08-31 1990-03-05 Fanuc Ltd 射出成形機の扉装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0263714A (ja) * 1988-08-31 1990-03-05 Fanuc Ltd 射出成形機の扉装置

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