JPH08107352A - 位相同期システム - Google Patents

位相同期システム

Info

Publication number
JPH08107352A
JPH08107352A JP6239853A JP23985394A JPH08107352A JP H08107352 A JPH08107352 A JP H08107352A JP 6239853 A JP6239853 A JP 6239853A JP 23985394 A JP23985394 A JP 23985394A JP H08107352 A JPH08107352 A JP H08107352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
circuit
phase synchronization
signal
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6239853A
Other languages
English (en)
Inventor
Terumi Takashi
輝実 高師
Naoki Sato
直喜 佐藤
Akihiko Hirano
章彦 平野
Eisaku Saiki
栄作 斉木
Masakazu Hoshino
正和 星野
Ryushi Shimokawa
龍志 下川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Microcomputer System Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Microcomputer System Ltd
Priority to JP6239853A priority Critical patent/JPH08107352A/ja
Priority to US08/536,264 priority patent/US5805024A/en
Publication of JPH08107352A publication Critical patent/JPH08107352A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/087Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal using at least two phase detectors or a frequency and phase detector in the loop
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/10Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range
    • H03L7/107Details of the phase-locked loop for assuring initial synchronisation or for broadening the capture range using a variable transfer function for the loop, e.g. low pass filter having a variable bandwidth
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気記録再生装置の再生信号処理回路におい
て、等化器に位相遅延を有する場合にも、同期信号での
位相同期を高速に行い、かつ、データ再生時の初期位相
誤差を最小限に抑える位相同期システムを提供すること
にある。 【構成】等化器出力の信号波形をもとに動作する位相検
出手段と、位相検出手段で検出された位相差から電流値
を発生する電流出力手段と、同期信号での位相同期時は
抵抗のみ、データ再生時はコンデンサと抵抗から構成さ
れる平滑手段と、平滑手段の電圧出力で発振周波数を制
御する電圧制御発振手段を設ける。これにより、同期信
号での位相同期時は一次形位相同期回路で動作し、デー
タ再生時は二次形位相同期回路で動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相同期システムに係
り、特に、磁気、あるいは、光学的な記録再生装置の信
号再生回路において、読み出し信号に同期した再生クロ
ックを生成する位相同期回路、その回路を実現したLS
I、さらには、この回路を実装した情報記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、情報記録再生装置において
は、例えば、ディスクから読み出される信号に同期した
サンプリングクロックを生成するために、位相同期シス
テムを備えている。従来技術の1つとして、読み出し信
号をサンプリングしたサンプルデータより位相誤差の検
出を行い、サンプリングクロックを生成する位相同期シ
ステムがある。この種の位相同期回路では、同期信号領
域の削減によるユーザデータの記憶領域を拡大するた
め、短時間での位相同期を実現することが必要となる。
しかし、フィードバック制御を行う位相同期回路では、
位相誤差検出後の制御結果が再度、位相検出されるまで
の時間(フィードバック遅延時間)が、短時間での位相
同期の実現を妨げるといった問題がある。このため、従
来の位相同期回路は、位相同期動作において、波形整形
を行うための等化器の遅延を省き、読み出し信号のサン
プリングを行うAD回路の出力より位相検出を行うこと
で、フィードバック遅延時間の短縮を図り、高速に位相
同期を実現することが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、位相同
期回路は、位相同期動作のみであれば、AD回路の出力
より位相検出を行うことで、高速に位相同期が実現でき
る。しかし、位相同期動作からデータ再生動作に切り替
える際、位相検出回路に入力される波形は、AD回路か
ら等化器に切り替わるため、動作切り替え後、位相同期
回路は、等化器の位相遅延の影響を受け、データ再生動
作の先頭部分で位相の再同期が発生する。等化器の位相
遅延がない場合には、位相同期動作からデータ再生動作
に切り替えても位相の再同期は発生しない。一方、等化
器に位相遅延を有する場合、AD回路出力で位相同期を
行った信号波形は、等化器出力では、等化器の位相遅延
により信号波形の位相シフトが生じている。データ再生
動作では、等化器の信号波形から位相検出を行っている
ため、位相検出回路は、等化器の位相遅延に対応した位
相誤差を出力し、再度、サンプリングクロック位相の同
期が発生する。したがって、上記、従来技術における位
相同期回路では、位相同期動作からデータ再生動作に切
り替えた際の位相再同期が発生する場合があり、データ
再生期間の先頭部分においてデータ判定不良を発生しや
すくなり、磁気記録再生装置の信頼性を低下させる要因
となる。
【0004】本発明の目的は、等化器の位相遅延による
データ再生動作開始時の位相再同期が低減できる位相同
期システムを提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、情報の再生時の初期
位相誤差を最小限に抑止する位相同期システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、位相同期動作を行う位相同期回路は、等化器の
信号波形より位相検出を行い、位相検出手段によって駆
動されるDA回路に接続されるフィルタ手段を1つ以上
の極、および、極を持たないフィルタに選択する選択手
段を設けたものである。これにより、位相検出手段、D
A回路、極を持たないフィルタ手段、クロック発生手段
で構成される一次位相同期回路が実現できる。
【0007】上記位相検出手段は、等化器の信号波形よ
り、位相誤差を検出する。したがって、等化器が位相遅
延を有する場合であっても、等化器の位相遅延を含み位
相同期動作を行うため、データ再生動作に切り替えた時
の位相の再同期は生じない。
【0008】本発明の位相同期回路は、位相同期動作で
一次位相同期回路となり、データ再生動作で高次位相同
期回路を構成する。一次位相同期回路は、位相検出手
段、DA回路、極を持たないフィルタ手段、クロック発
生手段から構成され、閉ループ全体の周波数特性は、1
つの極を有する。高次位相同期回路は、位相検出手段、
DA回路、1つ以上の極を有するフィルタ手段、クロッ
ク発生手段から構成され、閉ループ全体の周波数特性
は、2つ以上の極を有する。ここで、一次位相同期回路
は、高次位相同期回路と同一の位相同期特性、すなわ
ち、ループゲインが同じであっても、位相余裕は、たと
えば、従来の高次位相同期回路より20度程度大きくでき
る。このため、同じフィードバック遅延時間でも、高次
位相同期回路より、一次位相同期回路の方が、ループゲ
インを高く設定できる。したがって、本発明の位相同期
回路は、データ再生動作に切り換えた時の位相の再同期
を最小限に抑え、位相同期回路に要求される高速な位相
同期が実現できる。
【0009】また、本発明は、上述の位相同期回路に加
え、書き込み系基準クロックと、サンプリングクロック
との位相比較を行う位相比較手段と、この位相比較手段
とDA回路との接続を行う変換手段とを設け、書き込み
系基準クロックとの周波数同期を行う。この位相比較手
段は、書き込み系基準クロックとサンプリングクロック
との位相比較を行い、変換手段は、位相比較結果をDA
回路からフィルタ手段に出力する。これにより、一次位
相同期回路が動作する前のサンプリングクロック周波数
は、基準クロックとの周波数同期を行うため、読み出し
信号の周波数とほぼ一致する。したがって、本発明の位
相同期回路は、データ再生動作切り替え後の信号周波数
とクロック周波数との周波数差による位相の再同期を、
さらに、抑えることができる。
【0010】
【作用】上記示した通りである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
【0012】図1は、磁気ディスク装置における、主と
して再生系信号処理回路を示すブロック図である。この
図において、磁気ディスク装置は、インターフェース回
路101、コントローラ102、マイコン103、サーボ制御回
路104、記録系信号処理回路105、記録再生アンプ106、
記録再生ヘッド107、記録媒体108、再生系信号処理回路
109とから構成されており、記録系信号処理回路105は、
変調回路111、シンセサイザ112、プリコーダ113、記録
補正回路114から構成され、また、ビタビ復号方式を用
いた再生系信号処理回路109は、AGC回路121、LPF
回路122、AD回路123、等化器124、ビタビ復号器125、
復調回路126、位相同期回路128、シーケンサ129から構
成される。
【0013】まず、磁気ディスクにおけるデータの記
録、再生の一般的な動作について説明する。
【0014】データの記録は、以下のように行われる。
記録するデータは、アドレス情報が付加されたパケット
データとしてホストコンピュータ(図示せず)より出力さ
れ、インターフェース回路101を介して、コントローラ1
02に入力される。コントローラ102は、アドレス情報を
判別し、記録再生ヘッド105を所定の位置に移動するよ
うマイコン103に指令を送る。マイコン103は、サーボ制
御回路104を介して、記録再生ヘッド107を指定の位置に
移動させる。記録再生ヘッド107の移動が完了するとコ
ントローラ102は、記録データに同期信号と検査符号を
付加し、記録系信号処理回路105に送出する。記録系信
号処理回路105の変調回路111は、1バイトの記録データ
から、変調を行い、シリアルのビットデータに変換し、
シンセサイザ112の発生する基準クロックにしたがっ
て、ビットデータを出力する。プリコーダ113は、1/(1-
D^2)の処理を行い、記録補正回路114による磁気記録時
の非線形性を補正したのち、書き込み信号として出力す
る。書き込み信号は、記録再生アンプ106を介して、記
録再生ヘッド107に出力され、記録媒体108上の所定の位
置に記録される。
【0015】一方、データの再生は、インターフェース
回路101を介して、読み出すアドレスを指示することに
よって開始する。コントローラ102は、アドレスを判別
し、書き込みと同様に、マイコン103に記録再生ヘッド1
07の移動を指示する。記録再生ヘッド107の移動後、記
録媒体108に記録された信号は、読み出し信号として、
記録再生ヘッド107、記録再生アンプ106を介して再生系
信号処理回路109に入力される。再生系信号処理回路109
中、AGC回路121は、読み出し信号を一定の信号振幅
とし、さらに、LPF122は信号帯域外の雑音除去を行
うものである。AD回路123は、位相同期回路128の発生
するサンプリングクロックにしたがって、読み出し波形
のサンプリングを行う。等化器124は、波形整形を行
い、ビタビ復号回路125は、信号の相関性を活用した高
精度のビット判定を行う。復調回路126は、ビットデー
タを復号し、バイトデータとしてコントローラ102に出
力する。インターフェース回路101は、バイトデータを
ホストコンピュータ(図示せず)に転送することで、一連
のデータ読み出し動作を終了する。
【0016】次に、このような磁気ディスク装置におけ
る位相同期回路128の構成、および、動作を詳述する。
サンプリングクロックを発生する位相同期回路128は、
周波数特性が2つの極を有する二次形位相同期回路(P
LL)で構成され、書き込み時に付加された同期信号に
よりサンプリングクロックの位相同期を行った(位相同
期動作)のち、サンプリングクロックの位相を安定化さ
せ、データの再生(データ再生動作)を行うものである。
【0017】位相同期回路128は、再生系信号処理回路1
09の一構成要素であり、AD回路123のサンプリングク
ロックを発生する。この位相同期回路128は、位相検出
回路131、DA回路132、電流スイッチ141、142、コンデ
ンサ134と抵抗135より構成されるフィルタ回路133、V
CO回路136で構成され、シーケンサ129の発生するMSEL
制御信号によって位相同期動作を行う。本実施例の一次
形位相同期回路は、電流スイッチ142が短絡し、位相検
出回路131、DA回路132、抵抗135、VCO回路136で構
成される。二次形位相同期回路は、電流スイッチ141が
短絡し、位相検出回路131、DA回路132、抵抗135とコ
ンデンサ134、VCO回路136で構成される。
【0018】位相同期回路128の動作を説明する前に、
磁気記録再生装置における位相同期過程を図2を使って
説明する。信号RGは、コントローラ102の発生する再生
動作の指示を示す信号であり、データ再生前の位相同期
領域(PLOSYNC)内でアクティブ(="1")となる。シーケン
サ129は、信号RGの立ち上がりエッジを検出して、信号M
SELを一定期間アクティブ(="1")にし、データ領域に入
る前にインアクティブ(="0")とする。従来の位相同期回
路では、信号MSEL="1"の時、二次位相同期回路による位
相同期動作を行っていたが、本発明の位相同期回路で
は、信号MSEL="1"の時、一次位相同期回路による位相同
期動作、MSEL="0"の時、二次位相同期回路によるデータ
再生動作を行う。
【0019】次に、本発明の位相同期回路128の動作を
詳述する。位相検出器131は、AGC回路121、LPF12
2、AD回路123、等化器124を介して入力される波形ひ
ずみを除去した読み出し波形から位相誤差を検出し、電
流変換回路140に位相誤差を出力する。電流変換回路140
は、DA回路132から出力される位相誤差に対応した電
流値を、信号MSELの状態によって電流スイッチ141、142
を排他的に制御し、端子FC、FRにそれぞれ出力する。フ
ィルタ回路133は、端子FC、FRを介して、後述する周波
数特性を有するフィルタ回路となり、VCO回路136の
発振周波数を制御する。VCO回路136は、AD回路123
のサンプリングクロックを発生し、読み出し波形のサン
プリングを行う。以上の処理を繰り返し行うことで、読
み出し波形のサンプリング位相を調整し、最適な位相で
同期動作を完了する。
【0020】次に、動作モードにしたがって、位相同期
回路の動作を以下に示す。
【0021】(1)位相同期動作(信号MSEL="1") 本動作モードでは、電流スイッチ141は開放、電流スイ
ッチ142は短絡となり、端子FCは開放状態となる。この
ような状態で、DA回路132から流れた電流は、VCO
回路136の入力が、高インピーダンスであるため、抵抗1
35にのみ流れる。コンデンサ134は、初期電位を保ち続
けるため、VCO回路136の入力電圧Vvcoは、数1のよ
うに表される。
【0022】Vvco = i・R+Vc
【数1】 ただし、iは、DA回路132から流れる電流値、Rは、
抵抗135の抵抗値、Vcは、コンデンサ134の初期電圧を
示している。ここで、端子FRからみた周波数特性は、極
を持たないフィルタ特性を示す。
【0023】以上より、位相同期回路の開ループ特性H
1(s)は、数2のように示される。
【0024】H1(s) = Kp・Kd・R・Kv/s
【数2】 ただし、Kpは、位相検出回路131のゲイン[1/rad]、Kd
は、DA回路132から流れる単位位相誤差に対する出力
電流値[A]を、Rは、抵抗135の抵抗値[Ω]、Kvは、V
CO回路136のゲイン[rad/s/V]、sは、ラプラス演算子
を示し、VCO回路136の位相積分要素を示している。
数2より、H1(s) の分母は、VCO回路136のsの項が
存在するため、極が1つで、一次形の位相同期回路であ
ることがわかる。
【0025】(2)データ再生動作(信号MSEL="0") 本動作モードでは、電流スイッチ141は短絡、電流スイ
ッチ142は開放となり、端子FRは開放状態となる。この
ような状態で、DA回路132から流れた電流は、VCO
回路136の入力が、高インピーダンスであるため、コン
デンサ134と抵抗135に流れる。VCO回路136の入力電
圧Vvcoは、数3のように表される。
【0026】Vvco(s) = i・(R+1/(s・C))
【数3】 ただし、iは、DA回路132から流れる電流値、Rは、
抵抗135の抵抗値、Cは、コンデンサ134の容量、sは、
ラプラス演算子を示している。ここで、端子FCからみ
た周波数特性は、1つの極を有するフィルタ特性を示
す。
【0027】以上より、位相同期回路の開ループ特性H
2(s)は、数4のように示される。
【0028】 H2(s) = Kp・Kd・(R+1/(s・C))・Kv/s
【数4】 ただし、Kpは、位相検出回路131のゲイン[1/rad]、Kd
は、DA回路132から流れる単位位相誤差に対する出力
電流値[A]を、Rは、抵抗135の抵抗値[Ω]、Cは、コン
デンサ134の容量[F]、Kvは、VCO回路136のゲイン[r
ad/s/V]、sは、ラプラス演算子を示し、VCO回路136
の位相積分要素を示している。数4より、H2(s)の分母
は、フィルタ回路133の極とVCO回路136の極とを合わ
せ、極が2つ存在し、二次形の位相同期回路であること
がわかる。
【0029】上述の開ループ特性で示したように、本実
施例の位相同期回路は、電流スイッチ141、142にて、D
A回路132とフィルタ回路133との接続を変更し、位相同
期動作は一次形、データ再生動作は二次形の特性を有す
ることがわかる。
【0030】ここで、同一の回路定数(Kp、Kd、Kv)
で、さらに、同一のフィードバック遅延を有する一次
形、二次形の開ループ周波数特性を図12に示す。図12よ
り、フィードバック回路の安定性を示す位相余裕は、二
次形より一次形の方が25度大きい。このため、二次形の
位相余裕と同一の位相余裕を有する一次形位相同期回路
は、ゲインを上げられることがわかる。本実施例の場
合、ゼロクロス周波数は、1.4倍程度高く設定できる。
したがって、一次位相同期回路は、位相同期時間の短縮
が可能で、高速位相同期を実現できる。
【0031】次に、本発明の他の実施例を図3に示す。
図中、231は位相比較器、232は数値変換器、233は選択
手段を示し、図1と同一のものには同符号を付してあ
る。図3に示す位相同期回路は、書き込み基準クロック
とサンプリングクロックとの周波数同期手段を設けたも
のである。位相比較器231は、シンセサイザ112から出力
される書き込み基準クロックとVCO回路136の出力す
るサンプリングクロックとの位相の比較を行い、書き込
み基準クロックの位相が進んでいた場合、信号INCが、
逆に、遅れていた場合、信号DECが出力される。このよ
うな回路は、従来、磁気記録再生装置の再生信号処理回
路で使用されている位相比較器と同一のもので良い。数
値変換器232は、位相比較器231の出力である信号INC、D
ECの、各1本の信号を、DA回路132の複数ビット入力と
接続するものである。例えば、2の補数表現の5ビット
のDA回路の場合、数値変換器232は、信号INCがアクテ
ィブであれば、最上位ビットから"01010"、信号DECがア
クティブであれば、"10110"、どちらもインアクティブ
であれば、"00000"を出力する。選択手段233は、シーケ
ンサ129の出力する信号REFによって、DA回路132に出
力する数値DPを選択する。信号REF="1"の時、数値変換
器232を、REF="0"の時、位相検出器131の出力を選択す
る。したがって、信号REF="1"であれば、位相比較器231
の位相比較結果は、数値変換器232を介して、DA回路1
32からフィルタ回路133に出力する。この際、電流スイ
ッチ141は短絡、電流スイッチ142は開放となっており、
位相同期回路は、二次形を構成し、サンプリングクロッ
クは、書き込み基準クロックと同一の位相、および、周
波数で、安定し同期を完了する。一方、信号REF="0"で
あれば、図1と同様に、一次、および、二次の位相同期
回路を切り替えながら、位相同期動作、データ再生動作
を行う。
【0032】このような、位相比較器231と、位相検出
器131とを使った磁気記録再生装置の位相同期回路の制
御シーケンスは、図4に示すように、信号REFと、信号MS
ELによって決定される。信号REFは、信号RGの反転信号
であり、信号MSELは、図2と同様に、信号RGアクティブ
後、一定期間アクティブとなる信号である。このような
シーケンスとすることで、書き込み基準クロックとの位
相、周波数同期は、一次位相同期回路が動作する前に完
了しており、一次位相同期回路の欠点である読み出し信
号周波数とVCO回路の発振周波数が異なる場合に、位
相誤差が生じるといった問題もない。
【0033】次に、上記図3における位相同期回路の他
の実施例を図11に示す。本実施例では、上述の数値変換
器232のかわりに、論理積回路342、343と、電流出力回
路344を設けた。論理積回路342、343は、信号REF
="1"の時のみ、位相比較器231の出力を電流出力回路344
に出力し、フィルタ回路133のコンデンサ134と抵抗135
に電流を流す。このような回路構成でも、書き込み基準
クロックとの位相同期回路が実現できる。とくに、本実
施例によれば、フィルタ回路133に流す電流量を、DA
回路132の電流出力範囲によらず、独立に設定できるた
め、位相同期回路の汎用性が向上する。
【0034】次に、等密度記録を行った磁気記録再生装
置の一実施例を、図5に示す。等密度記録に適用される
位相同期回路は、内外周に応じたフィルタ回路133の周
波数特性を可変させる遮断周波数可変手段と、ループゲ
インを可変するゲイン可変手段、転送速度を可変する発
振周波数可変手段とを有する必要がある。図中、複数の
抵抗(R1、R2、R3、R4)と、選択回路240、241、24
2、243とレジスタ244により遮断周波数可変手段を構成
する。また、基準電流源250とレジスタ251にてゲイン可
変手段を構成する。さらに、基準電流源252とレジスタ2
53にて発振周波数可変手段を構成する。本実施例では、
内外周を4ゾーンに分割した場合について説明する。一
般的に、データ転送周波数は、内周で低く、逆に、外周
で高く、これに対応して、位相同期回路は、以下の様な
設定が必要となる。DA回路132の電流は、内周で小さ
く、外周で大きくする必要があり、基準電流源250はレ
ジスタ251によって対応する電流値を与える。また、フ
ィルタ回路133の遮断周波数はコンデンサ134と抵抗値R
1、R2、R3、R4で決定され、対応する抵抗を選択回路
240、241、242、243で選択する。例えば、抵抗R1が内
周に対応する抵抗であれば、選択回路240が短絡し、そ
の他の選択回路241、242、243は開放となり、コンデン
サ134と接続される。VCO回路136の発振周波数は、内
周で低く、外周で高く設定されるため、基準電流源252
はレジスタ253によって対応する電流値を与える。この
ようなDA回路132、フィルタ回路133、VCO回路136
は、電流スイッチ141、142によって、本発明の一次形位
相同期回路による位相同期動作、二次形位相同期回路に
よるデータ再生動作ともに、先に述べたものと同様の動
作を行う。したがって、等密度記録での位相同期回路に
もそのまま本発明が適用できる。 次に、DA回路132
の構成に関し、他の実施例を示し、説明する。
【0035】図6は、一次位相同期回路のループゲイン
が外部から設定可能なDA回路の構成例を示している。
図中、201はレジスタ、202は固定電流源、203は可変電
流源、204は電流選択回路を示し、図1と同一のものに
は、同符号を付した。DA回路132は、固定電流源202、
あるいは、可変電流源203の電流値を基準とし、電流ス
イッチ141、142を介して、端子FC、FRに電流を出力する
ものである。電流選択回路204は、信号MSEL="1"の時、
可変電流源203を、また、MSEL="0"の時、固定電流源202
を選択する。したがって、固定電流源202は、二次位相
同期動作時の基準電流であり、可変電流源203は、一次
位相同期動作時の基準電流である。ここで、一次位相同
期回路におけるDA回路132の基準電流は、レジスタ201に
より外部から設定できるようにしたもので、マイコン10
3等によりレジスタ201を設定し、一次位相同期回路動作
時のDA回路132の電流を可変にすることができる。本
構成のDA回路は、本発明の位相同期回路を含めた信号
処理回路のLSI化時に有効で、LSIのユーザが位相同期時
間を任意に設定できるため、LSIの汎用性を高めること
ができる。
【0036】同様に、一次位相同期回路のループゲイン
が外部から設定可能なDA回路の他の構成例を、図7に
示す。図中、211はDA回路を示し、その他、図6と同様
のものには同符号を付した。本実施例では、2つのDA
回路を設け、位相同期動作とデータ再生動作を切り替え
たときの過渡的なサンプリングクロックの位相変動を抑
える構成例である。DA回路132は、二次位相同期回路
で使用するものであって、固定電流源202により出力電
流が決定されている。一方、DA回路211は、一次位相
同期回路で使用するものであって、レジスタ201の設定
値によって設定可能な可変電流源203が接続されてお
り、マイコン103等により、外部設定が可能である。D
A回路132、211で発生した電流は、電流スイッチ141、1
42によって、一次位相同期回路時、端子FRへ、二次位相
同期回路時、端子FCに出力される。このような構成をと
ることにより、DA回路は回路規模が増大してしまう
が、図6の構成のように基準電流源を切り替えないた
め、DA回路内部の電流変動がフィルタ回路に出力され
ない。したがって、位相同期動作切替時の位相変動を抑
えることができる。
【0037】同様に、一次位相同期回路のループゲイン
が外部から設定可能なDA回路の他の構成例を、図8に
示す。図中、221、222は論理積回路を示しており、その
他、図6と同一のものには同符号を付した。本実施例で
は、上述の電流スイッチ141、142のON抵抗の影響を低減
する構成である。DA回路132は、論理積回路221を介し
て位相誤差を受け、固定電流源202を基準に電流を、端
子FCに出力する。DA回路211は、論理積回路222を介し
て位相誤差を受けとり、レジスタ201の設定値により設
定可能な可変電流源203を基準に端子FRに電流を出力す
る。ここで、シーケンサ129の出力する信号MSEL="1"の
時、すなわち、一次位相同期動作時、論理積回路221の
出力は、位相誤差信号DPによらず、"0"となる。よっ
て、DA回路132の出力は、電流の入出力が発生しない
ため、端子FCは、開放状態と同じになる。一方、論理積
回路222は、位相誤差信号DPをDA回路211に伝送し、端
子FRには、位相誤差に対応した電流が流れる。したがっ
て、電流スイッチ141、142がなくても同様に一次位相同
期回路の構成が実現できる。逆に、信号MSEL="0"の時
は、DA回路132が動作し、DA回路211の出力が"0"と
なるため、二次位相同期回路の構成が実現できる。
【0038】次に、フィルタ回路133とVCO回路136と
が擬似差動特性を有し、等記録密度に対応した位相同期
回路の一実施例を図9に示す。図中、300は符号反転回
路、301は固定電流源、302は電流選択回路、303は基準
電圧、304はgmアンプ、305は電流加算器、306は電流
制御発振器、307は電流分配回路、308は可変電流源、30
9はレジスタを示し、他のもので同一機能のものには同
符号を付した。DA回路211は、抵抗135に流れる電流量
を制御するものであり、位相同期動作時、すなわち、一
次位相同期回路を構成する時は、レジスタ201、可変電
流源203で設定される電流を基準に動作し、データ再生
時、すなわち、二次位相同期回路を構成する時は、固定
電流源301を基準に動作する。DA回路132は、コンデン
サ134に流す電流量を制御するものであって、論理積回
路221、符号反転回路300を介して、電流分配回路307の
発生する電流を基準に動作する。論理積回路221は、デ
ータ再生動作時(信号MSEL="0")のみ位相誤差PDを符号反
転回路300に出力し、位相同期動作時(信号MSEL="1")、
出力値が"0"になるように、符号反転回路300を介して、
DA回路132に"0"を出力する。符号反転回路300は、位
相誤差DPの符号を反転してDA回路132に出力するもの
である。コンデンサ134の電位は、後述するgmアンプ
の負側に入力されて検出されるため、符号反転回路300
により、逆極性の電流をコンデンサ134に流し、基準電
圧303に対し負の電位を制御の正方向に対応させてい
る。フィルタ回路133は、基準電圧303を基準電位とし、
コンデンサ134、抵抗135で構成される。VCO回路136
は、端子FR、FCの電位差で発振周波数を決定するもので
あって、このうち、gmアンプ304は、端子間の電位差
に応じた電流値を出力し、電流加算器305は、電流分配
回路307の電流を加算し、VCO回路136の発振周波数を
変化させる。また、電流制御発振器306は、与えられた
電流値により、サンプリングクロックの周波数を変化さ
せる。レジスタ309に設定された可変電流源308の電流値
を電流分配回路307を介して与えられる基準電流によ
り、VCO回路136の発振周波数は、電流加算器305で行
われ、また、ゲインは、gmアンプ304、電流制御発振
器306で行われる。ここで、レジスタ309に設定される数
値は、内周、外周かを示すもので、例えば、ゾーン番号
などが挙げられる。
【0039】以上説明した回路構成で、一次、および、
二次の位相同期回路は、以下のように動作する。
【0040】(1)一次位相同期回路(MSEL="1") DA回路211は、レジスタ201で設定された可変電流源20
3の電流を基準に、抵抗135に発生する電圧を制御する。
DA回路132は、論理積回路221により非動作となるた
め、コンデンサ134の電位は、保持される。VCO回路1
36の発振周波数は、端子FC、FR間の電位差で決定される
ため、位相制御は、DA回路211と抵抗135のみで行われ
る。ここで、DA回路211から流れる電流値をi1、抵抗
135の抵抗値をR、コンデンサ134の初期電圧をVcとす
ると、VCO回路136の入力差動電圧Vvcoは、数5のよ
うに表される。
【0041】Vvco = i1・R+Vc
【数5】 数5は、上述の数1と同一の式であるため、本実施例の位
相同期回路は、一次形であることがわかる。等密度記録
に対応した一次位相同期回路は、VCO回路136のゲイ
ン、発振周波数を変化させれば良く、レジスタ309に設
定された値にしたがって、gmアンプ304、電流制御発
振器306のゲインを、また、電流加算器305に加算する電
流を変化させる。具体的には、データ転送周波数が2倍
なら、VCO回路136のゲインを2倍、発振周波数を2倍
に、それぞれ、設定する。レジスタ201は、一次位相同
期回路のゲインを微調整するためのもので、データ転送
周波数とは、無関係に設定されるものである。以上のよ
うに、等密度記録に対応した一次形位相同期回路を構成
した。
【0042】(2)二次位相同期回路(MSEL="0") DA回路211、132ともに動作し、抵抗135、コンデンサ1
34に、位相誤差に対応した電流値が流れる。MSEL="0"の
時、位相比較器、レジスタ309の設定値によって、電流
加算器305を介して、発振周波数を変化させ、また、V
CO回路136のゲインは、gmアンプ304、電流制御発振
器306によって、変化させる。
【0043】DA回路211から流れる電流値i1、DA回
路132から流れる電流値i2、抵抗135の抵抗値をR、コ
ンデンサ134の容量をC、ラプラス演算子をsとする
と、VCO回路136の入力差動電圧Vvcoは、数6のよう
に表される。
【0044】Vvco(s) = i1・R+i2/(s・C))
【数6】 DA回路211、132の電流値i1、i2を数7のように示す
と、数6は、数8のように変形される。
【0045】i1 = k・i2
【数7】
【0046】Vvco(s) = i2(k・R+1/(s・C))
【数8】 数8は、抵抗値Rをk倍した点を除けば、数3と同じであ
る。したがって、本実施例の位相同期回路は、二次形で
あることがわかる。ここで、等密度記録に対応した二次
形位相同期回路は、上述したように、ゲイン可変手段、
発振周波数可変手段、遮断周波数可変手段が必要で、本
実施例の構成のうち、各手段と回路は、以下のように対
応している。ゲイン可変手段は、電流分配回路307を基
準としたDA回路132と、VCO回路136で実現してお
り、データ転送速度が2倍なら、DA回路132の電流値を
2倍、さらに、VCO回路136のゲインを2倍とする。発
振周波数可変手段は、VCO回路136内の電流加算器305
によって実現している。遮断周波数可変手段は、DA回
路211の基準電流を固定電流源301としたことで実現して
いる。これは、DA回路211の電流を固定し、DA回路13
2の電流をデータ転送速度に比例させたため、数8に示
す係数kが、データ転送周波数に反比例する。したがっ
て、数8より、フィルタ回路133の遮断周波数は、係数k
に対し反比例、すなわち、データ転送周波数に比例して
変化する。以上のように、等密度記録に対応した二次形
位相同期回路を構成した。
【0047】以上述べたように、位相同期動作を行う一
次位相同期回路は、抵抗135にのみ電流を流し、コンデ
ンサ134の電位を固定する構成とし、論理積回路221によ
りこの動作を行っている。一方、データ再生動作を行う
二次位相同期回路は、DA回路211、132を同時に動作さ
せ、抵抗135、コンデンサ134の電位をそれぞれ制御する
ことで実現できる。
【0048】本実施例は、等密度記録とデータ転送速度
の高速化に対応した位相同期回路に、本発明の位相同期
回路とを組み合わせた例を示したが、一次位相同期回路
を構成するために必要な回路は、非常に少なく、論理積
回路221、電流選択回路302、可変電流源203、レジスタ2
01のみであり、容易に本発明の位相同期回路を構成でき
る。
【0049】また、本実施例では、説明の都合上、書き
込み基準クロックとの位相同期回路を省略したが、図3
のような構成で、同様に実現できる。
【0050】次に、上述のフィルタ回路133とVCO回
路136とが擬似差動特性を有し、等記録密度に対応した
位相同期回路の他の一実施例を図10に示す。図中、321
は可変電流源、322はレジスタを示し、他の同一機能の
ものには同符号を付した。本実施例において、一次位相
同期回路は、DA回路211、抵抗135、VCO回路136で
構成される。この時、論理積回路221は、コンデンサ134
の電位を保持するためにあり、信号MSEL="1"時、DA回
路132の電流入出力はない。一方、二次位相同期回路
は、DA回路211、132、抵抗135、コンデンサ134、VC
O回路136より構成される。本実施例では、基準電圧303
が抵抗に接続されており、一次位相同期回路を構成する
場合には、上述の動作と同一であるが、二次位相同期回
路を構成する場合には、多少、異なる。二次位相同期回
路では、DA回路132、211が同時に動作するため、抵抗
135には、DA回路132とDA回路211の電流が同時に流
れる。DA回路132の電流は、データ転送周波数に比例す
るため、DA回路211を固定電流とすると、抵抗135に流れ
る電流は、データ転送速度に比例せず、フィルタ回路13
3の遮断周波数は、データ転送周波数に比例しない。こ
のため、抵抗135に流れる電流の和がデータ転送速度に
比例するように、可変電流源321、レジスタ322によっ
て、調整する。以上のような実施例でも一次形、二次形
の位相同期回路を容易に構成できる。
【0051】以上説明したDA回路の一実施例では、二
次位相同期回路の基準電流を固定して説明したが、一次
位相同期回路の基準電流を固定し、二次位相同期回路の
基準電流を可変にしても良い。この場合、本位相同期回
路を使用するユーザは、位相同期動作の位相同期時間が
固定になってしまうが、データ再生動作時の特性、つま
り、読み出し波形に混入した雑音によるサンプリングク
ロックの揺らぎ(ジッタ)を外部から制御可能となり、デ
ータ再生性能を可変にできる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、等化器の位相遅延によ
るデータ再生開始時の位相再同期が低減できる。また、
一次形位相同期回路を構成することで、位相同期動作の
高速同期が実現でき、位相同期領域(図2のPLOSYNC部
分)の削減が可能となる。これにより、磁気記録再生装
置の記憶容量向上が図れる。さらに、書き込み基準クロ
ックとの位相同期回路を設けることで、一次形位相同期
回路の定常位相誤差を低減できるため、データ再生開始
時の位相再同期が低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による磁気ディスク装置のブ
ロック図。
【図2】図1に示した位相同期回路の制御シーケンス。
【図3】本発明の他の実施例による磁気ディスク装置の
ブロック図。
【図4】図3に示した位相同期回路の制御シーケンス。
【図5】本発明の他の実施例による磁気ディスク装置の
ブロック図。
【図6】DA回路の他の実施例。
【図7】DA回路の他の実施例。
【図8】DA回路の他の実施例。
【図9】位相同期回路の他の実施例。
【図10】位相同期回路の他の実施例。
【図11】図3の磁気ディスク装置に示した他の位相同
期回路の実施例。
【図12】一次形、及び、二次形位相同期回路の開ルー
プ周波数特性。
【符号の説明】
131…位相検出回路 132…DA回路 133…フィルタ回
路 134…コンデンサ 135…抵抗 136…VCO回路 141,142…電流スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 章彦 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 斉木 栄作 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 星野 正和 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内 (72)発明者 下川 龍志 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号に同期したクロック信号を生成する位
    相同期システムにおいて、周波数特性が、1つの極を有
    する1次位相同期装置と、2つ以上の極を有する高次位
    相同期装置とを設け、該1次位相同期装置と該高次位相
    同期装置とを選択して位相同期を行うことを特徴とする
    位相同期システム。
  2. 【請求項2】クロック信号によって信号をサンプリング
    する標本化手段と、該サンプリングされた信号から位相
    を検出する位相検出手段と、該位相検出手段により検出
    された位相を制御量に変換する変換手段と、周波数特性
    が1つ以上の極を有するフィルタ手段と、該フィルタ手
    段の出力に対応した該クロック信号を発生するクロック
    発生手段を有する高次位相同期装置において、該フィル
    タ手段の周波数特性が極を持たないものかまたは、1つ
    以上の極を有するフィルタに切り替える選択手段を設
    け、該位相検出手段、該変換手段、該選択手段によって
    選択された極を持たない該フィルタ手段、該クロック発
    生手段により1次位相同期装置を構成し、該位相検出手
    段、該変換手段、該選択手段によって選択された1つ以
    上の極を有する該フィルタ手段、該クロック発生手段に
    より高次位相同期装置を構成し、該1次位相同期装置と
    該高次位相同期装置とを選択して位相同期を行うことを
    特徴とする位相同期システム。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の位相同期システムにおい
    て、上記1次位相同期装置を動作させたのち、上記高次
    位相同期装置を動作させることを特徴とした位相同期シ
    ステム。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の位相同期システムにおい
    て、基準クロックと上記クロック信号との位相差を検出
    する第2の位相検出手段と、該第2の位相検出手段で検
    出した位相差を上記変換手段に出力する数値変換手段と
    を設け、該第2の位相検出手段、該数値変換手段、上記
    変換手段、上記フィルタ手段、上記クロック発生手段に
    よって構成される基準クロック位相同期システムを設け
    たことを特徴とする位相同期システム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の位相同期システムにおい
    て、上記基準クロック位相同期システムを動作させたの
    ち、上記1次位相同期装置を動作させ、さらに、上記高
    次位相同期装置を動作させることを特徴とした位相同期
    システム。
  6. 【請求項6】請求項2に記載の位相同期システムにおい
    て、上記変換手段の変換ゲインを可変にする第1の可変
    手段と、上記フィルタ手段の周波数特性を可変する第2
    の可変手段と、上記クロック発生手段の制御量に対する
    クロック周波数の変換ゲインを可変にする第3の可変手
    段を設け、上記クロック周波数の変化に対応して、該第
    1、第2、第3の可変手段を連動して変化させることを
    特徴とした位相同期システム。
  7. 【請求項7】請求項2に記載の位相同期システムにおい
    て、上記変換手段の変換ゲインを上記選択手段の選択条
    件に連動して変化させる可変手段を設けたことを特徴と
    する位相同期システム。
  8. 【請求項8】請求項2に記載の位相同期システムにおい
    て、上記変換手段をON/OFF可能な第1、および、
    第2の変換手段で構成し、上記選択手段に連動して、上
    記1次位相同期装置が動作する場合に該第1の変換手段
    のみONとし、上記高次位相同期装置が動作する場合に
    該第2の変換手段がONになることを特徴とする位相同
    期システム。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の位相同期システムにおい
    て、第1の変換手段の変換ゲインを変化させる可変手段
    を設けたことを特徴とする位相同期システム。
  10. 【請求項10】記録する情報を記録信号に変換する記録
    信号処理手段と、再生する信号を再生情報に変換する再
    生信号処理手段を有する信号記録再生装置において、該
    再生信号処理装置に、上記請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9の位相同期システムを含んでいることを
    特徴とする信号記録再生装置。
  11. 【請求項11】基準クロック位相同期システムを有する
    請求項10に記載の信号記録再生装置において、上記基
    準クロックが、上記記録信号処理装置の動作クロックで
    あることを特徴とする信号記録再生装置。
  12. 【請求項12】請求項10、11に記載の信号記録再生
    装置のうち少なくとも1つを集積化した信号記録再生LS
    I。
  13. 【請求項13】情報を記録する記録媒体と、該記録媒体
    への記録、及び、再生を行う制御装置を有する情報記録
    再生装置において、該制御装置に請求項10、あるい
    は、11項記載の信号記録再生装置を含むことを特徴と
    する情報記録再生装置。
  14. 【請求項14】上記位相同期システムは、複数の信号周
    波数帯域に同期可能であり、該複数の信号周波数帯域に
    連動して上記一次位相同期装置と高次位相同期装置の極
    の周波数を変化させることを特徴とする請求項1記載の
    位相同期システム。
  15. 【請求項15】上記選択手段は、2つの電流スイッチを
    有し、一方の電流スイッチを短絡させることによりフィ
    ルタ手段の周波数特性が極を持たないフィルタにし、他
    方の電流スイッチを短絡させることによりフィルタ手段
    の周波数特性が1つ以上の極を有するフィルタに切り替
    えるものであり、上記1次位相同期装置は、該選択手段
    の電流スイッチの一方を短絡させることにより、位相検
    出回路、DA回路、抵抗、VCO回路で構成し、上記高
    次位相同期装置は、該選択手段の電流スイッチの他方を
    短絡させることにより、位相検出回路、DA回路、抵抗
    とコンデンサ、VCO回路で構成することを特徴とする
    請求項2記載の位相同期システム。
JP6239853A 1994-10-04 1994-10-04 位相同期システム Pending JPH08107352A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6239853A JPH08107352A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 位相同期システム
US08/536,264 US5805024A (en) 1994-10-04 1995-09-29 Phase lock loop system including a primary phase lock loop apparatus and a high order phase lock loop apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6239853A JPH08107352A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 位相同期システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08107352A true JPH08107352A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17050854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6239853A Pending JPH08107352A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 位相同期システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5805024A (ja)
JP (1) JPH08107352A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7825739B2 (en) 2008-01-16 2010-11-02 Sony Corporation Signal processing circuit, signal processing method, and playback apparatus

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100289821B1 (ko) 1997-08-21 2001-05-15 윤종용 데이터검출기및그방법
KR100289714B1 (ko) * 1997-08-21 2001-05-15 윤종용 데이터검출기및그방법
US6028727A (en) * 1997-09-05 2000-02-22 Cirrus Logic, Inc. Method and system to improve single synthesizer setting times for small frequency steps in read channel circuits
US6441661B1 (en) * 1998-06-30 2002-08-27 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha PLL circuit
US6526113B1 (en) * 1999-08-11 2003-02-25 Broadcom Corporation GM cell based control loops
US6624668B1 (en) 2000-11-08 2003-09-23 Xilinx, Inc. Digitally programmable phase-lock loop for high-speed data communications
US6462594B1 (en) * 2000-11-08 2002-10-08 Xilinx, Inc. Digitally programmable phase-lock loop for high-speed data communications
US7006589B2 (en) * 2001-04-25 2006-02-28 Texas Instruments Incorporated Frequency synthesizer with phase restart
US6952124B2 (en) * 2003-09-15 2005-10-04 Silicon Bridge, Inc. Phase locked loop circuit with self adjusted tuning hiep the pham
US7123429B2 (en) * 2004-02-26 2006-10-17 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method and apparatus for providing write pre-compensation using a read timing path
JP2006252681A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Hitachi Ltd 光ディスク装置及びpll回路
JP4665597B2 (ja) * 2005-05-10 2011-04-06 ソニー株式会社 位相同期装置および方法、データ再生装置および方法、並びに、プログラム
US9373349B1 (en) * 2015-05-29 2016-06-21 Seagate Technology Llc Relaxing media design constraints with two-dimensional magnetic recording

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4855689A (en) * 1987-02-13 1989-08-08 Hughes Aircraft Company Phase lock loop with switchable filter for acquisition and tracking modes
JP2938562B2 (ja) * 1990-11-28 1999-08-23 株式会社日立製作所 位相同期回路ic
US5220466A (en) * 1991-05-21 1993-06-15 International Business Machines Corporation Method and apparatus for digital filter control in a partial-response maximum-likelihood disk drive system
JP2574106B2 (ja) * 1992-09-01 1997-01-22 富士通株式会社 磁気ディスク装置のクロック再生回路
US5442492A (en) * 1993-06-29 1995-08-15 International Business Machines Corporation Data recovery procedure using DC offset and gain control for timing loop compensation for partial-response data detection

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7825739B2 (en) 2008-01-16 2010-11-02 Sony Corporation Signal processing circuit, signal processing method, and playback apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US5805024A (en) 1998-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6028727A (en) Method and system to improve single synthesizer setting times for small frequency steps in read channel circuits
KR940011436B1 (ko) 자기디스크 기억장치
JPH08107352A (ja) 位相同期システム
JP3663218B2 (ja) 磁気記録再生装置および位相同期回路
JP2002335155A (ja) 信号生成回路、タイミングリカバリpll,信号生成システム及び信号生成方法
KR200161221Y1 (ko) 대용량 기억 시스템
US5479126A (en) Method and apparatus for programmable damping factor of a phase locked loop
JPH11214990A (ja) フェ−ズ・ロック・ル−プ
JP2991686B2 (ja) 等化器特性補正機能を有する光ディスク再生装置
JPH11176111A (ja) 光ディスク装置
JP2001135038A (ja) Pll回路及びデータ読み取り装置
JPH09115238A (ja) マルチ倍速の光ディスク再生装置のスピンドルサーボ回路
JP3371664B2 (ja) 位相同期装置及び磁気記録再生装置
US5463504A (en) Magnetic disk system and waveform equalizer therefor
JP4129711B2 (ja) Pll回路
JPH09153795A (ja) 位相同期ループ回路、信号処理装置及び集積回路
JPS6111973A (ja) 自己同期クロツク再生位相同期制御回路
JPH08186489A (ja) Pll装置およびそれを備える信号再生装置
JP3248508B2 (ja) 光ディスク再生装置用pll回路及びそのオープンループゲインの連続的増加方法
JPH06251303A (ja) アナログ信号処理回路
JP2876602B2 (ja) デジタルディスク再生装置の同期検出装置
JPH0963206A (ja) データ再生装置における識別用クロックの同期方法およびデータ再生装置
JPS62257676A (ja) コンパクトデイスクプレ−ヤ
JP3240683B2 (ja) 磁気ディスクシステム及び波形等化装置
EP0914716A2 (en) Frequency synthesizer, particularly for use in a channel ic for hard disks

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031222