JPH0811009B2 - 水田作業車における作業部昇降装置 - Google Patents

水田作業車における作業部昇降装置

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JPH0811009B2
JPH0811009B2 JP60204139A JP20413985A JPH0811009B2 JP H0811009 B2 JPH0811009 B2 JP H0811009B2 JP 60204139 A JP60204139 A JP 60204139A JP 20413985 A JP20413985 A JP 20413985A JP H0811009 B2 JPH0811009 B2 JP H0811009B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、乗用田植機等の水田作業車において、植付
部等の作業部を昇降制御する作業部昇降装置に係り、詳
しくは植付深さ調節時におけるフロートの姿勢制御に関
する。
(ロ)従来の技術 一般に、乗用田植機は、手動操作位置及び自動位置に
操作し得る昇降制御レバーを備えており、該レバーの手
動操作にて植付部を昇降制御すると共に、該レバーの自
動位置にて、植付部のフロートに作用する土圧を感知し
て適正植付位置になるように植付部を自動昇降制御す
る。
更に、乗用田植機には、感度調節レバーが設けられて
おり、自動制御時において、圃場条件により、フロート
前部が沈下して泥を押したり、又は逆に田面から浮きぎ
みで走行することを防止するように構成されている。即
ち、感度調節レバーは、フロート前部と油圧制御バルブ
とを連結するリンク機構の所定リンク支点に連結してお
り、硬い圃場の場合はフロートが前上りになりかつ軟い
圃場ではフロートがフラットになるよう調節する。更
に、該感度調節レバーは、植付部を昇降制御する油圧制
御バルブの戻しスプリングにも関連しており、硬い圃場
ではスプリングを強く設定しかつ軟い圃場ではスプリン
グを弱く設定するように構成されている。
そして、一般に、乗用田植機は、植付深さを変更すべ
く、フロートの後部枢支点を上下調節し得るように構成
されているが、近時、特開昭59-51711号公報に示される
ように、フロート後部枢支点を上下調節するアームの枢
支点をリンク機構を介してフロート前部のパンタグラフ
機構吊下げ点に連結して、植付深さ調節によっても、フ
ロート全体の支持状態を一定に保ち、フロート接地圧変
動に基づく自動制御時における昇降制御に悪影響を及ぼ
さないようにする乗用田植機も提案されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上述フロートの姿勢保持装置を有する田植機
は、フロート前部の吊下げ点を変更するため、該吊下げ
点の変更にかかわりなく一定状態にて該フロート前部を
油圧制御バルブに連動するのは困難である関係上、フロ
ート後部を枢支するアームに油圧制御バルブを連動し
て、自動昇降制御を行なっている。このため、フロート
に作用する土圧に対応する該フロートの動きがにぶくな
り、特に軟かい圃場の場合におけるフロートの土圧感知
感度が不充分になる虞れがある。更に、該フロートの姿
勢保持装置では、上述感度調節レバーによる感度調節装
置を設置するのが困難であり、圃場条件に応じて最適な
自動昇降を行うことができない虞れがある。
そこで、本発明は、フロート前部に自動制御用のリン
ク機構を連結すると共に、該リンク機構に感度調節装置
を介在できるものでありながら、植付深さ調節によって
も、フロートが略々同一姿勢を保持するように構成し、
もって上述問題点を解消した水田作業車における作業部
昇降装置を提供することを目的とするものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とするも
のであって、走行機体5に、フロート14を有する作業部
10を油圧シリンダ装置19にて昇降支持すると共に、該油
圧シリンダ装置を制御する油圧制御バルブ35を配設し、
更に前記フロート14がその後部支点59bを中心にしてそ
の前部を上下移動自在に吊下げられ、かつその前部を該
フロートに連結されている感知プレート62及びリンク機
構75a,75b,39,41,42を介して前記油圧制御バルブ35に連
動して、該フロートに作用する土圧変動に基づく該フロ
ートの上下移動により前記油圧制御バルブを制御してな
る水田作業車において、 前記走行機体に配置された感度調節レバー21と、 前記感知プレート62に形成された長孔62b、該感知プ
レートに連結するリンク機構に設けられかつ前記長孔に
嵌挿しているピン72及び該ピンを前記長孔の一端に向け
て付勢するスプリング76を有する感知プレート62の作用
長変更機構と、 前記ピン72と前記感度調節レバー21とを連結するワイ
ヤ71と、 前記フロートの後部支点59bを上下に調節する植付深
さ調節レバー68と、 前記リンク機構におけるフロート前部近傍のリンク75
a,75bの支点を支持しかつ固定部材73に枢支(74a)され
ている支点枠74と、 該支点枠74と前記フロートの後部支点59bとを連結す
る連結手段59,65と、を備え、 前記感度調節レバー21の操作に基づき、前記ピン72を
前記長孔62bに沿ってかつ前記スプリング76に抗して又
は順じて移動することにより、前記感知プレート62とフ
ロート14との連結点62aと前記ピン72との間の長さから
なる前記感知プレートの作用長Lを変更して前記フロー
ト14の姿勢を変更し、かつ前記植付深さ調節レバー68に
よるフロート後部支点59bの上下動によっても、前記リ
ンク機構及び感知プレートは、前記感度調節レバーに基
づく前記フロートの所定姿勢を保持してなる、 水田作業車における作業部昇降装置にある。
(ホ)作用 以上の構成に基づき、昇降制御レバー20の自動位置A
では、油圧制御バルブ35はフロート14に作用する土圧に
基づき自動制御される。例えば、フロート14に土圧が作
用してその前部が持上がると、感知プレート62を介して
リンク機構例えば揺動アーム75a,75bが第1図反時計方
向に回動し、更に感知ロッド39及びアーム41を介して連
牽リンク42を戻しスプリング53に抗して第6図左方向に
移動し、油圧制御バルブ35を自動上げ位置uに移動して
作業部16を上昇する。反対に、フロート14に作用する土
圧が小さくその前部が下がると、制御バルブ35は自動下
げ位置dに移動して作業部10を下降する。
そして、軟かい圃場の場合、感度調節レバー21を高感
度位置H方向に回動する。すると、ワイヤ71が引張られ
て感知プレート62の長孔62bに嵌合しているピン62bがア
ウタ止めに近づき、感知プレート62の作用長L1が長くな
る(第5図)。この状態では、フロート14の姿勢が前下
がりになり、土圧に対してフロート14は敏感に反応す
る。また反対に、硬い圃場の場合、感度調節レバー21を
低感度位置L方向に回動する。すると、感知プレート62
の作用長L2が短かくなり、これによりフロート姿勢が前
上りになりフロート14の反応はにぶくなる。
また、植付深さ調節レバー68を調節すると、例えば横
軸67及びプレート66,66aを介して中央センサフロート1
4、左右フロート14′,14′における各アーム59が回動さ
れ、各フロートは一斉にその後部支点59bが上下に調節
される。更に、センサフロート14においては、アーム59
の回動に伴い、連結手段例えばロッド65を介して支点枠
74が枢支点74aを中心に回動し、揺動アーム75a,75bの支
軸75を、後部支点59bの上下動に同期して上下に調節さ
れる。従って、上述植付深さの調節によっても、フロー
ト14は感度調節レバー21に基づく所定姿勢に保持され、
かつリンク機構を介しても油圧制御バルブ35との関係も
変化することはない。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
乗用田植機1は、第12図に示すように、前輪2及び後
輪3により支持されている走行機体5を有しており、該
走行機体5にはその前輪前方部分にエンジン6が搭載さ
れていると共に、前後輪の中間部分即ち機体重心部分に
シート7を位置するように運転席9が配設されている。
更に、走行機体5の後方にはリンク8を介して植付部10
が昇降自在に支持されており、該植付部10には多数のプ
ランタ11…、フロート14及びマット苗を縦方向に2枚半
載置し得る長い苗のせ台I2が備えられている。また、走
行機体5における前部ミッションケース16とリンク8に
固設されたブラケット17との間には油圧シリンダ装置19
が配設されており、後述する油圧制御バルブによる油圧
シリンダ装置19の伸縮に基づき、植付部10が昇降作動す
る。
そして、第6図に示すように、運転席9にはそのシー
ト側方に植付部昇降制御レバー20及び感度調節レバー21
が配設されている。昇降制御レバー20は枢支板22に設け
られたピン23に左右方向揺動自在に支持されており、か
つ枢支板22はシート支柱25の側方に固定されているブラ
ケット25aに水平方向に突出しているピン26に回転自在
に支持されている(第8図参照)。更に、ブラケット25
aにはカムアーム27が回動自在に支持されており、該ア
ーム27のカム面27aには枢支板22に設けたローラ22aが転
接していると共に、該カムアーム27の他端はワイヤ24及
びスプリング28を介してプランタクラッチアーム31に連
結されている。そして、枢支板22にはロッド29を介して
連牽アーム30が連結されており、該連牽アーム30には長
方形の孔30aが形成されている。また、第9図に詳示す
るように、支柱25にはアーム32がピン33にて回転自在に
支持されてり、該アーム32の先端ピン32aが長方形孔30a
に係合していると共に、その他端にピン32bが植設され
ている。一方、シート支柱25にはロータリスプールバル
ブからなる油圧制御バルブ35が設置されており、第10図
に詳示するように、そのスプールと一体の軸35aに長孔3
6aを有するプレート36が固定されていると共に、該軸35
aに回動自在にアーム37が支持されており、そして前記
ピン32bが長孔36aを貫通して該アーム37に当接するよう
に延びている。また、植付部10のフロート14から延びて
いる感知ロッド39(第6図参照)がフロート40に回転自
在に支持されているアーム41を介して連牽リンク42に連
結されており、該リンク42の先端に前記アーム37が連結
されている。更に、該連牽リンク42の中間耳部にはピン
43が植付きれており、該ピン43と前記ピン32bとの間に
スプリング45が張設されている。
そして、昇降制御レバー20は、第6図及び第11図に示
すように、ガイド板46のガイド溝46aに沿って、上げ位
置U、固定位置N、下げ半自動位置D及び自動位置Aに
切換え制御され、かつ油圧制御バルブ35の制御プレート
36は、上げ位置U(上げ範囲U′)、アンダラップR、
固定位置N(固定範囲N′)、下げ半自動範囲D及び自
動範囲Aに切換え制御される。なお、上げ位置U及び固
定位置Nはレバー20にて強制的にバルブ35が制御される
が、下げ半自動範囲D及び自動範囲Aでは連牽アーム30
の長方形孔30aの遊び範囲内にて、植付部10からの感知
ロッド39を介する連牽リンク42にて制御され、自動範囲
Aにおいては、下げd、固定n、アンダーラップr及び
上げuの各位置に切換え制御され、かつ下げ半自動範囲
Dでは自動範囲Aの下げd及び固定位置nを含む範囲に
て制御される。更に、第8図に詳示するように、制御レ
バー20とピン32aとの間にはスプリング47が張設されて
おり、該スプリング47が自動範囲Aでは張力が余り作用
しないように設定されている。また、連牽リンク42に植
設されたピン43は自動範囲Aの開始位置(下げ開始位
置)Bにてシート支柱25に当接し、それ以上の手動制御
方向回動位置にてリンク42の動きを規制してスプリング
47に基づき制御プレート36に張力を付与して上げ位置U
と下げ位置Nとの間にトグル機構を構成し、またそれ以
下の回動位置(自動範囲A)ではピン32bがアーム37に
常に当接するように付勢して、該アーム37にて制御プレ
ート36が制御される。
一方、感度調節レバー21は、第6図及び第7図に詳示
するように、枢支板50に横方向回動自在に支持され、か
つ該枢支板50はシート支柱25に植設されたピン51に縦方
向回動自在に支持されており、従ってガイド板46の多数
の係合溝のあるガイド溝46bに沿って高感度(軟圃場)
位置Hと低感度(硬圃場)位置Lに亘って多段階に切換
えられる(第11図)。更に、枢支板50にはプレート52が
固定されており、該プレート52の先端と前記連牽リンク
42の先端には戻しスプリング53が張設されている。
また、第1図に示すように、植付部10は昇降リンク8
後端部の支え枠55に設置されたローリング軸56により、
左右方向ローリング自在に支持されている。そして、植
付部10におけるフロート14詳しくは中央に位置するセン
サフロート14は、第1図及び第3図に示すように、その
後両側部分をそれぞれベルクランク状アーム59にピン59
bにて枢支されていると共に、その中央中心部をパンタ
グラフ機構60を介して伝動ケース61に上下自在に支持さ
れており、更にその前部分に感知プレート62が枢支・連
結されている。なお、第3図に示すように、支え枠55の
中心部にローリング軸56があるため、該ケースに走行機
体5から動力を伝達する入力軸61bは、センサフロート1
4の中心線から右方向に所定量ずれて配置されており、
従って植付部10の重心は中心より右方向に偏位してい
る。また、上記2個のベルクランク状アーム59は伝動ケ
ースの伝動パイプケース61aから延びているブラケット6
3にピン63aにて枢支されており、更に該アーム59の他端
には連結ロッド65がネジ機構により長さ方向調節自在に
連結されていると共にプレート66が連結されている。そ
して、第4図に示すように、左右フロート14,14に亘っ
て、伝動パイプケース61aの上方に横軸67が配設されて
おり、該横軸67には前記プレート66,66の基端部が固定
されていると共に、左右フロート14,14にて、前記中央
フロートに設置されたアーム59と同様なアームに連結さ
れているプレート66a,66aが固定されている。更に、横
軸67の左端部分には植付深さ調節レバー68が固定されて
おり、該レバー68はガイド69に案内されて適宜位置に固
定し得る。従って、該植付深さ調節レバー68を操作する
ことにより、横軸67及び各プレート66,66aを介して中央
センサフロート14、左右フロート14′,14′が一斉にそ
の後部枢支点59bの位置を上下に調節される。
一方、感知プレート62は、第2図及び第3図に詳示す
るように、下端部がフロート14に固定されているブラケ
ット70に連結ピン62aにて枢支されており、かつその上
部中間部に長孔62bが形成されている。なお、感知プレ
ート62のフロート14への連結点62aはフロート14の中心
線よりも、伝動ケース61及び入力軸61bが位置する側に
所定量ずれて、重心位置に近づくように配置されてい
る。更に、該感知プレート62の上端部分にはボーデンワ
イヤ71のアウタ71aが固定されており、該ワイヤのイン
ナ71bに固定されているピン72が前記長孔62bに嵌入して
おり、かつ該インナワイヤ71bの他端は前記感度調節レ
バー21に連結されている(第6図)。そして、リンク支
え枠55の下端部にはブラケット73が固設されており、該
ブラケット73には3角状の支点枠74がピン74aにて支持
されている。更に、支点枠74の一隅部にはフロート後部
から伝動パイプケース61aの下方を通って延びている連
結ロッド65が連結されており、かつその他隅部には支軸
75に固定されて揺動アーム75a及び75bが一体に揺動し得
るように連結されている。そして、一方の揺動アーム75
aの先端には前記ピン72が固定されており、また他方の
揺動アーム75bの先端には前記感知ロッド39が連結され
ている。また、ワイヤ連結ピン72及びフロート連結ピン
62aの間にはスプリング76が張設されており、該スプリ
ング76はワイヤ71bを張って、感度調節レバー21の調節
位置に対応してピン72の位置、即ち前記ワイヤ連結ピン
72とフロート連結ピン62aとの間の長さからなる感知プ
レート62の作用長L(第5図)を位置決め設定する。
ついで、上述構成に基づく本実施例の作用について説
明する。
制御レバー20が固定位置Nにあると、枢支板22、ロッ
ド29、連牽アーム30、アーム32を介して制御プレート36
も固定位置N(範囲N′)にあり、制御バルブ35はホー
ルド状態にあって、油圧シリンダ装置19はそのままの状
態に保持され、植付部10は固定状態にある。
この状態から制御レバー20を上げ位置Uに操作する
と、枢支板22及びロッド29を介して連牽アーム30を下方
に移動する。すると、該アーム30の長方形孔30aの上壁
にてピン32aを下方に移動して、スプリング45の張力に
抗してアーム32を反時計方向に回動し、ピン32bを介し
て制御プレート36を上げ位置U(範囲U′)に回動す
る。これにより、制御バルブ35は圧油を油圧シリンダ装
置19に圧送して該シリンダを伸長し、植付部10を上昇す
る。
また、制御レバー20を下げ半自動位置Dに操作する
と、連牽アーム30が上方に移動し、スプリング45の戻し
力により該アームの長方形孔30aの上壁に追従する形で
ピン32aが上方に移動し、アーム32を時計方向に回動す
る。すると、ピン32bを介して制御プレート36がスプリ
ング45によりピン32bがアーム37に当たるまでもどるこ
ととなり、固定範囲N′を越えて下げ範囲Dに回動す
る。そして、植付部10のフロート14が吊下がっている状
態では、感知プレート62、揺動アーム75a,75b、感知ロ
ッド39及びアーム41並びに戻しスプリング53を介して連
牽リンク42は右方向に押された状態にあって、ピン43が
支柱25に当接した自動範囲Aの下げd開始位置Bにあ
る。従って、制御プレート36は自動下げ位置dにあっ
て、制御バルブ35は油圧シリンダ装置19内の油を排出し
て該シリンダを収縮し、植付部を下降する。この状態
で、フロート14が田面に接して、該田面からの土圧を受
けて上方に回動すると、該動きが感知プレート62等から
なるリンク機構を介して連牽リンク42に伝えられる。そ
して、該リンク42の動きはアーム37に時計方向の動きと
して伝えられ、スプリング45に基づきアーム37と制御プ
レート36は一体に回動する自動制御状態となる。そし
て、フロート14に適当な土圧が作用する適正植付位置に
至ると、アーム37及び制御プレート36が自動範囲Aの固
定位置nになり、制御バルブ35はホールドされて、油圧
シリンダ装置19はその状態に保持され、植付部10は適正
植付位置にて停止する。
なお、上述した制御レバー20の固定位置N、上げ位置
U及び下げ位置Dでは、枢支板22のローラ22aがカムア
ーム27の円弧カム面27aに当接しており、従って該カム
アーム27は時計方向に回動した状態にあって、ワイヤ24
及びスプリング28を介してアーム31は、プランタクラッ
チ切位置に保持されている。
そして、制御レバー20を自動位置Aに操作すると、連
牽アーム30は更に上方に移動してその長方形孔30aに基
づくアーム32の回動範囲も更に時計方向側にずれる。従
って、該アーム32とピン32bを介して連動している制御
プレート36の回動範囲は自動範囲に規定される。この状
態では、フロート14に作用する土圧に基づき、リンク機
構を介して移動する連牽リンク42により制御バルブ35が
制御される。即ち、植付部10が適正植付位置にある場
合、アーム37及びピン32bを介して制御プレート36が固
定位置nにあり、制御バルブ35をホールドして植付部10
をその位置に保持する。この状態から、植付部10が田面
に対して上昇してフロート14に作用する土圧が減少する
と、フロート14の前方が下がり、該動きは感知プレート
62及び長孔62bの所定位置に位置決めされているピン72
を介して揺動アーム75aに反時計方向(第1図)の回転
として伝えられ、更にピン75を介して揺動アーム75bも
同方向に回転して感知ロッド39を引張り、そしてアーム
41を介して連牽リンク42をスプリング53に順じて右方に
移動する。該リンク42の移動はアーム37を反時計方向に
回動し、更にスプリング45に基づきピン32bがアーム37
に当接していることにより、該ピン32bを介してアーム3
7と一体に制御プレート36が下げ位置dに回動し、制御
バルブ35を、油圧シリンダ装置19内の油を排出するよう
に切換え、該シリンダ装置を収縮して植付部10を下げ
る。また反対に、植付部10が下降してフロート14に作用
する土圧が増大すると、フロート14の前方が持上り、該
動きは感知プレート62、揺動アーム75a,75b、感知ロッ
ド39及びアーム41を介して連牽リンク42をスプリング53
に抗して左方に移動してアーム37を時計方向に回動し、
更に該アーム37と一体に制御プレート36を上げ位置uに
回動する。これにより、制御バルブ35が油圧シリンダ装
置19に圧油を圧送するように切換えられ、該シリンダ装
置を伸張して植付部10を適正位置まで上昇する。なおこ
の際、圃場面の凹凸に応じて田植機10はローリング軸56
を中心に左右方向にローリングするが、感知プレート62
のフロート連結点62aは重心に近づいて配置されている
ため、上述ローリングによっても正確にフロート14に作
用する土圧によるフロートの動きを感知プレート62に伝
える。また、第6図に示すように、制御レバー20の自動
位置Aへの回動に基づき、枢支板22のローラ22aがカム
アーム27の円弧カム面27aから外れて凹部27bに係合す
る。すると、該カムアーム27は反時計方向に回動してワ
イヤ24を緩め、スプリング28を介してアーム31を回動
し、プランタクラッチを入れてプランタ11を作動する。
そして、上述自動制御において、圃場が軟かい場合、
感度調節レバー21を高感度位置H方向に設定する。する
と、枢支板50及びプレート52は第6図時計方向に回動
し、戻しスプリング53をその長さが短かくなるように、
即ちスプリング付勢力が弱くなるように調節する。同時
に、ワイヤ71bが引張られ、感知プレート62においてイ
ンナワイヤ連結ピン72とアウタ止めの間隔が短かくなる
ように調節し、従ってピン72aはスプリング76に抗して
長孔62bを上方に移動して、感知プレート62の作用長即
ちフロート連結ピン62aと前記ピン72との間の長さLが
長くなるように設定する(第5図L1)。
この状態では、フロート14は水平田面Dに対して前下
り姿勢になると共に、スプリング53によるフロート14の
接地抗力が小さくなり、従ってフロート14は軟かい泥土
を押し出すことなく、土圧に対して敏感に反応して、植
付部10は適正に昇降自動制御される。
また反対に、圃場が硬い場合、感度調節レバー21を低
感度位置L方向に設定する。すると、戻しスプリング53
はその長さが長くなるように一端をプレート52にて引張
られ、該スプリング53の付勢力が強くなるように調節さ
れる。同時に、ワイヤ71が緩められ、その他端を固定し
ている感知プレート62において、ピン72がスプリング76
により引張られて長孔62bに沿って下方に移動し、該連
結ピン72とアウタ止めの間隔が長くなるように設定され
る。この状態では、第5図にL2にて示すように、感知プ
レート62の作用長は短かくなり、フロート14は水平田面
Dに対して前上り姿勢になると共に、スプリング53によ
るフロート14の接地抗力が大きくなる。これにより、フ
ロート14は浮き上りぎみで滑走し、硬い圃場からなる土
圧の作用を減少して、土圧に対する反応をにぶくし、植
付部10は適正に昇降自動制御される。
そして、プランタ11による苗植付深さを変更すべく、
植付深さ調節レバー68をガイド板69に沿って操作する
と、横軸67を介して中央フロート14、左右フロート1
4′,14′におけるプレート66,66,66a,66aを介して各ア
ーム59…が回動され、これにより各フロートは一斉にか
つ同量その後部支点59bを上下に移動する。更に、セン
サフロート14においては、アーム59の回動に伴い、ロッ
ド65を介して支点枠74が枢支点74aを中心に回動する。
すると、該支点枠74に支持されている揺動アーム75a,75
bの支軸75は、後部支点59bの上下動に同期して略々同量
上下に移動され、従って、フロート14は、感度調節レバ
ー21にて設定された姿勢を保持した状態で、上下に略々
平行に移動調節される。そしてこの状態でも、感知プレ
ート62の作用長L及び戻しスプリング53の付勢力は変化
せず、同じ感度にて自動昇降制御されると共に、感知ロ
ッド39は比較的長いので、揺動アーム75a,75bの支軸75
位置変化はアーム41に影響せず、従って油圧制御バルブ
35の切換え位置が変化することもない。
なおこの際、フロート後部のアーム59と支点枠74と
は、伝動パイプケース61aの下方を通して延びているロ
ッド65にて直接連結しているので、カタが発生すること
がなく、精度の高いフロート姿勢制御が可能であると共
に、フロート14に過大な突上げ方向の荷重が作用して
も、ロッド65は若干座屈変形を生ずるが、それ以上はパ
イプケース61aに当接して変形することはなく、ロッド6
5は径が小さくかつ形状が簡単なもので足りる。また、
フロート後部支点59bとローリング軸56とは一般に長い
距離があり、植付部のローリング発生時、フロート後部
支点59a部分がローリングしても、支点枠74が影響を受
けることが少なく、油圧制御バルブ35の切換え位置に影
響を及ばすことがない。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によると、フロート14
を、その後部支点59bを中心にして前部を上下移動自在
に吊下げ、かつ該前部を感知プレート62及びリンク機構
75a,75b,39,41,42を介して油圧制御バルブ35に連結した
ので、フロート14に作用する土圧変動は、感知プレート
及びリンク機構を介して確実に油圧制御バルブ35に伝達
することができ、フロート14の適応性が良好で、精度の
高い昇降自動制御を行うことができる。
また、感度調節レバー21を調節することにより、ワイ
ヤ71を介してピン72を移動し、感知プレート62の作用長
Lを変更する。これにより、フロート14の姿勢が前下が
り又は前上り方向に変更されてフロートに作用する土圧
変化によるフロートの移動感度が調節される。この際、
ピン72はスプリング76によりワイヤ71bを張る方向に付
勢され、かつ感知プレート62は直接プレート14に連結さ
れているので、感度調節レバー21とフロート14との連動
機構におけるガタ等は吸収され、感度調節レバー21によ
り、高い精度でかつ容易にフロートの土圧感知感度を調
節することができる。
更に、植付深さ調節レバー63によるフロート後部支点
59bを上下動しても、該後部支点の移動を連結手段59,65
を介してリンク機構における所定リンク75a,75bの支点
を変更して、フロートの所定姿勢を保持するので、植付
深さ調節レバー68の操作によっても、感度調節レバー21
による所定感度を維持して、安定した自動昇降制御を行
うことができると共に、植付深さ調節レバー68及び感動
調節レバー65の操作が相互に影響しあうことがなく、操
作が容易となって信頼性をも向上することができる。
また、感知プレート62のフロート連結点62aを作業部
入力軸61b及び伝動ケース61が位置する側に片寄せて配
置すると、作業部(植付部)10にローリングが生じて
も、センサフロート14に作用する重心位置に近いところ
での該フロート14の動きを感知するので、ローリングの
影響が少なく、精度が高くかつ確実な昇降自動制御を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフロート部分を示す側面図、第2
図はその感知プレート部分を示す側面図、第3図はその
一部断面した平面図、第4図は苗のせ台を除いた植付部
を示す平面図、第5図は感知プレート部分の作動を示す
側面図である。また、第6図は昇降制御装置を示す全体
側面図、第7図は感度調節レバー部分を示す正面断面
図、第8図は昇降制御レバー部分を示す正面断面図、第
9図は油圧制御バルブ部分を示す側面図、第10図はその
平面断面図、第11図はガイド板を示す平面図、そして第
12図は本発明を適用し得る乗用田植機を示す全体側面図
である。 1……水田作業車(乗用田植機)、5……走行機体、10
……作業部(植付部)、14……フロート、19……油圧シ
リンダ装置、20……昇降制御レバー、21……感度調節レ
バー、35……油圧制御バルブ、39……感知ロッド、41…
…アーム、42……連牽リンク、52……プレート、53……
戻しスプリング、62……感知プレート、62a……フロー
ト連結点(ピン)、62b……長孔、71……ワイヤ、72…
…連結ピン、75a,75b……揺動アーム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行機体に、フロートを有する作業部を油
    圧シリンダ装置にて昇降支持すると共に、該油圧シリン
    ダ装置を制御する油圧制御バルブを配設し、更に前記フ
    ロートがその後部支点を中心にしてその前部を上下移動
    自在に吊下げられ、かつその前部を該フロートに連結さ
    れている感知プレート及びリンク機構を介して前記油圧
    制御バルブに連動して、該フロートに作用する土圧変動
    に基づく該フロートの上下移動により前記油圧制御バル
    ブを制御してなる水田作業車において、 前記走行機体に配置された感度調節レバーと、 前記感知プレートに形成された長孔、該感知プレートに
    連結するリンク機構に設けられかつ前記長孔に嵌挿して
    いるピン及び該ピンを前記長孔の一端に向けて付勢する
    スプリングを有する感知プレートの作用長変更機構と、 前記ピンと前記感度調節レバーとを連結するワイヤと、 前記フロートの後部支点を上下に調節する植付深さ調節
    レバーと、 前記リンク機構における前記フロート前部近傍のリンク
    の支点を支持しかつ固定部材に枢支されている支点枠
    と、 該支点枠と前記フロートの後部支点とを連結する連結手
    段と、を備え、 前記感度調節レバーの操作に基づき、前記ピンを前記長
    孔に沿ってかつ前記スプリングに抗して又は順じて移動
    することにより、前記感知プレートとフロートとの連結
    点と前記ピンとの間の長さからなる前記感知プレートの
    作用長を変更して前記フロートの姿勢を変更し、かつ前
    記植付深さ調節レバーによるフロート後部支点の上下動
    によっても、前記リンク機構及び感知プレートは、前記
    感度調節レバーに基づく前記フロートの所定姿勢を保持
    してなる、 水田作業車における作業部昇降装置。
  2. 【請求項2】前記フロートが前記感知プレート及びリン
    ク機構に連結するセンサフロートを中心に左右対象に位
    置する多数のフロートからなり、また作業部入力軸及び
    伝動ケースをセンサフロート中心から左右どちらかに片
    寄せて配置し、かつ前記感知プレートのフロート連結点
    を前記センサフロート中心から上記入力軸及び伝動ケー
    スが位置する側に片寄せて配置してなる特許請求の範囲
    第1項記載の水田作業車における作業部昇降装置。
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JPS56102720A (en) * 1980-01-21 1981-08-17 Kubota Ltd Planting depth adjusting divice in rice transplanter
JPS56151403A (en) * 1980-04-23 1981-11-24 Iseki Agricult Mach Planting depth adjuster of rice transplanter

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