JPH08110557A - カメラの駆動切換機構 - Google Patents
カメラの駆動切換機構Info
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- JPH08110557A JPH08110557A JP24430594A JP24430594A JPH08110557A JP H08110557 A JPH08110557 A JP H08110557A JP 24430594 A JP24430594 A JP 24430594A JP 24430594 A JP24430594 A JP 24430594A JP H08110557 A JPH08110557 A JP H08110557A
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Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルムの給送とシャッタ等のチャージを単
一のモータの駆動で行うことにより、カメラの小型化と
コストダウンを可能にするカメラの駆動切換機構を提供
する。 【構成】 モータにより駆動される太陽ギヤー13に噛
合する遊星ギヤー11,14と、この遊星ギヤー11に
選択的に噛合される巻上ギヤー17およびチャージギヤ
ー18と、上記遊星ギヤー14に噛合するフィルムスプ
ールを駆動するためのインターナルギヤー22と、上記
遊星ギヤー11,14を必要に応じて係止する第1,第
2クラッチ板21,25とを備え、第2クラッチ板25
が遊星ギヤー14を係止した際はインターナルギヤー2
2が回動するとともに遊星ギヤー11が巻上ギヤー17
と噛合して巻上スプール2を回動させ、これと逆方向に
太陽ギヤー13が回転した際は遊星ギヤー11がチャー
ジギヤー18と噛合してチャージを行い、第1クラッチ
板21が遊星ギヤー11,14を係止した際はインター
ナルギヤー22が回動してフイルム巻戻を行うカメラの
駆動切換機構。
一のモータの駆動で行うことにより、カメラの小型化と
コストダウンを可能にするカメラの駆動切換機構を提供
する。 【構成】 モータにより駆動される太陽ギヤー13に噛
合する遊星ギヤー11,14と、この遊星ギヤー11に
選択的に噛合される巻上ギヤー17およびチャージギヤ
ー18と、上記遊星ギヤー14に噛合するフィルムスプ
ールを駆動するためのインターナルギヤー22と、上記
遊星ギヤー11,14を必要に応じて係止する第1,第
2クラッチ板21,25とを備え、第2クラッチ板25
が遊星ギヤー14を係止した際はインターナルギヤー2
2が回動するとともに遊星ギヤー11が巻上ギヤー17
と噛合して巻上スプール2を回動させ、これと逆方向に
太陽ギヤー13が回転した際は遊星ギヤー11がチャー
ジギヤー18と噛合してチャージを行い、第1クラッチ
板21が遊星ギヤー11,14を係止した際はインター
ナルギヤー22が回動してフイルム巻戻を行うカメラの
駆動切換機構。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの駆動切換機
構、より詳しくは、駆動源により複数の駆動機構を駆動
するカメラの駆動切換機構に関する。
構、より詳しくは、駆動源により複数の駆動機構を駆動
するカメラの駆動切換機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フィルム巻上機構やフィルム
巻戻機構などのカメラ内の駆動機構をモータ等の駆動源
により駆動するのは一般的となっているが、この駆動機
構のそれぞれに駆動源を設けて駆動を行うのはコストが
高くなりスペースも必要となることから、単一の駆動源
による駆動力を切り換えて複数の駆動機構に供給するの
は公知の技術となっている。
巻戻機構などのカメラ内の駆動機構をモータ等の駆動源
により駆動するのは一般的となっているが、この駆動機
構のそれぞれに駆動源を設けて駆動を行うのはコストが
高くなりスペースも必要となることから、単一の駆動源
による駆動力を切り換えて複数の駆動機構に供給するの
は公知の技術となっている。
【0003】このような駆動力を切り換えて複数の駆動
機構に供給するカメラの駆動切換機構において、しかし
ながら、近年提案されている送り出し式のフィルムパト
ローネからのフィルム給送と、ミラーやシャッタ等のチ
ャージとを1つのモータにより行うものは知られていな
い。
機構に供給するカメラの駆動切換機構において、しかし
ながら、近年提案されている送り出し式のフィルムパト
ローネからのフィルム給送と、ミラーやシャッタ等のチ
ャージとを1つのモータにより行うものは知られていな
い。
【0004】ところで、2つのモータによりフィルムの
送り出し,巻き上げ,巻き戻しを行う機構が特開平2−
67534号公報に開示されていて、該公報には、フィ
ルムパトローネ内の供給スプールと係合するスプール係
合部材およびフィルム巻き取り用の巻取スプールを有
し、上記スプール係合部材の一方向の回転により未露光
フィルムを上記フィルムパトローネ内から送り出し、か
つ、巻取スプールの一方向の回転により送り出されたフ
ィルムを巻き取るとともに、フィルム巻戻時には上記ス
プール係合部材の他方向の回転により露光済みフィルム
を上記フィルムパトローネ内に巻き戻すように構成され
たカメラのフィルム給送装置が記載されている。
送り出し,巻き上げ,巻き戻しを行う機構が特開平2−
67534号公報に開示されていて、該公報には、フィ
ルムパトローネ内の供給スプールと係合するスプール係
合部材およびフィルム巻き取り用の巻取スプールを有
し、上記スプール係合部材の一方向の回転により未露光
フィルムを上記フィルムパトローネ内から送り出し、か
つ、巻取スプールの一方向の回転により送り出されたフ
ィルムを巻き取るとともに、フィルム巻戻時には上記ス
プール係合部材の他方向の回転により露光済みフィルム
を上記フィルムパトローネ内に巻き戻すように構成され
たカメラのフィルム給送装置が記載されている。
【0005】そして、上記特開平2−67534号公報
では、巻取スプール駆動とフィルムスプール駆動にそれ
ぞれモータを配置しており、これらの内の巻取スプール
駆動にはモータの一方向回転しか用いていないために、
この逆方向回転の駆動力を遊星クラッチ等の駆動切換機
構により切り換えれば、ミラー,シャッタ,絞り等の駆
動機構のチャージに用いることができて、各チャージ用
の駆動源を別途設ける必要がなくなり、コスト等を削減
することができる。
では、巻取スプール駆動とフィルムスプール駆動にそれ
ぞれモータを配置しており、これらの内の巻取スプール
駆動にはモータの一方向回転しか用いていないために、
この逆方向回転の駆動力を遊星クラッチ等の駆動切換機
構により切り換えれば、ミラー,シャッタ,絞り等の駆
動機構のチャージに用いることができて、各チャージ用
の駆動源を別途設ける必要がなくなり、コスト等を削減
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−67534号公報に記載の技術を上述のように
応用しただけのものでは、2つのモータを必要とするた
めに、依然としてコスト的に高価なものになるととも
に、カメラを小型化するという観点からも不利なものと
なる。
開平2−67534号公報に記載の技術を上述のように
応用しただけのものでは、2つのモータを必要とするた
めに、依然としてコスト的に高価なものになるととも
に、カメラを小型化するという観点からも不利なものと
なる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、複数の駆動機構を単一の回転駆動源で駆動するこ
とにより、カメラの小型化とコストダウンを可能にする
カメラの駆動切換機構を提供することを目的としてい
る。
あり、複数の駆動機構を単一の回転駆動源で駆動するこ
とにより、カメラの小型化とコストダウンを可能にする
カメラの駆動切換機構を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるカメラの駆動切換機構は、カメラ内
の第1の駆動系を駆動する第1駆動機構と、カメラ内の
第2の駆動系を駆動する第2駆動機構と、カメラ内の第
3の駆動系を駆動する第3駆動機構と、上記第1駆動機
構、第2駆動機構および第3駆動機構を動作させるため
の正逆回転する回転駆動源と、上記回転駆動源の回転駆
動力を駆動源の回転方向切り換えにより上記第1駆動機
構と上記第3駆動機構とに選択的に連結し伝達可能とす
る第1の遊星歯車を有する遊星歯車機構と、上記回転駆
動源の回転駆動力を上記第2駆動機構に選択的に伝達可
能とする第2の遊星歯車を有する差動歯車機構と、上記
遊星歯車機構の第1の遊星歯車と上記差動歯車機構の第
2の遊星歯車とを選択的に組み合わせ係止することによ
り上記回転駆動源から上記第1駆動機構、第2駆動機構
および第3駆動機構のうち少なくとも1つを選択的に駆
動する係止手段とを備えている。
めに、本発明によるカメラの駆動切換機構は、カメラ内
の第1の駆動系を駆動する第1駆動機構と、カメラ内の
第2の駆動系を駆動する第2駆動機構と、カメラ内の第
3の駆動系を駆動する第3駆動機構と、上記第1駆動機
構、第2駆動機構および第3駆動機構を動作させるため
の正逆回転する回転駆動源と、上記回転駆動源の回転駆
動力を駆動源の回転方向切り換えにより上記第1駆動機
構と上記第3駆動機構とに選択的に連結し伝達可能とす
る第1の遊星歯車を有する遊星歯車機構と、上記回転駆
動源の回転駆動力を上記第2駆動機構に選択的に伝達可
能とする第2の遊星歯車を有する差動歯車機構と、上記
遊星歯車機構の第1の遊星歯車と上記差動歯車機構の第
2の遊星歯車とを選択的に組み合わせ係止することによ
り上記回転駆動源から上記第1駆動機構、第2駆動機構
および第3駆動機構のうち少なくとも1つを選択的に駆
動する係止手段とを備えている。
【0009】また、本発明によるカメラの駆動切換機構
は、フィルムパトローネ内より送り出されたフィルムを
巻き取る方式のカメラの駆動切換機構において、送り出
されたフィルムを巻き取る巻上スプールを有する第1駆
動機構とフィルムパトローネ内のフィルムスプールと係
合するとともに一方向の回転でフィルムの送り出しをし
他方向の回転で巻き戻しをするパトローネ係合部材を有
する第2駆動機構とを有しフィルム給送を行うフィルム
給送機構と、上記フィルム給送機構とは別にカメラ内の
作動を行う第3駆動機構と、上記第1駆動機構、第2駆
動機構および第3駆動機構を駆動するための正逆回転す
る回転駆動源と、上記回転駆動源の出力を上記第1駆動
機構の巻上スプールと上記第3駆動機構とに選択的に伝
達可能とする遊星歯車機構と、上記回転駆動源の出力を
上記第2駆動機構のパトローネ係合部材に選択的に伝達
可能とするとともに巻き上げ時の上記第1駆動機構の巻
上スプールによるフィルム巻取量と上記第2駆動機構の
パトローネ係合部材によるフィルム送り出し量との差を
調整する差動歯車機構と、上記遊星歯車機構の遊星歯車
および上記差動歯車機構の遊星歯車のそれぞれの公転作
動を規制制御し上記回転駆動源からの上記第1駆動機
構、第2駆動機構および第3駆動機構への駆動切換を行
うクラッチ手段とを備えている。
は、フィルムパトローネ内より送り出されたフィルムを
巻き取る方式のカメラの駆動切換機構において、送り出
されたフィルムを巻き取る巻上スプールを有する第1駆
動機構とフィルムパトローネ内のフィルムスプールと係
合するとともに一方向の回転でフィルムの送り出しをし
他方向の回転で巻き戻しをするパトローネ係合部材を有
する第2駆動機構とを有しフィルム給送を行うフィルム
給送機構と、上記フィルム給送機構とは別にカメラ内の
作動を行う第3駆動機構と、上記第1駆動機構、第2駆
動機構および第3駆動機構を駆動するための正逆回転す
る回転駆動源と、上記回転駆動源の出力を上記第1駆動
機構の巻上スプールと上記第3駆動機構とに選択的に伝
達可能とする遊星歯車機構と、上記回転駆動源の出力を
上記第2駆動機構のパトローネ係合部材に選択的に伝達
可能とするとともに巻き上げ時の上記第1駆動機構の巻
上スプールによるフィルム巻取量と上記第2駆動機構の
パトローネ係合部材によるフィルム送り出し量との差を
調整する差動歯車機構と、上記遊星歯車機構の遊星歯車
および上記差動歯車機構の遊星歯車のそれぞれの公転作
動を規制制御し上記回転駆動源からの上記第1駆動機
構、第2駆動機構および第3駆動機構への駆動切換を行
うクラッチ手段とを備えている。
【0010】さらに、本発明によるカメラの駆動切換機
構は、フィルムパトローネ内より送り出されたフィルム
を巻き取る方式のカメラの駆動切換機構において、送り
出されたフィルムを巻き取る巻上スプールを有する第1
駆動機構とフィルムパトローネ内のフィルムスプールと
係合するとともに一方向の回転でフィルムの送り出しを
し他方向の回転で巻き戻しをするパトローネ係合部材を
有する第2駆動機構とを有しフィルム給送を行うフィル
ム給送機構と、上記フィルム給送機構とは別にカメラ内
の作動を行う第3駆動機構と、上記第1駆動機構、第2
駆動機構および第3駆動機構を駆動するための正逆回転
する回転駆動源と、上記回転駆動源の出力を上記第1駆
動機構の巻上スプールと上記第3駆動機構とに選択的に
伝達可能とする第1の遊星歯車を有する遊星歯車機構
と、上記回転駆動源の出力を上記第2駆動機構のパトロ
ーネ係合部材に選択的に伝達可能とするとともに巻き上
げ時の上記第1駆動機構の巻上スプールによるフィルム
巻取量と上記第2駆動機構のパトローネ係合部材による
フィルム送り出し量との差を調整する第2の遊星歯車を
含む差動歯車機構と、上記第1の遊星歯車および上記第
2の遊星歯車の公転作動を選択的に係止する第1の係止
機構と、上記第2の遊星歯車の公転作動の一方向回転の
みを係止する第2の係止機構とを備えている。
構は、フィルムパトローネ内より送り出されたフィルム
を巻き取る方式のカメラの駆動切換機構において、送り
出されたフィルムを巻き取る巻上スプールを有する第1
駆動機構とフィルムパトローネ内のフィルムスプールと
係合するとともに一方向の回転でフィルムの送り出しを
し他方向の回転で巻き戻しをするパトローネ係合部材を
有する第2駆動機構とを有しフィルム給送を行うフィル
ム給送機構と、上記フィルム給送機構とは別にカメラ内
の作動を行う第3駆動機構と、上記第1駆動機構、第2
駆動機構および第3駆動機構を駆動するための正逆回転
する回転駆動源と、上記回転駆動源の出力を上記第1駆
動機構の巻上スプールと上記第3駆動機構とに選択的に
伝達可能とする第1の遊星歯車を有する遊星歯車機構
と、上記回転駆動源の出力を上記第2駆動機構のパトロ
ーネ係合部材に選択的に伝達可能とするとともに巻き上
げ時の上記第1駆動機構の巻上スプールによるフィルム
巻取量と上記第2駆動機構のパトローネ係合部材による
フィルム送り出し量との差を調整する第2の遊星歯車を
含む差動歯車機構と、上記第1の遊星歯車および上記第
2の遊星歯車の公転作動を選択的に係止する第1の係止
機構と、上記第2の遊星歯車の公転作動の一方向回転の
みを係止する第2の係止機構とを備えている。
【0011】
【作用】本発明によるカメラの駆動切換機構は、第1駆
動機構がカメラ内の第1の駆動系を駆動し、第2駆動機
構がカメラ内の第2の駆動系を駆動し、第3駆動機構が
カメラ内の第3の駆動系を駆動し、回転駆動源が上記第
1駆動機構、第2駆動機構および第3駆動機構を動作さ
せるために正逆回転し、遊星歯車機構の第1の遊星歯車
が上記回転駆動源の回転駆動力を駆動源の回転方向切り
換えにより上記第1駆動機構と上記第3駆動機構とに選
択的に連結して伝達し、差動歯車機構が有する第2の遊
星歯車が上記回転駆動源の回転駆動力を上記第2駆動機
構に選択的に伝達し、係止手段が上記遊星歯車機構の第
1の遊星歯車と上記差動歯車機構の第2の遊星歯車とを
選択的に組み合わせ係止することにより上記回転駆動源
から上記第1駆動機構、第2駆動機構および第3駆動機
構のうち少なくとも1つを選択的に駆動する。
動機構がカメラ内の第1の駆動系を駆動し、第2駆動機
構がカメラ内の第2の駆動系を駆動し、第3駆動機構が
カメラ内の第3の駆動系を駆動し、回転駆動源が上記第
1駆動機構、第2駆動機構および第3駆動機構を動作さ
せるために正逆回転し、遊星歯車機構の第1の遊星歯車
が上記回転駆動源の回転駆動力を駆動源の回転方向切り
換えにより上記第1駆動機構と上記第3駆動機構とに選
択的に連結して伝達し、差動歯車機構が有する第2の遊
星歯車が上記回転駆動源の回転駆動力を上記第2駆動機
構に選択的に伝達し、係止手段が上記遊星歯車機構の第
1の遊星歯車と上記差動歯車機構の第2の遊星歯車とを
選択的に組み合わせ係止することにより上記回転駆動源
から上記第1駆動機構、第2駆動機構および第3駆動機
構のうち少なくとも1つを選択的に駆動する。
【0012】また、本発明によるカメラの駆動切換機構
は、フィルム給送機構の第1駆動機構の巻上スプールが
送り出されたフィルムを巻き取り、該フィルム給送機構
の第2駆動機構のパトローネ係合部材がフィルムパトロ
ーネ内のフィルムスプールと係合するとともに一方向の
回転でフィルムの送り出しをし他方向の回転で巻き戻し
をし、第3駆動機構が上記フィルム給送機構とは別にカ
メラ内の作動を行い、回転駆動源が上記第1駆動機構、
第2駆動機構および第3駆動機構を駆動するために正逆
回転し、遊星歯車機構が上記回転駆動源の出力を上記第
1駆動機構の巻上スプールと上記第3駆動機構とに選択
的に伝達し、差動歯車機構が上記回転駆動源の出力を上
記第2駆動機構のパトローネ係合部材に選択的に伝達可
能とするとともに巻き上げ時の上記第1駆動機構の巻上
スプールによるフィルム巻取量と上記第2駆動機構のパ
トローネ係合部材によるフィルム送り出し量との差を調
整し、クラッチ手段が上記遊星歯車機構の遊星歯車およ
び上記差動歯車機構の遊星歯車のそれぞれの公転作動を
規制制御し上記回転駆動源からの上記第1駆動機構、第
2駆動機構および第3駆動機構への駆動切換を行う。
は、フィルム給送機構の第1駆動機構の巻上スプールが
送り出されたフィルムを巻き取り、該フィルム給送機構
の第2駆動機構のパトローネ係合部材がフィルムパトロ
ーネ内のフィルムスプールと係合するとともに一方向の
回転でフィルムの送り出しをし他方向の回転で巻き戻し
をし、第3駆動機構が上記フィルム給送機構とは別にカ
メラ内の作動を行い、回転駆動源が上記第1駆動機構、
第2駆動機構および第3駆動機構を駆動するために正逆
回転し、遊星歯車機構が上記回転駆動源の出力を上記第
1駆動機構の巻上スプールと上記第3駆動機構とに選択
的に伝達し、差動歯車機構が上記回転駆動源の出力を上
記第2駆動機構のパトローネ係合部材に選択的に伝達可
能とするとともに巻き上げ時の上記第1駆動機構の巻上
スプールによるフィルム巻取量と上記第2駆動機構のパ
トローネ係合部材によるフィルム送り出し量との差を調
整し、クラッチ手段が上記遊星歯車機構の遊星歯車およ
び上記差動歯車機構の遊星歯車のそれぞれの公転作動を
規制制御し上記回転駆動源からの上記第1駆動機構、第
2駆動機構および第3駆動機構への駆動切換を行う。
【0013】さらに、本発明によるカメラの駆動切換機
構は、フィルム給送機構の第1駆動機構の巻上スプール
が送り出されたフィルムを巻き取り、フィルム給送機構
の第2駆動機構のパトローネ係合部材がフィルムパトロ
ーネ内のフィルムスプールと係合するとともに一方向の
回転でフィルムの送り出しをし他方向の回転で巻き戻し
をし、第3駆動機構が上記フィルム給送機構とは別にカ
メラ内の作動を行い、回転駆動源が上記第1駆動機構、
第2駆動機構および第3駆動機構を駆動するために正逆
回転し、遊星歯車機構の第1の遊星歯車が上記回転駆動
源の出力を上記第1駆動機構の巻上スプールと上記第3
駆動機構とに選択的に伝達し、第2の遊星歯車を含む差
動歯車機構が上記回転駆動源の出力を上記第2駆動機構
のパトローネ係合部材に選択的に伝達可能とするととも
に巻き上げ時の上記第1駆動機構の巻上スプールによる
フィルム巻取量と上記第2駆動機構のパトローネ係合部
材によるフィルム送り出し量との差を調整し、第1の係
止機構が上記第1の遊星歯車および上記第2の遊星歯車
の公転作動を選択的に係止し、第2の係止機構が上記第
2の遊星歯車の公転作動の一方向回転のみを係止する。
構は、フィルム給送機構の第1駆動機構の巻上スプール
が送り出されたフィルムを巻き取り、フィルム給送機構
の第2駆動機構のパトローネ係合部材がフィルムパトロ
ーネ内のフィルムスプールと係合するとともに一方向の
回転でフィルムの送り出しをし他方向の回転で巻き戻し
をし、第3駆動機構が上記フィルム給送機構とは別にカ
メラ内の作動を行い、回転駆動源が上記第1駆動機構、
第2駆動機構および第3駆動機構を駆動するために正逆
回転し、遊星歯車機構の第1の遊星歯車が上記回転駆動
源の出力を上記第1駆動機構の巻上スプールと上記第3
駆動機構とに選択的に伝達し、第2の遊星歯車を含む差
動歯車機構が上記回転駆動源の出力を上記第2駆動機構
のパトローネ係合部材に選択的に伝達可能とするととも
に巻き上げ時の上記第1駆動機構の巻上スプールによる
フィルム巻取量と上記第2駆動機構のパトローネ係合部
材によるフィルム送り出し量との差を調整し、第1の係
止機構が上記第1の遊星歯車および上記第2の遊星歯車
の公転作動を選択的に係止し、第2の係止機構が上記第
2の遊星歯車の公転作動の一方向回転のみを係止する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1から図9は本発明の一実施例を示したもので
あり、図1はカメラの駆動切換機構を示す縦断面図、図
2はフィルムの送り出しおよび1駒巻き上げの動作時の
カメラの駆動切換機構の要部を示す底面図、図3はミラ
ー,シャッタ,絞りのチャージ動作時のカメラの駆動切
換機構の要部を示す底面図、図4はフィルムの巻き戻し
動作時のカメラの駆動切換機構の要部を示す底面図であ
る。
する。図1から図9は本発明の一実施例を示したもので
あり、図1はカメラの駆動切換機構を示す縦断面図、図
2はフィルムの送り出しおよび1駒巻き上げの動作時の
カメラの駆動切換機構の要部を示す底面図、図3はミラ
ー,シャッタ,絞りのチャージ動作時のカメラの駆動切
換機構の要部を示す底面図、図4はフィルムの巻き戻し
動作時のカメラの駆動切換機構の要部を示す底面図であ
る。
【0015】回転駆動源たるモータ1は、巻上スプール
2内に収納されていて、このモータ1の駆動軸にはモー
タギヤー3が固着されている。
2内に収納されていて、このモータ1の駆動軸にはモー
タギヤー3が固着されている。
【0016】上記巻上スプール2は、下端部の外周面に
ギヤー2aが形成されていて、このギヤー2aは巻上ギ
ヤー17に噛合しており、上記モータ1の駆動力が伝達
されるようになっている。
ギヤー2aが形成されていて、このギヤー2aは巻上ギ
ヤー17に噛合しており、上記モータ1の駆動力が伝達
されるようになっている。
【0017】上記モータ1の下側にはギヤーケース8が
設けられていて、このギヤーケース8は、内周側に2段
の内歯が設けられた略筒状の部材であり、その下端側に
はギヤーケース蓋9が嵌合して取り付けられるようにな
っている。
設けられていて、このギヤーケース8は、内周側に2段
の内歯が設けられた略筒状の部材であり、その下端側に
はギヤーケース蓋9が嵌合して取り付けられるようにな
っている。
【0018】そして、これらギヤーケース8とギヤーケ
ース蓋9によりギヤーボックスが構成されていて、この
ギヤーボックス内には、上記モータ1の回転を減速する
遊星減速機構が設けられている。このように、遊星減速
機構は、ギヤーボックスによりほぼ密閉された構成とな
っているために、内部で発生する音が外部に漏れるのを
抑制することができて、カメラの静音化に寄与してい
る。
ース蓋9によりギヤーボックスが構成されていて、この
ギヤーボックス内には、上記モータ1の回転を減速する
遊星減速機構が設けられている。このように、遊星減速
機構は、ギヤーボックスによりほぼ密閉された構成とな
っているために、内部で発生する音が外部に漏れるのを
抑制することができて、カメラの静音化に寄与してい
る。
【0019】該ギヤーボックス内には第1キャリア4が
設けられていて、この第1キャリア4には、上記モータ
ギヤー3に噛合する3つの遊星ギヤー5が回転可能な状
態で取り付けられている。この遊星ギヤー5は、公転中
心側で上記モータギヤー3に噛合するとともに、公転外
側ではギヤーケース8の内周に設けられた2段の内歯の
内の上段側の内歯に噛合している。
設けられていて、この第1キャリア4には、上記モータ
ギヤー3に噛合する3つの遊星ギヤー5が回転可能な状
態で取り付けられている。この遊星ギヤー5は、公転中
心側で上記モータギヤー3に噛合するとともに、公転外
側ではギヤーケース8の内周に設けられた2段の内歯の
内の上段側の内歯に噛合している。
【0020】上記第1キャリア4の下側には第2キャリ
ア6がほぼ同軸に配設されていて、この第2キャリア6
には上記第1キャリア4と同様に3つの遊星ギヤー7が
回転可能な状態で取り付けられている。この遊星ギヤー
7は、公転中心側で上記第1キャリア4に噛合するとと
もに、公転外側ではギヤーケース8の内周に設けられた
2段の内歯の内の下段側の内歯に噛合している。
ア6がほぼ同軸に配設されていて、この第2キャリア6
には上記第1キャリア4と同様に3つの遊星ギヤー7が
回転可能な状態で取り付けられている。この遊星ギヤー
7は、公転中心側で上記第1キャリア4に噛合するとと
もに、公転外側ではギヤーケース8の内周に設けられた
2段の内歯の内の下段側の内歯に噛合している。
【0021】上記第2キャリア6の下端部には凸部が設
けられていて、この凸部は該第2キャリア6の下部にほ
ぼ同軸に配設された太陽ギヤー13の凹部に係合してお
り、これにより、第2キャリア6の回転が太陽ギヤー1
3に伝達されるようになっている。上記第2キャリア6
の凸部と太陽ギヤー13の凹部が係合した際には、該第
2キャリア6と太陽ギヤー13の芯ずれを十分に吸収で
きるだけの隙間が形成されるようになっている。
けられていて、この凸部は該第2キャリア6の下部にほ
ぼ同軸に配設された太陽ギヤー13の凹部に係合してお
り、これにより、第2キャリア6の回転が太陽ギヤー1
3に伝達されるようになっている。上記第2キャリア6
の凸部と太陽ギヤー13の凹部が係合した際には、該第
2キャリア6と太陽ギヤー13の芯ずれを十分に吸収で
きるだけの隙間が形成されるようになっている。
【0022】このようなギヤーボックス内の遊星減速機
構は、その構成部品が複雑な形状をなしているために、
プラスチックにより一体成形してコストを削減してい
る。一方、遊星減速機構は、減速比を大きくすることが
可能であり、その出力軸では大きなトルクを発生するた
めに、強い強度の材料で形成することが必要である。こ
のために、上記太陽ギヤー13以降の各ギヤーは金属に
より形成している。そして、金属により形成すればギヤ
ーの厚さを薄くすることができるために、実装スペース
上有利となる。
構は、その構成部品が複雑な形状をなしているために、
プラスチックにより一体成形してコストを削減してい
る。一方、遊星減速機構は、減速比を大きくすることが
可能であり、その出力軸では大きなトルクを発生するた
めに、強い強度の材料で形成することが必要である。こ
のために、上記太陽ギヤー13以降の各ギヤーは金属に
より形成している。そして、金属により形成すればギヤ
ーの厚さを薄くすることができるために、実装スペース
上有利となる。
【0023】また、上記第2キャリア6と太陽ギヤー1
3とは、互いの凸部と凹部を係合することにより駆動力
の伝達を行っているために、材質が異なる部材間の駆動
力伝達機構としては有効なものとなっている。
3とは、互いの凸部と凹部を係合することにより駆動力
の伝達を行っているために、材質が異なる部材間の駆動
力伝達機構としては有効なものとなっている。
【0024】つまり、第2キャリア6と太陽ギヤー13
との間に芯ずれがあったとしても、この芯ずれをあらか
じめ考慮して凸部と凹部に適当なガタをもたせ、さらに
これら凸部と凹部の接触部の滑りによりキャンセルされ
るようになっている。こうして、芯ずれにより発生する
うなり音等を軽減しあるいは防止することができて、カ
メラを静音化することができる。
との間に芯ずれがあったとしても、この芯ずれをあらか
じめ考慮して凸部と凹部に適当なガタをもたせ、さらに
これら凸部と凹部の接触部の滑りによりキャンセルされ
るようになっている。こうして、芯ずれにより発生する
うなり音等を軽減しあるいは防止することができて、カ
メラを静音化することができる。
【0025】なお、第2キャリア6の凸部と太陽ギヤー
13の凹部は、芯ずれをキャンセルすることができるよ
うな形状であれば種々の形状が可能であり、また、第2
キャリア6に凹部を設けて、太陽ギヤー13に凸部を設
けるように構成してもかまわない。
13の凹部は、芯ずれをキャンセルすることができるよ
うな形状であれば種々の形状が可能であり、また、第2
キャリア6に凹部を設けて、太陽ギヤー13に凸部を設
けるように構成してもかまわない。
【0026】上記遊星減速機構の機能および作用につい
ては、公知の技術であるために省略する。
ては、公知の技術であるために省略する。
【0027】上記太陽ギヤー13は、回動一体の大歯車
13aと小歯車13bでなる二段ギヤーで構成されてい
て、地板23に固定された軸29に回動自在に支持され
ている。
13aと小歯車13bでなる二段ギヤーで構成されてい
て、地板23に固定された軸29に回動自在に支持され
ている。
【0028】この太陽ギヤー13の大歯車13aは、図
示しないミラー,シャッタ,絞り駆動機構のチャージ機
構および上記巻上スプール2に駆動力を伝達するもので
あり、この大歯車13aには2つの遊星ギヤー11が噛
合するようになっている。
示しないミラー,シャッタ,絞り駆動機構のチャージ機
構および上記巻上スプール2に駆動力を伝達するもので
あり、この大歯車13aには2つの遊星ギヤー11が噛
合するようになっている。
【0029】これら2つの遊星ギヤー11の内の一方は
そのまま、他方は皿ばね28を介して、第1キャリア板
10に取り付けられた軸12に、回動自在に軸支されて
いる。
そのまま、他方は皿ばね28を介して、第1キャリア板
10に取り付けられた軸12に、回動自在に軸支されて
いる。
【0030】上述のような2つの遊星ギヤー11,2つ
の軸12,皿ばね28,第1キャリア板10により、遊
星クラッチが構成されている。このような遊星クラッチ
は、上記皿ばね28が遊星ギヤー11の回転にフリクシ
ョンを与えることにより、太陽ギヤー13の回転方向に
公転させられて駆動力の伝達切換を行うようになってい
る。
の軸12,皿ばね28,第1キャリア板10により、遊
星クラッチが構成されている。このような遊星クラッチ
は、上記皿ばね28が遊星ギヤー11の回転にフリクシ
ョンを与えることにより、太陽ギヤー13の回転方向に
公転させられて駆動力の伝達切換を行うようになってい
る。
【0031】すなわち、太陽ギヤー13が反時計方向に
回転したときに、図2に示すように、遊星クラッチの遊
星ギヤー11が上記巻上ギヤー17に係合して、巻上ス
プール2を駆動するようになっている。
回転したときに、図2に示すように、遊星クラッチの遊
星ギヤー11が上記巻上ギヤー17に係合して、巻上ス
プール2を駆動するようになっている。
【0032】一方、太陽ギヤー13が時計方向に回転し
たときには、図3に示すように、遊星クラッチの遊星ギ
ヤー11はチャージギヤー18に係合して、図示しない
ミラー,シャッタ,絞りのチャージ機構を駆動するよう
になっている。
たときには、図3に示すように、遊星クラッチの遊星ギ
ヤー11はチャージギヤー18に係合して、図示しない
ミラー,シャッタ,絞りのチャージ機構を駆動するよう
になっている。
【0033】また、上記太陽ギヤー13の小歯車13b
は、フィルムパトローネからのフィルム送出およびフィ
ルムパトローネ内へのフィルム巻戻が可能な駆動機構に
駆動力を伝達するものであり、この小歯車13bには遊
星ギヤー14が噛合して差動歯車機構を構成している。
は、フィルムパトローネからのフィルム送出およびフィ
ルムパトローネ内へのフィルム巻戻が可能な駆動機構に
駆動力を伝達するものであり、この小歯車13bには遊
星ギヤー14が噛合して差動歯車機構を構成している。
【0034】すなわち、この遊星ギヤー14は、軸16
に回転自在に軸支されていて、この軸16は、軸29に
支持された第2キャリア板15に取り付けられている。
これにより、遊星ギヤー14は、太陽ギヤー13の回転
方向に公転するようになっている。
に回転自在に軸支されていて、この軸16は、軸29に
支持された第2キャリア板15に取り付けられている。
これにより、遊星ギヤー14は、太陽ギヤー13の回転
方向に公転するようになっている。
【0035】この公転は、後述する第1クラッチ板21
と第2クラッチ板25により係止されるようになってい
て、この係止により、該遊星ギヤー14に係合している
インターナルギヤー22の回転方向が制御されて、係止
されないときは駆動力の伝達を切ることができるように
構成されている。
と第2クラッチ板25により係止されるようになってい
て、この係止により、該遊星ギヤー14に係合している
インターナルギヤー22の回転方向が制御されて、係止
されないときは駆動力の伝達を切ることができるように
構成されている。
【0036】上記第1クラッチ板21は、支持軸21a
周りに回動自在に設けられたレバー部材であり、一端部
に上記遊星ギヤー11を係止するための第1係止部21
bが、この第1係止部21bよりも支持軸21a寄りに
上記遊星ギヤー14を係止するための第2係止部21c
がそれぞれ設けられている。
周りに回動自在に設けられたレバー部材であり、一端部
に上記遊星ギヤー11を係止するための第1係止部21
bが、この第1係止部21bよりも支持軸21a寄りに
上記遊星ギヤー14を係止するための第2係止部21c
がそれぞれ設けられている。
【0037】これら第1係止部21b,第2係止部21
cは、回転軸を係止することにより該遊星ギヤー11,
14を回転可能に保持するものである。
cは、回転軸を係止することにより該遊星ギヤー11,
14を回転可能に保持するものである。
【0038】さらに、上記第1クラッチ板21は、他端
部に穿設した孔に、レバー20の端部に突設されたピン
20aを回動可能に嵌合しており、このレバー20は、
双方向保持型プランジャ19の出力軸19aに回動一体
に取り付けられている。
部に穿設した孔に、レバー20の端部に突設されたピン
20aを回動可能に嵌合しており、このレバー20は、
双方向保持型プランジャ19の出力軸19aに回動一体
に取り付けられている。
【0039】上記第2クラッチ板25は、支持軸25a
周りに回動自在に設けられたアーム部材であり、トーシ
ョンばね26を掛けることにより図2中反時計方向に付
勢されている。
周りに回動自在に設けられたアーム部材であり、トーシ
ョンばね26を掛けることにより図2中反時計方向に付
勢されている。
【0040】この第2クラッチ板25は、一端部に略矩
形のガイド孔25bを穿設していて、そこにストッパ2
7を係合することにより、上記支持軸25a周りの回動
を規制するようになっている。こうして第2クラッチ板
25は、トーションばね26とストッパ27によりワン
ウェイクラッチとなっている。
形のガイド孔25bを穿設していて、そこにストッパ2
7を係合することにより、上記支持軸25a周りの回動
を規制するようになっている。こうして第2クラッチ板
25は、トーションばね26とストッパ27によりワン
ウェイクラッチとなっている。
【0041】さらに上記第2クラッチ板25は、一側面
に遊星ギヤー14を係止するための係止部25cが設け
られていて、これにより遊星ギヤー14は、図2に示す
ように、反時計方向の公転が係止されるようになってい
る。
に遊星ギヤー14を係止するための係止部25cが設け
られていて、これにより遊星ギヤー14は、図2に示す
ように、反時計方向の公転が係止されるようになってい
る。
【0042】遊星ギヤー14に噛合するインターナルギ
ヤー22は、軸29に回動自在に支持された略円盤状の
部材であり、図1に示すように、その外周面にはベルト
24と噛合するための歯が形成されている。
ヤー22は、軸29に回動自在に支持された略円盤状の
部材であり、図1に示すように、その外周面にはベルト
24と噛合するための歯が形成されている。
【0043】このベルト24は、上記インターナルギヤ
ー22と噛合する歯が形成された部材であり、他端側で
は、図示しないフィルムスプールと係合するための巻戻
軸に噛合して、上記モータ1からの駆動力を伝達するよ
うになっている。
ー22と噛合する歯が形成された部材であり、他端側で
は、図示しないフィルムスプールと係合するための巻戻
軸に噛合して、上記モータ1からの駆動力を伝達するよ
うになっている。
【0044】次に、このような実施例の作用を説明す
る。図5はカメラの駆動シーケンスを示すフローチャー
ト、図6から図9は上記図5に示したシーケンスの詳細
を説明するためのフローチャートである。
る。図5はカメラの駆動シーケンスを示すフローチャー
ト、図6から図9は上記図5に示したシーケンスの詳細
を説明するためのフローチャートである。
【0045】カメラにフィルムパトローネを装填してパ
トローネ蓋を閉じると、内部に収納されていたフィルム
がスプール室内の巻上スプール2に向かって送り出され
る(ステップS1)。そして、フィルムが巻上スプール
2に係合すると、今度は該巻上スプール2により1駒目
の露光予定部がアパーチャに対向する位置になるまでフ
ィルム巻上される。
トローネ蓋を閉じると、内部に収納されていたフィルム
がスプール室内の巻上スプール2に向かって送り出され
る(ステップS1)。そして、フィルムが巻上スプール
2に係合すると、今度は該巻上スプール2により1駒目
の露光予定部がアパーチャに対向する位置になるまでフ
ィルム巻上される。
【0046】その後、撮影者によりレリーズボタンが押
圧されると、CPU等の図示しない制御手段によりミラ
ーが撮影光軸から退避して、絞りが設定絞り値になるま
で絞り込まれる(ステップS2)。
圧されると、CPU等の図示しない制御手段によりミラ
ーが撮影光軸から退避して、絞りが設定絞り値になるま
で絞り込まれる(ステップS2)。
【0047】その後、設定されたシャッタ速度によりシ
ャッタが駆動されてフィルムへの露光が行われる(ステ
ップS3)。
ャッタが駆動されてフィルムへの露光が行われる(ステ
ップS3)。
【0048】撮影が終了したら、上記ミラーやシャッ
タ,絞りのチャージが行われて(ステップS4)、例え
ば24枚撮りのフィルムの場合なら、24駒巻き上げた
か否かを判断し(ステップS5)、24駒に達していな
い場合には1駒巻き上げて(ステップS6)、上記ステ
ップS2に戻って次の撮影に備える。
タ,絞りのチャージが行われて(ステップS4)、例え
ば24枚撮りのフィルムの場合なら、24駒巻き上げた
か否かを判断し(ステップS5)、24駒に達していな
い場合には1駒巻き上げて(ステップS6)、上記ステ
ップS2に戻って次の撮影に備える。
【0049】一方、上記ステップS5で24駒巻上がな
された場合には、フィルムの巻戻動作を行い(ステップ
S7)、終了する。
された場合には、フィルムの巻戻動作を行い(ステップ
S7)、終了する。
【0050】次に、上記ステップS1のフィルムの送り
出し動作を、図2を参照しながら図6のフローチャート
に沿って説明する。
出し動作を、図2を参照しながら図6のフローチャート
に沿って説明する。
【0051】双方向保持型プランジャ19を図2中時計
方向(CW方向)にオンすると(ステップS11)、レ
バー20は時計方向(CW方向)に一定角度回転して、
第1クラッチ板21が遊星ギヤー11,14を係止しな
い位置に退避する。
方向(CW方向)にオンすると(ステップS11)、レ
バー20は時計方向(CW方向)に一定角度回転して、
第1クラッチ板21が遊星ギヤー11,14を係止しな
い位置に退避する。
【0052】次に、モータ1が時計方向(CW方向)に
オンすると(ステップS12)、太陽ギヤー13は反時
計方向に回転する。これにより遊星ギヤー14は反時計
方向に公転するが、第2クラッチ板25の係止部25c
により公転が係止され、インターナルギヤー22は時計
方向に回転する。このインターナルギヤー22の時計方
向の回転はベルト24を介して伝達され、フィルムスプ
ールをフィルム送り出し方向に回転させる。
オンすると(ステップS12)、太陽ギヤー13は反時
計方向に回転する。これにより遊星ギヤー14は反時計
方向に公転するが、第2クラッチ板25の係止部25c
により公転が係止され、インターナルギヤー22は時計
方向に回転する。このインターナルギヤー22の時計方
向の回転はベルト24を介して伝達され、フィルムスプ
ールをフィルム送り出し方向に回転させる。
【0053】またこのとき同時に、太陽ギヤー13の大
歯車13aに噛合している遊星ギヤー11は、巻上ギヤ
ー17に噛合して巻上スプール2をフィルム巻き取り方
向に回転させる。
歯車13aに噛合している遊星ギヤー11は、巻上ギヤ
ー17に噛合して巻上スプール2をフィルム巻き取り方
向に回転させる。
【0054】フィルムがフィルムパトローネ内から送り
出されて、巻上スプール2に巻き付くと、巻上スプール
2の周速がフィルムスプールの周速よりも速くなるよう
に設定されているために、ベルト24を介してインター
ナルギヤー22は時計方向に引き回されることになる。
出されて、巻上スプール2に巻き付くと、巻上スプール
2の周速がフィルムスプールの周速よりも速くなるよう
に設定されているために、ベルト24を介してインター
ナルギヤー22は時計方向に引き回されることになる。
【0055】すると、遊星ギヤー14は時計方向に公転
し始める。この遊星ギヤー14の時計方向の公転は、第
2クラッチ板25がワンウェイクラッチとなっているた
めに防げられることはなく、巻上スプール2とフィルム
スプールの周速差を自動調整することになり、差動歯車
機構としての機能を果たしている。
し始める。この遊星ギヤー14の時計方向の公転は、第
2クラッチ板25がワンウェイクラッチとなっているた
めに防げられることはなく、巻上スプール2とフィルム
スプールの周速差を自動調整することになり、差動歯車
機構としての機能を果たしている。
【0056】フィルムが定められた長さだけ送り出され
て撮影可能状態となったときに(ステップS13)送り
出しは終了して、モータ1の通電はオフとなる(ステッ
プS14)。
て撮影可能状態となったときに(ステップS13)送り
出しは終了して、モータ1の通電はオフとなる(ステッ
プS14)。
【0057】次に上記ステップS6のフィルムの1駒巻
き上げの動作を、図2を参照しながら図7のフローチャ
ートに沿って説明する。
き上げの動作を、図2を参照しながら図7のフローチャ
ートに沿って説明する。
【0058】この図7に示したフィルム1駒巻き上げの
作用は、上記図6に示したフィルム送り出しの作用とほ
ぼ同様であり、フィルムが1駒送られたと判断した場合
に、モータ1の通電をオフにする点が異なる。
作用は、上記図6に示したフィルム送り出しの作用とほ
ぼ同様であり、フィルムが1駒送られたと判断した場合
に、モータ1の通電をオフにする点が異なる。
【0059】すなわち、双方向保持型プランジャ19を
図2中時計方向(CW方向)にオンすると(ステップS
21)、レバー20は時計方向(CW方向)に一定角度
回転して、第1クラッチ板21が遊星ギヤー11,14
を係止しない位置に退避する。
図2中時計方向(CW方向)にオンすると(ステップS
21)、レバー20は時計方向(CW方向)に一定角度
回転して、第1クラッチ板21が遊星ギヤー11,14
を係止しない位置に退避する。
【0060】次に、モータ1が時計方向(CW方向)に
オンすると(ステップS22)、太陽ギヤー13は反時
計方向に回転する。これにより遊星ギヤー14は反時計
方向に公転するが、第2クラッチ板25の係止部25c
により公転が係止され、インターナルギヤー22は時計
方向に回転する。このインターナルギヤー22の時計方
向の回転はベルト24を介して伝達されて、フィルムス
プールをフィルム送り出し方向に回転させる。
オンすると(ステップS22)、太陽ギヤー13は反時
計方向に回転する。これにより遊星ギヤー14は反時計
方向に公転するが、第2クラッチ板25の係止部25c
により公転が係止され、インターナルギヤー22は時計
方向に回転する。このインターナルギヤー22の時計方
向の回転はベルト24を介して伝達されて、フィルムス
プールをフィルム送り出し方向に回転させる。
【0061】またこのとき同時に、太陽ギヤー13の大
歯車13aに噛合している遊星ギヤー11は、巻上ギヤ
ー17に噛合して巻上スプール2をフィルム巻き取り方
向に回転させる。
歯車13aに噛合している遊星ギヤー11は、巻上ギヤ
ー17に噛合して巻上スプール2をフィルム巻き取り方
向に回転させる。
【0062】フィルムがフィルムパトローネ内から送り
出されて、巻上スプール2に巻き付くと、上述と同様に
して、ベルト24を介してインターナルギヤー22は時
計方向に引き回される。
出されて、巻上スプール2に巻き付くと、上述と同様に
して、ベルト24を介してインターナルギヤー22は時
計方向に引き回される。
【0063】すると、遊星ギヤー14は時計方向に公転
し始める。この遊星ギヤー14の時計方向の公転は、第
2クラッチ板25がワンウェイクラッチとなっているた
めに防げられることはなく、巻上スプール2とフィルム
スプールの周速差を自動調整する。
し始める。この遊星ギヤー14の時計方向の公転は、第
2クラッチ板25がワンウェイクラッチとなっているた
めに防げられることはなく、巻上スプール2とフィルム
スプールの周速差を自動調整する。
【0064】フィルムが1駒分の長さだけ送られたとき
に(ステップS23)送り出しは終了して、モータ1の
通電はオフとなる(ステップS24)。
に(ステップS23)送り出しは終了して、モータ1の
通電はオフとなる(ステップS24)。
【0065】次に上記ステップS4のミラー,シャッ
タ,絞りのチャージ動作を、図3を参照しながら図8の
フローチャートに沿って説明する。
タ,絞りのチャージ動作を、図3を参照しながら図8の
フローチャートに沿って説明する。
【0066】双方向保持型プランジャ19を図3中時計
方向(CW方向)にオンすると(ステップS31)、レ
バー20は時計方向(CW方向)に一定角度回転して、
第1クラッチ板21は遊星ギヤー11,14を係止しな
い位置に退避する。
方向(CW方向)にオンすると(ステップS31)、レ
バー20は時計方向(CW方向)に一定角度回転して、
第1クラッチ板21は遊星ギヤー11,14を係止しな
い位置に退避する。
【0067】次に、モータ1が反時計方向(CCW方
向)にオンすると(ステップS32)、太陽ギヤー13
は時計方向に回転する。
向)にオンすると(ステップS32)、太陽ギヤー13
は時計方向に回転する。
【0068】これにより、遊星ギヤー11は時計方向に
公転し、一方の遊星ギヤー11がチャージギヤー18に
係合して、図示しないミラー,シャッタ,絞りのチャー
ジ機構を駆動する。
公転し、一方の遊星ギヤー11がチャージギヤー18に
係合して、図示しないミラー,シャッタ,絞りのチャー
ジ機構を駆動する。
【0069】このとき同時に遊星ギヤー14も時計方向
に公転するが、係止はされないために、駆動力をインタ
ーナルギヤー22には伝えることはなく、すなわち太陽
ギヤー13の周りを時計方向に公転し続ける。
に公転するが、係止はされないために、駆動力をインタ
ーナルギヤー22には伝えることはなく、すなわち太陽
ギヤー13の周りを時計方向に公転し続ける。
【0070】そして、チャージが終了したか否かを判断
し(ステップS33)、チャージが完了していたらモー
タ1をオフにして終了する(ステップS34)。
し(ステップS33)、チャージが完了していたらモー
タ1をオフにして終了する(ステップS34)。
【0071】次に上記ステップS7のフィルムの巻き戻
しの動作を、図4を参照しながら図9のフローチャート
に沿って説明する。
しの動作を、図4を参照しながら図9のフローチャート
に沿って説明する。
【0072】モータ1をある所定の短い時間、すなわ
ち、遊星ギヤー11が反時計方向に公転して巻上ギヤー
17に係合するが巻上スプール2を駆動させない程度の
時間だけ時計方向に回転させて、第1クラッチ板21を
作動させる前の準備をする(ステップS41)。
ち、遊星ギヤー11が反時計方向に公転して巻上ギヤー
17に係合するが巻上スプール2を駆動させない程度の
時間だけ時計方向に回転させて、第1クラッチ板21を
作動させる前の準備をする(ステップS41)。
【0073】次に、双方向保持型プランジャ19を反時
計方向(CCW方向)に回転させて(ステップS4
2)、第1クラッチ板21を遊星ギヤー11,14の公
転を係止する位置に移動させる。
計方向(CCW方向)に回転させて(ステップS4
2)、第1クラッチ板21を遊星ギヤー11,14の公
転を係止する位置に移動させる。
【0074】モータ1を反時計方向に回転すると(ステ
ップS43)、太陽ギヤー13は時計方向に回転する。
これにより遊星ギヤー11,14は時計方向に公転し
て、第1クラッチ板21により係止される。この位置で
は2つの遊星ギヤー11は、巻上ギヤー17とチャージ
ギヤー18のどちらにも噛合しない。
ップS43)、太陽ギヤー13は時計方向に回転する。
これにより遊星ギヤー11,14は時計方向に公転し
て、第1クラッチ板21により係止される。この位置で
は2つの遊星ギヤー11は、巻上ギヤー17とチャージ
ギヤー18のどちらにも噛合しない。
【0075】上述のように遊星ギヤー14は第1クラッ
チ板21により係止されてその位置で自転を行い、この
駆動力によりインターナルギヤー22が反時計方向に回
転されて、ベルト24を介してフィルムを巻き戻す。
チ板21により係止されてその位置で自転を行い、この
駆動力によりインターナルギヤー22が反時計方向に回
転されて、ベルト24を介してフィルムを巻き戻す。
【0076】そして、フィルムがフィルムパトローネ内
に収納されたか否かを判断し(ステップS44)、収納
された場合にはモータ1をオフにして終了する(ステッ
プS45)。
に収納されたか否かを判断し(ステップS44)、収納
された場合にはモータ1をオフにして終了する(ステッ
プS45)。
【0077】このような実施例によれば、送り出し式の
フィルムパトローネを使用するカメラにおいて、1つの
モータでフィルム給送(送り出し,巻き上げ,巻き戻
し)とチャージ(ミラー,シャッタ,絞り)を行うこと
ができるために、カメラを小型に、そして安価にするこ
とができる。
フィルムパトローネを使用するカメラにおいて、1つの
モータでフィルム給送(送り出し,巻き上げ,巻き戻
し)とチャージ(ミラー,シャッタ,絞り)を行うこと
ができるために、カメラを小型に、そして安価にするこ
とができる。
【0078】加えて、フィルムの送り出し時や巻き上げ
時に、巻上スプールとフィルムスプールの間に発生する
周速差を自動的に調整することができる。
時に、巻上スプールとフィルムスプールの間に発生する
周速差を自動的に調整することができる。
【0079】また、遊星減速機構をプラスチックにより
形成したために、密閉するのが容易で、組立性および分
解性が良くなる。さらに、遊星減速機構の出力部を凸,
凹形状で連結することにより、芯ずれに起因して発生す
るうなり音を防止することができるとともに、プラスチ
ック部材と金属部材の連結を効果的に行うことができ
る。そして、プラスチック材料と金属材料を適切に用い
ているために、必要な強度を保ちながら、コストを削減
することができる。
形成したために、密閉するのが容易で、組立性および分
解性が良くなる。さらに、遊星減速機構の出力部を凸,
凹形状で連結することにより、芯ずれに起因して発生す
るうなり音を防止することができるとともに、プラスチ
ック部材と金属部材の連結を効果的に行うことができ
る。そして、プラスチック材料と金属材料を適切に用い
ているために、必要な強度を保ちながら、コストを削減
することができる。
【0080】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施態様によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
実施態様によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0081】(1) カメラ内の第1の駆動系を駆動す
る第1駆動機構と、カメラ内の第2の駆動系を駆動する
第2駆動機構と、カメラ内の第3の駆動系を駆動する第
3駆動機構と、上記第1駆動機構、第2駆動機構および
第3駆動機構を動作させるための回転駆動源と、上記回
転駆動源の回転駆動力を駆動源の回転方向切り換えによ
り、上記第1駆動機構と上記第3駆動機構とに選択的に
連結し伝達可能とする遊星歯車機構と、上記回転駆動源
の回転駆動力を上記第2駆動機構に選択的に伝達可能と
する差動歯車機構と、上記遊星歯車機構と上記差動歯車
機構とを選択的に組み合わせ切り換えて係止および解除
することにより、上記第1駆動機構、第2駆動機構およ
び第3駆動機構のうち少なくとも1つを駆動させる係止
手段と、を具備することを特徴とするカメラの駆動切換
機構。
る第1駆動機構と、カメラ内の第2の駆動系を駆動する
第2駆動機構と、カメラ内の第3の駆動系を駆動する第
3駆動機構と、上記第1駆動機構、第2駆動機構および
第3駆動機構を動作させるための回転駆動源と、上記回
転駆動源の回転駆動力を駆動源の回転方向切り換えによ
り、上記第1駆動機構と上記第3駆動機構とに選択的に
連結し伝達可能とする遊星歯車機構と、上記回転駆動源
の回転駆動力を上記第2駆動機構に選択的に伝達可能と
する差動歯車機構と、上記遊星歯車機構と上記差動歯車
機構とを選択的に組み合わせ切り換えて係止および解除
することにより、上記第1駆動機構、第2駆動機構およ
び第3駆動機構のうち少なくとも1つを駆動させる係止
手段と、を具備することを特徴とするカメラの駆動切換
機構。
【0082】(2) カメラ内の第1の駆動系を駆動す
る第1駆動機構と、カメラ内の第2の駆動系を駆動する
第2駆動機構と、カメラ内の第3の駆動系を駆動する第
3駆動機構と、上記第1駆動機構、第2駆動機構および
第3駆動機構を動作させるための正逆回転する回転駆動
源と、上記回転駆動源の回転駆動力を駆動源の回転方向
切り換えにより、上記第1駆動機構と上記第3駆動機構
とに選択的に連結し伝達可能とする第1の遊星歯車を有
する遊星歯車機構と、上記回転駆動源の回転駆動力を上
記第2駆動機構に選択的に伝達可能とする第2の遊星歯
車を有する差動歯車機構と、上記第1の遊星歯車および
上記第2の遊星歯車の公転作動を選択的に係止および解
除する第1の係止機構と、上記第2の遊星歯車の公転作
動の一方向回転のみを係止する第2の係止機構と、を具
備することを特徴とするカメラの駆動切換機構。
る第1駆動機構と、カメラ内の第2の駆動系を駆動する
第2駆動機構と、カメラ内の第3の駆動系を駆動する第
3駆動機構と、上記第1駆動機構、第2駆動機構および
第3駆動機構を動作させるための正逆回転する回転駆動
源と、上記回転駆動源の回転駆動力を駆動源の回転方向
切り換えにより、上記第1駆動機構と上記第3駆動機構
とに選択的に連結し伝達可能とする第1の遊星歯車を有
する遊星歯車機構と、上記回転駆動源の回転駆動力を上
記第2駆動機構に選択的に伝達可能とする第2の遊星歯
車を有する差動歯車機構と、上記第1の遊星歯車および
上記第2の遊星歯車の公転作動を選択的に係止および解
除する第1の係止機構と、上記第2の遊星歯車の公転作
動の一方向回転のみを係止する第2の係止機構と、を具
備することを特徴とするカメラの駆動切換機構。
【0083】(3) 付記1または付記2において、第
1駆動機構はフィルム巻取機構であり、第2駆動機構は
フィルム送出および巻戻機構であり、また第3駆動機構
はカメラ内のチャージ機構であることを特徴とするカメ
ラの駆動切換機構。
1駆動機構はフィルム巻取機構であり、第2駆動機構は
フィルム送出および巻戻機構であり、また第3駆動機構
はカメラ内のチャージ機構であることを特徴とするカメ
ラの駆動切換機構。
【0084】(4) 付記1または付記2において、第
1駆動機構はフィルム巻取機構であり、第2駆動機構は
フィルム送出および巻戻機構であり、また第3駆動機構
は一眼レフレックスカメラのシャッタ、ミラーおよび絞
りの内いずれか1つ以上のチャージ機構であることを特
徴とするカメラの駆動切換機構。
1駆動機構はフィルム巻取機構であり、第2駆動機構は
フィルム送出および巻戻機構であり、また第3駆動機構
は一眼レフレックスカメラのシャッタ、ミラーおよび絞
りの内いずれか1つ以上のチャージ機構であることを特
徴とするカメラの駆動切換機構。
【0085】(5) フィルムパトローネ内より送り出
されたフィルムを巻き取る方式のカメラの駆動切換機構
において、送り出されたフィルムを巻き取る巻上スプー
ルを有する第1駆動機構と、フィルムパトローネ内のフ
ィルムスプールと係合するとともに、一方向の回転でフ
ィルムの送り出しをし、他方向の回転で巻き戻しをする
パトローネ係合部材を有する第2駆動機構とを有しフィ
ルム給送を行うフィルム給送機構と、上記フィルム給送
機構とは別にカメラ内の作動を行う第3駆動機構と、上
記第1駆動機構、第2駆動機構および第3駆動機構を駆
動するための正逆回転する回転駆動源と、上記回転駆動
源に連動し回転する太陽歯車と、上記太陽歯車に噛合す
るとともに公転可能な第1の遊星歯車を有し、上記回転
駆動源の回転駆動力を上記第1駆動機構の巻上スプール
と上記第3駆動機構とに選択的に伝達可能とする遊星歯
車機構と、上記太陽歯車に噛合するとともに公転可能に
支持された第2の遊星歯車と、この第2の遊星歯車に噛
合する内歯歯車とを有し、上記回転駆動源の回転駆動力
を上記第2駆動機構のパトローネ係合部材に選択的に伝
達可能とするとともに、巻上時の上記第1駆動機構の巻
上スプールによるフィルム巻取量と上記第2駆動機構の
パトローネ係合部材によるフィルム送出量との差を調整
する差動歯車機構と、上記遊星歯車機構の第1の遊星歯
車および上記差動歯車機構の第2の遊星歯車のそれぞれ
の公転作動を規制制御し、上記回転駆動源から上記第1
駆動機構、第2駆動機構および第3駆動機構への駆動切
換を行うクラッチ手段と、を具備することを特徴とする
カメラの駆動切換機構。
されたフィルムを巻き取る方式のカメラの駆動切換機構
において、送り出されたフィルムを巻き取る巻上スプー
ルを有する第1駆動機構と、フィルムパトローネ内のフ
ィルムスプールと係合するとともに、一方向の回転でフ
ィルムの送り出しをし、他方向の回転で巻き戻しをする
パトローネ係合部材を有する第2駆動機構とを有しフィ
ルム給送を行うフィルム給送機構と、上記フィルム給送
機構とは別にカメラ内の作動を行う第3駆動機構と、上
記第1駆動機構、第2駆動機構および第3駆動機構を駆
動するための正逆回転する回転駆動源と、上記回転駆動
源に連動し回転する太陽歯車と、上記太陽歯車に噛合す
るとともに公転可能な第1の遊星歯車を有し、上記回転
駆動源の回転駆動力を上記第1駆動機構の巻上スプール
と上記第3駆動機構とに選択的に伝達可能とする遊星歯
車機構と、上記太陽歯車に噛合するとともに公転可能に
支持された第2の遊星歯車と、この第2の遊星歯車に噛
合する内歯歯車とを有し、上記回転駆動源の回転駆動力
を上記第2駆動機構のパトローネ係合部材に選択的に伝
達可能とするとともに、巻上時の上記第1駆動機構の巻
上スプールによるフィルム巻取量と上記第2駆動機構の
パトローネ係合部材によるフィルム送出量との差を調整
する差動歯車機構と、上記遊星歯車機構の第1の遊星歯
車および上記差動歯車機構の第2の遊星歯車のそれぞれ
の公転作動を規制制御し、上記回転駆動源から上記第1
駆動機構、第2駆動機構および第3駆動機構への駆動切
換を行うクラッチ手段と、を具備することを特徴とする
カメラの駆動切換機構。
【0086】(6) 付記5において、上記第3駆動機
構は、カメラのチャージ機構であることを特徴とするカ
メラの駆動切換機構。
構は、カメラのチャージ機構であることを特徴とするカ
メラの駆動切換機構。
【0087】(7) 付記5において、上記第3駆動機
構は、一眼レフレックスカメラのシャッタ、ミラー、絞
りの内のいずれか1つ以上のチャージ機構であることを
特徴とするカメラの駆動切換機構。
構は、一眼レフレックスカメラのシャッタ、ミラー、絞
りの内のいずれか1つ以上のチャージ機構であることを
特徴とするカメラの駆動切換機構。
【0088】(8) フィルムパトローネ内より送り出
されたフィルムを巻き取る方式のカメラの駆動切換機構
において、フィルムの送出、巻上、巻戻およびシャッ
タ、ミラー、絞りの内のいずれか1つ以上のチャージを
行う回転駆動源と、上記駆動源の作動を巻上機構とチャ
ージ機構とに選択的に伝達可能とする遊星歯車機構と、
上記駆動源の作動を巻戻機構に選択的に伝達するととも
に、巻上機構と巻戻機構とによるフィルム巻取と送出の
量の差を自動的に調整する差動歯車機構と、上記遊星歯
車機構の遊星歯車および上記差動歯車機構の遊星歯車の
公転作動を制御し、上記駆動源から巻上機構、フィルム
送出を含む巻戻機構、チャージ機構への作動切換を行う
クラッチ機構と、を具備することを特徴とするカメラの
駆動切換機構。
されたフィルムを巻き取る方式のカメラの駆動切換機構
において、フィルムの送出、巻上、巻戻およびシャッ
タ、ミラー、絞りの内のいずれか1つ以上のチャージを
行う回転駆動源と、上記駆動源の作動を巻上機構とチャ
ージ機構とに選択的に伝達可能とする遊星歯車機構と、
上記駆動源の作動を巻戻機構に選択的に伝達するととも
に、巻上機構と巻戻機構とによるフィルム巻取と送出の
量の差を自動的に調整する差動歯車機構と、上記遊星歯
車機構の遊星歯車および上記差動歯車機構の遊星歯車の
公転作動を制御し、上記駆動源から巻上機構、フィルム
送出を含む巻戻機構、チャージ機構への作動切換を行う
クラッチ機構と、を具備することを特徴とするカメラの
駆動切換機構。
【0089】(9) カメラの駆動機構において、駆動
のための回転駆動源と、上記駆動源と連結され、密閉さ
れた遊星減速機構と、上記遊星減速機構の回転出力軸
と、この回転出力軸に設けた凸または凹形状部と、上記
出力軸の凸または凹形状部と係合し連結するように凹ま
たは凸形状を配設された回転部材と、を有し、上記出力
軸と上記回転部材とが一体的に回転するようにしたこと
を特徴とするカメラの駆動切換機構。
のための回転駆動源と、上記駆動源と連結され、密閉さ
れた遊星減速機構と、上記遊星減速機構の回転出力軸
と、この回転出力軸に設けた凸または凹形状部と、上記
出力軸の凸または凹形状部と係合し連結するように凹ま
たは凸形状を配設された回転部材と、を有し、上記出力
軸と上記回転部材とが一体的に回転するようにしたこと
を特徴とするカメラの駆動切換機構。
【0090】付記9に記載のカメラの駆動切換機構によ
れば、遊星減速機構を密閉するのが容易で組立性および
分解性が良くなるとともに、遊星減速機構の出力部を
凸,凹形状で連結することにより、出力軸の芯ずれに起
因するうなり音の発生を良好に防止することができると
いう効果を奏する。
れば、遊星減速機構を密閉するのが容易で組立性および
分解性が良くなるとともに、遊星減速機構の出力部を
凸,凹形状で連結することにより、出力軸の芯ずれに起
因するうなり音の発生を良好に防止することができると
いう効果を奏する。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカメラの駆
動切換機構によれば、複数の駆動機構を単一の回転駆動
源で駆動することにより、カメラの小型化とコストダウ
ンが可能になる。
動切換機構によれば、複数の駆動機構を単一の回転駆動
源で駆動することにより、カメラの小型化とコストダウ
ンが可能になる。
【図1】本発明の一実施例のカメラの駆動切換機構を示
す縦断面図。
す縦断面図。
【図2】上記実施例において、フィルムの送り出しおよ
び1駒巻き上げの動作時のカメラの駆動切換機構の要部
を示す底面図。
び1駒巻き上げの動作時のカメラの駆動切換機構の要部
を示す底面図。
【図3】上記実施例において、ミラー,シャッタ,絞り
のチャージ動作時のカメラの駆動切換機構の要部を示す
底面図。
のチャージ動作時のカメラの駆動切換機構の要部を示す
底面図。
【図4】上記実施例において、フィルムの巻き戻し動作
時のカメラの駆動切換機構の要部を示す底面図。
時のカメラの駆動切換機構の要部を示す底面図。
【図5】上記実施例のカメラの駆動シーケンスを示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図6】上記実施例のカメラのフィルム送り出し動作を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図7】上記実施例のカメラのフィルム1駒巻上の動作
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図8】上記実施例のカメラのミラー,シャッタ,絞り
のチャージ動作を示すフローチャート。
のチャージ動作を示すフローチャート。
【図9】上記実施例のカメラのフィルム巻き戻し動作を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
1…モータ(回転駆動源) 11,14…遊星ギヤー 13…太陽ギヤー 17…巻上ギヤー 18…チャージギヤー 21…第1クラッチ板 22…インターナルギヤー 25…第2クラッチ板
Claims (3)
- 【請求項1】 カメラ内の第1の駆動系を駆動する第1
駆動機構と、 カメラ内の第2の駆動系を駆動する第2駆動機構と、 カメラ内の第3の駆動系を駆動する第3駆動機構と、 上記第1駆動機構、第2駆動機構および第3駆動機構を
動作させるための正逆回転する回転駆動源と、 上記回転駆動源の回転駆動力を駆動源の回転方向切り換
えにより、上記第1駆動機構と上記第3駆動機構とに選
択的に連結し伝達可能とする第1の遊星歯車を有する遊
星歯車機構と、 上記回転駆動源の回転駆動力を上記第2駆動機構に選択
的に伝達可能とする第2の遊星歯車を有する差動歯車機
構と、 上記遊星歯車機構の第1の遊星歯車と上記差動歯車機構
の第2の遊星歯車とを選択的に組み合わせ係止すること
により、上記回転駆動源から上記第1駆動機構、第2駆
動機構および第3駆動機構のうち少なくとも1つを選択
的に駆動する係止手段と、 を具備することを特徴とするカメラの駆動切換機構。 - 【請求項2】 フィルムパトローネ内より送り出された
フィルムを巻き取る方式のカメラの駆動切換機構におい
て、 送り出されたフィルムを巻き取る巻上スプールを有する
第1駆動機構と、フィルムパトローネ内のフィルムスプ
ールと係合するとともに、一方向の回転でフィルムの送
り出しをし、他方向の回転で巻き戻しをするパトローネ
係合部材を有する第2駆動機構とを有しフィルム給送を
行うフィルム給送機構と、 上記フィルム給送機構とは別にカメラ内の作動を行う第
3駆動機構と、 上記第1駆動機構、第2駆動機構および第3駆動機構を
駆動するための正逆回転する回転駆動源と、 上記回転駆動源の出力を上記第1駆動機構の巻上スプー
ルと上記第3駆動機構とに選択的に伝達可能とする遊星
歯車機構と、 上記回転駆動源の出力を上記第2駆動機構のパトローネ
係合部材に選択的に伝達可能とするとともに、巻き上げ
時の上記第1駆動機構の巻上スプールによるフィルム巻
取量と上記第2駆動機構のパトローネ係合部材によるフ
ィルム送り出し量との差を調整する差動歯車機構と、 上記遊星歯車機構の遊星歯車および上記差動歯車機構の
遊星歯車のそれぞれの公転作動を規制制御し、上記回転
駆動源からの上記第1駆動機構、第2駆動機構および第
3駆動機構への駆動切換を行うクラッチ手段と、 を具備することを特徴とするカメラの駆動切換機構。 - 【請求項3】 フィルムパトローネ内より送り出された
フィルムを巻き取る方式のカメラの駆動切換機構におい
て、 送り出されたフィルムを巻き取る巻上スプールを有する
第1駆動機構と、フィルムパトローネ内のフィルムスプ
ールと係合するとともに、一方向の回転でフィルムの送
り出しをし、他方向の回転で巻き戻しをするパトローネ
係合部材を有する第2駆動機構とを有しフィルム給送を
行うフィルム給送機構と、 上記フィルム給送機構とは別にカメラ内の作動を行う第
3駆動機構と、 上記第1駆動機構、第2駆動機構および第3駆動機構を
駆動するための正逆回転する回転駆動源と、 上記回転駆動源の出力を上記第1駆動機構の巻上スプー
ルと上記第3駆動機構とに選択的に伝達可能とする第1
の遊星歯車を有する遊星歯車機構と、 上記回転駆動源の出力を上記第2駆動機構のパトローネ
係合部材に選択的に伝達可能とするとともに、巻き上げ
時の上記第1駆動機構の巻上スプールによるフィルム巻
取量と上記第2駆動機構のパトローネ係合部材によるフ
ィルム送り出し量との差を調整する第2の遊星歯車を含
む差動歯車機構と、 上記第1の遊星歯車および上記第2の遊星歯車の公転作
動を選択的に係止する第1の係止機構と、 上記第2の遊星歯車の公転作動の一方向回転のみを係止
する第2の係止機構と、 を具備することを特徴とするカメラの駆動切換機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24430594A JPH08110557A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | カメラの駆動切換機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24430594A JPH08110557A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | カメラの駆動切換機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08110557A true JPH08110557A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17116768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24430594A Withdrawn JPH08110557A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | カメラの駆動切換機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08110557A (ja) |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP24430594A patent/JPH08110557A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |