JPH0811065A - 充電式油圧工具のオイルタンク構造 - Google Patents
充電式油圧工具のオイルタンク構造Info
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- JPH0811065A JPH0811065A JP6145874A JP14587494A JPH0811065A JP H0811065 A JPH0811065 A JP H0811065A JP 6145874 A JP6145874 A JP 6145874A JP 14587494 A JP14587494 A JP 14587494A JP H0811065 A JPH0811065 A JP H0811065A
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- oil
- tool
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 油圧ポンプを配置した工具ボディに減速機を
介してモータを接続し、充電式電池により前記モータを
作動させ、前記油圧ポンプを操作して油圧力を得る充電
式油圧工具のオイルタンク構造であって、工具を小型化
出来、操作性及び作業性がよく、オイルタンクへの外部
からの給油が容易で利便性のよい充電式油圧工具が得ら
れるオイルタンク構造にする。 【構成】 工具ボディ2に取り付けた減速機ケース3内
に油室5を設けると共に、減速機ケース3をゴムカバー
7aで被覆することにより減速機ケース3の外周にオイ
ルタンク7を形設して前記油室と連通させ、また、ゴム
カバー7aは両端取り付け部間の中間部を膨出状に径を
大きくし、さらに、給油口7bはゴムカバー7aと一体
につくって工具カバー9外に突出させ、この給油口7b
に施す給油栓10は、密栓時に、内部の減速機ケース3
に螺着するように構成した。
介してモータを接続し、充電式電池により前記モータを
作動させ、前記油圧ポンプを操作して油圧力を得る充電
式油圧工具のオイルタンク構造であって、工具を小型化
出来、操作性及び作業性がよく、オイルタンクへの外部
からの給油が容易で利便性のよい充電式油圧工具が得ら
れるオイルタンク構造にする。 【構成】 工具ボディ2に取り付けた減速機ケース3内
に油室5を設けると共に、減速機ケース3をゴムカバー
7aで被覆することにより減速機ケース3の外周にオイ
ルタンク7を形設して前記油室と連通させ、また、ゴム
カバー7aは両端取り付け部間の中間部を膨出状に径を
大きくし、さらに、給油口7bはゴムカバー7aと一体
につくって工具カバー9外に突出させ、この給油口7b
に施す給油栓10は、密栓時に、内部の減速機ケース3
に螺着するように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧着や切断等電線の端末
処理において使用する充電式油圧工具のオイルタンク構
造に関する。
処理において使用する充電式油圧工具のオイルタンク構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】工具ボディにオイルタンクとモータと充
電式電池を付設し、充電式電池によりモータを駆動し、
工具ボディに配置した油圧ポンプを操作してオイルタン
クの作動油を圧送して油圧力を得、その油圧力によりピ
ストンを駆動して電線の圧着や切断等を行う市販の充電
式油圧工具としては、例えば、図5及び図6に示した形
状の圧着工具がある。図5の圧着工具41は、モータ4
2が減速機43を介して工具ボディ44に接続され、工
具ボディ44の下部にハンドル部45とオイルタンク4
6が並設され、ハンドル部45の下端部に取り付けた充
電式電池47によってモータ42が作動し、工具ボディ
44に内設された油圧ポンプを駆動し、ピストンを移動
させて圧着作業が行えるようにしている。図において、
48は給油栓である。また、図6の圧着工具51は、工
具ボディ52の後部にオイルタンク53と減速機54及
びモータ55が並設され、工具ボディ52の下部に取り
付けたハンドル部56の下端部の充電式電池57によっ
てモータ55が作動し、工具ボディ52の油圧ポンプが
オイルタンク53の作動油を吸引してピストンを駆動
し、圧着作業が行われるものである。図において、58
は給油栓である。
電式電池を付設し、充電式電池によりモータを駆動し、
工具ボディに配置した油圧ポンプを操作してオイルタン
クの作動油を圧送して油圧力を得、その油圧力によりピ
ストンを駆動して電線の圧着や切断等を行う市販の充電
式油圧工具としては、例えば、図5及び図6に示した形
状の圧着工具がある。図5の圧着工具41は、モータ4
2が減速機43を介して工具ボディ44に接続され、工
具ボディ44の下部にハンドル部45とオイルタンク4
6が並設され、ハンドル部45の下端部に取り付けた充
電式電池47によってモータ42が作動し、工具ボディ
44に内設された油圧ポンプを駆動し、ピストンを移動
させて圧着作業が行えるようにしている。図において、
48は給油栓である。また、図6の圧着工具51は、工
具ボディ52の後部にオイルタンク53と減速機54及
びモータ55が並設され、工具ボディ52の下部に取り
付けたハンドル部56の下端部の充電式電池57によっ
てモータ55が作動し、工具ボディ52の油圧ポンプが
オイルタンク53の作動油を吸引してピストンを駆動
し、圧着作業が行われるものである。図において、58
は給油栓である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5の
圧着工具41は、オイルタンク46部分がハンドル部4
5と並んで工具ボディ44から突出する形に設けられて
いるので、ハンドル部45の位置を工具の重心をとるよ
うに任意に設定できず、重量バランスが悪く、また、例
えば、作業域が狭い配電盤作業の場合等、突出している
オイルタンク46に操作が妨げられることがある等操作
性に問題があった。さらに、この工具にあっては、オイ
ルタンク46に一体に給油口を設けるようにすると給油
栓の抜け止めが困難になるため、オイルタンク46の給
油栓48は、オイルタンク46を接続した工具ボディ4
4の上部にねじ止めで取り付け、工具ボディ44を介し
てオイルタンク46に接続するようにしてあり、Oリン
グ等のシール措置を必要とするものになっている。
圧着工具41は、オイルタンク46部分がハンドル部4
5と並んで工具ボディ44から突出する形に設けられて
いるので、ハンドル部45の位置を工具の重心をとるよ
うに任意に設定できず、重量バランスが悪く、また、例
えば、作業域が狭い配電盤作業の場合等、突出している
オイルタンク46に操作が妨げられることがある等操作
性に問題があった。さらに、この工具にあっては、オイ
ルタンク46に一体に給油口を設けるようにすると給油
栓の抜け止めが困難になるため、オイルタンク46の給
油栓48は、オイルタンク46を接続した工具ボディ4
4の上部にねじ止めで取り付け、工具ボディ44を介し
てオイルタンク46に接続するようにしてあり、Oリン
グ等のシール措置を必要とするものになっている。
【0004】また、図6の圧着工具51は、オイルタン
ク53が工具内において比較的に大きい容積を保持して
取り付けられているので、圧着工具51の形状が全体的
に大型化しており、操作性が問題になることがあった。
さらに、オイルタンク53の給油栓58はオイルタンク
53と共に工具カバー内にあるため、給油の際は、工具
カバーの一部あるいは全部を外さなければならない等利
便性に欠けるところがあった。
ク53が工具内において比較的に大きい容積を保持して
取り付けられているので、圧着工具51の形状が全体的
に大型化しており、操作性が問題になることがあった。
さらに、オイルタンク53の給油栓58はオイルタンク
53と共に工具カバー内にあるため、給油の際は、工具
カバーの一部あるいは全部を外さなければならない等利
便性に欠けるところがあった。
【0005】以上の状況に鑑み、本発明は、工具の重量
バランスがよく、工具を小型化でき、操作性及び作業性
がよく、オイルタンクへの外部からの給油が容易で利便
性のよい充電式油圧工具のオイルタンク構造の提供を目
的とする。
バランスがよく、工具を小型化でき、操作性及び作業性
がよく、オイルタンクへの外部からの給油が容易で利便
性のよい充電式油圧工具のオイルタンク構造の提供を目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、油圧ポンプを配置した工具ボディに減速
機ケースを取り付けて収裝した減速機を介してモータを
接続し、充電式電池により前記モータを作動させ、前記
油圧ポンプを操作して油圧力を得る充電式油圧工具のオ
イルタンク構造であって、該オイルタンク構造は、前記
工具ボディと減速機との間に油室を形設すると共に、減
速機ケースを弾性材カバーで被覆することにより減速機
ケースの外周にオイルタンクを形設し、前記油室と前記
オイルタンクとを直接連通させてなるところの充電式油
圧工具のオイルタンク構造を、また、前記オイルタンク
は両端取り付け部間の前記弾性材カバーを外方に膨出状
態の大径に形成した充電式油圧工具のオイルタンク構造
を、さらに、前記オイルタンクは給油口を前記弾性材カ
バーと一体に形設すると共に、該給油口を工具カバーの
外方に突出させた充電式油圧工具のオイルタンク構造
を、またさらに、前記給油口の給油栓は、先端部をネジ
部に形成して、密栓時に減速機ケースに螺着させるとこ
ろの充電式油圧工具のオイルタンク構造を提案するもの
である。
め、本発明は、油圧ポンプを配置した工具ボディに減速
機ケースを取り付けて収裝した減速機を介してモータを
接続し、充電式電池により前記モータを作動させ、前記
油圧ポンプを操作して油圧力を得る充電式油圧工具のオ
イルタンク構造であって、該オイルタンク構造は、前記
工具ボディと減速機との間に油室を形設すると共に、減
速機ケースを弾性材カバーで被覆することにより減速機
ケースの外周にオイルタンクを形設し、前記油室と前記
オイルタンクとを直接連通させてなるところの充電式油
圧工具のオイルタンク構造を、また、前記オイルタンク
は両端取り付け部間の前記弾性材カバーを外方に膨出状
態の大径に形成した充電式油圧工具のオイルタンク構造
を、さらに、前記オイルタンクは給油口を前記弾性材カ
バーと一体に形設すると共に、該給油口を工具カバーの
外方に突出させた充電式油圧工具のオイルタンク構造
を、またさらに、前記給油口の給油栓は、先端部をネジ
部に形成して、密栓時に減速機ケースに螺着させるとこ
ろの充電式油圧工具のオイルタンク構造を提案するもの
である。
【0007】
【作用】工具のスイッチを入れると、モータを作動さ
せ、減速されたモータの回転を直線運動に変えて油圧ポ
ンプを作動させることにより、オイルタンクの作動油を
圧送してピストンを駆動し、圧着等の作業を行うことが
できる。
せ、減速されたモータの回転を直線運動に変えて油圧ポ
ンプを作動させることにより、オイルタンクの作動油を
圧送してピストンを駆動し、圧着等の作業を行うことが
できる。
【0008】減速機ケース内に油室を設けると共に、こ
の油室に直接連通するオイルタンクを減速機ケースの外
周に設けたので、減速機ケース外周部の空間が生かされ
ると共に、オイルタンクのための独自のスペースを必要
とせず、工具が小型化される。オイルタンクの弾性材カ
バー部は、両端取り付け部よりその中間部外径を膨出状
態に径を比較的大きくすることにより、貯油量を大にす
ると共に弾力性を大にして油圧ポンプの吸引作用を容易
にすることができる。また、給油口はオイルタンクの弾
性材カバーと一体に設け、工具カバー上に突出させたの
で、工具外部から直接給油操作ができる。さらに、給油
栓は先端部をネジ部に形成し、密栓時に減速機ケースに
螺着させるので、給油栓の密栓及び抜け止めが容易に且
つ確実に行える。
の油室に直接連通するオイルタンクを減速機ケースの外
周に設けたので、減速機ケース外周部の空間が生かされ
ると共に、オイルタンクのための独自のスペースを必要
とせず、工具が小型化される。オイルタンクの弾性材カ
バー部は、両端取り付け部よりその中間部外径を膨出状
態に径を比較的大きくすることにより、貯油量を大にす
ると共に弾力性を大にして油圧ポンプの吸引作用を容易
にすることができる。また、給油口はオイルタンクの弾
性材カバーと一体に設け、工具カバー上に突出させたの
で、工具外部から直接給油操作ができる。さらに、給油
栓は先端部をネジ部に形成し、密栓時に減速機ケースに
螺着させるので、給油栓の密栓及び抜け止めが容易に且
つ確実に行える。
【0009】
【実施例】以下、実施例による図面により本発明の充電
式油圧工具のオイルタンク構造を説明する。図1は本発
明のオイルタンク構造を施した充電式油圧圧着工具の部
分破断側面図で、図2は図1の油圧圧着工具におけるオ
イルタンク構造を示す部分破断側面図で、図3は図1の
油圧圧着工具における工具ボディ部分の破断側面図で、
図4は図1の油圧圧着工具の工具ボディ部分の別位置の
破断側面図である。
式油圧工具のオイルタンク構造を説明する。図1は本発
明のオイルタンク構造を施した充電式油圧圧着工具の部
分破断側面図で、図2は図1の油圧圧着工具におけるオ
イルタンク構造を示す部分破断側面図で、図3は図1の
油圧圧着工具における工具ボディ部分の破断側面図で、
図4は図1の油圧圧着工具の工具ボディ部分の別位置の
破断側面図である。
【0010】この充電式油圧圧着工具1は、工具ボディ
2の後部(図示右方)に減速機ケース3を取り付け、減
速機4を収裝すると共に減速機4と工具ボディ2間に油
室5を設け、減速機4の後部にモータ6を接続してあ
り、減速機ケース3の外周には弾性材カバーとしてのゴ
ムカバー7aを取り付けてオイルタンク7に構成し、減
速機ケース3に連通孔8を穿設してオイルタンク7と前
記油室5と連通させてあり、また、オイルタンク7の上
部には給油口7bを一体に形成して工具カバー9上に突
出させ、外部から給油栓10を施せるようにしてある。
給油栓10は先端をネジ部に形成し、密栓時に、オイル
タンク7内部の減速機ケース3に螺着させる状態に固定
できるようにしてある。そして、工具ボディ2の前部に
は、フレーム11を取り付け、このフレーム11からさ
らにリンク杆12と三角リンク板13からなるリンク機
構を介してダイスヘッド14をそれぞれ一対に接続して
ある。また、ダイスヘッド14は圧着ダイス部14aを
一体に備えている。なお、オイルタンク7は、図2のよ
うに、Oリング7cによる両端取り付け部間のゴムカバ
ー7aをストレートではなく、外方に膨らみをもたせた
形に外径をC寸法分だけ大きくし、油量を確保させてあ
る。
2の後部(図示右方)に減速機ケース3を取り付け、減
速機4を収裝すると共に減速機4と工具ボディ2間に油
室5を設け、減速機4の後部にモータ6を接続してあ
り、減速機ケース3の外周には弾性材カバーとしてのゴ
ムカバー7aを取り付けてオイルタンク7に構成し、減
速機ケース3に連通孔8を穿設してオイルタンク7と前
記油室5と連通させてあり、また、オイルタンク7の上
部には給油口7bを一体に形成して工具カバー9上に突
出させ、外部から給油栓10を施せるようにしてある。
給油栓10は先端をネジ部に形成し、密栓時に、オイル
タンク7内部の減速機ケース3に螺着させる状態に固定
できるようにしてある。そして、工具ボディ2の前部に
は、フレーム11を取り付け、このフレーム11からさ
らにリンク杆12と三角リンク板13からなるリンク機
構を介してダイスヘッド14をそれぞれ一対に接続して
ある。また、ダイスヘッド14は圧着ダイス部14aを
一体に備えている。なお、オイルタンク7は、図2のよ
うに、Oリング7cによる両端取り付け部間のゴムカバ
ー7aをストレートではなく、外方に膨らみをもたせた
形に外径をC寸法分だけ大きくし、油量を確保させてあ
る。
【0011】即ち、この油圧圧着工具1においては、前
部のダイスヘッド14から後部のモータ6までを工具軸
線上に配置しており、工具ボディ2からモータ6まで工
具カバー9で被覆すると共に、この工具カバー9を下方
に延伸して工具ボディ2部分の下方にハンドル部16を
形成し、このハンドル部16は、スイッチ17を内装
し、基部にトリガー18を設け、下端部には着脱自在に
充電式電池19を取り付けてある。
部のダイスヘッド14から後部のモータ6までを工具軸
線上に配置しており、工具ボディ2からモータ6まで工
具カバー9で被覆すると共に、この工具カバー9を下方
に延伸して工具ボディ2部分の下方にハンドル部16を
形成し、このハンドル部16は、スイッチ17を内装
し、基部にトリガー18を設け、下端部には着脱自在に
充電式電池19を取り付けてある。
【0012】工具ボディ2の前端には、図3に示すよう
に、シリンダ室20を形設し、大径部と小径部とからな
るピストン21を戻しバネ22で後方に付勢する状態に
内装し、ピストン21の先端は連結板23を介して前記
の三角リンク板13に接続させ(図1)、ピストン21
の往復動に伴うリンク動作によって圧着ダイス部14a
が開閉されるようにしてある。工具ボディ2の後端に
は、図4に示したように、プランジャ室24とこのプラ
ンジャ室24にバネで後方側に付勢する状態に収裝させ
たプランジャ25の組み合わせを工具軸線を中心に一対
に設け、プランジャ室24を油路26と吸入弁27とを
経由して油室5に連通させると共に、吐出弁28を介し
て前記シリンダ室20に連通させてある。また、図1の
ように、油室5内には前記プランジャ25に当接する斜
板29を配置してある。この斜板29は、減速機4のシ
ャフト30の先端部を屈曲的に形成して工具軸方向に対
して傾斜したシャフト先端部30a部分にベアリング3
1を介して嵌合させてあり、この斜板29が工具軸線を
中心に回転することにより、当接するプランジャ25が
往復動してポンプ作用を行えるようにしてある。
に、シリンダ室20を形設し、大径部と小径部とからな
るピストン21を戻しバネ22で後方に付勢する状態に
内装し、ピストン21の先端は連結板23を介して前記
の三角リンク板13に接続させ(図1)、ピストン21
の往復動に伴うリンク動作によって圧着ダイス部14a
が開閉されるようにしてある。工具ボディ2の後端に
は、図4に示したように、プランジャ室24とこのプラ
ンジャ室24にバネで後方側に付勢する状態に収裝させ
たプランジャ25の組み合わせを工具軸線を中心に一対
に設け、プランジャ室24を油路26と吸入弁27とを
経由して油室5に連通させると共に、吐出弁28を介し
て前記シリンダ室20に連通させてある。また、図1の
ように、油室5内には前記プランジャ25に当接する斜
板29を配置してある。この斜板29は、減速機4のシ
ャフト30の先端部を屈曲的に形成して工具軸方向に対
して傾斜したシャフト先端部30a部分にベアリング3
1を介して嵌合させてあり、この斜板29が工具軸線を
中心に回転することにより、当接するプランジャ25が
往復動してポンプ作用を行えるようにしてある。
【0013】また、工具ボディ2部分には、図3に示す
ように、油路32と戻り油路33との間に介在する高圧
規制弁34を、また、油路35と戻り油路33との間に
戻し弁36とを設け、シリンダ室20内の作動油が規定
値以上の高圧になると、高圧規制弁34が開き前記作動
油を油室5に戻して一定油圧力で圧着作業ができるよう
にし、圧着作業の終了後、ハンドル部16に取り付けた
戻しレバー37を押し(図1)、突出ピン38を押すこ
とにより戻し弁36を開き、戻しバネ22の力でシリン
ダ室20内の作動油を油室5に戻しながらピストン21
を原位置に復帰させることができるようにしてある。
ように、油路32と戻り油路33との間に介在する高圧
規制弁34を、また、油路35と戻り油路33との間に
戻し弁36とを設け、シリンダ室20内の作動油が規定
値以上の高圧になると、高圧規制弁34が開き前記作動
油を油室5に戻して一定油圧力で圧着作業ができるよう
にし、圧着作業の終了後、ハンドル部16に取り付けた
戻しレバー37を押し(図1)、突出ピン38を押すこ
とにより戻し弁36を開き、戻しバネ22の力でシリン
ダ室20内の作動油を油室5に戻しながらピストン21
を原位置に復帰させることができるようにしてある。
【0014】以上の充電式油圧圧着工具1においては、
ハンドル部16を把持し、トリガー18を押すことによ
り、スイッチ17が働き、モータ6が作動し、減速機4
を介して斜板29が回転し、一対のプランジャ25が交
互に往復動してポンプ動作をする。これにより、油室5
内の作動油は、オイルタンク7の作動油の補給を受けな
がらフィルタ40を通り(図4)、吸入弁27と吐出弁
28を通ってシリンダ室20内に供給され、圧力を高
め、戻しバネ22の力に抗してピストン21を前進駆動
する。この間、オイルタンク7は、プランジャ25のポ
ンプ動作に対して外周部のゴムカバー7aが柔軟に追随
して吸入抵抗を減じ、油室5への作動油の供給を助け
る。ピストン21と連結板23の前進により、一対の三
角リンク板13が対称的に外回りに回転し、ダイスヘッ
ド14の圧着ダイス部14aが閉じ、圧着ダイス部14
a間で電線とスリーブ等との圧着が行われる。また、圧
着が行われる間、シリンダ室20内の作動油は高圧規制
弁34によって一定圧力に規制される。
ハンドル部16を把持し、トリガー18を押すことによ
り、スイッチ17が働き、モータ6が作動し、減速機4
を介して斜板29が回転し、一対のプランジャ25が交
互に往復動してポンプ動作をする。これにより、油室5
内の作動油は、オイルタンク7の作動油の補給を受けな
がらフィルタ40を通り(図4)、吸入弁27と吐出弁
28を通ってシリンダ室20内に供給され、圧力を高
め、戻しバネ22の力に抗してピストン21を前進駆動
する。この間、オイルタンク7は、プランジャ25のポ
ンプ動作に対して外周部のゴムカバー7aが柔軟に追随
して吸入抵抗を減じ、油室5への作動油の供給を助け
る。ピストン21と連結板23の前進により、一対の三
角リンク板13が対称的に外回りに回転し、ダイスヘッ
ド14の圧着ダイス部14aが閉じ、圧着ダイス部14
a間で電線とスリーブ等との圧着が行われる。また、圧
着が行われる間、シリンダ室20内の作動油は高圧規制
弁34によって一定圧力に規制される。
【0015】圧着作業の終了後、トリガー18から指を
離してポンプ動作を停止させ、戻しレバー37を押すこ
とにより、戻し弁36が開き、戻しバネ22の力による
ピストン21の後退と共にシリンダ室20内の作動油は
油室5に戻り、余分になった油は連通孔8からオイルタ
ンク7に戻り、また、ピストン21の後退により、三角
リンク板13は内回りに回転し、圧着ダイス部14aが
開いて圧着電線を解放する。なお、この油圧圧着工具で
は、作業の終了後、不用意にトリガー18を押す場合を
考慮し、安全のためのロック機構としてトリガー18に
掛け金39を施せるようにしてある。
離してポンプ動作を停止させ、戻しレバー37を押すこ
とにより、戻し弁36が開き、戻しバネ22の力による
ピストン21の後退と共にシリンダ室20内の作動油は
油室5に戻り、余分になった油は連通孔8からオイルタ
ンク7に戻り、また、ピストン21の後退により、三角
リンク板13は内回りに回転し、圧着ダイス部14aが
開いて圧着電線を解放する。なお、この油圧圧着工具で
は、作業の終了後、不用意にトリガー18を押す場合を
考慮し、安全のためのロック機構としてトリガー18に
掛け金39を施せるようにしてある。
【0016】この油圧圧着工具の使用に伴う作動油の消
耗に対しては、給油口7bに施してある給油栓10をそ
のネジを緩めて減速機ケース3から外して抜き出す。補
給後、再び給油栓10を減速機ケース3にねじ込むこと
により、ゴムカバー7aと一体にゴム材でつくられた給
油口7bは、その弾力性により給油栓10とよく密着
し、給油栓10の抜け出しの懸念なく密栓状態を保持す
る。
耗に対しては、給油口7bに施してある給油栓10をそ
のネジを緩めて減速機ケース3から外して抜き出す。補
給後、再び給油栓10を減速機ケース3にねじ込むこと
により、ゴムカバー7aと一体にゴム材でつくられた給
油口7bは、その弾力性により給油栓10とよく密着
し、給油栓10の抜け出しの懸念なく密栓状態を保持す
る。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、減速機ケース内に油室を形設し、この油室に
直接連通するように減速機ケース外周の空間を利用して
オイルタンクを形設したので、従来のようにオイルタン
クのために独自のスペースを確保する必要がなく、ハン
ドル部を除き略ストレートな小型形状のものとなり、狭
い作業域での操作が容易になる等利便性が向上し、ま
た、ハンドル部は工具の重量バランスを考慮して適切な
位置に配置でき、操作性が改善される等工具における作
業性が向上するという効果が得られる。さらに、オイル
タンク外周の取り付け部間の弾性材カバーを外方に膨出
させる形に大きくしてあるので、オイルタンクの有効貯
油量を増加できると共にオイルタンク外周の弾力性を大
きくし、油圧ポンプの吸入抵抗を軽減することができる
という効果が得られる。またさらに、本発明によれば、
オイルタンク外周の弾性材カバーと一体に給油口を設
け、その給油口を工具カバー外に突出させることにした
ので、直接外部から給油が可能となり、利便性が向上す
るという効果が得られ、また、給油栓の先端部をネジ部
に形成し、オイルタンク内周の減速機ケースにネジ止め
するようにすることにより、給油栓の密栓及びその抜け
止めが容易に且つ確実に行われるという効果が得られ
る。
によれば、減速機ケース内に油室を形設し、この油室に
直接連通するように減速機ケース外周の空間を利用して
オイルタンクを形設したので、従来のようにオイルタン
クのために独自のスペースを確保する必要がなく、ハン
ドル部を除き略ストレートな小型形状のものとなり、狭
い作業域での操作が容易になる等利便性が向上し、ま
た、ハンドル部は工具の重量バランスを考慮して適切な
位置に配置でき、操作性が改善される等工具における作
業性が向上するという効果が得られる。さらに、オイル
タンク外周の取り付け部間の弾性材カバーを外方に膨出
させる形に大きくしてあるので、オイルタンクの有効貯
油量を増加できると共にオイルタンク外周の弾力性を大
きくし、油圧ポンプの吸入抵抗を軽減することができる
という効果が得られる。またさらに、本発明によれば、
オイルタンク外周の弾性材カバーと一体に給油口を設
け、その給油口を工具カバー外に突出させることにした
ので、直接外部から給油が可能となり、利便性が向上す
るという効果が得られ、また、給油栓の先端部をネジ部
に形成し、オイルタンク内周の減速機ケースにネジ止め
するようにすることにより、給油栓の密栓及びその抜け
止めが容易に且つ確実に行われるという効果が得られ
る。
【図1】本発明に係る充電式油圧圧着工具の部分破断側
面図である。
面図である。
【図2】図1の油圧圧着工具におけるオイルタンク構造
を示す部分破断側面図である。
を示す部分破断側面図である。
【図3】図1の油圧圧着工具における工具ボディの部分
破断側面図である。
破断側面図である。
【図4】図1の油圧圧着工具における工具ボディの別破
断位置における部分破断側面図である。
断位置における部分破断側面図である。
【図5】従来例による油圧圧着工具の略側面図である。
【図6】別の従来例による油圧圧着工具の略側面図であ
る。
る。
1 充電式油圧圧着工具 2 工具ボディ 3 減速機ケース 4 減速機 5 油室 6 モータ 7 オイルタンク 7a ゴムカバー 7b 給油口 7c Oリング 8 連通孔 9 工具カバー 10 給油栓 11 フレーム 12 リンク杆 13 三角リンク板 14 ダイスヘッド 14a 圧着ダイス部 16 ハンドル部 17 スイッチ 18 トリガー 19 充電式電池 20 シリンダ室 21 ピストン 22 戻しバネ 23 連結板 24 プランジャ室 25 プランジャ 26 油路 27 吸入弁 28 吐出弁 29 斜板 30 シャフト 31 ベアリング 32 油路 33 戻り油路 34 高圧規制弁 35 油路 36 戻し弁 37 戻しレバー 38 突出ピン
フロントページの続き (72)発明者 諸橋 薫 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内 (72)発明者 高野 広二 長野県松本市大字笹賀3039番地 株式会社 泉精器製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 油圧ポンプを配置した工具ボディに減速
機ケースを取り付けて収裝した減速機を介してモータを
接続し、充電式電池により前記モータを作動させ、前記
油圧ポンプを操作して油圧力を得る充電式油圧工具のオ
イルタンク構造であって、該オイルタンク構造は、前記
工具ボディと前記減速機との間に油室を形設すると共
に、前記減速機ケースを弾性材カバーで被覆することに
より前記減速機ケースの外周にオイルタンクを形設し、
前記油室と前記オイルタンクとを直接連通させてなるこ
とを特徴とする充電式油圧工具のオイルタンク構造。 - 【請求項2】 前記オイルタンクは両端取り付け部間の
前記弾性材カバーを外方に膨出状態の大径に形成したこ
とを特徴とする請求項1記載の充電式油圧工具のオイル
タンク構造。 - 【請求項3】 前記オイルタンクは給油口を前記弾性材
カバーと一体に形設すると共に、該給油口を工具カバー
の外方に突出させたことを特徴とする請求項1記載の充
電式油圧工具のオイルタンク構造。 - 【請求項4】 前記給油口の給油栓は、先端部をネジ部
に形成して、密栓時に減速機ケースに螺着させることを
特徴とする請求項3記載の充電式油圧工具のオイルタン
ク構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6145874A JPH0811065A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 充電式油圧工具のオイルタンク構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6145874A JPH0811065A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 充電式油圧工具のオイルタンク構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0811065A true JPH0811065A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15395050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6145874A Pending JPH0811065A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 充電式油圧工具のオイルタンク構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811065A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007512967A (ja) * | 2003-12-04 | 2007-05-24 | フォン、アークス、アクチェンゲゼルシャフト | 電動式加圧工具装置 |
| JP2017159385A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社 タイコー | 圧入装置 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP6145874A patent/JPH0811065A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007512967A (ja) * | 2003-12-04 | 2007-05-24 | フォン、アークス、アクチェンゲゼルシャフト | 電動式加圧工具装置 |
| JP2017159385A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社 タイコー | 圧入装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040310 |