JPH0811355B2 - 研磨装置 - Google Patents
研磨装置Info
- Publication number
- JPH0811355B2 JPH0811355B2 JP4206424A JP20642492A JPH0811355B2 JP H0811355 B2 JPH0811355 B2 JP H0811355B2 JP 4206424 A JP4206424 A JP 4206424A JP 20642492 A JP20642492 A JP 20642492A JP H0811355 B2 JPH0811355 B2 JP H0811355B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- chamber
- hard
- dry
- dish
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤモンドやサファ
イヤ等の硬脆材を研磨皿を用いて乾式で研磨するの研磨
装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ダイヤモンドやサファイヤ等の硬
脆材の研磨加工のうち、ごく微小部分の研磨加工にSi
O2等の硬質膜を研磨材層とした研磨皿を用いていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】硬質膜厚、研磨荷重に
より異なるが、通常の大気中でのダイヤモンドの研磨能
率(単位研磨距離あたりの研磨体積)は0.03〜0.
06μm3/m程度であった。そのため、容量型ビデオ
ディスクプレーヤ用のダイヤモンド製スタイラス1本あ
たりの先端研磨に400〜500mの研磨距離を必要と
していたため、研磨皿寿命が短く、コストが高い欠点が
あった。 【0004】本発明の目的は、上記従来技術の欠点をな
くし、SiO2,Al2O3,SiC,Si3N4,Ti
C,TiN,BN等の硬質膜の研磨材層を有する研磨皿
を用いてダイヤモンドやサファイヤ等の硬脆材の被加工
物を乾式で研磨する際、研磨能率を向上させて、研磨皿
の寿命を向上させると共にダイヤモンドやサファイヤ等
の被加工物のコスト低減をはかった研磨装置を提供する
ことにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、硬脆材の被加工物と硬質膜の研磨材層を
有する研磨皿とを、外気と遮断された研磨雰囲気を形成
した研磨室内に設置し、乾燥空気或いは乾燥したガスを
前記研磨室内に導入又は前記研磨室内を真空排気して前
記研磨室内の研磨雰囲気の湿度を35%以下になるよう
に乾燥空気或いは乾燥したガス導入手段又は真空排気手
段を前記研磨室内に接続し、前記硬脆材の被加工物と前
記研磨皿とを相対的に運動させる運動手段を備え、該運
動手段で相対的に運動させて前記硬質膜の研磨材層によ
り前記硬脆材の被加工物を乾式で研磨するように構成し
たことを特徴とする研磨装置である。 【0006】 【作用】前記構成により、SiO2,Al2O3,Si
C,Si3N4,TiC,TiN,BN等の硬質膜の研磨
材層を有する研磨皿による乾式のダイヤモンドやサファ
イヤ等の被加工物の研磨能率を著しく向上させることが
でき、その結果、研磨皿の寿命を向上させると共にダイ
ヤモンドやサファイヤ等の被加工物の大幅なコスト低減
をはかることができる。 【0007】 【実施例】本発明に係る研磨装置の一実施例を、図1を
参照して説明する。研磨装置は、架台8に取付けられた
スピンドル4にて保持され、表面にSiO2硬質膜を研
磨材層とした研磨皿1により、送り装置3にて支持され
たダイヤモンドである被加工物2を乾式にて研磨するも
のである。そして、これら研磨皿1、イヤモンドである
被加工物2及び送り装置3を内部に設置した研磨室は、
カバー9にて外気と遮断され、後述するように導入口1
0より乾燥空気或いは乾燥した種々のガスを導入する乾
燥空気或いは乾燥した種々のガス導入手段または真空ポ
ンプにより真空排気する真空排気手段を接続し、研磨室
内の研磨雰囲気を35%以下の15%の低湿度まで制御
するものである。 【0008】研磨室内の湿度を制御する方法は、乾燥空
気或いは乾燥した種々のガス導入手段により導入口10
から乾燥空気、或いは乾燥した種々のガスを導入して行
なう。また、研磨室内を真空ポンプ(真空排気手段)に
より真空排気して湿度を低下させてもよい。乾燥空気を
研磨室内に導入したときの経過時間と研磨室内の湿度と
の関係は、図2にしめすように極めて速く、湿度がほぼ
15%まで低下することが分る。研磨室内の研磨雰囲気
の湿度を低くすると、図3に示すように研磨能率(単位
研磨距離あたりの研磨量)が向上することを見いだし
た。同図のように通常の大気中の湿度50〜60%で
は、研磨能率が0.1μm3/m程度であるのに対し、
本発明の研磨装置を用い、研磨室内の湿度を15%にす
ると、研磨能率は0.6μm3/m以上に向上する。こ
の現象は、研磨皿と被加工物の動摩擦係数は湿度が低い
ほど大きいことからも説明できるものである。以上は、
ダイヤモンドをSiO2硬質膜で研磨した実施例である
が、同様に吸湿性をもったAl2O3,SiC,Si
3N4,TiC,TiN,BN等の硬質膜で、ダイヤモン
ドを研磨する場合でも、同様の低湿度の効果が確認する
ことができる。更にダイヤモンド以外のサファイヤ、C
BN(立方晶窒化珪素)、ジルコニアなどの硬脆材に対
して、上記硬質膜を用いても同様な効果が得られる。 【0009】 【発明の効果】本発明によれば、ダイヤモンドやサファ
イヤ等の高脆材の被加工物とSiO2,Al2O3,Si
C,Si3N4,TiC,TiN,BN等の硬質膜の研磨
材層を有する研磨皿とを設置した研磨室内の研磨雰囲気
の湿度を35%以下になるように構成したことにより、
研磨能率を大幅に向上させることができ、その結果、研
磨皿の寿命を向上させると共にダイヤモンド、サファイ
ヤ、CBN(立方晶窒化珪素)、ジュルコニア等の高脆
材の被加工物の大幅なコスト低減をはかることができる
効果を奏する。
イヤ等の硬脆材を研磨皿を用いて乾式で研磨するの研磨
装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ダイヤモンドやサファイヤ等の硬
脆材の研磨加工のうち、ごく微小部分の研磨加工にSi
O2等の硬質膜を研磨材層とした研磨皿を用いていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】硬質膜厚、研磨荷重に
より異なるが、通常の大気中でのダイヤモンドの研磨能
率(単位研磨距離あたりの研磨体積)は0.03〜0.
06μm3/m程度であった。そのため、容量型ビデオ
ディスクプレーヤ用のダイヤモンド製スタイラス1本あ
たりの先端研磨に400〜500mの研磨距離を必要と
していたため、研磨皿寿命が短く、コストが高い欠点が
あった。 【0004】本発明の目的は、上記従来技術の欠点をな
くし、SiO2,Al2O3,SiC,Si3N4,Ti
C,TiN,BN等の硬質膜の研磨材層を有する研磨皿
を用いてダイヤモンドやサファイヤ等の硬脆材の被加工
物を乾式で研磨する際、研磨能率を向上させて、研磨皿
の寿命を向上させると共にダイヤモンドやサファイヤ等
の被加工物のコスト低減をはかった研磨装置を提供する
ことにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、硬脆材の被加工物と硬質膜の研磨材層を
有する研磨皿とを、外気と遮断された研磨雰囲気を形成
した研磨室内に設置し、乾燥空気或いは乾燥したガスを
前記研磨室内に導入又は前記研磨室内を真空排気して前
記研磨室内の研磨雰囲気の湿度を35%以下になるよう
に乾燥空気或いは乾燥したガス導入手段又は真空排気手
段を前記研磨室内に接続し、前記硬脆材の被加工物と前
記研磨皿とを相対的に運動させる運動手段を備え、該運
動手段で相対的に運動させて前記硬質膜の研磨材層によ
り前記硬脆材の被加工物を乾式で研磨するように構成し
たことを特徴とする研磨装置である。 【0006】 【作用】前記構成により、SiO2,Al2O3,Si
C,Si3N4,TiC,TiN,BN等の硬質膜の研磨
材層を有する研磨皿による乾式のダイヤモンドやサファ
イヤ等の被加工物の研磨能率を著しく向上させることが
でき、その結果、研磨皿の寿命を向上させると共にダイ
ヤモンドやサファイヤ等の被加工物の大幅なコスト低減
をはかることができる。 【0007】 【実施例】本発明に係る研磨装置の一実施例を、図1を
参照して説明する。研磨装置は、架台8に取付けられた
スピンドル4にて保持され、表面にSiO2硬質膜を研
磨材層とした研磨皿1により、送り装置3にて支持され
たダイヤモンドである被加工物2を乾式にて研磨するも
のである。そして、これら研磨皿1、イヤモンドである
被加工物2及び送り装置3を内部に設置した研磨室は、
カバー9にて外気と遮断され、後述するように導入口1
0より乾燥空気或いは乾燥した種々のガスを導入する乾
燥空気或いは乾燥した種々のガス導入手段または真空ポ
ンプにより真空排気する真空排気手段を接続し、研磨室
内の研磨雰囲気を35%以下の15%の低湿度まで制御
するものである。 【0008】研磨室内の湿度を制御する方法は、乾燥空
気或いは乾燥した種々のガス導入手段により導入口10
から乾燥空気、或いは乾燥した種々のガスを導入して行
なう。また、研磨室内を真空ポンプ(真空排気手段)に
より真空排気して湿度を低下させてもよい。乾燥空気を
研磨室内に導入したときの経過時間と研磨室内の湿度と
の関係は、図2にしめすように極めて速く、湿度がほぼ
15%まで低下することが分る。研磨室内の研磨雰囲気
の湿度を低くすると、図3に示すように研磨能率(単位
研磨距離あたりの研磨量)が向上することを見いだし
た。同図のように通常の大気中の湿度50〜60%で
は、研磨能率が0.1μm3/m程度であるのに対し、
本発明の研磨装置を用い、研磨室内の湿度を15%にす
ると、研磨能率は0.6μm3/m以上に向上する。こ
の現象は、研磨皿と被加工物の動摩擦係数は湿度が低い
ほど大きいことからも説明できるものである。以上は、
ダイヤモンドをSiO2硬質膜で研磨した実施例である
が、同様に吸湿性をもったAl2O3,SiC,Si
3N4,TiC,TiN,BN等の硬質膜で、ダイヤモン
ドを研磨する場合でも、同様の低湿度の効果が確認する
ことができる。更にダイヤモンド以外のサファイヤ、C
BN(立方晶窒化珪素)、ジルコニアなどの硬脆材に対
して、上記硬質膜を用いても同様な効果が得られる。 【0009】 【発明の効果】本発明によれば、ダイヤモンドやサファ
イヤ等の高脆材の被加工物とSiO2,Al2O3,Si
C,Si3N4,TiC,TiN,BN等の硬質膜の研磨
材層を有する研磨皿とを設置した研磨室内の研磨雰囲気
の湿度を35%以下になるように構成したことにより、
研磨能率を大幅に向上させることができ、その結果、研
磨皿の寿命を向上させると共にダイヤモンド、サファイ
ヤ、CBN(立方晶窒化珪素)、ジュルコニア等の高脆
材の被加工物の大幅なコスト低減をはかることができる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る研磨装置の一実施例を示す断面
図。 【図2】研磨室内に乾燥空気を導入した場合の時間と湿
度の関係を示すグラフ。 【図3】研磨雰囲気湿度の研磨能率への影響を示す図。 【符号の説明】 1…研磨皿、 2…被加工物、 3…送り装置、 9…カバー。
図。 【図2】研磨室内に乾燥空気を導入した場合の時間と湿
度の関係を示すグラフ。 【図3】研磨雰囲気湿度の研磨能率への影響を示す図。 【符号の説明】 1…研磨皿、 2…被加工物、 3…送り装置、 9…カバー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.硬脆材の被加工物と硬質膜の研磨材層を有する研磨
皿とを、外気と遮断された研磨雰囲気を形成した研磨室
内に設置し、乾燥空気或いは乾燥したガスを前記研磨室
内に導入又は前記研磨室内を真空排気して前記研磨室内
の研磨雰囲気の湿度を35%以下になるように乾燥空気
或いは乾燥したガス導入手段又は真空排気手段を前記研
磨室内に接続し、前記硬脆材の被加工物と前記研磨皿と
を相対的に運動させる運動手段を備え、該運動手段で相
対的に運動させて前記硬質膜の研磨材層により前記硬脆
材の被加工物を乾式で研磨するように構成したことを特
徴とする研磨装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4206424A JPH0811355B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4206424A JPH0811355B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 研磨装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21540382A Division JPS59107847A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 研磨方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05185356A JPH05185356A (ja) | 1993-07-27 |
| JPH0811355B2 true JPH0811355B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=16523150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4206424A Expired - Lifetime JPH0811355B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 研磨装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811355B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111251133B (zh) * | 2020-02-25 | 2025-07-01 | 中国地质大学(北京) | 一种金刚石打磨抛光加工设备及加工方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5834254B2 (ja) * | 1974-09-30 | 1983-07-26 | 株式会社日立製作所 | ケンマソウチ |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP4206424A patent/JPH0811355B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05185356A (ja) | 1993-07-27 |
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