JPH081352Y2 - 鋼管継手 - Google Patents
鋼管継手Info
- Publication number
- JPH081352Y2 JPH081352Y2 JP1990106727U JP10672790U JPH081352Y2 JP H081352 Y2 JPH081352 Y2 JP H081352Y2 JP 1990106727 U JP1990106727 U JP 1990106727U JP 10672790 U JP10672790 U JP 10672790U JP H081352 Y2 JPH081352 Y2 JP H081352Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- joint
- tip
- shoulder
- shoulders
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、腐食性の流体を輸送する鋼管同士を、ネ
ジ等の機械的構造で接続するための継手に係る。
ジ等の機械的構造で接続するための継手に係る。
(従来の技術) 従来、腐食性の液体またはガスを回収・輸送する鋼管
を接続する場合、特に接続部からの流体の流出を防ぐ上
で、第6図のように金属−金属密封部を用いた継手、第
7図のように鋼管先端にテフロン等の樹脂リング4を装
着した継手が多用されている。
を接続する場合、特に接続部からの流体の流出を防ぐ上
で、第6図のように金属−金属密封部を用いた継手、第
7図のように鋼管先端にテフロン等の樹脂リング4を装
着した継手が多用されている。
図において、1:カップリング、2,2′:鋼管(ピ
ン)、3,3′:ピンショルダー(ストッパー)及びシー
ル部、4:樹脂リング(可塑性リング)、5:耐食セラミッ
ク塗装(例)、6:カップリングショルダー、7:グルーブ
を示す。
ン)、3,3′:ピンショルダー(ストッパー)及びシー
ル部、4:樹脂リング(可塑性リング)、5:耐食セラミッ
ク塗装(例)、6:カップリングショルダー、7:グルーブ
を示す。
しかし、第6図に示す態様の継手は、ピンショルダー
(シール部)3に、腐食液が侵入したり、電気化学的反
応によって腐食が進行することが多い。また、第7図
(a)に示す態様の継手では、シール部の腐食を防止す
ることはできるが、第7図(b)のように、鋼管内面及
び先端部にセラミック等の耐食塗装5が施してある場合
には、鋼管の接続時の締め付け力により、鋼管2と前記
樹脂リング4との間に挟まれた部分の耐食塗装5が破損
し、耐食性の劣化が発生することが多い。また、第6
図、第7図の態様の継手とも、カップリング1のショル
ダー6が流体に直接晒されると言う欠点がある。
(シール部)3に、腐食液が侵入したり、電気化学的反
応によって腐食が進行することが多い。また、第7図
(a)に示す態様の継手では、シール部の腐食を防止す
ることはできるが、第7図(b)のように、鋼管内面及
び先端部にセラミック等の耐食塗装5が施してある場合
には、鋼管の接続時の締め付け力により、鋼管2と前記
樹脂リング4との間に挟まれた部分の耐食塗装5が破損
し、耐食性の劣化が発生することが多い。また、第6
図、第7図の態様の継手とも、カップリング1のショル
ダー6が流体に直接晒されると言う欠点がある。
更に、第7図の態様の継手は、継手締結時に締結制御
が困難で、作業性も悪く、一般的に使用されることが少
ない。
が困難で、作業性も悪く、一般的に使用されることが少
ない。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は締結の制御が容易で、セラミック等の脆い塗
膜を破損することなく、且つカップリングショルダーを
流体から隔離することを第1の目的とする鋼管継手を提
案するものである。
膜を破損することなく、且つカップリングショルダーを
流体から隔離することを第1の目的とする鋼管継手を提
案するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、鋼管を結合するネジ継手において、管先端
に向かって径小になるテーパーネジの終端より先端に2
段のショルダーを設け、これらのショルダー間に金属シ
ョルダーを形成し、少なくとも継手先端部に耐食セラミ
ック等の塗装層を配し、当該鋼管同士の先端間または鋼
管先端とカップリングショルダーとの間に、テフロン等
の可塑性樹脂リングを介在させ、この樹脂リングを装着
するグルーブは、その幅がリング幅よりも広く且つその
溝底の位置が先端のショルダーよりも深いことを特徴と
する鋼管継手である。
に向かって径小になるテーパーネジの終端より先端に2
段のショルダーを設け、これらのショルダー間に金属シ
ョルダーを形成し、少なくとも継手先端部に耐食セラミ
ック等の塗装層を配し、当該鋼管同士の先端間または鋼
管先端とカップリングショルダーとの間に、テフロン等
の可塑性樹脂リングを介在させ、この樹脂リングを装着
するグルーブは、その幅がリング幅よりも広く且つその
溝底の位置が先端のショルダーよりも深いことを特徴と
する鋼管継手である。
即ち、この考案は、従来の2段のショルダーを有する
鋼管継手の特性を活かし、且つ樹脂リング装着を工夫す
ることによって、前記の目的を完全に解決したことが第
1の特徴となっている。
鋼管継手の特性を活かし、且つ樹脂リング装着を工夫す
ることによって、前記の目的を完全に解決したことが第
1の特徴となっている。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
第1図は本考案継手の構造を示す。即ち、この継手は
図のように、カップリング1と鋼管2,2′の螺合により
構成され、管端部に向かって径小となるテーパー状のネ
ジBと、これらの螺合面より先端に2段のショルダー3,
3′を形成しており、ショルダー3,3′間はネジのない金
属シール面となっている。この構成自体は、同一出願人
の特許第1268969号(特公昭59−44552号)で公知であ
る。
図のように、カップリング1と鋼管2,2′の螺合により
構成され、管端部に向かって径小となるテーパー状のネ
ジBと、これらの螺合面より先端に2段のショルダー3,
3′を形成しており、ショルダー3,3′間はネジのない金
属シール面となっている。この構成自体は、同一出願人
の特許第1268969号(特公昭59−44552号)で公知であ
る。
鋼管2の先端に樹脂リング4を装入し、継手締結時の
トルク及び締め込み量はショルダー3′によって制御さ
れ、リングの変形を最適範囲内で収める。一方、カップ
リング1はパイプ内部に存在する腐食性の液体から完全
に遮断されることによって、耐食性の材料を使用する必
要もなくなる。
トルク及び締め込み量はショルダー3′によって制御さ
れ、リングの変形を最適範囲内で収める。一方、カップ
リング1はパイプ内部に存在する腐食性の液体から完全
に遮断されることによって、耐食性の材料を使用する必
要もなくなる。
更に第3図(a)に示すように、セラミック等の耐食
塗膜5を施した継手の場合、ショルダー3′が締結時の
ストッパーとして働くことになり、樹脂の変形の最適化
と同時に、鋼管先端と樹脂の間に挟まれた部分のセラミ
ック5が過大な圧縮変形を受けることを防止し、セラミ
ックの破損、剥離を最小限に抑えることができる。
塗膜5を施した継手の場合、ショルダー3′が締結時の
ストッパーとして働くことになり、樹脂の変形の最適化
と同時に、鋼管先端と樹脂の間に挟まれた部分のセラミ
ック5が過大な圧縮変形を受けることを防止し、セラミ
ックの破損、剥離を最小限に抑えることができる。
なお、カップリング中央部に一定の厚みを確保する必
要のある継手の場合、第2図に示すようにカップリング
ショルダー6を設けることも可能である。この場合は、
カップリング部も腐食性流体に晒されることになるが、
第3図(b)に示すように、セラミック等の耐食性塗膜
5を鋼管及びカップリング部の内面に施すことによっ
て、継手を保護することができる。
要のある継手の場合、第2図に示すようにカップリング
ショルダー6を設けることも可能である。この場合は、
カップリング部も腐食性流体に晒されることになるが、
第3図(b)に示すように、セラミック等の耐食性塗膜
5を鋼管及びカップリング部の内面に施すことによっ
て、継手を保護することができる。
この場合、第3図(a)の場合と同様、ショルダー部
3′がストッパーとなることによって、塗膜の破損・剥
離を防止することになる。
3′がストッパーとなることによって、塗膜の破損・剥
離を防止することになる。
ところで、第1図及び第3図の態様の継手において、
リングを的確に装着するに際して、継手の締結時に樹脂
リング4が、鋼管同士の先端間または鋼管先端とカップ
リングショルダーとの間に適度に充満すると共に、樹脂
リングのグルーブから飛び出さないようにしなければな
らない(第2図の目的)。
リングを的確に装着するに際して、継手の締結時に樹脂
リング4が、鋼管同士の先端間または鋼管先端とカップ
リングショルダーとの間に適度に充満すると共に、樹脂
リングのグルーブから飛び出さないようにしなければな
らない(第2図の目的)。
そこで本考案はさらに、第4図(a)に示すように、
カップリング中央にリング幅より若干広めのグルーブ7
を設け、しかも第4図(b)に示すように、グルーブ7
の溝底7−1は、継手を締め込んだ際に先端のショルダ
ーの外側に段付の溝7−2が形成されるように、先端シ
ョルダーよりも深くしている。
カップリング中央にリング幅より若干広めのグルーブ7
を設け、しかも第4図(b)に示すように、グルーブ7
の溝底7−1は、継手を締め込んだ際に先端のショルダ
ーの外側に段付の溝7−2が形成されるように、先端シ
ョルダーよりも深くしている。
鋼管2を締結した時、第4図(b)のように樹脂リン
グ4はグルーブ7内で移動し、非対称な力によって、樹
脂リング4がグルーブ7から飛び出すのを防ぐ。
グ4はグルーブ7内で移動し、非対称な力によって、樹
脂リング4がグルーブ7から飛び出すのを防ぐ。
一方、相対する鋼管2′の締結によって、第4図
(c)のように樹脂リング4は変形を受け、グルーブ7
内に適度に充満させることができる。
(c)のように樹脂リング4は変形を受け、グルーブ7
内に適度に充満させることができる。
なお、第5図は、カップリングを用いない第1図の実
施態様における適用例である。
施態様における適用例である。
(考案の効果) 本考案は2段ショルダー構造を有するので、腐食性の
液体又はガスを回収する油井管、輸送ラインパイプの締
結制御が容易である。
液体又はガスを回収する油井管、輸送ラインパイプの締
結制御が容易である。
第1図は本考案の説明図、第2図乃至第5図は本考案の
他の例の説明図、第6図及び第7図は従来の鋼管継手の
説明図である。 1:カップリング 2,2′:鋼管(ピン) 3,3′:ピンショルダー(ストッパー)及びシール部 4:樹脂リング(可塑性リング) 5:耐食セラミック塗装(例) 6:カップリングショルダー 7:グルーブ
他の例の説明図、第6図及び第7図は従来の鋼管継手の
説明図である。 1:カップリング 2,2′:鋼管(ピン) 3,3′:ピンショルダー(ストッパー)及びシール部 4:樹脂リング(可塑性リング) 5:耐食セラミック塗装(例) 6:カップリングショルダー 7:グルーブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−126191(JP,A) 特開 昭62−98088(JP,A) 実開 昭58−142475(JP,U) 特公 昭59−44552(JP,B2) 実公 平1−12051(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】鋼管を結合するネジ継手において、管先端
に向かって径小になるテーパーネジの終端より先端に2
段のショルダーを設け、これらのショルダー間に金属シ
ョルダーを形成し、少なくとも継手先端部に耐食セラミ
ック等の塗装層を配し、当該鋼管同士の先端間または鋼
管先端とカップリングショルダーとの間に、テフロン等
の可塑性樹脂リングを介在させ、この樹脂リングを装着
するグルーブは、その幅がリング幅よりも広く且つその
溝底の位置が先端のショルダーよりも深いことを特徴と
する鋼管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990106727U JPH081352Y2 (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | 鋼管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990106727U JPH081352Y2 (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | 鋼管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0463884U JPH0463884U (ja) | 1992-05-29 |
| JPH081352Y2 true JPH081352Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31852931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990106727U Expired - Lifetime JPH081352Y2 (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | 鋼管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081352Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58142475U (ja) * | 1982-03-23 | 1983-09-26 | 日本鋼管株式会社 | 油井管用ネジ継手 |
| JPS5944552A (ja) * | 1982-09-06 | 1984-03-13 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
| JPS59126191A (ja) * | 1983-01-06 | 1984-07-20 | 住友金属工業株式会社 | 油井管用管継手 |
| EP0212288A3 (en) * | 1985-08-19 | 1987-06-16 | George M. Raulins | Improved oilfield tubular joint and method of manufacturing |
| JPH0540039Y2 (ja) * | 1987-07-10 | 1993-10-12 |
-
1990
- 1990-10-11 JP JP1990106727U patent/JPH081352Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0463884U (ja) | 1992-05-29 |
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| JPH04109281U (ja) | 管継手 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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