JPH081424Y2 - 化学反応を利用した冷却袋 - Google Patents
化学反応を利用した冷却袋Info
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- JPH081424Y2 JPH081424Y2 JP3280391U JP3280391U JPH081424Y2 JP H081424 Y2 JPH081424 Y2 JP H081424Y2 JP 3280391 U JP3280391 U JP 3280391U JP 3280391 U JP3280391 U JP 3280391U JP H081424 Y2 JPH081424 Y2 JP H081424Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、硝安及び/又は尿素等
からなる化学剤Aと、水等からなる化学剤Bとを使用す
る化学反応を利用した冷却袋に関する。
からなる化学剤Aと、水等からなる化学剤Bとを使用す
る化学反応を利用した冷却袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の化学反応を利用した冷却袋は、内
袋に水を入れ、外袋に該水を入れた内袋と硝安(または
尿素)からなる化学剤を収納密閉し、上記内袋を破るこ
とによって、吸熱反応を起こさせて全体の温度を下げる
ようにしていた。
袋に水を入れ、外袋に該水を入れた内袋と硝安(または
尿素)からなる化学剤を収納密閉し、上記内袋を破るこ
とによって、吸熱反応を起こさせて全体の温度を下げる
ようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、該化学
反応を利用した冷却袋においては、製造直後には特に問
題は無いとしても、時間の経過と共に硝安が固結という
現象を生じ固まって固体状となり、売れ残り品の保管、
再販売が困難であるという問題点があった。本考案はか
かる事情に鑑みてなされたもので、長期の保存をしても
固結現象を生じない化学反応を利用した冷却袋を提供す
ることを目的とする。
反応を利用した冷却袋においては、製造直後には特に問
題は無いとしても、時間の経過と共に硝安が固結という
現象を生じ固まって固体状となり、売れ残り品の保管、
再販売が困難であるという問題点があった。本考案はか
かる事情に鑑みてなされたもので、長期の保存をしても
固結現象を生じない化学反応を利用した冷却袋を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う請求項第
1項記載の化学反応を利用した冷却袋は、硝安及び/又
は尿素等からなる化学剤Aと、水等の化学剤Bとが予め
分離された状態で収納され、該化学剤Aと化学剤Bとを
混合することによって生じる吸熱反応を利用して全体の
温度を下げる化学反応を利用した冷却袋において、上記
化学剤Aに粉状及び/又は粒状の乾燥剤を少量混入して
構成されている。
1項記載の化学反応を利用した冷却袋は、硝安及び/又
は尿素等からなる化学剤Aと、水等の化学剤Bとが予め
分離された状態で収納され、該化学剤Aと化学剤Bとを
混合することによって生じる吸熱反応を利用して全体の
温度を下げる化学反応を利用した冷却袋において、上記
化学剤Aに粉状及び/又は粒状の乾燥剤を少量混入して
構成されている。
【0005】
【作用】請求項第1項記載の化学反応を利用した冷却袋
においては、硝安及び/又は尿素等からなる化学剤Aに
粉状及び/又は粒状の乾燥剤が混入しているので、製造
時に混入した水分及びその後に内袋及び外袋を通過する
微量な水分を吸収する。これによって水分の分圧が極め
て小さくなり、水分混入に起因する固結を防止できる。
においては、硝安及び/又は尿素等からなる化学剤Aに
粉状及び/又は粒状の乾燥剤が混入しているので、製造
時に混入した水分及びその後に内袋及び外袋を通過する
微量な水分を吸収する。これによって水分の分圧が極め
て小さくなり、水分混入に起因する固結を防止できる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照し、本考案を具
体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供する。
本考案の一実施例に係る化学反応を利用した冷却袋10
は、図1に示すように内部に化学剤Bの一例である水が
充填された内袋11と、該内袋11及び化学剤Aの一例
である硝安12を収納する外袋13とを有して構成され
ている。以下、これらについて詳しく説明する。
体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供する。
本考案の一実施例に係る化学反応を利用した冷却袋10
は、図1に示すように内部に化学剤Bの一例である水が
充填された内袋11と、該内袋11及び化学剤Aの一例
である硝安12を収納する外袋13とを有して構成され
ている。以下、これらについて詳しく説明する。
【0007】上記内袋11は合成樹脂シートからなっ
て、内部に水を入れて周囲を密閉している。上記外袋1
3は比較的強度を有する柔軟性のある合成樹脂シート
(例えば、ポリエチレンとナイロンとをラミネートした
もの)からなって、通常の衝撃、摩擦程度では袋が破れ
ないようになっている。そして、上記内袋11には50
g程度の水が、外袋13には該内袋11と60〜100
g程度の硝安12と、外分で約5〜30重量%の乾燥剤
の一例であるシリカゲル14が混入している。上記硝安
12は図2に示すように0.5〜2mm程度の粒状とな
って、シリカゲル14も同一大きさの粒状となってい
る。
て、内部に水を入れて周囲を密閉している。上記外袋1
3は比較的強度を有する柔軟性のある合成樹脂シート
(例えば、ポリエチレンとナイロンとをラミネートした
もの)からなって、通常の衝撃、摩擦程度では袋が破れ
ないようになっている。そして、上記内袋11には50
g程度の水が、外袋13には該内袋11と60〜100
g程度の硝安12と、外分で約5〜30重量%の乾燥剤
の一例であるシリカゲル14が混入している。上記硝安
12は図2に示すように0.5〜2mm程度の粒状とな
って、シリカゲル14も同一大きさの粒状となってい
る。
【0008】上記シリカゲル14の量を種々変えて、固
結現象を観察した例を表1に示すが、固結現象は50±
5℃に8時間維持と16時間常温放置とを各々3回繰り
返して最終状態の製品の固結状況を観察した。なお、表
1の数字は各々サンプル10個の平均値を示す。なお、
表1においてシリカゲルは外分値を示す。
結現象を観察した例を表1に示すが、固結現象は50±
5℃に8時間維持と16時間常温放置とを各々3回繰り
返して最終状態の製品の固結状況を観察した。なお、表
1の数字は各々サンプル10個の平均値を示す。なお、
表1においてシリカゲルは外分値を示す。
【0009】
【表1】
【0010】上記実験によれば、シリカゲルの重量は硝
安の5〜30重量%が適当であることが判る。勿論、シ
リカゲルの量を多くすれば、固結現象は全く生じなくな
るが、冷却効果も減少するので、好ましくは5〜10重
量%の範囲であれば良いことになる。
安の5〜30重量%が適当であることが判る。勿論、シ
リカゲルの量を多くすれば、固結現象は全く生じなくな
るが、冷却効果も減少するので、好ましくは5〜10重
量%の範囲であれば良いことになる。
【0011】この実施例においては、シリカゲルに更に
水を検知することによって発色する無水硫酸銅等の水感
知発色剤を混入することも可能であり、これによって、
シリカゲルの使用状況が外部から判る。また、上記実施
例は化学剤Aとして硝安を使用しているが、尿素にも適
用される。そして、上記化学剤Bには水を使用している
が、炭酸ナトリウム10水塩等とすることも可能であ
る。
水を検知することによって発色する無水硫酸銅等の水感
知発色剤を混入することも可能であり、これによって、
シリカゲルの使用状況が外部から判る。また、上記実施
例は化学剤Aとして硝安を使用しているが、尿素にも適
用される。そして、上記化学剤Bには水を使用している
が、炭酸ナトリウム10水塩等とすることも可能であ
る。
【0012】
【考案の効果】本考案に係る化学反応を利用した冷却袋
においては、硝安及び/又は尿素等からなる化学剤Aに
粉状及び/又は粒状の乾燥剤が混入しているので、化学
剤Aの固結が生じない。従って、売れ残りあるいは返品
があってそれを長期間保存しても化学剤Aが固結するこ
とがないので、商品価値を向上することができる。
においては、硝安及び/又は尿素等からなる化学剤Aに
粉状及び/又は粒状の乾燥剤が混入しているので、化学
剤Aの固結が生じない。従って、売れ残りあるいは返品
があってそれを長期間保存しても化学剤Aが固結するこ
とがないので、商品価値を向上することができる。
【図1】本考案の一実施例に係る化学反応を利用した冷
却袋の平面図である。
却袋の平面図である。
【図2】硝安の粒剤に乾燥剤が混入している状態を示す
平面図である。
平面図である。
10 化学反応を利用した冷却袋 11 内袋 12 硝安(化学剤A) 13 外袋 14 シリカゲル
Claims (1)
- 【請求項1】 硝安及び/又は尿素等からなる化学剤A
と、水等の化学剤Bとが予め分離された状態で収納さ
れ、該化学剤Aと化学剤Bとを混合することによって生
じる吸熱反応を利用して全体の温度を下げる化学反応を
利用した冷却袋において、上記化学剤Aに粉状及び/又
は粒状の乾燥剤を少量混入したことを特徴とする化学反
応を利用した冷却袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3280391U JPH081424Y2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 化学反応を利用した冷却袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3280391U JPH081424Y2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 化学反応を利用した冷却袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04120580U JPH04120580U (ja) | 1992-10-28 |
| JPH081424Y2 true JPH081424Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31915681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3280391U Expired - Lifetime JPH081424Y2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 化学反応を利用した冷却袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081424Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP3280391U patent/JPH081424Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04120580U (ja) | 1992-10-28 |
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