JPH08144565A - 機械式駐車場におけるパレットリフター - Google Patents

機械式駐車場におけるパレットリフター

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JPH08144565A
JPH08144565A JP31248394A JP31248394A JPH08144565A JP H08144565 A JPH08144565 A JP H08144565A JP 31248394 A JP31248394 A JP 31248394A JP 31248394 A JP31248394 A JP 31248394A JP H08144565 A JPH08144565 A JP H08144565A
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lifter
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lifter frame
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Mikio Shibazaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置高さが最少で、自動車の乗込み退出時に
自動車等の重量がモータに直接働かず、モータも出力の
小さなパレットリフターを提供する。 【構成】 リフターフレーム31とリフターフレームの昇
降をガイドするガイド機構138 と、前記リフターフレー
ムを昇降させるリンク式の昇降装置120 とからなり、昇
降装置120 は、減速機付モータ123 と、該モータで回転
される支軸125 と、該支軸125 に固定された第1リンク
131 と、その基端が回動自在に連結され、その先端が前
記リフターフレームに回動自在に連結された第2リンク
132 とからなり、前記第1リンクと第2リンクはトグル
リンク機構を構成しており、リフターフレームを上昇限
度まで上昇させた状態で前記第1・第2リンク131 ・13
2 が一直線に揃うよう構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機械式駐車場におけるパ
レットリフターに関する。機械式駐車場には、自動車を
搬送・保管するパレットを使用するパレット方式とパレ
ットを用いず直接搬送装置で自動車を搬送するパレット
レス方式の二つの方式がある。前記パレット方式では、
自動車をパレットに載せて保管できるので自動車に対す
る搬送機械等の直接接触がなく損傷が生じにくいこと、
また半ドア事故を防ぐ半ドア防止棚をパレットに取付け
ることができること等の利点があるが、反面では入庫時
の空パレットの供給、出庫時の空パレットの回収処理が
必要となり入出庫サイクルタイムが長くなるという問題
がある。立体駐車場では入出庫サイクルタイムから収容
台数が決定されるようになっており、たとえば1時間30
分で出庫させうる台数が収容台数の上限となっている。
したがって、できるだけ収容台数の多い大規模駐車場を
作るためには入出庫サイクルタイムを短縮しなければな
らないので、前記のパレットの回収供給に時間を要する
パレット方式は、一般的には駐車場の大規模化を達成す
るのに不利である。これに対し、前記パレットレス方式
では、空パレットを処理する必要がないので、前述のパ
レット方式に比べて入出庫サイクルタイムの点では有利
である。そこで、本出願人は、パレット方式の利点を全
て活かしながら短い入出庫サイクルタイムを実現できる
大規模駐車場に適したパレット方式の機械式駐車場とし
て、特願平5−326092号を提案している。
【0002】
【従来の技術】上記パレット方式の機械式駐車場は、入
出庫用乗降室を備え、台車が走行する走行レーンの両側
方または一側方に自動車を格納する格納棚を多数並べて
配置した格納層を上下に多層階設けており、前記入出庫
用乗降室と各格納層の台車との間の自動車の運搬を入出
庫用エレベータで行うようにした機械式駐車場であっ
て、前記入出庫用エレベータ、前記台車および前記格納
棚には実車パレットを乗せる上段レールと空パレットを
載せる下段レールがそれぞれ上下に設けられて、入出庫
用エレベータと台車の間、台車と格納棚との間で、実車
パレットと空パレットを同時交換するようになってお
り、前記入出庫用乗降室には前記上段レールと同レベル
の上昇位置と前記下段レールと同レベルの降下位置との
間で昇降するパレットリフターが設置されており、パレ
ットリフターの降下位置で入出庫用エレベータの下段レ
ールから空パレットを受取り、上昇位置で入出庫用エレ
ベータの上段レールに実車パレットを払い出すように構
成されている。そして、上記の機械式駐車場では、エレ
ベータと台車間の上段レール間で実車パレットを移載し
ている間、下段レール間で空パレットを移載できるの
で、実車パレットと空パレットの移載が同時に行え、ま
た台車と駐車場の格納棚間も同様に実車パレットと空パ
レットの移載が同時に行える。したがって、空パレット
の処理にのみ要する時間をなくし、入出庫サイクルタイ
ムを短時間にすることができるのである。
【0003】ところで、乗降室に設置するパレットリフ
ターの従来例として、実開平4−13761号公報に記
載されたものがあるが、これに代表されるように、一般
的には、パレットリフターはジャッキや、パンタグラフ
式リンクを油圧シリンダで駆動する油圧シザーズ等で構
成されている。ところが、これらの従来例は、いずれも
最大積載荷重によりそ動力が決定され、荷重を支えるに
必要な剛性を増す為には重量が増え、その結果、大きな
動力が必要となり装置自体が大きなもの、とくに高さが
高いものとなってしまう。しかるに、本出願人が提案し
た特願平5−326092号の上下2段レール方式の機
械式駐車場では、入出庫用乗降室の下部には、駐車室ま
たは台車走行スペース等の用途の階があることが多いた
め、乗降室のピット深さを極力浅くする必要がある。し
たがって、上記従来のパレットリフターは設置が不可能
であるか、無理して設置すると駐車場の容積効率を著し
く阻害してしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑み、装置高さが最小であり、さらに自動車の乗込み退
出時に自動車等の重量がモータに直接働かず、モータも
出力の小さなもので足りるパレットリフターを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のパレッ
トリフターは、入出庫用乗降室を備え、台車が走行する
走行レーンの両側方または一側方に自動車を格納する格
納棚を多数並べて配置し、前記入出庫用乗降室には昇降
するパレットリフターが設置されており、パレットリフ
ターの降下位置で空パレットの受け渡しを行い、上昇位
置で実車パレットの受け渡しを行なうようにした機械式
駐車場において、前記パレットリフターが、パレット横
送り装置を備えたリフターフレームと、前記入出庫用乗
降室の床面に設置したベースフレームと、前記リフター
フレームに取付けたガイドローラと前記ベースフレーム
に取り付けたガイドレールからなる該リフターフレーム
の昇降をガイドするガイド機構と、前記リフターフレー
ムを昇降駆動するトグルリンクを有し、リフターフレー
ムの上昇位置を該トグルリンクで支えるよう構成した昇
降装置とからなることを特徴とする。請求項2の発明
は、前記リンク式昇降装置が、減速機付モータと、該モ
ータで回転され、前記ベースフレーム上のブラケットで
支持された支軸と、該支軸に固定された第1リンクと、
該第1リンクの先端に、その基端が回動自在に連結さ
れ、その先端が前記リフターフレームに回動自在に連結
された第2リンクとからなり、前記第1リンクと第2リ
ンクはトグルリンクを構成しており、前記リフターフレ
ームを上昇限度まで上昇させた状態で前記第1リンクと
第2リンクが略一直線に揃うよう構成されていることを
特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、昇降装置のリンクを駆動
するとリフターフレームがガイド機構で案内されて円滑
に昇降するが、上昇限度に上昇した状態をトグルリンク
で支えるので、リンク駆動源の動力は小さくてすむ。こ
のように、駆動力を小さくしたことからパレットリフタ
ーの上下高さも小さくできる。請求項2の発明では、上
記昇降装置の具体例として第1リンクと第2リンクから
なるトグルリンク機構を用いているが、それ自体はコン
パクトで単純なリンク機構であり、リフターフレームと
乗降室床面との間の小さな空間に組み込むことが可能で
あり、それによりパレットリフターの上下高さを小さく
している。そして、トグルリンク機構のストロークエン
ド付近では出力は大きくなる反面、移動距離は小さくな
るので、滑らかな始動・停止が可能である。そして、リ
フターフレームを上昇限度まで上昇させたストロークエ
ンドでは第1・第2リンクが略一直線に揃うので、それ
により荷重を機械的に支え、駆動用のモータへの負荷を
軽減することができ、リフターフレームの上下高さの低
い構造を可能としている。
【0007】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。まず、図6〜7に基づき本発明が適用される機械
式駐車場の全体構成を説明する。同図において、1〜4
は4層の格納層であり、最上層5に入庫用乗降室6と出
庫用乗降室7を設けており、乗降室6,7に隣接して垂
直にエレベータ室8,9が形成され、入庫用エレべータ
E1と出庫用エレベータE2が昇降するようになっている。
なお、入庫用と出庫用それぞれに乗降室6,7とエレベ
ータE1、E2を設けたもののほか、入出庫兼用の乗降室と
エレベータを用いてもよい。また、格納層の階数は任意
であり、3層以下(例えば、1層)でもよく、5層以上
であってもよい。さらに、図示の駐車場は地下型である
が、地上型や地上地下併用型であってもよい。各格納層
1〜4は同一構成であり、図7に示すように、3列の長
尺のスペースL1,L2,L3に区分されている。そして、中
央のスペースL2は台車走行レーンであり、その左右のス
ペースL1、L3が格納棚Hを多数配置した駐車スペースと
なっている。なお、片側のスペースL1(L2)のみが駐車ス
ペースのものも本発明に含まれる。前記乗降室6,7に
は昇降式のパレットリフターF1,F2が設置され、それぞ
れのパレットリフターF1,F2の両サイドには昇降式の歩
道Waと固定式の歩道Wbが設置されている。
【0008】図8に基づき、さらに詳細に説明する。エ
レベータE1,E2はそれぞれ実車パレットPaを移載する上
段レールR1と空パレットPeを移載する下段レールR2を有
している。台車Cは各格納層毎に1台ずつ配置され、各
格納層の台車走行レーンに設置されたレールr3上を走行
するようになっており、上段レールR1と下段レールR2を
備えている。また格納棚Hも上段レールR1と下段レール
R2を備えている。さらに、図8では図示を省略している
が、エレベータE1,E2とパレットリフターF1,F2には、
互いの間で実車パレットを移載する実車パレット移載機
構と空パレット移載機構が設置されており、全ての台車
Cには格納棚Hとの間で実車パレットを移載する実車パ
レット移載装置と空パレットを移載する空パレット移載
装置が設置されている。
【0009】上記機械式駐車場の入庫操作を説明する
と、図8上段は入庫用乗降室6のパレットリフターF1に
入庫車が進入してきた状態であり、乗降室6に上昇して
きたエレベータE1の下段レールR2には空パレットPeが載
せられている。ここで実車パレットPaをエレベータE1の
上段レールR1上に引き込み、つぎにパレットリフターF1
を下降させ、空パレットPeの払い出しを受け取る。これ
により乗降室6での実車パレットPaと空パレットPeの移
載は完了でありエレベータE1は入庫車を載せて格納すべ
き格納層へ降りていく。またパレットリフターF1はつぎ
の入庫に備えて上昇する。図8中段は、エレベータE1が
入庫車を格納する格納層へ降りてきて、エレベータE1の
前に台車Cが停止した状態である。この台車Cの下段レ
ールR2には空パレットPeが載せられており、実車パレッ
トPaが台車Cの上段レールR1に移され、同時に空パレッ
トPeがエレベータE1の下段レールR2に払い出される。エ
レベータE1は次の入庫に備えて上昇していき、台車Cは
格納すべき格納棚Hの前まで走行する。図8下段は台車
Cが格納棚Hの前で停止した状態であり、その格納棚H
の下段レールR2上には空パレットPeが載せられている。
ここで実車パレットPaが格納棚Hの上段レールR1に移さ
れ、同時に空パレットPeが台車Cの下段レールR2上に払
い出される。上記のエレベータE1と台車C間および台車
Cと格納棚H間の実車パレットPaと空パレットPeの移載
は全く同時に行われ、空パレット処理にのみ要する時間
が生じない。出庫操作は上記と逆順に行われるが、実車
パレットPaと空パレットPeの移載が同時に行われること
は同様である。したがって、この駐車場ではパレットレ
ス方式と同等の短い入出庫サイクルタイムを実現できる
のである。
【0010】つぎに、上記機械式駐車場の各部の構成を
詳細に説明する。図9(A)はパレットPの平面図、同
図(B)はパレットPの側面図である。パレットPは自
動車を載置する概ね平板状の長四角形の部材であり、そ
の表面は自動車載置面11となっている。またパレットP
の四隅には後述する実車パレット移載装置の係合ピンが
掛合する係合凹部12が形成されている。パレットPの短
辺側の下面には移載時にレールR1,R2上を転動するロー
ラ13が片側に4個ずつほぼ等間隔に軸着されている。パ
レットPの長辺側フレーム18の側面には折り畳み可能な
半ドア防止柵14が取付けられている。
【0011】図10は入庫用および出庫用の乗降室6
(7)の平面図であり、エレベータ室8(9)の一部と
左側歩道WaおよびパレットリフターF1(F2)を示してい
る。なお、右側歩道は省略している。図11(A)は歩道
Waの側面図、同図(B)はパレットリフターF1の側面図
である。
【0012】図10〜11に示すように、パレットリフター
F1,F2の両端部近傍外側には移動式の上段レールr1と固
定式の下段レールr2が設置されている。上段レールr1は
スライダ66上に固定され、該スライダ66はレール67上を
摺動するようになっており、シリンダ68で進退するよう
になっている。図11(B)において、左側は上段レール
r1が進出した状態であり、実車パレットPaを支持してい
る。右側は上段レールr1が退避した状態であり、空パレ
ットPeの短辺から離間するように退避している。このよ
うに退避した状態では上段レールr1とパレットPの短辺
が干渉しないので、パレットリフターF1,F2によってパ
レットPを昇降させることができる。また前記上段レー
ルr1の定位置の下方には空パレットPeを移載する高さに
設定された下段レールr2が固定されており、上段レール
r1と下段レールr2はエレベータE1,E2の上段レールR1と
下段レールR2にレベルが合わされている。さらに、図10
に示すように歩道Waの前端と後端の近傍には、固定式の
上段レールr4と下段レールr5が設置され、この上段レー
ルr4と下段レールr5は、前記上段レールr1、下段レール
r2とレベルが合わされ、パレットリフターF1,F2と後述
するエレベータE1,E2との間で実車パレットPaおよび空
パレットPeを移載する際に、パレットを支持するため使
用される。
【0013】前記歩道Waは、エレベータ室8(9)とパ
レットリフターF1(F2)の間の空間を埋める長方形の板
状部材である。図11(A)に示すように、この歩道Waの
下面にはパンタグラフ式の昇降機構48が取付けられてお
り、左側に示す上昇位置と右側に示す下降位置との間で
昇降するようになっている。そして、上昇位置では入出
庫の乗員が自動車への乗り降りに利用する。下降したと
きは、実車パレットPaおよび空パレットPeの移載を妨げ
ないように退避した位置にある。
【0014】図10および図11の(B)のパレットリフタ
ーF1(F2)は、井桁状に組んだリフターフレーム31を有
しており、このリフターフレーム31の外形はパレットP
より若干小さくなっている。リフターフレーム31の両端
の短辺側にはパレット横送り装置25が設置されており、
その詳細は後述する。また、リフターフレーム31の下面
にはパレットリフターF1,F2の昇降装置120が設けられ
ており、パレットPを上昇位置(図11(B)の左側実線
位置)と下降位置(図11(B)の右側実線位置)との間
で昇降させることができるようになっている。
【0015】つぎに、パレットリフターF1、F2のパレッ
ト横送り装置25と昇降装置120 の詳細を説明する。図3
はパレット横送り装置25と昇降装置120 の一部拡大平面
図、図4は昇降装置120 の一部拡大側面図、図5はパレ
ット横送り装置25と昇降装置120 の拡大正面図である。
【0016】まず、パレット横送り装置25を説明する
と、短辺側リフターフレーム31のエレベータ側にモータ
26で回転される駆動ローラ27が取付けられ、反エレベー
タ側にフリーローラ28が取付けられている。また、短辺
側リフターフレーム31の適所とローラ27、28の近辺には
サイドローラ29が取付けられている。もちろん、この構
成は、図示しない短辺リフターフレーム31にも設けられ
ている。したがって、パレットPの下面の送りレール17
がこれらのローラ27、28上に乗り駆動ローラ27で送りを
かけるとパレットPが横送りされる。また、サイドロー
ラ29によってパレットPの長手方向の移動は規制され
る。よって、パレットリフターF1、F2が下降位置では空
パレットPeを受け取り、パレットリフターF1、F2の上昇
位置では実車パレットPaを払い出すことができる。
【0017】つぎに、昇降装置120 を説明する。前記リ
フターフレーム31の下方には、ベースフレーム121 と該
ベースフレーム121 に設置した支持フレーム122 が、乗
降室の床面上に設置されている。この支持フレーム122
上には減速機付モータ123 と、2個の軸受124 が固定さ
れ、2個の軸受124 には1本の支軸125 が回転自在に軸
支されている。そして、前記モータ123 の主軸に取付け
られたスプロケット126 と前記支軸125 に取付けられた
スプロケット127 にはチェーン128 が巻き掛けられてい
る。そして、前記支軸125の両端には第1リンク131 と
第2リンク132 からなるトグルリンク機構134 が取付け
られている。そして、前記第2リンク132 の他端はリフ
ターフレーム31に取付けられたブラケット133 に軸止さ
れている。このトグルリンク機構134 の詳細は後述す
る。
【0018】一方、パレットリフターF1、F2の短辺側リ
フターフレーム31の両端には、ステーを介してガイドロ
ーラ136 が軸着され、このガイドローラ136 の昇降を案
内するガイドレール137 が前記ベースフレーム121 上に
立設されている。このガイドローラ136 とガイドレール
137 によりリフターフレーム31の昇降を案内するガイド
機構138 が構成されている。
【0019】前記トグルリンク機構134 を図1〜2に基
づき説明する。図1はリンク機構134 の拡大側面図、図
2はリンク機構134 の機構図である。同図に示すよう
に、第1リンク131 の先端に第2リンク132 の基端がピ
ンで回動自在に連結され、第2リンク132 の先端はピン
で回動自在にブラケット133 に連結され、ブラケット13
3 はパレットリフターF1、F2のリフターフレーム31に固
定されている。したがって、第1リンク131 を想像線図
示の状態から実線図示の状態まで回転させると、リフタ
ーフレーム31を上昇させることができ、反対方向に回転
させるとリフターフレーム31を降下させることができ
る。
【0020】前記リフターフレーム31は前記ガイド機構
138 で上下方向のみに移動するので機構学上の滑子と考
えることができ、第1リンク131 と第2リンク132 は図
2に示すようなトグルリンク機構を構成している。図2
(A)はリフターフレーム31の上昇途中の状態であり、
図2(B)は上昇完了状態を示している。図2(A)に
示す上昇途中において、第1・第2リンク131 ・132 が
直線に近づく程リフターフレーム31の押上力は強くな
り、最終的には理論上無限大となる。そして、昇降スト
ロークは、昇降途中で大きく上昇限度に近づくにつれ小
さくなるので、上昇限度での停止、また降下始めの動き
は極めて滑らかとなる。また、上昇限度において、図2
(B)に示すように第1・第2リンク131 ・132 は一直
線となるが、この状態において、リフターフレーム31に
作用する荷重(パレットP と自動車の重量およびリフタ
ーフレーム31の自重)は、第1・第2リンク131 ・132
によって支えることができ、第1リンク131 に回転力が
働かないので、モータ123 に負荷をかけることはない。
【0021】また、本発明のパレットリフターF1、F2
は、リフターフレーム31の上昇状態で自動車を積載した
実車パレットPaを支え、下降状態および上昇工程では空
パレットPeのみ積載するのであるが、上記のごとく上昇
限度近辺で必要モータトルクは最小となり、モータ123
の出力は非常に小さなもので足りることになる。このた
め、本実施例のパレットリフターF1、F2は上下高さが小
さくなり、乗降室での設置高さを小さくできる。
【0022】つぎに本発明の他の実施例を説明する。な
お、前記実施例では、リフターフレーム31の上限位置で
第1.第2リンク131,132 が一直線になることについて
説明したが、直線状態より少し曲っていても良い。この
場合、第1リンク131 に回転力が働くが、余り大きい力
が掛からないので問題はない。また、自動車の格納層が
上下に多層設けられた機械式立体駐車場について説明し
たが、格納層が一層の場合でも本発明を適用できる。ま
た、台車、入出庫エレベータ、格納棚には、上段、下段
レールを設けた例を示したが、レールは上段レールのみ
でリフタフレーム31の下段位置において空パレットを収
納する保管棚が別に設けられた駐車設備でも本発明を適
用できる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、装置高さが最小であ
り、さらに自動車の乗込み退出時に自動車等の重量がモ
ータに直接働かず、モータも出力の小さなもので足りる
パレットリフターを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるパレットリフターの
昇降装置120 の拡大側面図である。
【図2】(A)図は昇降装置120 の昇降途中の状態図、
(B)図は上昇完了時の状態図である。
【図3】パレットリフターF1、F2のパレット横送り装置
25と昇降装置120 の一部拡大平面図である。
【図4】昇降装置120 の拡大側面図である。
【図5】パレット横送り装置25と昇降装置120 の拡大正
面図である。
【図6】(A)図は本発明が適用される機械式駐車場の
平面図、(B)図は側面図である。
【図7】図6の駐車場の格納層の平面図である。
【図8】本発明が適用される機械式駐車場の概念図であ
る。
【図9】(A)図はパレットP平面図、(B)図は側面
図である。
【図10】乗降室6,7における歩道Waとパレットリフ
ターF1,F2の平面図である。
【図11】歩道Waの側面図(A)およびパレットリフタ
ーF1,F2の側面図(B)である。
【符号の説明】
6 入庫用乗降室 7 出庫用乗降室 E1 入庫用リフト E2 出庫用リフト F1 パレットリフター F2 パレットリフタ
ー C 台車 R1 上段レール R2 下段レール P パレット 25 パレット横送り装置 26 駆動ローラ 120 昇降装置 121 ベースフレー
ム 123 減速機付モータ 125 支軸 131 第1リンク 132 第2リンク 134 トグルリンク機構 138 ガイド機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出庫用乗降室を備え、台車が走行する走
    行レーンの両側方または一側方に自動車を格納する格納
    棚を多数並べて配置し、前記入出庫用乗降室には昇降す
    るパレットリフターが設置されており、パレットリフタ
    ーの降下位置で空パレットの受け渡しを行い、上昇位置
    で実車パレットの受け渡しを行なうようにした機械式駐
    車場において、前記パレットリフターが、パレット横送
    り装置を備えたリフターフレームと、前記入出庫用乗降
    室の床面に設置したベースフレームと、前記リフターフ
    レームに取付けたガイドローラと前記ベースフレームに
    取り付けたガイドレールからなる該リフターフレームの
    昇降をガイドするガイド機構と、前記リフターフレーム
    を昇降駆動するトグルリンクを有し、リフターフレーム
    の上昇位置を該トグルリンクで支えるよう構成した昇降
    装置とからなることを特徴とする機械式駐車場における
    パレットリフター。
  2. 【請求項2】前記昇降装置は、減速機付モータと、該モ
    ータで回転され、前記ベースフレーム上のブラケットで
    支持された支軸と、該支軸に固定された第1リンクと、
    該第1リンクの先端に、その基端が回動自在に連結さ
    れ、その先端が前記リフターフレームに回動自在に連結
    された第2リンクとからなり、前記第1リンクと第2リ
    ンクはトグルリンクを構成しており、前記リフターフレ
    ームを上昇限度まで上昇させた状態で前記第1リンクと
    第2リンクが略一直線に揃うよう構成されていることを
    特徴とする請求項1記載のパレットリフター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108979232A (zh) * 2018-07-19 2018-12-11 沈阳理工大学 一种摆动式双层立体停车库
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