JPH08144568A - 自走式台車を有する円形循環式駐車装置 - Google Patents

自走式台車を有する円形循環式駐車装置

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JPH08144568A
JPH08144568A JP28762794A JP28762794A JPH08144568A JP H08144568 A JPH08144568 A JP H08144568A JP 28762794 A JP28762794 A JP 28762794A JP 28762794 A JP28762794 A JP 28762794A JP H08144568 A JPH08144568 A JP H08144568A
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rail
self
circulation
rails
propelled
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JP28762794A
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Takeji Aoki
木 武 次 青
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Nissei Ltd
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Nissei Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の入出庫を効率の良い動作で円滑に行
なう。 【構成】 101は主駐車スペースの用に供する循環径
路として設置された2本一対の循環レールであり、Dは
それぞれ副駐車スペース104に設置された引込用レー
ルであり、レール101とDとがポイント107Pによ
り連絡される。117は自走式台車であり、それぞれ循
環レール101上を循環し、循環レール101と引込用
レールDとの間を横行する。一方、入出庫口に連絡する
リフト装置113が循環レール101の曲線部101c
の外側に設置され、リフト装置113と循環レール10
1との間が引込用レールDとポイント107Pとにより
連絡されるとともに、リフト装置113の両側で曲線部
101cと同じレベルに待機用レールEが設置されて、
循環レール101上の自走式台車117の循環運転と、
リフト装置113に対する自走式台車117の受け渡し
を同時に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自走式台車を有する円
形循環式駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来例として特開平6−248
823号公報に記載の円形循環式駐車装置を示してい
る。以下、その概略を説明する。図14において、2,
2’はスプロケットであり、それぞれその回転中心を鉛
直方向に向けて同一平面上に配置されている。これらス
プロケット2,2’間にチェーン3が無端状に張架され
るとともに、チェーン3の外側に沿ってローラ(不図
示)が敷設されて、そこにトレー1の主駐車スペースと
して、平行な2径路の直線部およびその両端を連絡する
半円状の曲線部を有する循環径路が構成されている。4
はトレー1を支持可能な循環台車であり、それぞれチェ
ーン3に取付金具5を介して連結され、循環径路上を走
行可能に配置されている。Sはそれぞれ循環径路の内側
に設定された副駐車スペースであり、これらの副駐車ス
ペースSにはそれぞれ、引込み装置10が設置されてい
る。11はローラであり、12はステイである。18は
自動車の出入口のレベルと各階層の循環径路のレベルと
の間で昇降させるリフト装置であり、循環径路の各直線
部の外側一端に設置されている。このリフト装置18そ
のものまたは循環径路のレベルでのリフト装置18の位
置に引込み装置10が設けられている。なお、19はリ
フト、20は支柱、21はバランスウェイトを示してい
る。
【0003】上記駐車装置において、図示されない入出
庫口から入庫した自動車は、まずトレー1を介してリフ
ト19に載せられて所定の階層まで移送される。次いで
所定階層では、トレー1が引込み装置10によりリフト
装置18から循環台車4へ移載されて入庫した自動車が
循環台車4に受け渡しされる。そのまま循環台車4に載
せて循環径路上、すなわち主駐車スペース上に格納さ
れ、または循環台車4からいずれかの副駐車スペースS
内に引込み装置10により移動されて副駐車スペースS
上に格納される。
【0004】このように上記従来の円形循環式駐車装置
では、同一平面上に対向して設置された両スプロケット
2,2’間に無端状に張架されたチェーン3に複数の循
環台車4を連結して、トレー1をこれら循環台車4上に
載置して循環させるようにするとともに、循環径路上の
循環台車4から循環径路内外両側または内外どちらか一
方の側に設置した駐車スペースSまたはリフト装置18
に引込み装置10により移動させるようにしているの
で、平面空間を効率良く利用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の円形循環式駐車装置では、トレーを載せた複数の循
環台車をそれぞれチェーンに連結し、このチェーンの回
転により循環させるようにしており、自動車の入出庫に
際して、トレーをリフト装置から循環径路上の循環台車
へまたは循環径路上の循環台車からリフト装置へ引込み
装置により移動するため、循環台車を循環径路上で循環
させている間はリフト装置から循環台車へまたは循環台
車からリフト装置へトレーを移動することができず、ま
た反対にリフト装置から循環台車へまたは循環台車から
リフト装置へトレーを移動している間は循環台車を循環
径路上で循環させることができず、動作上効率が悪いと
いう問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、チェーン式の循環台車に代えて自走式台
車を用い、自動車の入出庫を効率の良い動作で円滑に行
なうことのできる自走式台車を有する円形循環式駐車装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、自動車の駐車階層同一平
面上に、主駐車スペースとして、平行な2径路の直線部
およびその両端を連絡する半円状の曲線部を有する循環
径路を内側レールと外側レールとからなる2本一対の循
環レールにより構成し、循環径路の外側または内外両側
に設定された副駐車スペース上の所定箇所毎に、内側レ
ールに連絡する一対の内側引込レールおよび外側レール
に連絡する一対の外側引込レールを有する複数の引込用
レールを備えるとともに、循環レールと各引込用レール
との交差点毎にそれぞれ、循環レール方向または各引込
用レール方向に同時に切り替え可能な複数のポイントレ
ールを有するポイント群を備え、主副各駐車スペースの
循環レール上および各引込用レール上に自動車を載置可
能な複数の自走式台車を配置し、各自走式台車に、内側
レール上および一対の内側引込レール上を走行可能な複
数の内側車輪と、外側レール上および一対の外側引込レ
ール上を走行可能な複数の外側車輪とを有し、それぞれ
外側車輪同士の間隔を内側車輪同士の間隔よりも大きく
設定して配置するとともに、その内側車輪に駆動装置を
連結して内側車輪を駆動側とし、その外側車輪を従動側
として走行させるようにする一方、自動車の入出庫口と
自動車の駐車階層との間を連絡して各自走式台車を移送
するリフト装置を循環レールの曲線部外側に設置し、こ
のリフト装置と循環レールとの間を引込用レールおよび
ポイント群を配置して連絡するとともに、リフト装置の
片側または両側で曲線部と同じレベル上に、各自走式台
車が走行可能な一対のレールからなり、リフト装置から
必要に応じて自走式台車を待機させる待機用レールを設
置したものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1において、循環レールの内側レールと外側レールと
を互いに平行で一定の間隔を設定して配置し、自走式台
車の複数の内側車輪と複数の外側車輪とを、循環レール
の直線部をなす内側レールと外側レールとの間隔に対応
する一定の間隔で平行に配列し、各内側車輪および各外
側車輪が循環レールの曲線部をなす内側レールおよび外
側レールにほぼ一致する軌跡を取り得る相対位置に配置
したものである。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、上記請求
項1または2において、内側レールの曲線部に自走式台
車が直線部上と同じ移動ピッチを取り得る径路寸法を設
定したものである。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、上記請求
項3において、循環レール上の自走式台車の配列と外側
または内外両側の副駐車スペースの各引込用レール上の
自走式台車の配列との間に自走式台車の移動ピッチ1/
2相当分のずれを持たせたものである。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、上記請求
項1、2、3または4において、待機用レールを循環レ
ール外側の副駐車スペースに設置された引込用レールに
連結し、その交差点にそれぞれ待機用レール方向または
引込用レール方向に同時に切り替え可能な複数のポイン
トレールを有するポイント群を備えたものである。
【0012】また、請求項6に記載の発明は、上記請求
項1、2、3、4または5において、リフト装置とは反
対側になる循環レールの曲線部の外側に自走式台車が走
行可能な格納用レールを設置するとともに、これを近接
する副駐車スペース上の引込用レールに連結し、その交
差点にそれぞれ格納用レール方向または引込用レール方
向に同時に切り替え可能な複数のポイントレールを有す
るポイント群を備えたものである。
【0013】また、請求項7に記載の発明は、上記請求
項1、2、3、4、5または6において、副駐車スペー
ス上に自走式台車が走行可能な一対の補助レールを循環
レールに対して平行に配置し、各引込用レールとの交差
点毎にそれぞれ、前記一対の補助レール方向または各引
込用レール方向に同時に切り替え可能なポイントレール
を有するポイント群を備えたものである。
【0014】
【作用】したがって、本発明によれば、上記請求項1の
構成によって、複数の自走式台車はそれぞれ、各内側車
輪が駆動側として循環レールの内側レール上を、各外側
車輪が従動側として循環レールの外側レール上をそれぞ
れ走行して循環レール上を循環し、また、各車輪が各一
対の引込レール上を走行して循環レールと副駐車スペー
スとの間を横行することにより、循環レール上を複数の
自走式台車が連続的に走行し、循環レールから副駐車ス
ペースへ、または副駐車スペースから循環レールへ自走
式台車が個々に横行する。
【0015】一方、このような自走式台車の循環運転
中、入出庫口から入庫した自動車が自走式台車に載置さ
れ、リフト装置により昇降移送されて駐車階層に到着す
ると、その自走式台車はリフト装置から待機用レール上
に一旦待機する。このまま待機用レール上に格納可能で
あり、また一連の動作上、循環レール上の自走式台車の
循環運転が中断している間に、リフト装置を経て循環レ
ールへ移動し、また、さらにそこから副駐車スペースへ
移入される。また、これとは反対に、出庫予定の自走式
台車を予め待機用レール上に待機させておくことによ
り、他の自走式台車が循環レール上で循環運転し、さら
に循環レールと引込用レールとの間を横行している間
に、出庫予定の自走式台車が待機用レールからリフト装
置に移動して昇降移送される。
【0016】このように、駐車階層において、循環レー
ル上で複数の自走式台車が循環運転している間に、自走
式台車をリフト装置へ載せたり、リフト装置から降ろし
たりすることができる。
【0017】また、上記請求項2の構成によって、各自
走式台車の各内側車輪が内側レール上を、各外側車輪が
外側レール上を、それぞれその直線部および曲線部の軌
道に沿って走行することにより、各自走式台車が循環レ
ール上をその内側または外側に大きく突出することなし
に循環することができる。したがって、駐車装置の設置
面上にデッドスペースを最小限に抑えることができる。
【0018】また、上記請求項3の構成によって、各自
走式台車の駆動側の内側車輪が内側レールの曲線部上を
直線部上と同じ移動ピッチで走行することにより、各自
走式台車が循環レールの曲線部を一定速度を維持しつつ
小さな軌跡で早送りされ、前後の各自走式台車との間に
一定の間隔を保持し、相互の干渉を回避しながら移動す
ることができる。これにより、複数の自走式台車を循環
レール上で円滑に循環走行させることができる。
【0019】また、上記請求項4の構成によって、循環
レール上の自走式台車が副駐車スペースの引込用レール
上へ移動する際に、循環レール上をその自走式台車が半
ピッチ分の移動により引込用レール前に位置合わせする
ことができ、また反対に、引込用レール上の自走式台車
が循環レール上へ移動する際に、その前方の循環レール
上を他の自走式台車が半ピッチ分移動するだけでそこに
空スペースを設けることができる。これにより、迅速な
入出庫動作を得る。
【0020】また、上記請求項5の構成によって、待機
用レール上の自走式台車が副駐車スペースの引込用レー
ル上に直接移動し、そこから循環レール上さらに他の引
込用レール上に移動することができる。また反対に、他
の引込用レール上または循環レール上の自走式台車がこ
の引込用レールを経て直接待機用レール上に移動し、そ
こに待機することもできる。これにより、迅速な入出庫
動作を得る。
【0021】また、上記請求項6の構成によって、自走
式台車が副駐車スペース上の引込用レールを経て格納用
レールに移動し、格納される。これは、各自走式台車が
循環レール上に沿って走行することにより曲線部の外側
に確保された有効スペースを利用したものであり、この
有効スペースに格納用レールを設置したことにより駐車
スペースの拡大を図ることができる。
【0022】また、上記請求項7の構成によって、循環
レールと副駐車スペース上一対の補助レールとの間で各
自走式台車が平面循環し、各自走式台車の循環レール上
での循環運転と、この平面循環運転との組み合わせによ
り、全体として各自走式台車の移動パターンを種々に組
み立てることができる。これにより、迅速な入出庫動作
を得る。
【0023】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の構成を示して
いる。なお、本実施例において、この駐車装置は地下型
の多層構造の駐車場である。図1において、101は各
駐車階層同一平面上に設置され、主駐車スペースとして
長楕円形の循環径路を形成する循環レールであり、平行
な2径路をなす直線部101sと、その両端を連絡する
曲線部101cとを有している。この循環レール101
は、図2に示すように、2本一対の構成をなす内側レー
ル102と、外側レール103とからなり、各レール1
02、103が一定の間隔wを設定されて平行に配置さ
れている。言い換えれば、直線部101sにあっては内
側、外側の各レール102、103の直線部102sと
103sとにより、曲線部101cにあっては内側、外
側の各レール102、103の曲線部102cと103
cとにより構成され、その間に一定の間隔wが設定され
ている。また、内側レール102の曲線部102cにお
ける曲率半径をRi とし、外側レール103の曲線部1
03cにおける曲率半径をRo (=Ri +w)とし、内
側レール102の曲線部102cにおいて、後述する自
走式台車117が循環レール101の直線部101s上
と同じ移動ピッチを取り得る径路寸法として、トレーピ
ッチPのほぼ整数倍が設定され、本実施例の場合、π・
i ≒2・Pに設定されている。
【0024】104はそれぞれ循環レール101の直線
部101sの内側および外側を利用した副駐車スペース
であり、図3に示すように、自走式台車117を収容可
能な最小限の一定ピッチを設定した複数の駐車区画10
41からなる。なお、この駐車区画1041は設置面の
構造に応じて必ずしも一定のピッチに限定する必要はな
い。これら駐車区画1041毎にその両端部に、引込用
レールDとして循環レール101の内側レール102に
連絡する一対の内側引込レール105と、外側レール1
03に連絡する一対の外側引込レール106とが設置さ
れ、それぞれ循環レール101との交差点上に回転十字
ポイント107が配設されている。これらの回転十字ポ
イント107はそれぞれ、図4に示すように、その交差
点上において循環レール101または各引込レール10
5、106の一部を構成するポイントレール1071
と、このポイントレール1071を回転可能に支持する
スプロケット1072とを有している。なお、1073
は回転部であり、1074は摺動板であり、1075は
固定板である。このような回転十字ポイント107が、
図5に示すように、循環レール101の直線部101s
上各駐車区画1041毎に8箇所ずつ配置され、これら
を1つのポイント群107Pとする。各ポイント群10
7Pにおいて各回転十字ポイント107のスプロケット
1072にはローラチェーン108が捲回され、各ロー
ラチェーン108間にロッド109とばね110とを介
して緊張した状態に連結され、その一つのロッド109
にシリンダ111により回動されるアーム112が取り
付けられて、アーム112の作動によりロッド109が
一方向に変移することにより、各ローラチェーン108
がそれぞれロッド109の変位方向に応じて移動し、全
スプロケット1072を同時に所定角度、ここでは90
°回転させる。すなわち、アーム112の作動毎に各回
転十字ポイント107のポイントレール1071が同時
に90°ずつ方向転換し、循環レール101または各引
込レール105,106の一部としてそれぞれのライン
上に向けられる。
【0025】117はそれぞれ自動車を載置可能な自走
式台車であり、図2に示すように、その下面において片
側一方に循環レール101の内側レール102上を走行
可能な2個一対の内側車輪118が、片側他方に循環レ
ール101の外側レール103上を走行可能な2個一対
の外側車輪119がそれぞれ備えられている。自走式台
車117の一対の内側車輪118と一対の外側車輪11
9とは、内側レール102と外側レール103との間隔
に対応する一定の間隔wで平行な配列にあり、かつ内側
車輪118同士の間隔Li に対し外側車輪119同士の
間隔Lo を大きく設定して、各内側車輪118および外
側車輪119が内側レール102および外側レール10
3の曲線部102c、103cに近似的に一致する軌跡
を取り得る相対位置に配置されている。このような構成
を実現するために、本実施例の場合、内側車輪118と
外側車輪119との間隔寸法に循環レール101の内側
レール102と外側レール103との間隔wを設定して
から、各内側車輪118同士の間隔として内側レール1
02の曲線部102cの軌道から得られた所定寸法Li
を設定し、そして各外側車輪119同士の間隔として外
側レール103の曲線部103cの軌道から得られた内
側車輪118間の間隔よりも大きい所定寸法Lo を設定
している。
【0026】また、図6に示すように、内側および外側
の各車輪118,119はそれぞれ、自走式台車117
下面においてピン120を介して水平方向に回転可能に
支承されたフレーム121に軸支され、さらにフレーム
121の両側にはブラケット122が取り付けられてそ
の下部にサイドローラ123が水平方向に回転可能に軸
支されている。内側車輪118の一方においては、図7
(a)に示すように、フレーム121に駆動モータ12
4が取り付けられ、その回転軸に減速機を介して連結さ
れている。また、図7(b)に示すように、駆動モータ
124を内側車輪118の両方に配設して、内側車輪1
18の駆動力を高めることができる。このようにして、
内側車輪118を駆動側とし、外側車輪119を従動側
として構成されている。なお、このフレーム121には
集電ユニット125が備えられ、循環レール101の内
側レール102側面に配設された給電用トロリーバー1
26に接触して給電されるようになっている。
【0027】このような構成の自走式台車117が主駐
車スペースとしての用を供する循環レール101上と、
各副駐車スペース104に設定された各駐車区画104
1の引込用レールD上とに配置され、循環レール101
上の自走式台車117の配列と、副駐車スペース104
の各引込用レールD上の自走式台車117の配列との間
に自走式台車117の移動ピッチの1/2相当分のずれ
を持たせている。また、各レール101、D全体として
空スペースBを任意の1箇所に設けている。
【0028】113は昇降リフト1131を有するリフ
ト装置であり、循環レール101の一方の曲線部101
cの外側にその曲線部101cにおける自走式台車11
7の径路上中間地点に対向して、地上1階の入出庫口に
連絡する昇降路114が画成され、この昇降路114上
に設置されている。なお、図8に昇降路114の上方地
上1階に設置された自動車の入出庫口115を示す。1
16は入出庫口115の前部に配設されたターンテーブ
ルである。このリフト装置113と循環レール101と
の間は、図3に示すように、各駐車区画1041と同様
に、一対の内側引込レール105および外側引込レール
106を有する引込用レールDにより連絡され、それぞ
れの交差点上に回転十字ポイント107からなるポイン
ト群107Pが配設されている。Eは待機用レールであ
り、各自走式台車117が走行可能な2本一対のレール
からなり、循環レール101の曲線部101cと同じレ
ベルでリフト装置113の両側に曲線部101cを取り
囲むようにしてU字形に形成されて設置されている。ま
た、この待機用レールEの両端は外側の副駐車スペース
104上リフト装置113側端部に設置された引込用レ
ールDに連結され、その交差点に回転十字ポイント10
7が配設されている。
【0029】次に上記第1の実施例の駐車装置における
自動車の入出庫動作について図1および図3を参照しな
がら説明する。なお、この駐車装置の各動作は図示され
ない制御装置の制御に従って行なわれる。
【0030】まず、入庫動作について説明する。地上1
階の自動車の入出庫口115に入庫した自動車は、そこ
に待機中の昇降リフト1131に支持された自走式台車
117上に載置され、昇降リフト1131の下降により
指定の駐車階層まで移送される。
【0031】その指定の駐車階層において、次の入出庫
のための準備運転が必要でなく、循環レール101上で
自走式台車117の循環運転を行なわない場合、入出庫
口115から移送された入庫の自走式台車117は昇降
リフト1131から直接循環レール101上に移動す
る。すなわち、指定の駐車階層では、既にその入庫のた
めの準備運転が完了され、リフト装置113前に相当す
る循環レール101上が空スペースになっており、ま
た、その循環レール101上の各回転十字ポイント10
7が各引込レール105,106方向に切り替えられ
て、そのポイントレール1071が各引込レール10
5,106と同じライン上に向けられている。したがっ
て、入庫の自走式台車117が自走により各引込レール
105,106を通じて循環レール101上に移動す
る。すなわち、自走式台車117の各内側車輪118が
各内側引込レール105上を、各外側車輪119が各外
側引込レール106上を、それぞれのサイドローラ12
3が各引込レール105,106の両側を挟持しなが
ら、内側車輪118の駆動により走行して循環レール1
01側に移動され、各回転十字ポイント107のポイン
トレール1071上に停止される。
【0032】次いで、そのポイント群107Pの全回転
十字ポイント107の同時切り替えにより、各ポイント
レール1071が回転変位されて循環レール101に向
けられ、入庫の自走式台車117の各車輪118,11
9が循環レール101のライン方向に向けられる。そし
て、循環レール101上を、入庫の自走式台車117が
他の自走式台車117とともに、内側車輪118の駆動
により、各内側車輪118が内側レール102に沿っ
て、各外側車輪119が外側レール103に沿って走行
する。
【0033】循環レール101の曲線部101cでは、
自走式台車117の駆動側である内側レール曲線部10
2cの寸法がトレーピッチPの2倍に設定され、各自走
式台車117の内側車輪118が内側レール102の曲
線部102cに沿って加速し、自走式台車117が一定
速度を維持されて小さな軌跡で早送りされることから、
前後の各自走式台車117との間に一定の間隔を保ち、
相互の干渉を回避しながら円滑に移動する。
【0034】入庫した自走式台車117を主駐車スペー
スである循環レール101上に格納する場合は、適宜位
置で各自走式台車117の自走による循環走行を停止
し、入庫した自走式台車117を停止格納する。
【0035】また、副駐車スペース104に格納する場
合は、いずれかの駐車区画1041を空スペースとして
入庫の自走式台車がその駐車区画1041の前まで進
み、そこに停止する。そのポイント群107Pの全回転
十字ポイント107が同時に切り替えられて、各ポイン
トレール1071が駐車区画1041の各引込レール1
05,106のラインに向けられて、自走式台車117
の各車輪118,119が各引込レール105,106
のライン方向に向けられる。そして自走式台車117が
自走により各引込レール105,106を通じて指定の
駐車区画1041内に移入され、そこに格納される。
【0036】このような通常運転に対し、指定の駐車階
層において、次の入出庫準備が必要であり、循環レール
101上で自走式台車117の循環運転を行なう場合、
昇降リフト1131から自走式台車117がいずれか一
方の待機用レールE上に移動し、一旦そこに停止され
る。このまま待機用レールE上に格納することも可能で
ある。このようにして、循環レール101上で各自走式
台車117が連続的に循環走行し、また引込用レールD
と循環レール101との間で自走式台車117が個々に
横行し、次の入出庫の準備運転が行なわれる。次に入出
庫を設定された自走式台車117が循環レール101の
曲線部101cまで走行すると、そこから引込用レール
D上を昇降リフト1131へ移動する。そして昇降リフ
ト1131の昇降により入出庫口115へ移送される。
【0037】引き続き循環レール101上で自走式台車
117の循環運転を行なう場合には同様の動作が繰り返
される。このようにして一連の次の入出庫のための準備
運転が終わると、今度は待機用レールE上で停止中の自
走式台車117、すなわち先にリフト装置113により
移送された入庫の自動車を載せた自走式台車117がリ
フト装置113、引込用レールDを経て循環レール10
1上へ移動し、循環レール101上に格納される。また
さらに循環レール101から副駐車スペース104のい
ずれかの引込用レールD上へ横行して副駐車スペース1
04上に格納される。また、このような径路に代えて、
待機用レールEから直接副駐車スペース104の引込用
レールD上に移動し、そこから循環レール101へ、ま
たさらに他の引込用レールDへ移動することができる。
【0038】次に、出庫動作について説明する。まずこ
こで、リフト装置113が即座に使用可能であり、昇降
リフト1131が既に指定の駐車階層に停止中とする。
循環レール101上に停止格納されている自走式台車1
17上の自動車を出庫する場合は、循環レール101上
でその自走式台車117を他の自走式台車117ととも
に自走により循環移動してリフト装置113の前まで進
める。
【0039】また、副駐車スペース104内に格納中の
自動車を出庫する場合は、その駐車区画1041のポイ
ント群の全回転十字ポイント107の同時切り替えによ
り各ポイントレール1071を各引込レール105,1
06のラインに向けてから、その自走式台車117を自
走により各引込レール105,106を通じて循環レー
ル101上に移動する。再び各ポイントレール107を
循環レール101のラインに切り替えて、自走式台車1
17の各車輪118,119を循環レール101のライ
ン方向に向ける。そして、この自走式台車117を他の
自走式台車117とともに循環レール101上を自走に
より移動し、リフト装置113の前まで進める。
【0040】そして、リフト装置113前では、全回転
十字ポイント107の同時切り替えにより、各ポイント
レール1071が各引込レール105,106のライン
に向けられ、自走式台車117は自走により各引込レー
ル105,106を通じて昇降リフト1131上に移動
される。そして、昇降リフト1131の上昇により地上
1階の入出庫口115まで移送される。なお、入出庫口
115から自動車を自走によりターンテーブル116ま
で後進させ、ターンテーブル116の回転により自動車
の前後を反転してから自動車を前進で出庫させる。
【0041】このような通常運転に対し、リフト装置1
13が絶えず使用中であり、昇降リフト1131が各駐
車階層を連続的に往復する場合があり、これに備えて駐
車階層では、予め他の入出庫処理に併行して、出庫予定
の自走式台車117を循環レール101からリフト装置
113を経て待機用レールE上に待機させておく。ある
いは、循環レール101上で他の自走式台車117が循
環運転を続けている間に、循環レール101からリフト
装置113側直近の引込用レールDを通じて待機用レー
ルEに移動し、そこに停止しておく。そして、リフト装
置113がこの駐車階層に到達したところで、待機用レ
ールE上に停止中の自走式台車117が昇降リフト11
31上に移動し、昇降リフト1131の上昇により地上
1階の入出庫口115へ移送される。この間、循環レー
ル101上で他の自走式台車117が循環運転可能であ
る。
【0042】このように上記第1の実施例によれば、地
下の各駐車階層同一平面上に、主駐車スペースの用に供
する循環径路として、内側レール102と外側レール1
03とからなる循環レール101を設置し、循環レール
101の内外両側に複数の駐車区画1041からなる副
駐車スペース104を設定して各駐車区画1041毎に
引込用レールDを設置するとともに、循環レール101
と各引込用レールDとの交差点毎にそれぞれ複数のポイ
ントレール1071からなるポイント群107Pを配設
し、これらレール101、D上に自動車を載置可能な複
数の自走式台車117を配置し、各自走式台車117
に、循環レール101の内側レール102上を走行可能
な一対の内側車輪118と循環レール101の外側レー
ル103上を走行可能な一対の外側車輪119とを有
し、内側車輪118を駆動側とし、外側車輪119を従
動側として走行させるようにする一方、自動車の入出庫
口115と自動車の駐車階層との間を連絡して各自走式
台車117を移送するリフト装置113を循環レール1
01の一方の曲線部101c外側に設置し、このリフト
装置113と循環レール101との間を引込用レールD
およびポイント群107Pを配置して連絡するととも
に、リフト装置113の両側で曲線部101cと同じレ
ベル上に待機用レールEを設置しているので、循環レー
ル101上で自走式台車117の循環運転中、入出庫口
115から入庫した自動車が自走式台車117に載置さ
れてリフト装置113により昇降移送されてきても、そ
の自走式台車117をリフト装置113から待機用レー
ルE上に一旦待機させておき、このまま待機用レールE
上に格納し、また一連の動作の後追ってリフト装置11
3を通じ循環レール101へ移動し、さらにそこから副
駐車スペース104へ移入することができる。また、こ
れとは反対に、予め主駐車スペース上または副駐車スペ
ース上の出庫予定の自走式台車117をリフト装置11
3を通じて待機用レールEに待機しておくことにより、
自走式台車117を循環レール101上で循環させなが
ら、さらに循環レール101と引込用レールDとの間で
横行させながら、待機用レールE上の出庫予定の自走式
台車117をリフト装置113に移動して昇降移送する
ことができる。このように循環レール101上で自走式
台車117の循環運転中でも、リフト装置113に対し
自走式台車117の受け渡しを行なうことができ、また
反対に、リフト装置113に対し自走式台車117の受
け渡しを行なっている間でも、循環レール101上で自
走式台車117の循環運転を行なうことができ、自走式
台車117の入出庫処理を効率の良い動作で迅速に行な
うことができる。
【0043】また、本実施例において、自走式台車11
7の一対の内側車輪118と一対の外側車輪119と
を、内側レール102の直線部102sと外側レール1
03の直線部103sとの間隔に対応する一定の間隔w
で平行に配列し、各内側車輪118および各外側車輪1
19が内側レール102の曲線部102cおよび外側レ
ール103の曲線部103cに近似的に一致する軌跡を
取り得る相対位置に配置して、各自走式台車117の各
内側車輪118が内側レール102上を、各外側車輪1
19が外側レール103上を、それぞれその直線部10
2s、103sおよび曲線部102c、103cの軌道
に沿って走行するようにしているので、各自走式台車1
17が循環レール101上をその外側または内側に大き
く突出することなく走行し、設置空間にデッドスペース
を最小限に抑えることができる。
【0044】また、本実施例において、内側レール10
2の曲線部102cに、自走式台車117が直線部10
2s上と同じ移動ピッチを取り得る径路寸法を設定し、
各自走式台車117の駆動側の内側車輪118が内側レ
ール102の曲線部102cに沿って加速し、各自走式
台車117が一定速度を維持して小さな軌跡で早送りさ
れるようにしていることから、前後の各自走式台車11
7との間に一定の間隔を保ち、相互の干渉を回避しなが
ら円滑に移動させることができ、自走式台車117全体
が循環レール101上を一定の移動ピッチで循環し、入
出庫の動作上円滑性を向上させることができる。
【0045】また、本実施例において、循環レール10
1上の自走式台車117の配列と各副駐車スペース10
4の各引込用レールD上の自走式台車117の配列との
間に自走式台車117の移動ピッチ1/2相当分のずれ
を持たせているので、循環レール101上の自走式台車
117が副駐車スペース104の引込用レールDへ移動
する際に、循環レール101上をその自走式台車117
の半ピッチ分の移動により引込用レールD前に位置合わ
せすることができ、また反対に、引込用レールD上の自
走式台車117が循環レール101上へ移動する際に、
その前方の循環レール101上の他の自走式台車117
が半ピッチ分移動するだけでそこに空スペースを設ける
ことができ、迅速な入出庫動作を得ることができる。
【0046】また、本実施例において、待機用レールE
が循環レール101外側の副駐車スペース104に設置
された引込用レールDに連結されていることにより、待
機用レールE上の自走式台車117が副駐車スペース1
04の引込用レールD上に移動し、ここから循環レール
101上さらに他の引込用レールD上に移動することが
できる。また反対に、他の引込用レールD上または循環
レール101上の自走式台車117がこの引込用レール
Dを経て待機用レールE上に移動し、リフト装置113
に載せることもできる。したがって、自走式台車117
の移動径路が拡大し、入出庫の動作上効率性の向上を図
ることができる。
【0047】図9は本発明の第2の実施例の全体構成を
示し、図10はそのレールおよびポイント群の配置例を
示している。本実施例は第1の実施例の構成に新たなレ
ールを追加したものである。したがって、上記第1の実
施例と同様の各部、各部材には同じ符号を付してその説
明を省略し、追加された点について説明する。
【0048】図9、図10において、Fはそれぞれ、自
走式台車117が走行可能な格納用レールであり、リフ
ト装置113とは反対側になる循環レール101の他方
の曲線部101cの外側、すなわち設置面コーナー部に
循環レール101に対して平行に設置され、これに近接
する副駐車スペース104上端部に設置された引込用レ
ールDに連結されている。そしてそれぞれの交差点に
は、格納用レールF方向または引込用レールD方向に同
時に切り替え可能な複数のポイントレール1071を有
するポイント群107Pが配設されている。このように
して、循環レール101の曲線部101cの外側、設置
面コーナー部を利用して2台分の駐車区画が増設されて
いる。このように設置面コーナー部を利用できるのは、
各自走式台車117が各レール101、D、E、F上を
各レール101、D、E、Fに沿って走行するため、設
置面においてデッドスペースが最小限に抑えられている
からである。
【0049】なお、このような格納用レールFにより駐
車区画を増設したことにより、各レール101、D、
E、F全体として空スペースBを任意の2箇所に設けて
いる。
【0050】この格納用レールFが設置されたことによ
り、第1の実施例の駐車装置の動作に以下の動作が加え
られる。入庫の場合、入庫の自走式台車117が循環レ
ール101上を直線部101s端まで走行し、そこでポ
イント群107Pの各ポイントレール1071を同時に
引込用レールD方向に切り換えられて、自走式台車11
7の各車輪118、119が同じ方向に向けられる。次
いで、自走式台車117が自走によりその駐車区画11
41に横行する。今度は格納用レールFへのポイント群
107Pの各ポイントレール1071が格納用レールF
方向に切り替えられて自走式台車117の各車輪11
8、119が同じ方向に向けられる。そして自走式台車
117は格納用レールF上に移動して格納される。
【0051】出庫の場合、この逆の動作となる。
【0052】このように上記第2の実施例によれば、上
記第1の実施例の駐車装置と同様の作用効果を得ること
は勿論、設置面コーナー部、すなわち循環レール101
の曲線部101c外側に確保された有効スペースにそれ
ぞれ格納用レールFを設置したことにより、設置空間を
効率良く利用して駐車スペースの拡大を図ることができ
る。
【0053】図11は本発明の第3の実施例の構成を示
している。本実施例において、循環レール101、引込
用レールD、待機用レールE、格納用レールF、自走式
台車117、回転十字ポイント107の各構成について
は上記各実施例と同様であり、ここでは同じ符号を付し
てその説明を省略する。上記各実施例とは副駐車スペー
ス104内の構造が異なっており、この点について詳し
く説明する。
【0054】図11において、各駐車階層同一平面上
に、上記各実施例と同様に、循環レール101が設置さ
れている。104はそれぞれ循環レール101の直線部
101sの内外両側を利用した副駐車スペースであり、
図12に示すように、ここには特に駐車区画を設定せ
ず、各自走式台車117の各車輪118,119が走行
可能な一対の補助レールGが循環レール101の直線部
101sに対して平行に設置され、各一対の補助レール
Gと循環レール101の直線部101sとの間におい
て、その両端部とその中間で相互に離間する3箇所合計
5箇所に、一対の内側引込レール105と一対の外側引
込レール106とからなる引込用レールDが設置され、
各引込用レールDと循環レール101の各直線部101
sとの交差点8箇所、各引込用レールDと各一対の補助
レールGとの交差点それぞれ6箇所に、回転十字ポイン
ト107からなるポイント群107Pが配設されてい
る。
【0055】循環レール101の直線部101s上8箇
所の回転十字ポイント107は図5に示すものと同様で
あり、各一対の補助レールG上それぞれ6箇所の回転十
字ポイント107は図13に示すような配置構成を有
し、いずれも基本的に同じ構造であり、後者が前者と異
なるのは、動作上不要な回転十字ポイント107を2箇
所取り除いた点である。したがって、アーム112の作
動毎に各回転十字ポイント107のポイントレール10
71が同時に90°ずつ方向転換し、循環レール101
または各引込レール105,106の一部としてそれぞ
れのライン上に向けられる。
【0056】上記第3の実施例の駐車装置では、第1、
第2の実施例の駐車装置の動作に加え、循環レール10
1と各副駐車スペース104上一対の補助レールGとの
間で自走式台車117が種々の径路パターンの平面循環
動作を取る。例えば、予め循環レール101の直線部1
01s上の自走式台車117列、補助レール201上の
自走式台車117列毎に、その一方の対角線上の端部に
自走式台車117一台分の空スペースを設けておく。こ
の場合、循環レール101の直線部101s左端と、補
助レール201右端とを空スペースとすると、各自走式
台車117の自走により直線部101s右端の自走式台
車117を補助レール201右端の空スペースに縦送り
すると同時に、補助レール201左端の自走式台車11
7を直線部101s左端の空スペースに縦送りし、続い
て直線部101s上の各自走式台車117を自走により
右方向に横送りすると同時に、補助レール201上の各
自走式台車117を自走により左方向に横送りする2工
程を繰り返す。
【0057】このような大形の平面循環の他、その中間
の各引込用レールDおよびポイント群107P同士を用
いた小形の平面循環と、直線部101s両端と中間の各
種引込用レールDおよびポイント群107Pを用いた中
形の平面循環と、さらにこれらの平面循環を種々に組み
合わせた平面循環とを取る。
【0058】したがって、上記第3の実施例によれば、
上記第1、第2の実施例と同様な作用効果を得ることが
できるうえ、このような多様な平面循環をこの駐車装置
の準備運転や入出庫運転に併用することにより、自走式
台車117の移動径路を多種多様に組み立てることがで
き、駐車スペースの拡大を図るとともに、円滑な入出庫
動作を実現することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1に記載の構成により、循環レール上で複数の自
走式台車を連続的に走行させ、循環レールから副駐車ス
ペースへ、または副駐車スペースから循環レールへ自走
式台車を個々に横行させるようにする一方、循環レール
上で自走式台車の循環運転中、必要に応じてリフト装置
の両側または片側の待機用レール上に自走式台車を待機
させるようにしているので、循環レール上で自走式台車
の循環運転と、リフト装置に対する自走式台車の受け渡
し動作とを同時に行なうことができ、自走式台車の入出
庫処理を効率の良い動作で迅速に行なうことができる。
【0060】また、請求項2に記載の構成により、各自
走式台車の各内側車輪が内側レール上を、各外側車輪が
外側レール上を、それぞれその直線部および曲線部の軌
道に沿って走行することにより、各自走式台車が循環レ
ール上をその内側または外側に大きく突出することなし
に循環することができる。したがって、駐車装置の設置
面上にデッドスペースを最小限に抑えることができる。
【0061】また、請求項3に記載の構成により、各自
走式台車の駆動側の内側車輪が内側レールの曲線部上を
直線部上と同じ移動ピッチで走行することにより、各自
走式台車が循環レールの曲線部を一定速度を維持しつつ
小さな軌跡で早送りされ、前後の各自走式台車との間に
一定の間隔を保持し、相互の干渉を回避しながら移動す
ることができる。これにより、複数の自走式台車を循環
レール上で円滑に循環走行させることができる。
【0062】また、請求項4に記載の構成により、循環
レール上の自走式台車が副駐車スペースの引込用レール
へ移動する際に、循環レール上をその自走式台車が半ピ
ッチ分の移動により引込用レール前に位置合わせするこ
とができ、また反対に、引込用レール上の自走式台車が
循環レール上へ移動する際に、その前方の循環レール上
を他の自走式台車が半ピッチ分移動するだけでそこに空
スペースを設けることができるので、迅速な入出庫動作
を得ることができる。
【0063】また、請求項5に記載の構成により、待機
用レール上の自走式台車を副駐車スペースの引込用レー
ル上に直接移動し、そこから循環レール上さらに他の引
込用レール上に移動するようにし、また反対に、他の引
込用レール上または循環レール上の自走式台車をこの引
込用レール上を経て直接待機用レール上に移動してリフ
ト装置に載せるようにしているので、自走式台車の移動
径路を拡大し、さらに入出庫の動作上効率性の向上を図
ることができる。
【0064】また、請求項6に記載の構成により、循環
レールの曲線部外側に確保された有効スペースに自走式
台車を格納するようにしているので、平面空間を効率良
く利用して駐車スペースの拡大を図ることができる。
【0065】また、請求項7に記載の構成により、循環
レールと副駐車スペース上一対の補助レールとの間で各
自走式台車が種々に平面循環するようにしているので、
各自走式台車の循環レール上での循環運転と、この平面
循環運転との組み合わせにより、全体として各自走式台
車の移動パターンを種々に組み立てることができ、入出
庫の動作上、さらに効率性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における自走式台車を有
する円形循環式駐車装置の構成を示す平面図
【図2】同駐車装置における循環レールと自走式台車の
車輪との関係を示す平面図
【図3】同駐車装置における各種レールおよび回転十字
ポイントの配置を示す平面図
【図4】(a)同駐車装置における回転十字ポイントの
平面図 (b)同駐車装置における回転十字ポイントの側面図
【図5】同駐車装置に用いるポイント群の切り替え構造
を示す平面図
【図6】同駐車装置に用いる自走式台車の正面図
【図7】(a)同駐車装置の自走式台車における駆動モ
ータの配置例を示す平面図 (b)同駐車装置の自走式台車における駆動モータの別
の配置例を示す平面図
【図8】同駐車装置に備えられた自動車の入出庫口の平
面図
【図9】本発明の第2の実施例における自走式台車を有
する円形循環式駐車装置の構成を示す平面図
【図10】同駐車装置における各種レールおよび回転十
字ポイントの配置を示す平面図
【図11】本発明の第3の実施例における自走式台車を
有する円形循環式駐車装置の構成を示す平面図
【図12】同駐車装置における各種レールおよび回転十
字ポイントの配置を示す平面図
【図13】同駐車装置に用いるポイント群の別の切り替
え構造を示す平面図
【図14】従来の円形循環式駐車装置の構成を示す平面
【符号の説明】
101 循環レール 101s 直線部 101c 曲線部 102 内側レール 102s 直線部 102c 曲線部 103 外側レール 103s 直線部 103c 曲線部 104 副駐車スペース 1041 駐車区画 D 引込用レール 105 一対の内側引込レール 106 一対の外側引込レール 107 回転十字ポイント 107P ポイント群 1071 ポイントレール 1072 スプロケット 1073 回転部 1074 摺動板 1075 固定板 108 ローラチェーン 109 ロッド 110 ばね 111 シリンダ 112 アーム 113 リフト装置 1131 昇降リフト 114 昇降路 115 自動車の入出庫口 116 ターンテーブル 117 自走式台車 118 内側車輪 119 外側車輪 120 ピン 121 フレーム 122 ブラケット 123 サイドローラ 124 駆動モータ 125 集電ユニット 126 給電トロリーバー E 待機用レール F 格納用レール G 一対の補助レール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の駐車階層同一平面上に、主駐車
    スペースとして、平行な2径路の直線部およびその両端
    を連絡する半円状の曲線部を有する循環径路を内側レー
    ルと外側レールとからなる2本一対の循環レールにより
    構成し、 前記循環径路の外側または内外両側に設定された副駐車
    スペース上の所定箇所毎に、前記内側レールに連絡する
    一対の内側引込レールおよび前記外側レールに連絡する
    一対の外側引込レールを有する複数の引込用レールを備
    えるとともに、前記循環レールと各引込用レールとの交
    差点毎にそれぞれ、前記循環レール方向または各引込用
    レール方向に同時に切り替え可能な複数のポイントレー
    ルを有するポイント群を備え、 前記主副各駐車スペースの循環レール上および各引込用
    レール上に自動車を載置可能な複数の自走式台車を配置
    し、前記各自走式台車に、前記内側レール上および一対
    の内側引込レール上を走行可能な複数の内側車輪と、前
    記外側レール上および一対の外側引込レール上を走行可
    能な複数の外側車輪とを有し、それぞれ外側車輪同士の
    間隔を内側車輪同士の間隔よりも大きく設定して配置す
    るとともに、その内側車輪に駆動装置を連結して前記内
    側車輪を駆動側とし、その外側車輪を従動側として走行
    させるようにする一方、 自動車の入出庫口と前記自動車の駐車階層との間を連絡
    して前記各自走式台車を移送するリフト装置を前記循環
    レールの曲線部外側に設置し、このリフト装置と前記循
    環レールとの間を前記引込用レールおよびポイント群を
    配置して連絡するとともに、前記リフト装置の片側また
    は両側で前記曲線部と同じレベル上に、前記各自走式台
    車が走行可能な一対のレールからなり、前記リフト装置
    から必要に応じて前記自走式台車を待機させる待機用レ
    ールを設置していることを特徴とする自走式台車を有す
    る円形循環式駐車装置。
  2. 【請求項2】 循環レールの内側レールと外側レールと
    を互いに平行で一定の間隔を設定して配置し、 自走式台車の複数の内側車輪と複数の外側車輪とを、前
    記循環レールの直線部をなす前記内側レールと外側レー
    ルとの間隔に対応する一定の間隔で平行に配列し、前記
    各内側車輪および各外側車輪が前記循環レールの曲線部
    をなす前記内側レールおよび外側レールにほぼ一致する
    軌跡を取り得る相対位置に配置している請求項1記載の
    自走式台車を有する円形循環式駐車装置。
  3. 【請求項3】 内側レールの曲線部において自走式台車
    が直線部上と同じ移動ピッチを取り得る径路寸法を設定
    している請求項1また2記載の自走式台車を有する円形
    循環式駐車装置。
  4. 【請求項4】 循環レール上の自走式台車の配列と外側
    または内外両側の副駐車スペースの各引込用レール上の
    自走式台車の配列との間に自走式台車の移動ピッチ1/
    2相当分のずれを有している請求項3記載の自走式台車
    を有する円形循環式駐車装置。
  5. 【請求項5】 待機用レールを循環レール外側の副駐車
    スペースに設置された引込用レールに連結し、その交差
    点にそれぞれ前記待機用レール方向または引込用レール
    方向に同時に切り替え可能な複数のポイントレールを有
    するポイント群を備えている請求項1から4のいずれか
    に記載の自走式台車を有する円形循環式駐車装置。
  6. 【請求項6】 リフト装置とは反対側になる循環レール
    の曲線部の外側に自走式台車が走行可能な格納用レール
    を設置するとともにこれを近接する副駐車スペース上の
    引込用レールに連結し、その交差点にそれぞれ前記格納
    用レール方向または引込用レール方向に同時に切り替え
    可能な複数のポイントレールを有するポイント群を備え
    ている請求項1から5のいずれかに記載の自走式台車を
    有する円形循環式駐車装置。
  7. 【請求項7】 副駐車スペース上に自走式台車が走行可
    能な一対の補助レールを循環レールに対して平行に配置
    し、各引込用レールとの交差点毎にそれぞれ、前記一対
    の補助レール方向または各引込用レール方向に同時に切
    り替え可能なポイントレールを有するポイント群を備え
    ている請求項1から6のいずれかに記載の自走式台車を
    有する円形循環式駐車装置。
JP28762794A 1994-11-22 1994-11-22 自走式台車を有する円形循環式駐車装置 Pending JPH08144568A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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