JPH08150776A - 感圧記録材料 - Google Patents
感圧記録材料Info
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- JPH08150776A JPH08150776A JP6319483A JP31948394A JPH08150776A JP H08150776 A JPH08150776 A JP H08150776A JP 6319483 A JP6319483 A JP 6319483A JP 31948394 A JP31948394 A JP 31948394A JP H08150776 A JPH08150776 A JP H08150776A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、溶媒に対して高溶解性の電子供与
性化合物を使用することにより、生産性の向上をはか
り、低コストの感圧記録材料を提供することにある。 【構成】 電子供与性化合物と電子受容性化合物の接触
による発色を利用する感圧記録材料において、電子供与
性化合物として、6位に炭素数6〜18の分岐アルキル
基と、炭素数1〜18のアルキル基とのジ置換アミノ基
を有するフルオラン化合物を使用する感圧記録材料。
性化合物を使用することにより、生産性の向上をはか
り、低コストの感圧記録材料を提供することにある。 【構成】 電子供与性化合物と電子受容性化合物の接触
による発色を利用する感圧記録材料において、電子供与
性化合物として、6位に炭素数6〜18の分岐アルキル
基と、炭素数1〜18のアルキル基とのジ置換アミノ基
を有するフルオラン化合物を使用する感圧記録材料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、感圧記録材料に関
し、特に、溶媒に対する溶解度が極めて高い電子供与性
化合物を使用した感圧記録材料に関する。
し、特に、溶媒に対する溶解度が極めて高い電子供与性
化合物を使用した感圧記録材料に関する。
【0002】
【従来技術】 電子供与性化合物(以下発色剤という)
と電子受容性化合物(以下顕色剤という)を使用した記
録材料は、感圧記録紙、感熱記録紙等としてよく知られ
ている。
と電子受容性化合物(以下顕色剤という)を使用した記
録材料は、感圧記録紙、感熱記録紙等としてよく知られ
ている。
【0003】 感圧記録紙としては、英国特許1366
524号、米国特許2505470号、同350133
1号、特公昭49−34044号等に詳しく記載されい
る。感圧記録紙は基本的には、高沸点溶媒(以下カプセ
ルオイルという)に溶解した発色剤含有マイクロカプセ
ルを、紙などの支持体の裏面に塗布したシート(CB)
と微粒子化した顕色剤を紙などの支持体の表面に塗布し
たシート(CF)を互いに塗布面を重ね合わせ、筆記あ
るいはタイプライター等で加圧印字すると、マイクロカ
プセルが破壊され発色剤と顕色剤が接触し発色反応を起
こして画像が得られる。また、多数枚複写する場合は、
紙などの支持体の表面に微粒子化した顕色剤を、裏面に
発色剤含有マイクロカプセルを塗布したシート(CF
B)を必要枚数、CBとCFの間に挿入すれば可能であ
る。
524号、米国特許2505470号、同350133
1号、特公昭49−34044号等に詳しく記載されい
る。感圧記録紙は基本的には、高沸点溶媒(以下カプセ
ルオイルという)に溶解した発色剤含有マイクロカプセ
ルを、紙などの支持体の裏面に塗布したシート(CB)
と微粒子化した顕色剤を紙などの支持体の表面に塗布し
たシート(CF)を互いに塗布面を重ね合わせ、筆記あ
るいはタイプライター等で加圧印字すると、マイクロカ
プセルが破壊され発色剤と顕色剤が接触し発色反応を起
こして画像が得られる。また、多数枚複写する場合は、
紙などの支持体の表面に微粒子化した顕色剤を、裏面に
発色剤含有マイクロカプセルを塗布したシート(CF
B)を必要枚数、CBとCFの間に挿入すれば可能であ
る。
【0004】 このような感圧記録紙には、青色用発色
剤としてはクリスタルバイオレットラクトン(CVL、
USP2505470)が、黒色用発色剤としては2−
アニリノ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン
(USP3681390)、2−アニリノ−3−メチル
−6−ジブチルアミノフルオラン(特開昭59−190
891)、2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチ
ル−N−イソブチル)アミノフルオラン(特開昭59−
197463)、2−アニリノ−3−メチル−6−(N
−エチル−N−イソアミル)アミノフルオラン(特公昭
56−52759)が一般的に使用されている。しか
し、これらの発色剤は、現在市場で一般的に使用されて
いるカプセルオイルに対する溶解性が満足できるもので
はなく、特に、黒色用発色剤は不十分である。
剤としてはクリスタルバイオレットラクトン(CVL、
USP2505470)が、黒色用発色剤としては2−
アニリノ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン
(USP3681390)、2−アニリノ−3−メチル
−6−ジブチルアミノフルオラン(特開昭59−190
891)、2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチ
ル−N−イソブチル)アミノフルオラン(特開昭59−
197463)、2−アニリノ−3−メチル−6−(N
−エチル−N−イソアミル)アミノフルオラン(特公昭
56−52759)が一般的に使用されている。しか
し、これらの発色剤は、現在市場で一般的に使用されて
いるカプセルオイルに対する溶解性が満足できるもので
はなく、特に、黒色用発色剤は不十分である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、カ
プセルオイルに対して、高溶解性の黒色の発色剤を使用
することにより、生産性の向上をはかり、同時に相対的
にカプセルオイルの使用量を少なくし、低コストの感圧
記録材料を提供することにある。
プセルオイルに対して、高溶解性の黒色の発色剤を使用
することにより、生産性の向上をはかり、同時に相対的
にカプセルオイルの使用量を少なくし、低コストの感圧
記録材料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明は、上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、発色剤と顕色剤の接
触による発色を利用する感圧記録材料において、発色剤
として、下記一般式化2で表される化合物を使用するこ
とによって、上記課題を解決したものである。
解決するために鋭意検討した結果、発色剤と顕色剤の接
触による発色を利用する感圧記録材料において、発色剤
として、下記一般式化2で表される化合物を使用するこ
とによって、上記課題を解決したものである。
【0007】
【化2】 (式中、R1は炭素数6〜18の分岐アルキル基を、R
2は炭素数1〜18のアルキル基を、R3は炭素数1〜
8のアルキル基あるいはアルコキシ基を、Xは水素原
子、ハロゲン原子、炭素数1〜8のアルキル基を表し、
nは1〜2の整数を表す。)
2は炭素数1〜18のアルキル基を、R3は炭素数1〜
8のアルキル基あるいはアルコキシ基を、Xは水素原
子、ハロゲン原子、炭素数1〜8のアルキル基を表し、
nは1〜2の整数を表す。)
【0008】 本発明で用いられるカプセルオイルとし
ては、例えば、石油およびその留分、たとえばケロシ
ン、ガソリン、ナフサおよびパラフィン油等の鉱物油あ
るいは鯨油、魚油、牛脂等の動物油、あるいはオリーブ
油、落花生油、綿実油、コーン油、亜麻仁油、ヒマワリ
油、菜種油、紅花油、大豆油等の植物油、あるいはジイ
ソプロピルナフタレン、フェニルキシリルエタン、モノ
イソプロピルジフェニル、水素化ターフェニル、塩素化
パラフィン、ジオクチルフタレート、ジブチルフレート
等の合成油がある。
ては、例えば、石油およびその留分、たとえばケロシ
ン、ガソリン、ナフサおよびパラフィン油等の鉱物油あ
るいは鯨油、魚油、牛脂等の動物油、あるいはオリーブ
油、落花生油、綿実油、コーン油、亜麻仁油、ヒマワリ
油、菜種油、紅花油、大豆油等の植物油、あるいはジイ
ソプロピルナフタレン、フェニルキシリルエタン、モノ
イソプロピルジフェニル、水素化ターフェニル、塩素化
パラフィン、ジオクチルフタレート、ジブチルフレート
等の合成油がある。
【0008】 本発明の発色剤は、これらカプセルオイ
ルに対して極めて良く溶解する。実際に本発明の代表的
な発色剤化3と前記の既知の発色剤化4、化5および比
較用に合成した発色剤化6との溶解度の比較結果を表1
に示すが、本発明の発色剤は極めて溶解度が高い。従っ
て、従来の発色剤含有マイクロカプセルの2倍あるいは
3倍濃度の発色剤を含有するマイクロカプセルが製造で
きる。すなわち本発明の発色剤を使用することによっ
て、生産性を大幅に向上することが出来る。さらに特徴
的なことは、植物油に対して、現在市場にでている黒色
発色剤の中には、実用的な溶解度を有するものはなかっ
たが、本発明の発色剤は十分に実用的な溶解度を示すこ
とから、安全性や環境問題を十分考慮した記録材料を提
供することが可能である。
ルに対して極めて良く溶解する。実際に本発明の代表的
な発色剤化3と前記の既知の発色剤化4、化5および比
較用に合成した発色剤化6との溶解度の比較結果を表1
に示すが、本発明の発色剤は極めて溶解度が高い。従っ
て、従来の発色剤含有マイクロカプセルの2倍あるいは
3倍濃度の発色剤を含有するマイクロカプセルが製造で
きる。すなわち本発明の発色剤を使用することによっ
て、生産性を大幅に向上することが出来る。さらに特徴
的なことは、植物油に対して、現在市場にでている黒色
発色剤の中には、実用的な溶解度を有するものはなかっ
たが、本発明の発色剤は十分に実用的な溶解度を示すこ
とから、安全性や環境問題を十分考慮した記録材料を提
供することが可能である。
【0009】
【化3】
【0010】
【化4】
【0011】
【化5】
【0012】
【化6】
【0013】
【表1】
【0014】 本発明に用いられる顕色剤としては、酸
性白土、活性白土、ベントナイト、コロイダルシリカ、
珪酸アルミニウム、アタパルジャイト、カオリン、サリ
チル酸誘導体、芳香族カルボン酸誘導体、フェノール誘
導体あるいはその金属塩、フェノールフォルムアルデヒ
ド樹脂などが挙げられる。
性白土、活性白土、ベントナイト、コロイダルシリカ、
珪酸アルミニウム、アタパルジャイト、カオリン、サリ
チル酸誘導体、芳香族カルボン酸誘導体、フェノール誘
導体あるいはその金属塩、フェノールフォルムアルデヒ
ド樹脂などが挙げられる。
【0015】 本発明で用いられるマイクロカプセルの
製造法としては、公知のコアセルベーション法、界面重
合法、in−situ法等が挙げられる。
製造法としては、公知のコアセルベーション法、界面重
合法、in−situ法等が挙げられる。
【0016】 本発明で用いられる結着剤としては、ポ
リビニルアルコール、メチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
ビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体、スチレン/
無水マレイン酸共重合体、アルギン酸ナトリウム、カゼ
イン、アラビアゴム、ゼラチン、でんぷんおよびその誘
導体等の水溶性高分子、酢酸ビニル系、アクリル系、ス
チレン/アクリル共重合体系、スチレン/ブタジエン共
重合体系等のラッテクスエマルジョンが挙げられる。
リビニルアルコール、メチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
ビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体、スチレン/
無水マレイン酸共重合体、アルギン酸ナトリウム、カゼ
イン、アラビアゴム、ゼラチン、でんぷんおよびその誘
導体等の水溶性高分子、酢酸ビニル系、アクリル系、ス
チレン/アクリル共重合体系、スチレン/ブタジエン共
重合体系等のラッテクスエマルジョンが挙げられる。
【0017】 本発明で用いられるマイクロカプセル保
護剤としては、セルロース粉末、でんぷん粒子、酸化で
んぷん粒子等が挙げられる。
護剤としては、セルロース粉末、でんぷん粒子、酸化で
んぷん粒子等が挙げられる。
【0018】
【実施例】 以下に実施例により、本発明の効果をより
具体的に説明するが、本発明はこれら具体例に限定され
るものではない。なお、実施例中の部および%は、それ
ぞれ重量部、重量%を示す。
具体的に説明するが、本発明はこれら具体例に限定され
るものではない。なお、実施例中の部および%は、それ
ぞれ重量部、重量%を示す。
【0019】 実施例1 〔マイクロカプセルスラリーの製造〕 本発明の化3の
発色剤2部を、KMC−113(呉羽化学工業(株)製
品、ジイソプロピルナフタレン)38部に加熱溶解し、
発色剤濃度が5%の溶液を作製した(標準濃度とす
る)。次いで、この5%発色剤溶液40部に、pH4に
調整した5%Scripset#520(モンサント社
製品、スチレン/無水マレイン酸共重合体)水溶液60
部に加え、ホモミキサーで乳化し、平均粒径が4μの乳
化液を得た。別にメラミン5.6部、37%ホルムアル
デヒド水溶液18部、水36.4部を混合し、pH9.
5に調整し、60℃で20分攪拌し、透明なメラミンホ
ルムアルデヒドのプレポリマーを得た。このプレポリマ
ーを上記乳化液と混合し、攪拌しながら液温を80℃に
上げ、1時間反応させ、液温を室温まで冷却し、pH9
に調整して、マイクロカプセルスラリーを得た。 〔塗料液の作製〕 上記製造の発色剤含有マイクロカプ
セルスラリー10部に、10%PVA水溶液9部に、酸
化でんぷん粉末1部を分散した液を加え塗料液を作製し
た。 〔発色剤シート(CB)の作製〕 上記作製の塗料液を
坪量50g/m2の基紙上に、5.6g/m2の乾燥固形
分になるように、ワイヤバーで塗布し、CBを作製し
た。
発色剤2部を、KMC−113(呉羽化学工業(株)製
品、ジイソプロピルナフタレン)38部に加熱溶解し、
発色剤濃度が5%の溶液を作製した(標準濃度とす
る)。次いで、この5%発色剤溶液40部に、pH4に
調整した5%Scripset#520(モンサント社
製品、スチレン/無水マレイン酸共重合体)水溶液60
部に加え、ホモミキサーで乳化し、平均粒径が4μの乳
化液を得た。別にメラミン5.6部、37%ホルムアル
デヒド水溶液18部、水36.4部を混合し、pH9.
5に調整し、60℃で20分攪拌し、透明なメラミンホ
ルムアルデヒドのプレポリマーを得た。このプレポリマ
ーを上記乳化液と混合し、攪拌しながら液温を80℃に
上げ、1時間反応させ、液温を室温まで冷却し、pH9
に調整して、マイクロカプセルスラリーを得た。 〔塗料液の作製〕 上記製造の発色剤含有マイクロカプ
セルスラリー10部に、10%PVA水溶液9部に、酸
化でんぷん粉末1部を分散した液を加え塗料液を作製し
た。 〔発色剤シート(CB)の作製〕 上記作製の塗料液を
坪量50g/m2の基紙上に、5.6g/m2の乾燥固形
分になるように、ワイヤバーで塗布し、CBを作製し
た。
【0020】 実施例2 〔マイクロカプセルスラリーの製造〕 本発明の化3の
発色剤4部を、KMC−113 36部に加熱溶解し、
発色剤濃度が10%の溶液を作製した(標準濃度の2
倍)。次いで、この10%発色剤溶液40部を、pH4
に調整した5%Scripset#520水溶液60部
に加え、ホモミキサーで乳化し、平均粒径が4μの乳化
液を得た。別にメラミン5.6部、37%ホルムアルデ
ヒド水溶液18部、水36.4部を混合し、pH9.5
に調整し、60℃で20分攪拌し、透明なメラミンホル
ムアルデヒドのプレポリマーを得た。このプレポリマー
を上記乳化液と混合し、攪拌しながら液温を80℃に上
げ、 1時間反応させ、液温を室温まで冷却し、pH9
に調整して、マイクロカプセルスラリーを得た。 〔塗料液の作製〕 上記製造の発色剤含有マイクロカプ
セルスラリー5部に、10%PVA水溶液14.4部
に、酸化でんぷん粉末0.6部を分散した液を加え塗料
液を作製した。 〔CBの作製〕 上記作製の塗料液を坪量50g/m2
の基紙上に3.9g/m2の乾燥固形分になるように、
ワイヤバーで塗布し、CBを作製した。
発色剤4部を、KMC−113 36部に加熱溶解し、
発色剤濃度が10%の溶液を作製した(標準濃度の2
倍)。次いで、この10%発色剤溶液40部を、pH4
に調整した5%Scripset#520水溶液60部
に加え、ホモミキサーで乳化し、平均粒径が4μの乳化
液を得た。別にメラミン5.6部、37%ホルムアルデ
ヒド水溶液18部、水36.4部を混合し、pH9.5
に調整し、60℃で20分攪拌し、透明なメラミンホル
ムアルデヒドのプレポリマーを得た。このプレポリマー
を上記乳化液と混合し、攪拌しながら液温を80℃に上
げ、 1時間反応させ、液温を室温まで冷却し、pH9
に調整して、マイクロカプセルスラリーを得た。 〔塗料液の作製〕 上記製造の発色剤含有マイクロカプ
セルスラリー5部に、10%PVA水溶液14.4部
に、酸化でんぷん粉末0.6部を分散した液を加え塗料
液を作製した。 〔CBの作製〕 上記作製の塗料液を坪量50g/m2
の基紙上に3.9g/m2の乾燥固形分になるように、
ワイヤバーで塗布し、CBを作製した。
【0021】 実施例3 〔マイクロカプセルスラリーの製造〕 本発明の化3の
発色剤6部を、KMC−113 34部に加熱溶解し、
発色剤濃度が15%の溶液を作製した(標準濃度の3
倍)。次いで、この15%発色剤溶液40部を、pH4
に調整した5%Scripset#520水溶液60部
に加え、ホモミキサーで乳化し、平均粒径が4μの乳化
液を得た。別にメラミン5.6部、37%ホルムアルデ
ヒド水溶液18部、水36.4部を混合し、pH9.5
に調整し、60℃で20分攪拌し、透明なメラミンホル
ムアルデヒドのプレポリマーを得た。このプレポリマー
を上記乳化液と混合し、攪拌しながら液温を80℃に上
げ、 1時間反応させ、液温を室温まで冷却し、pH9
に調整して、マイクロカプセルスラリーを得た。 〔塗料液の作製〕 上記製造の発色剤含有マイクロカプ
セルスラリー3.4部に、10%PVA水溶液16.2
部に、酸化でんぷん粉末0.4部を分散した液を加え塗
料液を作製した。 〔CBの作製〕 上記作製の塗料液を坪量50g/m2
の基紙上に3.3g/m2の乾燥固形分になるように、
ワイヤバーで塗布し、CBを作製した。
発色剤6部を、KMC−113 34部に加熱溶解し、
発色剤濃度が15%の溶液を作製した(標準濃度の3
倍)。次いで、この15%発色剤溶液40部を、pH4
に調整した5%Scripset#520水溶液60部
に加え、ホモミキサーで乳化し、平均粒径が4μの乳化
液を得た。別にメラミン5.6部、37%ホルムアルデ
ヒド水溶液18部、水36.4部を混合し、pH9.5
に調整し、60℃で20分攪拌し、透明なメラミンホル
ムアルデヒドのプレポリマーを得た。このプレポリマー
を上記乳化液と混合し、攪拌しながら液温を80℃に上
げ、 1時間反応させ、液温を室温まで冷却し、pH9
に調整して、マイクロカプセルスラリーを得た。 〔塗料液の作製〕 上記製造の発色剤含有マイクロカプ
セルスラリー3.4部に、10%PVA水溶液16.2
部に、酸化でんぷん粉末0.4部を分散した液を加え塗
料液を作製した。 〔CBの作製〕 上記作製の塗料液を坪量50g/m2
の基紙上に3.3g/m2の乾燥固形分になるように、
ワイヤバーで塗布し、CBを作製した。
【0022】 実施例4 実施例1のKMC−113の代わりに、大豆油を使用し
た以外は実施例1と同様にしてCBを作製した。
た以外は実施例1と同様にしてCBを作製した。
【0023】 比較例1 実施例1の発色剤化3の代わりに、発色剤化4を使用し
た以外は実施例1と同様にしてCBを作製した。
た以外は実施例1と同様にしてCBを作製した。
【0024】 比較例2 実施例1の発色剤化3の代わりに、発色剤化5を使用し
た以外は実施例1と同様にしてCBを作製した。
た以外は実施例1と同様にしてCBを作製した。
【0025】 実施例1〜4および比較例1〜2のCB
を、下記に示す試験方法により評価した。なお、顕色剤
シートは市販のクレー顕色紙(Arjo Wiggin
s社製品、以下ウィギンス顕色紙という)およびサリチ
ル酸誘導体金属塩の顕色紙(神崎製紙製品、以下KS顕
色紙という)を使用した。評価結果は表2に示す通り、
実施例1〜3は比較例1〜2と比べ遜色なく、良好な感
圧性能を示し、また、大豆油を使用した実施例4も実用
上問題ない性能を示した。
を、下記に示す試験方法により評価した。なお、顕色剤
シートは市販のクレー顕色紙(Arjo Wiggin
s社製品、以下ウィギンス顕色紙という)およびサリチ
ル酸誘導体金属塩の顕色紙(神崎製紙製品、以下KS顕
色紙という)を使用した。評価結果は表2に示す通り、
実施例1〜3は比較例1〜2と比べ遜色なく、良好な感
圧性能を示し、また、大豆油を使用した実施例4も実用
上問題ない性能を示した。
【0026】 1.発色濃度 CBと顕色剤シートの塗布面を対向させ、570Kg/
cm2の荷重をかけ5秒間で発色させ、マクベス反射濃
度計で濃度を測定する。
cm2の荷重をかけ5秒間で発色させ、マクベス反射濃
度計で濃度を測定する。
【0027】 2.発色画像の耐光性(耐光退色能) 1の方法で発色させた顕色剤シートをフェードメータ
(カーボンアーク灯)に3時間照射し、マクベス反射濃
度計で濃度を測定し、試験前の濃度に対する割合(%)
を算出する。
(カーボンアーク灯)に3時間照射し、マクベス反射濃
度計で濃度を測定し、試験前の濃度に対する割合(%)
を算出する。
【0028】 3.発色画像の耐湿性(耐湿退色能) 1の方法で発色させた顕色剤シートを40℃、90%R
Hで24時間保存し、マクベス反射濃度計で濃度を測定
し、試験前の濃度に対する割合(%)を算出する。
Hで24時間保存し、マクベス反射濃度計で濃度を測定
し、試験前の濃度に対する割合(%)を算出する。
【0029】 4.発色画像の耐可塑剤性(耐可塑退色
能) 1の方法で発色させた顕色剤シートをサランラップ(旭
化成工業(株)製品)で被い、20g/cm2の荷重を
かけ、50℃で24時間保存し、マクベス反射濃度計で
濃度を測定し、試験前の濃度に対する割合(%)算出す
る。
能) 1の方法で発色させた顕色剤シートをサランラップ(旭
化成工業(株)製品)で被い、20g/cm2の荷重を
かけ、50℃で24時間保存し、マクベス反射濃度計で
濃度を測定し、試験前の濃度に対する割合(%)算出す
る。
【0030】 5.CBの着色(フレッシュCB着色) 未試験のCBの着色をマクベス反射濃度で測定する。
【0031】 6.CBの耐光性(CB耐光着色)(耐
光発色能) 発色剤シート塗布面をフェードメータに10分間照射
し、着色をマクベス反射濃度計で測定する(CB耐光着
色)。また、この試験発色剤シートを1の方法で発色さ
せ、マクベス反射濃度計で濃度を測定し、未試験シート
の濃度に対する割合(%)を算出する(耐光発色能)。
光発色能) 発色剤シート塗布面をフェードメータに10分間照射
し、着色をマクベス反射濃度計で測定する(CB耐光着
色)。また、この試験発色剤シートを1の方法で発色さ
せ、マクベス反射濃度計で濃度を測定し、未試験シート
の濃度に対する割合(%)を算出する(耐光発色能)。
【0032】 7.CBの耐湿性(CB耐湿着色)(耐
湿発色能) 発色剤シートを40℃、90%RHで24時間保存し、
塗布面の着色をマクベス反射濃度計で測定する(CB耐
湿着色)。また、この試験発色シートを1の方法で発色
させ、マクベス反射濃度計で濃度を測定し、未試験シー
トの濃度に対する割合(%)を算出する(耐湿発色
能)。
湿発色能) 発色剤シートを40℃、90%RHで24時間保存し、
塗布面の着色をマクベス反射濃度計で測定する(CB耐
湿着色)。また、この試験発色シートを1の方法で発色
させ、マクベス反射濃度計で濃度を測定し、未試験シー
トの濃度に対する割合(%)を算出する(耐湿発色
能)。
【0033】 8.CBの耐熱性(CB耐熱着色)(耐
熱発色能) 発色剤シートを100℃で24時間保存し、塗布面の着
色をマクベス反射濃度計で測定する(CB耐熱着色)。
また、この試験シートを1の方法で発色させ、マクベス
反射濃度計で濃度を測定し、未試験シートの濃度に対す
る割合(%)を算出する(耐熱発色能)。
熱発色能) 発色剤シートを100℃で24時間保存し、塗布面の着
色をマクベス反射濃度計で測定する(CB耐熱着色)。
また、この試験シートを1の方法で発色させ、マクベス
反射濃度計で濃度を測定し、未試験シートの濃度に対す
る割合(%)を算出する(耐熱発色能)。
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】 以上のように本発明により、従来の2
倍あるいは3倍濃度の発色剤を含有するマイクロカプセ
ルが製造できるため、生産性の大幅な向上が図れ、低コ
ストの感圧記録材料が提供できる。さらに、カプセルオ
イルとして大豆油等の植物油を使用しても実用濃度以上
の発色剤を含有するマイクロカプセルが製造できること
から、安全および環境問題を考慮した感圧記録材料を提
供できる。
倍あるいは3倍濃度の発色剤を含有するマイクロカプセ
ルが製造できるため、生産性の大幅な向上が図れ、低コ
ストの感圧記録材料が提供できる。さらに、カプセルオ
イルとして大豆油等の植物油を使用しても実用濃度以上
の発色剤を含有するマイクロカプセルが製造できること
から、安全および環境問題を考慮した感圧記録材料を提
供できる。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 浩子 神奈川県横浜市鶴見区大黒町7番43号 保 土谷化学工業株式会社鶴見工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 電子供与性化合物と電子受容性化合物の
接触による発色を利用する感圧記録材料において、電子
供与性化合物として、下記一般式化1で表される化合物
を使用することを特徴とする感圧記録材料。 【化1】 (式中、R1は炭素数6〜18の分岐アルキル基を、R
2は炭素数1〜18のアルキル基を、R3は炭素数1〜
8のアルキル基あるいはアルコキシ基を、Xは水素原
子、ハロゲン原子、炭素数1〜8のアルキル基を表し、
nは1〜2の整数を表す。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6319483A JPH08150776A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 感圧記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6319483A JPH08150776A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 感圧記録材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08150776A true JPH08150776A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=18110717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6319483A Pending JPH08150776A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 感圧記録材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08150776A (ja) |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6319483A patent/JPH08150776A/ja active Pending
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