JPH081607B2 - 情報処理システムにおける擬似障害発生方式 - Google Patents

情報処理システムにおける擬似障害発生方式

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JPH081607B2
JPH081607B2 JP1048224A JP4822489A JPH081607B2 JP H081607 B2 JPH081607 B2 JP H081607B2 JP 1048224 A JP1048224 A JP 1048224A JP 4822489 A JP4822489 A JP 4822489A JP H081607 B2 JPH081607 B2 JP H081607B2
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昭彦 中村
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甲府日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理システムにおける擬似障害発生方式
に関する。
〔従来の技術〕
信頼性,利用率,保守性等が強く要求される情報処理
システムにおいては、システムに障害が発生した場合、
障害情報の収集等の障害処理,システムの一部或いは全
体の初期設定,テストプログラムの実行によるシステム
のテストといった処理が自動的に行われ、発生した障害
が間欠障害であった場合にはそのまま継続してシステム
の運用ができるように構成されている。また、発生した
障害が固定障害であっても、システムの再構成等によっ
て機能を一部縮退した状態でシステムの運用が行えるよ
うに構成されている。
このように情報処理システムで間欠障害や固定障害が
発生した場合、予めシステムに備えられた保全管理機能
が働いて障害の影響がシステム全体に波及するのを防止
しているが、これが達成される為にはその保全管理機能
が正常に動作しなければならないことは言うまでもな
い。このため、保全管理機能の開発時やそれを具備する
情報処理システムの出荷時などに、情報処理システムに
擬似的に障害を発生させ、保全管理機能が正しく動作す
るか否かを確認することが行われる。そして、従来、そ
のような擬似障害の発生は次の何れかの方式で行われて
いた。
1)情報処理装置のバックパネルに設けられた所定の信
号ピンを人手でクランプすることにより、擬似障害を発
生させる。
2)擬似障害発生手段を有する処理装置を含む情報処理
システムでは、その擬似障害発生手段中の擬似障害設定
レジスタにプログラム命令によって擬似障害コードを設
定し、この設定した擬似障害コードに応じた擬似障害を
前記擬似障害発生手段によって発生させる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の擬似障害発生方式のうち、1)の方式
では、人手が介在するので手間がかかり、また間違いが
生じ易い上、擬似障害の発生を自動化できないという欠
点がある。
これに対し、2)の方式はプログラム命令によって擬
似障害を発生できるので、その自動化が可能となる。し
かしながら、擬似障害設定レジスタに設定された擬似障
害コードは、それによって発生した擬似障害時における
保全管理処理の過程で処理装置が初期化されることによ
り、同時にクリアされ、もはや擬似障害は発生し得な
い。従って、その後テストプログラムを起動して動作試
験を行った際には異常は検出されず、その結果、常に間
欠障害と判定される。即ち、2)の方式は間欠擬似障害
の発生には有効であるが、固定擬似障害は発生し得ず、
固定障害にかかる保全管理機能の正常性を確認できない
という欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みて為されたものであ
り、その目的は、間欠擬似障害を繰り返し発生する仕組
みを組み込んで見かけ上固定擬似障害が発生した如く見
せることにより、間欠擬似障害のみならず、固定擬似障
害をも自動的に発生し得る情報処理システムにおける擬
似障害発生方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、システム制御
装置とそれに接続された処理装置および主記憶装置から
構成されるシステムの障害発生時に、前記システム制御
装置および前記処理装置に接続された診断装置が、障害
情報を収集した後に前記システムの初期設定を行い、且
つ、その後テストプログラムを前記処理装置で実行させ
て前記システムのテストを行う情報処理システムにおけ
る擬似障害発生方式において、前記診断装置に、固定擬
似障害モードであるか或いは間欠擬似障害モードである
かを表示するモードフラグと、前記処理装置が有する擬
似障害発生手段に対し擬似障害コードを初期設定すると
共に、該初期設定した擬似障害コードによって前記擬似
障害発生手段で発生せしめられた擬似障害時における前
記システムの初期設定後の前記テストプログラムの実行
中に、前記モードフラグが固定擬似障害モードを表示し
ていることにより前記擬似障害発生手段に対し擬似障害
コードを再度設定する擬似障害設定手段とを備えてい
る。
〔作用〕
本発明の情報処理システムにおける擬似障害発生方式
においては、診断装置に設けられたモードフラグが、固
定擬似障害モードであるか或いは間欠擬似障害モードで
あるかを表示し、同じく診断装置に設けられた擬似障害
発生手段が、処理装置の有する擬似障害発生手段に対し
擬似障害コードを初期設定する。擬似障害コードを設定
された擬似障害発生手段によって擬似障害が発生する
と、診断装置が、通常の障害発生時と同様に、障害情報
を収集した後にシステムの初期設定を行い、その後テス
トプログラムを処理装置で実行させてシステムのテスト
を行うが、このテストプログラムの実行中に、前記擬似
障害設定手段が、前記モードフラグの表示を判定し、そ
れが固定擬似障害モードであると前記擬似障害発生手段
に対し擬似障害コードを再度設定して擬似障害を再度発
生させ、間欠擬似障害モードであるとそのような擬似障
害コードの再設定は行わない。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は本発明を適用した情報処理システムの一例を
示すブロック図である。この情報処理システムは、シス
テム制御装置1と、これに信号線100で接続された主記
憶装置2と、システム制御装置1に信号線101で接続さ
れた処理装置3と、システム制御装置1に信号線102で
接続されると共に処理装置3に信号線103で接続された
診断装置(診断プロセッサ)4と、診断装置4に信号線
104で接続された磁気ディスク装置5とを含んでいる。
システム制御装置1は、処理装置3,診断装置4からの
主記憶装置2に対するアクセスを制御する装置であり、
処理装置3,診断装置4はこのシステム制御装置1を介し
て主記憶装置2をアクセスできる。
主記憶装置2には処理装置3が実行するプログラムお
よびデータが格納されており、処理装置3はこの主記憶
装置2に格納されたプログラムを実行する。また、処理
装置3には、擬似障害発生手段30がある。この擬似障害
発生手段30は、診断装置4から信号線103を介して擬似
障害コードを設定されると、この設定されたコードを解
読して所望の擬似障害を発生させる手段である。
診断装置4は、処理装置3など当該情報処理システム
の構成部分で障害が発生した場合、所定の障害処理を行
った後にシステムの初期設定を行い、その後テストプロ
グラムを起動させて動作試験を行うといった処理等を司
る装置であり、信号線104で接続された磁気ディスク装
置5を有する。この磁気ディスク装置5は、本情報処理
システムの動作試験を行う為のテストプログラムを格納
しており、このテストプログラムは、テストを実施する
際に後述するように診断装置4によって主記憶装置2に
ロードされる。
また、本実施例の診断装置4は、第1図に図示するよ
うに、モードフラグ(A)40(以下、単にモードフラグ
Aと称す),モードフラグ(B)41(以下、単にモード
フラグBと称す),障害処理手段42,初期設定手段43,テ
スト起動手段44および擬似障害設定手段45を内部機能と
して有している。
モードフラグAは、システムが擬似障害設定中か否か
を表示するフラグである。
モードフラグBは、システムが固定擬似障害モードで
あるか或いは間欠擬似障害モードであるかを表示するフ
ラグである。
障害処理手段42は、処理装置3等で障害(擬似障害を
含む)が発生した場合に、障害情報を収集するといった
所定の障害処理を行う手段である。
初期設定手段43は、障害処理手順42による障害処理後
に、システムの一部或いは全体の初期化を行う手段であ
る。この初期設定手段43が働くと、処理装置3中の擬似
障害発生手段30も初期化され、設定された擬似障害コー
ドがクリアされる。
テスト起動手段44は、初期設定手段43による初期設定
後に、磁気ディスク装置5からテストプログラムを読み
出してシステム制御装置1を介して主記憶装置2にロー
ドし、処理装置3に対しそのテストプログラムの実行を
指示する手段である。
擬似障害設定手段45は、擬似障害の設定にかかる処理
を司る手段であり、処理装置3上で動作するプログラム
或いは第1図には図示しないコンソール等の擬似障害発
生要求元から擬似障害の発生モードへの移行が指示され
るとモードフラグAを擬似障害発生モード中状態に設定
し、通常モードへの移行が指示されるとモードフラグA
を通常モード中状態に設定する。また、固定擬似障害モ
ードへの移行が指示されると、モードフラグBを固定擬
似障害モード中状態に設定し、間欠擬似障害モードへの
移行が指示されると、モードフラグBを間欠擬似障害モ
ード中状態に設定する。更に、発生すべき擬似障害の種
別にかかる指定が為されると、それに合致した擬似障害
コードを信号線103を介して擬似障害発生手段30に初期
設定すると共に、この初期設定した擬似障害コードによ
って擬似障害発生手段30で発生せしめられた擬似障害時
におけるテストプログラムの実行中に、モードフラグA
が擬似障害発生中状態を表示し且つモードフラグBが固
定擬似障害中状態を表示している場合に限り、初期設定
した擬似障害コードを擬似障害発生手段30に再度設定す
る処理を行う。
第2図は診断装置4の処理例を示す流れ図である。以
下各図を参照して、処理装置3上で動作するプログラム
が擬似障害設定元として動作し、診断装置4の制御下に
おいて処理装置3に固定擬似障害,間欠擬似障害を発生
させる手順およびそのときのシステムの動作について説
明する。
1)固定擬似障害の発生 固定擬似障害を発生させる場合、処理装置3上で動作
する擬似障害設定元のプログラムは、固定擬似障害を発
生させる旨,その障害の種別等を示す命令を発生する。
この命令はシステム制御装置1で検知されて診断装置4
に伝達され、診断装置4は擬似障害設定手段45を起動す
る。起動された擬似障害設定手段45は、モードフラグA
を擬似障害設定中にセットし(処理61)、モードフラグ
Bを固定擬似障害モードにセットし(処理62)、更に信
号線103を介して処理装置3中の擬似障害発生手段30に
擬似障害コードを設定する(処理63)。
擬似障害コードを設定された擬似障害発生手段30は、
その設定された擬似障害コードに対応する擬似障害を発
生する。この障害は診断装置4で検知され、先ず障害処
理手段42が起動されて所定の障害処理が行われ(処理6
4)、その後に初期設定手段43が起動されて処理装置3
等の初期設定処理が行われる(処理65)。このとき擬似
障害発生手段30もリセットされる。そして、初期設定処
理が終了すると、テスト起動手段44が起動され、信号線
104を介して磁気ディスク装置5から読み出されたテス
トプログラムが信号線102,システム制御装置1および信
号線100を介して主記憶装置2にロードされ(処理6
6)、ロード完了後、信号線103を介して処理装置3に対
しテストプログラムの実行が指示される(処理67)。テ
ストプログラムの実行が指示されると、擬似障害設定手
段45では第2図の処理68〜処理70が実行される。今の場
合、モードフラグAは擬似障害設定中にセットされ、モ
ードフラグBは固定擬似障害モードにセットされている
ので、処理68から処理69を経て処理70へ進み、擬似障害
設定手段45は、処理63で設定した擬似障害コードを信号
線103を介して擬似障害発生手段30に再度設定する。こ
れにより、処理装置3の実行しているテストプログラム
は異常終了し、固定障害が発生したものと判断される。
1)間欠擬似障害の発生 間欠擬似障害を発生させる場合、処理装置3上で動作
する擬似障害設定元のプログラムは、間欠擬似障害を発
生させる旨,その障害の種別等を示す命令を発生する。
この命令はシステム制御装置1で検知されて診断装置4
に伝達され、診断装置4の擬似障害設定手段45が起動さ
れる。これに応答して擬似障害設定手段45は、モードフ
ラグAを擬似障害設定中にセットし(処理61′)、モー
ドフラグBを間欠擬似障害モードにセットし(処理6
2′)、更に信号線103を介して処理装置3中の擬似障害
発生手段30に擬似障害コードを設定する(処理63′)。
擬似障害コードを設定された擬似障害発生手段30は、
その設定された擬似障害コードに対応する擬似障害を発
生する。この障害は診断装置4で検知され、先ず障害処
理手段42が起動されて所定の障害処理が行われ(処理6
4)、その後に初期設定手段43が起動されて処理装置3
等の初期設定処理が行われる(処理65)。このときも擬
似障害発生手段30はリセットされる。そして、初期設定
処理が終了すると、テスト起動手段44が起動されてテス
トプログラムが主記憶装置2にロードされ(処理66)、
次いで処理装置3に対しテストプログラムの実行が指示
される(処理67)。同時に擬似障害設定手段45で第2図
の処理68〜処理70が実行される。今回の場合は、モード
フラグAは擬似障害設定中にセットされているが、モー
ドフラグBは間欠擬似障害モードにセットされているの
で、処理68から処理69を経て処理を終了することにな
る。即ち、処理70が実行されないので、擬似障害発生手
段30はリセットされたままとなる。これにより、処理装
置3の実行しているテストプログラムは正常終了し、間
欠障害が発生したものと判断される。
以上のように、本実施例では、モードフラグAが擬似
障害設定中に設定され且つモードフラグBが固定擬似障
害モードに設定されていると、処理装置3のテストプロ
グラム実行中に擬似障害設定手段45が擬似障害発生手段
30に擬似障害コードを再設定するので、見かけ上固定擬
似障害を発生することができ、モードフラグAが擬似障
害設定中に設定され且つモードフラグBが間欠擬似障害
モードに設定されている場合、処理装置3のテストプロ
グラム実行中には擬似障害は発生しないので、間欠擬似
障害を発生できる。なお、通常のシステム運用中にはモ
ードフラグAを擬似障害設定中以外すなわち通常状態に
設定しておけば、擬似障害が発生することはない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の情報処理システムにお
ける擬似障害発生方式においては、診断装置に設けられ
た擬似障害設定手段から処理装置の擬似障害発生手段に
対し擬似障害コードを設定して擬似障害を発生させるの
で、人手を介さずに自動的に擬似障害を発生できる効果
がある。
また、一度発生された擬似障害を契機として実行され
る障害情報の収集,初期設定処理後のテストプログラム
の実行による動作試験実行中に、再度擬似障害を発生さ
せるか、或いはもはや擬似障害を発生させないかを、モ
ードフラグによって選択できるため、間欠擬似障害のみ
ならず固定擬似障害も自由に発生させることができる効
果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図および、第2図
は診断装置の処理例の流れ図である。 図において、 1……システム制御装置 2……主記憶装置 3……処理装置 4……診断装置 5……磁気ディスク装置 30……擬似障害発生手段 40……モードフラグ(A) 41……モードフラグ(B) 42……障害処理手段 43……初期設定手段 44……テスト起動手段 45……擬似障害設定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システム制御装置とそれに接続された処理
    装置および主記憶装置から構成されるシステムの障害発
    生時に、前記システム制御装置および前記処理装置に接
    続された診断装置が、障害情報を収集した後に前記シス
    テムの初期設定を行い、且つ、その後テストプログラム
    を前記処理装置で実行させて前記システムのテストを行
    う情報処理システムにおける擬似障害発生方式におい
    て、 前記診断装置に、 固定擬似障害モードであるか或いは間欠擬似障害モード
    であるかを表示するモードフラグと、 前記処理装置が有する擬似障害発生手段に対し擬似障害
    コードを初期設定すると共に、該初期設定した擬似障害
    コードによって前記擬似障害発生手段で発生せしめられ
    た擬似障害時における前記システムの初期設定後の前記
    テストプログラムの実行中に、前記モードフラグが固定
    擬似障害モードを表示していることにより前記擬似障害
    発生手段に対し擬似障害コードを再度設定する擬似障害
    設定手段とを備えることを特徴とする情報処理システム
    における擬似障害発生方式。
JP1048224A 1989-02-28 1989-02-28 情報処理システムにおける擬似障害発生方式 Expired - Lifetime JPH081607B2 (ja)

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