JPH081611A - 溝切ルータの切屑づまり防止装置 - Google Patents

溝切ルータの切屑づまり防止装置

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JPH081611A
JPH081611A JP15681594A JP15681594A JPH081611A JP H081611 A JPH081611 A JP H081611A JP 15681594 A JP15681594 A JP 15681594A JP 15681594 A JP15681594 A JP 15681594A JP H081611 A JPH081611 A JP H081611A
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Shigeharu Ushiwatari
繁春 牛渡
Kenichi Matsunaga
健一 松永
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルータによる溝切り作業において溝内に蓄積
した切屑を除去しにくくなることを防止する溝切ルータ
の切屑づまり防止装置に関するもので、本発明の目的
は、切屑の除去が容易なルータを提供することにある。 【構成】 ルータビット7に対して木材9の送出方向へ
板状のチップガイド10を設け、チップガイド10が木
材9の溝11内の仕切板となり、溝11の上方から出て
きた切屑12は、チップガイド10の上部で切屑12が
押し詰められ、チップガイド10の下部では切屑12が
チップガイド10によりさえぎられる形となるため押し
詰められない。よって、最終的に切屑12は溝11内の
全体で踏み固められたような状態にはならず、溝11内
に蓄積した切屑12を容易に取り除くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ルータによる溝切作業
において切削された溝内に蓄積した切屑を除去しにくく
なるのを防止する溝切ルータの切屑づまり防止装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図7及び図8を用いて説明
する。従来のルータによる溝切り作業においては、図7
に示すように、ルータビット7をテーブル1の材料支持
面1aから突出させ、テーブル1とフェンス2で木材9
を支持し、ルータビット7により木材9の上面を切削し
ながら、ルータ6を木材9の長さ方向に沿って移動させ
て溝切り作業を行う。切削の際に生じる切屑12は、木
材9に形成された溝11に沿って流れたり、外部に飛散
したりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のルータによる溝
切作業において、ルータビット7により木材9を切削
(溝加工)する際に生じる切屑12のうち、溝11に沿
って流れた切屑12は、溝11に発生したかえり等で切
屑12の流れが止まることがある。切屑12の流れが止
まると、切屑12はルータビット7から離れた溝11内
から蓄積が始まり、さらに切削を継続すると不規則な形
状となった切屑12が蓄積するので、切屑12同士が絡
み合い切屑12の体積が膨張しながら、次第にルータビ
ット7側に近接してくる。さらに、図8に示すように、
蓄積した切屑12とルータビット7間が狭くなっている
ところで切削が継続されると、切屑12がルータビット
7により蓄積した切屑12内に強引に押し詰められ、切
屑12は踏み固められたような状態で溝11内に蓄積さ
れる。このため、切削後、溝11内で固められた切屑1
2を除去するのは、非常に困難であった。なお、この切
屑12の蓄積は、ルータビット7の外径(切削した溝の
幅)とほぼ等しい深さ以上の溝11を切削すると起こり
やすい。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、溝内に蓄積した切屑を容易に除去できるよう
にすることである。また、他の目的は、切屑を外部に排
出し、溝内に切屑が蓄積しないようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、切屑が該ル
ータビットにより押し詰められないように、ルータビッ
トに対して木材の送出方向へ平行に切屑案内部材を設け
ることにより達成される。また、他の目的は、切屑を溝
に流すのではなくルータビットにより飛ばされる切屑を
外部に排出するために、前記切屑案内部材を前記ルータ
ビットにより切削した溝に干渉しない該ルータビットの
外径よりやや狭い厚さとし、かつルータビット先端から
取付部に向かってルータビットから遠ざかる斜面を形成
することにより達成される。
【0006】
【作用】本発明は、ルータビットの近傍に切屑案内部材
を設けることにより、切削時に生じた切屑を切屑案内部
材上部での押し詰められる切屑側と切屑案内部材下部で
の押し詰められない切屑側に分離される。従って、切屑
案内部材が通り過ぎた切屑は、押し詰められる側と押し
詰められない側が合成されるため、押し詰められた状態
で溝内に蓄積されない。このため、溝内の切屑を容易に
取り除くことができる。また、ルータビットの近傍にル
ータビットにより切削した溝に干渉しない程度、すなわ
ち該ルータビット外径よりやや狭い厚さの切屑案内部材
を設けることにより、ルータビットから飛ばされる切屑
が溝から切屑案内部材の側面に案内されながら外部に案
内される。これにより、溝への切屑の蓄積を防止するこ
とができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図4により説明す
る。図1は本発明となる溝切ルータの一実施例を示す一
部断面正面図、図2は図1の底面図、図3は図1の右側
面図、図4は切削時の状態を示す図3のA−A線断面図
である。図3において、円径に形成されたテーブル1の
材料支持面1aと垂直な材料支持面2aを有するフェン
ス2の一端に、テーブル1の材料支持面1aと平行に延
伸するガイドバー3を固着し、テーブル1のガイドバー
支持部1bにガイドバー3を嵌合している。フェンス2
はガイドバー3がガイドバー支持部1bに案内されるこ
とにより水平方向へ移動自在となり、ガイドバー支持部
1bに設けたノブ4でガイドバー3を押しつけることに
よりフェンス2の位置が固定される。図1において、テ
ーブル1上面にテーブル1の材料支持面1aと垂直に延
伸するガイドバー5を固着し、モータ部6のガイドバー
支持部6aにガイドバー5を挿通させることで、モータ
部6はガイドバー5を案内に垂直方向へ移動自在とな
り、ガイドバー支持部6aに設けたノブ8でガイドバー
5を押しつけることによりモータ部6の位置が固定され
る。モータ部6の下面から回転自在にルータビット7を
保持し、テーブル1に形成した孔部1cから図1におい
て下方へ突出するようになっている。
【0008】モータ部6にはルータビット7に対して木
材9の送出側にフェンス2の材料支持面2aと平行に切
屑案内部材となる板状のチップガイド10を固着し、モ
ータ部6の上下移動に連動する構造となっている。
【0009】上記構成において、木材9に溝加工を行う
場合、テーブル1の材料支持面1aから所望の溝深さと
なるようにモータ部6を下降させルータビット7をテー
ブル1の孔部1bから下方へ突出させノブ8を締め付
け、モータ部6の上下移動を固定する。さらに、木材9
の側面から所望の溝位置となるようにフェンス2を移動
させノブ4を締め付けフェンス2の水平移動を固定す
る。溝深さと溝位置を設定したあと、テーブル1の材料
支持面1aに木材9の上面を突き当て、フェンス2の材
料支持面2aに木材の側面を突き当てる。次に、ルータ
ビット7を回転させ、テーブル1の材料支持面1aおよ
びフェンス2の材料支持面2aを基準に木材9に溝加工
を行いながら、ルータ13を木材12の長さ方向へ移動
させる。
【0010】この溝加工時に発生した切屑12は、ルー
タビット7の回転方向が反時計回りであるから、切屑1
2は、図4から見て溝11の上方から出て、溝11に沿
って流れる。しかし、チップガイド10が溝11内の仕
切板となり、溝11の上方から出てきた切屑12のほと
んどは、チップガイド10の上部に蓄積し、チップガイ
ド10の上部では切削直後切屑12が押し詰められ、チ
ップガイド10の下部では切屑12がチップガイド10
によりさえぎられる形となるため押し詰められない。チ
ップガイド10の上部で一旦押し詰められた切屑12
は、チップガイド10が通過したあと、チップガイド1
0の下部で押し詰められていない切屑12と合成される
ため、最終的に切屑12は溝11内の全体で踏み固めら
れたような状態にはならない。よって、溝加工終了後、
溝11内に蓄積した切屑12を容易に取り除くことがで
きる。
【0011】次に、第2の実施例を図5及び図6を用い
て説明する。図5は第2実施例となる切削時の状態を示
す部分正面図、図6は図5のB−B線断面図である。図
6において、チップガイド10の厚さをルータビット7
の外径よりやや狭い厚さとし、かつルータビット7の先
端からルータビット7の取付部に向かってルータビット
7から遠ざかる斜面10aを形成する。
【0012】上記構成において、溝加工時に発生した切
屑12は、一旦溝11に沿って流れるが、図6に示すよ
うに、チップガイド10の斜面10aにより外部に案内
されるので、ほとんど溝11内に切屑12が蓄積される
ことはない。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ルータビットの近傍に
切屑案内部材を設けることにより、飛ばされた切屑は、
押し詰められる切屑側と押し詰められない切屑側に分離
する。従って、切屑案内部材を通り過ぎた切屑は、押し
詰められた状態で蓄積されないため切屑の除去が容易と
なる。また、切屑案内部材をルータビットの外径よりや
や狭い厚さとし、かつルータビット先端から取付部に向
かってルータビットから遠ざかる斜面を形成すれば、切
屑が外部に案内され溝内に切屑が蓄積しないので、切削
後、溝内の切屑の除去をほとんどする必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明となる溝切ルータの一実施例を示す一部
断面正面図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】切削時の状態を示す図3のA−A線断面図であ
る。
【図5】第2実施例となる切削時の状態を示す部分正面
図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】従来の切削時の状態を示す部分正面図である。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1…テーブル、2…フェンス、6…モータ部、7…ルー
タビット、9…木材、10…チップガイド、10a…斜
面、11…溝、12…切屑。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルータビットにより木材に溝加工を行う溝
    切ルータにおいて、前記ルータビットに対して木材の送
    出方向へ平行に切屑案内部材を設けたことを特徴とする
    溝切ルータの切屑づまり防止装置。
  2. 【請求項2】前記切屑案内部材を前記ルータビットによ
    り切削した溝に干渉しない該ルータビットの外径よりや
    や狭い厚さとし、かつルータビット先端から取付部に向
    かってルータビットから遠ざかる斜面を形成したことを
    特徴とする請求項1記載の溝切ルータの切屑づまり防止
    装置。
JP15681594A 1994-06-14 1994-06-14 溝切ルータの切屑づまり防止装置 Expired - Fee Related JP3198809B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036943A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Hitachi Koki Co Ltd 携帯用ルータ
US8708624B1 (en) * 2010-05-05 2014-04-29 Frank Marusiak Router chip guard

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036943A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Hitachi Koki Co Ltd 携帯用ルータ
US8708624B1 (en) * 2010-05-05 2014-04-29 Frank Marusiak Router chip guard

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