JPH08161735A - 磁気記録方式及び磁気カードとその製造方法 - Google Patents

磁気記録方式及び磁気カードとその製造方法

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JPH08161735A
JPH08161735A JP6297228A JP29722894A JPH08161735A JP H08161735 A JPH08161735 A JP H08161735A JP 6297228 A JP6297228 A JP 6297228A JP 29722894 A JP29722894 A JP 29722894A JP H08161735 A JPH08161735 A JP H08161735A
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JP
Japan
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magnetic
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magnetic card
recording
card
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JP6297228A
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English (en)
Inventor
Yoichi Ito
洋一 伊藤
Akio Hasebe
章雄 長谷部
Etsuo Otsuki
悦夫 大槻
Masaya Kawabe
雅也 川辺
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 既存の情報は消去しにくく偽造防止効果と低
保磁力で新規記録特性を有し,記録後の情報は消しにく
い特性の磁気カードの磁気記録方式と,その製造方法と
を提供する。 【構成】 磁気カード1は,基体2上に保磁力の1/2
以下の印加磁界で飽和磁化の25%以上の磁化特性の磁
性粉を含む磁性塗料を塗布の磁性層3を備え,一般式R
a Co(100-a-b-c-d)Feb Cuc Zrd (RはSmを
主成分とする少なくとも1種類のYを含む希土類元素
で,a=10.0〜13.5at%,b=17.5〜2
2.0at%,c=2.0〜8.0at%,d=0.5
〜3.5at%)で表される。磁気カードの面内長手方
向に磁気記録する方式で磁気カードに初期情報を記録時
に少なくとも1個所の未記録部分を残し,順次新しい情
報の記録時には,既存の情報を消去せずに未記録部分に
記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,磁性層を形成された磁
気カードにおける磁気記録方式,及び磁気カードとその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,磁気記録媒体の一種として,乗車
券,テレホンカード,あるいはプリペイドカードなどの
金券として利用されている磁気カードが知られている。
この磁気カードは,樹脂又は紙等の基体上に情報を記録
するための磁性層を設けている。
【0003】そして,所定の装置で磁気カードを利用す
る毎に,磁性層に既に磁気記録された情報の内容を書き
換える方式である。
【0004】この種の磁気カードの磁性層に記録された
情報は,通常,マグネティックビュア等で判読可能であ
る。これは磁気カードの偽造や変造を招く恐れがある。
【0005】磁気カードの偽造や変造を防止するため,
磁性層の上にさらに保護層を設けたり,或いは磁性層を
多層にしたり,或いは使用回数毎に磁気カード類にパン
チ穴をあけるようにする等の各種の工夫が払われてい
る。
【0006】また,磁気カードの基体は,例えば,ポリ
エチレンテレフタレート(PET)樹脂或いは紙からな
る。一方,従来の磁性層は,保磁力2〜3kOeのバリ
ウムフェライトの磁性粉をステアリン酸等の分散剤とと
もに,塩化ビニル,酢酸ビニルなどのような樹脂結合材
に分散した磁性塗料を,基体の表面に塗付することによ
って形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】最近では,磁気カード
の普及とともに,磁気カードに情報を記録,再生する磁
気記録・再生装置も発達し,磁気カードに記録した情報
を容易に読みとり,さらには,情報を容易に書き込むこ
とができるようになっている。このため従来の磁気カー
ドでは,偽造や変造を有効に防止できないという欠点が
生じている。具体的には,磁気カードの毎使用時に発生
する新しい情報を含む全情報が,旧情報の上にオーバー
ライトする形で,その都度書き換えられるため,カード
の情報を記録・再生する装置があれば,容易に情報の書
き換えを行い,これにより磁気カードの記録内容を偽造
することが可能である。
【0008】磁気カードの偽造や変造を許す原因は,磁
性層の保磁力が従来の磁気記録・再生装置によって書き
換え可能なように2〜3kOeと低いことにもある。即
ち,磁性層の保磁力が低いと従来の磁気記録・再生装置
で容易に情報の書き換えができ,磁気カードの偽造や変
造が可能である。
【0009】従来の磁気記録・再生装置で使用されてい
る記録用の磁気ヘッドは,約5kGの磁界を発生するこ
とが可能である。この磁気ヘッドによって着磁可能(記
録可能)な磁気カードの磁性層の保磁力は,磁気ヘッド
の発生磁界の約1/2の2〜3kOe程度である。また
この磁性層の保磁力がこれより大きい場合には,書き換
えを(オーバーライト)することが出来ない。
【0010】即ち,従来技術の問題点は,磁気カードを
使用する毎に,既存の記録情報にオーバーライトする形
で,既存の記録情報を消去し,残額,使用額等の新規情
報を書き込む方式を使用している。磁気カードの磁性層
の保磁力が大きいと,従来の磁気記録・再生装置では新
規情報の記録が出来ない点にある。
【0011】それ故に,本発明の第1の技術的課題は,
特別な磁気記録・再生装置を用意する必要なく,情報の
記録を容易に実行でき,しかも既存の情報は消去しにく
い優れた偽造防止効果を有する磁気記録方式及び磁気カ
ードとその製造方法を提供することにある。
【0012】また,本発明の第2の技術的課題は,保磁
力が低く新規記録に優れた特性を有し,一旦記録された
記録情報は消しにくい特性を持つ磁気記録層を有する磁
気カードの磁気記録方式と,それに用いる磁気カード
と,それの製造方法とを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,磁気カ
ードの磁気記録媒体の面内長手方向に磁気記録する方式
であって,前記磁気カードは,基体上に形成された保磁
力の1/2以下の印加磁界で飽和磁化の25%以上の磁
化を有する磁性粉を含む磁性塗料を塗布された磁性層を
備え,前記磁性粉は,一般式RaCo(100-a-b-c-d)
b Cuc Zrd (ここでRはSmを主成分とする少な
くとも1種類のYを含む希土類元素で,各成分の割合
は,a=10.0〜13.5at%,b=17.5〜2
2.0at%,c=2.0〜8.0at%,d=0.5
〜3.5at%である)で表され,前記磁気カードに初
期情報を記録する際に,長手方向に,少なくとも1個所
の未記録部分を残して磁気記録を行い,その後,磁気カ
ードを使用する毎に,順次新しい情報を記録する際に
は,既存の情報を消去することなく,未記録部分に新規
情報を記録することにより,情報の記録を行う際,情報
の記録は容易に行えるが,記録した情報の消去又は書換
えが困難であることを特徴とする磁気記録方式が得られ
る。
【0014】また,本発明によれば,面内長手方向に磁
気記録する磁気記録層を備えた磁気カードにおいて,前
記磁気記録層は,磁気カードの基体上に設けられた保磁
力の1/2以下の印加磁界で飽和磁化の25%以上の磁
化を有する塗布された磁性粉からなる磁性層を備え,前
記磁性粉は,一般式RaCo(100-a-b-c-d) Feb Cu
c Zrd (ここでRはSmを主成分とする少なくとも1
種類のYを含む希土類元素で,各成分の割合は,a=1
0.0〜13.5at%,b=17.5〜22.0at
%,c=2.0〜8.0at%,d=0.5〜3.5a
t%である)で表され,前記磁気カードに情報の記録を
行う際に,前記情報の記録は容易に行えるが,記録した
情報の消去又は書換えが困難であることを特徴とする磁
気カードが得られる。
【0015】本発明によれば,前記磁気カードに用いる
磁性粉の製造方法において,前記一般式の化学組成で示
されるように各元素を溶融して得られるインゴットを粉
砕して得られたものであることを特徴とする磁性粉の製
造方法が得られる。
【0016】ここで,本発明においては,前記インゴッ
トに,粉砕前において,真空あるいは不活性ガス中で7
50℃〜950℃の温度で熱処理を施すことが好まし
い。
【0017】本発明によれば,磁気記録媒体の面内長手
方向に磁気記録する磁気カードの製造方法であって,前
記磁気カードの基体上に保磁力の1/2以下の印加磁界
で飽和磁化の少なくとも25%の磁化を有する磁性粉を
含む磁性塗料を塗布して磁性層を形成することを含み,
前記磁性粉は,一般式RaCo(100-a-b-c-d) Feb
c Zrd (ここでRはSmを主成分とする少なくとも
1種類のYを含む希土類元素で,各成分の割合は,a=
10.0〜13.5at%,b=17.5〜22.0a
t%,c=2.0〜8.0at%,d=0.5〜3.5
at%である)で表され,前記磁気カードは,情報の記
録を行う際,情報の記録は容易に行えるが,記録した情
報の消去又は書換えが困難であることを特徴とする磁気
カードの製造方法が得られる。
【0018】ここで,本発明の磁気カードの製造方法に
おいて,前記磁性粉は,前記一般式の化学組成で示され
るように各元素を,溶融して得られるインゴットを粉砕
して得られたものを用いることが好ましい。また,本発
明の磁気カードの製造方法において,前記インゴット
に,粉砕前において,真空あるいは不活性ガス中で75
0℃〜950℃の温度で熱処理を施すことがより好まし
い。
【0019】本発明においては,既存の記録情報は消去
しにくく,新しい情報を記録するのは容易な磁気特性を
もつ上記磁性層,そして,その磁性層を使用した磁気カ
ードには,未記録部分を設け新しい情報はその部分に記
録できるようにする磁気記録方式を採用したものであ
る。
【0020】
【作用】本発明の磁気カードは,上記組成をもつ磁性粉
を用いて磁性層を形成したので,その磁性特性は,その
磁束の立ち上がりが早く,磁気記録が容易に行える。
【0021】しかし脱磁は困難であり,一旦記録した情
報の改ざん及び偽造防止に効果がある。
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0023】図1は本発明の実施例による磁気カードの
断面図である。この磁気カード1は,乗車券,テレホン
カード,あるいはプリペイドカードなどの金券として利
用されている。この磁気カード1は,ポリエチレンテレ
フタレート(PET)樹脂からなる基体2の一主面上
に,磁性塗料を塗付することによって磁性層3を形成
し,さらにその上に必要に応じて保護層4を形成したも
のである。
【0024】図2は,本発明の一実施例による磁気記録
方式を説明するための磁性層3の面から見た平面図であ
る。磁気カード1の磁性層3には磁気カード1の長手方
向での両端間にのびたストライプ状の情報記録領域5が
設けられている。情報記録領域5は,図2では便宜のた
め明瞭に黙視でき得るように記載したが,実際には黙視
できない形態で設けられる。
【0025】情報記録領域5には,初期情報としての記
録情報を,長手方向に隣接した複数の記録の集まりとし
て磁気的に記録しておく。具体的には,その磁気カード
1の情報,例えば,金額に応じた数の記録を情報記録領
域5に,長手方向に隣接した状態で記録しておく。した
がって情報記録領域5の情報を既に記録している部分は
ハッチングを施して示した。
【0026】情報記録領域5には長手方向に隣接して既
存の情報記録領域51と未記録部分の情報記録領域52
とが設けられている。既存の情報記録領域51には固定
情報を記録しておく。磁気カードを使用する毎に順次新
しい情報を記録する際には,既存の情報記録領域51の
記録情報を消去することなく,未記録部分の情報記録領
域52に新規情報を記録する。尚一旦記録された未記録
部分の情報記録領域52の可変情報の書き換えは困難で
あるが,複数の記録のうち,選ばれた記録を磁気的に消
去することのみによって行う。この場合,磁気記録・再
生装置により既存の固定情報及び可変情報を読み込み,
処理回路により既存の固定情報を参照して可変情報に所
定の処理を施した後,磁気記録・再生装置により未記録
部分の情報記録領域52から複数の記録のうち,選ばれ
た記録を磁気的に消去することで可変情報の書き換えを
行うことができる。
【0027】次に,磁気カード1の磁性層3を形成する
ための磁性粉を含む磁性塗料について,具体的に説明す
る。
【0028】純度99%以上のSm,Co,Fe,C
u,Zrを溶解して,Smの組成値が9.0〜15.0
at%,Feの組成値が16.0〜23.0at%,C
uの組成値が1.0〜10.0at%,Zrの組成値が
0.2〜4.0at%,Coの組成値がbalからなる
組成の合金のインゴットを作製した。そしてこのインゴ
ットを1195℃の温度で,Arガス雰囲気中で12時
間以上均質化処理を行った。次いで,750℃〜950
℃の温度で所定の時間保持した後,ディスクミルを用い
てインゴットを粉砕し粗粉末を得た。次にこの粗粉末を
を更にボルテックスを用いて粉砕し,平均粒径が2.0
〜3.0μmの粉末を得た。これらの粉末の磁気特性を
振動試料磁力計(V.S.M)を用いて測定した,その
結果を図3,図4に示す。
【0029】上記合金の組成値において,図3に示すご
とく,Smの組成値の割合は磁性層の保磁力に大きく影
響し10.0at%以下の場合,保磁力Hcjが減少し,
記録した情報の消去が容易になる。一方,Smの組成値
割合が13.5at%以上では,着磁性が低下し,磁気
記録(着磁性)が困難になる。尚図に於いてB5/B1
8(%)は,初磁化曲線における着磁性が角形性を示
す。
【0030】同じく,図4に示すごとく,Feの組成値
が,17.5at%以下では保磁力Hcjが減少し,2
2.0at%以上では,着磁性が低下する。
【0031】同じく,図4に示すごとく,Cuの組成値
が,2.0at%以下では保磁力Hcjが減少し,8.0
at%以上では着磁性が低下する。
【0032】同じく,図3に示すごとく,Zrの組成値
が,0.5at%または3.5at%以上では保磁力H
cjが減少し,磁気記録した情報の消去が容易となり,情
報の改ざん等の恐れが生じる。上述した組成値範囲の磁
性粉を用いて次の表1の組成の磁性塗料を得た。
【0033】
【表1】
【0034】さらに,先の図1に示すようにPET樹脂
よりなる基体2上に,上述した磁性塗料を塗付し,厚さ
20μmとなるように塗工を行い,磁性層3を形成した
磁気カード1を作成した。
【0035】このようにして得られた磁気カード1の磁
性層3に,磁気ヘッド(発生磁界5kG)を用いて,カ
ード長手方向に一部未記録部分を残し,例えばFM方式
により記録を行った。これをそのまま従来の磁気カード
リーダ・ライタを用い読みとったところ書き込んだ全て
の記録情報を読みとることができた。次に,磁気カード
の全記録の消去を一般の磁気カードリーダ・ライタ(発
生磁界5kG)の磁気ヘッドを用いて行い,消去処理後
の磁気カードを磁気ヘッドを用いて読み取ったところ,
既設の全ての記録が,消去処理によっても消去されてい
ないことを確認できた。
【0036】更に新しい情報を,一般の磁気ヘッドを用
いて,カード長手方向に記録を行ったところ,既存の記
録情報は消去されずに,新しい情報を未記録部分に容易
に記録できた。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
新規に情報の書き込み,あるいは書き換えが容易であ
り,一方,情報の消去は困難となる磁性層を提供するこ
とができる。
【0038】また,本発明によれば,偽造を目的とした
情報の書き換え,書き込みが不可能である磁気カードの
磁気記録方式,及びそれに用いる磁気記録媒体及びその
製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による磁気カードの断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例による磁気カードの平面図であ
る。
【図3】図1の磁気カードの製造に用いた磁性粉の磁気
特性とSm,Zrの組成値の関係を表したグラフであ
る。
【図4】図1の磁気カードの製造に用いた磁性粉の磁気
特性とFe,Cuの組成値の関係を表したグラフであ
る。
【符号の説明】
1 磁気カード 2 基体 3 磁性層 4 保護層 5 情報記録領域 51 既存の情報記録領域 52 未記録部分の情報記録領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川辺 雅也 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気カードの磁気記録媒体の面内長手方
    向に磁気記録する方式であって,前記磁気カードは,基
    体上に形成された保磁力の1/2以下の印加磁界で飽和
    磁化の25%以上の磁化を有する磁性粉を含む磁性塗料
    を塗布された磁性層を備え,前記磁性粉は,一般式Ra
    Co(100-a-b-c-d) Feb Cuc Zrd (ここでRはS
    mを主成分とする少なくとも1種類のYを含む希土類元
    素で,各成分の割合は,a=10.0〜13.5at
    %,b=17.5〜22.0at%,c=2.0〜8.
    0at%,d=0.5〜3.5at%である)で表さ
    れ,前記磁気カードに初期情報を記録する際に,長手方
    向に,少なくとも1個所の未記録部分を残して磁気記録
    を行い,その後,磁気カードを使用する毎に,順次新し
    い情報を記録する際には,既存の情報を消去することな
    く,未記録部分に新規情報を記録することにより,情報
    の記録を行う際,情報の記録は容易に行えるが,記録し
    た情報の消去又は書換えが困難であることを特徴とする
    磁気記録方式。
  2. 【請求項2】 面内長手方向に磁気記録する磁気記録層
    を備えた磁気カードにおいて,前記磁気記録層は,磁気
    カードの基体上に設けられた保磁力の1/2以下の印加
    磁界で飽和磁化の25%以上の磁化を有する塗布された
    磁性粉からなる磁性層を備え,前記磁性層は,一般式R
    aCo(100-a-b-c-d) Feb Cuc Zrd (ここでRは
    Smを主成分とする少なくとも1種類のYを含む希土類
    元素で,各成分の割合は,a=10.0〜13.5at
    %,b=17.5〜22.0at%,c=2.0〜8.
    0at%,d=0.5〜3.5at%である)で表さ
    れ,前記磁気カードに情報の記録を行う際に,前記情報
    の記録は容易に行えるが,記録した情報の消去,書換え
    が困難であることを特徴とする磁気カード。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の磁気カードに用いる磁性
    粉の製造方法において,前記一般式の化学組成で示され
    るように各元素を,溶融して得られるインゴットを粉砕
    して得られたものであることを特徴とする磁性粉の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の磁性粉の製造方法におい
    て,前記インゴットに粉砕前において,真空あるいは不
    活性ガス中で750℃〜950℃の温度で熱処理を施す
    ことを特徴とする磁性粉の製造方法。
  5. 【請求項5】 磁気記録媒体の面内長手方向に磁気記録
    する磁気カードの製造方法であって,前記磁気カードの
    基体上に保磁力の1/2以下の印加磁界で飽和磁化の少
    なくとも25%の磁化を有する磁性粉を含む磁性塗料を
    塗布して磁性層を形成することを含み,前記磁性層は,
    一般式RaCo(100-a-b-c-d) Feb Cuc Zrd (こ
    こでRはSmを主成分とする少なくとも1種類のYを含
    む希土類元素で,各成分の割合は,a=10.0〜1
    3.5at%,b=17.5〜22.0at%,c=
    2.0〜8.0at%,d=0.5〜3.5at%であ
    る)で表され,前記磁気カードは,情報の記録を行う
    際,情報の記録は容易に行えるが,記録した情報の消
    去,書換えが困難であることを特徴とする磁気カードの
    製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の磁気カードの製造方法に
    おいて,前記磁性粉は,前記一般式の化学組成で示され
    るように各元素を,溶融して得られるインゴットを粉砕
    して得られたものを用いることを特徴とする磁気カード
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の磁気カードの製造方法に
    おいて,前記インゴットに,粉砕前において,真空ある
    いは不活性ガス中で750℃〜950℃の温度で熱処理
    を施すことを特徴とする磁気カードの製造方法。
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