JPH0877685A - 磁気記録方式及び磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録方式及び磁気記録媒体

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JPH0877685A
JPH0877685A JP6211427A JP21142794A JPH0877685A JP H0877685 A JPH0877685 A JP H0877685A JP 6211427 A JP6211427 A JP 6211427A JP 21142794 A JP21142794 A JP 21142794A JP H0877685 A JPH0877685 A JP H0877685A
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JP
Japan
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magnetic
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magnetic recording
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recorded
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Pending
Application number
JP6211427A
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English (en)
Inventor
Akio Hasebe
章雄 長谷部
Yoichi Ito
洋一 伊藤
Etsuo Otsuki
悦夫 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な磁気記録・再生装置を用意する必要な
く情報の書き換えを容易に実行でき、しかも優れた偽造
防止効果を有する磁気記録方式及び磁気記録媒体を提供
すること。 【構成】 磁気カード1の情報エリア5の長手方向に固
定情報エリア51と消去情報エリア52とを設ける。固
定情報エリアには固定情報を記録しておく。消去情報エ
リアには可変情報を複数の記録の集まりとして磁気的に
記録しておく。これらの記録は、磁気ヘッド(例えば発
生磁界:10kG)を用いて行う。可変情報の書き換え
は、記録する代わりに、複数の記録のうち選ばれた記録
を磁気的に消去することによって行う。磁気カードの磁
性層は保磁力が4kOe以下であり、記録した情報の消
去は容易であるが、記録の書き込み、書き替えが困難も
しくは不可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録方式及び磁気
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気記録媒体の一種として、乗車
券、テレホンカード、あるいはプリペイドカードなどの
金券として利用されている磁気カードが知られている。
この磁気カードは、基体上に残金等の所定の情報を記録
するための磁性層を設けている。そして、所定の装置で
磁気カードを利用する毎に、磁性層の記録を書き換える
ようにしている。
【0003】この種の磁気カードの磁性層に記録された
情報は、通常、マグネティックビュワー等で判読可能で
ある。これは磁気カードの偽造や変造を招く虞を増大さ
せる。
【0004】磁気カードの偽造や変造を防止するため、
磁性層の上にさらに保護層を設けたり、磁性層を多層に
したり、使用毎に磁気カード類にパンチ穴を明けるよう
にする等の各種の工夫が払われている。
【0005】また、磁気カードの基体は、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)樹脂からなる。一
方、磁性層は、保磁力2〜3kOeのバリウムフェライ
トの磁性粉をステアリン酸等の分散剤とともに、塩化ビ
ニル、酢酸ビニル等のような樹脂結合剤に分散した磁気
塗料を基体の表面に塗布することによって形成されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近では、磁気カード
の普及と共に、磁気カードの情報を記録、再生する磁気
記録・再生装置も発達し、磁気カードに記録した情報を
容易に読みとり、さらには、情報を書き込むことができ
るようになっている。このため、従来の磁気カードでは
偽造や変造を有効に防止できないという欠点が生じてい
る。具体的には、磁気カードの毎使用時に発生する新し
い情報を含む全情報が、旧情報の上にオーバーライトす
る形で、その都度書き換えられるため、カードの情報を
記録、再生する装置であれば、容易に情報の書き換えを
行い、これにより磁気カードを偽造することが可能であ
る。
【0007】磁気カードの偽造や変造を許す原因は、磁
性層の保磁力が従来の磁気記録・再生装置によって書き
換え可能なように2〜3kOeと低いことにもある。即
ち、磁性層の保磁力が低いと従来の磁気記録・再送装置
装置で容易に情報の書き換えができ、カードの偽造や変
造が可能である。
【0008】従来の磁気記録・再生装置で使用されてい
る記録用の磁気ヘッドは約5kGの磁界を発生すること
が可能である。この磁気ヘッドによって着磁可能(記録
可能)な磁気カードの磁性層の保磁力はヘッドの発生磁
界の約1/2の2〜3kOe程度である。またこの保磁
力より大きい場合には、書き換えをする(オーバーライ
ト)ことが困難となる。このような事情から、根本的に
カードの偽造防止するに至っていない。
【0009】即ち、従来技術の問題点は、磁気カードを
使用する毎に既存の記録情報にオーバーライトする形で
残額、使用額等の新規情報を書き込む方式を使用してい
るため、磁気カードの磁性層の保磁力が大き過ぎると、
従来の磁気記録・再生装置では、情報の書き換えが出来
ない点である。
【0010】それ故に本発明の課題は、特別な磁気記録
・再生装置を用意する必要なく情報の書き換えを容易に
実行でき、しかも優れた偽造防止効果を有する磁気記録
方式及び磁気記録媒体を提供することにある。
【0011】本発明の他の課題は、難着磁性であるが、
保磁力が低く消去性に優れた特性を有する磁気記録媒体
を提供することにある。
【0012】本発明のさらに他の課題は、前記磁気記録
媒体を用いて多大なる効果を奏する磁気記録方式を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録方式
は、磁気記録媒体に情報を複数の記録の集まりとして磁
気的に記録しておき、前記情報の書き換えは、前記複数
の記録のうち選ばれた記録を磁気的に消去することのみ
によって行うことを特徴とする。
【0014】また本発明の磁気記録方式は、磁気記録媒
体に固定情報エリアと消去情報エリアとを設け、前記固
定情報エリアには固定情報を記録し、前記消去情報エリ
アには可変情報を複数の記録の集まりとして磁気的に記
録しておき、前記可変情報の書き換えは、前記複数の記
録のうち選ばれた記録を磁気的に消去することのみによ
って行うことを特徴とする。この場合、前記固定情報及
び前記可変情報を読み込み、前記固定情報を参照して前
記可変情報を処理した後、前記消去情報エリアから前記
複数の記録のうち選ばれた記録を磁気的に消去すること
で前記可変情報の書き換えを行うことは好ましい。
【0015】本発明によれば、基体上に磁性層を設けた
磁気記録媒体において、前記磁性層は一般式RaCo1
00−b−c−dFebCuZrd(ただし、RはSm
を主成分とする少なくとも1種以上のYを含む希土類元
素)であり
【数2】 で表される磁性粉を含むことを特徴とする磁気記録媒体
が得られる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例による磁気記録媒体
の断面図である。この磁気記録媒体は、乗車券、テレホ
ンカード、あるいはプリペイドカードなどの金券として
利用されている磁気カード1である。この磁気カード1
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂からな
る基体2の一主面上に後述する磁気塗料を塗布すること
によって磁性層3を形成し、さらにその上に必要に応じ
て保護層4を形成したものである。
【0017】図2は本発明の一実施例による磁気記録方
式を説明するための図である。磁気カード1の磁性層に
は磁気カード1の長手方向での両端間にのびたストライ
プ状の情報エリア5が設けられている。情報エリア5
は、図面では便宜のため明瞭に視認でき得るように記載
したが、実際には視認できない形態で設けられることが
望ましい。
【0018】情報エリア5には、初期情報としての情報
を長手方向に隣接した複数の記録の集まりとして磁気的
に記録しておく。具体的には、その磁気カード1の金額
に応じた数の記録を情報エリア5に長手方向に隣接した
状態で記録しておく。したがって情報エリア5の情報を
記録している部分は磁気カード1の設定金額に応じて長
短する。なお情報を記録している部分にはハッチングを
施して示した。
【0019】情報エリア5の情報の書き換えは、複数の
記録のうち選ばれた記録を磁気的に消去することのみに
よって行う。具体的には、情報エリア5の複数の記録を
その長手方向端部から順に磁気カード1の使用度数に応
じて消去する。したがって情報エリア5の情報を記録し
ている部分(即ち、ハッチングを施した部分)は磁気カ
ード1の使用に伴い図2に矢印6で示すように順次短縮
する。
【0020】なお情報の書き換えは、情報エリア5の複
数の記録をその長手方向途中部分で消去することで行う
ことも可能である。
【0021】図3は本発明の他の実施例による磁気記録
方式を説明するための図である。磁気カード1の磁性層
には磁気カード1の長手方向での両端間にのびたストラ
イプ状の情報エリア5が設けられている。情報エリア5
には長手方向に隣接して固定情報エリア51と消去情報
エリア52とが設けられている。固定情報エリア51に
は固定情報を記録しておく。一方、消去情報エリア52
には可変情報を複数の記録の集まりとして磁気的に記録
しておく。消去情報エリア52の可変情報の書き換え
は、複数の記録のうち選ばれた記録を磁気的に消去する
ことのみによって行う。この場合、磁気記録・再生装置
により固定情報及び可変情報を読み込み、処理回路によ
り固定情報を参照して可変情報に所定の処理を施した
後、磁気記録・再生装置により消去情報エリア52から
複数の記録のうち選ばれた記録を磁気的に消去すること
で可変情報の書き換えを行うことは好ましい。
【0022】次に、磁気カード1の磁性層を形成するた
めの磁気塗料について説明する。
【0023】まず一般論として説明すると、R(ただ
し、RはSmを主成分とする少なくとも1種以上のYを
含む希土類元素)とCo及びFe、Cu、Zrを融解し
均質化(1100〜1210℃)した後、時効処理(7
00〜900℃)してなる磁性合金を粉砕し、一般式R
aCo100−b−c−dFebCuZrdであり
【数3】 で表される磁性粉を得る。この磁性粉をバインダーとと
もに混練して上述の磁性塗料を製造する。
【0024】さらにこの磁性塗料をPET樹脂からなる
基体に塗布し乾燥させ、必要に応じて保護層を設けて磁
気カードを製造する。保護層は省略が可能であり、その
場合は、磁気カードの製造がより容易で且つ薄く形成す
ることができる。
【0025】上述した一般式において、aが10.0a
t%未満では着磁性が向上し、またaが13.5%を越
えると保磁力が大きくなり情報の消去が困難となるた
め、いずれも好ましくない。bが8.0at%未満では
保持力が大きくなり情報の消去が困難となり、またbが
20.5t%を越えると着磁性が向上するため、いずれ
も好ましくない。cが4.0at%未満では着磁性が向
上し、またcが18.5at%を越えると保持力が大き
くなり、いずれも好ましくない。dが0.5at%未満
になるか4.0at%を越えると、保磁力が低下し、着
磁性が向上するため情報の記録が容易となるため、好ま
しくない。
【0026】ここで磁性粉の製造方法の一例につき説明
する。99%以上の純度のSm、Co、Fe、Cu、Z
rを融解することにより、Sm:9.0〜15.0at
%、Fe:7.2〜21.9at%、Cu:3.1〜1
9.6at%、Zr:0.2〜4.5at%、Co:b
alの組成の合金を作製し、この合金に1195℃の温
度でAr雰囲気中24時間均質化熱処理を施した。次
に、得られた合金を700〜900℃の温度で時効処理
した後、各合金をティスクミルで粗粉砕し、さらに、ボ
ールミルを用い微粉砕を行い、平均粒径3μmの粉末を
得た。
【0027】得られた磁性粉の磁気特性を振動試料型磁
力計(V.S.M)を用いて測定した。その結果を図4
及び図5に示す。図中の磁気特性B5/B18は、初磁
化曲線において、18kOeの印加磁界における磁化に
対する5kOeの印加磁界時の磁化の比率である。ま
た、HCJ(10)は、印加磁界10kOeの場合の保磁
力である。
【0028】上述した磁性粉を用いて次の表1の組成の
磁性塗料を得る。
【0029】
【表1】
【0030】さらに図1に示すようにPET樹脂よりな
る基体2上に、上述した磁性塗料を塗布し厚さ20μm
となるように塗工を行い、磁性層3を形成した磁気カー
ド1を作成した。
【0031】このようにして得られた磁気カード1の磁
性層3に、磁気ヘッド(発生磁界10kG)を用いて、
カード長手方向に、一部未記録部分を残し、FM方式に
より記録を行った。これを、そのまま、従来の磁気カー
ドリーダ・ライタを用い読みとったところ書き込んだ全
ての記録情報を読みとることができた。次に同様に、一
般の磁気カードリーダ・ライタ(発生磁界5kG)を用
いて磁気カード1の記録部及び未記録部分に新たに記録
を行い、その記録情報を読みとったところ、既設の情
報、新規情報共に読み取りできず、一般のカードリーダ
・ライタでは既設情報へのオーバーライト及び未記録部
への新規書き込みができないことが確認された。
【0032】次に、磁気カードの全記録の消去を一般の
磁気カードリーダ・ライタ(発生磁界5kG)の磁気ヘ
ッドを用いて行い、消去処理後の磁気カードを磁気ヘッ
ドを用いて読みとったところ、既設の全ての記録が、消
去処理によっても消去されていることを確認できた。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
優れた偽造防止効果を有する磁気記録方式及び磁気記録
媒体を提供することができる。また、本発明によれば、
情報の消去は容易に行えるが、新規に情報の書き込み、
あるいは書き替えが困難もしくは不可能であるため、偽
造を目的とした情報の書き替え、書き込みが不可能であ
る磁気記録用カードの磁気記録方式及びそれに用いる磁
気記録媒体及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による磁気記録媒体としての
磁気カードの断面図である。
【図2】本発明の一実施例による磁気記録方式を説明す
るための磁気カードの説明図である。
【図3】本発明の他の実施例による磁気記録方式を説明
するための磁気カードの説明図である。
【図4】図1の磁気カードの製造に用いた磁性粉の磁気
特性をSmとの関係で示したグラフである。
【図5】図1の磁気カードの製造に用いた磁性粉の磁気
特性をFeとの関係で示したグラフである。
【符号の説明】
1 磁気カード 2 基体 3 磁性層 4 保護層 5 情報エリア 51 固定情報エリア 52 可変情報エリア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体に情報を複数の記録の集ま
    りとして磁気的に記録しておき、前記情報の書き換え
    は、前記複数の記録のうち選ばれた記録を磁気的に消去
    することのみによって行うことを特徴とする磁気記録方
    式。
  2. 【請求項2】 磁気記録媒体に固定情報エリアと消去情
    報エリアとを設け、前記固定情報エリアには固定情報を
    記録し、前記消去情報エリアには可変情報を複数の記録
    の集まりとして磁気的に記録しておき、前記可変情報の
    書き換えは、前記複数の記録のうち選ばれた記録を磁気
    的に消去することのみによって行うことを特徴とする磁
    気記録方式。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の磁気記録方式において、
    前記固定情報及び前記可変情報を読み込み、前記固定情
    報を参照して前記可変情報を処理した後、前記消去情報
    エリアから前記複数の記録のうち選ばれた記録を磁気的
    に消去することで前記可変情報の書き換えを行うことを
    特徴とする磁気記録方式。
  4. 【請求項4】 基体上に磁性層を設けた磁気記録媒体に
    おいて、前記磁性層は一般式RaCo100−b−c−
    dFebCuZrd(ただし、RはSmを主成分とする
    少なくとも1種以上のYを含む希土類元素)であり 【数1】 で表される磁性粉を含むことを特徴とする磁気記録媒
    体。
JP6211427A 1994-09-05 1994-09-05 磁気記録方式及び磁気記録媒体 Pending JPH0877685A (ja)

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A02 Decision of refusal

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Effective date: 20040616