JPH1031816A - 磁気カード及び磁気記録方法 - Google Patents
磁気カード及び磁気記録方法Info
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- JPH1031816A JPH1031816A JP8186407A JP18640796A JPH1031816A JP H1031816 A JPH1031816 A JP H1031816A JP 8186407 A JP8186407 A JP 8186407A JP 18640796 A JP18640796 A JP 18640796A JP H1031816 A JPH1031816 A JP H1031816A
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 偽造を目的とした情報消去や,書き込みが不
可能であり,より優れたセキュリティーを有する磁気カ
ードを提供すること。 【解決手段】 基体1上の少くとも一部に磁性層2を有
する磁気カード10であって,前記磁性層2に含まれる
磁性材料が,一般式,Rx T100-x-y My で表される組
成を有する。但し,Rは,Smを必須成分としてYを含
む希土類元素から選択された少なくとも1種,Tは,C
oを主成分とする遷移金属(Fe,Co,Ni)の内か
ら選択された少なくとも1種,Mは,Si,Ti,A
l,Ga,V,Cr,Mn,Cu,Zr,Nb,Mo,
Pd,Hf,Ta,W,Pt,およびAuの内少なくと
も1種で表され,Rの組成値xは16.0〜22.0,
Mの組成値yは0≦y<30(いずれもat%)の組成
範囲を備える。
可能であり,より優れたセキュリティーを有する磁気カ
ードを提供すること。 【解決手段】 基体1上の少くとも一部に磁性層2を有
する磁気カード10であって,前記磁性層2に含まれる
磁性材料が,一般式,Rx T100-x-y My で表される組
成を有する。但し,Rは,Smを必須成分としてYを含
む希土類元素から選択された少なくとも1種,Tは,C
oを主成分とする遷移金属(Fe,Co,Ni)の内か
ら選択された少なくとも1種,Mは,Si,Ti,A
l,Ga,V,Cr,Mn,Cu,Zr,Nb,Mo,
Pd,Hf,Ta,W,Pt,およびAuの内少なくと
も1種で表され,Rの組成値xは16.0〜22.0,
Mの組成値yは0≦y<30(いずれもat%)の組成
範囲を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,磁気カードに関
し,特に磁気記録した所定の情報が上書き等により書換
えが困難であるセキュリティーに優れた磁気カードとそ
の磁気記録方法に関する。
し,特に磁気記録した所定の情報が上書き等により書換
えが困難であるセキュリティーに優れた磁気カードとそ
の磁気記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】乗車券,テレホンカード,プリペイドカ
ードなどの金券として利用されている磁気カード類は,
カードを利用する毎に所定の装置で,カードに設けられ
た磁気記録層に残金等の所定の情報を書き換えることに
より使用されている。これらのカードには,偽造防止の
策として,磁気記録層に保護層を設けるか,あるいは磁
気記録層を多層にするか,または使用毎にカードにパン
チ穴を開ける等の工夫が施されている。
ードなどの金券として利用されている磁気カード類は,
カードを利用する毎に所定の装置で,カードに設けられ
た磁気記録層に残金等の所定の情報を書き換えることに
より使用されている。これらのカードには,偽造防止の
策として,磁気記録層に保護層を設けるか,あるいは磁
気記録層を多層にするか,または使用毎にカードにパン
チ穴を開ける等の工夫が施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが,磁気カード
の普及と共に,磁気カードの情報を再生及び記録する装
置の技術も発達し,磁気カードに記録した情報を容易に
読み取り,さらには情報を書き込むことまで可能となっ
た。
の普及と共に,磁気カードの情報を再生及び記録する装
置の技術も発達し,磁気カードに記録した情報を容易に
読み取り,さらには情報を書き込むことまで可能となっ
た。
【0004】具体的には,磁気記録カードの使用毎に,
新しい情報を含む全情報が,旧情報の上にオーバーライ
トされる形で書き換えられるため,カードの情報を記
録,再生する装置があれば,容易に情報の書換えが行
え,これにより,カードの偽造が容易に行えることにな
り,近年磁気カードの偽造が目だって増えてきた。
新しい情報を含む全情報が,旧情報の上にオーバーライ
トされる形で書き換えられるため,カードの情報を記
録,再生する装置があれば,容易に情報の書換えが行
え,これにより,カードの偽造が容易に行えることにな
り,近年磁気カードの偽造が目だって増えてきた。
【0005】この原因として,磁気記録を行う磁性層の
保磁力が2〜3kOeと低いことにあると考えられる。
つまり,磁性層の保磁力が低いと従来の磁気記録・再生
装置で容易に情報の書換えができ,カードの偽造が可能
となる。
保磁力が2〜3kOeと低いことにあると考えられる。
つまり,磁性層の保磁力が低いと従来の磁気記録・再生
装置で容易に情報の書換えができ,カードの偽造が可能
となる。
【0006】そこで,本発明の第1の技術的課題は,偽
造を目的とした情報消去や,書き込みが不可能である磁
気カードおよびその磁気記録方法を提供することにあ
る。
造を目的とした情報消去や,書き込みが不可能である磁
気カードおよびその磁気記録方法を提供することにあ
る。
【0007】また,本発明の第2の技術的課題は,より
優れたセキュリティーを有する磁気カードを提供するこ
とにある。
優れたセキュリティーを有する磁気カードを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは,第一に初
期情報記録する際,長手方向に記録を行い,更にその
後,順次新しい情報を記録する際には既存の情報の一部
を破壊することにより新規情報を記録する方法を検討し
た。その結果,優れたセキュリティーを有する磁気カー
ドおよび磁気記録方法を見いだし,本発明を成すに至っ
たものである。
期情報記録する際,長手方向に記録を行い,更にその
後,順次新しい情報を記録する際には既存の情報の一部
を破壊することにより新規情報を記録する方法を検討し
た。その結果,優れたセキュリティーを有する磁気カー
ドおよび磁気記録方法を見いだし,本発明を成すに至っ
たものである。
【0009】本発明の磁気カードは,従来のものと比較
し,高保磁力の磁性層を有し,かつ本磁性層は着磁性に
優れた特性を有するものである。また,本発明において
は,磁性層の記録情報を読み取る際,磁性層に予め磁界
を印加し,その後,記録情報を読み取る磁気記録方法と
したものである。
し,高保磁力の磁性層を有し,かつ本磁性層は着磁性に
優れた特性を有するものである。また,本発明において
は,磁性層の記録情報を読み取る際,磁性層に予め磁界
を印加し,その後,記録情報を読み取る磁気記録方法と
したものである。
【0010】ここで,本発明における上記磁気カードの
高保磁力の磁性層は,記録情報の消去あるいは上書きが
困難(不可能)であるために,保磁力が3.0kOe以
上で,かつ保磁力を有効に発現するために保磁力の1/
2以下の印加磁界で飽和磁化の25%以上の磁化を有す
ることが好ましい。
高保磁力の磁性層は,記録情報の消去あるいは上書きが
困難(不可能)であるために,保磁力が3.0kOe以
上で,かつ保磁力を有効に発現するために保磁力の1/
2以下の印加磁界で飽和磁化の25%以上の磁化を有す
ることが好ましい。
【0011】本発明における高保磁力でかつ着磁性の良
好な磁性層としては,一般式,RxT100-x-y My (た
だし,Rは,Smを必須成分としてYを含む希土類元素
から選択された少なくとも1種,Tは,Coを主成分と
する遷移金属(Fe,Co,Ni)の内から選択された
少なくとも1種,Mは,Si,Ti,Al,Ga,V,
Cr,Mn,Cu,Zr,Nb,Mo,Pd,Hf,T
a,W,Pt,およびAuの内少なくとも1種で表さ
れ,Rの組成値xは16.0〜22.0,Mの組成値y
は0≦y<30(いずれもat%)の組成範囲を備えて
いる。本発明の磁性層の製造方法としては,磁性材料を
バインダ中に分散して磁性層を形成することが好まし
い。
好な磁性層としては,一般式,RxT100-x-y My (た
だし,Rは,Smを必須成分としてYを含む希土類元素
から選択された少なくとも1種,Tは,Coを主成分と
する遷移金属(Fe,Co,Ni)の内から選択された
少なくとも1種,Mは,Si,Ti,Al,Ga,V,
Cr,Mn,Cu,Zr,Nb,Mo,Pd,Hf,T
a,W,Pt,およびAuの内少なくとも1種で表さ
れ,Rの組成値xは16.0〜22.0,Mの組成値y
は0≦y<30(いずれもat%)の組成範囲を備えて
いる。本発明の磁性層の製造方法としては,磁性材料を
バインダ中に分散して磁性層を形成することが好まし
い。
【0012】ここで,本発明において,上記組成の限定
理由は,一般式,Rx T100-x-y My において,xは1
6.0at%以下では保磁力が低下し,22.0at%
以上では磁化が低下し好ましくないからであり,また,
Mは30at%以上であると保磁力の低下が見られ好ま
しくないからである。
理由は,一般式,Rx T100-x-y My において,xは1
6.0at%以下では保磁力が低下し,22.0at%
以上では磁化が低下し好ましくないからであり,また,
Mは30at%以上であると保磁力の低下が見られ好ま
しくないからである。
【0013】また,本発明の磁気記録方法においては,
前記したいずれかの磁気カードの前記磁性層に磁気記録
をする方法において,第一に初期情報記録し,更にその
後,使用する毎に順次新しい情報を記録する際には,既
存の情報の一部を破壊することにより新規情報を記録す
ることを特徴としている。
前記したいずれかの磁気カードの前記磁性層に磁気記録
をする方法において,第一に初期情報記録し,更にその
後,使用する毎に順次新しい情報を記録する際には,既
存の情報の一部を破壊することにより新規情報を記録す
ることを特徴としている。
【0014】さらに,本発明の磁気記録方法において,
前記磁性層の記録情報を読み取る際,前記磁性層に予め
磁界を印加し,その後,前記記録情報を読み取ることが
好ましい。
前記磁性層の記録情報を読み取る際,前記磁性層に予め
磁界を印加し,その後,前記記録情報を読み取ることが
好ましい。
【0015】具体的には,本発明では,第1に初期情報
記録する際に,長手方向に記録を行い,更にその後,順
次新しい情報を記録する際には,既存の情報の一部を破
壊(オーバーライト等)することにより,新規情報を記
録する方法である。
記録する際に,長手方向に記録を行い,更にその後,順
次新しい情報を記録する際には,既存の情報の一部を破
壊(オーバーライト等)することにより,新規情報を記
録する方法である。
【0016】更に,本発明では,初期の磁気記録が容易
であり,かつ保磁力が高く,一度記録した情報の書換え
が困難又は不可能である磁気記録材料を用いることによ
り,偽造を目的とした情報消去,書き込みが不可能であ
る高セキュリティーな磁気記録方式および磁性層を備え
た磁気カードを提供することができる。
であり,かつ保磁力が高く,一度記録した情報の書換え
が困難又は不可能である磁気記録材料を用いることによ
り,偽造を目的とした情報消去,書き込みが不可能であ
る高セキュリティーな磁気記録方式および磁性層を備え
た磁気カードを提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は,本発明の実施の形態による磁気カ
ードを示す部分断面図である。図1に示すように,磁気
カード10は,基体1上に,磁性層2と非磁性層3,そ
の上に保護層4を順次有する。この磁性層2に含有され
る磁性材料は,一般式,RxT100-x-y My で表される
組成を有する。
ードを示す部分断面図である。図1に示すように,磁気
カード10は,基体1上に,磁性層2と非磁性層3,そ
の上に保護層4を順次有する。この磁性層2に含有され
る磁性材料は,一般式,RxT100-x-y My で表される
組成を有する。
【0019】ただし,上記一般式中にてRは,Smを必
須成分としてYを含む希土類元素から選択された少なく
とも1種,Tは,Coを主成分とする遷移金属(Fe,
Co,Ni)の内から選択された少なくとも1種,M
は,Si,Ti,Al,Ga,V,Cr,Mn,Cu,
Zr,Nb,Mo,Pd,Hf,Ta,W,Pt,およ
びAuの内少なくとも1種で表され,Rの組成値xは1
6.0〜22.0at%,Mの組成値yは0≦y<30
at%の組成範囲である。
須成分としてYを含む希土類元素から選択された少なく
とも1種,Tは,Coを主成分とする遷移金属(Fe,
Co,Ni)の内から選択された少なくとも1種,M
は,Si,Ti,Al,Ga,V,Cr,Mn,Cu,
Zr,Nb,Mo,Pd,Hf,Ta,W,Pt,およ
びAuの内少なくとも1種で表され,Rの組成値xは1
6.0〜22.0at%,Mの組成値yは0≦y<30
at%の組成範囲である。
【0020】ここで,上記組成の限定理由は,一般式,
Rx T100-x-y My において,xは16.0at%以下
では保磁力が低下し,22.0at%以上では磁化が低
下し好ましくないからであり,また,Mは30at%以
上であると保磁力の低下が見られ好ましくないからであ
る。
Rx T100-x-y My において,xは16.0at%以下
では保磁力が低下し,22.0at%以上では磁化が低
下し好ましくないからであり,また,Mは30at%以
上であると保磁力の低下が見られ好ましくないからであ
る。
【0021】上記組成を有する磁性材料は,高速急冷
法,あるいは拡散還元法により作製されるか,通常の溶
解,冷却により得られたバルク体の合金,粉末冶金法に
より得られた合金,また,前記粉末を,ボールミル,振
動ミル,ジェットミル,水素吸蔵粉砕等により得ること
ができる。
法,あるいは拡散還元法により作製されるか,通常の溶
解,冷却により得られたバルク体の合金,粉末冶金法に
より得られた合金,また,前記粉末を,ボールミル,振
動ミル,ジェットミル,水素吸蔵粉砕等により得ること
ができる。
【0022】また,上記方法により得られた粉末を,真
空あるいは不活性雰囲気中で600〜1100℃の温度
範囲で熱処理し,所望の粒径に調製したものであっても
よい。
空あるいは不活性雰囲気中で600〜1100℃の温度
範囲で熱処理し,所望の粒径に調製したものであっても
よい。
【0023】なお,このような磁性材料の保磁力は3k
Oe以上とすることができ,本発明の効果を得るために
は十分である。
Oe以上とすることができ,本発明の効果を得るために
は十分である。
【0024】磁性層2は,塗布型の磁性層として構成す
ることができる。この場合,磁性層2は,上記の磁性材
料がバインダ中に分散されて構成され,バインダ:磁性
材料=9:1〜1:9程度の重量比で磁性層中に含有さ
れればよい。
ることができる。この場合,磁性層2は,上記の磁性材
料がバインダ中に分散されて構成され,バインダ:磁性
材料=9:1〜1:9程度の重量比で磁性層中に含有さ
れればよい。
【0025】なお,バインダは2種以上用いてもよく,
また,公知の分散剤,表面処理剤等が含有されてもよ
い。また,磁性層2の厚さは,0.5〜50μm程度で
よい。この磁性層2と異なるエリアに非磁性層3が設け
られる。非磁性層3の材料は特に限定されず,また,カ
ード全面が磁性層2であり非磁性層を形成しない構造で
あってもよい。磁性層2及び非磁性層3上に設けられて
いる保護層4は,シールドを含む磁気カードに用いられ
ている公知の樹脂からなる保護層等から選択できる。
また,公知の分散剤,表面処理剤等が含有されてもよ
い。また,磁性層2の厚さは,0.5〜50μm程度で
よい。この磁性層2と異なるエリアに非磁性層3が設け
られる。非磁性層3の材料は特に限定されず,また,カ
ード全面が磁性層2であり非磁性層を形成しない構造で
あってもよい。磁性層2及び非磁性層3上に設けられて
いる保護層4は,シールドを含む磁気カードに用いられ
ている公知の樹脂からなる保護層等から選択できる。
【0026】このようにして作製された磁気カード10
は,保磁力が3.0kOe以上でかつ保磁力の1/2以
下の印加磁界で,飽和磁化の25%以上の磁化を有する
保磁力の高い磁性層保磁力の高い磁性層2を備えてい
る。この磁性層は,情報の記録は容易に行えるが,記録
した情報の消去,書換えが困難又は不可能である。
は,保磁力が3.0kOe以上でかつ保磁力の1/2以
下の印加磁界で,飽和磁化の25%以上の磁化を有する
保磁力の高い磁性層保磁力の高い磁性層2を備えてい
る。この磁性層は,情報の記録は容易に行えるが,記録
した情報の消去,書換えが困難又は不可能である。
【0027】更に,この磁性層は,磁気カードの面内長
手方向に磁気記録をする方法において,第一に初期情報
記録する際,長手方向に記録を行い,更にその後,順次
新しい情報を記録する際には,既存の情報の一部を破壊
することにより新規情報を記録することができる。ここ
で,情報を記録する際には,磁性層に面内磁気記録し,
再生する際は,面内磁気記録再生装置を用いて読み取る
ことができる。この磁性層の磁気情報は磁気ヘッドを用
い面内方向に一定の一方向磁界を印加した場合において
も,磁性層の磁気情報は保磁力が高いため消去されるこ
となく残存する。
手方向に磁気記録をする方法において,第一に初期情報
記録する際,長手方向に記録を行い,更にその後,順次
新しい情報を記録する際には,既存の情報の一部を破壊
することにより新規情報を記録することができる。ここ
で,情報を記録する際には,磁性層に面内磁気記録し,
再生する際は,面内磁気記録再生装置を用いて読み取る
ことができる。この磁性層の磁気情報は磁気ヘッドを用
い面内方向に一定の一方向磁界を印加した場合において
も,磁性層の磁気情報は保磁力が高いため消去されるこ
となく残存する。
【0028】また,磁性層に新規情報を記録する場合
は,既存の記録情報の一部を破壊することにより,新規
情報の記録ができる。
は,既存の記録情報の一部を破壊することにより,新規
情報の記録ができる。
【0029】したがって,追記可能かつ書換え困難又は
不可能な磁気カードを提供することができる。
不可能な磁気カードを提供することができる。
【0030】以下,本発明の実施の形態による磁気カー
ドの具体的な製造について説明する。まず,純度99.
0%以上のSm,Coを溶解してSm19.1Co68.7Al
12.2の組成の合金を作製し,室温で水素吸蔵を行い,得
られた粉末をジェットミルを用いて粉砕を行い,平均粒
径が2μmの粉末を得た。さらに得られた粉末に100
0℃でAr雰囲気中15分間熱処理を施し磁性材料N
o.1を得た。
ドの具体的な製造について説明する。まず,純度99.
0%以上のSm,Coを溶解してSm19.1Co68.7Al
12.2の組成の合金を作製し,室温で水素吸蔵を行い,得
られた粉末をジェットミルを用いて粉砕を行い,平均粒
径が2μmの粉末を得た。さらに得られた粉末に100
0℃でAr雰囲気中15分間熱処理を施し磁性材料N
o.1を得た。
【0031】この磁性材料の保磁力は15kOeであっ
た。この磁性材料No.1の粉末を用い,下記表1に示
す組成の塗料Aを作製した。
た。この磁性材料No.1の粉末を用い,下記表1に示
す組成の塗料Aを作製した。
【0032】
【表1】 次に,下記表2に示す組成の塗料Bを作製した。
【0033】
【表2】
【0034】次に,塗料Aと塗料BをPET基体上に平
行に同時に塗布し,乾燥して,磁性層とした。乾燥後の
層厚は各々約10μmであった。この磁性層と非磁性層
が塗布された基体を打ち抜き,磁気カード10を得た。
得られた磁気カード10の磁性層2(図1参照)に,磁
気記録用ヘッドで記録密度210BPIで記録し,面内
磁気記録再生用ヘッドで再生したところ,3.0Vの出
力を得た。
行に同時に塗布し,乾燥して,磁性層とした。乾燥後の
層厚は各々約10μmであった。この磁性層と非磁性層
が塗布された基体を打ち抜き,磁気カード10を得た。
得られた磁気カード10の磁性層2(図1参照)に,磁
気記録用ヘッドで記録密度210BPIで記録し,面内
磁気記録再生用ヘッドで再生したところ,3.0Vの出
力を得た。
【0035】次に,記録した磁気カードの磁性層2に,
面内磁気記録再生用ヘッドで一方向磁界を印加し,情報
を消去を行った後再生したところ,初めに記録した情報
を約2Vの出力で読み出すことができた。また,記録し
た磁気カードに,磁気記録用ヘッドでオーバーライトを
行い再生したところ,初めに記録した情報もオーバーラ
イトした情報も正確に読み出すことができず,情報が破
壊されることが確認できた。
面内磁気記録再生用ヘッドで一方向磁界を印加し,情報
を消去を行った後再生したところ,初めに記録した情報
を約2Vの出力で読み出すことができた。また,記録し
た磁気カードに,磁気記録用ヘッドでオーバーライトを
行い再生したところ,初めに記録した情報もオーバーラ
イトした情報も正確に読み出すことができず,情報が破
壊されることが確認できた。
【0036】以上,説明した実施の形態では,磁性層2
及び非磁性層3を同時に塗布して形成したが,本発明の
磁気カードの製造方法として限定されるものではなく,
磁性層及び非磁性層を別々に塗布する方法や,塗工方法
としては,グラビア,リバースロール,ダイコーター等
の方法も適用できる。
及び非磁性層3を同時に塗布して形成したが,本発明の
磁気カードの製造方法として限定されるものではなく,
磁性層及び非磁性層を別々に塗布する方法や,塗工方法
としては,グラビア,リバースロール,ダイコーター等
の方法も適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
記録した情報の消去,書換えが困難又は不可能であるた
め,偽造を目的とした情報消去,書き込みが不可能であ
る磁気カードが得られ,工業上,また,セキュリティー
上極めて有益である磁気カードおよび磁気記録方法を提
供することができる。
記録した情報の消去,書換えが困難又は不可能であるた
め,偽造を目的とした情報消去,書き込みが不可能であ
る磁気カードが得られ,工業上,また,セキュリティー
上極めて有益である磁気カードおよび磁気記録方法を提
供することができる。
【図1】本発明の実施の形態による磁気カードを示す部
分断面図である。
分断面図である。
1 基体 2 磁性層 3 非磁性層 4 保護層 10 磁気カード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B22F 1/00 H01F 1/04 B
Claims (5)
- 【請求項1】 基体上に全面あるいは部分的に磁性層を
有し,前記磁性層に含有される磁性材料が,一般式,R
x T100-x-y My (但し,Rは,Smを必須成分として
Yを含む希土類元素から選択された少なくとも1種,T
は,Coを主成分とする遍移金属(Fe,Co,Ni)
の内から選択された少なくとも一種,Mは,Si,T
i,Al,Ga,V,Cr,Mn,Cu,Zr,Nb,
Mo,Pd,Hf,Ta,W,Pt,およびAuの内の
少なくとも1種で表され,Rの組成値Xは16.0〜2
2.0,Mの組成値yは0≦y<30(いずれもat
%)である。)で表される組成を有し,前記磁性材料を
バインダ中に分散して前記磁性層が構成されていること
を特徴とする磁気カード。 - 【請求項2】 請求項1記載の磁気カードにおいて,前
記磁性層に磁気記録する際には,第1に初期情報記録
し,更にその後,使用する毎に順次新しい情報を記録す
る際には,既存の情報の一部を破壊することにより新規
情報を記録することを特徴とする磁気カード。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の磁気カードにおい
て,前記磁性層の記録情報を読み取る際,磁性層に予め
磁界を印加し,その後,前記記録情報を読み取ることを
特徴とする磁気カード。 - 【請求項4】 請求項1記載の磁気カードの前記磁性層
に磁気記録する方法において,第1に初期情報記録し,
更にその後,使用する毎に順次新しい情報を記録する際
には,既存の情報の一部を破壊することにより新規情報
を記録することを特徴とする磁気記録方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の磁気記録方法において,
前記磁性層の記録情報を読み取る際,前記磁性層に予め
磁界を印加し,その後,前記記録情報を読み取ることを
特徴とする磁気記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8186407A JPH1031816A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 磁気カード及び磁気記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8186407A JPH1031816A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 磁気カード及び磁気記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1031816A true JPH1031816A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16187881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8186407A Pending JPH1031816A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 磁気カード及び磁気記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1031816A (ja) |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP8186407A patent/JPH1031816A/ja active Pending
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