JPH08164406A - 圧延ロール - Google Patents
圧延ロールInfo
- Publication number
- JPH08164406A JPH08164406A JP30669594A JP30669594A JPH08164406A JP H08164406 A JPH08164406 A JP H08164406A JP 30669594 A JP30669594 A JP 30669594A JP 30669594 A JP30669594 A JP 30669594A JP H08164406 A JPH08164406 A JP H08164406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- shaft
- roll
- tightening nut
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/02—Shape or construction of rolls
- B21B27/03—Sleeved rolls
- B21B27/035—Rolls for bars, rods, rounds, tubes, wire or the like
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スリーブロールの締付けが強力であるととも
に、その取付け取外しが容易である圧延ロールを提供す
ることを目的とする。 【構成】 シャフト1と、シャフト1の外周1a上に配
置された2つのラビリンスリング2a、2bと、ラビリ
ンスリング2a、2b間に配置された締付ナット17お
よび超硬合金製のスリーブロール3とを有してなる圧延
ロールBにおいて、締付ナット17にはスリーブロール
3に向く側にピストンリング20を備えたシリンダ機構
18が設けられ、シリンダ機構18によりスリーブロー
ル3が押圧された際に、締付ナット17とスリーブロー
ル3との間に割リング26が介装される。
に、その取付け取外しが容易である圧延ロールを提供す
ることを目的とする。 【構成】 シャフト1と、シャフト1の外周1a上に配
置された2つのラビリンスリング2a、2bと、ラビリ
ンスリング2a、2b間に配置された締付ナット17お
よび超硬合金製のスリーブロール3とを有してなる圧延
ロールBにおいて、締付ナット17にはスリーブロール
3に向く側にピストンリング20を備えたシリンダ機構
18が設けられ、シリンダ機構18によりスリーブロー
ル3が押圧された際に、締付ナット17とスリーブロー
ル3との間に割リング26が介装される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線材あるいは棒材の熱
間圧延に用いられる圧延ロールに関する。
間圧延に用いられる圧延ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】金属素材を加熱状態において回転する圧
延ロール間に通して、圧延ロール上に形成された型に対
応する断面形状を有する線材あるいは棒材を生産する熱
間圧延は、鋳造や鍛造にくらべて作業が連続的で速く、
種々の製品の生産に広く用いられている。
延ロール間に通して、圧延ロール上に形成された型に対
応する断面形状を有する線材あるいは棒材を生産する熱
間圧延は、鋳造や鍛造にくらべて作業が連続的で速く、
種々の製品の生産に広く用いられている。
【0003】一般に、熱間圧延に用いられる圧延ロール
は、図3に示すように、超硬合金以外の材料(例えば
鋼)からなるシャフト1の外周1aに、軸受(図示せ
ず)内への水およびスケール等の侵入を防ぐラビリンス
リング2、2が、焼きばめあるいは圧入ばめにより嵌め
込まれている。ラビリンスリング2、2の間のシャフト
1の外周1aには、周面にカリバー3aを有する超硬合
金製のスリーブロール3(介在部材)および剛体からな
るスペーサリング4(介在部材)、5(介在部材)が、
シャフトフランジ6に対して締付ナット7により締付固
定されている。また、ラビリンスリング2、2の外側に
は、これらに隣接するようにインナーレース(軸受内
輪)8、8がシャフト1に取り付けられている。なお、
軸受の種類によってはインナーレース8が不要のものも
ある。また、スペーサリング4、5は、スリーブロール
3が2個以上の場合にはその位置出し等のため必要であ
るが、スリーブロール3が1個の場合には省略されるこ
ともある。さらに、シャフトフランジ6については、そ
れに代えて締付ナットが用いられることもある。そし
て、通常、シャフト1の中央部、つまりシャフトフラン
ジ6から締付ナット7までの部分は、圧延ロールの強度
を考慮して両端部より大径に形成されている。
は、図3に示すように、超硬合金以外の材料(例えば
鋼)からなるシャフト1の外周1aに、軸受(図示せ
ず)内への水およびスケール等の侵入を防ぐラビリンス
リング2、2が、焼きばめあるいは圧入ばめにより嵌め
込まれている。ラビリンスリング2、2の間のシャフト
1の外周1aには、周面にカリバー3aを有する超硬合
金製のスリーブロール3(介在部材)および剛体からな
るスペーサリング4(介在部材)、5(介在部材)が、
シャフトフランジ6に対して締付ナット7により締付固
定されている。また、ラビリンスリング2、2の外側に
は、これらに隣接するようにインナーレース(軸受内
輪)8、8がシャフト1に取り付けられている。なお、
軸受の種類によってはインナーレース8が不要のものも
ある。また、スペーサリング4、5は、スリーブロール
3が2個以上の場合にはその位置出し等のため必要であ
るが、スリーブロール3が1個の場合には省略されるこ
ともある。さらに、シャフトフランジ6については、そ
れに代えて締付ナットが用いられることもある。そし
て、通常、シャフト1の中央部、つまりシャフトフラン
ジ6から締付ナット7までの部分は、圧延ロールの強度
を考慮して両端部より大径に形成されている。
【0004】上記のように構成された圧延ロールAで
は、シャフト1の外周1aに、スペーサリング4、スリ
ーブロール3、スペーサリング5、および締付ナット7
をこの順に装着し、締付ナット7を回転させてスリーブ
ロール3等を締付固定したのち、焼きばめあるいは圧入
ばめを用いて一方のラビリンスリング2を固定すること
で圧延ロールAを組み立てる。
は、シャフト1の外周1aに、スペーサリング4、スリ
ーブロール3、スペーサリング5、および締付ナット7
をこの順に装着し、締付ナット7を回転させてスリーブ
ロール3等を締付固定したのち、焼きばめあるいは圧入
ばめを用いて一方のラビリンスリング2を固定すること
で圧延ロールAを組み立てる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】圧延作業を行なう際に
は、圧延により多大なトルクが圧延ロールに作用する。
したがって、上記のように構成された圧延ロールAにお
いてスリーブロール3を固定する際には、締付ナット7
を圧延時のトルク以上の力で締付けることが必要とな
る。そして、その締付力を得るために、ハンマなどを用
いて締付けを行うが、圧延作業中にスリーブロール3が
スリップすることがあり、圧延トラブルを引き起こすと
いう問題があった。また、上記のように締付ナット7を
強い力で締付けること、およびラビリンスリング2、2
を焼きばめあるいは圧入ばめによりシャフト1に嵌め込
むことで、スリーブロール3の取付け取外しに手間がか
かり、多種小量生産にむかないという問題があった。
は、圧延により多大なトルクが圧延ロールに作用する。
したがって、上記のように構成された圧延ロールAにお
いてスリーブロール3を固定する際には、締付ナット7
を圧延時のトルク以上の力で締付けることが必要とな
る。そして、その締付力を得るために、ハンマなどを用
いて締付けを行うが、圧延作業中にスリーブロール3が
スリップすることがあり、圧延トラブルを引き起こすと
いう問題があった。また、上記のように締付ナット7を
強い力で締付けること、およびラビリンスリング2、2
を焼きばめあるいは圧入ばめによりシャフト1に嵌め込
むことで、スリーブロール3の取付け取外しに手間がか
かり、多種小量生産にむかないという問題があった。
【0006】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、スリーブロールの締付けが強力であるとともに、
その取付け取外しが容易である圧延ロールを提供するこ
とを目的とする。
ので、スリーブロールの締付けが強力であるとともに、
その取付け取外しが容易である圧延ロールを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、請求項1記載の圧延ロール
は、超硬合金以外の材料からなるシャフトと、該シャフ
トの外周上に配置され軸受け内への水およびスケール等
の侵入を防ぐ2つのラビリンスリングと、該2つのラビ
リンスリングの間に配置された締付ナットおよび超硬合
金製のスリーブロールとを有してなる圧延ロールにおい
て、一方の前記ラビリンスリングが前記シャフトに一体
に形成され、他方の前記ラビリンスリングが前記締付ナ
ットの外側に配置されるとともに前記シャフトの外周に
ねじ止め固定され、前記締付ナットには、前記スリーブ
ロールに向く側に、該スリーブロールを前記一方のラビ
リンスリングに対して押圧するシリンダ機構が設けら
れ、前記締付ナットと前記一方のラビリンスリングとの
間に介在される介在部材が剛体であり、前記シリンダ機
構により前記スリーブロールが押圧された際に、前記締
付ナットと前記スリーブロールとの間に割リングが介装
されることを特徴とする。
するためになされたもので、請求項1記載の圧延ロール
は、超硬合金以外の材料からなるシャフトと、該シャフ
トの外周上に配置され軸受け内への水およびスケール等
の侵入を防ぐ2つのラビリンスリングと、該2つのラビ
リンスリングの間に配置された締付ナットおよび超硬合
金製のスリーブロールとを有してなる圧延ロールにおい
て、一方の前記ラビリンスリングが前記シャフトに一体
に形成され、他方の前記ラビリンスリングが前記締付ナ
ットの外側に配置されるとともに前記シャフトの外周に
ねじ止め固定され、前記締付ナットには、前記スリーブ
ロールに向く側に、該スリーブロールを前記一方のラビ
リンスリングに対して押圧するシリンダ機構が設けら
れ、前記締付ナットと前記一方のラビリンスリングとの
間に介在される介在部材が剛体であり、前記シリンダ機
構により前記スリーブロールが押圧された際に、前記締
付ナットと前記スリーブロールとの間に割リングが介装
されることを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の圧延ロールは、請求
項1記載の圧延ロールにおいて、前記シリンダ機構が、
前記締付ナットの前記スリーブロールに向く端面にて円
周方向に形成されたリング状の溝と、該溝に前記シャフ
トの軸線方向に摺動自在に嵌め込まれたピストンリング
と、該ピストンリングにより前記溝の底部に形成された
加圧流体導入のための空間とを有してなることを特徴と
する。
項1記載の圧延ロールにおいて、前記シリンダ機構が、
前記締付ナットの前記スリーブロールに向く端面にて円
周方向に形成されたリング状の溝と、該溝に前記シャフ
トの軸線方向に摺動自在に嵌め込まれたピストンリング
と、該ピストンリングにより前記溝の底部に形成された
加圧流体導入のための空間とを有してなることを特徴と
する。
【0009】
【作用】請求項1記載の圧延ロールによれば、前記スリ
ーブロールを固定するのに、先ず前記シャフトに一体に
形成された前記一方のラビリンスリングと前記締付ナッ
トとの間にスリーブロールを配置して、これらの間に遊
びがないように締付ナットを締付けるとともに、その後
締付ナットに対して前記他方のラビリンスリングを遊び
がないように締付ける。そして、前記シリンダ機構を作
動させて前記ピストンリングによりスリーブロールを押
圧すると、一方のラビリンスリングと締付ナットとの間
には剛体のみが密に装着されているのでピストンリング
の押圧力がそのまま伝えられ、シャフトにおいて、一方
のラビリンスリングが一体に形成されている部分が該一
方のラビリンスリングの外側方向へ押圧されるととも
に、締付ナットおよび他方のラビリンスリングが螺着さ
れている部分がそれと反対方向へ押圧されるので、シャ
フトが軸方向に伸ばされ、これによりシャフトが元に戻
ろうとする復元力が生じる。そして、シャフトに伸びが
生じた際に、締付ナットとスリーブロールとの間に前記
割リングが介装されるので、シリンダ機構の押圧力を解
放してのちも、一方のラビリンスリングと締付ナットと
の間の距離が変わらず、シャフトの復元力が維持される
ので、スリーブロールが強く締付けられるとともに、シ
リンダ機構により押圧力を維持する必要がなくなる。
ーブロールを固定するのに、先ず前記シャフトに一体に
形成された前記一方のラビリンスリングと前記締付ナッ
トとの間にスリーブロールを配置して、これらの間に遊
びがないように締付ナットを締付けるとともに、その後
締付ナットに対して前記他方のラビリンスリングを遊び
がないように締付ける。そして、前記シリンダ機構を作
動させて前記ピストンリングによりスリーブロールを押
圧すると、一方のラビリンスリングと締付ナットとの間
には剛体のみが密に装着されているのでピストンリング
の押圧力がそのまま伝えられ、シャフトにおいて、一方
のラビリンスリングが一体に形成されている部分が該一
方のラビリンスリングの外側方向へ押圧されるととも
に、締付ナットおよび他方のラビリンスリングが螺着さ
れている部分がそれと反対方向へ押圧されるので、シャ
フトが軸方向に伸ばされ、これによりシャフトが元に戻
ろうとする復元力が生じる。そして、シャフトに伸びが
生じた際に、締付ナットとスリーブロールとの間に前記
割リングが介装されるので、シリンダ機構の押圧力を解
放してのちも、一方のラビリンスリングと締付ナットと
の間の距離が変わらず、シャフトの復元力が維持される
ので、スリーブロールが強く締付けられるとともに、シ
リンダ機構により押圧力を維持する必要がなくなる。
【0010】また、スリーブロールを取外す際には、シ
リンダ機構を作動してスリーブロールを押圧することに
より締付ナットとスリーブロールとの間に遊びを生じさ
せて、割リングを抜取る。その後、シリンダ機構による
押圧力を解放するとともに、締付ナットおよび他方のラ
ビリンスリングを回転して締付固定状態から解放する。
リンダ機構を作動してスリーブロールを押圧することに
より締付ナットとスリーブロールとの間に遊びを生じさ
せて、割リングを抜取る。その後、シリンダ機構による
押圧力を解放するとともに、締付ナットおよび他方のラ
ビリンスリングを回転して締付固定状態から解放する。
【0011】請求項2記載の圧延ロールによれば、前記
リング状の溝内にピストンリングが収容されるので、締
付ナットからのシリンダ機構の張出しがなく、締付ナッ
トの軸方向長さが短かくてすむ。
リング状の溝内にピストンリングが収容されるので、締
付ナットからのシリンダ機構の張出しがなく、締付ナッ
トの軸方向長さが短かくてすむ。
【0012】
【実施例】以下、本発明の圧延ロールの一実施例を図1
および図2を参照して説明する。本実施例の圧延ロール
Bは、図3に示した従来の圧延ロールAに対して、新し
く締付ナットにシリンダ機構が設けられるとともに締付
ナットとスペーサリングとの間に割リングが介装され、
また、一方のラビリンスリングがシャフトに一体に形成
されるとともに他方のラビリンスリングがシャフトにね
じ止め固定され、さらに、シャフトフランジに代えてス
ペーサリングが設けられた点が異なり、他は同一の構成
を有するので、図1および図2において図3と同一構成
要素には同一符号を付し、その説明を省略する。ここで
割リングとは、リング状の部材を周方向に分割して、軸
の周面に係合可能とした部材を示すものである。
および図2を参照して説明する。本実施例の圧延ロール
Bは、図3に示した従来の圧延ロールAに対して、新し
く締付ナットにシリンダ機構が設けられるとともに締付
ナットとスペーサリングとの間に割リングが介装され、
また、一方のラビリンスリングがシャフトに一体に形成
されるとともに他方のラビリンスリングがシャフトにね
じ止め固定され、さらに、シャフトフランジに代えてス
ペーサリングが設けられた点が異なり、他は同一の構成
を有するので、図1および図2において図3と同一構成
要素には同一符号を付し、その説明を省略する。ここで
割リングとは、リング状の部材を周方向に分割して、軸
の周面に係合可能とした部材を示すものである。
【0013】図1において、締付ナット17のスペーサ
リング5に向く側には、シリンダ機構18が設けられ、
シリンダ機構18は、締付ナット17のスペーサリング
5に向く端面17aにて円周方向に形成されたリング状
の溝19と、溝19にシャフト1の軸線方向に摺動自在
に嵌め込まれたピストンリング20と、ピストンリング
20により溝19の底部に形成された加圧流体導入のた
めの空間21とから構成されている。また、空間21を
密閉空間とする必要上、ピストンリング20の溝19と
の摺動面には、Oリング22、23が装着されている。
さらに、締付ナット17には空間21内に油圧あるいは
空圧等の加圧流体を導入するための管路24が設けられ
ている。そして、シリンダ機構18の作動によりスペー
サリング5がピストンリング20により押圧された際に
は、締付ナット17とスペーサリング5との間に割リン
グ26が介装される。
リング5に向く側には、シリンダ機構18が設けられ、
シリンダ機構18は、締付ナット17のスペーサリング
5に向く端面17aにて円周方向に形成されたリング状
の溝19と、溝19にシャフト1の軸線方向に摺動自在
に嵌め込まれたピストンリング20と、ピストンリング
20により溝19の底部に形成された加圧流体導入のた
めの空間21とから構成されている。また、空間21を
密閉空間とする必要上、ピストンリング20の溝19と
の摺動面には、Oリング22、23が装着されている。
さらに、締付ナット17には空間21内に油圧あるいは
空圧等の加圧流体を導入するための管路24が設けられ
ている。そして、シリンダ機構18の作動によりスペー
サリング5がピストンリング20により押圧された際に
は、締付ナット17とスペーサリング5との間に割リン
グ26が介装される。
【0014】一方のラビリンスリング2aはシャフト1
に一体に形成され、他方のラビリンスリング2bは締付
ナット17の外側に配置されるとともにシャフト1の外
周1aにねじ止め固定されている。なお、インナーレー
ス8の位置出しおよびシャフト1の強度向上を考慮し
て、ラビリンスリング2bの下半分に相当する部分がシ
ャフト1に一体に形成されている。また、図3のシャフ
トフランジ6に代えて、スペーサリング4とラビリンス
リング2aとの間には、剛体からなるスペーサリング2
8(介在部材)が介装されている。なお、本実施例の場
合、強度を考慮してラビリンスリング2bの内径は締付
ナット17の内径とほぼ同じに形成され、スリーブロー
ル3の取付け取外しを容易にするために、ラビリンスリ
ング2bおよび締付ナット17の内径はインナーレース
8の外径よりも大きく形成されている。
に一体に形成され、他方のラビリンスリング2bは締付
ナット17の外側に配置されるとともにシャフト1の外
周1aにねじ止め固定されている。なお、インナーレー
ス8の位置出しおよびシャフト1の強度向上を考慮し
て、ラビリンスリング2bの下半分に相当する部分がシ
ャフト1に一体に形成されている。また、図3のシャフ
トフランジ6に代えて、スペーサリング4とラビリンス
リング2aとの間には、剛体からなるスペーサリング2
8(介在部材)が介装されている。なお、本実施例の場
合、強度を考慮してラビリンスリング2bの内径は締付
ナット17の内径とほぼ同じに形成され、スリーブロー
ル3の取付け取外しを容易にするために、ラビリンスリ
ング2bおよび締付ナット17の内径はインナーレース
8の外径よりも大きく形成されている。
【0015】次に、上記のように構成された圧延ロール
Bによるスリーブロール3の固定方法について説明す
る。まず、シャフト1の外周1aに、スペーサリング2
8、スペーサリング4、スリーブロール3、スペーサリ
ング5、締付ナット17、およびラビリンスリング2b
をこの順に装着し、スリーブロール3等に対して締付ナ
ット17を遊びがないように締付けるとともに、その後
締付ナット17に対してラビリンスリング2bを遊びが
ないように締付ける。そして、管路24から例えば圧力
400kg/cm2〜1200kg/cm2の油圧を加え
ると、ラビリンスリング2aと締付ナット17との間に
は剛体のみが密に装着されているのでピストンリング2
0の押圧力がそのまま伝えられ、シャフト1において、
ラビリンスリング2aが一体に形成されている部分がイ
方向へ押圧されるとともに、締付ナット17およびラビ
リンスリング2bが螺着されている部分がロ方向へ押圧
されるので、シャフト1が軸方向に伸ばされ、これによ
りシャフト1が元に戻ろうとする復元力が生じてスリー
ブロール3に対する締付力が強くなる。
Bによるスリーブロール3の固定方法について説明す
る。まず、シャフト1の外周1aに、スペーサリング2
8、スペーサリング4、スリーブロール3、スペーサリ
ング5、締付ナット17、およびラビリンスリング2b
をこの順に装着し、スリーブロール3等に対して締付ナ
ット17を遊びがないように締付けるとともに、その後
締付ナット17に対してラビリンスリング2bを遊びが
ないように締付ける。そして、管路24から例えば圧力
400kg/cm2〜1200kg/cm2の油圧を加え
ると、ラビリンスリング2aと締付ナット17との間に
は剛体のみが密に装着されているのでピストンリング2
0の押圧力がそのまま伝えられ、シャフト1において、
ラビリンスリング2aが一体に形成されている部分がイ
方向へ押圧されるとともに、締付ナット17およびラビ
リンスリング2bが螺着されている部分がロ方向へ押圧
されるので、シャフト1が軸方向に伸ばされ、これによ
りシャフト1が元に戻ろうとする復元力が生じてスリー
ブロール3に対する締付力が強くなる。
【0016】シャフト1を伸ばすためにピストンリング
20を拡張した際には、締付ナット17とスペーサリン
グ5との間には隙間ができ、その隙間に割リング26が
介装される。その後、空間21に加えた油圧を減圧する
とピストンリング20による押圧力が弱まるが、割リン
グ26の介在によりラビリンスリング2aと締付ナット
17との間の距離が変わらないので、シャフト1の復元
力が維持され、シリンダ機構18による押圧力を解放し
たのちもスリーブロール3が強固に締付固定される。
20を拡張した際には、締付ナット17とスペーサリン
グ5との間には隙間ができ、その隙間に割リング26が
介装される。その後、空間21に加えた油圧を減圧する
とピストンリング20による押圧力が弱まるが、割リン
グ26の介在によりラビリンスリング2aと締付ナット
17との間の距離が変わらないので、シャフト1の復元
力が維持され、シリンダ機構18による押圧力を解放し
たのちもスリーブロール3が強固に締付固定される。
【0017】一方、スリーブロール3を取外す際には、
シリンダ機構18を作動してスペーサリング5を押圧す
ることにより締付ナット17とスペーサリング5との間
に遊びを生じさせて、割リング26を抜取る。その後、
空間21に加えた油圧を減圧させてシリンダ機構18に
よる押圧力を解放すると、シャフト1が元に戻り復元力
がなくなるので、締付ナット17およびラビリンスリン
グ2bにかかる押圧力がなくなり、締付ナット17およ
びラビリンスリング2bを容易に回転して締付固定状態
から解放することができる。そして、スリーブロール3
等をシャフト1から取外す。
シリンダ機構18を作動してスペーサリング5を押圧す
ることにより締付ナット17とスペーサリング5との間
に遊びを生じさせて、割リング26を抜取る。その後、
空間21に加えた油圧を減圧させてシリンダ機構18に
よる押圧力を解放すると、シャフト1が元に戻り復元力
がなくなるので、締付ナット17およびラビリンスリン
グ2bにかかる押圧力がなくなり、締付ナット17およ
びラビリンスリング2bを容易に回転して締付固定状態
から解放することができる。そして、スリーブロール3
等をシャフト1から取外す。
【0018】上記の圧延ロールBによれば、ラビリンス
リング2aがシャフト1に一体に形成されること、およ
びラビリンスリング2bが締付ナット17とダブルナッ
トを構成するのでねじのガタによるゆるみを極力少なく
できることから、シリンダ機構18による押圧力が逃げ
ることなく伝えられるので、スリーブロール3の強固な
締付固定が維持される。また、割リング26が介装され
たのちは、シリンダ機構18による押圧力を維持する必
要がないので、シリンダ機構18にかかる負担が小さく
なる。
リング2aがシャフト1に一体に形成されること、およ
びラビリンスリング2bが締付ナット17とダブルナッ
トを構成するのでねじのガタによるゆるみを極力少なく
できることから、シリンダ機構18による押圧力が逃げ
ることなく伝えられるので、スリーブロール3の強固な
締付固定が維持される。また、割リング26が介装され
たのちは、シリンダ機構18による押圧力を維持する必
要がないので、シリンダ機構18にかかる負担が小さく
なる。
【0019】ラビリンスリング2bがシャフト1にねじ
止め固定されるので締付ナット17およびラビリンスリ
ング2bを回転させるのみでスリーブロール3を締付け
ることができるとともに、シリンダ機構18を用いるこ
とで締付作業および締付状態から解放する作業に必要と
する力が小さくてすむので、スリーブロール3の取付け
取外しを容易に行なうことができる。
止め固定されるので締付ナット17およびラビリンスリ
ング2bを回転させるのみでスリーブロール3を締付け
ることができるとともに、シリンダ機構18を用いるこ
とで締付作業および締付状態から解放する作業に必要と
する力が小さくてすむので、スリーブロール3の取付け
取外しを容易に行なうことができる。
【0020】また、シリンダ機構18において、リング
状の溝19内にピストンリング20が収容されるので、
締付ナット17からのシリンダ機構18の張出しがな
く、締付ナット18の軸方向長さが短くてすむので、圧
延ロールをコンパクト化することができる。
状の溝19内にピストンリング20が収容されるので、
締付ナット17からのシリンダ機構18の張出しがな
く、締付ナット18の軸方向長さが短くてすむので、圧
延ロールをコンパクト化することができる。
【0021】ところで、上記の圧延ロールBに関して
は、図2に示すような変形例も考えられる。この変形例
では、シリンダ機構18において、締付ナット17に形
成される溝19の内周側が開放され、溝19、ピストン
リング20、およびシャフト1の外周面1aにより空間
21が形成され、管路24がシャフト1内に形成される
点が異なり、他は上記実施例と同様に構成されており、
上記実施例と同じ効果を得ることができる。
は、図2に示すような変形例も考えられる。この変形例
では、シリンダ機構18において、締付ナット17に形
成される溝19の内周側が開放され、溝19、ピストン
リング20、およびシャフト1の外周面1aにより空間
21が形成され、管路24がシャフト1内に形成される
点が異なり、他は上記実施例と同様に構成されており、
上記実施例と同じ効果を得ることができる。
【0022】なお、本発明の圧延ロールは上記実施例に
限定されるものではなく、例えば、スリーブロールが1
つであるときには、スペーサリングを省略することも可
能である。
限定されるものではなく、例えば、スリーブロールが1
つであるときには、スペーサリングを省略することも可
能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の圧
延ロールによれば、シリンダ機構を作動してシャフトを
伸ばし、その際に形成された隙間に割リングを介装する
ことで、シャフトの復元力をスリーブロールの固定に利
用できるから、スリーブロールを強固に締付固定するこ
とができる。また、他方のラビリンスリングがシャフト
にねじ止め固定されるので締付ナットおよびラビリンス
リングを回転させるのみでスリーブロールを締付けるこ
とができるとともに、シリンダ機構を用いることで締付
作業および締付状態から解放する作業に必要とされる力
が小さくてすむので、スリーブロールの取付け取外しを
容易に行なうことができる。
延ロールによれば、シリンダ機構を作動してシャフトを
伸ばし、その際に形成された隙間に割リングを介装する
ことで、シャフトの復元力をスリーブロールの固定に利
用できるから、スリーブロールを強固に締付固定するこ
とができる。また、他方のラビリンスリングがシャフト
にねじ止め固定されるので締付ナットおよびラビリンス
リングを回転させるのみでスリーブロールを締付けるこ
とができるとともに、シリンダ機構を用いることで締付
作業および締付状態から解放する作業に必要とされる力
が小さくてすむので、スリーブロールの取付け取外しを
容易に行なうことができる。
【0024】また、請求項2記載の圧延ロールによれ
ば、リング状の溝内にピストンリングが収容されるの
で、締付ナットからのシリンダ機構の張出しがなく、締
付ナットの軸方向長さが短くてすみ、圧延ロールをコン
パクト化することができる。
ば、リング状の溝内にピストンリングが収容されるの
で、締付ナットからのシリンダ機構の張出しがなく、締
付ナットの軸方向長さが短くてすみ、圧延ロールをコン
パクト化することができる。
【図1】本発明の圧延ロールの一実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】同実施例のシリンダ機構の変形例を示す断面図
である。
である。
【図3】従来の圧延ロールの一例を示す断面図である。
1 シャフト 1a 外周 2a、2b ラビリンスリング 3 スリーブロール(介在部材) 4、5、28 スペーサリング(介在部材) 17 締付ナット 17a 端面 18 シリンダ機構 19 溝 20 ピストンリング 21 空間 26 割リング B 圧延ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高月 満広 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田1528 番地 三菱マテリアル株式会社岐阜製作所 内
Claims (2)
- 【請求項1】 超硬合金以外の材料からなるシャフト
と、該シャフトの外周上に配置され軸受け内への水およ
びスケール等の侵入を防ぐ2つのラビリンスリングと、
該2つのラビリンスリングの間に配置された締付ナット
および超硬合金製のスリーブロールとを有してなる圧延
ロールにおいて、 一方の前記ラビリンスリングが前記シャフトに一体に形
成され、他方の前記ラビリンスリングが前記締付ナット
の外側に配置されるとともに前記シャフトの外周にねじ
止め固定され、 前記締付ナットには、前記スリーブロールに向く側に、
該スリーブロールを前記一方のラビリンスリングに対し
て押圧するシリンダ機構が設けられ、 前記締付ナットと前記一方のラビリンスリングとの間に
介在される介在部材が剛体であり、 前記シリンダ機構により前記スリーブロールが押圧され
た際に、前記締付ナットと前記スリーブロールとの間に
割リングが介装されることを特徴とする圧延ロール。 - 【請求項2】 請求項1記載の圧延ロールにおいて、 前記シリンダ機構が、前記締付ナットの前記スリーブロ
ールに向く端面にて円周方向に形成されたリング状の溝
と、 該溝に前記シャフトの軸線方向に摺動自在に嵌め込まれ
たピストンリングと、 該ピストンリングにより前記溝の底部に形成された加圧
流体導入のための空間とを有してなることを特徴とする
圧延ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30669594A JPH08164406A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 圧延ロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30669594A JPH08164406A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 圧延ロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08164406A true JPH08164406A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=17960200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30669594A Pending JPH08164406A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 圧延ロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08164406A (ja) |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP30669594A patent/JPH08164406A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000905 |