JPH08164780A - 車両用シートのセーフティロック機構 - Google Patents

車両用シートのセーフティロック機構

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JPH08164780A
JPH08164780A JP30891194A JP30891194A JPH08164780A JP H08164780 A JPH08164780 A JP H08164780A JP 30891194 A JP30891194 A JP 30891194A JP 30891194 A JP30891194 A JP 30891194A JP H08164780 A JPH08164780 A JP H08164780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
lock member
shaft
seat
auxiliary
Prior art date
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Pending
Application number
JP30891194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yamamoto
祐二 山本
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Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートの前後位置調整時、車両の衝突等によ
りシートに大きな減加速度が加わった場合でも、シート
を確実にロックできるセーフティロック機構を提供する
こと。 【構成】 互いに平行な主軸10及び補助軸20に主ロ
ック部材14を固着するとともに、主軸10及び補助軸
20を補助ロック部材22に遊貫する。ロックプレート
28と係合する主ロック部材14を回動することによ
り、主ロックは解除されるが、補助ロック部材22がロ
ックプレート28と係合する。この補助ロック部材22
をアッパーレール4に対し前後方向に所定距離移動可能
に構成したので、追突時のシートの大幅な移動及び疑似
ロックが回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用シートに設けら
れたシートスライド装置のセーフティロック機構に関
し、更に詳しくは、シートの前後位置を調整中、車両の
衝突等によりシートに大きな減加速度が加わった場合で
も、シートを確実にロックすることができるセーフティ
ロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシートスライド装置として、例え
ば特公昭62−61462号公報は一段送りシートスラ
イドアジャスタを開示している。このアジャスタは、ラ
ッチプレートに形成された複数のラッチに2個のロック
プレートを交互に係合させながら、シートをスライド移
動させるもので、シートのスライド中、常に1個のロッ
クプレートがいずれかのラッチと係合している。
【0003】また、実公昭62−42834号公報は、
慣性力を利用してシートをロックするシートスライド装
置を開示している。このシートスライド装置は、左右2
カ所のロック部分を独立させて、一方を手動ロック式と
して通常のシート移動時に使用し、他方を慣性ロック式
として、車両衝突等に伴う急激な減加速度発生時にシー
トを自動ロックするようにしたものである。
【0004】また、実公昭63−46258号公報は、
ロック孔の前後に傾斜面を設けることによりロックプレ
ートがロック孔に容易にさそい込まれるようにしたシー
トスライド装置のロック装置を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち、特公昭62−61462号公報に開示されて
いるシートスライドアジャスタは、1ピッチづつ操作レ
バーを操作しながらシートを前後方向に移動させる必要
があり、操作レバーの操作が面倒であるとともに、シー
トの移動に時間がかかる。
【0006】また、実公昭62−42834号公報に開
示されているものでは、G(減加速度)センサの作動に
より、ロックプレートを直ちにロックする構造ではある
が、ロックレバーの操作中には、効果がない。
【0007】さらに、実公昭63−46258号公報に
開示されているロック装置においては、シートの前後位
置を調整している時にシートに減加速度が加わった場
合、ロックプレートが傾斜面に沿って確実にロック孔に
さそい込まれるという保証はない。
【0008】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、操作レバーを操作し
てシートをスライド移動させている時に、車両の衝突等
によりシートに大きな減加速度が加わった場合でも、シ
ートを確実にロックできるセーフティロック機構を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のセーフティロック機構は、車体に固定され
たロワレールに対し、アッパーレールを適宜摺動させる
ことにより該アッパーレールに固定されたシートの車両
前後位置を調整するようにした車両用スライド装置にお
いて、第一ロック部材と、第二ロック部材と、該第一及
び第二ロック部材のいずれか一方と係合するロックプレ
ートとを備え、該ロックプレートと係合する第一ロック
部材を回動することにより、上記ロックプレートと第一
ロック部材との係合を解除するとともに、上記第二ロッ
ク部材を上記ロックプレートに係合せしめる一方、上記
第二ロック部材を上記アッパーレールに対し前後方向に
所定距離移動可能に構成したことを特徴とする。
【0010】上記第一ロック部材を第一軸に固着し、該
第一軸と平行に延在する第二軸の両端を上記第一軸に固
着せしめる一方、上記第一軸及び第二軸を上記第二ロッ
ク部材に遊貫せしめ、上記第二ロック部材を上記第二軸
の略中央に位置するように付勢するとよい。
【0011】あるいは、一部に小判状断面を有する回動
軸に上記第一ロック部材を固着し、上記回動軸の小判状
断面部分を上記第二ロック部材に遊貫せしめることによ
り回動規制するとともに、上記第二ロック部材の前後の
上記小判状断面部分に一対のストッパを固着し、上記第
二ロック部材を上記一対のストッパの略中央に位置する
ように付勢することもできる。
【0012】
【作用】乗員の着座時においては、第一ロック部材のロ
ックプレートとの係合によりシートを確実にロックする
ことができる。シートの前後位置を調整したい場合に
は、第一ロック部材を回動することにより、ロックプレ
ートと第一ロック部材との係合が解除されるとともに、
第二ロック部材がロックプレートと係合する。第二ロッ
ク部材はアッパーレールに対し前後方向に所定距離移動
できる構成となっているので、第二ロック部材がロック
プレートと係合した状態で、シートの前後位置を調整す
ることができる。
【0013】第二軸の両端を第一軸に固着し、第一軸及
び第二軸を第二ロック部材に遊貫せしめるとともに、第
二ロック部材を第二軸の略中央に位置するように付勢す
ることにより、第二ロック部材のロックプレートとの係
合を解除すると、第二ロック部材が第二軸の略中央に保
持されるように作用する。
【0014】回動軸の一部に小判状断面部分を形成し、
該小判状断面部分を第二ロック部材に遊貫せしめること
により第二ロック部材の回動を規制することができる。
また、小判状断面部分に一対のストッパを固着し、該一
対のストッパの略中央に第一ロック部材を位置するよう
に付勢することにより、第二ロック部材のロックプレー
トとの係合を解除すると、第二ロック部材が第二軸の略
中央に保持されるように作用する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明にかかるセーフティ
ロック機構を備えたシートスライド装置を示しており、
このシートスライド装置は、左右一対のシートトラック
及びその一方に設けられたセーフティロック機構から構
成されている。
【0016】各シートトラックは、車両フロアに固定さ
れたロワレール2と、このロワレール2を上方から囲繞
し、ロワレール2に摺動自在に取り付けられたアッパー
レール4からなり、アッパーレール4の上にシート(図
示せず)が固定される。
【0017】アッパーレール4の前端及び中間部の上面
には、略L字状の主軸ブラケット6,8が接合され、そ
の側面に突設せしめられた主軸支承プレート6a,8a
によりアッパーレール4と平行に延在する主軸10が回
動自在に支承されている。主軸10はスプリング(図示
せず)により図中矢印方向に付勢されるとともに、その
前端は横方向に折曲され、シートの前後位置調整時に使
用される操作レバー12を構成している。
【0018】主軸10の後端近傍には、主ロック部材1
4が固着されている。該主ロック部材14の先端は上方
に折曲され、複数の爪片14aが形成される一方、主ロ
ック部材14の後端には、後部補助軸ブラケット16を
一体的に形成している。また、主軸10の中間部には、
前部補助軸ブラケット18が固着されており、主軸10
と離間して平行に延在する補助軸20の両端が前部及び
後部補助軸ブラケット18,16に固着されている。
【0019】主ロック部材14の前方には、補助ロック
部材22が配設され、その先端は横方向に折曲されると
ともに、主ロック部材14同様、複数の爪片22aが形
成されている。互いに平行に延在する主軸10及び補助
軸20は、補助ロック部材22の中央部及び爪片22a
とは逆方向に補助ロック部材22から突設せしめられた
プレート部材22bにそれぞれ遊貫せしめられており、
補助ロック部材22は、前部及び後部補助軸ブラケット
18,16の間で摺動自在の構成となっている。
【0020】後部補助軸ブラケット16とプレート部材
22bの間、及び、プレート部材22bと前部補助軸ブ
ラケット18の間の補助軸20の周囲には略同一長さの
圧縮スプリング24,26が巻回されており、プレート
部材22bを互いに逆方向に付勢することにより、前部
及び後部補助軸ブラケット18,16の略中央位置に保
持している。
【0021】ロワレール2の下面には、略L字状のロッ
クプレート28が接合され、該ロックプレート28の折
曲部には、前後方向に所定の間隔でロック孔28aが穿
設されている。
【0022】上記構成を有する本発明にかかるセーフテ
ィロック機構の作用を説明する。主軸10はスプリング
により図1の矢印方向に常時付勢されているので、乗員
の着座時においては、図2に示されるように、主ロック
部材14の爪片14aがロックプレート28のロック孔
28aのいずれかに嵌入し、アッパーレール4及び該ア
ッパーレール4に固定されたシートを所定位置に保持し
ている。
【0023】シートの前後位置を調整したい場合には、
操作レバー12を図1の矢印方向とは逆方向に回転させ
ると、主ロック部材14とロックプレート28との係合
が解除されるとともに、補助ロック部材22の爪片22
aがロックプレート28のロック孔28aに嵌入する。
補助ロック部材22は主軸10及び補助軸20に沿って
摺動自在に構成されているので、シートに前後方向の力
を加えることにより、プレート部材22bが前部あるい
は後部補助軸ブラケット18,16のいずれかに当接す
るまで、アッパーレール4はストロークLの範囲で移動
する。
【0024】シートを更に移動したい場合には、操作レ
バー12を矢印方向に回転すると、補助ロック部材22
とロックプレート28との係合が解除されるとともに、
主ロック部材14の爪片14aがロックプレート28の
ロック孔28aに再び嵌入し、アッパーレール4をロッ
クする。ロックプレート28との係合が解除された補助
ロック部材22は、スプリング24,26の付勢力によ
り元の位置に復帰することになり、操作レバー12を矢
印方向とは逆方向に回転させることにより、補助ロック
部材14は復帰した位置でロックプレート28と再び係
合し、主ロック部材14とロックプレート28との係合
は解除される。この状態でシートに前後方向の力を加え
ることにより、シートをストロークLの範囲内で移動す
ることができる。
【0025】即ち、いかなる状態にあっても、主ロック
部材14と補助ロック部材22のいずれか一方がロック
プレート28と係合しており、補助ロック部材22がロ
ックプレート28と係合している場合にのみ、シートの
前後位置をストロークLの範囲内で調整可能な構成とな
っている。
【0026】尚、主ロック部材14とロックプレート2
8との係合を解除して、シートの前後位置を調整中に、
車両の衝突等によりシートに大きな減加速度が加わって
も、補助ロック部材22とロックプレート28との係合
により、シートはストロークL分しか移動できず、大幅
に移動することはない。
【0027】図4は本発明にかかるセーフティロック機
構の第二実施例を示しており、図1に示す第一実施例と
異なり、補助軸は設けられていない。
【0028】図4において、回動軸10の後部は、例え
ば図5に示されるような小判状断面を有するとともに、
該小判状断面部分を補助ロック部材22に遊貫せしめる
ことにより、補助ロック部材22の回動軸10回りの回
動を規制している。また、補助ロック部材22の前後の
所定距離離間した位置には、一対のストッパ30,32
が回動軸10に固着されており、補助ロック部材22の
前後方向の摺動を規制している。
【0029】後部ストッパ30と補助ロック部材22の
間、及び、補助ロック部材22と前部ストッパ32の間
の回動軸10の周囲には略同一長さの圧縮スプリング2
4,26が巻回されており、補助ロック部材22を互い
に逆方向に付勢することにより、前部及び後部ストッパ
30,32の略中央位置に保持している。他の構成及び
作用は、第一実施例と略同一であるので、その説明は省
略する。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0031】乗員の着座時においては、主ロック部材の
ロックプレートとの係合によりシートは確実にロックさ
れる。主ロック部材を回動することによりシートの前後
位置を調整している時に、車両の衝突等によりシートに
大きな減加速度が加わっても、主ロック部材に代わって
補助ロック部材がロックプレートと係合するので、シー
トが大幅に前後に移動することがない。即ち、シートの
前後位置調整中においても、主ロック及び補助ロックの
いずれか一方が働き、車両追突時のシートの大幅な移動
及び疑似ロック状態が回避できる。
【0032】補助ロック部材を補助軸の略中央に位置す
るように付勢したので、補助ロックの解除により、補助
ロック部材が補助軸の略中央に保持される。次に、主ロ
ックを解除して、補助ロック部材をロックプレートに係
合させると、シートをロックした状態で車両の前後いず
れの方向にも所定のストローク分だけ移動できる。
【0033】補助軸をなくし、主軸の一部に小判状断面
部分を形成し、該小判状断面部分を補助ロック部材に遊
貫した場合でも上記と同様な効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例にかかるセーフティロッ
ク機構を備えたシートスライド装置の斜視図である。
【図2】 図1のセーフティロック機構における主ロッ
ク部材とロックプレートとの係合状態を示す図である。
【図3】 図1のセーフティロック機構における補助ロ
ック部材とロックプレートとの係合状態を示す図であ
る。
【図4】 本発明の第二実施例にかかるセーフティロッ
ク機構の部分斜視図である。
【図5】 図4のセーフティロック機構に設けられた回
動軸の断面図である。
【符号の説明】
2 ロワレール 4 アッパーレール 6,8 主軸ブラケット 10 主軸 14 主ロック部材 16,18 補助軸ブラケット 20 補助軸 22 補助ロック部材 24,26 スプリング 28 ロックプレート 30,32 ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定されたロワレールに対し、ア
    ッパーレールを適宜摺動させることにより該アッパーレ
    ールに固定されたシートの車両前後位置を調整するよう
    にした車両用スライド装置において、 第一ロック部材と、第二ロック部材と、該第一及び第二
    ロック部材のいずれか一方と係合するロックプレートと
    を備え、該ロックプレートと係合する第一ロック部材を
    回動することにより、上記ロックプレートと第一ロック
    部材との係合を解除するとともに、上記第二ロック部材
    を上記ロックプレートに係合せしめる一方、上記第二ロ
    ック部材を上記アッパーレールに対し前後方向に所定距
    離移動可能に構成したことを特徴とする車両用シートの
    セーフティロック機構。
  2. 【請求項2】 上記第一ロック部材を第一軸に固着し、
    該第一軸と平行に延在する第二軸の両端を上記第一軸に
    固着せしめる一方、上記第一軸及び第二軸を上記第二ロ
    ック部材に遊貫せしめ、上記第二ロック部材を上記第二
    軸の略中央に位置するように付勢した請求項1に記載の
    セーフティロック機構。
  3. 【請求項3】 一部に小判状断面を有する回動軸に上記
    第一ロック部材を固着し、上記回動軸の小判状断面部分
    を上記第二ロック部材に遊貫せしめることにより回動規
    制するとともに、上記第二ロック部材の前後の上記小判
    状断面部分に一対のストッパを固着し、上記第二ロック
    部材を上記一対のストッパの略中央に位置するように付
    勢した請求項1に記載のセーフティロック機構。
JP30891194A 1994-12-13 1994-12-13 車両用シートのセーフティロック機構 Pending JPH08164780A (ja)

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JPH08164780A true JPH08164780A (ja) 1996-06-25

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JP (1) JPH08164780A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009122767A1 (ja) * 2008-04-03 2009-10-08 シロキ工業株式会社 シートトラック
JP2009248697A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Shiroki Corp シートトラックのロック解除機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009122767A1 (ja) * 2008-04-03 2009-10-08 シロキ工業株式会社 シートトラック
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