JPH0816538A - プロセッサ間通信方式 - Google Patents

プロセッサ間通信方式

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JPH0816538A
JPH0816538A JP14782594A JP14782594A JPH0816538A JP H0816538 A JPH0816538 A JP H0816538A JP 14782594 A JP14782594 A JP 14782594A JP 14782594 A JP14782594 A JP 14782594A JP H0816538 A JPH0816538 A JP H0816538A
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JP
Japan
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interrupt
processor
interrupt data
data
flag
Prior art date
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Application number
JP14782594A
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English (en)
Inventor
Satoshi Nishimura
聡 西村
Hiroshi Nakade
浩志 中出
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも2台のプロセッサを備えるプロセ
ッサシステムでのプロセッサ間通信システムに関し、プ
ロセッサ間のデータ転送を高速に行うと共に各プロセッ
サを高効率で稼動させることを目的とする。 【構成】 割込みデータの書込みおよび読出しが行われ
るメモリ13内の割込みデータ領域14を、区画分けさ
れた複数の割込みデータブロック25により構成し、書
込み側のプロセッサ11,12は、処理済の1または連
続した複数の割込みデータブロック25を選択して書込
みを行い、読出し側のプロセッサ12,11は、未処理
の1または連続した複数の割込みデータブロック25を
検索して読出しを行い、さらに、割込みデータブロック
25は、その一部に、割込みデータが処理済かまたは未
処理かを表示する処理フラグPFを書き込むためのフラ
グ領域27を含むように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロセッサ間通信方式に
関する。近年プロセッサシステムの形態は多種に及びシ
ステムの処理目的に応じて最適な形態が採用される。本
発明において言及するプロセッサシステムは、第1のプ
ロセッサと第2のプロセッサとが少なくとも存在し、こ
れら第1および第2のプロセッサ間におけるデータの送
受信が、これらプロセッサ間に設けられたメモリを介し
て行われる、という形態を採用するプロセッサシステム
である。この場合、一方のプロセッサから他方のプロセ
ッサに送信すべきデータが発生したとき、その送信デー
タは一旦上記メモリに書き込まれ、これを受信すべき他
方のプロセッサは、そのメモリに読出しを行って当該デ
ータの受信を行うように動作する。なお、データの送信
および受信は、これらプロセッサ間で双方向に行われ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は本発明が適用されるプロセッサシ
ステムの従来例を示す図である。図6において、11は
第1のプロセッサ、12は第1のプロセッサ11との間
で相互にデータの送受信を行う第2のプロセッサ、13
はこれらプロセッサ11および12の間に配置され、一
方のプロセッサ(11または12)からの送信データが
書き込まれると共に他方のプロセッサ(12または1
1)から、その書込みデータが読み出されるメモリであ
る。主として上記の構成要素によりプロセッサシステム
10が構築される。
【0003】第1のプロセッサ11の中核としてマイク
ロプロセッサユニット(MPU)15が存在し、第2の
プロセッサの中核としてMPU16が存在する。これら
MPU15および16の間はMPUバス17で接続さ
れ、このMPUバス17の中に、上記のメモリ13が介
挿される。メモリ13には、少なくとも2種の領域があ
り、第1の領域は、一方のプロセッサ(11または1
2)から他方のプロセッサ(12または11)へ送信す
べき割込みデータの書込みが行われる割込みデータ領域
21である。また、第2の領域は、一方のプロセッサ
(11または12)が他方のプロセッサ(12または1
1)に対し、上記割込みデータの転送を希望する旨の表
示が行われる割込み要求領域22である。
【0004】図7は図6に示すメモリ内の概略構成を示
す図である。本図において、左欄はメモリ13の全体を
示し、右欄はその一部を拡大して示す。左欄に示すとお
り、メモリ13は上記の割込みデータ領域21と上記の
割込み要求領域22の2種に大別される。さらに詳細に
は、割込みデータ領域21は、プロセッサ11からプロ
セッサ12への割込みデータを書き込む領域(図中、
(a)で示すMPU−#1→MPU−#2参照)と、プ
ロセッサ12からプロセッサ11への割込みデータを書
き込む領域(図中、(b)で示すMPU−#1←MPU
−#2参照)とに区分される。
【0005】また、割込み要求領域22は、プロセッサ
11からプロセッサ12へ割込みデータを送信すること
を希望する旨の割込み要求領域(図中、(c)で示すM
PU−#1→MPU−#2参照)と、プロセッサ12か
らプロセッサ11へ割込みデータを送信することを希望
する旨の割込み要求領域(図中、(d)で示すMPU−
#1←MPU−#2参照)とに区分される。
【0006】図7の右欄は、同図の左欄における割込み
データ領域(a)(同図中の(b)についても全く同
じ)を拡大して示すものである。一方のプロセッサから
他方のプロセッサへのデータ転送量の多少に拘らず、一
定量のメモリ領域21が確保されている。図8は図6に
おけるプロセッサ間通信の動作を表すシーケンス図であ
る。本図中のMPU−#1は第1のプロセッサ11の領
域、MPU−#2は第2のプロセッサ12の領域、その
中間はメモリ13の領域にそれぞれ対応する。
【0007】MPU−#1において、割込み要求が発生
すると、 (11)図7の(a)の領域に対する割込みデータの書
込み動作を実行する。図中、WはWrite (書込み)を表
し、XXは当該割込みデータの内容を表す。 (12)続いて、上記XXを転送することを希望する割
込み要求を、図7の(c)の領域に対して書込む動作を
実行する。図中、YYはその割込み要求の内容を表す。
【0008】一方、MPU−#2においては、 (21)MPU−#1から割込み要求が発生した旨の通
知を受信する。さらに、その要求の内容、すなわち図7
の(c)の領域に書込まれた割込み要求の内容YYを、
この(c)より読み出す。図中、RはRead(読出
し)を表す。 (22)引き続き、その要求YYの内容に従い、図7の
(a)の領域に書込まれた割込みデータXXに対する読
出し動作を開始する。
【0009】(23)さらに、プロセッサ12内での内
部処理を実行する。この場合の内部処理とは、メモリ1
3における領域(a)内にデータXXを格納しているア
ドレスに対してアクセスすること、等を指す。 (24)内部処理を行った後、上記割込み要求(YY)
に対する処理の完了通知を割込みにより行う。この通知
のため割込みは、図7の(d)の領域に対して行われ
る。この割込み要求の内容は図中、ZZとして表され
る。
【0010】MPU−#1において、 (13)上記のMPU−#2から割込み要求が発生した
旨の通知を受信すると、その通知の内容(ZZ)を領域
(d)から読み出すための動作を行い、当該割込み要求
(MPU−#1→MPU−#2)についての一連の動作
を完了する。なお、上記(13)のステップを経た後、
再び次の割込みデータについての割込み要求が発生すれ
ば、以上述べたのと全く同様のシーケンスが始まる。
【0011】また、以上のシーケンスは、MPU−#1
からMPU−#2への割込みデータの転送要求ならびに
その転送実行について説明したが、その逆の、MPU−
#2からMPU−#1への割込みデータの転送要求なら
びにその転送実行についても全く同様のシーケンスが展
開される。つまり、図8に示すシーケンスを、メモリ1
3の領域を中心として左右対称に入れ替えれば、後者の
場合(MPU−#2→MPU−#1)についてのシーケ
ンスとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図8のシーケンス図を
参照すると、割込み要求を発生したプロセッサ(同図の
例ではMPU−#1を含む第1のプロセッサ11)の動
作中に、図中、“休止”として示すプロセッサのアイド
ル期間が入り込んで来ることが分かる。このアイドル期
間(“休止”)は、相手方(第8図の例ではMPU−#
2を含む第2のプロセッサ12)からの処理完了通知を
受け取るまでの待ち時間であり、第1のプロセッサ11
はこの処理完了通知を受け取らない限り、次に転送すべ
き割込みデータの送信を開始することができない。
【0013】この結果、上記“休止”時間が経過するの
を待つ時間分だけ、プロセッサシステム10全体のデー
タ転送速度が低下してしまうという問題が生ずる。ま
た、上記“休止”時間中は、上記の第1のプロセッサ1
1にとっては、いわゆるWAIT命令が指示されたのと
等価な状態となり、この“休止”期間中は当該プロセッ
サにとって自内のデータ処理も停止せしめられる。した
がって、プロセッサシステム10全体のデータ処理能率
が低下してしまうという問題が生ずる。
【0014】本発明は上記問題点に鑑み、データ転送速
度を高速化すると共に各プロセッサのデータ処理能力を
実質的に増大させることのできるプロセッサシステム、
特にそのシステム内でのプロセッサ間通信方式を提案す
ることを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に基づくプ
ロセッサシステムの概要を示す図である。本図に示すと
おり、本発明に係るプロセッサシステム10のハードウ
ェア構成は図6に示す従来のハードウェア構成と実質的
に同じであり、相互にデータの送受信を行う第1のプロ
セッサ11および第2のプロセッサ12と、これらのプ
ロセッサ間に介在し、書込み側の一方のプロセッサから
割込み要求と当該要求に係る割込みデータとが書き込ま
れると共に、その割込み要求の通知を受けた読出し側の
他方のプロセッサによりその割込みデータが読み出され
るメモリ13と、を備えて構成される。このような構成
のもとで、本発明は次の各態様により実現される。
【0016】(1)第1の態様 データの書込みおよび読出しが行われるメモリ13内の
割込みデータ領域21を、区画分けされた複数の割込み
データブロック25により構成する。ここに、書込み側
のプロセッサ(例えば11)は、処理済の1または連続
した複数の割込みデータブロック25を選択して割込み
データの書込みを行う。一方、読出し側のプロセッサ
(例えば12)は、未処理の1または連続した複数の割
込みデータブロック25を検索して割込みデータの読出
しを行うようにする。
【0017】(2)第2の態様 各割込みデータブロック25は、その一部に、該割込み
データブロック25内に書き込まれた割込みデータが処
理済かまたは未処理かを表示する処理フラグPFを書き
込むためのフラグ領域27を含むようにする。
【0018】(3)第3の態様 メモリ13内には、割込みデータ領域21の他に、割込
み要求の発生の有無を表示するための割込み要求領域2
2を有し、書込み側のプロセッサ(例えば11)は、各
割込みデータブロック25のアドレスに対応付けて割込
み要求の発生の都度1ずつインクリメントされる加算値
を送信用割込みフラグSFとして生成してその加算値に
相当するアドレスに対応する割込みデータブロック25
に当該割込みデータを書き込むと共に、割込み要求領域
22に該送信用割込みフラグSFを書き込むようにす
る。
【0019】(4)第4の態様 割込みデータの書込みは、フラグ領域27内の処理フラ
グPFが処理済を表示している割込みデータブロック2
5を選択して行うようにする。
【0020】(5)第5の態様 読出し側のプロセッサ(例えば12)は、各割込みデー
タブロック25のアドレスに対応付けて各割込みデータ
の処理が完了する都度1ずつインクリメントされる加算
値を受信用割込みフラグRFとして生成し、割込み要求
領域22に送信用割込みフラグSFが書き込まれたと
き、その加算値に相当するアドレスからその送信用割込
みフラグSFに示された加算値に相当するアドレスまで
に存在する割込みデータブロック25から当該割込みデ
ータを読み出すようにする。
【0021】(6)第6の態様 割込みデータの読出しと共に、フラグ領域27内の処理
フラグPFの表示を処理済に書き替えるようにする。
【0022】
【作用】
(1)第1の態様では、従来単一であった割込みデータ
領域21を複数の割込みデータブロック25に区画分け
したので、ある1つの割込みデータブロック25に書き
込まれた割込みデータの読出し中に、その読出しの完了
を待つことなく、他の割込みデータブロック(1つまた
は連続した複数の割込みデータブロック)に対する割込
みデータの書込みが可能となる。この結果、既述した
“休止”期間(図8)を排除できる。
【0023】(2)第2の態様では、各割込みデータブ
ロック25内の割込みデータについて処理済または未処
理の別が処理フラグPFによって明確になるので、どの
割込みデータブロックについてはデータの書込みが許容
され、どの割込みデータブロックからデータの読出しを
すべきかが即座に明らかになり、プロセッサ間のデータ
転送処理が迅速化される。
【0024】(3)第3の態様では、割込み要求が発生
する毎に、どの割込みデータブロック25からデータの
書込みをすべきか、その送信用割込みフラグSFを参照
することによって、正確かつ迅速に決定できる。なお、
このフラグSFはプロセッサ(11,12)内の各ソフ
トウェアによって管理され生成されるのが好ましい。 (4)第4の態様では、上記第3の態様において、処理
フラグPFを参照しつつ、処理済を示すPFを有する割
込みデータブロック25を選択する。
【0025】(5)第5の態様では、どの割込みデータ
ブロック25からデータの読出しを行うべきかの決定
を、その受信用割込みフラグRFを参照することによっ
て、正確かつ迅速に行うことができる。 (6)第6の態様では、上記第5の態様において、割込
みデータブロック25からのデータの読出しタイミング
で、処理フラグPFをクリア(処理済にする)するよう
にする。
【0026】
【実施例】図2は図1に示す本発明に係るメモリ内の構
成例を示す図である。本図は、既述の図7に対応するも
のである。図2における左欄は図7の左欄に対応し、図
2における左欄の一部を拡大したのが図2の中欄であ
り、その中欄の一部を拡大したのが図2の右欄である。
なお、図2では、図2の左欄における(a)の領域(第
1のプロセッサ11からの割込みデータを格納)につい
て、同図の中欄および右欄にその拡大図を示すが、図2
の左欄における(b)の領域(第2のプロセッサ12か
らの割込みデータを格納)についても全く同様のフォー
マットが適用される。
【0027】図2において、同図左欄の割込みデータ領
域21(a)は、複数の割込みデータブロック25(#
1,#2,#3,#4…#n)に区画分けされる。例え
ば書込み側の第1のプロセッサ11は、処理済の1また
は連続した複数の割込みデータブロック25(例えば#
3,#4)を選択して割込みデータの書込みを行う。一
方、例えば読出し側の第2のプロセッサは、未処理の1
または連続した複数の割込みデータブロック25(例え
ば#1,#2)を検索して割込みデータの読出しを行
う。
【0028】図2の右欄を参照すると、各割込みデータ
ブロック25(#1,#2〜#n)は、その一部に、割
込みデータブロック内に書き込まれた割込みデータが処
理済かまたは未処理かを表示する処理フラグPFを書き
込むためのフラグ領域27を含んでいる。処理済みなら
“0”、未処理なら“1”と定めておく(この逆でも
可)。
【0029】一方のプロセッサ(11または12)が割
込みデータ25に対して割込みデータの書込みを行うと
きは、そのフラグ領域27内の処理フラグPFが“0”
(処理済)になっている割込みデータブロック25を選
択して書き込む。そして、その書込みがなされたとき
は、当該処理フラグPFを“1”(未処理)に書き替え
ておく。
【0030】他方のプロセッサ(12または11)が割
込みデータ領域21に書き込まれた割込みデータを読み
出すときは、フラグ領域27内の処理フラグPFが
“1”(未処理)になっている割込みデータブロック2
5を検索して読み出す。そして、その読出しがなされた
ときは、当該処理フラグPFを“0”(処理済)に書き
替えておく。
【0031】かくして、複数の割込みデータブロック2
5の中から、書込み可能な割込みデータブロックおよび
読出しをすべき割込みデータブロックを、単に処理フラ
グPFを参照するのみで、自律的に設定できる。つま
り、割込みデータの書込み動作と読出し動作とが、1つ
の割込みデータ領域21内において併存可能となる。こ
のような書込みと読出しの競合を許容するメモリ13と
しては、特定のメモリを利用する。この特定のメモリと
しては、公知のDP(Dual Port)RAMがある。一方の
ポート(Port)を介して書込み(または読出し)を行い
ながら、同時に、他方のポートを介して読出し(または
書込み)が行える。
【0032】図3は第1のプロセッサから第2のプロセ
ッサへ割込みデータの転送を行う場合の第1のプロセッ
サでの動作例を示すフローチャートである。なお、第2
のプロセッサ12から第1のプロセッサ11へ割込みデ
ータの転送を行う場合における該第2のプロセッサ12
での動作も本図のフローチャートと全く同じになる。図
3において、各ステップは次のように進行する。
【0033】ステップ1(S1):プロセッサ11は、
割込みデータをプロセッサ12に転送すべき割込み要求
が発生したか否か検出する。割込み要求が発生したこと
が検出されると、ステップ2(S2)に至る。なお、こ
のような割込み要求の発生要因としては、第1のプロセ
ッサ11自身に起因するものと、図1を参照すると、M
PU15に属するMPUバス17に接続する外部装置か
らの割込みデータの発生に起因するものとがある。後者
については後に例示(図5)する。
【0034】ステップ2(S2):プロセッサ11は、
自内のソフトウェアによって管理される送信用割込みフ
ラグSFを1だけインクリメントする。このフラグSF
は、n個の割込みデータブロック25の各々(図2の#
1,#2…#n)のアドレス(各該割込みデータブロッ
クの先頭アドレス)に対応付けて、割込み要求の発生の
都度1ずつインクリメント(加算)される加算値であ
る。したがってSF←SF+1となる。なお、SFがn
に至った後はSF=0に戻る。上記割込みデータブロッ
ク25は#1→#2→…→#n→#1→…のように循環
的に選択されるからである。
【0035】ステップ3(S3):プロセッサ11は、
割込み要求領域22に表示した上記送信用割込みフラグ
SF(加算値)に相当するアドレスを有する割込みデー
タブロック25のフラグ領域27より処理フラグPFを
読み取る。 ステップ4(S4):読み取った処理フラグPFが
“0”(処理済)ならば、ステップ5(S5)に移る。
【0036】ステップ5(S5):送信用割込みフラグ
SF(加算値)に相当するアドレスを有する割込みデー
タブロック25に、割込み要求に係る転送すべき割込み
データを書き込む。 ステップ6(S6):送信用割込みフラグSF(加算
値)に相当するアドレスを有する割込みデータブロック
25内のフラグ領域27に、処理フラグPF=“1”
(未処理)を書き込む。
【0037】ステップ7(S7):ステップ3,5およ
び6で用いた送信用割込みフラグSFの値(加算値)
を、図2の割込み要求領域22の(c)に書き込む。こ
れにより、相手方プロセッサ12に、割込み要求が発生
したことが通知される。図4は第1のプロセッサから第
2のプロセッサへ割込みデータの転送を行う場合の第2
のプロセッサでの動作例を示すフローチャートである。
なお第2のプロセッサ12から第1のプロセッサ11へ
割込みデータの転送を行う場合における該第1のプロセ
ッサ11での動作も本図のフローチャートと全く同じに
なる。
【0038】図4において、各ステップは次のように進
行する。 ステップ1(S1):図3の動作で第1のプロセッサ1
1により、図2の割込み要求領域22(c)に書き込ま
れた送信用割込みフラグSFにより、第2のプロセッサ
12は割込み要求が相手方に発生したことを通知され
る。 ステップ2(S2):図2の割込み要求領域22(c)
の内容(SFに示す加算値)を、受信用割込み要求とし
て読み出す。
【0039】ステップ3(S3):ステップS2で読み
出したSFに示す加算値(どのアドレスの割込みデータ
ブロックまで書き込んだかを示す値)と、受信用割込み
フラグRFに示された加算値とを比較し、両者が一致す
るか、不一致であるかを調べる。この受信用割込みフラ
グRFは、プロセッサ12内のソフトウェアによって管
理されて生成され、現在どのアドレスの割込みデータブ
ロック25まで読出しが完了(処理済)しているかを表
す。したがって上記のRFの値がSFの値を追いかけ一
致するまで、メモリ13の読出しが行われる。両者の値
を比較して不一致のときは、ステップ4(S4)に進
む。
【0040】ステップ4(S4):現在の受信用割込み
フラグRFに示される加算値に相当するアドレスの割込
みデータブロック25から、書込まれた割込みデータお
よびその処理フラグPFを読み出す。 ステップ5(S5):ステップ4で読み出した割込みデ
ータに従った内部処理を実行する。
【0041】ステップ6(S6):ステップ5で読出し
が完了したので、現在の受信用割込みフラグRFに示さ
れる加算値に相当するアドレスに位置する処理フラグP
Fを“1”(未処理)から“0”(処理済)に書き替え
る。また、当該割込みデータもクリアする。 ステップ7(S7):受信用割込みフラグRFの値(加
算値)を1だけインクリメントする。すなわちRF←R
F+1とする。なお、RFがn(割込みデータブロック
25の数がn)に至った後はRF=0に戻る。
【0042】上述のように、従来は、1つの割込みデー
タ領域21に一方のプロセッサ(11または12)が割
込みデータを書き込んだときは、他方のプロセッサ(1
2または11)がその書き込んだ割込みデータを、その
割込みデータ領域21から読み出さない限り、該一方の
プロセッサは次の割込みデータの書き込みができず、い
わばWAIT命令を受けた状態で、その読出しの完了を
待たなければならなかった。この場合、1つの割込みデ
ータ領域21が常にフルに書き込まれる、ということは
殆んどないので、無駄も多かった。
【0043】ところが図3および図4で説明したごと
く、本発明によれば、上記一方のプロセッサは、複数の
割込みデータブロックのうちの空き(処理済)のブロッ
クを見つけて、他方のプロセッサによる読出しを気にす
ることなく、所望の割込みデータを即刻書き込むことが
できる。また、同時に、上記他方のプロセッサは、複数
の割込みデータブロックのうち読出しの完了していない
(未処理の)ブロックを見つけて、上記一方のプロセッ
サによる書込みを気にすることなく、未処理の割込みデ
ータを即座に読み出すことができる。かくして、割込み
データの転送は間断なく行え、また、各プロセッサの処
理動作を無駄に停止させることもない。
【0044】図5は図1に示すプロセッサシステムが応
用される好適例を示す図である。本図のプロセッサシス
テムは、新同期網(SDH)を形成する光伝送路内に挿
入された光信号再生装置内のLSV(Local Superviso
r) 盤33に対し付加されるプロセッサシステムであ
る。図1に示した第1のプロセッサ11および第2のプ
ロセッサ12は、それぞれ該LSV盤33の配下に設置
されるHDLC(High Level Data Link Control)盤3
1およびCNT/SV(Control/Supervise)盤32を構
成する。34および35は上り用、下り用を含む光送信
アンプおよび光受信アンプである。
【0045】HDLC盤31内には、MPU15に接続
する一般的なROM(プログラムの格納)やRAM(デ
ータの一時的格納)に加え、例えば4つのLAPD(Li
nk Access Procedure on the D-channel) ユニットが接
続される。これらのユニット41(#1〜#4)はLS
V盤33とデータのやりとりをする。このデータは例え
ば次のようなものである。
【0046】まずユニット41(#1)についてみる
と、これは例えば10Gbpsの上記光伝送路の上り回線を
伝送される10Gbpsの主信号に含まれる監視情報の授受
を行う。次にユニット41(#2)についてみると、こ
れは例えば10Gbpsの上記光伝送路の下り回線を伝送さ
れる10Gbpsの主信号に含まれる監視情報の授受を行
う。
【0047】ユニット41(#3)はその上り回線にお
ける上記主信号に多重される1.5Mbpsの、いわゆるデ
ータコントロールチャネル(DCC)信号の授受を行
う。ユニット41(#4)はその下り回線における上記
主信号に多重される1.5Mbpsの、いわゆるデータコン
トロールチャネル(DCC)信号の授受を行う。HDL
C盤31は上記の監視情報(主として回線品質の監視)
やDCC信号(主として遠隔制御用の信号)をもとに、
CNT/SV盤32に対し監視の問い合せを行い、ま
た、これらの問い合せに対するCNT/SV盤32から
の応答は再び監視情報やDCC信号として上位装置(上
記光伝送路の両端に設置される基幹局内の多重装置に相
当)に伝送される。上記の遠隔制御用の信号とは、これ
ら上位装置と図5に示す光信号再生装置との間の制御用
の信号を意味する。
【0048】一方、CNT/SV盤32は、その配下の
マイクロプロセッサ(MPU)36,37と連係し、ビ
ットエラー等のいわゆるフェール(fail) 評定を行い、
前記の上位装置にリアルタイムで報告する。上記の主信
号やDCC信号にそのようなフェール評定結果あるいは
アラーム情報等をリアルタイムで抽出あるいは挿入する
ためには、プロセッサ11(HDLC盤31)とプロセ
ッサ12(CNT/SV盤32)との間のデータの転送
は、高速かつ間断なく行われなければならない。また、
いずれのプロセッサも高効率で動作しなければならな
い。本発明はこのような要求に応え得るものである。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の上記第1の
態様によれば、従来単一であった割込みデータ領域21
を複数の割込みデータブロック25に区画分けし、ある
ブロック25に対する書込み(または読出し)と他のブ
ロック25に対する読出し(または書込み)とが並行し
て行えるので、高速なデータ転送ならびにプロセッサの
高効率な稼動が可能となる。
【0050】上記第2の態様によれば、上記の各割込み
データブロック25毎に処理フラグPFを付したので、
これからデータの書込みが許容されるデータブロックな
のか、また、即刻読出しをしなければならないデータを
格納するデータブロックなのかの識別が、きわめて短時
間、かつ、容易に行える。上記第3の態様によれば、プ
ロセッサ自身による送信用割込みフラグSFが併用さ
れ、このフラグSFには次に書き込むべき割込みデータ
ブロック25がシーケンシャルに指定され、割込みデー
タ領域21全体を循環的に有効利用することができる。
【0051】上記第4の態様によれば、上記の割込みデ
ータブロック25のシーケンシャルな書込み指定に際
し、処理フラグPFも参照する。PFが“1”(未処
理)ならば、即刻そのシーケンスを次に進める。相手方
プロセッサによる割込みデータの読出しが未完の場合も
あるので、そのときはPF=“1”のデータブロックは
飛ばして先に進めるようにすることができ、割込みデー
タの喪失を容易に防ぐことができる。
【0052】上記第5の態様によれば、プロセッサ自身
による受信用割込みフラグRFが併用され、このフラグ
RFには次に読み出すべき割込みデータブロック25が
シーケンシャルに指定され、割込みデータ領域21全体
を循環的に有効に使用できる。上記第6の態様によれ
ば、上記の割込みデータブロック25のシーケンシャル
な読出し指定に際し、処理フラグPFも参照する。PF
が“0”(処理済)ならば読出し不要であるから、PF
=“0”のデータブロックは飛ばしてPF=“1”のデ
ータブロックのみを選択して効率よくデータの読出しが
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくプロセッサシステムの概要を示
す図である。
【図2】図1に示す本発明に係るメモリ内の構成例を示
す図である。
【図3】第1のプロセッサから第2のプロセッサへ割込
みデータの転送を行う場合の第1のプロセッサでの動作
例を示すフローチャートである。
【図4】第1のプロセッサから第2のプロセッサへ割込
みデータの転送を行う場合の第2のプロセッサでの動作
例を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すプロセッサシステムが応用される好
適例を示す図である。
【図6】本発明が適用されるプロセッサシステムの従来
例を示す図である。
【図7】図6に示すメモリ内の概略構成を示す図であ
る。
【図8】図6におけるプロセッサ間通信の動作を表すシ
ーケンス図である。
【符号の説明】
10…プロセッサシステム 11…第1のプロセッサ 12…第2のプロセッサ 13…メモリ 15…MPU 16…MPU 17…MPUバス 21…割込みデータ領域 22…割込み要求領域 25…割込みデータブロック 27…フラグ領域 31…HDLC盤 32…CNT/SV盤 33…LSV盤 PF…処理フラグ SF…送信用割込みフラグ RF…受信用割込みフラグ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互にデータの送受信を行う第1のプロ
    セッサ(11)および第2のプロセッサ(12)と、 これらのプロセッサ間に介在し、書込み側の一方の前記
    プロセッサから割込み要求と当該要求に係る割込みデー
    タとが書き込まれると共に、該割込み要求の通知を受け
    た読出し側の他方の前記プロセッサにより該割込みデー
    タが読み出されるメモリ(13)と、を有するプロセッ
    サシステム(10)において、 前記データの書込みおよび読出しが行われる前記メモリ
    (13)内の割込みデータ領域(21)を、区画分けさ
    れた複数の割込みデータブロック(25)により構成
    し、 書込み側の前記プロセッサは、処理済の1または連続し
    た複数の前記割込みデータブロック(25)を選択して
    前記割込みデータの書込みを行い、 読出し側の前記プロセッサは、未処理の1または連続し
    た複数の前記割込みデータブロック(25)を検索して
    前記割込みデータの読出しを行うことを特徴とするプロ
    セッサ間通信方式。
  2. 【請求項2】 各前記割込みデータブロック(25)
    は、その一部に、該割込みデータブロック内に書き込ま
    れた前記割込みデータが処理済かまたは未処理かを表示
    する処理フラグ(PF)を書き込むためのフラグ領域
    (27)を含む請求項1に記載のプロセッサ間通信方
    式。
  3. 【請求項3】 前記メモリ(13)内には、前記割込み
    データ領域(14)の他に、前記割込み要求の発生の有
    無を表示するための割込み要求領域(22)を有し、書
    込み側の前記プロセッサは、各前記割込みデータブロッ
    ク(25)のアドレスに対応付けて割込み要求の発生の
    都度1ずつインクリメントされる加算値を送信用割込み
    フラグ(SF)として生成してその加算値に相当するア
    ドレスに対応する前記割込みデータブロック(25)に
    当該割込みデータを書き込むと共に、前記割込み要求領
    域(22)に該送信用割込みフラグ(SF)を書き込む
    請求項2に記載のプロセッサ間通信方式。
  4. 【請求項4】 前記割込みデータの書込みは、前記フラ
    グ領域(27)内の前記処理フラグ(PF)が処理済を
    表示している前記割込みデータブロック(25)を選択
    して行う請求項3に記載のプロセッサ間通信方式。
  5. 【請求項5】 読出し側の前記プロセッサは、各前記割
    込みデータブロック(25)のアドレスに対応付けて各
    該割込みデータの処理が完了する都度1ずつインクリメ
    ントされる加算値を受信用割込みフラグ(RF)として
    生成し、前記割込み要求領域(22)に前記送信用割込
    みフラグ(SF)が書き込まれたとき、その加算値に相
    当するアドレスから該送信用割込みフラグ(SF)に示
    された前記加算値に相当するアドレスまでに存在する前
    記割込みデータブロック(25)より、当該割込みデー
    タを読み出す請求項3に記載のプロセッサ間通信方式。
  6. 【請求項6】 前記割込みデータの読出しと共に、前記
    フラグ領域(27)内の前記処理フラグ(PF)の表示
    を処理済に書き替える請求項5に記載のプロセッサ間通
    信方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6690378B1 (en) 1997-06-16 2004-02-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image processor and image processing method

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US6690378B1 (en) 1997-06-16 2004-02-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image processor and image processing method

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