JPH08171171A - 写真印画紙用支持体およびその製造方法 - Google Patents
写真印画紙用支持体およびその製造方法Info
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- JPH08171171A JPH08171171A JP31202394A JP31202394A JPH08171171A JP H08171171 A JPH08171171 A JP H08171171A JP 31202394 A JP31202394 A JP 31202394A JP 31202394 A JP31202394 A JP 31202394A JP H08171171 A JPH08171171 A JP H08171171A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属円筒型回転体を成型面とする写真印画紙
用支持体の製造を容易にし、鮮鋭性、像鮮明度および光
沢等の写真性能が優れた写真印画紙を提供。 【構成】 紙基体上に形成した中間層が、ポリオレフィ
ン樹脂を用いて溶融押し出し被覆法で形成され、前記溶
融押し出し被覆法に用いるクーリングロールの表面が、
平均深さ0.05〜0.7μ、平均ピッチ0.1〜10
0μの凹凸を有しており、前記中間層のポリオレフィン
樹脂被覆層を微細な凹凸で型付けし、中間層上にドラム
を成型面として形成された電子線硬化樹脂被覆層を有す
るものである。
用支持体の製造を容易にし、鮮鋭性、像鮮明度および光
沢等の写真性能が優れた写真印画紙を提供。 【構成】 紙基体上に形成した中間層が、ポリオレフィ
ン樹脂を用いて溶融押し出し被覆法で形成され、前記溶
融押し出し被覆法に用いるクーリングロールの表面が、
平均深さ0.05〜0.7μ、平均ピッチ0.1〜10
0μの凹凸を有しており、前記中間層のポリオレフィン
樹脂被覆層を微細な凹凸で型付けし、中間層上にドラム
を成型面として形成された電子線硬化樹脂被覆層を有す
るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真印画紙用支持体およ
びその製造方法に関するものである。更に詳しく述べる
ならば、本発明は、電子線照射により硬化する不飽和有
機化合物を主成分とする組成物(以下、電子線硬化性樹
脂組成物という)の電子線硬化物からなる樹脂被覆層
が、紙基体上に中間層を介して被覆されており、鏡面を
有する金属製円筒型回転体(以下、ドラムという)を成
型面として製造する工程において、その製造を容易に
し、かつ鮮鋭性、像鮮明度および光沢等の写真性能が優
れた写真印画紙用支持体およびその製造方法に関するも
のである。
びその製造方法に関するものである。更に詳しく述べる
ならば、本発明は、電子線照射により硬化する不飽和有
機化合物を主成分とする組成物(以下、電子線硬化性樹
脂組成物という)の電子線硬化物からなる樹脂被覆層
が、紙基体上に中間層を介して被覆されており、鏡面を
有する金属製円筒型回転体(以下、ドラムという)を成
型面として製造する工程において、その製造を容易に
し、かつ鮮鋭性、像鮮明度および光沢等の写真性能が優
れた写真印画紙用支持体およびその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、写真印画紙用支持体としては、紙
からなる基体の両面にポリオレフィン樹脂を被覆して製
造されたポリオレフィン被覆支持体が広く使用されてき
たが、このような写真印画紙用支持体は、ポリオレフィ
ン被覆層が疎水性であるため、バライタ紙に比較して、
現像、定着処理中に処理液が支持体中に浸透しにくく、
このため水洗時間や乾燥時間が大幅に短縮されるという
利点を有し、また、前記処理液が紙基体に浸透すること
がないため、支持体の伸縮が抑制され、優れた寸法安定
性を有するなどの長所を有している。
からなる基体の両面にポリオレフィン樹脂を被覆して製
造されたポリオレフィン被覆支持体が広く使用されてき
たが、このような写真印画紙用支持体は、ポリオレフィ
ン被覆層が疎水性であるため、バライタ紙に比較して、
現像、定着処理中に処理液が支持体中に浸透しにくく、
このため水洗時間や乾燥時間が大幅に短縮されるという
利点を有し、また、前記処理液が紙基体に浸透すること
がないため、支持体の伸縮が抑制され、優れた寸法安定
性を有するなどの長所を有している。
【0003】このような支持体のポリオレフィン樹脂被
覆層には、隠蔽力あるいは解像力の向上を目的として二
酸化チタンのような無機顔料が混合されるが、このよう
な顔料は樹脂中への分散性が悪く、また顔料中に含まれ
る揮発成分により溶融押し出し工程において発泡して樹
脂被覆層に膜割れを発生させるなど問題がある。このた
め、被覆層中の顔料含有量を、上記隠蔽力、または解像
力の向上のために十分な水準まで高めることが出来ない
という不都合がある。一般的にいえば、無機白色顔料と
して二酸化チタンを用いる場合、これを約20重量%以
上の添加量で添加することは前記の理由により困難であ
る。従って、このような写真印画紙用支持体を用いて得
られた写真印画紙は、画像鮮鋭性において十分満足でき
るものとはいえなかった。
覆層には、隠蔽力あるいは解像力の向上を目的として二
酸化チタンのような無機顔料が混合されるが、このよう
な顔料は樹脂中への分散性が悪く、また顔料中に含まれ
る揮発成分により溶融押し出し工程において発泡して樹
脂被覆層に膜割れを発生させるなど問題がある。このた
め、被覆層中の顔料含有量を、上記隠蔽力、または解像
力の向上のために十分な水準まで高めることが出来ない
という不都合がある。一般的にいえば、無機白色顔料と
して二酸化チタンを用いる場合、これを約20重量%以
上の添加量で添加することは前記の理由により困難であ
る。従って、このような写真印画紙用支持体を用いて得
られた写真印画紙は、画像鮮鋭性において十分満足でき
るものとはいえなかった。
【0004】近年になって、特公昭60−17104号
公報、特公昭60−17105号公報、特開昭57−4
9946号公報、および特開平5−119431号公報
等には、電子線硬化性樹脂組成物を支持体に塗布し、こ
れに電子線照射を施して硬化した電子線硬化樹脂層を有
する写真印画紙用支持体が提案されている。この方法に
よれば塗布層を形成する際に電子線硬化性樹脂組成物を
高温に加熱する必要がなく、また顔料含有量を20〜8
0重量%まで増加させることが出来る。従って、このよ
うな支持体を用いて得られる写真印画紙の画像鮮鋭性
は、ポリオレフィン樹脂被覆写真印画紙に比べて格段に
向上し、また製造工程での加熱および冷却を行わないた
め、写真印画紙の表面性が優れている。
公報、特公昭60−17105号公報、特開昭57−4
9946号公報、および特開平5−119431号公報
等には、電子線硬化性樹脂組成物を支持体に塗布し、こ
れに電子線照射を施して硬化した電子線硬化樹脂層を有
する写真印画紙用支持体が提案されている。この方法に
よれば塗布層を形成する際に電子線硬化性樹脂組成物を
高温に加熱する必要がなく、また顔料含有量を20〜8
0重量%まで増加させることが出来る。従って、このよ
うな支持体を用いて得られる写真印画紙の画像鮮鋭性
は、ポリオレフィン樹脂被覆写真印画紙に比べて格段に
向上し、また製造工程での加熱および冷却を行わないた
め、写真印画紙の表面性が優れている。
【0005】また、特公平5−63784号公報には、
電子線硬化性樹脂組成物による表面樹脂被覆層と紙基体
の間にアクリレートモノマーに対する遮断層を設けるこ
とが提案されている。その遮断層として溶融押し出し被
覆によるポリオレフィン樹脂被覆層を用いることが記載
されている。
電子線硬化性樹脂組成物による表面樹脂被覆層と紙基体
の間にアクリレートモノマーに対する遮断層を設けるこ
とが提案されている。その遮断層として溶融押し出し被
覆によるポリオレフィン樹脂被覆層を用いることが記載
されている。
【0006】しかし、ポリオレフィン樹脂被覆層の溶融
押し出し被覆工程におけるクーリングロールとして鏡面
仕上げのものを用いた場合、ポリオレフィン樹脂被覆層
の表面が平滑な面となり、ポリオレフィン樹脂被覆層上
に電子線硬化物からなる樹脂被覆層を形成する工程に際
し、電子線硬化性樹脂組成物の塗布液層の塗布開始時お
よび塗布終了時に、平滑なポリオレフィン樹脂被覆層の
表面とドラムの表面とが密着してブロッキングを起こ
し、ポリオレフィン樹脂被覆層が紙から剥離したり、ド
ラムの表面に付着したり、紙切れが発生するなどの問題
が生じて製造ができなくなる。あるいは、電子線硬化樹
脂被覆層の形成時に、ポリオレフィン樹脂被覆層を有す
る基体の電子線硬化性樹脂組成物が塗布されていない幅
方向両端部分がドラムの表面と密着し、ドラムの表面と
ポリオレフィン樹脂被覆層の表面とが密着してブロッキ
ングを起こすため、製造に支障をきたし生産性が低下し
ていた。
押し出し被覆工程におけるクーリングロールとして鏡面
仕上げのものを用いた場合、ポリオレフィン樹脂被覆層
の表面が平滑な面となり、ポリオレフィン樹脂被覆層上
に電子線硬化物からなる樹脂被覆層を形成する工程に際
し、電子線硬化性樹脂組成物の塗布液層の塗布開始時お
よび塗布終了時に、平滑なポリオレフィン樹脂被覆層の
表面とドラムの表面とが密着してブロッキングを起こ
し、ポリオレフィン樹脂被覆層が紙から剥離したり、ド
ラムの表面に付着したり、紙切れが発生するなどの問題
が生じて製造ができなくなる。あるいは、電子線硬化樹
脂被覆層の形成時に、ポリオレフィン樹脂被覆層を有す
る基体の電子線硬化性樹脂組成物が塗布されていない幅
方向両端部分がドラムの表面と密着し、ドラムの表面と
ポリオレフィン樹脂被覆層の表面とが密着してブロッキ
ングを起こすため、製造に支障をきたし生産性が低下し
ていた。
【0007】一方、電子線硬化樹脂被覆層の表面を平滑
化する方法として、例えば、特公昭55−10302号
公報には、移動するシート状基体上に電子線により硬化
しうる樹脂材料を塗布し、前記塗布液層にドラムを圧着
し、シート状基体の背面から電子線を照射して樹脂材料
を硬化させた後、ドラムから剥離する方法、または特公
昭60−17105号公報や特開昭59−206043
号公報には、ドラム表面に電子線硬化性樹脂組成物を塗
布し、シート状基体の表面とを貼り合わせた後、シート
状基体の背面から電子線照射して塗布液層を硬化させた
後、ドラムから剥離する方法等の技術が開示されてい
る。しかしながら、これらのいずれの方法でも、シート
状基体の表面が平滑な場合には、ドラムと密着しやすく
なり、ドラムの表面とポリオレフィン樹脂被覆層の表面
とが密着してブロッキングを起こしていた。
化する方法として、例えば、特公昭55−10302号
公報には、移動するシート状基体上に電子線により硬化
しうる樹脂材料を塗布し、前記塗布液層にドラムを圧着
し、シート状基体の背面から電子線を照射して樹脂材料
を硬化させた後、ドラムから剥離する方法、または特公
昭60−17105号公報や特開昭59−206043
号公報には、ドラム表面に電子線硬化性樹脂組成物を塗
布し、シート状基体の表面とを貼り合わせた後、シート
状基体の背面から電子線照射して塗布液層を硬化させた
後、ドラムから剥離する方法等の技術が開示されてい
る。しかしながら、これらのいずれの方法でも、シート
状基体の表面が平滑な場合には、ドラムと密着しやすく
なり、ドラムの表面とポリオレフィン樹脂被覆層の表面
とが密着してブロッキングを起こしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
前記問題点である電子線硬化性樹脂組成物の電子線硬化
物からなる樹脂被覆層が、紙基体上にポリオレフィン樹
脂からなる中間層を介して被覆されており、ドラムを成
型面とする製造を容易にし、鮮鋭性、像鮮明度および光
沢等の写真性能が優れた写真印画紙用支持体およびその
製造方法を提供するものである。
前記問題点である電子線硬化性樹脂組成物の電子線硬化
物からなる樹脂被覆層が、紙基体上にポリオレフィン樹
脂からなる中間層を介して被覆されており、ドラムを成
型面とする製造を容易にし、鮮鋭性、像鮮明度および光
沢等の写真性能が優れた写真印画紙用支持体およびその
製造方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、紙基体上
に、微細な凹凸を有するクーリングロールを用いて溶融
押出し被覆したポリオレフィン樹脂層を中間層とするこ
とにより、ドラムを成型面とする製造が容易になること
を見出し、本発明を完成するに至ったのである。
に、微細な凹凸を有するクーリングロールを用いて溶融
押出し被覆したポリオレフィン樹脂層を中間層とするこ
とにより、ドラムを成型面とする製造が容易になること
を見出し、本発明を完成するに至ったのである。
【0010】本発明の写真印画紙支持体は、紙基体と、
前記紙基体の少なくとも1表面に形成された少なくとも
1層の中間層と、前記中間層の上に形成され、かつ電子
線硬化性樹脂組成物の電子線硬化物からなる樹脂被覆層
とを有するものであって、前記中間層が、ポリオレフィ
ン樹脂から選ばれる少なくとも一種類の樹脂を用いて溶
融押し出し被覆法で形成され、前記溶融押し出し被覆法
で用いるクーリングロールの表面が、平均深さ0.05
〜0.7μ、平均ピッチ0.1〜100μの凹凸を有
し、前記クーリングロールで前記中間層のポリオレフィ
ン樹脂被覆層を冷却させると同時に、ポリオレフィン樹
脂被覆層の表面を微細な凹凸で型付けされたことを特徴
とするものである。
前記紙基体の少なくとも1表面に形成された少なくとも
1層の中間層と、前記中間層の上に形成され、かつ電子
線硬化性樹脂組成物の電子線硬化物からなる樹脂被覆層
とを有するものであって、前記中間層が、ポリオレフィ
ン樹脂から選ばれる少なくとも一種類の樹脂を用いて溶
融押し出し被覆法で形成され、前記溶融押し出し被覆法
で用いるクーリングロールの表面が、平均深さ0.05
〜0.7μ、平均ピッチ0.1〜100μの凹凸を有
し、前記クーリングロールで前記中間層のポリオレフィ
ン樹脂被覆層を冷却させると同時に、ポリオレフィン樹
脂被覆層の表面を微細な凹凸で型付けされたことを特徴
とするものである。
【0011】本発明は、紙基体と、前記紙基体の少なく
とも1表面に形成された少なくとも1層の中間層と、前
記中間層の上に形成され、かつ電子線硬化性樹脂組成物
の電子線硬化物からなる樹脂被覆層とを形成するにあた
って、前記中間層が、ポリオレフィン樹脂から選ばれる
少なくとも一種類の樹脂を用いて溶融押し出し被覆法で
形成し、前記溶融押し出し被覆法で用いるクーリングロ
ールの表面が、平均深さ0.05〜0.7μ、平均ピッ
チ0.1〜100μの凹凸を有し、前記クーリングロー
ルで前記中間層のポリオレフィン樹脂被覆層を冷却する
と同時に、ポリオレフィン樹脂面を微細な凹凸で型付け
し、前記ポリエチレン樹脂被覆層が、ドラムの鏡面仕上
げを施された周面に電子線硬化性樹脂組成物を含む塗布
液層を介して圧着し、紙基体の背面より電子線を照射し
て塗布液層を硬化し、前記ドラムの表面から連続的に剥
離することを特徴とするものである。
とも1表面に形成された少なくとも1層の中間層と、前
記中間層の上に形成され、かつ電子線硬化性樹脂組成物
の電子線硬化物からなる樹脂被覆層とを形成するにあた
って、前記中間層が、ポリオレフィン樹脂から選ばれる
少なくとも一種類の樹脂を用いて溶融押し出し被覆法で
形成し、前記溶融押し出し被覆法で用いるクーリングロ
ールの表面が、平均深さ0.05〜0.7μ、平均ピッ
チ0.1〜100μの凹凸を有し、前記クーリングロー
ルで前記中間層のポリオレフィン樹脂被覆層を冷却する
と同時に、ポリオレフィン樹脂面を微細な凹凸で型付け
し、前記ポリエチレン樹脂被覆層が、ドラムの鏡面仕上
げを施された周面に電子線硬化性樹脂組成物を含む塗布
液層を介して圧着し、紙基体の背面より電子線を照射し
て塗布液層を硬化し、前記ドラムの表面から連続的に剥
離することを特徴とするものである。
【0012】本発明の製造方法は、紙基体の1表面に、
溶融押し出し被覆法によりポリオレフィン樹脂被覆層を
設け、次に、ポリオレフィン樹脂被覆層上に、電子線硬
化性樹脂組成物を塗布し、この塗布液層を介して、鏡面
仕上げを施したドラムに圧着し、紙基体の背面より電子
線を照射し、電子線硬化性樹脂組成物を硬化させた後、
ドラムの周面より連続的に剥離する工程、あるいは、鏡
面を有するドラムの周面上に電子線硬化性樹脂組成物を
塗布し、この塗布液層を介してポリオレフィン樹脂被覆
層と貼り合わせ、紙基体の背面より電子線を照射し、前
記塗布液層を硬化させた後、ドラムの周面より連続的に
剥離する工程が可能である。
溶融押し出し被覆法によりポリオレフィン樹脂被覆層を
設け、次に、ポリオレフィン樹脂被覆層上に、電子線硬
化性樹脂組成物を塗布し、この塗布液層を介して、鏡面
仕上げを施したドラムに圧着し、紙基体の背面より電子
線を照射し、電子線硬化性樹脂組成物を硬化させた後、
ドラムの周面より連続的に剥離する工程、あるいは、鏡
面を有するドラムの周面上に電子線硬化性樹脂組成物を
塗布し、この塗布液層を介してポリオレフィン樹脂被覆
層と貼り合わせ、紙基体の背面より電子線を照射し、前
記塗布液層を硬化させた後、ドラムの周面より連続的に
剥離する工程が可能である。
【0013】本発明の電子線硬化樹脂被覆層をポリオレ
フィン樹脂被覆層上に設ける工程では、ドラムが鏡面で
あるため、平滑な表面を有するポリオレフィン樹脂被覆
層の表面と、平滑な鏡面を有するドラムの表面とが密着
し、ブロッキングが起き、製造前後での通紙が不可能と
なり、また製造中は電子線硬化樹脂被覆層の形成時に、
ポリオレフィン樹脂被覆層を有する基体の電子線硬化性
樹脂組成物が塗布されていない幅方向両端部分のポリオ
レフィン樹脂被覆層の表面がドラムの表面と密着し、ブ
ロッキングを起こすため、製造に支障をきたしていた。
フィン樹脂被覆層上に設ける工程では、ドラムが鏡面で
あるため、平滑な表面を有するポリオレフィン樹脂被覆
層の表面と、平滑な鏡面を有するドラムの表面とが密着
し、ブロッキングが起き、製造前後での通紙が不可能と
なり、また製造中は電子線硬化樹脂被覆層の形成時に、
ポリオレフィン樹脂被覆層を有する基体の電子線硬化性
樹脂組成物が塗布されていない幅方向両端部分のポリオ
レフィン樹脂被覆層の表面がドラムの表面と密着し、ブ
ロッキングを起こすため、製造に支障をきたしていた。
【0014】本発明者らはこれらの点について種々検討
した結果、前述のように紙基体の少なくとも1表面に形
成された少なくとも1層の中間層と、前記中間層上に形
成され、かつ電子線硬化性樹脂組成物の電子線硬化物か
らなる樹脂被覆層とを有するものであって、前記中間層
が、ポリオレフィン樹脂から選ばれる少なくとも一種類
の樹脂を用いて溶融押し出し被覆法で形成され、前記溶
融押し出し被覆法で用いるクーリングロールの表面が、
平均深さ0.05〜0.7μ、平均ピッチ0.1〜10
0μの凹凸を有し、前記クーリングロールで前記中間層
のポリオレフィン樹脂被覆層を冷却させると同時に、ポ
リオレフィン樹脂面を微細な凹凸で型付けされることに
より、これらの問題を有効に解決出来、安定な製造が可
能となることを見いだしたのである。
した結果、前述のように紙基体の少なくとも1表面に形
成された少なくとも1層の中間層と、前記中間層上に形
成され、かつ電子線硬化性樹脂組成物の電子線硬化物か
らなる樹脂被覆層とを有するものであって、前記中間層
が、ポリオレフィン樹脂から選ばれる少なくとも一種類
の樹脂を用いて溶融押し出し被覆法で形成され、前記溶
融押し出し被覆法で用いるクーリングロールの表面が、
平均深さ0.05〜0.7μ、平均ピッチ0.1〜10
0μの凹凸を有し、前記クーリングロールで前記中間層
のポリオレフィン樹脂被覆層を冷却させると同時に、ポ
リオレフィン樹脂面を微細な凹凸で型付けされることに
より、これらの問題を有効に解決出来、安定な製造が可
能となることを見いだしたのである。
【0015】ここで、本発明におけるクーリングロール
表面の微細な凹凸の深さおよびピッチは、JIS B
0601に基づき、十点平均粗さを測定した。凹凸の山
と谷の高低差である深さの任意の連続した10箇所の和
を単純平均したものを平均深さとし、凹凸の山と山の距
離であるピッチの任意の連続した10箇所の和を単純平
均したものを平均ピッチとした。
表面の微細な凹凸の深さおよびピッチは、JIS B
0601に基づき、十点平均粗さを測定した。凹凸の山
と谷の高低差である深さの任意の連続した10箇所の和
を単純平均したものを平均深さとし、凹凸の山と山の距
離であるピッチの任意の連続した10箇所の和を単純平
均したものを平均ピッチとした。
【0016】本発明のポリオレフィン樹脂被覆層の製造
工程において、使用するクーリングロールは、その表面
形状が、平均深さ0.05〜0.7μ、平均ピッチ0.
1〜100μの微細な凹凸を有するものであり、微細な
凹凸表面を持つポリオレフィン樹脂被覆層を形成する。
工程において、使用するクーリングロールは、その表面
形状が、平均深さ0.05〜0.7μ、平均ピッチ0.
1〜100μの微細な凹凸を有するものであり、微細な
凹凸表面を持つポリオレフィン樹脂被覆層を形成する。
【0017】さらに、具体的には微細な凹凸の形状とし
ては、規則的であっても、不規則であってもよく、凹凸
の平均深さは0.05〜0.7μであり、好ましくは
0.1〜0.5μである。凹凸の平均深さが0.05μ
より小さいと、電子線硬化樹脂層を設ける工程において
鏡面を有するドラムの周面とポリオレフィン樹脂被覆層
の表面とが密着し、ブロッキングを起こし、0.7μよ
り大きい場合は電子線硬化樹脂層の表面の光沢が低下
し、像鮮明度も低下する。凹凸の平均ピッチは0.1〜
100μであり、好ましくは1〜20μである。凹凸の
平均ピッチが0.1μより小さいと、ドラムの周面とポ
リオレフィン樹脂被覆層の表面とが密着し、ブロッキン
グを起こす。凹凸の平均ピッチが100μより大きい場
合には、電子線硬化樹脂被覆層の表面にピッチのパター
ンが顕著に現れてくる。
ては、規則的であっても、不規則であってもよく、凹凸
の平均深さは0.05〜0.7μであり、好ましくは
0.1〜0.5μである。凹凸の平均深さが0.05μ
より小さいと、電子線硬化樹脂層を設ける工程において
鏡面を有するドラムの周面とポリオレフィン樹脂被覆層
の表面とが密着し、ブロッキングを起こし、0.7μよ
り大きい場合は電子線硬化樹脂層の表面の光沢が低下
し、像鮮明度も低下する。凹凸の平均ピッチは0.1〜
100μであり、好ましくは1〜20μである。凹凸の
平均ピッチが0.1μより小さいと、ドラムの周面とポ
リオレフィン樹脂被覆層の表面とが密着し、ブロッキン
グを起こす。凹凸の平均ピッチが100μより大きい場
合には、電子線硬化樹脂被覆層の表面にピッチのパター
ンが顕著に現れてくる。
【0018】本発明に用いるクーリングロールの表面に
微細な凹凸を形成させるには、ロールをウェットホーニ
ングやドライホーニングのような表面研磨法、蒸着法、
サンドブラスト法、エッチング法、電気的穿孔法、メッ
キ法などのいずれの方法を用いてもよいが、これらのう
ち、サンドブラスト法が好ましい。またその凹凸の形状
に関して特に限定するものではない。
微細な凹凸を形成させるには、ロールをウェットホーニ
ングやドライホーニングのような表面研磨法、蒸着法、
サンドブラスト法、エッチング法、電気的穿孔法、メッ
キ法などのいずれの方法を用いてもよいが、これらのう
ち、サンドブラスト法が好ましい。またその凹凸の形状
に関して特に限定するものではない。
【0019】クーリングロールの材質は、ステンレスス
チール、鉄など金属のクロムあるいはニッケルメッキや
テフロン加工など挙げられる。特にクロムメッキが好ま
しい。
チール、鉄など金属のクロムあるいはニッケルメッキや
テフロン加工など挙げられる。特にクロムメッキが好ま
しい。
【0020】本発明において電子線硬化樹脂被覆層を形
成するには、下記に示すようなドラムを用いるドラムキ
ャスト方法のいずれを用いてもよい。 (1)ドラムの表面に電子線硬化性樹脂組成物を塗布
し、この塗布液層を介し、紙基体上にポリオレフィン樹
脂被覆層を設けたシート状基体とを貼り合わせ、紙基体
の背面から電子線を照射して塗布液層を硬化させ、ドラ
ムから連続的に剥離する方法。 (2)紙基体の1表面に設けたポリオレフィン樹脂被覆
層上に電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、一方、ドラム
の表面上に電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、これらの
塗布液層を介し、前記ポリオレフィン樹脂被覆層とドラ
ムとを貼り合わせ、紙基体の背面から電子線を照射して
塗布液層を硬化させ、ドラムから連続的に剥離する方
法。 (3)紙基体の1表面に設けたポリオレフィン樹脂被覆
層上に電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、一方、ドラム
の表面上に電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、第一の電
子線照射装置から電子線照射して半硬化した後、これら
の塗布液層を介し、前記ポリオレフィン樹脂被覆層とド
ラムとを貼り合わせ、第二の電子線照射装置にて紙基体
の背面から電子線照射して塗布液層を硬化させ、ドラム
から連続的に剥離する方法。
成するには、下記に示すようなドラムを用いるドラムキ
ャスト方法のいずれを用いてもよい。 (1)ドラムの表面に電子線硬化性樹脂組成物を塗布
し、この塗布液層を介し、紙基体上にポリオレフィン樹
脂被覆層を設けたシート状基体とを貼り合わせ、紙基体
の背面から電子線を照射して塗布液層を硬化させ、ドラ
ムから連続的に剥離する方法。 (2)紙基体の1表面に設けたポリオレフィン樹脂被覆
層上に電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、一方、ドラム
の表面上に電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、これらの
塗布液層を介し、前記ポリオレフィン樹脂被覆層とドラ
ムとを貼り合わせ、紙基体の背面から電子線を照射して
塗布液層を硬化させ、ドラムから連続的に剥離する方
法。 (3)紙基体の1表面に設けたポリオレフィン樹脂被覆
層上に電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、一方、ドラム
の表面上に電子線硬化性樹脂組成物を塗布し、第一の電
子線照射装置から電子線照射して半硬化した後、これら
の塗布液層を介し、前記ポリオレフィン樹脂被覆層とド
ラムとを貼り合わせ、第二の電子線照射装置にて紙基体
の背面から電子線照射して塗布液層を硬化させ、ドラム
から連続的に剥離する方法。
【0021】本発明に用いられるドラムはその材質形状
を特に限定するものではないが、ステンレススチール、
銅、クロームなどの材質で、鏡面仕上げされた平滑な周
面をを有することが好ましい。更に必要に応じて硬化し
た樹脂被覆層の剥離を容易にするために、ドラムの表面
にシリコーンオイルやワックスなどの剥離助剤を供給す
ることも可能である。
を特に限定するものではないが、ステンレススチール、
銅、クロームなどの材質で、鏡面仕上げされた平滑な周
面をを有することが好ましい。更に必要に応じて硬化し
た樹脂被覆層の剥離を容易にするために、ドラムの表面
にシリコーンオイルやワックスなどの剥離助剤を供給す
ることも可能である。
【0022】本発明の電子線硬化性樹脂組成物に用いら
れる不飽和有機化合物は、下記化合物から選ぶことがで
きる。 (1)脂肪族、脂環族、および芳香脂肪族の、1〜6価
のアルコール及びポリアルキレングリコールのアクリレ
ート化合物類 (2)脂肪族、脂環族、芳香脂肪族の、1〜6価のアル
コールにアルキレンオキサイドを付加させたもののアク
リレート化合物類 (3)ポリアクリロイルアルキルリン酸エステル類 (4)カルボン酸と、ポリオールと、アクリル酸との反
応生成物 (5)イソシアネートと、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物 (6)エポキシ化合物とアクリル酸との反応生成物 (7)エポキシ化合物と、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物。
れる不飽和有機化合物は、下記化合物から選ぶことがで
きる。 (1)脂肪族、脂環族、および芳香脂肪族の、1〜6価
のアルコール及びポリアルキレングリコールのアクリレ
ート化合物類 (2)脂肪族、脂環族、芳香脂肪族の、1〜6価のアル
コールにアルキレンオキサイドを付加させたもののアク
リレート化合物類 (3)ポリアクリロイルアルキルリン酸エステル類 (4)カルボン酸と、ポリオールと、アクリル酸との反
応生成物 (5)イソシアネートと、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物 (6)エポキシ化合物とアクリル酸との反応生成物 (7)エポキシ化合物と、ポリオールと、アクリル酸と
の反応生成物。
【0023】具体的に述べるならば、電子線の照射によ
り硬化しうる不飽和有機化合物として、ポリオキシエチ
レンエピクロルヒドリン変性ビスフェノールAジアクリ
レート、ジシクロヘキシルアクリレート、エピクロルヒ
ドリン変性ポリエチレングリコールジアクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ヒドロキシ
ピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、ノニルフェノキシポリエチレングリコールアクリ
レート、エチレンオキサイド変性フェノキシ化リン酸ア
クリレート、エチレンオキサイド変性フタル酸アクリレ
ート、ポリブタジエンアクリレート、カプロラクトン変
性テトラヒドロフルフリルアクリレート、トリス(アク
リロキシエチル)イソシアヌレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリア
クリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ポリ
エチレングリコールジアクリレート、1,4−ブタジエ
ンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジ
アクリレート、およびネオペンチルグリコール変性トリ
メチロールプロパンジアクリレートなどを挙げることが
できる。
り硬化しうる不飽和有機化合物として、ポリオキシエチ
レンエピクロルヒドリン変性ビスフェノールAジアクリ
レート、ジシクロヘキシルアクリレート、エピクロルヒ
ドリン変性ポリエチレングリコールジアクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ヒドロキシ
ピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、ノニルフェノキシポリエチレングリコールアクリ
レート、エチレンオキサイド変性フェノキシ化リン酸ア
クリレート、エチレンオキサイド変性フタル酸アクリレ
ート、ポリブタジエンアクリレート、カプロラクトン変
性テトラヒドロフルフリルアクリレート、トリス(アク
リロキシエチル)イソシアヌレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリア
クリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ポリ
エチレングリコールジアクリレート、1,4−ブタジエ
ンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジ
アクリレート、およびネオペンチルグリコール変性トリ
メチロールプロパンジアクリレートなどを挙げることが
できる。
【0024】本発明はこれらの樹脂を単独であるいは2
種類以上を組み合わせて使用することができる。
種類以上を組み合わせて使用することができる。
【0025】本発明において、樹脂被覆層には、写真印
画紙としたときの画像の鮮鋭性向上を目的として白色顔
料を含有させることが好ましい。このような白色顔料と
しては主としてアナターゼ型またはルチル型の二酸化チ
タン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化アルミニウ
ム、酸化亜鉛、水酸化マグネシウムおよび酸化マグネシ
ウムなどのいずれも使用可能であり、二酸化チタンが特
に好ましい。また必要に応じてその他の添加剤も使用可
能である。
画紙としたときの画像の鮮鋭性向上を目的として白色顔
料を含有させることが好ましい。このような白色顔料と
しては主としてアナターゼ型またはルチル型の二酸化チ
タン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化アルミニウ
ム、酸化亜鉛、水酸化マグネシウムおよび酸化マグネシ
ウムなどのいずれも使用可能であり、二酸化チタンが特
に好ましい。また必要に応じてその他の添加剤も使用可
能である。
【0026】白色顔料の含有量は、樹脂被覆層の全固形
分重量の20〜80重量%であり、好ましくは30〜7
0重量%である。その含有量が20重量%より少なくな
ると、得られる写真印画紙の写真画像の鮮鋭性が不十分
となり、80重量%を越えると、得られる樹脂被覆層の
柔軟性が低下し、膜割れを生じることがある。
分重量の20〜80重量%であり、好ましくは30〜7
0重量%である。その含有量が20重量%より少なくな
ると、得られる写真印画紙の写真画像の鮮鋭性が不十分
となり、80重量%を越えると、得られる樹脂被覆層の
柔軟性が低下し、膜割れを生じることがある。
【0027】白色顔料を前記のような電子線硬化性不飽
和有機化合物中に分散するには、3本ロールミル、2本
ロールミル、カウレスディゾルバー、ホモミキサー、サ
ンドグラインダー、ペイントコンディショナー、および
超音波分散機などを使用することができる。
和有機化合物中に分散するには、3本ロールミル、2本
ロールミル、カウレスディゾルバー、ホモミキサー、サ
ンドグラインダー、ペイントコンディショナー、および
超音波分散機などを使用することができる。
【0028】本発明の製造方法において、電子線硬化性
樹脂組成物の塗布方法には特に制限がなく、例えばバー
コート法、ロールコート法、エアードクターコート法、
ブレードコート法、スクイズコート法、エアーナイフコ
ート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、
トランスファーコート法、ファウンテンコート法および
スリットダイコート法等の方法を用いることができる。
特にドラムの表面を成型面として使用する場合には、ド
ラムの表面に傷を付けないための配慮からゴムロールを
使用するロールコート法あるいはオフセットグラビアコ
ート法が用いられ、さらには非接触タイプのファウンテ
ンコーター方式やスリットダイコーター方式が有利に用
いられる。
樹脂組成物の塗布方法には特に制限がなく、例えばバー
コート法、ロールコート法、エアードクターコート法、
ブレードコート法、スクイズコート法、エアーナイフコ
ート法、リバースロールコート法、グラビアコート法、
トランスファーコート法、ファウンテンコート法および
スリットダイコート法等の方法を用いることができる。
特にドラムの表面を成型面として使用する場合には、ド
ラムの表面に傷を付けないための配慮からゴムロールを
使用するロールコート法あるいはオフセットグラビアコ
ート法が用いられ、さらには非接触タイプのファウンテ
ンコーター方式やスリットダイコーター方式が有利に用
いられる。
【0029】本発明の電子線硬化樹脂被覆層の被覆量
は、3〜60g/m2であることが好ましく、特に10
〜50g/m2がより好ましい。被覆量が3g/m2より
少ないと塗工欠陥を生じたり、ポリオレフィン樹脂表面
被覆層の微細な凹凸表面の影響を受け、光沢度、像鮮明
度が低下する。また、被覆量が60g/m2より多い
と、コスト高となる。
は、3〜60g/m2であることが好ましく、特に10
〜50g/m2がより好ましい。被覆量が3g/m2より
少ないと塗工欠陥を生じたり、ポリオレフィン樹脂表面
被覆層の微細な凹凸表面の影響を受け、光沢度、像鮮明
度が低下する。また、被覆量が60g/m2より多い
と、コスト高となる。
【0030】本発明に用いられる電子線照射装置として
は、特にその方式を限定するものではなく、例えばバン
デグラーフ型スキャニング方式、ダブルスキャニング方
式、およびカーテンビーム方式等の電子線照射装置を使
用することが出来、これらの中でも比較的安価で大出力
の得られるカーテンビーム方式のものが有効に用いられ
る。電子線照射の際の加速電圧は100〜300KVで
あることが好ましい。電子線の吸収線量は、不飽和有機
化合物に所望の硬化を施すことが出来るものであればよ
く、その値に特に限定はないが、一般的には0.1〜6
Mradであることが好ましく、0.2〜4Mradが
より好ましい。吸収線量が0.1Mrad未満の場合に
は、電子線照射による電子線硬化性樹脂組成物の硬化が
不十分になることがある。また吸収線量が6Mradを
超えると、紙基体が電子線の衝撃により劣化させたり、
変色させることがあるほか、エネルギー消費の無駄を生
ずる。
は、特にその方式を限定するものではなく、例えばバン
デグラーフ型スキャニング方式、ダブルスキャニング方
式、およびカーテンビーム方式等の電子線照射装置を使
用することが出来、これらの中でも比較的安価で大出力
の得られるカーテンビーム方式のものが有効に用いられ
る。電子線照射の際の加速電圧は100〜300KVで
あることが好ましい。電子線の吸収線量は、不飽和有機
化合物に所望の硬化を施すことが出来るものであればよ
く、その値に特に限定はないが、一般的には0.1〜6
Mradであることが好ましく、0.2〜4Mradが
より好ましい。吸収線量が0.1Mrad未満の場合に
は、電子線照射による電子線硬化性樹脂組成物の硬化が
不十分になることがある。また吸収線量が6Mradを
超えると、紙基体が電子線の衝撃により劣化させたり、
変色させることがあるほか、エネルギー消費の無駄を生
ずる。
【0031】電子線照射時における雰囲気中の酸素濃度
は500ppm以下であることが好ましい。酸素濃度が
500ppmを超えると、酸素が重合反応の遅延剤とし
て働き、電子線硬化性樹脂組成物の硬化が不十分になる
ことがある。電子線照射によるオゾン発生を抑制する目
的で、あるいは電子線が通過する際に発熱するウィンド
ウの冷却等の目的で、ヘリウムガス、窒素ガスおよびア
ルゴンガスのような不活性ガスを使用することは支障が
ない。
は500ppm以下であることが好ましい。酸素濃度が
500ppmを超えると、酸素が重合反応の遅延剤とし
て働き、電子線硬化性樹脂組成物の硬化が不十分になる
ことがある。電子線照射によるオゾン発生を抑制する目
的で、あるいは電子線が通過する際に発熱するウィンド
ウの冷却等の目的で、ヘリウムガス、窒素ガスおよびア
ルゴンガスのような不活性ガスを使用することは支障が
ない。
【0032】本発明に用いられる紙基体は、通常50〜
300g/m2の坪量を有し、表面が平滑なものが用い
られる。紙基体は、一般に写真印画紙用支持体に用いら
れているものであれば全て使用できる。紙基体を形成す
る天然パルプとしては、一般に広葉樹パルプ、針葉樹パ
ルプ、広葉樹針葉樹混合パルプ等を主成分とするものが
広く用いられている。また紙基体中に填料を含有させる
ことが出来る。
300g/m2の坪量を有し、表面が平滑なものが用い
られる。紙基体は、一般に写真印画紙用支持体に用いら
れているものであれば全て使用できる。紙基体を形成す
る天然パルプとしては、一般に広葉樹パルプ、針葉樹パ
ルプ、広葉樹針葉樹混合パルプ等を主成分とするものが
広く用いられている。また紙基体中に填料を含有させる
ことが出来る。
【0033】また、写真印画紙としたときの長期保存時
に発生するカブリを防止する目的で、水酸化物、酸化
物、塩等のマグネシウム化合物を紙基体中に含有させる
ことが有効である。さらに紙基体中には、一般に製紙で
用いられている乾燥紙力増強剤、サイズ剤、定着剤、填
料、湿潤紙力増強剤、pH調節剤などの添加剤が配合さ
れていてもよい。さらに、紙基体表面に表面サイズ剤、
表面紙力剤、帯電防止剤などを適宜表面に塗布したもの
であってもよい。
に発生するカブリを防止する目的で、水酸化物、酸化
物、塩等のマグネシウム化合物を紙基体中に含有させる
ことが有効である。さらに紙基体中には、一般に製紙で
用いられている乾燥紙力増強剤、サイズ剤、定着剤、填
料、湿潤紙力増強剤、pH調節剤などの添加剤が配合さ
れていてもよい。さらに、紙基体表面に表面サイズ剤、
表面紙力剤、帯電防止剤などを適宜表面に塗布したもの
であってもよい。
【0034】本発明の支持体において、紙基体の電子線
硬化樹脂被覆層を設けた面と反対面にフィルム形成性合
成樹脂からなる裏面樹脂被覆層を形成することが好まし
い。前記裏面樹脂被覆層を形成するのに用いられるフィ
ルム形成性合成樹脂としては、従来の写真印画紙用支持
体の製造に用いられるポリオレフィン樹脂を使用するこ
とが出来る。
硬化樹脂被覆層を設けた面と反対面にフィルム形成性合
成樹脂からなる裏面樹脂被覆層を形成することが好まし
い。前記裏面樹脂被覆層を形成するのに用いられるフィ
ルム形成性合成樹脂としては、従来の写真印画紙用支持
体の製造に用いられるポリオレフィン樹脂を使用するこ
とが出来る。
【0035】本発明の中間層および裏面樹脂被覆層を形
成するためのポリオレフィン樹脂としては、エチレン、
α−オレフィン類、例えばプロピレンなどの単独重合
体、前記オレフィンの少なくとも2種の共重合体、およ
び、これら各種重合体の少なくとも2種の混合物などか
ら選ぶことが出来る。特に好ましいポリオレフィン樹脂
は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖型
低密度ポリエチレン、およびこれらの混合物である。ポ
リオレフィン樹脂の分子量には特に制限はないが、通常
は20,000〜200,000の範囲のものが用いら
れる。ポリオレフィン樹脂には、必要に応じて、白色顔
料、蛍光増白剤、酸化防止剤、および滑剤を添加して使
用してもよい。特に中間層においては、写真画像の鮮鋭
性を向上する目的で、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バ
リウム、および炭酸カルシウムのような白色顔料を少な
くとも1種配合することが好ましい。ポリオレフィン樹
脂を用いて中間層および裏面樹脂被覆層を形成するに
は、通常の溶融押し出し被覆を用いることが出来る。中
間層および裏面樹脂被覆層の被覆量は、それぞれ10〜
40g/m2である。
成するためのポリオレフィン樹脂としては、エチレン、
α−オレフィン類、例えばプロピレンなどの単独重合
体、前記オレフィンの少なくとも2種の共重合体、およ
び、これら各種重合体の少なくとも2種の混合物などか
ら選ぶことが出来る。特に好ましいポリオレフィン樹脂
は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖型
低密度ポリエチレン、およびこれらの混合物である。ポ
リオレフィン樹脂の分子量には特に制限はないが、通常
は20,000〜200,000の範囲のものが用いら
れる。ポリオレフィン樹脂には、必要に応じて、白色顔
料、蛍光増白剤、酸化防止剤、および滑剤を添加して使
用してもよい。特に中間層においては、写真画像の鮮鋭
性を向上する目的で、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バ
リウム、および炭酸カルシウムのような白色顔料を少な
くとも1種配合することが好ましい。ポリオレフィン樹
脂を用いて中間層および裏面樹脂被覆層を形成するに
は、通常の溶融押し出し被覆を用いることが出来る。中
間層および裏面樹脂被覆層の被覆量は、それぞれ10〜
40g/m2である。
【0036】
【実施例】本発明を下記実施例により、更に詳しく説明
する。しかし、これらは本発明の範囲を限定するもので
はない。なお、実施例中の「部」は、特に指定しない限
り、それぞれ「重量部」を表す。
する。しかし、これらは本発明の範囲を限定するもので
はない。なお、実施例中の「部」は、特に指定しない限
り、それぞれ「重量部」を表す。
【0037】実施例 坪量180g/m2の紙基体の1表面上にコロナ放電に
よる表面活性処理を施し、その上に密度0.950g/
cm3のポリエチレン樹脂を被覆量28g/m2となるよ
うに溶融押し出し被覆を行い、ポリエチレン樹脂による
裏面樹脂被覆層を形成した。このときのクーリングロー
ルは、表面の凹凸の平均深さが7.8μ、平均ピッチが
120μのものを使用した。
よる表面活性処理を施し、その上に密度0.950g/
cm3のポリエチレン樹脂を被覆量28g/m2となるよ
うに溶融押し出し被覆を行い、ポリエチレン樹脂による
裏面樹脂被覆層を形成した。このときのクーリングロー
ルは、表面の凹凸の平均深さが7.8μ、平均ピッチが
120μのものを使用した。
【0038】次に、紙基体の他の1面上に、コロナ放電
による表面活性処理を施し、下記のポリエチレン樹脂の
組成物を混練し、被覆量20g/m2となるように溶融
押し出し被覆を行い、ポリエチレン樹脂による中間層を
形成した。この際のクーリングロールは、表面の凹凸の
平均深さが0.3μ、平均ピッチが10μのものを使用
した。 成 分 配合量 低密度ポリエチレン 60部 (商標:スミカセンL705、密度0.918g/cm3、 住友化学工業製) 直鎖状低密度ポリエチレン 40部 (商標:UF331、密度0.922g/cm3、三菱化学製) 二酸化チタン 15部 (商標:タイペークA220、石原産業製)
による表面活性処理を施し、下記のポリエチレン樹脂の
組成物を混練し、被覆量20g/m2となるように溶融
押し出し被覆を行い、ポリエチレン樹脂による中間層を
形成した。この際のクーリングロールは、表面の凹凸の
平均深さが0.3μ、平均ピッチが10μのものを使用
した。 成 分 配合量 低密度ポリエチレン 60部 (商標:スミカセンL705、密度0.918g/cm3、 住友化学工業製) 直鎖状低密度ポリエチレン 40部 (商標:UF331、密度0.922g/cm3、三菱化学製) 二酸化チタン 15部 (商標:タイペークA220、石原産業製)
【0039】次に、不飽和有機化合物と白色顔料からな
る下記の電子線硬化性樹脂組成物を調製した。 成 分 配合量 2官能ウレタンアクリレートオリゴマー 50部 (商標:ビームセット505B、荒川化学工業製) トリメチロールプロパントリアクリレート 20部 (商標:カヤラッドTMPTA、日本化薬製) モルホリンアクリレート 30部 二酸化チタン 40部 (商標:A220、石原産業製)
る下記の電子線硬化性樹脂組成物を調製した。 成 分 配合量 2官能ウレタンアクリレートオリゴマー 50部 (商標:ビームセット505B、荒川化学工業製) トリメチロールプロパントリアクリレート 20部 (商標:カヤラッドTMPTA、日本化薬製) モルホリンアクリレート 30部 二酸化チタン 40部 (商標:A220、石原産業製)
【0040】上記成分の混合物をペイントコンディショ
ナーで1時間混合分散させて、調製した。この電子線硬
化性樹脂組成物を、コロナ放電による表面活性化処理を
施した中間層の表面上に、硬化後の被覆量が30g/m
2となるように、リバースロールコーターを用いて塗布
し、この塗布液層を介して鏡面を有するドラムの周面上
にニップロールで押し付け、紙基体の裏面樹脂被覆層側
より加速電圧が300KV、吸収線量が2Mradで電
子線を照射し、塗布液層の電子線硬化性樹脂組成物を硬
化させ、リリースロールを介してドラムより剥離する。
このような工程において、製造開始時から製造終了時ま
で、ポリエチレン樹脂で被覆した中間層の表面と、ドラ
ムの周面とがブロッキングを起こすことなく、問題なく
製造することができた。
ナーで1時間混合分散させて、調製した。この電子線硬
化性樹脂組成物を、コロナ放電による表面活性化処理を
施した中間層の表面上に、硬化後の被覆量が30g/m
2となるように、リバースロールコーターを用いて塗布
し、この塗布液層を介して鏡面を有するドラムの周面上
にニップロールで押し付け、紙基体の裏面樹脂被覆層側
より加速電圧が300KV、吸収線量が2Mradで電
子線を照射し、塗布液層の電子線硬化性樹脂組成物を硬
化させ、リリースロールを介してドラムより剥離する。
このような工程において、製造開始時から製造終了時ま
で、ポリエチレン樹脂で被覆した中間層の表面と、ドラ
ムの周面とがブロッキングを起こすことなく、問題なく
製造することができた。
【0041】得られた試料は、JIS Z 8741に
基づく60度の光沢度が96.4%、JIS K 71
05に基づき1mmの光学櫛を用いて測定した像鮮明度
が縦76.2%、横67.9%となり、光沢度も像鮮明
度も優れた写真印画紙用支持体が得られた。また目視評
価による写真画像の鮮鋭性も良好であった。
基づく60度の光沢度が96.4%、JIS K 71
05に基づき1mmの光学櫛を用いて測定した像鮮明度
が縦76.2%、横67.9%となり、光沢度も像鮮明
度も優れた写真印画紙用支持体が得られた。また目視評
価による写真画像の鮮鋭性も良好であった。
【0042】比較例1 ポリエチレン樹脂による中間層を設ける場合に、鏡面仕
上げした表面の凹凸の平均深さが0.01μ未満のクー
リングロールを用いた。このシート状基体を用いて、実
施例1と同じ方法で電子線硬化樹脂被覆層を設けようと
したが、塗工開始時に、ポリエチレン樹脂で被覆した中
間層の表面とドラムの周面とがブロッキングを起こし、
製造ができなかった。
上げした表面の凹凸の平均深さが0.01μ未満のクー
リングロールを用いた。このシート状基体を用いて、実
施例1と同じ方法で電子線硬化樹脂被覆層を設けようと
したが、塗工開始時に、ポリエチレン樹脂で被覆した中
間層の表面とドラムの周面とがブロッキングを起こし、
製造ができなかった。
【0043】比較例2 ポリエチレン樹脂による中間層を設ける場合に、エンボ
ス加工を施した表面の凹凸の平均深さ5μおよび平均ピ
ッチ300μのクーリングロールを用いた。このシート
状基体を用いて、実施例1と同じ方法で電子線硬化性樹
脂被覆層を設けた。得られた試料は、60度の光沢度が
88.7%、1mmの光学櫛を用いて測定した像鮮明度
が縦68.3%、横58.7%となり、ポリエチレン樹
脂で被覆した中間層の凹凸の影響を受け、光沢感が得ら
れず、凹凸パターンが見られる写真印画紙用支持体が得
られた。また目視評価による写真画像の鮮鋭性が劣っ
た。
ス加工を施した表面の凹凸の平均深さ5μおよび平均ピ
ッチ300μのクーリングロールを用いた。このシート
状基体を用いて、実施例1と同じ方法で電子線硬化性樹
脂被覆層を設けた。得られた試料は、60度の光沢度が
88.7%、1mmの光学櫛を用いて測定した像鮮明度
が縦68.3%、横58.7%となり、ポリエチレン樹
脂で被覆した中間層の凹凸の影響を受け、光沢感が得ら
れず、凹凸パターンが見られる写真印画紙用支持体が得
られた。また目視評価による写真画像の鮮鋭性が劣っ
た。
【0044】
【発明の効果】本発明の写真印画紙用支持体は、紙基体
の1表面上に微細な凹凸を有するポリオレフィン樹脂か
らなる中間層を形成し、前記中間層上に電子線硬化性樹
脂組成物を塗布し、この塗布液層を介してドラムを成型
面として貼合わせ、紙基体の背面から電子線照射によっ
て硬化した電子線硬化物からなる樹脂被覆層を有するも
のであり、画像の鮮鋭性、像鮮明度および光沢等の写真
性能が優れるもので、実用上極めて有効なものである。
の1表面上に微細な凹凸を有するポリオレフィン樹脂か
らなる中間層を形成し、前記中間層上に電子線硬化性樹
脂組成物を塗布し、この塗布液層を介してドラムを成型
面として貼合わせ、紙基体の背面から電子線照射によっ
て硬化した電子線硬化物からなる樹脂被覆層を有するも
のであり、画像の鮮鋭性、像鮮明度および光沢等の写真
性能が優れるもので、実用上極めて有効なものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 紙基体と、前記紙基体の少なくとも1表
面に形成された少なくとも1層の中間層と、前記中間層
の上に形成され、かつ電子線照射により硬化する不飽和
有機化合物を主成分とする組成物の電子線硬化物からな
る樹脂被覆層とを有するものであって、前記中間層が、
ポリオレフィン樹脂から選ばれる少なくとも一種類の樹
脂を用いて溶融押し出し被覆法で形成され、前記溶融押
し出し被覆法で用いるクーリングロールの表面が、平均
深さ0.05〜0.7μ、平均ピッチ0.1〜100μ
の凹凸を有し、前記クーリングロールで前記中間層のポ
リオレフィン樹脂被覆層を冷却させると同時に、ポリオ
レフィン樹脂面を微細な凹凸で型付けされたものである
ことを特徴とする写真印画紙用支持体。 - 【請求項2】 中間層の被覆量が、10〜40g/m2
である請求項1記載の写真印画紙用支持体。 - 【請求項3】 中間層に白色顔料である二酸化チタン、
酸化亜鉛、硫酸バリウムまたは炭酸カルシウムを含有す
る請求項1または請求項2記載の写真印画紙用支持体。 - 【請求項4】 紙基体と、前記紙基体の少なくとも1表
面に形成された少なくとも1層の中間層と、前記中間層
の上に形成され、かつ、電子線照射により硬化する不飽
和有機化合物を主成分とする組成物の電子線硬化物から
なる樹脂被覆層とを形成するにあたって、 前記中間層が、ポリオレフィン樹脂から選ばれる少なく
とも一種類の樹脂を用いて溶融押し出し被覆法で形成
し、前記溶融押し出し被覆法で用いるクーリングロール
の表面が、平均深さ0.05〜0.7μ、平均ピッチ
0.1〜100μの凹凸を有し、前記クーリングロール
で前記中間層のポリオレフィン樹脂被覆層を冷却すると
同時に、ポリオレフィン樹脂面を微細な凹凸に型付け
し、 前記ポリオレフィン樹脂被覆層が、金属製円筒型回転体
の鏡面仕上げを施された周面に電子線照射により硬化す
る不飽和有機化合物を主成分とする組成物を含む塗布液
層を介して圧着し、 紙基体の背面より電子線を照射して塗布液層を硬化し、
前記金属製円筒型回転体の表面から連続的に剥離するこ
とを特徴とする写真印画紙用支持体の製造方法。 - 【請求項5】 電子線硬化物からなる樹脂被覆層とを形
成するにあたって、電子線照射の際の加速電圧が100
〜300KVであり、かつ吸収線量が0.1〜6Mra
dである請求項4記載の写真印画紙用支持体の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31202394A JPH08171171A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 写真印画紙用支持体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31202394A JPH08171171A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 写真印画紙用支持体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08171171A true JPH08171171A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18024294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31202394A Pending JPH08171171A (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | 写真印画紙用支持体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08171171A (ja) |
-
1994
- 1994-12-15 JP JP31202394A patent/JPH08171171A/ja active Pending
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