JPH081718A - トレーの成形方法 - Google Patents
トレーの成形方法Info
- Publication number
- JPH081718A JPH081718A JP15921894A JP15921894A JPH081718A JP H081718 A JPH081718 A JP H081718A JP 15921894 A JP15921894 A JP 15921894A JP 15921894 A JP15921894 A JP 15921894A JP H081718 A JPH081718 A JP H081718A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- decorative sheet
- tray
- peripheral edge
- injection molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14065—Positioning or centering articles in the mould
- B29C2045/14155—Positioning or centering articles in the mould using vacuum or suction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 化粧シートを一体に備えたトレーを、射出成
形により成形する方法を提供せんとするものであり、よ
り詳しくは、左右に金型を配位した射出成形機の金型表
面に、容易に化粧シートを配位することができ、さらに
金型を閉じた際にも、化粧シートが破れにくいトレーの
成形方法の提供を図る。 【構成】 左右に金型1,2を配位した射出成形機の一
方の金型2の表面に、吸引口25を設け、化粧シートw
を吸引する。吸引によって化粧シートが固定されている
ため、化粧シートは固定後も移動する(ずれる)ことが
でき、金型を閉じる際に、この移動(ずれ)が生ずるこ
とにより、化粧シートの破れを防止し得る。金型を閉じ
た後、射出成形することにより、表面に化粧シートを配
位したトレーを製造する。尚、吸引に代えて、磁力吸着
部と押さえ体との間で化粧シートの周縁部を挟んで固定
してもよい。
形により成形する方法を提供せんとするものであり、よ
り詳しくは、左右に金型を配位した射出成形機の金型表
面に、容易に化粧シートを配位することができ、さらに
金型を閉じた際にも、化粧シートが破れにくいトレーの
成形方法の提供を図る。 【構成】 左右に金型1,2を配位した射出成形機の一
方の金型2の表面に、吸引口25を設け、化粧シートw
を吸引する。吸引によって化粧シートが固定されている
ため、化粧シートは固定後も移動する(ずれる)ことが
でき、金型を閉じる際に、この移動(ずれ)が生ずるこ
とにより、化粧シートの破れを防止し得る。金型を閉じ
た後、射出成形することにより、表面に化粧シートを配
位したトレーを製造する。尚、吸引に代えて、磁力吸着
部と押さえ体との間で化粧シートの周縁部を挟んで固定
してもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、トレーの成形方法に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】食卓等に用いられる合成樹脂製のトレー
として、トレー板部の少なくとも上面に化粧シートを一
体に配位したものが市販されている。このトレーは、美
しい模様等が印刷等により表された化粧シートによっ
て、トレー表面を美しく装飾することができる。このト
レーの製造方法は、上下の金型を閉じ合わせて、加熱加
圧することにより内部の樹脂成形材料を流動化させた
後、硬化させるようにする圧縮成形により製造されてい
た。より詳しくは、圧縮成形の場合、通常、金型は上型
と下型に分かれており、下型に化粧シートを置くだけ
で、化粧シートの位置決めが完了するため、この種のト
レーの成形には、圧縮成形が適していると考えられてい
た。ところが、圧縮成形の場合には、閉じた型内で、樹
脂成形材料を流動化させた後、硬化させるため、成形に
要する時間が長くなると言った欠点がある。そのため、
本願発明者は、成形時間の短い射出成形により、この種
のトレーを製造することを試みた。ところが、一般に射
出成形機は、左右に金型を配位する構成となっているた
め、化粧シートを金型内に配位することが困難であっ
た。さらに、何らかの方法で、化粧シートを左右一方の
金型に固定しても、左右の金型を閉じる際に、化粧シー
トが破れてしまうと言った問題が生じた。即ち、トレー
には、トレー板部の周縁から立ち上がった縁部があり、
左右の金型もこれに沿った形状をなしているため、化粧
シートを左右一方の金型に完全に固定してしまうと、他
方の金型(特に、トレー板部の周縁から縁部に到る湾曲
部分の金型形状)によって、化粧シートが強く押され
て、化粧シートが破れてしまうと言った問題が生じたも
のである。
として、トレー板部の少なくとも上面に化粧シートを一
体に配位したものが市販されている。このトレーは、美
しい模様等が印刷等により表された化粧シートによっ
て、トレー表面を美しく装飾することができる。このト
レーの製造方法は、上下の金型を閉じ合わせて、加熱加
圧することにより内部の樹脂成形材料を流動化させた
後、硬化させるようにする圧縮成形により製造されてい
た。より詳しくは、圧縮成形の場合、通常、金型は上型
と下型に分かれており、下型に化粧シートを置くだけ
で、化粧シートの位置決めが完了するため、この種のト
レーの成形には、圧縮成形が適していると考えられてい
た。ところが、圧縮成形の場合には、閉じた型内で、樹
脂成形材料を流動化させた後、硬化させるため、成形に
要する時間が長くなると言った欠点がある。そのため、
本願発明者は、成形時間の短い射出成形により、この種
のトレーを製造することを試みた。ところが、一般に射
出成形機は、左右に金型を配位する構成となっているた
め、化粧シートを金型内に配位することが困難であっ
た。さらに、何らかの方法で、化粧シートを左右一方の
金型に固定しても、左右の金型を閉じる際に、化粧シー
トが破れてしまうと言った問題が生じた。即ち、トレー
には、トレー板部の周縁から立ち上がった縁部があり、
左右の金型もこれに沿った形状をなしているため、化粧
シートを左右一方の金型に完全に固定してしまうと、他
方の金型(特に、トレー板部の周縁から縁部に到る湾曲
部分の金型形状)によって、化粧シートが強く押され
て、化粧シートが破れてしまうと言った問題が生じたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願の各発明は、化粧
シートを一体に備えたトレーを、射出成形により成形す
る方法を提供せんとするものであり、より詳しくは、左
右に金型を配位した射出成形機においても容易に化粧シ
ートの位置決めが可能であり、さらに金型を閉じた際に
も、化粧シートが破れにくいトレーの成形方法を提供す
るものである。
シートを一体に備えたトレーを、射出成形により成形す
る方法を提供せんとするものであり、より詳しくは、左
右に金型を配位した射出成形機においても容易に化粧シ
ートの位置決めが可能であり、さらに金型を閉じた際に
も、化粧シートが破れにくいトレーの成形方法を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、ト
レー板部とトレー板部の周縁から立ち上がった縁部とを
備え、少なくともトレー板部の上面に化粧シートを一体
に配位したトレーの成形方法において、樹脂の射出ノズ
ルに接続された第1金型と、この第1金型に対して相対
的に接近離反する第2金型とを備えた射出成形機を用
い、第2金型の型内部に吸引口を設け、第2金型の型内
部の表面に化粧シートを配位し、吸引口より化粧シート
を吸引することにより第2金型の型内部の表面に化粧シ
ート固定した後、第1、第2の両金型を閉じて、第1金
型の射出ノズルから樹脂を射出して成形することを特徴
とするトレーの成形方法を提供する。
レー板部とトレー板部の周縁から立ち上がった縁部とを
備え、少なくともトレー板部の上面に化粧シートを一体
に配位したトレーの成形方法において、樹脂の射出ノズ
ルに接続された第1金型と、この第1金型に対して相対
的に接近離反する第2金型とを備えた射出成形機を用
い、第2金型の型内部に吸引口を設け、第2金型の型内
部の表面に化粧シートを配位し、吸引口より化粧シート
を吸引することにより第2金型の型内部の表面に化粧シ
ート固定した後、第1、第2の両金型を閉じて、第1金
型の射出ノズルから樹脂を射出して成形することを特徴
とするトレーの成形方法を提供する。
【0005】本願の第2の発明は、トレー板部とトレー
板部の周縁から立ち上がった縁部とを備え、少なくとも
トレー板部の上面に化粧シートを一体に配位したトレー
の成形方法において、樹脂の射出ノズルに接続された第
1金型と、この第1金型に対して相対的に接近離反する
第2金型とを備えた射出成形機を用い、第2金型の型内
部側の周縁に対して磁力により吸着する押さえ体を配位
し、この第2金型の型内部側の周縁と押さえ体との間で
化粧シートの周縁部を挟むことにより第2金型の型内部
の表面に化粧シート固定した後、第1、第2の両金型を
閉じて、第1金型の射出ノズルから樹脂を射出して成形
することを特徴とするトレーの成形方法を提供する。
板部の周縁から立ち上がった縁部とを備え、少なくとも
トレー板部の上面に化粧シートを一体に配位したトレー
の成形方法において、樹脂の射出ノズルに接続された第
1金型と、この第1金型に対して相対的に接近離反する
第2金型とを備えた射出成形機を用い、第2金型の型内
部側の周縁に対して磁力により吸着する押さえ体を配位
し、この第2金型の型内部側の周縁と押さえ体との間で
化粧シートの周縁部を挟むことにより第2金型の型内部
の表面に化粧シート固定した後、第1、第2の両金型を
閉じて、第1金型の射出ノズルから樹脂を射出して成形
することを特徴とするトレーの成形方法を提供する。
【0006】
【作用】本願発明に係るトレーの成形方法にあっては、
左右に金型を配位した射出成形機の金型表面に、化粧シ
ートを吸引することによって、或いは、磁力吸着部と押
さえ体との間で化粧シートの周縁部を挟むことによっ
て、化粧シートの脱落を確実に防止した状態で容易に化
粧シートを配位することができる。しかも、吸引或いは
磁力を利用した挟持によって化粧シートが固定されてい
るため、化粧シートは固定後も移動する(ずれる)こと
ができ、金型を閉じた際に、この移動(ずれ)が生ずる
ことにより、化粧シートの破れを防止し得る。
左右に金型を配位した射出成形機の金型表面に、化粧シ
ートを吸引することによって、或いは、磁力吸着部と押
さえ体との間で化粧シートの周縁部を挟むことによっ
て、化粧シートの脱落を確実に防止した状態で容易に化
粧シートを配位することができる。しかも、吸引或いは
磁力を利用した挟持によって化粧シートが固定されてい
るため、化粧シートは固定後も移動する(ずれる)こと
ができ、金型を閉じた際に、この移動(ずれ)が生ずる
ことにより、化粧シートの破れを防止し得る。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づき本願発明の実施例を説明
する。図1乃至図5は第1の実施例に係るもので、図1
は射出成形装置の金型の開いた状態を示す縦断面図、図
2は射出成形装置の金型の閉じた状態を示す縦断面図、
図3の(A)は第2金型の要部拡大斜視図、(B)は第
2金型の吸引口の要部説明図、図4は第2金型の正面
図、図5の(A)はトレーの斜視図、(B)はトレーの
積層構造を示す拡大断面図である。
する。図1乃至図5は第1の実施例に係るもので、図1
は射出成形装置の金型の開いた状態を示す縦断面図、図
2は射出成形装置の金型の閉じた状態を示す縦断面図、
図3の(A)は第2金型の要部拡大斜視図、(B)は第
2金型の吸引口の要部説明図、図4は第2金型の正面
図、図5の(A)はトレーの斜視図、(B)はトレーの
積層構造を示す拡大断面図である。
【0008】まず、図5に基づき、製造されるトレーt
について説明しておくと、このトレーtは、トレー板部
uと、トレー板部の周縁から立ち上がった縁部vとを備
える。縁部vは、トレー板部uから立ち上がる斜面部v
1と、斜面部v1から横方向に延びる上縁部v2とから
なる。そして、少なくともトレー板部uの上面に(この
実施例では、トレー板部u及び縁部vの上面に)、化粧
シートwを一体に配位したものである。このトレー板部
u及び縁部vは樹脂による成形品であり、化粧シートw
としては紙や布等のシート状体を用いることができる。
化粧シートwの表面には、模様等の装飾が施されてい
る。模様等の装飾は、常法により表せばよく、例えば、
紙の場合には印刷、布の場合には染色や織り模様とすれ
ばよい。トレーの形状は、矩形の他、円形や楕円形、さ
らに変形した形状等、種々変更して実施し得る。また縁
部vの形状も、斜面部v1や上縁部v2を湾曲させた
り、上縁部v2をさらに下方にカールさせたりする等、
適宜変更し得る。
について説明しておくと、このトレーtは、トレー板部
uと、トレー板部の周縁から立ち上がった縁部vとを備
える。縁部vは、トレー板部uから立ち上がる斜面部v
1と、斜面部v1から横方向に延びる上縁部v2とから
なる。そして、少なくともトレー板部uの上面に(この
実施例では、トレー板部u及び縁部vの上面に)、化粧
シートwを一体に配位したものである。このトレー板部
u及び縁部vは樹脂による成形品であり、化粧シートw
としては紙や布等のシート状体を用いることができる。
化粧シートwの表面には、模様等の装飾が施されてい
る。模様等の装飾は、常法により表せばよく、例えば、
紙の場合には印刷、布の場合には染色や織り模様とすれ
ばよい。トレーの形状は、矩形の他、円形や楕円形、さ
らに変形した形状等、種々変更して実施し得る。また縁
部vの形状も、斜面部v1や上縁部v2を湾曲させた
り、上縁部v2をさらに下方にカールさせたりする等、
適宜変更し得る。
【0009】次に、射出成形装置について説明すると、
射出成形装置の金型は左右一対からなり、樹脂の射出ノ
ズル(図示せず)に接続された第1金型1と、この第1
金型に対して相対的に接近離反する第2金型2とを備え
る。第1金型と第2金型は、少なくとも何れか一方が移
動して型の開閉を行うようにしておけばよいが、一般に
は、樹脂の射出ノズル(図示せず)に接続された第1金
型1を固定として、第2金型を可動とすればよい。射出
成形自体の構成については、従来の射出成形機と同様の
構成を採用することができものであり、この従来と同様
の部分について、まず、簡単に説明しておく。
射出成形装置の金型は左右一対からなり、樹脂の射出ノ
ズル(図示せず)に接続された第1金型1と、この第1
金型に対して相対的に接近離反する第2金型2とを備え
る。第1金型と第2金型は、少なくとも何れか一方が移
動して型の開閉を行うようにしておけばよいが、一般に
は、樹脂の射出ノズル(図示せず)に接続された第1金
型1を固定として、第2金型を可動とすればよい。射出
成形自体の構成については、従来の射出成形機と同様の
構成を採用することができものであり、この従来と同様
の部分について、まず、簡単に説明しておく。
【0010】第1金型1には、樹脂の射出ノズル(図示
せず)に連通する射出口11が形成されている。この射
出口11は、金型内を臨む適宜位置に設ければよく、こ
の実施例では、略中央に設けられている。第1金型1の
型内の形状は、トレーの下面側の形状に対応したものと
すればよく、トレー板部uに対応する中央部12と、斜
面部v1に対応する傾斜部13と、上縁部v2に対応す
る周縁部14とを備える。周縁部14の外側には、外縁
部15が形成され、この外縁部15が第2金型2に当接
する。
せず)に連通する射出口11が形成されている。この射
出口11は、金型内を臨む適宜位置に設ければよく、こ
の実施例では、略中央に設けられている。第1金型1の
型内の形状は、トレーの下面側の形状に対応したものと
すればよく、トレー板部uに対応する中央部12と、斜
面部v1に対応する傾斜部13と、上縁部v2に対応す
る周縁部14とを備える。周縁部14の外側には、外縁
部15が形成され、この外縁部15が第2金型2に当接
する。
【0011】第2金型2の型内の形状は、トレーの上面
側の形状に対応したものとすればよく、トレー板部uに
対応する中央部21と、斜面部v1に対応する傾斜部2
2と、上縁部v2に対応する周縁部23とを備える。そ
して、一般に金型には、成形後、成形品を取り出すため
の、払い板が、型内の適宜位置に設けられているが、こ
の実施例では、周縁部23の全周を払い板23として実
施している。そして、この払い板23は摺動ピン24を
有し、この摺動ピン24は、払い板23の裏面から型の
外側までを貫いて配位されており、適当な作動手段(流
体圧シリンダ等の直線駆動手段や手動)によって摺動し
て、第2金型2の型内方向(図1の右側方向)に突出し
て、成形後、成形品を第2金型2の型内から浮き上がら
せる。尚、図1及び図2では、払い板23と傾斜部22
との間に間隔が開いた状態で描かれているが、成形は、
両者が密着した状態で行われる。
側の形状に対応したものとすればよく、トレー板部uに
対応する中央部21と、斜面部v1に対応する傾斜部2
2と、上縁部v2に対応する周縁部23とを備える。そ
して、一般に金型には、成形後、成形品を取り出すため
の、払い板が、型内の適宜位置に設けられているが、こ
の実施例では、周縁部23の全周を払い板23として実
施している。そして、この払い板23は摺動ピン24を
有し、この摺動ピン24は、払い板23の裏面から型の
外側までを貫いて配位されており、適当な作動手段(流
体圧シリンダ等の直線駆動手段や手動)によって摺動し
て、第2金型2の型内方向(図1の右側方向)に突出し
て、成形後、成形品を第2金型2の型内から浮き上がら
せる。尚、図1及び図2では、払い板23と傾斜部22
との間に間隔が開いた状態で描かれているが、成形は、
両者が密着した状態で行われる。
【0012】次に、本願発明の独特な構成について説明
すると、第2金型2の中央部21には、吸引口25が形
成されている。この吸引口25は、図3に示すように、
第2金型2の中央部21から型中を貫いて、型の側部に
開口している。そして、この型外の開口部26を、チュ
ーブ等の中空接続手段を介して、真空ポンプ(図示せ
ず)等の吸引装置に接続し、吸引口25から空気を吸引
する。
すると、第2金型2の中央部21には、吸引口25が形
成されている。この吸引口25は、図3に示すように、
第2金型2の中央部21から型中を貫いて、型の側部に
開口している。そして、この型外の開口部26を、チュ
ーブ等の中空接続手段を介して、真空ポンプ(図示せ
ず)等の吸引装置に接続し、吸引口25から空気を吸引
する。
【0013】この実施例では、吸引口25から第1導通
孔27を型中に形成し、型外の開口部26から第2導通
孔28を型中に形成し、両者を連通させると共に、第1
導通孔27の中央に円柱状の芯部29を形成している。
従って、この吸引口25は、外周部25aと、この外周
部25aより小さな内周部25bによって規定された略
ドーナツ状の開口を呈することになる。このように吸引
口25をドーナツ状の開口とすることによって、化粧シ
ートwを確実に支持するだけの吸引量を得ると同時に、
成形品に目立つような吸引口25の形状を残さない点で
有利である。即ち、吸引口の開口を大きくすると、吸引
口の痕跡が成形品に残りやすく、また、化粧シートwに
皺が生ずるおそれがあるが、この実施例のようにするこ
とにより、その弊害を防止し得る。この吸引口25の外
周部25aの径は、5〜10mmとして、内周部25bの
径との差を0.5〜2mm程度とすることが好ましい。
孔27を型中に形成し、型外の開口部26から第2導通
孔28を型中に形成し、両者を連通させると共に、第1
導通孔27の中央に円柱状の芯部29を形成している。
従って、この吸引口25は、外周部25aと、この外周
部25aより小さな内周部25bによって規定された略
ドーナツ状の開口を呈することになる。このように吸引
口25をドーナツ状の開口とすることによって、化粧シ
ートwを確実に支持するだけの吸引量を得ると同時に、
成形品に目立つような吸引口25の形状を残さない点で
有利である。即ち、吸引口の開口を大きくすると、吸引
口の痕跡が成形品に残りやすく、また、化粧シートwに
皺が生ずるおそれがあるが、この実施例のようにするこ
とにより、その弊害を防止し得る。この吸引口25の外
周部25aの径は、5〜10mmとして、内周部25bの
径との差を0.5〜2mm程度とすることが好ましい。
【0014】但し、略ドーナツ状とは、円形のものに限
定する意味ではなく、内周及び外周を有する環状であれ
ば足り、例えば、内周部及び外周部が共に矩形であって
もよく、また、円形の孔に角柱状の芯部29をすること
により、円形の外周部に矩形の内周部を有するものとし
てもよい等、適宜形状に変形し得る。さらに、本願の第
1の発明にあっては、この吸引口の形状は全く自由であ
り、細い開口を多数形成するようにしてもよい等、この
吸引口25の形状や大きさは適宜変更することができ
る。形成する個数としては、小型のトレーで4個、大き
なもので8〜10個程度とすればよく、使用する化粧シ
ートの形状や大きさに応じて適宜変更すればよい。また
形成する位置は、中央部のみならず、傾斜部22や周縁
部23に設けることも可能である。
定する意味ではなく、内周及び外周を有する環状であれ
ば足り、例えば、内周部及び外周部が共に矩形であって
もよく、また、円形の孔に角柱状の芯部29をすること
により、円形の外周部に矩形の内周部を有するものとし
てもよい等、適宜形状に変形し得る。さらに、本願の第
1の発明にあっては、この吸引口の形状は全く自由であ
り、細い開口を多数形成するようにしてもよい等、この
吸引口25の形状や大きさは適宜変更することができ
る。形成する個数としては、小型のトレーで4個、大き
なもので8〜10個程度とすればよく、使用する化粧シ
ートの形状や大きさに応じて適宜変更すればよい。また
形成する位置は、中央部のみならず、傾斜部22や周縁
部23に設けることも可能である。
【0015】次に、成形方法について説明すると、第
1、第2の金型を離反させて型を開き、化粧シートwを
第2金型の型内部の表面(この実施例では、中央部21
の表面)に配位する(図1)。そして、吸引口25より
化粧シートを吸引することにより第2金型の型内部の表
面に化粧シート固定する。ここで、化粧シートwは吸引
口25の吸引によって固定されているに止まるため、容
易に化粧シートwの位置調整ができる。
1、第2の金型を離反させて型を開き、化粧シートwを
第2金型の型内部の表面(この実施例では、中央部21
の表面)に配位する(図1)。そして、吸引口25より
化粧シートを吸引することにより第2金型の型内部の表
面に化粧シート固定する。ここで、化粧シートwは吸引
口25の吸引によって固定されているに止まるため、容
易に化粧シートwの位置調整ができる。
【0016】次に、第1、第2の金型を接近させて型を
閉じる。このとき、第1金型1の傾斜部13と周縁部1
4に押されるようにして、化粧シートwが、トレーの形
状に応じて変形する。この変形の際に、化粧シートが完
全に型に固定されていると、化粧シートが破れるおそれ
があるが、本願発明では、化粧シートwは吸引口25の
吸引によって固定されているに止まるため、変形に際し
て、ずれることができ、化粧シートの破れが防止され得
る。
閉じる。このとき、第1金型1の傾斜部13と周縁部1
4に押されるようにして、化粧シートwが、トレーの形
状に応じて変形する。この変形の際に、化粧シートが完
全に型に固定されていると、化粧シートが破れるおそれ
があるが、本願発明では、化粧シートwは吸引口25の
吸引によって固定されているに止まるため、変形に際し
て、ずれることができ、化粧シートの破れが防止され得
る。
【0017】型を閉じた後は、常法により、射出成形す
ればよく、第1金型側からの樹脂の射出によって、化粧
シートwは第2金型2の型内部の表面に密着し、化粧シ
ートwと第1金型1との間に樹脂jが満たされ、樹脂が
硬化することによって、樹脂jと化粧シートwとが固着
する(図2)。硬化後、型を開き、周縁部23(払い板
23)を突出させて、製品を取り出す。
ればよく、第1金型側からの樹脂の射出によって、化粧
シートwは第2金型2の型内部の表面に密着し、化粧シ
ートwと第1金型1との間に樹脂jが満たされ、樹脂が
硬化することによって、樹脂jと化粧シートwとが固着
する(図2)。硬化後、型を開き、周縁部23(払い板
23)を突出させて、製品を取り出す。
【0018】このようにして、図5に示すトレーtが製
造されるが、型から取り出した際には、化粧シートwの
周縁が、トレーの縁部vよりはみ出している場合があ
る。このような場合には、はみ出した部分をカッターで
切断するか、グラインダ等で削り取ってしまえばよい。
造されるが、型から取り出した際には、化粧シートwの
周縁が、トレーの縁部vよりはみ出している場合があ
る。このような場合には、はみ出した部分をカッターで
切断するか、グラインダ等で削り取ってしまえばよい。
【0019】次に、図6乃至図9は第2の実施例に係る
もので、図6は射出成形装置の金型の閉じた状態を示す
縦断面図、図7は図6の要部拡大図、図8は金型の開い
た状態を示す要部拡大縦断面図、図9は第2金型の正面
図である。
もので、図6は射出成形装置の金型の閉じた状態を示す
縦断面図、図7は図6の要部拡大図、図8は金型の開い
た状態を示す要部拡大縦断面図、図9は第2金型の正面
図である。
【0020】この実施例は、磁力によって化粧シートw
を固定するものであるが、出来上がった製品は、図5に
示す先の実施例と同一のものが製造でき、その詳細な説
明は省略する。尚、先の実施例では、吸引により化粧シ
ートを固定するため、化粧シートが目の荒い布等の通気
性の高いものであると製造が困難であったが、この実施
例では、磁力を利用するものであり、通気性の多少を問
わず製造し得るものである。
を固定するものであるが、出来上がった製品は、図5に
示す先の実施例と同一のものが製造でき、その詳細な説
明は省略する。尚、先の実施例では、吸引により化粧シ
ートを固定するため、化粧シートが目の荒い布等の通気
性の高いものであると製造が困難であったが、この実施
例では、磁力を利用するものであり、通気性の多少を問
わず製造し得るものである。
【0021】次に、射出成形装置について説明すると、
射出成形装置の金型は左右一対からなり、樹脂の射出ノ
ズル(図示せず)に接続された第1金型101と、この
第1金型に対して相対的に接近離反する第2金型201
とを備える。第1金型と第2金型は、少なくとも何れか
一方が移動して型の開閉を行うようにしておけばよい
が、一般には、樹脂の射出ノズル(図示せず)に接続さ
れた第1金型を固定として、第2金型を可動とすればよ
い。射出成形自体の構成については、従来の射出成形機
と同様の構成を採用することができものであり、この従
来と同様の部分については、先の実施例と同様であり、
同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
射出成形装置の金型は左右一対からなり、樹脂の射出ノ
ズル(図示せず)に接続された第1金型101と、この
第1金型に対して相対的に接近離反する第2金型201
とを備える。第1金型と第2金型は、少なくとも何れか
一方が移動して型の開閉を行うようにしておけばよい
が、一般には、樹脂の射出ノズル(図示せず)に接続さ
れた第1金型を固定として、第2金型を可動とすればよ
い。射出成形自体の構成については、従来の射出成形機
と同様の構成を採用することができものであり、この従
来と同様の部分については、先の実施例と同様であり、
同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0022】即ち、第1金型101には、射出口11
と、中央部12と、傾斜部13と、周縁部14とを備え
る。周縁部14の外側には、外縁部15が形成され、こ
の外縁部15が第2金型2に当接する点は、先の実施例
と同様である。そして、この実施例では、周縁部13の
上端より外側の適宜位置(図7では周縁部14と外縁部
15との間)に、押さえ体202を収納する押さえ体収
納凹部102が形成されている。この押さえ体収納凹部
102は、後述するように、型を閉じた際に、第2金型
201側に配位された押さえ体202を収納し得る空間
であり、押さえ体と同一か若干大きな空間としておくこ
とが望ましい。
と、中央部12と、傾斜部13と、周縁部14とを備え
る。周縁部14の外側には、外縁部15が形成され、こ
の外縁部15が第2金型2に当接する点は、先の実施例
と同様である。そして、この実施例では、周縁部13の
上端より外側の適宜位置(図7では周縁部14と外縁部
15との間)に、押さえ体202を収納する押さえ体収
納凹部102が形成されている。この押さえ体収納凹部
102は、後述するように、型を閉じた際に、第2金型
201側に配位された押さえ体202を収納し得る空間
であり、押さえ体と同一か若干大きな空間としておくこ
とが望ましい。
【0023】第2金型202も、従来と同様のものとし
て、中央部21と、傾斜部22と、周縁部23とを備え
る。そして、先の実施例と同様に、周縁部23の全周が
払い板23を兼ねるものであり、摺動ピン24が設けら
れている。
て、中央部21と、傾斜部22と、周縁部23とを備え
る。そして、先の実施例と同様に、周縁部23の全周が
払い板23を兼ねるものであり、摺動ピン24が設けら
れている。
【0024】この周縁部23には、マグネットらかなる
吸着部203が設けられ、この吸着部203に鉄製等、
磁力によって吸着する金属製の押さえ体202を吸着さ
せる。そして、吸着部203と押さえ体202との間
で、化粧シートwの周縁を、挟持することにより、固定
するものである。尚、この実施例では、吸着部203を
周縁部23の前面から突出させて、吸着部203と傾斜
部22との間に凹部空間(ヌスミ)204を形成してい
るが、形成されるトレーの形状に応じて、吸着部203
を周縁部23前面より後退させてもよく、或いは面一と
してもよい。また、周縁部23全体をマグネットから構
成して吸着部としてもよい。この実施例では、凹部空間
(ヌスミ)204にも樹脂が回り込み、上縁部v2に適
当な厚みを持たせることができるようになっている。
吸着部203が設けられ、この吸着部203に鉄製等、
磁力によって吸着する金属製の押さえ体202を吸着さ
せる。そして、吸着部203と押さえ体202との間
で、化粧シートwの周縁を、挟持することにより、固定
するものである。尚、この実施例では、吸着部203を
周縁部23の前面から突出させて、吸着部203と傾斜
部22との間に凹部空間(ヌスミ)204を形成してい
るが、形成されるトレーの形状に応じて、吸着部203
を周縁部23前面より後退させてもよく、或いは面一と
してもよい。また、周縁部23全体をマグネットから構
成して吸着部としてもよい。この実施例では、凹部空間
(ヌスミ)204にも樹脂が回り込み、上縁部v2に適
当な厚みを持たせることができるようになっている。
【0025】マグネットからなる吸着部203は、少な
くとも型の上部に設ければ足りるが、この実施例では、
型の上下に設けている(図9)。吸着部203の横方向
の長さは、化粧シートwを支持できる適当な長さとすれ
ばよく、型の左右の全長に渡って設けてもよく、一部に
のみ設けてもよく、断続的に設けてもよい。また、この
実施例では、押さえ体202を鉄としているが、マグネ
ットからなる吸着部203に吸着し得る材質であれば適
宜変更できる。さらに、押さえ体202をマグネットに
よって構成し、吸着部203を鉄等のマグネットに吸着
し得る素材で構成してもよい。尚、吸着部203は、図
6に示すように、凹部空間(ヌスミ)204を除く周縁
部23の上下全体に設けてもよいが、図9に示すよう
に、周縁部23の一部に設けてもよい。また、図9にお
ける金型の左右の吸着部203を設けない部分について
も、上縁部v2に適当な厚みを持たせるため、凹部空間
(ヌスミ)204を設けることが望ましい。
くとも型の上部に設ければ足りるが、この実施例では、
型の上下に設けている(図9)。吸着部203の横方向
の長さは、化粧シートwを支持できる適当な長さとすれ
ばよく、型の左右の全長に渡って設けてもよく、一部に
のみ設けてもよく、断続的に設けてもよい。また、この
実施例では、押さえ体202を鉄としているが、マグネ
ットからなる吸着部203に吸着し得る材質であれば適
宜変更できる。さらに、押さえ体202をマグネットに
よって構成し、吸着部203を鉄等のマグネットに吸着
し得る素材で構成してもよい。尚、吸着部203は、図
6に示すように、凹部空間(ヌスミ)204を除く周縁
部23の上下全体に設けてもよいが、図9に示すよう
に、周縁部23の一部に設けてもよい。また、図9にお
ける金型の左右の吸着部203を設けない部分について
も、上縁部v2に適当な厚みを持たせるため、凹部空間
(ヌスミ)204を設けることが望ましい。
【0026】また、払い板を形成する位置は適宜変更で
き、周縁部23に設けず、他の位置、例えば中央部21
や傾斜部22に設けてもよい。この場合には、周縁部2
3は、中央部21や傾斜部22等の他の部位と一体に形
成すればよい。
き、周縁部23に設けず、他の位置、例えば中央部21
や傾斜部22に設けてもよい。この場合には、周縁部2
3は、中央部21や傾斜部22等の他の部位と一体に形
成すればよい。
【0027】次に、成形方法について説明すると、第
1、第2の金型を離反させて型を開き、化粧シートwを
第2金型の型内部の表面(この実施例では、中央部21
の表面)に配位する。そして、化粧シートwの周縁上
に、押さえ体202を配位して吸着部203に吸着させ
ることによって、化粧シートwを挟持する(図8)。こ
こで、化粧シートwは磁力による吸着によって固定され
ているに止まるため、容易に化粧シートwの位置調整が
できる。
1、第2の金型を離反させて型を開き、化粧シートwを
第2金型の型内部の表面(この実施例では、中央部21
の表面)に配位する。そして、化粧シートwの周縁上
に、押さえ体202を配位して吸着部203に吸着させ
ることによって、化粧シートwを挟持する(図8)。こ
こで、化粧シートwは磁力による吸着によって固定され
ているに止まるため、容易に化粧シートwの位置調整が
できる。
【0028】次に、第1、第2の金型を接近させて型を
閉じる(図6)。このとき、第1金型1の傾斜部13と
周縁部14に押されるようにして、化粧シートwが、ト
レーの形状に応じて変形する。この変形の際に、化粧シ
ートが完全に型に固定されていると、化粧シートが破れ
るおそれがあるが、本願発明では、化粧シートwは磁力
によって吸着されているに止まるため、変形に際して、
ずれることができ、化粧シートの破れが防止され得る。
閉じる(図6)。このとき、第1金型1の傾斜部13と
周縁部14に押されるようにして、化粧シートwが、ト
レーの形状に応じて変形する。この変形の際に、化粧シ
ートが完全に型に固定されていると、化粧シートが破れ
るおそれがあるが、本願発明では、化粧シートwは磁力
によって吸着されているに止まるため、変形に際して、
ずれることができ、化粧シートの破れが防止され得る。
【0029】型を閉じた後は、常法により、射出成形す
ればよく、第1金型側からの樹脂の射出によって、化粧
シートwは第2金型2の型内部の表面に密着し、化粧シ
ートwと第1金型1との間に樹脂jが満たされ、樹脂が
硬化することによって、樹脂jと化粧シートwとが固着
する(図7)。硬化後、型を開き、押さえ体202を外
し、製品を取り出す。その際、この実施例では、払い板
23に磁力吸着部203が設けられ、化粧シートwを挟
んで押さえ体202が吸着している。そのため、製品の
取り出しに際して払い板23を突出させると、押さえ体
202が吸着状態を維持しつつ、払い板23、製品及び
押さえ体202の三者が突出し、この突出した状態で、
押さえ体202を外して製品を取り出すことができる。
このように、製品の取り出しに時に払い板23を突出さ
せても、押さえ体202が外れて落下してしまうと言っ
た事がなく、取り出しの作業性が向上するものである。
ればよく、第1金型側からの樹脂の射出によって、化粧
シートwは第2金型2の型内部の表面に密着し、化粧シ
ートwと第1金型1との間に樹脂jが満たされ、樹脂が
硬化することによって、樹脂jと化粧シートwとが固着
する(図7)。硬化後、型を開き、押さえ体202を外
し、製品を取り出す。その際、この実施例では、払い板
23に磁力吸着部203が設けられ、化粧シートwを挟
んで押さえ体202が吸着している。そのため、製品の
取り出しに際して払い板23を突出させると、押さえ体
202が吸着状態を維持しつつ、払い板23、製品及び
押さえ体202の三者が突出し、この突出した状態で、
押さえ体202を外して製品を取り出すことができる。
このように、製品の取り出しに時に払い板23を突出さ
せても、押さえ体202が外れて落下してしまうと言っ
た事がなく、取り出しの作業性が向上するものである。
【0030】このようにして、図5に示すトレーtが製
造されるが、型から取り出した際には、化粧シートwの
周縁が、トレーの縁部vよりはみ出している場合があ
る。このような場合には、はみ出した部分をカッターで
切断するか、グラインダ等で削り取ってしまえばよい。
造されるが、型から取り出した際には、化粧シートwの
周縁が、トレーの縁部vよりはみ出している場合があ
る。このような場合には、はみ出した部分をカッターで
切断するか、グラインダ等で削り取ってしまえばよい。
【0031】ここで、本願発明の実施に用いることので
きる装置についてまとめておくと、本願の第1の発明
は、トレー板部とトレー板部の周縁から立ち上がった縁
部とを備え、少なくともトレー板部の上面に化粧シート
を一体に配位したトレーの成形装置において、この成形
装置が、樹脂の射出ノズルに接続された第1金型と、こ
の第1金型に対して相対的に接近離反する第2金型とを
備えた射出成形機であり、第2金型の型内部に、化粧シ
ートを吸引する吸引口が形成され、この吸引口が第2金
型外に設けられた吸引装置に接続され、この吸引口によ
って化粧シートを第2金型の型内部の表面に吸着して、
第1金型の射出ノズルから樹脂を射出して成形するよう
にしたことを特徴とするトレーの成形装置によって実施
し得る。尚、この装置の吸引口は、外周部と、この外周
部より小さな内周部によって規定された環状の開口とす
ることが望ましい。
きる装置についてまとめておくと、本願の第1の発明
は、トレー板部とトレー板部の周縁から立ち上がった縁
部とを備え、少なくともトレー板部の上面に化粧シート
を一体に配位したトレーの成形装置において、この成形
装置が、樹脂の射出ノズルに接続された第1金型と、こ
の第1金型に対して相対的に接近離反する第2金型とを
備えた射出成形機であり、第2金型の型内部に、化粧シ
ートを吸引する吸引口が形成され、この吸引口が第2金
型外に設けられた吸引装置に接続され、この吸引口によ
って化粧シートを第2金型の型内部の表面に吸着して、
第1金型の射出ノズルから樹脂を射出して成形するよう
にしたことを特徴とするトレーの成形装置によって実施
し得る。尚、この装置の吸引口は、外周部と、この外周
部より小さな内周部によって規定された環状の開口とす
ることが望ましい。
【0032】本願の第2の発明は、トレー板部とトレー
板部の周縁から立ち上がった縁部とを備え、少なくとも
トレー板部の上面に化粧シートを一体に配位したトレー
の成形装置において、この成形装置が、樹脂の射出ノズ
ルに接続された第1金型と、この第1金型に対して相対
的に接近離反する第2金型とを備えた射出成形機であ
り、第2金型の型内部側の周縁に磁力吸着部が形成さ
れ、この磁力吸着部に対して磁力により吸着する押さえ
体が配位され、この第2金型の型内部側の周縁の磁力吸
着部と押さえ体との間で化粧シートの周縁部を挟むこと
により第2金型の型内部の表面に化粧シート固定して、
第1金型の射出ノズルから樹脂を射出して成形するよう
にしたことを特徴とするトレーの成形装置によって実施
することができる。尚、この装置は、その第2金型の型
内部側の周縁に、成形されたトレーを取り出すために出
没可能に設けられた払い板が配位され、この払い板に磁
力吸着部が設けられ、金型を閉じた際に押さえ体を収納
する押さえ体収納凹部102が、第1金型の型内部側の
周縁に形成されたものとすることが望ましい。
板部の周縁から立ち上がった縁部とを備え、少なくとも
トレー板部の上面に化粧シートを一体に配位したトレー
の成形装置において、この成形装置が、樹脂の射出ノズ
ルに接続された第1金型と、この第1金型に対して相対
的に接近離反する第2金型とを備えた射出成形機であ
り、第2金型の型内部側の周縁に磁力吸着部が形成さ
れ、この磁力吸着部に対して磁力により吸着する押さえ
体が配位され、この第2金型の型内部側の周縁の磁力吸
着部と押さえ体との間で化粧シートの周縁部を挟むこと
により第2金型の型内部の表面に化粧シート固定して、
第1金型の射出ノズルから樹脂を射出して成形するよう
にしたことを特徴とするトレーの成形装置によって実施
することができる。尚、この装置は、その第2金型の型
内部側の周縁に、成形されたトレーを取り出すために出
没可能に設けられた払い板が配位され、この払い板に磁
力吸着部が設けられ、金型を閉じた際に押さえ体を収納
する押さえ体収納凹部102が、第1金型の型内部側の
周縁に形成されたものとすることが望ましい。
【0033】
【発明の効果】本願の第1の発明は、化粧シートを一体
に備えたトレーを、射出成形により成形する方法を提供
しえたものであり、特に、左右に金型を配位した射出成
形機においても容易に化粧シートの位置決めが可能であ
り、さらに金型を閉じた際にも、化粧シートが破れにく
いトレーの成形方法を提供し得たものである。さらに、
第2の発明においては、第1の発明の効果に加え、化粧
シートに通気性の高い布を用いて成形することができる
ものである。
に備えたトレーを、射出成形により成形する方法を提供
しえたものであり、特に、左右に金型を配位した射出成
形機においても容易に化粧シートの位置決めが可能であ
り、さらに金型を閉じた際にも、化粧シートが破れにく
いトレーの成形方法を提供し得たものである。さらに、
第2の発明においては、第1の発明の効果に加え、化粧
シートに通気性の高い布を用いて成形することができる
ものである。
【図1】本願の第1の発明の実施例に係る射出成形装置
の金型の開いた状態を示す縦断面図である。
の金型の開いた状態を示す縦断面図である。
【図2】同射出成形装置の金型の閉じた状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図3】(A)は第2金型の要部拡大斜視図、(B)は
第2金型の吸引口の要部説明図である。
第2金型の吸引口の要部説明図である。
【図4】第2金型の正面図である。
【図5】(A)はトレーの斜視図、(B)はトレーの積
層構造を示す拡大断面図である。
層構造を示す拡大断面図である。
【図6】本願の第2の発明の実施例に係る射出成形装置
の金型の閉じた状態を示す縦断面図である。
の金型の閉じた状態を示す縦断面図である。
【図7】成形状態を示す図6の要部拡大図である。
【図8】金型の開いた状態を示す要部拡大縦断面図であ
る。
る。
【図9】第2金型の正面図である。
1 第1金型 2 第2金型 23 払い板 25 吸引口 25a 吸引口外周部 25b 吸引口内周部 102 押さえ体収納凹部 202 押さえ体 203 磁力吸着部
Claims (2)
- 【請求項1】 トレー板部とトレー板部の周縁から立ち
上がった縁部とを備え、少なくともトレー板部の上面に
化粧シートを一体に配位したトレーの成形方法におい
て、 樹脂の射出ノズルに接続された第1金型と、この第1金
型に対して相対的に接近離反する第2金型とを備えた射
出成形機を用い、 第2金型の型内部に吸引口を設け、第2金型の型内部の
表面に化粧シートを配位し、吸引口より化粧シートを吸
引することにより第2金型の型内部の表面に化粧シート
固定した後、第1、第2の両金型を閉じて、第1金型の
射出ノズルから樹脂を射出して成形することを特徴とす
るトレーの成形方法。 - 【請求項2】 トレー板部とトレー板部の周縁から立ち
上がった縁部とを備え、少なくともトレー板部の上面に
化粧シートを一体に配位したトレーの成形方法におい
て、 樹脂の射出ノズルに接続された第1金型と、この第1金
型に対して相対的に接近離反する第2金型とを備えた射
出成形機を用い、 第2金型の型内部側の周縁に対して磁力により吸着する
押さえ体を配位し、この第2金型の型内部側の周縁と押
さえ体との間で化粧シートの周縁部を挟むことにより第
2金型の型内部の表面に化粧シート固定した後、第1、
第2の両金型を閉じて、第1金型の射出ノズルから樹脂
を射出して成形することを特徴とするトレーの成形方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15921894A JPH081718A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | トレーの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15921894A JPH081718A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | トレーの成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081718A true JPH081718A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15688918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15921894A Pending JPH081718A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | トレーの成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081718A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2397299A3 (de) * | 2010-06-15 | 2015-03-18 | Ilsemann Automation Niederlassung der Heino Ilsemann GmbH | Kunststoffschale und Herstellungsverfahren |
| WO2023065483A1 (zh) * | 2021-10-19 | 2023-04-27 | 歌尔股份有限公司 | 用于注塑的固定装置及注塑装置 |
| KR102841099B1 (ko) * | 2024-08-07 | 2025-07-31 | (주)대륜엠유씨 | 조립식 매트 블록의 제조 장치 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP15921894A patent/JPH081718A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2397299A3 (de) * | 2010-06-15 | 2015-03-18 | Ilsemann Automation Niederlassung der Heino Ilsemann GmbH | Kunststoffschale und Herstellungsverfahren |
| WO2023065483A1 (zh) * | 2021-10-19 | 2023-04-27 | 歌尔股份有限公司 | 用于注塑的固定装置及注塑装置 |
| KR102841099B1 (ko) * | 2024-08-07 | 2025-07-31 | (주)대륜엠유씨 | 조립식 매트 블록의 제조 장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2130925C (en) | Insert molded article, and apparatus and method for producing the insert molded article | |
| KR200339231Y1 (ko) | 인몰드 사출성형용 금형 | |
| CA2522777A1 (en) | Apparatus and method for forming laminated and molded garments | |
| GB2350583A (en) | A method of fabricating a transparent resin cover using injection moulding. | |
| JPS6378716A (ja) | 加飾材付き成形体の製造方法 | |
| JP3834367B2 (ja) | インモールドラベル容器およびその製造方法 | |
| JP4222598B2 (ja) | 偏光膜の成形方法 | |
| JPS62201216A (ja) | 両面加飾合成樹脂成形品の製造法及び金型機構 | |
| WO2006027979A1 (ja) | 発泡成形用の金型及び発泡成形方法 | |
| JP3008865U (ja) | トレーの成形装置 | |
| JP2851205B2 (ja) | 成形同時絵付け用金型と成形同時絵付け方法 | |
| JP3691621B2 (ja) | 樹脂成形品の製造方法及び製造装置 | |
| JP2004082622A (ja) | 複合成形品の成形装置 | |
| JP2000355027A (ja) | プレス成形品の製造方法とプレス成形用金型 | |
| WO2002078937A1 (en) | Preliminary forming device, preliminary forming method using the device, and main forming method | |
| JP3153038B2 (ja) | 表皮接着シートの製造法 | |
| JPH05177697A (ja) | 合成樹脂成形品の成形型及び成形方法 | |
| JPH03219940A (ja) | オーナメント部材の成形用型およびその上型を用いて行うオーナメント部材の貼着方法 | |
| JPS6295209A (ja) | 加飾成形装置及び該装置を用いた絵付成形品の製造方法 | |
| JP3680872B2 (ja) | インモールド成形転写用金型並びに把手付容器の製造方法 | |
| JPH0363115A (ja) | インモールド加飾成形装置 | |
| JP2002219733A (ja) | 射出成形用金型及びインサート成形方法 | |
| JPS6012207B2 (ja) | 立体面へのフイルムインサ−ト方法 | |
| JP2004223896A (ja) | 表皮一体成形品の製造方法及び成形用型 | |
| JPH0976284A (ja) | プラスチック成形品の製造方法及び製造装置 |