JPH08180403A - 磁気記録媒体用カレンダー装置 - Google Patents
磁気記録媒体用カレンダー装置Info
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- JPH08180403A JPH08180403A JP31844994A JP31844994A JPH08180403A JP H08180403 A JPH08180403 A JP H08180403A JP 31844994 A JP31844994 A JP 31844994A JP 31844994 A JP31844994 A JP 31844994A JP H08180403 A JPH08180403 A JP H08180403A
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- heating
- rolls
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 全ての加熱ロール、弾性ロール及び非加熱ロ
ールの周面を自動的に各ロールクリーナーで払拭、清掃
できるようにする。 【構成】 この発明のカレンダー装置1Aは、各加熱ロ
ール2、3、4及び各弾性ロール6、7、8に対してそ
れぞれロールクリーナー9、10、11、12、13、
14を装着すると共に、最下段に位置する非加熱ロール
5に対してもロールクリーナー20を非加熱ロール5に
対して前進、後退できるように配設し、そしてその非加
熱ロール5の回転軸に平行な方向にトラバースするよう
に駆動されるように構成されている。
ールの周面を自動的に各ロールクリーナーで払拭、清掃
できるようにする。 【構成】 この発明のカレンダー装置1Aは、各加熱ロ
ール2、3、4及び各弾性ロール6、7、8に対してそ
れぞれロールクリーナー9、10、11、12、13、
14を装着すると共に、最下段に位置する非加熱ロール
5に対してもロールクリーナー20を非加熱ロール5に
対して前進、後退できるように配設し、そしてその非加
熱ロール5の回転軸に平行な方向にトラバースするよう
に駆動されるように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長尺の高分子フィル
ムの表面に磁性塗料を塗布し、その磁性塗料を乾燥させ
た後の磁気記録媒体にカレンダー処理を施す磁気記録媒
体用カレンダー装置(以下、単に「カレンダー装置」と
略記する)に関するものである。
ムの表面に磁性塗料を塗布し、その磁性塗料を乾燥させ
た後の磁気記録媒体にカレンダー処理を施す磁気記録媒
体用カレンダー装置(以下、単に「カレンダー装置」と
略記する)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カレンダー処理は、80〜120°Cに
加熱されたスチール製の複数の加熱ロールと樹脂製の弾
性ロール、そしてスチール製の非加熱(冷却)ロール
(以下、「非加熱ロール」と記す)を200〜350K
g/cmの圧力を加え、その間に長尺の高分子フィルム
の表面に磁性塗料を塗布、乾燥させた直後の磁気記録媒
体を通過させ、その磁性塗膜面の平滑性の向上、磁性層
の充填密度の向上を計るものである。
加熱されたスチール製の複数の加熱ロールと樹脂製の弾
性ロール、そしてスチール製の非加熱(冷却)ロール
(以下、「非加熱ロール」と記す)を200〜350K
g/cmの圧力を加え、その間に長尺の高分子フィルム
の表面に磁性塗料を塗布、乾燥させた直後の磁気記録媒
体を通過させ、その磁性塗膜面の平滑性の向上、磁性層
の充填密度の向上を計るものである。
【0003】このカレンダー処理を施すために現在用い
られているカレンダー装置を図3乃至図5を用いて説明
する。図3は従来技術のカレンダー装置の概念的な構成
図であり、図4は図3のカレンダー装置に用いられてい
るロールクリーナーの模式的な側面図であり、図5は図
4のロールクリーナーに用いられているバックアップベ
ルトの一部側面図である。
られているカレンダー装置を図3乃至図5を用いて説明
する。図3は従来技術のカレンダー装置の概念的な構成
図であり、図4は図3のカレンダー装置に用いられてい
るロールクリーナーの模式的な側面図であり、図5は図
4のロールクリーナーに用いられているバックアップベ
ルトの一部側面図である。
【0004】先ず、図3を用いて、従来技術のカレンダ
ー装置の構成を説明する。符号1は全体としてカレンダ
ー装置を指す。このカレンダー装置1は複数の加熱ロー
ル、図示の装置の場合は、3個の加熱ロール2、3、4
と1個の非加熱ロール5とこれらの間に介在した3個の
弾性ロール6、7、8とが垂直状態に配列されており、
そして前記各加熱ロール2、3、4のそれぞれの左側に
は各加熱ロール2、3、4に対して進退自在に可動する
ロールクリーナー9、10、11が、また、前記各弾性
ロール6、7、8のそれぞれの右側には各弾性ロール
6、7、8に対して進退自在に可動するロールクリーナ
ー12、13、14が配設されている。また、この装置
には磁気記録媒体Tの磁性塗膜面が加熱ロール2、3、
4の周面に向くようにガイドロール15A、15B、1
5C、15D、15E、15F、15G、15Hが適所
に設けられている。符号16で示したロールはテンショ
ンピックアップロールであり、符号17で示したロール
はクーリングロールであり、そして符号18で示したロ
ールはピンチロールである。
ー装置の構成を説明する。符号1は全体としてカレンダ
ー装置を指す。このカレンダー装置1は複数の加熱ロー
ル、図示の装置の場合は、3個の加熱ロール2、3、4
と1個の非加熱ロール5とこれらの間に介在した3個の
弾性ロール6、7、8とが垂直状態に配列されており、
そして前記各加熱ロール2、3、4のそれぞれの左側に
は各加熱ロール2、3、4に対して進退自在に可動する
ロールクリーナー9、10、11が、また、前記各弾性
ロール6、7、8のそれぞれの右側には各弾性ロール
6、7、8に対して進退自在に可動するロールクリーナ
ー12、13、14が配設されている。また、この装置
には磁気記録媒体Tの磁性塗膜面が加熱ロール2、3、
4の周面に向くようにガイドロール15A、15B、1
5C、15D、15E、15F、15G、15Hが適所
に設けられている。符号16で示したロールはテンショ
ンピックアップロールであり、符号17で示したロール
はクーリングロールであり、そして符号18で示したロ
ールはピンチロールである。
【0005】次に、前記ロールクリーナー9の構成を図
4及び図5を用いて説明する。このロールクリーナー9
は、図4に示したように、基台91の垂直な平面に垂直
に供給軸92、巻取り軸93及び2本のガイドロール9
4が設けられており、また、前記基台91の側面には一
対の歯車95、96が回転可能状態で不図示の支持装置
で支持されており、その歯車96はやはり不図示の駆動
源に連結されている。そしてこれらの歯車95、96に
は、図5にその一部を拡大して示したような無端のバッ
クアップベルト97が張り渡されている。このバックア
ップベルト97の内面及び外面にはそれぞれ相互にずれ
た状態で前記歯車95、96の歯が食い込める歯形97
A、97Bが形成されている。
4及び図5を用いて説明する。このロールクリーナー9
は、図4に示したように、基台91の垂直な平面に垂直
に供給軸92、巻取り軸93及び2本のガイドロール9
4が設けられており、また、前記基台91の側面には一
対の歯車95、96が回転可能状態で不図示の支持装置
で支持されており、その歯車96はやはり不図示の駆動
源に連結されている。そしてこれらの歯車95、96に
は、図5にその一部を拡大して示したような無端のバッ
クアップベルト97が張り渡されている。このバックア
ップベルト97の内面及び外面にはそれぞれ相互にずれ
た状態で前記歯車95、96の歯が食い込める歯形97
A、97Bが形成されている。
【0006】このような構成のロールクリーナー9の前
記供給軸92に、例えば、5cm幅のクリーニングテー
プCTをロール状に巻いた巻取りロール98を装着し、
このクリーニングテープCTを前記両歯車95、96の
外側に、即ち、加熱ロール2の周面側に掛け渡し、そし
て前記両ガイドロール94を介して使用済みのクリーニ
ングテープCTを前記巻取り軸93に装着した巻取りロ
ール99で巻き取るように構成されている。前記クリー
ニングテープCTは紙などのベースに研磨材をパターン
印刷し、カレンダー処理したものである。このクリーニ
ングテープ及びロールクリーナーとしては、特開平4
228111に記載されたクリーニングテープ及びロー
ルクリーナーを用いることができる。
記供給軸92に、例えば、5cm幅のクリーニングテー
プCTをロール状に巻いた巻取りロール98を装着し、
このクリーニングテープCTを前記両歯車95、96の
外側に、即ち、加熱ロール2の周面側に掛け渡し、そし
て前記両ガイドロール94を介して使用済みのクリーニ
ングテープCTを前記巻取り軸93に装着した巻取りロ
ール99で巻き取るように構成されている。前記クリー
ニングテープCTは紙などのベースに研磨材をパターン
印刷し、カレンダー処理したものである。このクリーニ
ングテープ及びロールクリーナーとしては、特開平4
228111に記載されたクリーニングテープ及びロー
ルクリーナーを用いることができる。
【0007】前記ロールクリーナー9は、矢印Xで示し
たように、加熱ロール2の周面に対して前進或いは後退
できるように、また、前記前進位置で、矢印Yで示した
ように、加熱ロール2の回転軸2Aに並行にトラバース
できるように、不図示のトラバース装置に支持されてい
る。ロールクリーナー9はこのように構成されているも
のであるが、他の加熱ロール3、4に対向して配設され
ている前記各ロールクリーナー10、11も、弾性ロー
ル6、7、8に対向して配設さている前記各ロールクリ
ーナー12、13、14も同様の構造で構成されている
ので、それらの説明を省略する。
たように、加熱ロール2の周面に対して前進或いは後退
できるように、また、前記前進位置で、矢印Yで示した
ように、加熱ロール2の回転軸2Aに並行にトラバース
できるように、不図示のトラバース装置に支持されてい
る。ロールクリーナー9はこのように構成されているも
のであるが、他の加熱ロール3、4に対向して配設され
ている前記各ロールクリーナー10、11も、弾性ロー
ル6、7、8に対向して配設さている前記各ロールクリ
ーナー12、13、14も同様の構造で構成されている
ので、それらの説明を省略する。
【0008】次に、このような構成のカレンダー装置1
を用いて長尺で幅広の磁気記録媒体Tの磁性塗膜面に前
記のようなカレンダー処理を施す場合を説明する。先
ず、塗布、乾燥工程から供給されてきた磁気記録媒体T
を、その磁性塗膜面が前記加熱ロール2、3、4の周面
に、そして前記非加熱ロール5の周面に向くように、前
記各ガイドロール15A、15Bを介して加熱ロール2
の前記ロールクリーナー9が当接しない周面側に掛け、
加熱ロール2と弾性ロール6との間を通し、そしてガイ
ドロール15Cで反転させて弾性ロール6と加熱ロール
3との間を通してその加熱ロール3のロールクリーナー
10が当接しない周面に掛け、そしてその加熱ロール3
と弾性ロール7の間を通し、そして更にガイドロール1
5Dで反転させて弾性ロール7と加熱ロール4との間を
通してその加熱ロール4のロールクリーナー11が当接
しない周面に掛け、そしてその加熱ロール4と弾性ロー
ル8の間を通し、そして更にまたガイドロール15Eで
反転させて弾性ロール8と非加熱ロール5との間を通
し、そこから出てきた磁気記録媒体Tをガイドロール1
5F、15Gに掛け、非加熱ロール5の下方に回してテ
ンションピックアップロール16、クーリングロール1
7の周面に案内し、その磁気記録媒体Tをクーリングロ
ール17とピンチロール18との間を通し、ガイドロー
ル15Hを介して不図示の巻き取りロールで巻き取れる
ように装着する。
を用いて長尺で幅広の磁気記録媒体Tの磁性塗膜面に前
記のようなカレンダー処理を施す場合を説明する。先
ず、塗布、乾燥工程から供給されてきた磁気記録媒体T
を、その磁性塗膜面が前記加熱ロール2、3、4の周面
に、そして前記非加熱ロール5の周面に向くように、前
記各ガイドロール15A、15Bを介して加熱ロール2
の前記ロールクリーナー9が当接しない周面側に掛け、
加熱ロール2と弾性ロール6との間を通し、そしてガイ
ドロール15Cで反転させて弾性ロール6と加熱ロール
3との間を通してその加熱ロール3のロールクリーナー
10が当接しない周面に掛け、そしてその加熱ロール3
と弾性ロール7の間を通し、そして更にガイドロール1
5Dで反転させて弾性ロール7と加熱ロール4との間を
通してその加熱ロール4のロールクリーナー11が当接
しない周面に掛け、そしてその加熱ロール4と弾性ロー
ル8の間を通し、そして更にまたガイドロール15Eで
反転させて弾性ロール8と非加熱ロール5との間を通
し、そこから出てきた磁気記録媒体Tをガイドロール1
5F、15Gに掛け、非加熱ロール5の下方に回してテ
ンションピックアップロール16、クーリングロール1
7の周面に案内し、その磁気記録媒体Tをクーリングロ
ール17とピンチロール18との間を通し、ガイドロー
ル15Hを介して不図示の巻き取りロールで巻き取れる
ように装着する。
【0009】その後、カレンダー装置1を作動させる
と、その下方の所定位置で固定されている前記非加熱ロ
ール5に対して前記加熱ロール2、3、4及び弾性ロー
ル6、7、8が下降し、各ロール間でカレンダー処理を
しようとする磁気記録媒体Tを挟み、前記温度及び圧力
で加熱及び加圧し、磁気記録媒体Tを一定の速度で駆動
してカレンダー処理を施す。このカレンダー処理により
高温になった磁気記録媒体Tは非加熱ロール5で冷却さ
れ、不図示の巻き取りロールに巻き取られる。
と、その下方の所定位置で固定されている前記非加熱ロ
ール5に対して前記加熱ロール2、3、4及び弾性ロー
ル6、7、8が下降し、各ロール間でカレンダー処理を
しようとする磁気記録媒体Tを挟み、前記温度及び圧力
で加熱及び加圧し、磁気記録媒体Tを一定の速度で駆動
してカレンダー処理を施す。このカレンダー処理により
高温になった磁気記録媒体Tは非加熱ロール5で冷却さ
れ、不図示の巻き取りロールに巻き取られる。
【0010】このカレンダー処理中、磁気記録媒体Tが
加熱ロールと弾性ロール、弾性ロールと非加熱ロールと
の間を加圧されながら駆動されるため、各加熱ロール
2、3、4及び各弾性ロール6、7、8の表面に磁性塗
膜のバインダー、磁性粉などの汚れが付着する。従っ
て、カレンダー処理中に各加熱ロール2、3、4及び各
弾性ロール6、7、8の表面が汚れた場合には、前記各
ロールクリーナー9、10、11を前記各加熱ロール
2、3、4の方向に前進させ、また、前記各ロールクリ
ーナー12、13、14を前記各弾性ロール6、7、8
の方向に前進させ、それぞれのバックアップベルト97
でクリーニングテープCTを前記各ロールの周面に押し
つけながら一定速度で回転駆動し、そして同時に紙面に
対して垂直な、即ち、各加熱ロール2、3、4及び弾性
ロール6、7、8の回転軸に平行な方向にトラバースさ
せて、前記各ロールの全表面を払拭するようにしてい
る。
加熱ロールと弾性ロール、弾性ロールと非加熱ロールと
の間を加圧されながら駆動されるため、各加熱ロール
2、3、4及び各弾性ロール6、7、8の表面に磁性塗
膜のバインダー、磁性粉などの汚れが付着する。従っ
て、カレンダー処理中に各加熱ロール2、3、4及び各
弾性ロール6、7、8の表面が汚れた場合には、前記各
ロールクリーナー9、10、11を前記各加熱ロール
2、3、4の方向に前進させ、また、前記各ロールクリ
ーナー12、13、14を前記各弾性ロール6、7、8
の方向に前進させ、それぞれのバックアップベルト97
でクリーニングテープCTを前記各ロールの周面に押し
つけながら一定速度で回転駆動し、そして同時に紙面に
対して垂直な、即ち、各加熱ロール2、3、4及び弾性
ロール6、7、8の回転軸に平行な方向にトラバースさ
せて、前記各ロールの全表面を払拭するようにしてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来技
術のカレンダー装置1には、前記非加熱ロール5に対し
てはロールクリーナーが配設されていない。これは、そ
の表面の汚れの程度が少なく、1週間に2回位の頻度で
汚れを除去する程度でよかったためである。
術のカレンダー装置1には、前記非加熱ロール5に対し
てはロールクリーナーが配設されていない。これは、そ
の表面の汚れの程度が少なく、1週間に2回位の頻度で
汚れを除去する程度でよかったためである。
【0012】しかし、磁性塗膜の種類によっては加熱ロ
ール2、3、4の表面温度を高温にしなければならず、
その温度が高くなるにつれて、各加熱ロール2、3、4
及び各弾性ロール6、7、8の表面は無論のこと、非加
熱ロール5の表面にも汚れの付着量が増加し、この非加
熱ロール5の表面の汚れを除去するために、加熱ロール
や弾性ロールの汚れの清掃作業の頻度ではないにして
も、これまでよりは頻繁にカレンダー装置1を停止して
清掃しなければならなくなった。
ール2、3、4の表面温度を高温にしなければならず、
その温度が高くなるにつれて、各加熱ロール2、3、4
及び各弾性ロール6、7、8の表面は無論のこと、非加
熱ロール5の表面にも汚れの付着量が増加し、この非加
熱ロール5の表面の汚れを除去するために、加熱ロール
や弾性ロールの汚れの清掃作業の頻度ではないにして
も、これまでよりは頻繁にカレンダー装置1を停止して
清掃しなければならなくなった。
【0013】そのため、磁気記録媒体Tのカレンダー連
続処理長は27,000〜130,000mが限度であ
り、その都度、非加熱ロール5をベンコットンに溶剤と
研磨材を塗布して、人手による払拭作業で清掃している
状態であった。この人手による払拭作業は非能率的で長
時間を要し、この間カレンダー装置1を休止しなければ
ならない。このように、ロールクリーナーが設置されて
いない非加熱ロールを用いることはそれだけでカレンダ
ー装置の稼働効率を低下させる最も大きな要因になって
いる。また、非加熱ロールの汚れによる磁気記録媒体表
面の汚れの転写も時々発生しており、問題とされてい
た。
続処理長は27,000〜130,000mが限度であ
り、その都度、非加熱ロール5をベンコットンに溶剤と
研磨材を塗布して、人手による払拭作業で清掃している
状態であった。この人手による払拭作業は非能率的で長
時間を要し、この間カレンダー装置1を休止しなければ
ならない。このように、ロールクリーナーが設置されて
いない非加熱ロールを用いることはそれだけでカレンダ
ー装置の稼働効率を低下させる最も大きな要因になって
いる。また、非加熱ロールの汚れによる磁気記録媒体表
面の汚れの転写も時々発生しており、問題とされてい
た。
【0014】従って、この発明は、前記のような不都合
を除去することを課題とするものであって、カレンダー
装置を構成する全ての加熱ロール、弾性ロール及び非加
熱ロールにそれぞれロールクリーナーを配設し、それら
のロールが汚れた場合に、それぞれのロールの周面を自
動的に各ロールクリーナーで払拭、清掃できるカレンダ
ー装置を提供することを目的とするものである。
を除去することを課題とするものであって、カレンダー
装置を構成する全ての加熱ロール、弾性ロール及び非加
熱ロールにそれぞれロールクリーナーを配設し、それら
のロールが汚れた場合に、それぞれのロールの周面を自
動的に各ロールクリーナーで払拭、清掃できるカレンダ
ー装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】それ故、この発明のカレ
ンダー装置は、複数の加熱ロールと非加熱ロールとから
なり、これら加熱ロールと非加熱ロール間に弾性ロール
が介在し、前記各加熱ロールと各弾性ロール間に磁性塗
料を塗布、乾燥した後の磁気記録媒体を加熱、加圧しな
がら通過させた後、前記非加熱ロールにより冷却させ
て、前記磁気記録媒体の磁性塗膜面に平滑化処理などを
施す磁気記録媒体用カレンダー装置において、前記各加
熱ロール及び各弾性ロールに対してロールクリーナーを
配設すると共に、前記非加熱ロールに対してもロールク
リーナーを配設して、前記課題を解決している。
ンダー装置は、複数の加熱ロールと非加熱ロールとから
なり、これら加熱ロールと非加熱ロール間に弾性ロール
が介在し、前記各加熱ロールと各弾性ロール間に磁性塗
料を塗布、乾燥した後の磁気記録媒体を加熱、加圧しな
がら通過させた後、前記非加熱ロールにより冷却させ
て、前記磁気記録媒体の磁性塗膜面に平滑化処理などを
施す磁気記録媒体用カレンダー装置において、前記各加
熱ロール及び各弾性ロールに対してロールクリーナーを
配設すると共に、前記非加熱ロールに対してもロールク
リーナーを配設して、前記課題を解決している。
【0016】そして好ましくは、前記非加熱ロールに対
して配設したロールクリーナーを、その非加熱ロールの
回転軸に平行な方向に、その全幅にわたってトラバース
するように駆動すると同時に、その非加熱ロールの両端
部の僅かな範囲において更に複数回トラバースを繰り返
すように駆動して、その非加熱ロールの汚れを一層強力
に払拭するように構成して、前記課題を解決している。
して配設したロールクリーナーを、その非加熱ロールの
回転軸に平行な方向に、その全幅にわたってトラバース
するように駆動すると同時に、その非加熱ロールの両端
部の僅かな範囲において更に複数回トラバースを繰り返
すように駆動して、その非加熱ロールの汚れを一層強力
に払拭するように構成して、前記課題を解決している。
【0017】
【作用】従って、このようにカレンダー装置を構成する
と、全ての加熱ロール、弾性ロール及び非加熱ロールの
周面に付着した汚れを同時に払拭、清掃でき、そのカレ
ンダー装置の稼働率を向上させることができ、更にカレ
ンダー処理された磁気記録媒体の歩留りを向上させるこ
とができる。
と、全ての加熱ロール、弾性ロール及び非加熱ロールの
周面に付着した汚れを同時に払拭、清掃でき、そのカレ
ンダー装置の稼働率を向上させることができ、更にカレ
ンダー処理された磁気記録媒体の歩留りを向上させるこ
とができる。
【0018】
【実施例】次に、図1及び図2を用いて、この発明のカ
レンダー装置を説明する。図1はこの発明のカレンダー
装置の概念的な構成図であり、そして図2は図1に示し
たカレンダー装置のロールクリーナーのトラバース方法
を説明するための軌跡を示した線図である。なお、従来
技術のカレンダー装置の構成要素と同一の構成要素には
同一の符号を付して、それら構成要素の説明を省略す
る。
レンダー装置を説明する。図1はこの発明のカレンダー
装置の概念的な構成図であり、そして図2は図1に示し
たカレンダー装置のロールクリーナーのトラバース方法
を説明するための軌跡を示した線図である。なお、従来
技術のカレンダー装置の構成要素と同一の構成要素には
同一の符号を付して、それら構成要素の説明を省略す
る。
【0019】この発明のカレンダー装置1Aにおいて
は、図1に示したように、各加熱ロール2、3、4及び
各弾性ロール6、7、8に対してそれぞれロールクリー
ナー9、10、11、12、13、14を装着すると共
に、最下段に位置する非加熱ロール5に対してもロール
クリーナー20を配設した。このロールクリーナー20
は非加熱ロール5に対して前進、後退できるように、不
図示のトラバース装置に支持されており、そして非加熱
ロール5の回転軸に平行な方向にトラバースするように
駆動される。
は、図1に示したように、各加熱ロール2、3、4及び
各弾性ロール6、7、8に対してそれぞれロールクリー
ナー9、10、11、12、13、14を装着すると共
に、最下段に位置する非加熱ロール5に対してもロール
クリーナー20を配設した。このロールクリーナー20
は非加熱ロール5に対して前進、後退できるように、不
図示のトラバース装置に支持されており、そして非加熱
ロール5の回転軸に平行な方向にトラバースするように
駆動される。
【0020】更に、加熱ロール2、3、4や弾性ロール
6、7、8の両端部は他の部分より汚れがひどいので、
前記ロールクリーナー20は、トラバース装置上で、図
3に示したように、非加熱ロール5の両端部において、
例えば、約10mm幅程度の範囲で3回ほど繰り返しト
ラバースするように構成されている。このようにして、
各非加熱ロール5はその周面を完全に払拭、清掃するこ
とができる。
6、7、8の両端部は他の部分より汚れがひどいので、
前記ロールクリーナー20は、トラバース装置上で、図
3に示したように、非加熱ロール5の両端部において、
例えば、約10mm幅程度の範囲で3回ほど繰り返しト
ラバースするように構成されている。このようにして、
各非加熱ロール5はその周面を完全に払拭、清掃するこ
とができる。
【0021】更に、前記ロールクリーナー20は、図2
に示したように、他のロールクリーナー9、10、1
1、12、13、14と同様に、前記非加熱ロール5の
回転軸と平行な方向に、その全幅にわたってトラバース
するように駆動されると同時に、不図示の駆動機構によ
り前記非加熱ロール5の両端部の僅かな範囲Wにおいて
更に複数回、図2においては3回、トラバースを繰り返
すように駆動される。従って、その非加熱ロールの特に
汚れ易い両端部を一層強力に払拭することができる。
に示したように、他のロールクリーナー9、10、1
1、12、13、14と同様に、前記非加熱ロール5の
回転軸と平行な方向に、その全幅にわたってトラバース
するように駆動されると同時に、不図示の駆動機構によ
り前記非加熱ロール5の両端部の僅かな範囲Wにおいて
更に複数回、図2においては3回、トラバースを繰り返
すように駆動される。従って、その非加熱ロールの特に
汚れ易い両端部を一層強力に払拭することができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明のカレンダー装置によれば、全ての加熱ロール、弾性
ロール及び非加熱ロールの周面に付着した汚れを同時
に、しかも自動的に払拭、清掃することができるので、
そのカレンダー装置の清掃作業の能率が向上し、カレン
ダー装置そのものの稼働率も向上させることができる。
更に、全ての加熱ロール、弾性ロール及び非加熱ロール
の周面を清潔に保つことができるので、前記汚れにより
転写することがなく、そのためカレンダー処理された磁
気記録媒体の歩留りを向上させることができる。更にま
た、従来行っていた手作業による清掃に使用していた清
掃材料を削減でき、そでだけ経費を節約することができ
る。
明のカレンダー装置によれば、全ての加熱ロール、弾性
ロール及び非加熱ロールの周面に付着した汚れを同時
に、しかも自動的に払拭、清掃することができるので、
そのカレンダー装置の清掃作業の能率が向上し、カレン
ダー装置そのものの稼働率も向上させることができる。
更に、全ての加熱ロール、弾性ロール及び非加熱ロール
の周面を清潔に保つことができるので、前記汚れにより
転写することがなく、そのためカレンダー処理された磁
気記録媒体の歩留りを向上させることができる。更にま
た、従来行っていた手作業による清掃に使用していた清
掃材料を削減でき、そでだけ経費を節約することができ
る。
【図1】 この発明のカレンダー装置の概念的な構成図
である。
である。
【図2】 図1に示したカレンダー装置のロールクリー
ナーのトラバース方法を説明するための軌跡を示した線
図である。
ナーのトラバース方法を説明するための軌跡を示した線
図である。
【図3】 従来技術のカレンダー装置の概念的な構成図
である。
である。
【図4】 図3のカレンダー装置に用いられているロー
ルクリーナーの模式的な側面図である。
ルクリーナーの模式的な側面図である。
【図5】 図4のロールクリーナーに用いられているバ
ックアップベルトの一部側面図である。
ックアップベルトの一部側面図である。
1A この発明のカレンダー装置 2 加熱ロール 3 加熱ロール 4 加熱ロール 5 非加熱ロール 6 弾性ロール 7 弾性ロール 8 弾性ロール 9 ロールクリーナー 10 ロールクリーナー 11 ロールクリーナー 12 ロールクリーナー 13 ロールクリーナー 14 ロールクリーナー 20 ロールクリーナー 91 基台 95 歯車 96 歯車 97 バックアップベルト T 磁気記録媒体 CT クリーニングテープ
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の加熱ロールと非加熱ロールとから
なり、これら加熱ロールと非加熱ロール間に弾性ロール
が介在し、前記各加熱ロールと各弾性ロール間に磁性塗
料を塗布、乾燥した後の磁気記録媒体を加熱、加圧しな
がら通過させた後、前記非加熱ロールにより冷却させ
て、前記磁気記録媒体の磁性塗膜面に平滑化処理などを
施す磁気記録媒体用カレンダー装置において、前記各加
熱ロール及び各弾性ロールに対してロールクリーナーを
配設すると共に、前記非加熱ロールに対してもロールク
リーナーを配設したことを特徴とする磁気記録媒体用カ
レンダー装置。 - 【請求項2】 前記非加熱ロールに対して配設されたロ
ールクリーナーは前記非加熱ロールの回転軸方向に、そ
の全幅にわたってトラバースするように駆動されると同
時に、前記非加熱ロールの両端部の僅かな範囲において
更に複数回トラバースを繰り返すように駆動する駆動機
構で支持されていることを特徴とする請求項1に記載の
磁気記録媒体用カレンダー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31844994A JPH08180403A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 磁気記録媒体用カレンダー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31844994A JPH08180403A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 磁気記録媒体用カレンダー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08180403A true JPH08180403A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18099258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31844994A Pending JPH08180403A (ja) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | 磁気記録媒体用カレンダー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08180403A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6729230B1 (en) | 2000-07-07 | 2004-05-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Calendar roll cleaning apparatus |
| JP2007190797A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Kawakami Sangyo Co Ltd | 製袋機および袋の製造方法 |
-
1994
- 1994-12-21 JP JP31844994A patent/JPH08180403A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6729230B1 (en) | 2000-07-07 | 2004-05-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Calendar roll cleaning apparatus |
| JP2007190797A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Kawakami Sangyo Co Ltd | 製袋機および袋の製造方法 |
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