JPH08194910A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
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- JPH08194910A JPH08194910A JP2453395A JP2453395A JPH08194910A JP H08194910 A JPH08194910 A JP H08194910A JP 2453395 A JP2453395 A JP 2453395A JP 2453395 A JP2453395 A JP 2453395A JP H08194910 A JPH08194910 A JP H08194910A
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ヘッドのインダクタンスを小さくでき、
かつフィードスルーを少なくする。 【構成】 突き合わせ面で磁気ギャップ2aを構成する
一対の磁気コア片2c,2dとテープスライダー42と
を有する磁気ヘッドにおいて、磁気コア片2c,2dを
テープスライダー42の穴部42aに入れ、磁気コア片
2c,2dの周囲を囲む非磁性材を介して両者を接合す
る。そして、テープスライダー42の磁気ギャップ2a
側とは反対の面に形成される裏面側の穴部面積(M×N
2 )を、表面側の穴部面積(M×N1 )より広くしてい
る。
かつフィードスルーを少なくする。 【構成】 突き合わせ面で磁気ギャップ2aを構成する
一対の磁気コア片2c,2dとテープスライダー42と
を有する磁気ヘッドにおいて、磁気コア片2c,2dを
テープスライダー42の穴部42aに入れ、磁気コア片
2c,2dの周囲を囲む非磁性材を介して両者を接合す
る。そして、テープスライダー42の磁気ギャップ2a
側とは反対の面に形成される裏面側の穴部面積(M×N
2 )を、表面側の穴部面積(M×N1 )より広くしてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドに関する。
更に詳述すると、本発明は、磁気ヘッドのインダクタン
スを小さくし、フィードスルー(記録磁束の再生コアへ
の直接的飛び込み現象による磁気ノイズ)を少なくでき
る磁気ヘッドの改良に関する。
更に詳述すると、本発明は、磁気ヘッドのインダクタン
スを小さくし、フィードスルー(記録磁束の再生コアへ
の直接的飛び込み現象による磁気ノイズ)を少なくでき
る磁気ヘッドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5,055,959号には、
磁気ギャップとそのギャップ上を摺動するテープとのス
ペーシングロスを極力小さく出来る磁気ヘッドが開示さ
れている。そして、本出願人は、この技術を改良具体化
した磁気ヘッドを案出した。
磁気ギャップとそのギャップ上を摺動するテープとのス
ペーシングロスを極力小さく出来る磁気ヘッドが開示さ
れている。そして、本出願人は、この技術を改良具体化
した磁気ヘッドを案出した。
【0003】この磁気ヘッドは、その磁気ギャップ周辺
を現す図11に示されるように、フェライトからなる棒
状のスライダー第一部材42wと、同じくフェライトか
らなるスライダー第二部材42yの切り欠き42eとで
形成された穴部42aに、磁気ギャップ2aを構成する
フェライトからなる一対の磁気コア片2c,2dが入れ
られ、その隙間には非磁性材12が充填される構造とな
っている。
を現す図11に示されるように、フェライトからなる棒
状のスライダー第一部材42wと、同じくフェライトか
らなるスライダー第二部材42yの切り欠き42eとで
形成された穴部42aに、磁気ギャップ2aを構成する
フェライトからなる一対の磁気コア片2c,2dが入れ
られ、その隙間には非磁性材12が充填される構造とな
っている。
【0004】ここで、スライダー第二部材42yのスラ
イダー凸部42dの高さHは、磁気コア片2c,2dの
コア凸部2c1 ,2d1 と同じ高さ面となるように設定
されている。また、コア凸部2c1 ,2d1 のテープ幅
方向の両側に配され、かつ台形状に形成される非磁性凸
部12a,12bも、スライダー凸部42dやコア凸部
2c1 ,2d1 と同じ高さHに設定される。一方、スラ
イダー凸部42dの幅W2 は、コア凸部2c1 ,2d1
の各長さを足した幅W1 より狭くなっている。非磁性凸
部12a,12bは、スライダー凸部42dの近傍で
は、幅W2 とされ、コア凸部2c1 ,2d1 に近づくに
従い幅広とされ、コア凸部2c1 ,2d1に接する部分
は、幅W1 となり最も広くなっている。
イダー凸部42dの高さHは、磁気コア片2c,2dの
コア凸部2c1 ,2d1 と同じ高さ面となるように設定
されている。また、コア凸部2c1 ,2d1 のテープ幅
方向の両側に配され、かつ台形状に形成される非磁性凸
部12a,12bも、スライダー凸部42dやコア凸部
2c1 ,2d1 と同じ高さHに設定される。一方、スラ
イダー凸部42dの幅W2 は、コア凸部2c1 ,2d1
の各長さを足した幅W1 より狭くなっている。非磁性凸
部12a,12bは、スライダー凸部42dの近傍で
は、幅W2 とされ、コア凸部2c1 ,2d1 に近づくに
従い幅広とされ、コア凸部2c1 ,2d1に接する部分
は、幅W1 となり最も広くなっている。
【0005】このようにして、スライダー凸部42dと
コア凸部2c1 ,2d1 と非磁性凸部12a,12b
が、テープ摺動面を構成する形となっている。なお、非
磁性材12の摩耗特性は、スライダー凸部42dやコア
凸部2c1 ,2d1 と略等しくなるように設定されてい
る。
コア凸部2c1 ,2d1 と非磁性凸部12a,12b
が、テープ摺動面を構成する形となっている。なお、非
磁性材12の摩耗特性は、スライダー凸部42dやコア
凸部2c1 ,2d1 と略等しくなるように設定されてい
る。
【0006】このように構成された磁気ヘッドが磁気記
録再生装置に組み込まれ、磁気テープが矢示c方向に駆
動される場合の摩耗状況について説明する。
録再生装置に組み込まれ、磁気テープが矢示c方向に駆
動される場合の摩耗状況について説明する。
【0007】テープ摺動面は、当初(t=0)、図12
に示されるように、どの場所でもHとなっている。しか
し、磁気記録再生装置が作動し、テープがテープ摺動面
上を矢示C方向に摺動すると、摩耗が生じ始める。その
際、テープ摺動面を構成するコア凸部2c1 ,2d1 に
おける、テープの単位面積当たりの圧力は、他のテープ
摺動面であるスライダー凸部42dより小さくなる。こ
れは、コア凸部2c1,2d1 の各長さを足した幅W1
が、スライダー凸部42dの幅W2 より大きいためであ
る。このため、スライダー凸部42dは、摩耗が激し
く、コア凸部2c1 ,2d1 は、摩耗が少ない状況とな
り、図12に示されるように、次第にコア凸部2c1 ,
2d1 が出っ張る形となる(t=ta)。なお、非磁性
凸部12a,12bは、スライダー凸部42dとコア凸
部2c1 ,2d1 をつなぐ形で摩耗される。なお、この
非磁性凸部12a,12bを両凸部42d,2c1 ,2
d1より耐摩耗性が大きい材料にしたとしても、若干窪
みの程度が大きくなるが、つなぐ形での摩耗は同様にな
される。これは、非磁性凸部12a,12bの幅がある
程度広く形成されているからである。このようにして、
次第にコア凸部2c1,2d1 が出っ張る。この出っ張
りがある一定以上の高さになると、テープとの摩擦が他
の部分より大きくなり、削られる。この結果、一定の高
さを持った出っ張りがギャップ2a及びその近傍に生じ
る。図12に、一定時間経過後(t=tx)のテープ摺
動面の高さの状況を示す。このようにして、テープと磁
気ギャップ2aとのスペーシングロスが小さくテープタ
ッチの良好な磁気記録再生装置が構築される。
に示されるように、どの場所でもHとなっている。しか
し、磁気記録再生装置が作動し、テープがテープ摺動面
上を矢示C方向に摺動すると、摩耗が生じ始める。その
際、テープ摺動面を構成するコア凸部2c1 ,2d1 に
おける、テープの単位面積当たりの圧力は、他のテープ
摺動面であるスライダー凸部42dより小さくなる。こ
れは、コア凸部2c1,2d1 の各長さを足した幅W1
が、スライダー凸部42dの幅W2 より大きいためであ
る。このため、スライダー凸部42dは、摩耗が激し
く、コア凸部2c1 ,2d1 は、摩耗が少ない状況とな
り、図12に示されるように、次第にコア凸部2c1 ,
2d1 が出っ張る形となる(t=ta)。なお、非磁性
凸部12a,12bは、スライダー凸部42dとコア凸
部2c1 ,2d1 をつなぐ形で摩耗される。なお、この
非磁性凸部12a,12bを両凸部42d,2c1 ,2
d1より耐摩耗性が大きい材料にしたとしても、若干窪
みの程度が大きくなるが、つなぐ形での摩耗は同様にな
される。これは、非磁性凸部12a,12bの幅がある
程度広く形成されているからである。このようにして、
次第にコア凸部2c1,2d1 が出っ張る。この出っ張
りがある一定以上の高さになると、テープとの摩擦が他
の部分より大きくなり、削られる。この結果、一定の高
さを持った出っ張りがギャップ2a及びその近傍に生じ
る。図12に、一定時間経過後(t=tx)のテープ摺
動面の高さの状況を示す。このようにして、テープと磁
気ギャップ2aとのスペーシングロスが小さくテープタ
ッチの良好な磁気記録再生装置が構築される。
【0008】そして、この磁気ヘッドでは、テープ摺動
面の摩耗特性を同一にするため及びフィードスルー(記
録磁気ヘッドの磁束が再生磁気ヘッドのコアへ直接的に
飛び込む現象による磁気ノイズ)対策の為に、磁気コア
片2c,2dとテープスライダー42とを同材質系のフ
ェライトで構成している。このため、両者を直接、接合
すると磁気ヘッドのインダクタンスが上昇してしまい、
コイル巻数を多くとることが出来ず、ヘッド感度が小さ
くなる問題が生ずる。しかし、この磁気ヘッドでは、非
磁性材12を介してテープスライダー42に固定してい
るので、磁気的結合は弱く、磁気ヘッドのインダクタン
スは上昇しないという利点を有している。
面の摩耗特性を同一にするため及びフィードスルー(記
録磁気ヘッドの磁束が再生磁気ヘッドのコアへ直接的に
飛び込む現象による磁気ノイズ)対策の為に、磁気コア
片2c,2dとテープスライダー42とを同材質系のフ
ェライトで構成している。このため、両者を直接、接合
すると磁気ヘッドのインダクタンスが上昇してしまい、
コイル巻数を多くとることが出来ず、ヘッド感度が小さ
くなる問題が生ずる。しかし、この磁気ヘッドでは、非
磁性材12を介してテープスライダー42に固定してい
るので、磁気的結合は弱く、磁気ヘッドのインダクタン
スは上昇しないという利点を有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この磁
気ヘッドは、そのような利点を有してはいるが、従来の
一般的な磁気ヘッドに比べ、やはりテープスライダー4
2のフェライトが磁気コア片2c,2dに近接してお
り、磁気ヘッドのインダクタンスがある程度上昇してし
まい、磁気ヘッドのコイル巻き数を多く取れない問題が
ある。一方、シールドの役目を有しているテープスライ
ダー42を磁気コア片2c,2dから離すと、磁気ヘッ
ドのインダクタンスは下がるが、フィードスルーが悪化
する。このような関係は、テープスライダー42と磁気
コア片2c,2dとの距離Lと、磁気ヘッドのインダク
タンスとの関係及びその距離Lとフィードスルーとの関
係を示した図10に示すとおりであり、距離Lが長くな
ればインダクタンスは下がるが、フィードスルーは多く
なる。一方、距離Lが短くなればフィードスルーは少な
くなるが、インダクタンスが上昇してしまう。
気ヘッドは、そのような利点を有してはいるが、従来の
一般的な磁気ヘッドに比べ、やはりテープスライダー4
2のフェライトが磁気コア片2c,2dに近接してお
り、磁気ヘッドのインダクタンスがある程度上昇してし
まい、磁気ヘッドのコイル巻き数を多く取れない問題が
ある。一方、シールドの役目を有しているテープスライ
ダー42を磁気コア片2c,2dから離すと、磁気ヘッ
ドのインダクタンスは下がるが、フィードスルーが悪化
する。このような関係は、テープスライダー42と磁気
コア片2c,2dとの距離Lと、磁気ヘッドのインダク
タンスとの関係及びその距離Lとフィードスルーとの関
係を示した図10に示すとおりであり、距離Lが長くな
ればインダクタンスは下がるが、フィードスルーは多く
なる。一方、距離Lが短くなればフィードスルーは少な
くなるが、インダクタンスが上昇してしまう。
【0010】本発明は、磁気ヘッドのインダクタンスを
小さくでき、かつフィードスルーを少なくできる磁気ヘ
ッドを提供することを目的とする。
小さくでき、かつフィードスルーを少なくできる磁気ヘ
ッドを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1の発明は、突き合わせ面で磁気ギャップを
構成する一対の磁気コア片と、この磁気コア片を囲むよ
うに支持するテープスライダーとを有し、磁気コア片を
このテープスライダーの穴部に入れ、磁気コア片の周囲
を囲む非磁性材を介して両者を接合する磁気ヘッドにお
いて、磁気ギャップ側とは反対の面に形成される裏面側
の穴部面積を、磁気ギャップ側の面に形成される表面側
の穴部面積より広くしている。ここで、テープスライダ
ーは、磁気コア片と同材質あるいは同じ組成でも結晶構
造などの違いがある同材質系の材料を採用することが好
ましい。
め、請求項1の発明は、突き合わせ面で磁気ギャップを
構成する一対の磁気コア片と、この磁気コア片を囲むよ
うに支持するテープスライダーとを有し、磁気コア片を
このテープスライダーの穴部に入れ、磁気コア片の周囲
を囲む非磁性材を介して両者を接合する磁気ヘッドにお
いて、磁気ギャップ側とは反対の面に形成される裏面側
の穴部面積を、磁気ギャップ側の面に形成される表面側
の穴部面積より広くしている。ここで、テープスライダ
ーは、磁気コア片と同材質あるいは同じ組成でも結晶構
造などの違いがある同材質系の材料を採用することが好
ましい。
【0012】また、請求項2の発明は、請求項1の磁気
ヘッドにおいて、テープスライダーの穴部周辺の少なく
とも一部の厚さを穴部周辺以外の厚さより薄くしてい
る。
ヘッドにおいて、テープスライダーの穴部周辺の少なく
とも一部の厚さを穴部周辺以外の厚さより薄くしてい
る。
【0013】更に、請求項3の発明は、請求項1の磁気
ヘッドにおいて、テープスライダーの穴部から遠ざかる
に従い徐々にテープスライダーの厚みを厚くする少なく
とも二つのテーパー面を有するようにしている。
ヘッドにおいて、テープスライダーの穴部から遠ざかる
に従い徐々にテープスライダーの厚みを厚くする少なく
とも二つのテーパー面を有するようにしている。
【0014】
【作用】したがって、上記のように構成された磁気ヘッ
ドでは、一対の磁気コア片を突き合わせて磁気ギャップ
を形成し、非磁性材を介してその磁気コア片と同材質あ
るいは同材質系のテープスライダーに一対の磁気コア片
を固定すれば、磁気コア片とテープスライダーの磁気的
結合は弱くなり、磁気ヘッドのインダクタンスがある程
度抑えられる。しかも、磁気ギャップ側とは反対の面に
形成される裏面側の穴部面積を、磁気ギャップ側の面に
形成される表面側の穴部面積より広くしているので、磁
気ギャップ側の面では、磁気コア片とテープスライダー
とはかなり近づくが、磁気ギャップ側とは反対の面で
は、両者は遠ざかる。
ドでは、一対の磁気コア片を突き合わせて磁気ギャップ
を形成し、非磁性材を介してその磁気コア片と同材質あ
るいは同材質系のテープスライダーに一対の磁気コア片
を固定すれば、磁気コア片とテープスライダーの磁気的
結合は弱くなり、磁気ヘッドのインダクタンスがある程
度抑えられる。しかも、磁気ギャップ側とは反対の面に
形成される裏面側の穴部面積を、磁気ギャップ側の面に
形成される表面側の穴部面積より広くしているので、磁
気ギャップ側の面では、磁気コア片とテープスライダー
とはかなり近づくが、磁気ギャップ側とは反対の面で
は、両者は遠ざかる。
【0015】また、テープスライダーの穴部周辺の少な
くとも一部の厚さを穴部周辺以外の厚さより薄くした
り、テープスライダーの穴部から遠ざかるに従い徐々に
テープスライダーの厚みを厚くする少なくとも二つのテ
ーパー面を有するようにしているので、テープスライダ
ーの穴部の磁気コア片に対向する面の一部は、磁気ギャ
ップ側程、磁気コア片に近づくことになる。
くとも一部の厚さを穴部周辺以外の厚さより薄くした
り、テープスライダーの穴部から遠ざかるに従い徐々に
テープスライダーの厚みを厚くする少なくとも二つのテ
ーパー面を有するようにしているので、テープスライダ
ーの穴部の磁気コア片に対向する面の一部は、磁気ギャ
ップ側程、磁気コア片に近づくことになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。なお、図11中の符号と同一の
符号で示す部材は、図11の部材と同一部材とされてい
る。
づいて詳細に説明する。なお、図11中の符号と同一の
符号で示す部材は、図11の部材と同一部材とされてい
る。
【0017】図1及び図2に本発明の磁気ヘッドの正面
及び下面から見た全体構成を示す。この磁気ヘッドは、
各々二つずつの磁気ギャップ、磁気コア片を持つ三つの
磁気ヘッド組1,2,3から構成されている記録再生ヘ
ッドである。第一の磁気ヘッド組1の主要構成は、テー
プスライダー41と、その穴部41a,41bに一個ず
つ配置される二つの記録用の磁気ギャップ1a,1bを
構成する二つの磁気ヘッドチップとからなる。第二の磁
気ヘッド組2及び第三の磁気ヘッド組3の主要構成も、
第一の磁気ヘッド組1と同様に構成される。即ち、第二
の磁気ヘッド組2の主要構成はテープスライダー42
と、その穴部42a,42bに一個ずつ配置される二つ
の再生用の磁気ギャップ2a,2bを構成する二つの磁
気ヘッドチップとからなり、第三の磁気ヘッド組3の主
要構成は、テープスライダー43と、その穴部43a,
43bに一個ずつ配置される二つの記録用の磁気ギャッ
プ3a,3bを構成する二つの磁気ヘッドチップとから
なる。
及び下面から見た全体構成を示す。この磁気ヘッドは、
各々二つずつの磁気ギャップ、磁気コア片を持つ三つの
磁気ヘッド組1,2,3から構成されている記録再生ヘ
ッドである。第一の磁気ヘッド組1の主要構成は、テー
プスライダー41と、その穴部41a,41bに一個ず
つ配置される二つの記録用の磁気ギャップ1a,1bを
構成する二つの磁気ヘッドチップとからなる。第二の磁
気ヘッド組2及び第三の磁気ヘッド組3の主要構成も、
第一の磁気ヘッド組1と同様に構成される。即ち、第二
の磁気ヘッド組2の主要構成はテープスライダー42
と、その穴部42a,42bに一個ずつ配置される二つ
の再生用の磁気ギャップ2a,2bを構成する二つの磁
気ヘッドチップとからなり、第三の磁気ヘッド組3の主
要構成は、テープスライダー43と、その穴部43a,
43bに一個ずつ配置される二つの記録用の磁気ギャッ
プ3a,3bを構成する二つの磁気ヘッドチップとから
なる。
【0018】テープスライダー41と42の間には、ス
ペース部材51が、また、テープスライダー42,43
の両者の間には、スペース部材52がそれぞれ配置され
ている。また、テープスライダー41とケース7との間
及びテープスライダー43とケース7との間には、磁気
テープを安定的に走行させるための部材であるアウトリ
ガー61,62がそれぞれ配置されている。そして三つ
のテープスライダー41,42,43等がケース7に嵌
合された状態で、ヘッドプレート8に固定される。この
ように構成された磁気ヘッドは、図示しない磁気記録再
生装置に組み込まれ、位置決めピン9とヘッドプレート
8に開けられた取り付け孔81,81とにより、位置決
め固定される。なお、ヘッドプレート8の下面に見える
十字小ネジ10,10は、磁気ヘッドを組み立てる際に
位置決め調整の基準として使われるもので、具体的に
は、カメラでその映像が取り込まれ、利用される。
ペース部材51が、また、テープスライダー42,43
の両者の間には、スペース部材52がそれぞれ配置され
ている。また、テープスライダー41とケース7との間
及びテープスライダー43とケース7との間には、磁気
テープを安定的に走行させるための部材であるアウトリ
ガー61,62がそれぞれ配置されている。そして三つ
のテープスライダー41,42,43等がケース7に嵌
合された状態で、ヘッドプレート8に固定される。この
ように構成された磁気ヘッドは、図示しない磁気記録再
生装置に組み込まれ、位置決めピン9とヘッドプレート
8に開けられた取り付け孔81,81とにより、位置決
め固定される。なお、ヘッドプレート8の下面に見える
十字小ネジ10,10は、磁気ヘッドを組み立てる際に
位置決め調整の基準として使われるもので、具体的に
は、カメラでその映像が取り込まれ、利用される。
【0019】図3から図7に、三つの磁気ヘッド組1,
2,3のうち、第二の磁気ヘッド組2の詳細構成を示
す。なお、他の磁気ヘッド組1,3は第二の磁気ヘッド
組2と同様な構成となっているので、説明は省略する。
2,3のうち、第二の磁気ヘッド組2の詳細構成を示
す。なお、他の磁気ヘッド組1,3は第二の磁気ヘッド
組2と同様な構成となっているので、説明は省略する。
【0020】第二の磁気ヘッド組2のテープスライダー
42は、フィールドスルーを低減させるため磁気コア片
と同材質あるいは同じ組成でも結晶構造などの違いがあ
る同材質系の材料、例えばフェライト等の酸化物磁性材
料からなる棒状のスライダー第一部材42wと、同じく
フェライト等の酸化物磁性材料からなる棒状のスライダ
ー第二部材42yとから構成されている。この両部材4
2w,42yは、磁気インダクタンスの上昇を抑えるた
めに共に600〜800゜Cの高温大気中でアニール処
理され、磁気特性が劣化させられているが、必ずしも磁
気特性を劣化させる必要はない。そして、スライダー第
二部材42yには、穴部42a,42bを形成するため
の切欠き42e,42fと、テープと摺動する凸状のス
ライダー凸部42dとが設けられている。
42は、フィールドスルーを低減させるため磁気コア片
と同材質あるいは同じ組成でも結晶構造などの違いがあ
る同材質系の材料、例えばフェライト等の酸化物磁性材
料からなる棒状のスライダー第一部材42wと、同じく
フェライト等の酸化物磁性材料からなる棒状のスライダ
ー第二部材42yとから構成されている。この両部材4
2w,42yは、磁気インダクタンスの上昇を抑えるた
めに共に600〜800゜Cの高温大気中でアニール処
理され、磁気特性が劣化させられているが、必ずしも磁
気特性を劣化させる必要はない。そして、スライダー第
二部材42yには、穴部42a,42bを形成するため
の切欠き42e,42fと、テープと摺動する凸状のス
ライダー凸部42dとが設けられている。
【0021】この穴部42a,42bの形状は次のとお
りである。即ち、テープスライダー42には、穴部42
a,42bから遠ざかるに従い徐々にテープスライダー
42の厚みを厚くする二つのテーパー面42g,42g
がそれぞれ設けられている。即ち、穴部42a,42b
を形成するテープスライダー42の面は、磁気ギャップ
2a側では、磁気コア片2c,2dに近づいており、か
つ厚さL1 となっている。しかし、磁気ギャップ2aと
は反対の側では、テープスライダー42の面は、磁気コ
ア片2c,2dから徐々に遠ざかるテーパー面42g,
42gとなっており、穴部42a,42bは徐々に広が
っている。この結果、テープスライダー42の磁気ギャ
ップ2a側とは反対の面に形成される裏面側の穴部面積
(M×N2 )は、表面側の穴部面積(M×N1 )より広
くなる。このためテープスライダー42の厚さは、最も
広がった部分ではL2 となってL1 に比べ相当厚くなっ
ている。
りである。即ち、テープスライダー42には、穴部42
a,42bから遠ざかるに従い徐々にテープスライダー
42の厚みを厚くする二つのテーパー面42g,42g
がそれぞれ設けられている。即ち、穴部42a,42b
を形成するテープスライダー42の面は、磁気ギャップ
2a側では、磁気コア片2c,2dに近づいており、か
つ厚さL1 となっている。しかし、磁気ギャップ2aと
は反対の側では、テープスライダー42の面は、磁気コ
ア片2c,2dから徐々に遠ざかるテーパー面42g,
42gとなっており、穴部42a,42bは徐々に広が
っている。この結果、テープスライダー42の磁気ギャ
ップ2a側とは反対の面に形成される裏面側の穴部面積
(M×N2 )は、表面側の穴部面積(M×N1 )より広
くなる。このためテープスライダー42の厚さは、最も
広がった部分ではL2 となってL1 に比べ相当厚くなっ
ている。
【0022】そして、穴部42a,42bには、その突
き合わせ面で磁気ギャップ2a,2bを構成している各
一対の磁気コア片2c,2dが入れられている。なお、
磁気コア片2c,2dの突き合わせ面のどちらか一方に
はセンダスト等の金属磁性膜が被着されている。また、
各磁気コア片2c,2dは、スライダー第一、第二部材
42w,42yと同材質または同材質系の磁性材料から
なり、それぞれに図示しないコイルが巻回されている。
また、磁気コア片2c,2dには、磁気ループを構成す
るように、フェライト等の酸化物磁性材料からなる磁気
コア片2eが接合されている。これらの磁気コア片2
c,2d,2eとコイルで磁気ヘッドチップ21,22
を構成し、各磁気ヘッドチップ21,22は、ガラス等
の非磁性材12を介して、スライダー第一部材42wや
スライダー第二部材42yに溶着支持されている。
き合わせ面で磁気ギャップ2a,2bを構成している各
一対の磁気コア片2c,2dが入れられている。なお、
磁気コア片2c,2dの突き合わせ面のどちらか一方に
はセンダスト等の金属磁性膜が被着されている。また、
各磁気コア片2c,2dは、スライダー第一、第二部材
42w,42yと同材質または同材質系の磁性材料から
なり、それぞれに図示しないコイルが巻回されている。
また、磁気コア片2c,2dには、磁気ループを構成す
るように、フェライト等の酸化物磁性材料からなる磁気
コア片2eが接合されている。これらの磁気コア片2
c,2d,2eとコイルで磁気ヘッドチップ21,22
を構成し、各磁気ヘッドチップ21,22は、ガラス等
の非磁性材12を介して、スライダー第一部材42wや
スライダー第二部材42yに溶着支持されている。
【0023】この溶着支持は、図6に示されるように、
テープスライダー42の穴部42a,42bに入れられ
た二つの磁気ヘッドチップ21,22を治具11でその
状態に保持し、溶融した非磁性材12により、ボンディ
ングすることによりなされる。即ち、溶融した非磁性材
12をテープスライダー42と磁気ヘッドチップ21,
22の間の隙間に入れ、冷却固化することにより両者が
溶着される。この時、非磁性材12は、テープスライダ
ー42の二つのテーパー面42g,42gに一旦置かれ
た後、溶融され、テープスライダー42と磁気ヘッドチ
ップ21,22の間の隙間に入り、テープスライダー4
2と磁気ヘッドチップ21,22とを固定する。このた
め、この固定時に非磁性材12がころがりどこかへ行っ
てしまうということは生じない。
テープスライダー42の穴部42a,42bに入れられ
た二つの磁気ヘッドチップ21,22を治具11でその
状態に保持し、溶融した非磁性材12により、ボンディ
ングすることによりなされる。即ち、溶融した非磁性材
12をテープスライダー42と磁気ヘッドチップ21,
22の間の隙間に入れ、冷却固化することにより両者が
溶着される。この時、非磁性材12は、テープスライダ
ー42の二つのテーパー面42g,42gに一旦置かれ
た後、溶融され、テープスライダー42と磁気ヘッドチ
ップ21,22の間の隙間に入り、テープスライダー4
2と磁気ヘッドチップ21,22とを固定する。このた
め、この固定時に非磁性材12がころがりどこかへ行っ
てしまうということは生じない。
【0024】なお、テープスライダー42に非磁性材1
2を介して溶着支持された二つの磁気ヘッドチップ2
1,22の回りには、それらを囲むように、シールドケ
ース2hが設けられており、そして、このシールドケー
ス2h内の空間に樹脂材を注入し、二つの磁気ヘッドチ
ップ21,22を封止している。なお、外部と磁気ヘッ
ドチップ21,22のコイル等とを電気的に接続するた
めの複数の端子を有する端子部2gが磁気ギャップ2
a,2bとは反対側に突き出ている。
2を介して溶着支持された二つの磁気ヘッドチップ2
1,22の回りには、それらを囲むように、シールドケ
ース2hが設けられており、そして、このシールドケー
ス2h内の空間に樹脂材を注入し、二つの磁気ヘッドチ
ップ21,22を封止している。なお、外部と磁気ヘッ
ドチップ21,22のコイル等とを電気的に接続するた
めの複数の端子を有する端子部2gが磁気ギャップ2
a,2bとは反対側に突き出ている。
【0025】次に、このように構成された第二の磁気ヘ
ッド組2の磁気ギャップ2aの周辺構造について、図
5、図7及び図11に基づき説明する。スライダー第一
部材42wとスライダー第二部材42yの切り欠き42
eとで形成された穴部42aには、一対の磁気コア片2
c,2dが入れられ、その隙間には非磁性材12が充填
されている。このように、本発明の外観は、図11と同
一となる。
ッド組2の磁気ギャップ2aの周辺構造について、図
5、図7及び図11に基づき説明する。スライダー第一
部材42wとスライダー第二部材42yの切り欠き42
eとで形成された穴部42aには、一対の磁気コア片2
c,2dが入れられ、その隙間には非磁性材12が充填
されている。このように、本発明の外観は、図11と同
一となる。
【0026】そして、スライダー第二部材42yのスラ
イダー凸部42dの高さHは、磁気コア片2c,2dの
コア凸部2c1,2d1と同じ高さ面となるように設定され
ている。また、スライダー凸部42dと磁気コア片2
c,2dのコア凸部2c1,2d1の間に充填されている非
磁性材12の高さも、両凸部と同じ高さHになるように
形成されている。一方、スライダー凸部42dの幅W2
は、コア凸部2c1,2d1の各長さを足した幅W1 より狭
くなっている。
イダー凸部42dの高さHは、磁気コア片2c,2dの
コア凸部2c1,2d1と同じ高さ面となるように設定され
ている。また、スライダー凸部42dと磁気コア片2
c,2dのコア凸部2c1,2d1の間に充填されている非
磁性材12の高さも、両凸部と同じ高さHになるように
形成されている。一方、スライダー凸部42dの幅W2
は、コア凸部2c1,2d1の各長さを足した幅W1 より狭
くなっている。
【0027】ここで、非磁性材12の両凸部と同じ高さ
に設定されている非磁性凸部12a,12bは、台形状
に形成されている。即ち、スライダー凸部42dの近傍
は、幅W2 とされ、コア凸部2c1,2d1に近づくに従い
幅広とされ、コア凸部2c1,2d1に接する部分は、幅W
1 となり最も広くなっている。
に設定されている非磁性凸部12a,12bは、台形状
に形成されている。即ち、スライダー凸部42dの近傍
は、幅W2 とされ、コア凸部2c1,2d1に近づくに従い
幅広とされ、コア凸部2c1,2d1に接する部分は、幅W
1 となり最も広くなっている。
【0028】このようにして、スライダー凸部42dと
コア凸部2c1,2d1と非磁性凸部12a,12bが、テ
ープ摺動面を構成する形となっている。なお、非磁性材
12の摩耗特性は、スライダー凸部42dやコア凸部2
c1,2d1と略等しくなるように設定されている。
コア凸部2c1,2d1と非磁性凸部12a,12bが、テ
ープ摺動面を構成する形となっている。なお、非磁性材
12の摩耗特性は、スライダー凸部42dやコア凸部2
c1,2d1と略等しくなるように設定されている。
【0029】以上のように構成された磁気ヘッドの摩耗
状況は、図12に示したものと同様となり、テープと磁
気ギャップ1a,…,3bとのスペーシングロスを小さ
くし、テープタッチの良い磁気ヘッドとなる。一方、磁
気ヘッドのインダクタンスとフィードスルーは、図10
に示すように、フィードスルーは若干多くなるが、イン
ダクタンスが大幅に減少する。これは、フィードスルー
が磁気ギャップ2a,2bが形成されている面側の空間
で生じる現象であるため、テープスライダー42の磁気
ギャップ2a,2b側の面に形成される表面側穴面積に
変更がなければそのフィードスルーはほとんど変わらな
いためである。一方、磁気ヘッドのインダクタンスは、
テープスライダー42の穴部42aの磁気コア片2c,
2dに対向する面全体が関与する現象であるので、テー
プスライダー42の磁気ギャップ2a,2b側とは反対
の面に形成される裏面側穴面積が大きくなり、その結
果、その対向する面の一部が磁気コア片2c,2dから
遠ざかるとインダクタンスはそれに応じて小さくなるた
めである。
状況は、図12に示したものと同様となり、テープと磁
気ギャップ1a,…,3bとのスペーシングロスを小さ
くし、テープタッチの良い磁気ヘッドとなる。一方、磁
気ヘッドのインダクタンスとフィードスルーは、図10
に示すように、フィードスルーは若干多くなるが、イン
ダクタンスが大幅に減少する。これは、フィードスルー
が磁気ギャップ2a,2bが形成されている面側の空間
で生じる現象であるため、テープスライダー42の磁気
ギャップ2a,2b側の面に形成される表面側穴面積に
変更がなければそのフィードスルーはほとんど変わらな
いためである。一方、磁気ヘッドのインダクタンスは、
テープスライダー42の穴部42aの磁気コア片2c,
2dに対向する面全体が関与する現象であるので、テー
プスライダー42の磁気ギャップ2a,2b側とは反対
の面に形成される裏面側穴面積が大きくなり、その結
果、その対向する面の一部が磁気コア片2c,2dから
遠ざかるとインダクタンスはそれに応じて小さくなるた
めである。
【0030】この結果、図10からも判るように、距離
Lを短くすることにより、フィードスルーを少なくしか
つインダクタンスも小さくすることが可能となるのであ
る。
Lを短くすることにより、フィードスルーを少なくしか
つインダクタンスも小さくすることが可能となるのであ
る。
【0031】なお、上述の実施例は、本発明の好適な実
施例の一例ではあるが、これに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実
施可能である。例えば、図7の実施例ではテーパー面4
2gは、二つとなっているが、図8のように、四方向に
計四つのテーパー面42g,…,42gを設けるように
しても良い。また、図9(A)のように、テーパー面4
2gをテープスライダー42の表面から形成したり、図
9(B)のように、テープスライダー42の磁気ヘッド
チップ21と対向する面に段差を設けるようにしても良
い。更には、図9(C)のように、穴部42aの形状を
直方体状にし、一方、磁気ヘッドチップ21の磁気ギャ
ップ側とは反対側の部分を幅狭にし、テープスライダー
42と磁気ヘッドチップ21との距離を磁気ギャップと
反対側ほど長くするようにしても良い。
施例の一例ではあるが、これに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実
施可能である。例えば、図7の実施例ではテーパー面4
2gは、二つとなっているが、図8のように、四方向に
計四つのテーパー面42g,…,42gを設けるように
しても良い。また、図9(A)のように、テーパー面4
2gをテープスライダー42の表面から形成したり、図
9(B)のように、テープスライダー42の磁気ヘッド
チップ21と対向する面に段差を設けるようにしても良
い。更には、図9(C)のように、穴部42aの形状を
直方体状にし、一方、磁気ヘッドチップ21の磁気ギャ
ップ側とは反対側の部分を幅狭にし、テープスライダー
42と磁気ヘッドチップ21との距離を磁気ギャップと
反対側ほど長くするようにしても良い。
【0032】また、上述の実施例は、テープ側が動く磁
気記録再生装置の例であるが、本発明の磁気ヘッドは、
磁気ヘッドが駆動するシステムにも利用出来る。また、
テープとしては、通常の磁気テープの他、通帳やクレジ
ットカード等の磁気媒体が利用できる。更に、テープス
ライダー42は、スライダー第一部材42wとスライダ
ー第二部材42yの二部材とされているが、一部材とし
たり、スライダー凸部42dを更に別部材としても良
い。その際、スライダー凸部42dと磁気コア片2c,
2dのみを同材質とし、テープスライダー42の他の部
材は、真鍮や鉄等のコストの安い材料を使うようにして
も良い。
気記録再生装置の例であるが、本発明の磁気ヘッドは、
磁気ヘッドが駆動するシステムにも利用出来る。また、
テープとしては、通常の磁気テープの他、通帳やクレジ
ットカード等の磁気媒体が利用できる。更に、テープス
ライダー42は、スライダー第一部材42wとスライダ
ー第二部材42yの二部材とされているが、一部材とし
たり、スライダー凸部42dを更に別部材としても良
い。その際、スライダー凸部42dと磁気コア片2c,
2dのみを同材質とし、テープスライダー42の他の部
材は、真鍮や鉄等のコストの安い材料を使うようにして
も良い。
【0033】また、上述の実施例は、スライダー凸部4
2d等の形成で、テープと磁気ギャップ1a,…,3b
とのスペーシングロスを小さくしテープタッチの良い磁
気ヘッドとなるものであるが、そのような磁気ヘッドだ
けに適用されるものではない。即ち、突き合わせ面で磁
気ギャップを構成する一対の磁気コア片を、この磁気コ
ア片と同材質あるいは同材質系からなりこの磁気コア片
を支持するテープスライダーの穴部に入れ、磁気コア片
の周囲を囲む非磁性材を介して両者を接合するようにし
た磁気ヘッド一般に適用できるものである。
2d等の形成で、テープと磁気ギャップ1a,…,3b
とのスペーシングロスを小さくしテープタッチの良い磁
気ヘッドとなるものであるが、そのような磁気ヘッドだ
けに適用されるものではない。即ち、突き合わせ面で磁
気ギャップを構成する一対の磁気コア片を、この磁気コ
ア片と同材質あるいは同材質系からなりこの磁気コア片
を支持するテープスライダーの穴部に入れ、磁気コア片
の周囲を囲む非磁性材を介して両者を接合するようにし
た磁気ヘッド一般に適用できるものである。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、磁気ギャップ側とは反対の面に形成される裏面側
の穴部面積を、磁気ギャップ側の面に形成される表面側
の穴部面積より広くしているので、磁気ギャップ側の面
では、磁気コア片とテープスライダーとはかなり近づ
き、フィードスルーを抑えることができる。一方、磁気
ギャップ側とは反対の面では、磁気コア片とテープスラ
イダーとの間の距離は長くなり、磁気ヘッドのインダク
タンスを小さくできる。この結果、磁気ヘッドのインダ
クタンスは小さく、かつフィードスルーが少ない磁気ヘ
ッドを得ることができる。
では、磁気ギャップ側とは反対の面に形成される裏面側
の穴部面積を、磁気ギャップ側の面に形成される表面側
の穴部面積より広くしているので、磁気ギャップ側の面
では、磁気コア片とテープスライダーとはかなり近づ
き、フィードスルーを抑えることができる。一方、磁気
ギャップ側とは反対の面では、磁気コア片とテープスラ
イダーとの間の距離は長くなり、磁気ヘッドのインダク
タンスを小さくできる。この結果、磁気ヘッドのインダ
クタンスは小さく、かつフィードスルーが少ない磁気ヘ
ッドを得ることができる。
【0035】加えて、テープスライダーの穴部周辺の少
なくとも一部の厚さを穴部周辺以外の厚さより薄くした
り、テープスライダーの穴部から遠ざかるに従い徐々に
テープスライダーの厚みを厚くする少なくとも二つのテ
ーパー面を有するようにしているので、加工が容易とな
り、インダクタンスが小さく、かつフィードスルーが少
ない磁気ヘッドを簡単に得ることができる。
なくとも一部の厚さを穴部周辺以外の厚さより薄くした
り、テープスライダーの穴部から遠ざかるに従い徐々に
テープスライダーの厚みを厚くする少なくとも二つのテ
ーパー面を有するようにしているので、加工が容易とな
り、インダクタンスが小さく、かつフィードスルーが少
ない磁気ヘッドを簡単に得ることができる。
【図1】本発明の磁気ヘッドを正面から見た全体構成図
である。
である。
【図2】本発明の磁気ヘッドを下方から見た全体構成図
である。
である。
【図3】本発明の磁気ヘッドを構成する三つの磁気ヘッ
ド組のうち、第二の磁気ヘッド組の正面図である。
ド組のうち、第二の磁気ヘッド組の正面図である。
【図4】図3の矢示IVから見た第二の磁気ヘッド組の側
面図である。
面図である。
【図5】図3の矢示Vから見た第二の磁気ヘッド組の側
面図及びその一部拡大図である。
面図及びその一部拡大図である。
【図6】テープスライダーと磁気ヘッドチップの溶着方
法の説明図である。
法の説明図である。
【図7】本発明の磁気ヘッドの磁気ギャップ周辺の詳細
分解構成図である。
分解構成図である。
【図8】本発明の第二の実施例を示す図で、テープスラ
イダーの穴部周辺を示している図である。
イダーの穴部周辺を示している図である。
【図9】(A)、(B)、(C)はそれぞれ異なる他の
実施例を示す要部断面図である。
実施例を示す要部断面図である。
【図10】テープスライダーと磁気コア片との距離L
と、磁気ヘッドのインダクタンスとの関係及びその距離
Lとフィードスルーとの関係を示したグラフである。
と、磁気ヘッドのインダクタンスとの関係及びその距離
Lとフィードスルーとの関係を示したグラフである。
【図11】出願人が先に案出した磁気ヘッドの構成図で
ある。
ある。
【図12】図11に示す磁気ヘッドのテープ摺動面の摩
耗状況を示すグラフである。
耗状況を示すグラフである。
【符号の説明】 1a,1b,2a,2b,3a,3b 磁気ギャップ 2c,2d 磁気コア片 12 非磁性材 41,42,43 テープスライダー 41a,41b,42a,42b,43a,43b 穴
部 42g テーパー面
部 42g テーパー面
Claims (3)
- 【請求項1】突き合わせ面で磁気ギャップを構成する一
対の磁気コア片と、この磁気コア片を囲むように支持す
るテープスライダーとを有し、前記磁気コア片をこのテ
ープスライダーの穴部に入れ、前記磁気コア片の周囲を
囲む非磁性材を介して両者を接合する磁気ヘッドにおい
て、前記磁気ギャップ側とは反対の面に形成される裏面
側の前記穴部面積を、前記磁気ギャップ側の面に形成さ
れる表面側の穴部面積より広くしたことを特徴とする磁
気ヘッド。 - 【請求項2】前記テープスライダーの穴部周辺の少なく
とも一部の厚さを穴部周辺以外の厚さより薄くしたこと
を特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。 - 【請求項3】前記テープスライダーの穴部から遠ざかる
に従い徐々に前記テープスライダーの厚みを厚くする少
なくとも二つのテーパー面を有することを特徴とする請
求項1記載の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2453395A JPH08194910A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2453395A JPH08194910A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08194910A true JPH08194910A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12140801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2453395A Pending JPH08194910A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08194910A (ja) |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP2453395A patent/JPH08194910A/ja active Pending
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