JPH08197355A - ディファレンシャルの組立方法 - Google Patents

ディファレンシャルの組立方法

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JPH08197355A
JPH08197355A JP684495A JP684495A JPH08197355A JP H08197355 A JPH08197355 A JP H08197355A JP 684495 A JP684495 A JP 684495A JP 684495 A JP684495 A JP 684495A JP H08197355 A JPH08197355 A JP H08197355A
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pinion
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gear
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/38Constructional details
    • F16H2048/382Methods for manufacturing differential gearings

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピニオンギアを、従来よりも容易に、かつ、
確実にサイドギアと噛合させてディファレンシャルケー
スに装着できるようにする。 【構成】 ケース3両側のギア組付け孔3a内に、一
対のピニオンギア7を挿入して一対のサイドギア8と噛
合させる。一対のピニオンギア7の各軸孔7aを互い
に整合させて各軸孔7aに仮ピニオンシャフト20を貫
通させる。仮ピニオンシャフト20をピニオンギア7
と共に車軸中心線X回りにほぼ90°回転させる。仮
ピニオンシャフト20の両端をケース3のピニオンシャ
フト支持孔3bに整合させる。ケース3の外側から、
ピニオンシャフト支持孔3bに本ピニオンシャフト6を
挿入する。仮ピニオンシャフト20をケース3の外に
押出す。〜の工程からなるディファレンシャルの組
立方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディファレンシャルの
組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディファレンシャル1は、図8に示すよ
うに、プロペラシャフトPと噛合するリングギア2を外
周面に固定したディファレンシャルケース3と、このデ
ィファレンシャルケース3内に挿入・固定されるピニオ
ンシャフト6と、このピニオンシャフト6によってディ
ファレンシャルケース3に軸着される一対のピニオンギ
ア7,7及び該ピニオンギア7,7と噛合する一対のサ
イドギア8,8とから構成される。
【0003】ディファレンシャルケース3は、ピニオン
ギア7,7とサイドギア8,8を噛合させて収納するた
めのもので、略円筒形状のケース本体4と、このケース
本体4と一体化される端板5とから構成される。ディフ
ァレンシャルケース3の車軸中心線X−Xに直交する両
側面には、ピニオンギア6,6などを挿入するためのギ
ア組付け孔3a,3aが形成され、車軸中心線X−Xに
直交する上下面には、ピニオンシャフト6を挿入・固定
するためのピニオンシャフト支持孔3b,3bが形成さ
れている。ケース内側は球面状の内面3cとなってお
り、また、ディファレンシャルケース3の車軸中心線X
−Xの延長線上に車軸孔3d,3eが形成されている。
その他、ケース本体4の先端には、スピードメータのギ
ア等を噛合できるようになっている。
【0004】ピニオンシャフト6は、上記ピニオンシャ
フト支持孔3bの内径とほぼ同じ外径を有し、ディファ
レンシャルケース3の直径とほぼ同長に構成されてい
る。
【0005】ピニオンギア7は、前記ピニオンシャフト
6を貫通させるための軸孔7aを備え、周面には傘歯車
7bが形成され背面には球面部7cが形成されている。
【0006】サイドギア8,8は、車軸9を挿入固定す
るためのスプライン継手8aを備え、周面に傘歯車8b
が形成され、背面に円筒部8cが形成されている。
【0007】これらの主要部品から構成されるディファ
レンシャル1は、次のようにして組立てられる。
【0008】一対のサイドギア8,8を、傘歯車8b,
8bを対向させた状態で、ディファレンシャルケース3
内に回転自在に収納する。
【0009】次に、サイドギア8,8を両側から挟み込
むようにしてディファレンシャルケース3の二つのギア
組付け孔3a,3aより各ピニオンギア7,7を挿入し
サイドギア8,8と噛合させる。
【0010】この状態で、ピニオンギア7,7を手で支
えながら回転させ、球面部7c,7cをディファレンシ
ャルケース3の内面3cに乗り上げさせる。
【0011】各ピニオンギア7,7の軸孔7a,7aと
ディファレンシャルケース3のピニオンシャフト支持孔
3bが完全に一致した時に、ピニオンシャフト6をディ
ファレンシャルケース3の上方のピニオンシャフト支持
孔3bから、軸孔7a,7a、下方のピニオンシャフト
支持孔3bへと貫通させて完成品とする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、サイドギア
8,8とピニオンギア7,7とを正確に噛合させた状態
で、各軸孔7a,7aを、ディファレンシャルケース3
のピニオンシャフト支持孔3b,3bの延長線上に合致
させる工程は手作業によらなければならず、迅速かつ確
実に作業するにはかなりの熟練を要している。
【0013】本発明は、従来と同じ部品に加えて仮ピニ
オンシャフト及び本願特有の回転治具を用いることによ
って、ピニオンギアを従来よりも容易に、かつ、確実に
サイドギアと噛合させてディファレンシャルケース内に
装着できるディファレンシャルの組立方法を提供するこ
とを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述した課題解決と目的
達成のため、本発明に係るディファレンシャルの組立方
法は、内部に一対のサイドギアを回転自在に収納してな
るディファレンシャルケースの車軸中心線の両側に形成
された一対のギア組付け孔内に、一対のピニオンギアを
挿入して前記サイドギアと噛合させる工程、前記一対の
ピニオンギアの軸孔を互いに整合させ、前記軸孔に仮ピ
ニオンシャフトを貫通する工程、前記仮ピニオンシャフ
トを前記ピニオンギアと共に前記車軸中心線回りにほぼ
90°回転させ、前記仮ピニオンシャフトの両端を前記
ディファレンシャルケースのピニオンシャフト支持孔に
整合させる工程、及び前記ディファレンシャルケースの
外側から、前記ピニオンシャフト支持孔に本ピニオンシ
ャフトを挿入しつつ、仮ピニオンシャフトをディファレ
ンシャルケース外に押出す工程を有することを特徴とし
ている。
【0015】特に、前記仮ピニオンシャフトを弾発的に
伸縮自在に構成し、前記仮ピニオンシャフトを前記ピニ
オンギアと共に前記車軸中心線回りにほぼ90°回転さ
せたときに、前記仮ピニオンシャフトの両端が前記ピニ
オンシャフト支持孔に弾発的に嵌合するようにしてもよ
い。
【0016】また、前記仮ピニオンシャフトを前記ピニ
オンギアと共に前記車軸中心線回りにほぼ90°回転さ
せるときに、前記一対のギア組付け孔を、前記ディファ
レンシャルケースの内面と滑らかに連続した内面を有す
る蓋部材で閉塞するようにし、その際に、先端部に前記
仮ピニオンシャフトの中間部が着脱自在に嵌合可能な溝
部を有する回転治具を、前記ディファレンシャルケース
の車軸孔から挿入するようにすることもできる。
【0017】加えて、前記ピニオンギアの背面に突出し
た前記仮ピニオンシャフトの両端に、所定厚さの球面座
金を回転自在に装着してもよい。
【0018】
【作用】一対のサイドギアを、ギア組付け孔よりディフ
ァレンシャルケース内に挿入し、車軸中心線上に回転自
在に配置する。
【0019】次に、両側のギア組付け孔内に前記サイド
ギアを両側から挟み込むように各ピニオンギアを配置す
る。この状態で、仮ピニオンシャフトをピニオンギアの
各軸孔に貫通させ、サイドギアとピニオンギアとを噛合
させた状態で仮支持させる。次に、仮ピニオンシャフト
を前記ピニオンギアと共にディファレンシャルケースの
車軸中心線回りにほぼ90°回転させる。その際に、例
えば、溝部が形成された回転治具を一方の車軸孔から挿
入し、その溝部を仮ピニオンシャフトの中間部に一時的
に嵌合させて回転させることにより、ピニオンギアをサ
イドギアと所定位置で噛合させた状態のままケースの内
面に沿って全体的に容易に回転できる。
【0020】そして、仮ピニオンシャフトの両端の位置
が前記ディファレンシャルケースのピニオンシャフト支
持孔の位置に合致した時に、ピニオンシャフト支持孔か
らディファレンシャルケース内に本ピニオンシャフトを
新たに挿入すると、仮ピニオンシャフトがディファレン
シャルケースの外側に押出される。その後回転治具を車
軸孔から引抜く。
【0021】これで本ピニオンシャフトによってピニオ
ンギアがディファレンシャルケース内で支持される。
【0022】仮ピニオンシャフトと本ピニオンシャフト
の差し替えにあたって、スプリング等が内蔵されて弾発
的に伸縮自在な仮ピニオンシャフトを使用する場合は、
次のように作用する。仮ピニオンシャフトで一対のピニ
オンギアを貫通させ、スプリング等を縮小させながらケ
ース内に挿入する。そして、仮ピニオンシャフトの両端
をディファレンシャルケースの内周面に弾発的に押当て
た状態で仮ピニオンシャフトを回転させ、仮ピニオンシ
ャフトの両端位置が前記ディファレンシャルケースのピ
ニオンシャフト支持孔の位置に合致した時に、スプリン
グ等の弾発力によってシャフトの両端がピニオンシャフ
ト支持孔に突出して嵌合する。そのため、ピニオンシャ
フトの両端をディファレンシャルケースのピニオンシャ
フト支持孔に整合させる工程がさらに容易となる。
【0023】また、仮ピニオンシャフトをピニオンギア
と共に車軸中心線回りに回転させるときに、ギア組付け
孔を閉塞する蓋部材を上記回転治具と共に併用してもよ
い。この蓋部材の内面を、ディファレンシャルケースの
内面と滑らかに連続する形状(例えば部分円筒面)に形
成することにより蓋部材は次のように作用する。
【0024】蓋部材でギア組付け孔を閉塞すると、ピニ
オンギアの背面に蓋部材の内面が当接し、ピニオンシャ
フトが縮小される。この状態で回転治具等を使用して、
仮ピニオンシャフトを前記ピニオンギアと共にディファ
レンシャルケースの車軸中心線回りにほぼ90°回転さ
せると、仮ピニオンシャフトは縮小した状態のままで、
かつ、ピニオンギアの背面は蓋部材の内面に沿って回転
し、ディファレンシャルケースの内面に乗り上げる。
【0025】その際、ピニオンギアの背面に突出した前
記仮ピニオンシャフトの両端に、必要に応じてバックラ
ッシュ調整用の所定厚さの球面座金を予め回転自在に装
着しておく場合もある。
【0026】
【実施例】次に、本発明に係るディファレンシャル1の
組立方法の一実施例を図1乃至図7を参照しながら説明
する。本実施例では、従来にない仮ピニオンシャフト2
0、この仮ピニオンシャフト20を回転させる回転治具
30、及び蓋部材40を組立時の補助用具として創作し
た。
【0027】仮ピニオンシャフト20は、図1(b)及
び図2(b)に示すように、本ピニオンシャフト6と同
一直径を備えるが、軸方向の略中央部で斜めに2分割さ
れ、軸中央部を貫く支持ピン21の端部21a,21a
によって、軸方向に伸縮自在に支持されている。仮ピニ
オンシャフト20の分割箇所には、支持ピン21を取り
巻くようにスプリング22が配設され、スプリング22
の弾性力によって、少なくともディファレンシャルケー
ス3の内径より若干短い長さまで縮小可能となってい
る。この仮ピニオンシャフト20は、図1(a)に示す
ように、軸孔7aに挿入可能である。
【0028】回転治具30は、図1(d)に示すよう
に、棒状体31の先端部に仮ピニオンシャフト20と嵌
合可能な溝部31aを有し、後端部に操作把手31bを
備えている。
【0029】蓋部材40は、図3に示すように、ディフ
ァレンシャルケース3のギア組付け孔3aに装着できる
ように、内面40aがディファレンシャルケース3の内
面3cと同じ曲率の円筒面に形成されている。また、一
方の蓋部材40には、押込みプラグ41を挿入するため
の孔40bが穿設されている。この押込みプラグ41
は、蓋部材40の外側から仮ピニオンシャフト20を縮
小させるために使用される。
【0030】球面座金50は、図1(b)及び図3に示
すように、薄肉の鋼材によってピニオンギア7の球面部
7cの曲率とほぼ同一曲率になるように形成され、中央
部に本ピニオンシャフト6及び仮ピニオンシャフト20
を挿入するための孔50aを備える。
【0031】なお、図1及び図7に示すように、ディフ
ァレンシャルケース3に本ピニオンシャフト6用の抜止
めピン60を挿入するための挿入孔3fが形成され、本
ピニオンシャフト6の一端部に前記挿入孔3fと連続す
る挿入孔6fが穿設されている。その他、本実施例で用
いるディファレンシャルケース3、サイドギア8,8等
の主要構成はほぼ従来例と同様である。そのため、従来
構成と同一部分または相当部分は、図8に付した符号と
同一符号を各図に付して重複説明を省略する。次に、仮
ピニオンシャフト20、回転治具30及び蓋部材40を
使用したディファレンシャル1の組立工程について説明
する。
【0032】まず、図1(a)に示すように、一対のサ
イドギア8,8を、ディファレンシャルケース3内にお
いて互いの傘歯車8b,8bを対向させた状態で車軸中
心線X−X上に回転自在に収納する。
【0033】次に、一対のピニオンギア7,7を車軸中
心線X−Xと直交する角度でディファレンシャルケース
3のギア組付け孔3a,3aからケース内部に挿入し、
図2(a)に示すように、一対のサイドギア8,8の傘
歯車8b,8bを両側から挟み込むようにして各サイド
ギア8,8と噛合させる。
【0034】一対のピニオンギア7,7と一対のサイド
ギア8,8を噛合させた状態で、かつ、各ピニオンギア
7,7の軸孔7a,7aを車軸中心線X−Xと直交する
直線上に整合させて、図2(b)に示す仮ピニオンシャ
フト20を各軸孔7aに貫通させる。このとき仮ピニオ
ンシャフト20の略中央部は斜めに分割されているた
め、軸孔縁部に引っ掛かることもなくスムーズに軸孔7
aに貫通させることができる。
【0035】さらに本実施例では、各ピニオンギア7の
背面の球面部7cより突出している仮ピニオンシャフト
20の両端部に、球面座金50を前記球面部7cに重ね
合わせるように、かつ、回転自在に装着する。
【0036】次いで、図3に示すように、ディファレン
シャルケース3の両側から蓋部材40,40を被せてギ
ア組付け孔3a,3aを閉塞する。この際、仮ピニオン
シャフト20の一端は一方の蓋部材40の孔40bに挿
入され、他端は蓋部材40の内面40aに当接する。そ
のため、一対のピニオンギア7,7はディファレンシャ
ルケース3内で揺動しないように確実に位置決めされ
る。
【0037】この蓋部材40の孔40bに外側から押込
みプラグ41を挿入することによって、仮ピニオンシャ
フト20をディファレンシャルケース3内に完全に押し
込み、スプリング22を縮小させて仮ピニオンシャフト
20を弾発的に伸長可能な状態とする。
【0038】この押込みプラグ41の挿入過程とほぼ並
行して、図4に示すように、回転治具30を一方の車軸
穴3eから挿入し、回転治具30先端の溝部31aを仮
ピニオンシャフト20の中間部と嵌合させる。回転治具
30と仮ピニオンシャフト20を嵌合させた状態で、回
転治具30の操作把手31bを回転させ、仮ピニオンシ
ャフト20をピニオンギア7,7と共に車軸を中心線と
して図3中矢印A方向にほぼ90°回転させる。
【0039】仮ピニオンシャフト20は蓋部材40及び
押込みプラグ41によって縮小された状態のまま、球面
座金50が蓋部材40の内面40aからディファレンシ
ャルケース3の内面3cに滑りながら移動する。蓋部材
40の内面40aとディファレンシャルケース3の内面
3cは、なめらかに連続しているため、操作把手31b
を回転させるだけで一対のピニオンギア7,7をディフ
ァレンシャルケース3内の定位置まで容易に移動させる
ことができる。
【0040】こうして、図5に示すように、仮ピニオン
シャフト20をディファレンシャルケース3上下のピニ
オンシャフト支持孔3b,3bに整合させると、スプリ
ング22の弾発力によって、支持ピン21に沿って仮ピ
ニオンシャフト20は伸長し、その両端がピニオンシャ
フト支持孔3b,3bに嵌合する。
【0041】次に、図5及び図6に示すように、ディフ
ァレンシャルケース3の外側からピニオンシャフト支持
孔3b内に本ピニオンシャフト6を挿入して仮ピニオン
シャフト20をディファレンシャルケース3外に押出
す。仮ピニオンシャフト20の略中央部は斜めに分割さ
れているため、仮ピニオンシャフト20を軸孔7aある
いはピニオンシャフト支持孔3bに引掛けることもな
く、スムーズに仮ピニオンシャフト20と本ピニオンシ
ャフト6を差し換えることができる。ただしその際、本
ピニオンシャフト6の挿入孔6fがディファレンシャル
ケース3の挿入孔3fと合致するように留意する。
【0042】最後に抜け止めピン60を、図7に示すよ
うに、ディファレンシャルケース3の挿入孔3fから本
ピニオンシャフト6の挿入孔6fへと挿入し、蓋部材4
0をディファレンシャルケース3から取り外す。こうし
て、仮ピニオンシャフト20に代わって一対のピニオン
ギア7,7を支持している本ピニオンシャフト6をディ
ファレンシャルケース3から脱落しないように固定す
る。
【0043】本実施例によれば、仮ピニオンシャフト2
0を使用することにより、従来の部品の主要構成をほと
んど変えることなく、ピニオンギア7,7をサイドギア
8,8に正確に噛合させた状態で、本ピニオンシャフト
6でディファレンシャルケース3に安価かつ迅速に組み
込むことができる。
【0044】併せて回転治具30を使用することによ
り、仮ピニオンシャフト20をピニオンギア7,7と共
に容易かつ確実にディファレンシャルケース3の内面3
cに沿って移動させることができる。
【0045】また、蓋部材40を使用することにより、
熟練を要することなく、ピニオンギア7,7とサイドギ
ア8,8の噛合状態を維持しつつ、仮ピニオンシャフト
20及びピニオンギア7,7をディファレンシャルケー
ス3の内面3cに沿って移動させることができる。
【0046】なお、ディファレンシャルケース3の分割
箇所及びギア組付け孔3aの形状、並びにサイドギア8
とディファレンシャルケース内面3cとの間隙に配設さ
れるクラッチ板等には種々のタイプのものが使用でき
る。
【0047】さらに、上記2分割式の仮ピニオンシャフ
ト20に変えて、ディファレンシャルケース3の内径幅
とほぼ同じ全長の1本ものの仮ピニオンシャフト(図示
せず)を使用してもよい。この簡易な構成の仮ピニオン
シャフトによれば、仮ピニオンシャフトの両端と上記ピ
ニオンシャフト支持孔3bとの位置合わせに少々の厳格
さを要するものの、上記実施例とほぼ同様の作用、効果
を奏する。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば仮
ピニオンシャフトを使用することによって、通常ならば
熟練を要するピニオンギアのディファレンシャルケース
への組込みが簡易迅速かつ確実に行なえる。
【0049】特に、仮ピニオンシャフトを弾発的に伸縮
自在に構成すると、仮ピニオンシャフト両端がピニオン
シャフト支持孔内に自力で突出して嵌合するため、ピニ
オンシャフト支持孔と軸孔との位置合わせがきわめて容
易となる。
【0050】その際に、蓋部材を使用することによっ
て、ピニオンギアとサイドギアの噛合状態を変えること
なく、仮ピニオンシャフトと共にピニオンギアを車軸中
心線回りにスムーズに回転させることが可能となり、こ
の回転時に回転治具を使用することにより、組立経験の
ない者でも容易にピニオンシャフト支持孔と軸孔の位置
を合致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は一対のサイドギアを回転自在に収納し
てなるデイファレンシャルケースの側面図、(b)は仮
ピニオンシャフト、ピニオンギア及び球面座金の斜視
図、(c)は本ピニオンシャフトの斜視図、(d)は回
転治具の斜視図。
【図2】(a)はサイドギアにピニオンギアを噛合させ
た状態を示す側面図、(b)は仮ピニオンシャフトを挿
入した状態を示す側面図。
【図3】蓋部材をデイファレンシャルケースに取付ける
過程を示す側面図。
【図4】回転治具をデイファレンシャルケース内に挿入
して仮ピニオンシャフトと嵌合させた状態を示す一部破
断側面図。
【図5】回転治具によって、仮ピニオンシャフトを回転
させてピニオンギアをデイファレンシャルケース内の上
下に配設した状態を示す縦断面側面図。
【図6】本ピニオンシャフトをデイファレンシャルケー
ス内に挿入して仮ピニオンシャフトを押し出す過程を示
す縦断面側面図。
【図7】仮ピニオンシャフトと差し替えられた本ピニオ
ンシャフトを抜け止めピンで固定した状態を示す縦断面
側面図。
【図8】従来のデイファレンシャルの分解斜視図。
【符号の説明】
1 ディファレンシャル 3 ディファレンシャルケース 3a 一対のギア組付け孔 3b ピニオンシャフト支持孔 3c ディファレンシャルケースの内面 3d,3e 車軸孔 6 本ピニオンシャフト 7 一対のピニオンギア 7a 一対のピニオンギアの軸孔 7b ピニオンギアの背面 8 一対のサイドギア 20 仮ピニオンシャフト 30 回転治具 31a 溝部 40a 蓋部材の内面 40 蓋部材40 50 球面座金 X 車軸中心線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に一対のサイドギアを回転自在に収納
    してなるディファレンシャルケースの車軸中心線の両側
    に形成された一対のギア組付け孔内に、一対のピニオン
    ギアを挿入して前記サイドギアと噛合させる工程、 前記一対のピニオンギアの軸孔を互いに整合させ、前記
    軸孔に仮ピニオンシャフトを貫通する工程、 前記仮ピニオンシャフトを前記ピニオンギアと共に前記
    車軸中心線回りにほぼ90°回転させ、前記仮ピニオン
    シャフトの両端を前記ディファレンシャルケースのピニ
    オンシャフト支持孔に整合させる工程、及び前記ディフ
    ァレンシャルケースの外側から、前記ピニオンシャフト
    支持孔に本ピニオンシャフトを挿入しつつ、仮ピニオン
    シャフトをディファレンシャルケース外に押出す工程を
    有するディファレンシャルの組立方法。
  2. 【請求項2】前記仮ピニオンシャフトを弾発的に伸縮自
    在に構成し、前記仮ピニオンシャフトを前記ピニオンギ
    アと共に前記車軸中心線回りにほぼ90°回転させたと
    きに、前記仮ピニオンシャフトの両端が前記ピニオンシ
    ャフト支持孔に弾発的に嵌合するようにした請求項1記
    載のディファレンシャルの組立方法。
  3. 【請求項3】前記仮ピニオンシャフトを前記ピニオンギ
    アと共に前記車軸中心線回りにほぼ90°回転させると
    きに、前記一対のギア組付け孔を、前記ディファレンシ
    ャルケースの内面と滑らかに連続した内面を有する蓋部
    材で閉塞するようにした請求項2記載のディファレンシ
    ャルの組立方法。
  4. 【請求項4】先端部に前記仮ピニオンシャフトの中間部
    が着脱自在に嵌合可能な溝部を有する回転治具を、前記
    ディファレンシャルケースの車軸孔から挿入するように
    した請求項1記載のディファレンシャルの組立方法。
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