JPH08199426A - 高強度ポリアミド繊維およびその製造方法 - Google Patents
高強度ポリアミド繊維およびその製造方法Info
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- JPH08199426A JPH08199426A JP714095A JP714095A JPH08199426A JP H08199426 A JPH08199426 A JP H08199426A JP 714095 A JP714095 A JP 714095A JP 714095 A JP714095 A JP 714095A JP H08199426 A JPH08199426 A JP H08199426A
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- strength
- polyamide fiber
- birefringence
- polyamide
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】十分な高強度レベルを有し、特にゴム補強用繊
維およびまたは漁網用繊維として好適な高強度、高タフ
ネスを有する高強度ポリアミド繊維、およびこの高強度
ポリアミド繊維を水系エマルジョン油剤を用いる簡便か
つ効率的なプロセスで製造する方法を提供する。 【構成】高級アルキルアミド化合物を含有し、かつ硫酸
相対粘度が3.0以上のポリアミド組成物を溶融紡糸・
延伸してなるポリアミド繊維であって、(イ)複屈折
(△n)、(ロ)示差複屈折(δ△n=△na−△n
c)、(ハ)結晶配向度(fc)、(ニ)非晶分子配向
度(fa)および(ホ)主分散ピ−ク温度(Tα)が特
定の範囲を満たす。
維およびまたは漁網用繊維として好適な高強度、高タフ
ネスを有する高強度ポリアミド繊維、およびこの高強度
ポリアミド繊維を水系エマルジョン油剤を用いる簡便か
つ効率的なプロセスで製造する方法を提供する。 【構成】高級アルキルアミド化合物を含有し、かつ硫酸
相対粘度が3.0以上のポリアミド組成物を溶融紡糸・
延伸してなるポリアミド繊維であって、(イ)複屈折
(△n)、(ロ)示差複屈折(δ△n=△na−△n
c)、(ハ)結晶配向度(fc)、(ニ)非晶分子配向
度(fa)および(ホ)主分散ピ−ク温度(Tα)が特
定の範囲を満たす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高強度ポリアミド繊維お
よびその製造方法に関するものであり、特にゴム補強用
繊維およびまたは漁網用繊維として好適な高強度、高タ
フネスを有する高強度ポリアミド繊維およびこの高強度
ポリアミド繊維を効率的なプロセスで製造する方法に関
するものである。
よびその製造方法に関するものであり、特にゴム補強用
繊維およびまたは漁網用繊維として好適な高強度、高タ
フネスを有する高強度ポリアミド繊維およびこの高強度
ポリアミド繊維を効率的なプロセスで製造する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド繊維は、強靱性、接着性およ
び耐疲労性などにすぐれているため、各種産業資材用
途、例えばタイヤコード、搬送ベルト、伝動ベルト、ゴ
ムホースなどのゴム補強用コード、漁網、ロープ、安全
ベルト、スリング、ターポリン、テント、組紐、および
縫糸などの各種産業用用途に対し、従来から広く用いら
れている。
び耐疲労性などにすぐれているため、各種産業資材用
途、例えばタイヤコード、搬送ベルト、伝動ベルト、ゴ
ムホースなどのゴム補強用コード、漁網、ロープ、安全
ベルト、スリング、ターポリン、テント、組紐、および
縫糸などの各種産業用用途に対し、従来から広く用いら
れている。
【0003】そして、ポリアミド繊維には、特にゴム補
強用コ−ドとして用いられる場合に、撚糸工程、接着剤
付与後の熱セット工程およびゴム加硫工程などで受ける
熱的および機械的刺激に対する強力保持性、およびタイ
ヤ走行時の繰返し疲労に対する強力保持性などが要求さ
れており、これらの要求特性を満足させるための検討
が、従来から数多くなされ、例えば特開昭54−150
22号公報、特開昭55−45863号公報、および特
開平1−168915号公報などに記載の改良技術が提
案されている。
強用コ−ドとして用いられる場合に、撚糸工程、接着剤
付与後の熱セット工程およびゴム加硫工程などで受ける
熱的および機械的刺激に対する強力保持性、およびタイ
ヤ走行時の繰返し疲労に対する強力保持性などが要求さ
れており、これらの要求特性を満足させるための検討
が、従来から数多くなされ、例えば特開昭54−150
22号公報、特開昭55−45863号公報、および特
開平1−168915号公報などに記載の改良技術が提
案されている。
【0004】すなわち、上記特開昭54−15022号
公報および特開昭55−45863号公報に開示される
従来技術は、いづれも紡糸油剤として水系エマルジョン
油剤を用い、未延伸糸糸条に対し水系エマルジョン油剤
を付与した後、直ちに交絡ノズルで流体を吹きつけて、
ポリアミド未延伸糸条の各フィラメントに油剤を均一に
マイグレーションさせた後、熱延伸する方法であり、か
かる方法によって、10g/d以上の高強度で、かつ耐
疲労性のすぐれたポリアミド繊維が得られるとされてい
る。
公報および特開昭55−45863号公報に開示される
従来技術は、いづれも紡糸油剤として水系エマルジョン
油剤を用い、未延伸糸糸条に対し水系エマルジョン油剤
を付与した後、直ちに交絡ノズルで流体を吹きつけて、
ポリアミド未延伸糸条の各フィラメントに油剤を均一に
マイグレーションさせた後、熱延伸する方法であり、か
かる方法によって、10g/d以上の高強度で、かつ耐
疲労性のすぐれたポリアミド繊維が得られるとされてい
る。
【0005】また、上記特開平1−168915公報に
開示される技術は、ポリアミド未延伸糸に油剤を付与す
る直前に、スチーム雰囲気中を通過させて、各フイラメ
ントの表層を均一に処理した後、油剤を付与し次いで熱
延伸する方法であり、かかる方法によって、10g/d
以上の高強度で、かつタイヤコード加工工程における強
力保持性が改善され、耐疲労性のすぐれたポリアミド繊
維が得られるとされている。
開示される技術は、ポリアミド未延伸糸に油剤を付与す
る直前に、スチーム雰囲気中を通過させて、各フイラメ
ントの表層を均一に処理した後、油剤を付与し次いで熱
延伸する方法であり、かかる方法によって、10g/d
以上の高強度で、かつタイヤコード加工工程における強
力保持性が改善され、耐疲労性のすぐれたポリアミド繊
維が得られるとされている。
【0006】つまり、上記した各従来技術は、いづれも
ポリアミド繊維の未延伸糸に対し、均一に水を付与した
後、引き続き熱延伸することによって、高強度で、かつ
強力保持性および耐疲労性がすぐれたポリアミド繊維を
得ることを特徴とするものである。
ポリアミド繊維の未延伸糸に対し、均一に水を付与した
後、引き続き熱延伸することによって、高強度で、かつ
強力保持性および耐疲労性がすぐれたポリアミド繊維を
得ることを特徴とするものである。
【0007】このように、ポリアミド繊維は、製糸工
程、特に未延伸糸の段階で水を付与し、引続いて熱延伸
することによって、強力保持性および耐疲労性にすぐれ
た物性が得られること、および該物性の発現に寄与する
安定な繊維構造が形成されることが、従来から知られて
いる。
程、特に未延伸糸の段階で水を付与し、引続いて熱延伸
することによって、強力保持性および耐疲労性にすぐれ
た物性が得られること、および該物性の発現に寄与する
安定な繊維構造が形成されることが、従来から知られて
いる。
【0008】そして、上記安定な繊維構造とは、タイヤ
コードの加工工程やタイヤ走行時において熱的、機械的
刺激を受けた際に繊維構造の変化が小さいことを意味す
る。
コードの加工工程やタイヤ走行時において熱的、機械的
刺激を受けた際に繊維構造の変化が小さいことを意味す
る。
【0009】しかしながら、従来のポリアミド繊維は、
未延伸糸の段階で水を付与することによって、上記した
ような安定な繊維構造が形成され、すぐれた強力保持性
および耐疲労性が得られる反面、目的とする高強度特性
を得にくいという欠点を有していた。
未延伸糸の段階で水を付与することによって、上記した
ような安定な繊維構造が形成され、すぐれた強力保持性
および耐疲労性が得られる反面、目的とする高強度特性
を得にくいという欠点を有していた。
【0010】すなわち、10g/d以上の高強度ポリア
ミド繊維を安定に生産するための一般的なプロセスは、
例えば特開昭59−187617号公報および特開昭5
8−115114号公報などに開示されているように、
未延伸糸に水を付与しないで熱延伸するプロセス、具体
的には非水系油剤を付与した後、熱延伸する方法であ
る。
ミド繊維を安定に生産するための一般的なプロセスは、
例えば特開昭59−187617号公報および特開昭5
8−115114号公報などに開示されているように、
未延伸糸に水を付与しないで熱延伸するプロセス、具体
的には非水系油剤を付与した後、熱延伸する方法であ
る。
【0011】そして、上記の方法で得られるポリアミド
繊維は、一般に強力保持性および耐疲労性などの点では
不十分であるため、製糸工程およびタイヤコード加工工
程などにおいて、例えば熱延伸後十分な熱処理を付与す
る方法、タイヤコード加工工程において接着剤付与後の
熱セットを強化する方法、および適切な油剤や接着剤を
選定することにより強力保持性や耐疲労性を改善する方
法などの他の技術改良手段を組合せることにより、実用
上十分なレベルまでに改良されているのが実情である。
繊維は、一般に強力保持性および耐疲労性などの点では
不十分であるため、製糸工程およびタイヤコード加工工
程などにおいて、例えば熱延伸後十分な熱処理を付与す
る方法、タイヤコード加工工程において接着剤付与後の
熱セットを強化する方法、および適切な油剤や接着剤を
選定することにより強力保持性や耐疲労性を改善する方
法などの他の技術改良手段を組合せることにより、実用
上十分なレベルまでに改良されているのが実情である。
【0012】一方、高強度で、かつ強力保持性および耐
疲労性もすぐれたポリアミド繊維を得る方法としては、
上述した未延伸糸に均一に水を付与する方法があるが、
この方法では十分な高強度を得ることができない。
疲労性もすぐれたポリアミド繊維を得る方法としては、
上述した未延伸糸に均一に水を付与する方法があるが、
この方法では十分な高強度を得ることができない。
【0013】ここで、未延伸糸に水を付与することによ
り高強度糸が得られにくくなるのは、以下の理由による
ものと考えられる。
り高強度糸が得られにくくなるのは、以下の理由による
ものと考えられる。
【0014】第1の理由は、水が浸透した部分は他の部
分より熱延伸時に結晶化し易く、しかも分子鎖が配向し
にくくて、十分に配向しない部分が強度に寄与しないか
らであり、このために水の浸透の度合いが大きい程、分
子鎖の配向度が低く、低強度となるのである。
分より熱延伸時に結晶化し易く、しかも分子鎖が配向し
にくくて、十分に配向しない部分が強度に寄与しないか
らであり、このために水の浸透の度合いが大きい程、分
子鎖の配向度が低く、低強度となるのである。
【0015】第2の理由は、未延伸糸条に水を付与した
場合、糸条各フィラメント間およびフィラメントの断面
内への水の浸透度のばらつきが生ずるため、これがフイ
ラメント間の繊維構造および物性のばらつきとなり、こ
の場合にも十分な分子鎖の配向を達成することができ
ず、高強度糸が得られないのである。
場合、糸条各フィラメント間およびフィラメントの断面
内への水の浸透度のばらつきが生ずるため、これがフイ
ラメント間の繊維構造および物性のばらつきとなり、こ
の場合にも十分な分子鎖の配向を達成することができ
ず、高強度糸が得られないのである。
【0016】したがって、理想的な高強度を達成するた
めには、水が各フィラメント間およびフィラメントの断
面内に均一に浸透し、かつフィラメントの表面から適度
な、例えば1〜5μの深さまで浸透していることが望ま
しく、これはフィラメントの断面を偏光顕微鏡下で、水
の浸透した部分を表層結晶層として観察することにより
確認することができる。
めには、水が各フィラメント間およびフィラメントの断
面内に均一に浸透し、かつフィラメントの表面から適度
な、例えば1〜5μの深さまで浸透していることが望ま
しく、これはフィラメントの断面を偏光顕微鏡下で、水
の浸透した部分を表層結晶層として観察することにより
確認することができる。
【0017】以上のことから、高強度でかつ強力保持性
および耐疲労性のすぐれたポリアミド繊維は、未延伸糸
に対し水を均一に付与して、フィラメント間およびフィ
ラメント断面内に均一に浸透せしめ、かつ1〜5μの深
さまで浸透させることによって得ることができるのであ
る。
および耐疲労性のすぐれたポリアミド繊維は、未延伸糸
に対し水を均一に付与して、フィラメント間およびフィ
ラメント断面内に均一に浸透せしめ、かつ1〜5μの深
さまで浸透させることによって得ることができるのであ
る。
【0018】しかるに、溶融紡糸され、口金から紡糸、
固化したポリアミド未延伸糸は、絶乾状態にあるため、
これに水系エマルジョン油剤を付与すると瞬時に水を吸
収してしまい、マルチフィラメント間およびフィラメン
ト断面内部への水の浸透を均一に行なうことができなか
った。
固化したポリアミド未延伸糸は、絶乾状態にあるため、
これに水系エマルジョン油剤を付与すると瞬時に水を吸
収してしまい、マルチフィラメント間およびフィラメン
ト断面内部への水の浸透を均一に行なうことができなか
った。
【0019】したがって、上記特開昭54−15022
号公報および特開昭55−45863号公報に開示され
る従来技術により、水系エマルジョン油剤を付与した後
直ちに流体で交絡処理することによって、前記水系エマ
ルジョン油剤をフィラメント間にマイグレーションさせ
る方法では、各フィラメント間への水の付与は比較的均
一となり、その結果9.6g/d程度までの高強度は得
られているものの、フィラメント単糸断面内への水の均
一な浸透については十分に制御されていないため、結果
として10g/d以上の高強度ポリアミド繊維を安定し
て得ることは困難であった。
号公報および特開昭55−45863号公報に開示され
る従来技術により、水系エマルジョン油剤を付与した後
直ちに流体で交絡処理することによって、前記水系エマ
ルジョン油剤をフィラメント間にマイグレーションさせ
る方法では、各フィラメント間への水の付与は比較的均
一となり、その結果9.6g/d程度までの高強度は得
られているものの、フィラメント単糸断面内への水の均
一な浸透については十分に制御されていないため、結果
として10g/d以上の高強度ポリアミド繊維を安定し
て得ることは困難であった。
【0020】一方、上記特開平1−168915号公報
によって開示された方法では、確かにフィラメント間お
よびフイラメント内部への均一な水の浸透がなされ、か
つフィラメント単糸断面内への水の浸透深さも、スチ−
ム処理条件によって制御可能であり、その結果10g/
d以上の高強度で強力保持性および耐疲労性のすぐれた
ポリアミド繊維が得られるが、この方法ではスチ−ム処
理筒の設置およびその工程管理が繁雑であるという欠点
があった。
によって開示された方法では、確かにフィラメント間お
よびフイラメント内部への均一な水の浸透がなされ、か
つフィラメント単糸断面内への水の浸透深さも、スチ−
ム処理条件によって制御可能であり、その結果10g/
d以上の高強度で強力保持性および耐疲労性のすぐれた
ポリアミド繊維が得られるが、この方法ではスチ−ム処
理筒の設置およびその工程管理が繁雑であるという欠点
があった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術が有する欠点の改良を課題として検討した結果、
達成されたものである。
来技術が有する欠点の改良を課題として検討した結果、
達成されたものである。
【0022】したがって、本発明の目的は、十分な高強
度レベルを有し、特にゴム補強用繊維およびまたは漁網
用繊維として好適な高強度、高タフネスを有する高強度
ポリアミド繊維、およびこの高強度ポリアミド繊維を水
系エマルジョン油剤を用いる簡便かつ効率的なプロセス
で製造する方法を提供することにある。
度レベルを有し、特にゴム補強用繊維およびまたは漁網
用繊維として好適な高強度、高タフネスを有する高強度
ポリアミド繊維、およびこの高強度ポリアミド繊維を水
系エマルジョン油剤を用いる簡便かつ効率的なプロセス
で製造する方法を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の高強力ポリアミド繊維は、高級アルキル
アミド化合物を含有し、かつ硫酸相対粘度が3.0以上
のポリアミド組成物を溶融紡糸・延伸してなるポリアミ
ド繊維であって、下記(イ)〜(ホ)の繊維構造パラメ
−タを有することを特徴とする。 (イ)複屈折(△n):△n≧55×10-3 (ロ)示差複屈折(δ△n=△na−△nc):δ△n
≦−2×10-3 (ただし、△na:中心から表面への距離の0.95の
位置における複屈折、△nc:中心部の複屈折) (ハ)結晶配向度(fc):fc≧0.88 (ニ)非晶分子配向度(fa):fa=0.70〜0.
85 (ホ)動的粘弾性測定で得られる力学的正接損失(ta
nδ)曲線における主分散ピ−ク温度(Tα):Tα≦
113℃。
めに、本発明の高強力ポリアミド繊維は、高級アルキル
アミド化合物を含有し、かつ硫酸相対粘度が3.0以上
のポリアミド組成物を溶融紡糸・延伸してなるポリアミ
ド繊維であって、下記(イ)〜(ホ)の繊維構造パラメ
−タを有することを特徴とする。 (イ)複屈折(△n):△n≧55×10-3 (ロ)示差複屈折(δ△n=△na−△nc):δ△n
≦−2×10-3 (ただし、△na:中心から表面への距離の0.95の
位置における複屈折、△nc:中心部の複屈折) (ハ)結晶配向度(fc):fc≧0.88 (ニ)非晶分子配向度(fa):fa=0.70〜0.
85 (ホ)動的粘弾性測定で得られる力学的正接損失(ta
nδ)曲線における主分散ピ−ク温度(Tα):Tα≦
113℃。
【0024】また、本発明の高強力ポリアミド繊維は、
高級アルキルアミド化合物を0.01〜0.2重量%含
有していることを特徴とする。
高級アルキルアミド化合物を0.01〜0.2重量%含
有していることを特徴とする。
【0025】さらに、本発明の高強力ポリアミド繊維
は、単糸数が100デニ−ル以下、単糸数が20以上の
マルチフィラメントであることを特徴とする。
は、単糸数が100デニ−ル以下、単糸数が20以上の
マルチフィラメントであることを特徴とする。
【0026】さらにまた、本発明の高強力ポリアミド繊
維は、強度が10.0g/d以上、切断伸度が20%以
上、沸騰水収縮率が12.0%未満であり、特にゴム補
強用途に適していることを特徴とし、あるいは強度が8
g/d以上、切断伸度が25%以上、沸騰水収縮率が1
0%以上であり、特に漁網用途に適していることを特徴
とする。
維は、強度が10.0g/d以上、切断伸度が20%以
上、沸騰水収縮率が12.0%未満であり、特にゴム補
強用途に適していることを特徴とし、あるいは強度が8
g/d以上、切断伸度が25%以上、沸騰水収縮率が1
0%以上であり、特に漁網用途に適していることを特徴
とする。
【0027】そして、本発明の高強度ポリアミド繊維の
製造方法は、高級アルキルアミド化合物を0.01〜2
重量%含有し、かつ硫酸相対粘度が3.0以上のポリア
ミド組成物を、280〜310℃の温度で溶融紡糸し、
紡出糸条を口金直下に配置した250℃以上の加熱筒内
で徐冷し、次いで急冷固化した後、この冷却糸条に水系
エマルジョン油剤を付与し、引き続いて熱延伸すること
により、上記(イ)〜(ホ)の繊維構造パラメ−タを有
する高強度ポリアミド繊維を製造することを特徴とす
る。
製造方法は、高級アルキルアミド化合物を0.01〜2
重量%含有し、かつ硫酸相対粘度が3.0以上のポリア
ミド組成物を、280〜310℃の温度で溶融紡糸し、
紡出糸条を口金直下に配置した250℃以上の加熱筒内
で徐冷し、次いで急冷固化した後、この冷却糸条に水系
エマルジョン油剤を付与し、引き続いて熱延伸すること
により、上記(イ)〜(ホ)の繊維構造パラメ−タを有
する高強度ポリアミド繊維を製造することを特徴とす
る。
【0028】また、本発明の高強度ポリアミド繊維の製
造方法は、水系エマルジョン油剤が平滑剤および活性剤
を必須成分として含有すること、未延伸糸の複屈折が2
×10-3〜20×10-3の範囲にあること、および延伸
時の最終延伸温度が210℃以上、総合延伸倍率が3.
5〜6.5であることを特徴とする。
造方法は、水系エマルジョン油剤が平滑剤および活性剤
を必須成分として含有すること、未延伸糸の複屈折が2
×10-3〜20×10-3の範囲にあること、および延伸
時の最終延伸温度が210℃以上、総合延伸倍率が3.
5〜6.5であることを特徴とする。
【0029】以下、本発明を詳細に説明する。
【0030】本発明のポリアミド繊維は、ポリカプラミ
ド(ナイロン6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナ
イロン66)、およびポリテトラメチレンアジパミド
(ナイロン46)を主成分として含むポリアミドを素材
とするものであるが、これら素材ポリアミドは、前記ポ
リアミドに対し5重量%以下の共重合成分を含むコポリ
アミドであってもよい。
ド(ナイロン6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナ
イロン66)、およびポリテトラメチレンアジパミド
(ナイロン46)を主成分として含むポリアミドを素材
とするものであるが、これら素材ポリアミドは、前記ポ
リアミドに対し5重量%以下の共重合成分を含むコポリ
アミドであってもよい。
【0031】本発明で用いられる上記共重合成分として
は、例えばε−カプロアミド、テトラメチレンアジパミ
ド、ヘキサメチレンセバカミド、ヘキサメチレンイソフ
タラミド、テトラメチレンテレフタラミド、およびキシ
リレンフタラミドなどが挙げられる。ここで、共重合成
分を5モル%以上含有する場合には、得られるポリアミ
ド繊維の結晶性が低下し、耐熱性、熱寸法安定性が阻害
される傾向となるため好ましくない。
は、例えばε−カプロアミド、テトラメチレンアジパミ
ド、ヘキサメチレンセバカミド、ヘキサメチレンイソフ
タラミド、テトラメチレンテレフタラミド、およびキシ
リレンフタラミドなどが挙げられる。ここで、共重合成
分を5モル%以上含有する場合には、得られるポリアミ
ド繊維の結晶性が低下し、耐熱性、熱寸法安定性が阻害
される傾向となるため好ましくない。
【0032】本発明の高強度ポリアミド繊維は、硫酸相
対粘度が3.0以上、好ましくは3.2以上の高分子量
ポリアミドポリマからなる繊維である。ここで、ポリア
ミドの硫酸相対粘度が3.0未満では、本発明が目的と
する高強度および/または高タフネスポリアミドが得ら
れない。
対粘度が3.0以上、好ましくは3.2以上の高分子量
ポリアミドポリマからなる繊維である。ここで、ポリア
ミドの硫酸相対粘度が3.0未満では、本発明が目的と
する高強度および/または高タフネスポリアミドが得ら
れない。
【0033】本発明のポリアミド繊維は、単糸繊度が1
00デニール未満で、単糸数が20以上のマルチフィラ
メントからなる繊維である。好ましくは単糸繊度が50
デニール未満、単糸数が30以上であり、通常タイヤコ
ード、ベルト、ホースなどのゴム資材用途および/また
は漁網用途に好適なマルチフィラメント繊維である。
00デニール未満で、単糸数が20以上のマルチフィラ
メントからなる繊維である。好ましくは単糸繊度が50
デニール未満、単糸数が30以上であり、通常タイヤコ
ード、ベルト、ホースなどのゴム資材用途および/また
は漁網用途に好適なマルチフィラメント繊維である。
【0034】本発明のポリアミド繊維は、高級アルキル
アミド化合物を0.01〜0.2重量%含有することが
重要である。
アミド化合物を0.01〜0.2重量%含有することが
重要である。
【0035】本発明で使用する高級アルキルアミド化合
物とは、高級脂肪酸とアルキルジアミン、または高級ア
ルキルアミンとアルキルジカルボン酸から得られる化合
物であり、それらの具体例としては、例えば、エチレン
ビスステアリルアミド、エチレンビスラウリルアミド、
ジステアリルアジパミド、およびジラウリルセバカミド
などが挙げられる。
物とは、高級脂肪酸とアルキルジアミン、または高級ア
ルキルアミンとアルキルジカルボン酸から得られる化合
物であり、それらの具体例としては、例えば、エチレン
ビスステアリルアミド、エチレンビスラウリルアミド、
ジステアリルアジパミド、およびジラウリルセバカミド
などが挙げられる。
【0036】高級アルキルアミド化合物を含有すること
による効果は、ポリアミドポリマを溶融し、口金細孔か
ら紡出した後、冷却固化した糸条に対し水系エマルジョ
ン油剤を付与した際に、水がフィラメントの内部に急速
に浸透するのを抑制することにある。
による効果は、ポリアミドポリマを溶融し、口金細孔か
ら紡出した後、冷却固化した糸条に対し水系エマルジョ
ン油剤を付与した際に、水がフィラメントの内部に急速
に浸透するのを抑制することにある。
【0037】すなわち、高級アルキルアミド化合物は、
ポリアミドに添加されて溶融紡糸される際に、冷却固化
過程でフィラメントの表層部にマイグレーションして、
表層部で高濃度となり、この疎水性の高級アルキル化合
物がポリアミドの表層を覆うため、水のポリアミドフィ
ラメント中への急速な浸透が抑制されることになるので
ある。
ポリアミドに添加されて溶融紡糸される際に、冷却固化
過程でフィラメントの表層部にマイグレーションして、
表層部で高濃度となり、この疎水性の高級アルキル化合
物がポリアミドの表層を覆うため、水のポリアミドフィ
ラメント中への急速な浸透が抑制されることになるので
ある。
【0038】その結果、冷却固化直後のポリアミド糸条
に水系エマルジョンが付着しても、瞬時に水がフィラメ
ント中に浸透することがないため、フィラメント間およ
びフィラメントの断面内に、水が均一に浸透することが
可能になるのである。
に水系エマルジョンが付着しても、瞬時に水がフィラメ
ント中に浸透することがないため、フィラメント間およ
びフィラメントの断面内に、水が均一に浸透することが
可能になるのである。
【0039】素材ポリアミドに対する高級アルキルアミ
ド化合物の含有量は、0.01〜0.2重量%であり、
好ましくは0.02〜0.1重量%である。高級アルキ
ルアミド化合物の含有量が0.01重量%以下では、水
の浸透抑制効果が不十分である。また、高級アルキルア
ミド化合物の含有量が0.2重量%以上では浸透抑制効
果が強過ぎ、非水系油剤を付与した場合と同様に、高強
度糸は得られるものの、強力保持性および耐疲労性効果
が不十分となるため好ましくない。また、0.5重量%
を越える過剰な添加は、むしろ強度低下および寸法安定
性の低下などの不具合を生じるため好ましくない。
ド化合物の含有量は、0.01〜0.2重量%であり、
好ましくは0.02〜0.1重量%である。高級アルキ
ルアミド化合物の含有量が0.01重量%以下では、水
の浸透抑制効果が不十分である。また、高級アルキルア
ミド化合物の含有量が0.2重量%以上では浸透抑制効
果が強過ぎ、非水系油剤を付与した場合と同様に、高強
度糸は得られるものの、強力保持性および耐疲労性効果
が不十分となるため好ましくない。また、0.5重量%
を越える過剰な添加は、むしろ強度低下および寸法安定
性の低下などの不具合を生じるため好ましくない。
【0040】次に、本発明の高強度ポリアミド繊維を特
徴づける各繊維構造パラメ−タを特定した根拠などにつ
いて述べる。
徴づける各繊維構造パラメ−タを特定した根拠などにつ
いて述べる。
【0041】複屈折△nは55×10-3以上、好ましく
は58×10-3以上と高配向である。この複屈折は、本
発明ポリアミド繊維が8.0g/d以上、好ましくは1
0g/d以上の高強度を達成するために必要な配向特性
である。
は58×10-3以上と高配向である。この複屈折は、本
発明ポリアミド繊維が8.0g/d以上、好ましくは1
0g/d以上の高強度を達成するために必要な配向特性
である。
【0042】示差複屈折δ△n(=△na−△nc)は
−2×10-3であり、フィラメント表層部の複屈折が中
心部より2×10-3以上低い。好ましくは2×10-3〜
6×10-3低いことが特徴である。複屈折が2×10-3
以上低い表層部の厚みは1〜10μ、好ましくは2〜6
μである。示差複屈折の値が−2×10-3を越えたり、
表層部の厚みが1μ未満の場合には、本発明の効果であ
る強力保持性および耐疲労性が不十分となり、一方表層
部の厚みが厚過ぎ、例えば10μを越える場合には、得
られるポリアミド繊維の強度が8.0g/d以上、好ま
しくは10g/d以上の高強度を達成することが困難と
なるため好ましくない。
−2×10-3であり、フィラメント表層部の複屈折が中
心部より2×10-3以上低い。好ましくは2×10-3〜
6×10-3低いことが特徴である。複屈折が2×10-3
以上低い表層部の厚みは1〜10μ、好ましくは2〜6
μである。示差複屈折の値が−2×10-3を越えたり、
表層部の厚みが1μ未満の場合には、本発明の効果であ
る強力保持性および耐疲労性が不十分となり、一方表層
部の厚みが厚過ぎ、例えば10μを越える場合には、得
られるポリアミド繊維の強度が8.0g/d以上、好ま
しくは10g/d以上の高強度を達成することが困難と
なるため好ましくない。
【0043】結晶配向度fcは0.88以上であり、通
常の高強度ポリアミド繊維とほぼ同等であって、このパ
ラメ−タも本発明の高強度ポリアミド繊維を特徴づけて
いる。
常の高強度ポリアミド繊維とほぼ同等であって、このパ
ラメ−タも本発明の高強度ポリアミド繊維を特徴づけて
いる。
【0044】非晶分子配向度faは0.70〜0.85
である。この非晶分子配向度はポリアミドフィラメント
の大部分を占める内層部の比較的高度に配向した非晶分
子鎖と、表層部の結晶層の間の低配向非晶分子鎖の平均
された配向度を示している。
である。この非晶分子配向度はポリアミドフィラメント
の大部分を占める内層部の比較的高度に配向した非晶分
子鎖と、表層部の結晶層の間の低配向非晶分子鎖の平均
された配向度を示している。
【0045】動的粘弾性測定で得られる力学的正接損失
曲線における主分散ピーク温度Tαは、113℃以上と
比較的高いことが特徴である。この主分散ピーク温度
は、ポリアミドフィラメントの大部分を占める内層部の
非晶分子鎖の配向が高く、結晶化度も比較的高くて、非
晶部の分子鎖の運動が比較的拘束されていることを示し
ている。
曲線における主分散ピーク温度Tαは、113℃以上と
比較的高いことが特徴である。この主分散ピーク温度
は、ポリアミドフィラメントの大部分を占める内層部の
非晶分子鎖の配向が高く、結晶化度も比較的高くて、非
晶部の分子鎖の運動が比較的拘束されていることを示し
ている。
【0046】本発明の高強度ポリヘキサメチレンアジパ
ミド繊維は、上記繊維構造パラメーター(イ)〜(ホ)
によって特徴づけられる新規な繊維である。そして、前
記(イ)〜(ホ)の各繊維構造パラメーターは相互に密
接に関係しているため、同時に満足することが必要であ
る。
ミド繊維は、上記繊維構造パラメーター(イ)〜(ホ)
によって特徴づけられる新規な繊維である。そして、前
記(イ)〜(ホ)の各繊維構造パラメーターは相互に密
接に関係しているため、同時に満足することが必要であ
る。
【0047】以上の繊維構造パラメーターを満足する本
発明の高強度ポリアミド繊維は、強度が10.0g/d
以上、切断伸度が20%以上で、かつ沸騰水収縮率が1
0.0%未満であるか、または強度が8g/d以上、切
断伸度が25%以上で、かつ沸騰水収縮率が10%以上
のいづれかの物性を有する。
発明の高強度ポリアミド繊維は、強度が10.0g/d
以上、切断伸度が20%以上で、かつ沸騰水収縮率が1
0.0%未満であるか、または強度が8g/d以上、切
断伸度が25%以上で、かつ沸騰水収縮率が10%以上
のいづれかの物性を有する。
【0048】すなわち、強度が10.0g/d以上、切
断伸度が20%以上で、かつ沸騰水収縮率が10.0%
未満のポリアミド繊維は、主としてゴム補強用途に対す
る最適特性を有しており、また強度が8g/d以上、切
断伸度が25%以上で、かつ沸騰水収縮率が10%以上
のポリアミド繊維は、主として漁網用途に対する最適特
性を有している。
断伸度が20%以上で、かつ沸騰水収縮率が10.0%
未満のポリアミド繊維は、主としてゴム補強用途に対す
る最適特性を有しており、また強度が8g/d以上、切
断伸度が25%以上で、かつ沸騰水収縮率が10%以上
のポリアミド繊維は、主として漁網用途に対する最適特
性を有している。
【0049】本発明の高強度ポリアミド繊維は、ゴム補
強材や漁網などの産業資材用途に好ましく用いられるた
め、耐熱性、耐候性および耐酸化防止性を付与するため
に、通常は老化防止剤が添加されていることが望まし
い。
強材や漁網などの産業資材用途に好ましく用いられるた
め、耐熱性、耐候性および耐酸化防止性を付与するため
に、通常は老化防止剤が添加されていることが望まし
い。
【0050】本発明で使用される老化防止剤としては、
銅化合物と有機または無機の燐化合物、アルカリ金属ま
たはアルカリ土金属のハロゲン化物、第4級アンモニウ
ムハロゲン化物、ジフェニルアミン系抗酸化剤、2ーメ
ルカプトベンゾイミダゾール、およびヒンダードフェノ
ール系抗酸化剤などが挙げられる。
銅化合物と有機または無機の燐化合物、アルカリ金属ま
たはアルカリ土金属のハロゲン化物、第4級アンモニウ
ムハロゲン化物、ジフェニルアミン系抗酸化剤、2ーメ
ルカプトベンゾイミダゾール、およびヒンダードフェノ
ール系抗酸化剤などが挙げられる。
【0051】上記銅化合物の具体例としては、酢酸第二
銅、沃化第一銅、塩化第二銅、臭化第一銅、臭化第二
銅、フタル酸銅、ステアリン酸銅、燐酸銅、ピロリン酸
銅、および各種銅塩と無機または有機化合物との錯塩な
どが挙げられる。
銅、沃化第一銅、塩化第二銅、臭化第一銅、臭化第二
銅、フタル酸銅、ステアリン酸銅、燐酸銅、ピロリン酸
銅、および各種銅塩と無機または有機化合物との錯塩な
どが挙げられる。
【0052】ポリアミド繊維中に含有される量は、銅化
合物の場合は銅として30〜150ppm、好ましくは
50〜100ppmであり、銅化合物と併用される酸化
防止剤の含有量は0.01〜0.5重量%、好ましくは
0.05〜0.2重量%である。
合物の場合は銅として30〜150ppm、好ましくは
50〜100ppmであり、銅化合物と併用される酸化
防止剤の含有量は0.01〜0.5重量%、好ましくは
0.05〜0.2重量%である。
【0053】次に、本発明の高強度ポリアミド繊維の製
造法の一具体例例について説明する。
造法の一具体例例について説明する。
【0054】まず、硫酸相対粘度が3.0以上のポリア
ミドポリマーに、高級アルキルアミド化合物を0.01
〜0.2重量%添加した組成物に、さらに必要に応じて
酸化防止剤としての銅化合物およびハロゲン化アルカリ
金属などを添加したポリアミド組成物を準備する。
ミドポリマーに、高級アルキルアミド化合物を0.01
〜0.2重量%添加した組成物に、さらに必要に応じて
酸化防止剤としての銅化合物およびハロゲン化アルカリ
金属などを添加したポリアミド組成物を準備する。
【0055】次に、上記ポリアミド組成物を、水分率が
0.2重量%以下となるよう乾燥した後、エクストルー
ダー型紡糸機を用いて、紡糸温度280〜310℃の範
囲で溶融する。
0.2重量%以下となるよう乾燥した後、エクストルー
ダー型紡糸機を用いて、紡糸温度280〜310℃の範
囲で溶融する。
【0056】次いで、溶融ポリマを紡糸パック中にて、
約5〜50μの細孔を有する金属不織布フィルターを通
して濾過した後、口金細孔を通して紡出する。
約5〜50μの細孔を有する金属不織布フィルターを通
して濾過した後、口金細孔を通して紡出する。
【0057】口金直下には、10〜100cm、好まし
くは15〜50cm長の加熱筒を設置し、加熱筒内の雰
囲気温度を250℃以上、好ましくは280〜310℃
とする。
くは15〜50cm長の加熱筒を設置し、加熱筒内の雰
囲気温度を250℃以上、好ましくは280〜310℃
とする。
【0058】上記加熱筒雰囲気中を通過して徐冷された
糸条は、次いで冷風を吹きつけられて急冷固化される。
糸条は、次いで冷風を吹きつけられて急冷固化される。
【0059】次に、糸条に対し水系エマルジョン油剤を
付与する。ここで用いられる水系エマルジョン油剤の成
分は、平滑剤、活性剤および添加剤からなるが、平滑剤
は主に製糸工程における糸条と金属との摩擦抵抗を軽減
させる成分であり、活性剤は主に油剤を安定なエマルジ
ョンとするための乳化作用およびポリアミド繊維の高次
加工性、例えば接着性や耐疲労性などを向上させる成分
を含み、また添加剤は制電剤、極圧剤および耐熱剤など
の成分を含む。
付与する。ここで用いられる水系エマルジョン油剤の成
分は、平滑剤、活性剤および添加剤からなるが、平滑剤
は主に製糸工程における糸条と金属との摩擦抵抗を軽減
させる成分であり、活性剤は主に油剤を安定なエマルジ
ョンとするための乳化作用およびポリアミド繊維の高次
加工性、例えば接着性や耐疲労性などを向上させる成分
を含み、また添加剤は制電剤、極圧剤および耐熱剤など
の成分を含む。
【0060】上記本発明に係る高強度ポリアミド繊維の
製造方法において、水系エマルジョン油剤を付与した後
熱延伸する際には、ポリアミド繊維が0.01〜0.2
重量%の高級アルキルアミド化合物を含有することによ
って、水系エマルジョン油剤付与に伴なう障害が改善さ
れる。
製造方法において、水系エマルジョン油剤を付与した後
熱延伸する際には、ポリアミド繊維が0.01〜0.2
重量%の高級アルキルアミド化合物を含有することによ
って、水系エマルジョン油剤付与に伴なう障害が改善さ
れる。
【0061】すなわち、ポリアミド未延伸糸条に水系エ
マルジョン油剤を付与した際、水が瞬時にフィラメント
の内部に浸透しにくくなるため、水がフィラメントの表
層部分に均一に浸透し、フィラメントの断面内およびフ
ィラメント間に対する水の浸透にばらつきが少なくなる
のである。
マルジョン油剤を付与した際、水が瞬時にフィラメント
の内部に浸透しにくくなるため、水がフィラメントの表
層部分に均一に浸透し、フィラメントの断面内およびフ
ィラメント間に対する水の浸透にばらつきが少なくなる
のである。
【0062】そして、この結果延伸性も良好となり、高
強度で高タフネスのポリアミド繊維を得ることができる
のである。
強度で高タフネスのポリアミド繊維を得ることができる
のである。
【0063】なお、本発明の効果をさらに顕著に得る目
的で、水系エマルジョン油剤の成分、就中活性剤成分と
して、ポリアミドフィラメント中への水の浸透を抑制す
る成分を用いることが好ましい。
的で、水系エマルジョン油剤の成分、就中活性剤成分と
して、ポリアミドフィラメント中への水の浸透を抑制す
る成分を用いることが好ましい。
【0064】この活性剤成分の具体例としては、例えば
疎水基が大きく、およびまたは水を水和物として取込み
易い反応基を有する化合物が有効であり、例えばPOE
/POP−ソルビタントリイソステアレート、POE
(24)トリメチロールプロパンジステアレート、PO
E(20)硬化ヒマシ油トリオレート、およびPOE/
POP−2エチルヘキサノールなどが好ましい。
疎水基が大きく、およびまたは水を水和物として取込み
易い反応基を有する化合物が有効であり、例えばPOE
/POP−ソルビタントリイソステアレート、POE
(24)トリメチロールプロパンジステアレート、PO
E(20)硬化ヒマシ油トリオレート、およびPOE/
POP−2エチルヘキサノールなどが好ましい。
【0065】上記水系エマルジョン油剤のポリアミド繊
維に対する付着量は、固形分(油分)として0.3〜
1.5重量%であり、好ましくは0.5〜1.2重量%
である。
維に対する付着量は、固形分(油分)として0.3〜
1.5重量%であり、好ましくは0.5〜1.2重量%
である。
【0066】上記水系エマルジョン油剤を付与されたポ
リアミド糸条は、引取ロールで300〜1000m/
分、好ましくは450〜800m/分の速度で引取ら
れ、この引取り糸条は一旦捲取られることなく連続して
延伸工程に送られ、延伸に供される。
リアミド糸条は、引取ロールで300〜1000m/
分、好ましくは450〜800m/分の速度で引取ら
れ、この引取り糸条は一旦捲取られることなく連続して
延伸工程に送られ、延伸に供される。
【0067】なお、上記加熱筒の条件と引取り速度と
は、相互に関連づけて設定することが必要であるが、未
延伸糸の複屈折を2×10-3〜20×10-3、好ましく
は3×10-3〜15×10-3の範囲とする条件であるこ
とが望ましい。
は、相互に関連づけて設定することが必要であるが、未
延伸糸の複屈折を2×10-3〜20×10-3、好ましく
は3×10-3〜15×10-3の範囲とする条件であるこ
とが望ましい。
【0068】延伸は2段以上の多段熱延伸を採用される
が、限界延伸倍率の90%以上、好ましくは92〜96
%の範囲で延伸する。ここで限界延伸倍率とは5分間以
上糸切れすることなく延伸できる最高の延伸倍率のこと
である。
が、限界延伸倍率の90%以上、好ましくは92〜96
%の範囲で延伸する。ここで限界延伸倍率とは5分間以
上糸切れすることなく延伸できる最高の延伸倍率のこと
である。
【0069】総合延伸倍率は3.5〜6.5倍、通常は
4.0〜6.0倍である。また延伸温度は最終延伸温度
を210℃以上、好ましくは215〜250℃の高温で
あることが望ましい。
4.0〜6.0倍である。また延伸温度は最終延伸温度
を210℃以上、好ましくは215〜250℃の高温で
あることが望ましい。
【0070】また、延伸に引き続いて熱弛緩処理を行な
うが、この熱処理は通常は上記最終延伸ロールとその後
に配置したリラックスロールとの間で5〜15%、好ま
しくは8〜12%弛緩の条件で行われる。
うが、この熱処理は通常は上記最終延伸ロールとその後
に配置したリラックスロールとの間で5〜15%、好ま
しくは8〜12%弛緩の条件で行われる。
【0071】以上の方法で得られる本発明の高強度ポリ
アミド繊維は、上記した繊維構造パラメーター(イ)〜
(ホ)および繊維物性を有する。
アミド繊維は、上記した繊維構造パラメーター(イ)〜
(ホ)および繊維物性を有する。
【0072】本発明の高強度ポリアミド繊維は、高強
度、高タフネスであり、特に強度が10.0g/d以
上、切断伸度が20%以上で、かつ沸騰水収縮率が1
0.0%未満のポリアミド繊維は、ゴム補強用繊維とし
て、ゴムに埋込まれて加硫処理された時に強力低下が少
なく、高強度の加硫コードが得られる。
度、高タフネスであり、特に強度が10.0g/d以
上、切断伸度が20%以上で、かつ沸騰水収縮率が1
0.0%未満のポリアミド繊維は、ゴム補強用繊維とし
て、ゴムに埋込まれて加硫処理された時に強力低下が少
なく、高強度の加硫コードが得られる。
【0073】そして、かかる高強度加硫コードを用いる
場合には、タイヤ補強材としてのコード本数を減らした
り、スダレ状織物のプラス数を減らすことができる。あ
るいは予め繊維の繊度を低くしたコードを用いることが
できる。いづれにしろ、補強機能を損うことなく繊維の
重量を減少させることができ、タイヤの軽量化を達成す
ることができる。
場合には、タイヤ補強材としてのコード本数を減らした
り、スダレ状織物のプラス数を減らすことができる。あ
るいは予め繊維の繊度を低くしたコードを用いることが
できる。いづれにしろ、補強機能を損うことなく繊維の
重量を減少させることができ、タイヤの軽量化を達成す
ることができる。
【0074】また、強度が8g/d以上、切断伸度が2
5%以上で、かつ沸騰水収縮率が10%以上のポリアミ
ド繊維は、漁網用繊維として用いた場合に、高タフネス
であるため耐久性にすぐれていること、および透明性も
良好なため、漁網用として最適な原糸となる。
5%以上で、かつ沸騰水収縮率が10%以上のポリアミ
ド繊維は、漁網用繊維として用いた場合に、高タフネス
であるため耐久性にすぐれていること、および透明性も
良好なため、漁網用として最適な原糸となる。
【0075】さらに、本発明の高強度ポリアミド繊維の
製造方法によれば、従来高強度ポリアミド繊維の製造に
用いられていた非水系油剤のように、油剤原油の希釈剤
として低粘性鉱物油を用いなくてよいため、油剤原単位
が下るメリットがあり、さらには比較的低沸点である低
粘性鉱物油を用いないため防災上も有利であるという利
点が得られる。
製造方法によれば、従来高強度ポリアミド繊維の製造に
用いられていた非水系油剤のように、油剤原油の希釈剤
として低粘性鉱物油を用いなくてよいため、油剤原単位
が下るメリットがあり、さらには比較的低沸点である低
粘性鉱物油を用いないため防災上も有利であるという利
点が得られる。
【0076】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
【0077】なお、実施例中に記載した繊維構造パラメ
ータ、繊維物性、タイヤコード特性などの定義、および
測定法は次の通りである。
ータ、繊維物性、タイヤコード特性などの定義、および
測定法は次の通りである。
【0078】(1)硫酸相対粘度(ηr ) 試料2.5gを98%硫酸25ccに溶解し、オストワ
ルド粘度計を用いて25℃で測定した。
ルド粘度計を用いて25℃で測定した。
【0079】(2)複屈折(△n) 日本光学工業(株)製POH型偏光顕微鏡を用い、光源
として白色光を用いてベレックコンペンセータ法により
測定した。
として白色光を用いてベレックコンペンセータ法により
測定した。
【0080】 (3)示差複屈折(δ△n=△na−△nc) カールツアイスイエナ社(東独)製の透過定量型干渉顕
微鏡により干渉縞法で測定した。中心から表面への距離
の0.95の位置の複屈折を△naとし、中心部の複屈
折を△ncとして、両者の差から求めた。
微鏡により干渉縞法で測定した。中心から表面への距離
の0.95の位置の複屈折を△naとし、中心部の複屈
折を△ncとして、両者の差から求めた。
【0081】(4)密度(ρ) 軽液にトルエン、重液に四塩化炭素を用いた密度勾配管
法によって25℃で測定した。
法によって25℃で測定した。
【0082】(5)結晶配向度(fc) 理学電機(株)製X線発生装置(4036A2型)を用
い、CuKα(Niフイルターを使用)を線源として測
定した(出力35KV、15mA、スリット2mm
φ)。2θ=20.6°付近に観察される(100)面
を円周方向にスキャンして得られる強度分布の半値幅H
°から次式を用いて求めた。
い、CuKα(Niフイルターを使用)を線源として測
定した(出力35KV、15mA、スリット2mm
φ)。2θ=20.6°付近に観察される(100)面
を円周方向にスキャンして得られる強度分布の半値幅H
°から次式を用いて求めた。
【0083】fc=(180°−H°)/180° (6)非晶分子配向度(fa) 複屈折、密度から求めた結晶化度および結晶配向度の値
を用い、下記のR.S.Stein et al, J.Polymer Sci.,21,
381, (1956)の式から求めた。
を用い、下記のR.S.Stein et al, J.Polymer Sci.,21,
381, (1956)の式から求めた。
【0084】=Xfc△°c+(1−X)fa ここで、△:複屈折 X:結晶化度 fc:結晶配向度 fa:非晶分子配向度 △°c:結晶部の固有複屈折 △°a:非晶部の固有複屈折 (△°c=△°a=0.73) (7)力学的正接(tanδ)曲線における主分散ピー
ク温度(Tα) (株)オリエンテック社製”Vibron DDV−I
I”を用い、振動数110HZ、昇温速度3℃/分で空
気浴中(23℃、50%rh)で測定した。
ク温度(Tα) (株)オリエンテック社製”Vibron DDV−I
I”を用い、振動数110HZ、昇温速度3℃/分で空
気浴中(23℃、50%rh)で測定した。
【0085】(8)強度(T/D)、伸度(E)、中間
伸度(ME) “テンシロン UTL−4L”型引張試験機((株)オ
リエンテック社製)を用い、JIS L−1017、
7.5によって測定した。
伸度(ME) “テンシロン UTL−4L”型引張試験機((株)オ
リエンテック社製)を用い、JIS L−1017、
7.5によって測定した。
【0086】中間伸度は荷重−伸長曲線において、原糸
は5.36×D/1000kg、コードは(5.36×
D×n)/2×1000kg時の伸度とした。(ここ
で、D:原糸の繊度、n:合撚糸した原糸の本数) (9)沸騰水収縮率(△Sw ) JIS L−1017、7.14に従って測定した。
は5.36×D/1000kg、コードは(5.36×
D×n)/2×1000kg時の伸度とした。(ここ
で、D:原糸の繊度、n:合撚糸した原糸の本数) (9)沸騰水収縮率(△Sw ) JIS L−1017、7.14に従って測定した。
【0087】(10)乾熱収縮率(△SD ) JIS L−1017、7.10.2Bに従って測定し
た。測定温度は177℃である。
た。測定温度は177℃である。
【0088】(11)GY疲労寿命 JIS L−1017、3.2.2.1Aに従って測定
した。
した。
【0089】(12)加硫後強力保持率 ディップコードを未加硫ゴムシートに平行に並べ、別の
未加硫ゴムシートと合せてモールドにセットし、175
℃に設定したヒートプレス機で30分加硫理した。ヒー
トプレス機からモールドを取り出した後直ちにモールド
を水冷し、ゴム中のコードを急激に自由収縮させた。次
いでゴムシートからコードを取り出し、20℃、65%
RHの温湿度調整室に24時間以上放置した後加硫コー
ドの強力を測定し、加硫前のコード強力との比を求め
た。
未加硫ゴムシートと合せてモールドにセットし、175
℃に設定したヒートプレス機で30分加硫理した。ヒー
トプレス機からモールドを取り出した後直ちにモールド
を水冷し、ゴム中のコードを急激に自由収縮させた。次
いでゴムシートからコードを取り出し、20℃、65%
RHの温湿度調整室に24時間以上放置した後加硫コー
ドの強力を測定し、加硫前のコード強力との比を求め
た。
【0090】[実施例1〜3,比較例1〜7]実施例1
〜3は、酢酸銅0.01重量%、ヨウ化カリウム0.1
重量%、臭化カリウム0.1重量%、および表1に示し
た割合のエチレンビスステアリルアミドを添加した硫酸
相対粘度3.7のナイロン6チップを、エクストルーダ
紡糸機で紡出した。
〜3は、酢酸銅0.01重量%、ヨウ化カリウム0.1
重量%、臭化カリウム0.1重量%、および表1に示し
た割合のエチレンビスステアリルアミドを添加した硫酸
相対粘度3.7のナイロン6チップを、エクストルーダ
紡糸機で紡出した。
【0091】吐出量は全糸繊度が1260Dとなるよう
に調整した。また口金は孔径0.3mmφ、孔数306
のものを用い、ポリマ温度は280℃とした。濾過には
10μカットの不織布フィルターを用いた。
に調整した。また口金は孔径0.3mmφ、孔数306
のものを用い、ポリマ温度は280℃とした。濾過には
10μカットの不織布フィルターを用いた。
【0092】紡出糸条を、口金直下に配置し、雰囲気を
窒素ガス5Nl/minでシールさせ300℃に保った
長さ25cmの加熱筒中を通過させ、次いで5cm長さ
の断熱ゾーンを介して取付けた90cm長さのユニフロ
ーチムニーを通過させ急冷した。チムニー風は20℃、
30m/minの条件をとった。
窒素ガス5Nl/minでシールさせ300℃に保った
長さ25cmの加熱筒中を通過させ、次いで5cm長さ
の断熱ゾーンを介して取付けた90cm長さのユニフロ
ーチムニーを通過させ急冷した。チムニー風は20℃、
30m/minの条件をとった。
【0093】その後、2段に配置した給油装置により、
水系エマルジョン油剤(1段目)および非水系油剤(2
段目)を付与した。前記油剤はジオレイルアジペートを
主成分としPOE(24)トリメチロールプロパンジス
テアレート、POE(20)硬化ヒマシ油トリオレート
の活性剤を含んだものである。
水系エマルジョン油剤(1段目)および非水系油剤(2
段目)を付与した。前記油剤はジオレイルアジペートを
主成分としPOE(24)トリメチロールプロパンジス
テアレート、POE(20)硬化ヒマシ油トリオレート
の活性剤を含んだものである。
【0094】油剤の付与量は、1段目で水系エマルジョ
ン油剤を糸条に対して油分0.5重量%、2段目で非水
系油剤を糸条に対して油分0.5重量%付与した。
ン油剤を糸条に対して油分0.5重量%、2段目で非水
系油剤を糸条に対して油分0.5重量%付与した。
【0095】次に、糸条を所定の速度で回転する引取ロ
ールで引き取り、次いで、第1供給ロールと40℃に加
熱した第2供給ロールとで5%のストレッチをかけ、1
70℃に加熱した第1延伸ロールとの間で1段延伸、2
00℃に加熱した第2延伸ロールとの間で2段延伸、表
1に示した温度(最終延伸温度)に加熱した第3延伸ロ
ールとの間で3段延伸して表1に示した延伸倍率とし、
さらに第3延伸ロールと140℃に加熱したリラックス
ロールとの間でリラックスを行なって巻取った。
ールで引き取り、次いで、第1供給ロールと40℃に加
熱した第2供給ロールとで5%のストレッチをかけ、1
70℃に加熱した第1延伸ロールとの間で1段延伸、2
00℃に加熱した第2延伸ロールとの間で2段延伸、表
1に示した温度(最終延伸温度)に加熱した第3延伸ロ
ールとの間で3段延伸して表1に示した延伸倍率とし、
さらに第3延伸ロールと140℃に加熱したリラックス
ロールとの間でリラックスを行なって巻取った。
【0096】また、比較例1〜4は、それぞれ表2に示
したように製糸条件を変更し、比較例5〜7はそれぞれ
市販のタイヤコード用ナイロン6原糸を入手してこれを
評価した結果である。
したように製糸条件を変更し、比較例5〜7はそれぞれ
市販のタイヤコード用ナイロン6原糸を入手してこれを
評価した結果である。
【0097】上記で得られた各ポリアミド繊維および市
販ナイロン6原糸の構造パラメーターおよび繊維物性の
評価結果を表1および表2に併せて示す。
販ナイロン6原糸の構造パラメーターおよび繊維物性の
評価結果を表1および表2に併せて示す。
【0098】なお、表1および表2において、「油剤1
段目/2段目」の各記号aおよびbは、次の意味を持つ
ものである。 a……水系エマルジョン油剤(1段目)/非水系油剤
(2段目) b……非水系油剤(1段目)/非水系油剤(2段目)〜
比較用 さらに、上記で得られた各ポリアミド繊維について、そ
れぞれ10cm当り39回の下撚をかけた後、この下よ
りコード2本を合わせて下撚と反対方向に同数の上撚を
かけることにより生コードとした。
段目/2段目」の各記号aおよびbは、次の意味を持つ
ものである。 a……水系エマルジョン油剤(1段目)/非水系油剤
(2段目) b……非水系油剤(1段目)/非水系油剤(2段目)〜
比較用 さらに、上記で得られた各ポリアミド繊維について、そ
れぞれ10cm当り39回の下撚をかけた後、この下よ
りコード2本を合わせて下撚と反対方向に同数の上撚を
かけることにより生コードとした。
【0099】各生コードに対し、リツラー社(米)製
“コンピュートリータ”ディッピング機を用いて、接着
剤を付与し、引き続いて熱処理した。接着剤はRFL液
を用い、付着量が約5重量%となるよう液濃度および液
切り条件を調整した。
“コンピュートリータ”ディッピング機を用いて、接着
剤を付与し、引き続いて熱処理した。接着剤はRFL液
を用い、付着量が約5重量%となるよう液濃度および液
切り条件を調整した。
【0100】熱処理条件は、乾燥ゾーンを160℃で1
20秒間定長で通過させた後、235℃の熱処理ゾーン
を40秒間、熱処理ゾーン出口の応力(張力をディップ
コードの繊度で除した値)が1g/dとなるようストレ
ッチをかけて通過させた。次いで、ノルマライジングゾ
ーンでは230℃で40秒間、1%の弛緩を与えて熱処
理した。
20秒間定長で通過させた後、235℃の熱処理ゾーン
を40秒間、熱処理ゾーン出口の応力(張力をディップ
コードの繊度で除した値)が1g/dとなるようストレ
ッチをかけて通過させた。次いで、ノルマライジングゾ
ーンでは230℃で40秒間、1%の弛緩を与えて熱処
理した。
【0101】得られたディップコードについて、タイヤ
コードとしての特性を測定し、その結果を表1および表
2に併せて示した。
コードとしての特性を測定し、その結果を表1および表
2に併せて示した。
【0102】
【表1】
【表2】 表1および表2の結果から明らかなように、本発明のポ
リアミド繊維(実施例1〜3)は、本発明の製造条件を
満たさないポリアミド繊維(比較例1〜4)および市販
のナイロン6繊維に比較して、高強度、高タフネスの特
性、すなわちゴム補強用繊維として好適な、強度が1
0.0g/d以上、切断伸度が20%以上で、かつ沸騰
水収縮率が10.0%未満の特性を満たすものである。
リアミド繊維(実施例1〜3)は、本発明の製造条件を
満たさないポリアミド繊維(比較例1〜4)および市販
のナイロン6繊維に比較して、高強度、高タフネスの特
性、すなわちゴム補強用繊維として好適な、強度が1
0.0g/d以上、切断伸度が20%以上で、かつ沸騰
水収縮率が10.0%未満の特性を満たすものである。
【0103】また、本発明のポリアミド繊維を用いてな
るディップコードは、ゴム中に埋め込まれ、加硫処理を
受けた時、高強力で高伸度、すなわちタフネスが高く、
熱寸法安定性にすぐれ、かつ耐疲労性も良好な特性を有
する加硫コードとなることが明らかである。
るディップコードは、ゴム中に埋め込まれ、加硫処理を
受けた時、高強力で高伸度、すなわちタフネスが高く、
熱寸法安定性にすぐれ、かつ耐疲労性も良好な特性を有
する加硫コードとなることが明らかである。
【0104】[実施例4〜6,比較例8〜12]酢酸銅
0.01重量%、ヨウ化カリウム0.1重量%、臭化カ
リウム0.1重量%および表3に示した割合のエチレン
ビスステアリルアミドを添加した硫酸相対粘度3.4の
ナイロン6チップを、エクストルーダ紡糸機で紡出し
た。
0.01重量%、ヨウ化カリウム0.1重量%、臭化カ
リウム0.1重量%および表3に示した割合のエチレン
ビスステアリルアミドを添加した硫酸相対粘度3.4の
ナイロン6チップを、エクストルーダ紡糸機で紡出し
た。
【0105】吐出量は全糸繊度が840Dになるように
調整した。また口金は孔径0.3mmφ、孔数28のも
のを用い、ポリマ温度は280℃とした。濾過には10
μカットの不織布フィルターを用いた。
調整した。また口金は孔径0.3mmφ、孔数28のも
のを用い、ポリマ温度は280℃とした。濾過には10
μカットの不織布フィルターを用いた。
【0106】紡出糸条を、口金直下に配置し、雰囲気を
窒素ガス5Nl/minでシールさせ280℃に保った
長さ20cmの加熱筒中を通過させ、次いで5cm長さ
の断熱ゾーンを介して取付けた90cm長さのユニフロ
ーチムニーを通過させ急冷した。チムニー風は20℃、
30m/minの条件をとった。
窒素ガス5Nl/minでシールさせ280℃に保った
長さ20cmの加熱筒中を通過させ、次いで5cm長さ
の断熱ゾーンを介して取付けた90cm長さのユニフロ
ーチムニーを通過させ急冷した。チムニー風は20℃、
30m/minの条件をとった。
【0107】その後、2段に配置した給油装置により、
水系エマルジョン油剤(1段目)/非水系油剤(2段
目)=aまたは非水系油剤(1段目)/非水系油剤(2
段目)=Bを付与した。
水系エマルジョン油剤(1段目)/非水系油剤(2段
目)=aまたは非水系油剤(1段目)/非水系油剤(2
段目)=Bを付与した。
【0108】上記油剤は、ジオレイルアジペートを主成
分とし、POE(24)トリメチロールプロパンジステ
アレート、POE(20)硬化ヒマシ油トリオレートの
活性剤を含んだものである。付与量は1段油剤を糸条に
対して油分0.5重量%、2段目油剤を糸条に対して油
分0.5重量%付与した。
分とし、POE(24)トリメチロールプロパンジステ
アレート、POE(20)硬化ヒマシ油トリオレートの
活性剤を含んだものである。付与量は1段油剤を糸条に
対して油分0.5重量%、2段目油剤を糸条に対して油
分0.5重量%付与した。
【0109】次に、糸条を所定の速度で回転する引取ロ
ールで引き取り、次いで、第1供給ロールと40℃に加
熱した第2供給ロールとで5%のストレッチをかけ、1
80℃に加熱した第1延伸ロールとの間で1段延伸、表
3に示す温度(最終延伸温度)に加熱した第2延伸ロー
ルとの間で、表3に示した延伸倍率に2段延伸を行な
い、さらに第2延伸ロールと140℃に加熱したリラッ
クスロールとの間でリラックスを行なって巻取った。
ールで引き取り、次いで、第1供給ロールと40℃に加
熱した第2供給ロールとで5%のストレッチをかけ、1
80℃に加熱した第1延伸ロールとの間で1段延伸、表
3に示す温度(最終延伸温度)に加熱した第2延伸ロー
ルとの間で、表3に示した延伸倍率に2段延伸を行な
い、さらに第2延伸ロールと140℃に加熱したリラッ
クスロールとの間でリラックスを行なって巻取った。
【0110】上記の方法で得られた各ポリアミド繊維に
ついて、製糸条件、および繊維構造パラメーターと繊維
物性の評価結果を表3に併せて示した。
ついて、製糸条件、および繊維構造パラメーターと繊維
物性の評価結果を表3に併せて示した。
【0111】
【表3】 表3の結果からから明らかなように、本発明のポリアミ
ド繊維(実施例4〜5)は、本発明の製造条件を満たさ
ないポリアミド繊維(比較例8〜12)に比較して、高
強度、高タフネスの特性、すなわち漁網用繊維として好
適な、強度が8g/d以上、切断伸度が25%以上で、
かつ沸騰水収縮率が10%以上のの特性を満たすもので
ある。
ド繊維(実施例4〜5)は、本発明の製造条件を満たさ
ないポリアミド繊維(比較例8〜12)に比較して、高
強度、高タフネスの特性、すなわち漁網用繊維として好
適な、強度が8g/d以上、切断伸度が25%以上で、
かつ沸騰水収縮率が10%以上のの特性を満たすもので
ある。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高強度ポ
リアミド繊維は、高強度、高タフネス特性を満たすもの
であり、とくに強度が10.0g/d以上、切断伸度が
20%以上で、かつ沸騰水収縮率が10.0%未満の特
性および加硫工程での強力低下が少ないという特性を生
かして、ゴム補強用コードとして用いた場合に、材料使
用量の減少を可能とし、製品のコストダウン、軽量化に
大きく貢献する。
リアミド繊維は、高強度、高タフネス特性を満たすもの
であり、とくに強度が10.0g/d以上、切断伸度が
20%以上で、かつ沸騰水収縮率が10.0%未満の特
性および加硫工程での強力低下が少ないという特性を生
かして、ゴム補強用コードとして用いた場合に、材料使
用量の減少を可能とし、製品のコストダウン、軽量化に
大きく貢献する。
【0113】また、本発明の高強度ポリアミド繊維は、
とくに強度が8.0g/d以上、切断伸度が25%以上
で、かつ沸騰水収縮率が10.0%以上の特性、および
耐久性にすぐれ、透明性も良好であるという特徴を生か
して、漁網用繊維としても好適である。
とくに強度が8.0g/d以上、切断伸度が25%以上
で、かつ沸騰水収縮率が10.0%以上の特性、および
耐久性にすぐれ、透明性も良好であるという特徴を生か
して、漁網用繊維としても好適である。
【0114】さらに、本発明の高強度ポリアミド繊維の
製造方法によれば、従来高強度ポリアミド繊維の製造に
用いられていた非水系油剤のように、油剤原油の希釈剤
として低粘性鉱物油を用いなくてよいため、油剤原単位
が下るメリットがあり、さらには比較的低沸点である低
粘性鉱物油を用いないため防災上も有利であることか
ら、高強度、高タフネスのポリアミド繊維を効率的に製
造することができる。
製造方法によれば、従来高強度ポリアミド繊維の製造に
用いられていた非水系油剤のように、油剤原油の希釈剤
として低粘性鉱物油を用いなくてよいため、油剤原単位
が下るメリットがあり、さらには比較的低沸点である低
粘性鉱物油を用いないため防災上も有利であることか
ら、高強度、高タフネスのポリアミド繊維を効率的に製
造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D02G 3/48
Claims (11)
- 【請求項1】 高級アルキルアミド化合物を含有し、
かつ硫酸相対粘度が3.0以上のポリアミド組成物を溶
融紡糸・延伸してなるポリアミド繊維であって、下記
(イ)〜(ホ)の繊維構造パラメ−タを有することを特
徴とする高強度ポリアミド繊維。◎ (イ)複屈折(△n):△n≧55×10-3 (ロ)示差複屈折(δ△n=△na−△nc):δ△n
≦−2×10-3 (ただし、△na:中心から表面への距離の0.95の
位置における複屈折、△nc:中心部の複屈折) (ハ)結晶配向度(fc):fc≧0.88 (ニ)非晶分子配向度(fa):fa=0.70〜0.
85 (ホ)動的粘弾性測定で得られる力学的正接損失(ta
nδ)曲線における主分散ピ−ク温度(Tα):Tα≦
113℃。 - 【請求項2】 ポリアミドに対する高級アルキルアミ
ド化合物の含有量が、0.01〜0.2重量%の範囲で
あることを特徴とする請求項1に記載の高強度ポリアミ
ド繊維。 - 【請求項3】 単糸数が100デニ−ル以下、単糸数
が20以上のマルチフィラメントであることを特徴とす
る請求項1または2に記載の高強度ポリアミド繊維。 - 【請求項4】 強度が10.0g/d以上、切断伸度
が20%以上で、かつ沸騰水収縮率が12.0%未満で
あることを特徴とする特許とする請求項1、2または3
に記載の高強度ポリアミド繊維。 - 【請求項5】 ゴム補強用繊維として用いられること
を特徴とする請求項4に記載の高強度ポリアミド繊維。 - 【請求項6】 強度が8.0g/d以上、切断伸度が
25%以上で、かつ沸騰水収縮率が10%以上であるこ
とを特徴とする請求項1、2または3に記載の高強度ポ
リアミド繊維。 - 【請求項7】 漁網用繊維として用いられることを特
徴とする請求項6に記載の高強度ポリアミド繊維。 - 【請求項8】 高級アルキルアミド化合物を0.01
〜2重量%含有し、かつ硫酸相対粘度が3.0以上のポ
リアミド組成物を、280〜310℃の温度で溶融紡糸
し、紡出糸条を口金直下に配置した250℃以上の加熱
筒内で徐冷し、次いで急冷固化した後、この冷却糸条に
水系エマルジョン油剤を付与し、引き続いて熱延伸する
ことを特徴とする下記(イ)〜(ホ)の繊維構造パラメ
−タを有する高強度ポリアミド繊維の製造方法。◎ (イ)複屈折(△n):△n≧55×10-3 (ロ)示差複屈折(δ△n=△na−△nc):δ△n
≦−2×10-3 (ただし、△na:中心から表面への距離の0.95の
位置における複屈折、△nc:中心部の複屈折) (ハ)結晶配向度(fc):fc≧0.88 (ニ)非晶分子配向度(fa):fa=0.70〜0.
85 (ホ)動的粘弾性測定で得られる力学的正接損失(ta
nδ)曲線における主分散ピ−ク温度(Tα):Tα≦
113℃。 - 【請求項9】 水系エマルジョン油剤が、平滑剤およ
び活性剤を必須成分として含有することを特徴とする請
求項8に記載の高強度ポリアミド繊維の製造方法。 - 【請求項10】 未延伸糸の複屈折が、2×10-3〜
20×10-3の範囲にあることを特徴とする請求項8ま
たは9に記載の高強度ポリアミド繊維の製造方法。 - 【請求項11】 延伸時の最終延伸温度が210℃以
上、総合延伸倍率が3.5〜6.5であることを特徴と
する請求項8、9または10に記載の高強度ポリアミド
繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP714095A JPH08199426A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 高強度ポリアミド繊維およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP714095A JPH08199426A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 高強度ポリアミド繊維およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08199426A true JPH08199426A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11657777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP714095A Pending JPH08199426A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 高強度ポリアミド繊維およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08199426A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11173244A (ja) * | 1997-12-08 | 1999-06-29 | Toray Ind Inc | インジェクター用フィルター |
| JP2002249952A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-06 | Asahi Kasei Corp | 布帛及びエアバッグ |
| CN108866704A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-11-23 | 安徽省义顺渔网渔具有限公司 | 一种高强度耐腐蚀耐老化渔网线 |
| KR20190015916A (ko) * | 2017-08-07 | 2019-02-15 | 주식회사 휴비스 | 열 노화 강도 유지율이 향상된 아라미드 섬유 및 그의 제조방법 |
| CN114921862A (zh) * | 2020-12-22 | 2022-08-19 | 南通新帝克单丝科技股份有限公司 | 一种性能优异的电子元器件用高dpf聚酰胺工业丝 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP714095A patent/JPH08199426A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11173244A (ja) * | 1997-12-08 | 1999-06-29 | Toray Ind Inc | インジェクター用フィルター |
| JP2002249952A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-06 | Asahi Kasei Corp | 布帛及びエアバッグ |
| KR20190015916A (ko) * | 2017-08-07 | 2019-02-15 | 주식회사 휴비스 | 열 노화 강도 유지율이 향상된 아라미드 섬유 및 그의 제조방법 |
| CN108866704A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-11-23 | 安徽省义顺渔网渔具有限公司 | 一种高强度耐腐蚀耐老化渔网线 |
| CN108866704B (zh) * | 2018-07-28 | 2021-06-29 | 安徽省义顺渔网渔具有限公司 | 一种高强度耐腐蚀耐老化渔网线 |
| CN114921862A (zh) * | 2020-12-22 | 2022-08-19 | 南通新帝克单丝科技股份有限公司 | 一种性能优异的电子元器件用高dpf聚酰胺工业丝 |
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